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博士課程がトレンド入り:覚悟は必要か

博士課程がトレンド入り

キーワード「博士課程」が1,615 postsでツイッターのキャリア・トレンドに入っていました。博士課程の一体何が話題になっていたのでしょうか。博士課程に対する考え方は、人それぞれのようです。死ぬ気で頑張る覚悟がある人だけが行くべき、いやそういうものではないというあたりが論点のようでした。

以下、必ずしも博士課程がトレンドになったここ最近のツイートとは限りません。

博士課程進学を迷う人へのアドバイス

博士課程の世間からの見られ方

博士号を取得する方法

博士課程の厳しさとは

博士課程の楽しさとは

博士課程進学者に必要な覚悟とは

博士課程を受け入れる教員に必要な覚悟

博士課程勧誘の無責任について

博士課程で(そしてそれ以降も)必要な能力:自律

self-driven, self-motivatedということが研究者に絶対必要な条件だと思います。誰も指示してくれない、だれも叱咤激励してくれない、誰も何も強制してこない、自分で自分を律して今日やるべきことを今日やってそれを毎日続けていくという自律した態度は博士課程をサバイブするための必要条件でしょう。

博士課程で大事なのは指導者選び

よい指導者の大学院へ進んで院生になり,研究の訓練,指導を受けて,よい学位論文を書いて発表することです。これがよい脳研究者になる一番の近道です。しかも,唯一の道といってもよいほどで,他の道は限られています。よい指導者ではない脳研究者の大学院生となって指導を受けて,よい研究者になれる確率はほとんどありません。 (久保田競編 『脳の謎を解く』(朝日文庫,1995)/優れた研究者になるには 脳科学者はかく稽ふ/【研究者の適性】自分が研究に向いている人か生き残れるかを占う30の質問)

 

博士課程でメンタルに支障をきたす恐れ

博士後のキャリアに関する危惧

博士号取得者の多彩なキャリアパスについて

企業の研究で論文博士に

社会人博士課程という選択肢

理系と文系の博士課程の違いについて

これは理系でもラボや当人が置かれた状況によると思います。

博士課程の味方

ドコモがつながらない件

ドコモの繋がらなさ

  1. 大阪駅&新大阪駅でも繋がらない。ラインのスタンプ一個すらも送受信できない

ドコモが繋がらないのはあなただけではない

  1. つながらないって不満は私だけじゃなかったのか 

ドコモが繋がらない場所

  1. 神宮にいても繋がらないし。人が多いところに弱すぎる。
  2. 花火大会では全く通じないし、この前、観光客の多い小布施に行った時ですら繋がらなかった。
  3. 週末、特急あずさに乗ったけど、八王子から大月あたりではドコモ回線は全然繋がらなかった。
  4. 駅周辺はクソ繋がらん。
  5. 電車の中も品川駅周辺は特に酷い!
  6. 郊外や地方のイオンモールなどでも混むとつがりにくい。
  7. 阪急梅田駅がつながりにくいって終わってるやろ。
  8. ahamoだと三条京阪あたりがつながりにくかったし、大きな駅近辺でそうなる感じだったな。
  9. 人が多いところは全くつながらない。こないだのB’zのライブで全く繋がらなくなり、かなり不便だった。
  10. 東京駅〜品川駅の間、なかなか繋がらない。周り見渡すと、ゲームしてたり、動画見てたりで、どうして?
  11. 福岡ドーム千葉マリンにてPayPay(docomo回線)が繋がりにくくて不便だった。
  12. とか野球場とか人が集まるところなかなかつながらない
  13. 白樺湖湖畔アンテナ強度は最強状態でも相変わらずパケ詰まりで全くつながらない、使えないドコモ 本当にどうしようもない ソフトバンクは勿論普通に使えます 
  14. おとといのアクト浜松。入口では問題なく電子チケットを開けたが、に入ったら全然つながらない。
  15. ドコモショップの前つながらないってひどいよねw 
  16. 商店街の契約したドコモショップの向かいの店でつながらない

 

ドコモが繋がらないというエビデンス

同評価で特に目立ったのがドコモである。300ミリ秒以下は17.1%と4社比較で突出して低く、300ミリ秒以下と300ミリ秒超400ミリ秒以下の合計は51.9%にとどまる。パケ詰まりの危険信号ともいえる400ミリ秒超700ミリ秒以下も38.9%と高い。ドコモの通信品質問題を巡っては、これまで「つながりにくい」「遅い」などと漠然とした評価が中心だったが、ソフトバンクによって見事に「見える化」されてしまった。(ソフトバンクが「見える化」したドコモの通信品質、ネガキャンで片付けられない深刻度 榊原 康 日経クロステック/日経コンピュータ 2023.09.27)

今はドコモの時代ではない

  1. 「昔はドコモの電波は良かったですが、今は都心や駅でつながりにくくなって、auやソフトバンクの方がつながりますよ!」(ヤフーコメント
  2. ドコモと楽天の2台持ちですが建物の奥に入った時などにドコモは繋がりにい ‥ まさかここまで品質が下がるとは思わなかったですね。(ヤフーコメント
  3. 三十年間使ってたdocomoを辞めて、ソフトバンクに変えました。(ヤフーコメント)
  4. 他のauSoftBankユーザーの人達は昼休みに問題無く使えているようですが、ドコモユーザーは難儀しています。すぐ前に靖国神社も有りますが、境内でも繋がらない事が多くてびっくりです。(ヤフーコメント
  5. auSB楽天はばらつきはあるにせよ3社とも繋がりやすくなっているのに対し繋がりにくくなってるのはドコモだけ。(ヤフーコメント
  6. 盛者必衰ですね。努力を怠り怠慢になれば尚の事ですね。(ヤフーコメント

ドコモは競合他社に追いつけるのか

  1. 「つながらない」の声が浮き彫りにしたドコモの現状–他社から数年レベルの遅れ鮮明 石川温2023年10月15日 08時30分
  2. ドコモがつながらない「パケ詰まり」は300億円投資で解消するのか。利用者離れ防ぐスピード感ある対策に期待(石野純也)2023 Oct 13
  3. ドコモが通信品質対策で新たに300億円、設備高度化しAIでSNSも迅速分析 北川 研斗2023年10月10日 21:07
  4. 「つながらない」ドコモを尻目に、ソフトバンク回線の評価が急上昇–両社を分けた差とは 佐野正弘2023年10月05日 16時00分 CNET JAPAN

 

 

特定外来生物ガエツルノゲイトウの被害と駆除

ナガエツルノゲイトウ駆除マニュアル maffchannel チャンネル登録者数 3.47万人

  1. ナガエツルノゲイトウの駆除対策について 農林水産省

千葉県

  1. 令和5年度湖沼における外来水生植物防除事業補助金の公募について(PDF) 補助金の概要:印旛沼及び手賀沼とその流域河川の水環境の保全を図る ため、団体が自ら企画したナガエツルノゲイトウやオオバナ ミズキンバイ等の駆除活動の経費に対する補助金 補助対象:団体 主に県民で構成され、営利を目的としない団体 (町内会・PTA・NPO法人・ボランティア団体など)

静岡県

  1. 最悪の侵略的植物が静岡県に侵入 「ほかの植物が生息できない」 静岡・清水町 10/14(土) 22:19配信 173 コメント173件 静岡朝日テレビ 国交省によれば、柿田川で最初にナガエツルノゲイトウが確認されたのは去年8月。これまでに2回駆除しましたが、その後も同じ場所で繁殖が確認され、今回が3回目の駆除作業です。

滋賀県

特定外来生物ナガエツルノゲイトウ駆除作業 滋賀県公式YouTubeチャンネル(shigakoho)

サントリー ケルセチン配糖体配合「特茶」の体脂肪低減効果のエビデンスの怪しさ

サントリー ケルセチン配糖体配合「特茶」の広告

電車の車内広告や駅の構内などでやたらと派手に宣伝しているサントリーのケルセチン配糖体配合「特茶」。

この広告でやたらと目立つのが「エビデンス」と言う言葉と体脂肪低減効果のグラフですが、これってどうなの?と見るたびに思います。

サントリー ケルセチン配糖体配合「特茶」のTV CM

上白石萌音研究員と本木雅弘研究所所長が、特茶の値段の高さの説明として、ケルセチンゴールドが体脂肪を下げるからとアピールしています。

サントリー緑茶 伊右衛門 特茶『特茶研究所 腹落ち』篇 30秒 ​本木雅弘 上白石萌音 サントリーCM サントリー公式チャンネル (SUNTORY) チャンネル登録者数 31.8万人

「8週目から差があり!」と言うわけですが、これってそこにアテンションを持っていくことにより、肝心のグラフそのものの信頼性から目を背けさせるありがちなテクニックのようにも思えます。これって誇大広告にならないのかなぁ。縦軸も0からではなく、差が強調されるように部分しか見せていません。

ケルセチン配糖体配合体の体脂肪低減効果

上白石萌音(かみしらいし もね)研究員の可愛さよりも、本木雅弘研究所所長のカッコよさよりも、はるかに強く目をひくのが、このエビデンスとされるグラフの怪しさです。

このグラフを見せて、8週目でケルセチンのほうは脂肪が摂取前と比べて有意に減少したとしていますが、対照実験のほうは逆に摂取前と比べて有意に増加しています。何も入っていなくても有意な差が出るような実験なのだとしたら、ケルセチンが入っていたから減少したとも言えないのではないでしょうか。

また、摂取前との比較で有意差があったということに加えて、対照群と比較しても脂肪が減少したと言っています。

上のツイートで紹介されている広告の例では、グラフだけでなく、わざわざ表にして示していますが、そもそも有意に脂肪が増加した対照群と比べて脂肪が下がってましたというのは、なんの説得力もありません。

つまり、この実験では2つの比較方法を用いて解析していますが、どちらにもなんの説得力も感じません。

 

サントリーの広告に対する突っ込み

当然のごとく、SNSでも対照実験のグラフに突っ込みを入れているつぶやきが多数ありました。

ケルセチン配糖体配合「特茶」の体脂肪低減効果を報告した論文

肥満者に対するケルセチン配糖体(酵素処理イソクエルシトリン)配合緑茶飲料の体脂肪低減作用および安全性の検証 サントリーウエルネス(株)  薬理と治療 Jpn Pharmacol Ther 2012;40(6):495-503.

商品の販促が目的なのか、エビデンスとは到底呼べないようなデータに基づいて消費者を煽るのってどうなんでしょう。

以前、明治がカカオで脳が若返るなどという研究発表をして問題になっていましたのを思い出してしまいました。

  1. 食べると脳が若返る!?高カカオチョコの効果発表 [2017/01/18 18:55] テレ朝ニュース
  2. 「チョコで脳若返り」実験やり直し 内閣府 2018年3月8日 11:02 日本経済新聞 比較対照がなく、実験手法などに問題があると外部から批判が相次いでいた。8日の有識者会議では内閣府の担当者が「個別の商品にお墨付きを与える結果になった」と発言。

明治の場合は対照実験がないことが指摘されるなど、厳しい批判がありました。

見えない成果、重なる虚飾 捏造に近い誇大宣伝が続発しているということだ。内閣府ImPACTを利用し、「カカオを多く含むチョコレートを食べると脳が若返る可能性がある」と発表した研究成果は、科学的データが不十分として実験のやり直しを迫られた。‥ 成果を焦って人前を繕うあまりか、研究者倫理の歪みも目に余る。(「国策イノベーション」の現場で何が起きているか──科学技術基本法改定の先に 千葉紀和 学術の動向 2021.5)

明治の場合は、日本の科学政策の「選択と集中」の一環である内閣府の事業ImPACTによる”成果”として出されたため、巨額の投資に値するアウトプットとは言えず強い批判を浴びたのだと思います。

サントリーの場合は公的資金が投入された研究ではないと思いますが、怪しい”エビデンス”をマーケティングの目玉にした大々的な販促活動が、研究者からするとかなり違和感を覚える行為なのではないかと思います。

販促といえば、ディオバンの事件もちょっと頭をよぎりました。

高裁判決は論文について、専門家向けの学術研究報告で、正式な審査を経て掲載に至っていると指摘。「実質は販促のための広告だ」という検察側の主張に対し、広告の「準備行為」にとどまると認定した。(ノバルティス論文不正、二審も無罪「立法措置」に言及 有料記事 阿部峻介 小坪遊 月舘彩子2018年11月19日 18時18分 朝日新聞デジタル記事 )

サントリーは対照実験は実施していますが、その対照実験自体に脂肪増加の効果があったので、「普通のお茶を8週間飲みつづけると脂肪がつきますよ」という結論が得られることになり、対照実験としてあまり意味をなしていないのではないでしょうか。

 

特茶の値段の高さについて

  1. トクホの『特茶』ってなぜ高い?サントリーのお姉さんに聞いてみました!2014年6月13日 LifeReformer

 

感想

研究を実施したサントリーの研究者は実験結果を正直に報告しただけだと思いますが、データが自分の手を離れて独り歩きして、このように大々的にマーケティングに利用されてしまうと、心中いかばかりかとお察し申し上げたくなります。

”科学的エビデンス”に基づいたこのサントリーの販促活動は、いかがわしさ満載ですが、なんなら、研究倫理の教科書やサイエンスコミュニケーションの教科書で紹介したいと思いました。

  1. Q 「カレーがほんとに好きで、なんなら毎日食べてます」というような言い方、どうもどこかひっかかります。 最近気になる放送用語 2019年7月1日  NHK放送文化研究所
  2. 副詞「なんなら」の新用法 ―なんなら論文一本書けるくらい違う―  島田泰子 二松学舎大学学術情報リポジトリ

ケルセチンの発見者

トクホについて

トクホ認可の実情が内閣府の中の議論の議事録に紹介されていました。一部(座長の言葉の一部)を紹介します。

  • 関与成分の臨床試験については論文としてきちっと公表されている必要があるが、それぞれの製品ごとには必ずしも必要ない
  • トクホの場合にも同じ関与成分のもので臨床的な有効性が示されたと言っても、実際にそれをほかの製品でやった場合に同じように吸収されるかどうか
  • トクホに関しては統計的有意差ということが重視されていて、統計的な有意差がつけば承認しなくてはいけないのではないかというような雰囲気
  • paired t‐testで解析してみて、摂取前と比較して差があったということで、摂取後の値そのものを対照群と比較・解析すると有意差がなくても、認められていることが多い
  • 作用が本当に臨床的な意味があるかどうか、栄養学的、生理学的に意味があるかどうかということを重視してやっていくべき
  • 企業が作成した論文というものは当然もともとバイアスがかかっているわけです。その論文のデータをそのまま信じるわけにはいかないのです。
  • 有効性が曖昧なものについては、行政がお墨つきを与えるようなことはやめたほうがいい

(私がこのトクホに関与してから常々思っていること 内閣府 食品ワーキング・グループ(第4回)日時平成27年5月12日(火)13:29~15:02 特定保健用食品に関するヒアリング 大野 泰雄 委員 消費者委員会新開発食品評価第一調査会座長、(公財)木原記念横浜生命科学振興財団理事長)

  1. 特定保健用食品について 消費者庁 特定保健用食品は、からだの生理学的機能などに影響を与える保健効能成分(関与成分)を含み、その摂取により、特定の保健の目的が期待できる旨の表示(保健の用途の表示)をする食品です。特定保健用食品として販売するには、食品ごとに食品の有効性や安全性について国の審査を受け、許可を得なければなりません。(健康増進法第43条第1項)
  2. トクホ(特定保健用食品)とは?期待できる効果や安全に活用する方法 2023年8月28日 トクホは通常、商品ごとにその有効性および安全性を消費者庁が個別に審査しています。‥ トクホには、用途に応じて5つの種類があります。 ‥ 特定保健用食品(規格基準型通常、トクホは商品ごとにその有効性および安全性についての審査が行われています。しかしトクホとしての許可件数が多く科学的根拠も蓄積されている関与成分を含むものは個別審査を省略し、規格基準に適合するかどうかの審査のみを行います。このような流れで許可を得たトクホが「規格基準型」です。
  3. トクホ許可の条件にもランダム化比較試験 北澤京子・医療ジャーナリスト/京都薬科大学客員教授2017年8月19日保存 毎日新聞医療プレミア:健康食品のうちトクホ(特定保健用食品)では、RCTを行ってその効果を示すことが、国の許可を得るための条件となっています。
  4. 平成16年度厚生労働科学研究費補助金 厚生労働科学特別研究事業 新特定保健用食品制度に関する 基準等策定のための行政的研究・中間とりまとめ 主任研究者  田中 平三 平成16年10月28日:現行の特保の有効性の審査基準は、(1)作用機序が明確であって、(2)RCT(Randomized Controlled Trial:無作為化比較試験)により効果が示される(原則として5%以下の有意水準)ものであるのに対し、条件付き特保に求める審査基準をどのように考えることができるかについて、研究班では、以下のような意見があった。‥ 対照群のない介入試験については、平均回帰や経時的変動を除外できないことから、有効性を判断する試験デザインとしては不適切であると考えられ、条件付き特保のエビデンスとしても認められないと判断した。
  5. 「機能性表示食品とは?」を丸ごと解説 特定保健用食品(トクホ)  健康の維持増進に役立つことが科学的根拠に基づいて認められ、「コレステロールの吸収を抑える」などの表示が許可されている食品です。 機能性(効果)や安全性国が個別審査を行い、食品ごとに消費者庁長官が許可しています。

このようなトクホ認定の実情を知ったうえで、サントリーのグラフを改めて眺めると、味わい深いものがあります。

地質調査会社社員が新幹線に硫酸を持ち込み爆発(?)、けが人が発生

問題:濃硫酸を水で希釈する際,濃硫酸に水を加えると危険な理由を答えよ.

解答:水の濃度が濃硫酸の密度より小さいため濃硫酸に水を加えると水が濃硫酸の表面に浮き非常に大きい濃硫酸の溶解熱により水が突沸する.このため,沸騰した水が濃硫酸とともに飛び散り危険だから.

硫酸の7つの重要性質|希硫酸,濃硫酸,熱濃硫酸の違い 合格タクティクス

濃硫酸に水を入れた場合、発熱が大きく、突沸することがあり、硫酸のしぶきが散らばってしまい危険なのである「それは常識?常識でない?」(青田浩幸)2014.05.12 関西大学学長室)

 

薬品は地質調査会社男性が持ち込んだか 仙台駅着の東北新幹線で薬品漏れか 6人けが 10/9 (月) 18:10 khb-tv:液体は、地質調査などを行う会社に勤務する東京都在住の40代の男性が、仕事で運んでいたとみられる薬品ということです。男性は、乗車中に乗客から「荷物から液が漏れている」と指摘され足元に置いていた荷物を座席からデッキに移動させましたが、その時に通路にも液体が漏れていたということです。

白昼騒然…東北新幹線内で薬品漏れ 持ち主?「スーツびりびり」乗客ら6人けが 10/9(月) 18:00配信 テレ朝ニュース:JR東日本の規定によると、硫酸は少量を密閉容器に入れていれば、持ち込むことができるそうです。

トイレから出た男性「試薬の硫酸が…」 新幹線内は異臭、叫び声、煙  谷瞳児 吉村美耶 小山歩2023年10月9日 15時35分(2023年10月9日 19時46分更新)朝日新聞デジタル:JR仙台駅で9日正午ごろ、「(東北新幹線の車内で)薬品のようなものをさわって子どもがけがをした」と119番通報があり、子どもを含む数人が負傷した。‥ 「駅員さんを呼んでください」と言うスーツ姿の男性を目撃した。トイレから出たばかりで、足元は大きくところどころに穴が開き、足首が見えていたという。ほかの乗客が乗務員を呼びにいく間、この男性は「試薬の酸が爆発してしまった」と話し、「危ないものではないです。試薬の硫酸なので大丈夫です」「ご迷惑をおかけしてすみません。大丈夫なので」などと繰り返していたという。

 

 

論文を書き始めることができないんですけど?

論文を書き始めることが難しいと感じるのは一般的なことであり、多くの人が経験するものです。しかし、以下のステップやアドバイスを考慮に入れることで、論文執筆のハードルを下げ、効果的に始めることができるかもしれません:

  1. リサーチと計画:
    • まず、テーマに関する研究を行い、関連する情報とリソースを収集しましょう。
    • 論文の構造を計画し、アウトラインを作成します。これには序論、本文、結論、参考文献などが含まれます。
  2. フォーカスの設定:
    • 論文の焦点を明確にしましょう。論文が何について議論するものなのかメインの論点や主張は何かを理解しましょう。
  3. タイトルと序論の書き起こし:
    • タイトルを考え、序論の最初の文や段落を書き起こしましょう。これは論文を始める一歩として助けになります。
  4. ラフドラフトの作成:
    • 完璧な文章を求めずに、ラフドラフトを書き始めましょう。まずはアイデアや情報を文章に落とし込むことを重視しましょう。後で編集や改善を行います。
  5. スケジュールを設定:
    • 書く時間を確保し、スケジュールを立てることが大切です。継続的な取り組みが進捗につながります。
  6. ライティングセンターや指導教員のサポート:
    • 大学やカレッジにはライティングセンターと呼ばれるサポート施設があり、論文執筆の支援をしてくれることがあります。また、指導教員にアドバイスを求めることもできます。
  7. プレッシャーを軽減:
    • 最初のラフドラフトは完璧である必要はありません。自分を過度にプレッシャーをかけないようにしましょう。書き進めることが大切です。
  8. 論理的な流れ:
    • 文章の構成と論理的な流れを意識して、段落を組織化しましょう。各段落は一つのアイデアや論点に焦点を当てるべきです。
  9. 編集と校正:
    • ラフドラフトを何度も読み返し、文法やスタイルのエラーを修正し、論文の質を向上させましょう。
  10. フィードバックを受ける:
    • 身近な友人や同僚、指導教員からフィードバックを受けることで、論文を改善する手助けができます。

論文執筆は時間と努力がかかりますが、段階的に進め、焦らず取り組んでいくことが成功の鍵です。

(回答者:GPT-3.5 https://chat.openai.com/)

科学論文で使える英語表現、語句、英単語

Introductionで多用される英語表現

分かっていること Known

すでに確立している

It is now well established that developmental decisions can be overridden by artificial induction of combinations of “core” TFs that yield induced pluripotent stem (iPS) cells or direct lineage conversion (Hanna et al., 2010, Morris and Daley, 2013, Orkin and Hochedlinger, 2011, Takahashi and Yamanaka, 2006, Vierbuchen and Wernig, 2011). https://www.cell.com/cell/fulltext/S0092-8674(14)00229-3

証拠が増えつつある

Increasing evidence suggests that certain malignant tumors also depend on a cellular hierarchy, with privileged subpopulations driving tumor propagation and growth. https://www.cell.com/cell/fulltext/S0092-8674(14)00229-3

分かっていないこと Unknown

わかっていない・明らかではない

However, despite extensive studies, many components of TLR and other biological networks are unknown, and many genes associated with disease have not been assigned to a function or a pathway.  引用元:https://www.cell.com/cell/fulltext/S0092-8674(11)01270-0

It has been difficult to reconcile some of these opposing data, and it is unclear whether these two effector T cell populations are related to one another or are independent subsets with distinct origins. 引用元:https://www.cell.com/cell/fulltext/S0092-8674(21)01333-7

While most of the studies have focused on the biology of virus-specific CD8 TRM cells, basic questions regarding CD4 TRM still remain unanswered. For example: Where do these cells come from; What is the cellular origin of CD4 TRM cells; Which environmental signals maintain them into the tissue; and finally, Are CD4 TRM cells able to rapidly respond to a second challenge? 引用元:https://www.cell.com/cell/fulltext/S0092-8674(19)30831-1

In contrast, mechanistic understanding of dietary modulation of small intestine (SI) physiology, where the majority of dietary exposures and interactions take place remains elusive.  引用元:https://www.cell.com/cell/fulltext/S0092-8674(20)31069-2

ほとんどわかっていない

However, the mechanisms and consequences of these multi-faceted interactions are still poorly understood.  引用元:https://www.cell.com/cell/fulltext/S0092-8674(20)31564-6

Which of the numerous cell subsets in a tumor contribute to the response, how their interactions are regulated, and how they are spatially organized within tumors remain poorly understood (Cardenas et al., 2021; Saltz et al., 2018). 引用元:https://www.cell.com/cell/fulltext/S0092-8674(21)00945-4

まだわかっていない・あまりわかっていない

In the nervous system, although multiple families of guidance cues have been found in the last decade, our understanding of intracellular signal transduction mechanisms leading from the cell membrane to the cytoskeleton remains limited (Mueller 1999).  引用元:https://www.cell.com/cell/fulltext/S0092-8674(01)00530-X

推測の域を出ない

Nevertheless, the true extent of TCR cross-reactivity, and its role in T cell immunity, remains a speculative issue, largely due to the absence of quantitative experimental approaches that could definitively address this question (Mason, 1998, Morris and Allen, 2012, Shih and Allen, 2004, Wilson et al., 2004, Wucherpfennig et al., 2007). 引用元:https://www.cell.com/cell/fulltext/S0092-8674(14)00476-0

理解が進んでいないこと

However, understanding the precise molecular mechanisms influencing progenitor cells is precluded by limited knowledge of stromal cell identities in the lung. 引用元:https://www.cell.com/cell/fulltext/S0092-8674(17)30864-4#%20

Mutations that cause TSC are spread over the entire sequences of both TSC1 and TSC2 (26,–29), but mechanistic understanding of the functional consequences is precluded by the lack of biochemical and structural information. 引用元:https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC5025687/

論争の的であること

議論がある・決着していない

The extent to which unidirectional differentiation hierarchies underlie tumor heterogeneity remains controversial (Visvader and Lindeman, 2012).
https://www.cell.com/cell/fulltext/S0092-8674(14)00229-3

可能性の提唱

This raises the intriguing possibility that sensory neurons targeting distinct peripheral sites may contribute differently to immune responses by engaging in local tissue-specific sensory neuro-immune circuits. 引用元:https://www.cell.com/cell/fulltext/S0092-8674(20)31564-6

仮説の提示

戦略の正しさ

仮説は自然現象の説明に関するものが一般的だと思いますが、論文を書く際に自分たちの研究戦略の正しさを仮説として書くスタイルも見かけることがあります。

We hypothesize that mapping the routes toward tumorigenesis in precursors of MSI-H and MSS CRCs will uncover mechanisms that define the CRC cellular landscape and identify targets with diagnostic or therapeutic utility. 引用元:https://www.cell.com/cell/fulltext/S0092-8674(21)01381-7

実験モデルを使うことの妥当性

only a subset of such genes is activated in response to a given signal. Thus, a central problem in signal transduction is how this specificity is achieved. 中略 An excellent model for studying this problem is provided by the virus-inducible enhancer of the human interferon-p (IFND) gene (reviewed by Maniatis et al., 1992; Thanos et al., 1993; Tjian and Maniatis, 1994). https://www.cell.com/action/showPdf?pii=0092-8674%2895%2990136-1

 

モデル動物を使うことの妥当性

ショウジョウバエ

Drosophila provides an attractive system to understand the logic of olfactory perception because flies exhibit complex behaviors controlled by an olfactory system that is anatomically and genetically simpler than that of vertebrates. 引用元:https://www.cell.com/cell/fulltext/S0092-8674(03)00004-7

関連する記事

論文執筆のための英語表現

  1. “using” vs “by using” それとも”by”, “with”? 実験・解析の手段・方法を表す語句を正しく選ぶ

嗅覚と記憶:プルースト効果

歳を経るとどんどんいろいろなことを忘れていきます。最近のことほど最初に忘れるようです。数か月前に呼んだ論文の内容は忘れていますし、それどころかその論文を読んだことすら忘れています。本を読みかけていても、読んだところにしおりを挟んでおかないと、前に読んだところから読み始めたつもりでも同じところを何ページにもわたって読んでしまうことがあります。

大学で勉強したことはほとんど忘れていますし、高校で勉強したこともだいぶ忘れています。中学で学んだことも結構抜けていて、今、中学の理科の教科書を読むと随分とややこしいことを勉強してたんだなあと思います。確実に残っていると思えるのは小学校時代の知識かと思っていたのですが、漢字がどんどん書けなくなってきてそれすら怪しくなってきました。

そうやって記憶は薄れていくものなのですが、雨上がりの晴れた日のアスファルトの臭いをかいだときになんだか子供時代もしくは若いころの何かしらの感情が湧きおこることがあります。かならずしもエピソードまでは思い出せないのですが、このにおいをかいでいたそのときの気分まで含めて思い起こされるのです。自分はこれがとても不思議に思えていたのですが、実際のところそういうことは周知の事実で「プルースト効果」と名前がついており、研究もなされているようです。

プルースト効果

  1. theProust Phenomenon プルースト効果[現象]香りや味などが特定の出来事や人などを思い出させる現象のこと。(アルク

味覚となるとまた別かなと思います。味覚でなく嗅覚のほうが記憶の強さが強いのではないかと自分は思います。しかし世間でプルースト効果と言った場合には嗅覚と味覚をごっちゃにしているようです。

Odor-evoked memory or the “Proust phenomenon” from the eponymous literary anecdote where Marcel Proust took a bite of madeleine biscuit that had been dipped in Linden tea and was suddenly transported to a long forgotten moment in his childhood, occurs when an odor triggers the recollection of a meaningful past personal episode. https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC5039451/

プルースト効果というのは、プルーストが書いた小説の中のエピソードに由来します。

I raised to my lips a spoonful of the tea in which I had soaked a morsel of the cake. No sooner had the warm liquid, and the crumbs with it, touched my palate than a shudder ran through my whole body, and I stopped, intent upon the extraordinary changes that were taking place. An exquisite pleasure had invaded my senses, but individual, detached, with no suggestion of its origin. 中略 I was conscious that it was connected with the taste of tea and cake, but that it infinitely transcended those savours, could not, indeed, be of the same nature as theirs.  中略 And suddenly the memory returns. The taste was that of the little crumb of madeleine which on Sunday mornings at Combray (because on those mornings I did not go out before church-time), when I went to say good day to her in her bedroom, my aunt Léonie used to give me, dipping it first in her own cup of real or of lime-flower tea. (SWANN’S WAY Remembrance Of Things Past, Volume One 『失われた時を求めて』第1篇『スワン家のほうへ』By Marcel Proust  フランス語の原書の英訳)

この小説ではどちらかというと味覚と記憶と書いているので、嗅覚と記憶の結合の強さをいう例としては全然ベストではないようが気が自分はするのですが、どうなのでしょう。食べたものに関して味覚と関連した記憶というのは自分は全く思い当たりません。強いていえば、ブルボンの紫色のパッケージのルマンドとか、おなじくブルボンのホワイトロリータを子供の頃によくおやつとして食べていましたが、別に今これを食べても何もエピソードは蘇りません。 ボンタンアメも子供時代によく食べた記憶がありますが、これまた出来事とは結び付きません。

  1. 失われた時を求めて ウィキペディア

嗅覚と記憶に関連した研究

  1. Odor-evoked memories: The importance of choosing the right odor Acta Psychologica Volume 236, June 2023, 103932
  2. Development of the function of autobiographical memories evoked by odor scale for older Japanese people Kohsuke Yamamoto, Kengo Yokomitsu, and Takefumi Kobayashi  Front Psychol. 2022; 13: 945002.
  3. An in-depth review of the methods, findings, and theories associated with odor-evoked autobiographical memory Ryan P. M. Hackländer, Steve M. J. Janssen & Christina Bermeitinger Psychonomic Bulletin & Review volume 26, pages401–429 (2019)
  4. An intrinsic association between olfactory identification and spatial memory in humans Louisa Dahmani, Raihaan M. Patel, Yiling Yang, M. Mallar Chakravarty, Lesley K. Fellows & Véronique D. Bohbot Nature Communications volume 9, Article number: 4162 (2018)
  5. Olfactory Context-Dependent Memory and the Effects of Affective Congruency Ryan PM Hackländer, Christina Bermeitinger Chemical Senses, Volume 42, Issue 9, November 2017, Pages 777–788,
  6. 嗅覚と自伝的記憶に関する研究の展望 Japanese Psychological Review 2015,Vol. 58, No. 4, 423-450 最も初期の研究は,Laird(1935)による調査研究であるといわれる(Chu&Downes,2000a)。Laird(1935)は,254名を対象に匂い手がかりによる想起経験を調査した。その結果,参加者の5人に4人以上の確率で,日常生活で匂い手がかりによって記憶を思い出した経験があり,しかもその記憶の多くは鮮明であり,かつ情動的2)なものであった。
  7. A review on the neural bases of episodic odor memory: from laboratory-based to autobiographical approaches Anne-Lise Saive, Jean-Pierre Royet, and Jane Plailly Front Behav Neurosci. 2014; 8: 240. Published online 2014 Jul 7. doi: 10.3389/fnbeh.2014.00240 PMCID: PMC4083449 PMID: 25071494
  8. The functional neuroanatomy of odor evoked autobiographical memories cued by odors and words Emilia Iannilli Maria Larsson 2013, Neuropsychologia
  9. 匂い手がかりが自伝的記憶の特定性におよぼす影響 嗅皮質である梨状皮質は嗅球との神経経路を持つとともに、眼窩前頭皮質への直接経路を持つ。‥ 匂いが引き出す感情的な記憶について、Herz, Eliassen, Beland, & Souza(2004)は fMRI を用い た研究を行っている。思い出を想起させる匂い手がかりによって扁桃体海馬の活動が活発になる 結果から、Herz らは匂いと感情の関連性を指摘している。
  10. Proust Remembered: Has Proust’s Account of Odor-cued Autobiographical Memory Recall Really been Investigated? Chem. Senses 29: 455–458, 2004
  11. A Naturalistic Study of Autobiographical Memories Evoked by Olfactory and Visual Cues: Testing the Proustian Hypothesis Rachel S. Herz and Jonathan W. Schooler The American Journal of Psychology Vol. 115, No. 1 (Spring, 2002), pp. 21-32
  12. Laird, D. A. (1935).What can you do with your nose? Scientific Monthly, 41, 126-130 (JSTORE

嗅覚だけが五感の他の感覚とは異なる理由

人間の五感のうち、視覚・聴覚・触覚・味覚による刺激は、脳の視床を通り、理性や知性を司る大脳新皮質へと送られます。しかし嗅覚による刺激は、感情や本能を司る大脳辺縁系に直接送られます。https://solution.toppan.co.jp/creative/contents/fragranceidentity_column05.html

英語論文の書き方:文と文とをつなげる

文と文はどのようにつながっているものなのでしょうか。

一般論→具体例

例文 Several studies have shown important roles for immune cells in tissue homeostasis. Tissue-resident innate immune cells can play a role in regeneration of the gut (Lindemans et al., 2015, Saha et al., 2016) and other tissues (Aurora and Olson, 2014, Stappenbeck and Miyoshi, 2009). (例文の引用元:https://www.cell.com/cell/fulltext/S0092-8674(18)31316-3

この例文では、一つ目の文では一般的な事柄、抽象的な事柄が述べられていて、次の文ではそれを具体化した内容が書かれています。For example, など具体例を出すためのつなぎ言葉は使われていませんが、意味的に明らかなので文のつながりはスムーズに感じられます。

several studies (一般)→論文紹介(具体)

immune cells (一般)→tissue-resident innate immune cells(具体)

tissue homeostasis(一般)→regeneration of the gut(具体)

という構造になっています。

疑問→答え

例文 How does the anatomic map translate into a functional map? Previous imaging studies in large insects and vertebrates demonstrate that different odors elicit defined spatial patterns of glomerular activation, revealing a functional representation of anatomic map (文献).(例文の引用元:https://www.cell.com/cell/fulltext/S0092-8674(03)00004-7

疑問を提示すした文に続けて答えとなる文を書けば、文と文とのつながりは明瞭です。なぜなら疑問を読んだ読者は、次に答えを期待するからです。読者が期待したり予測したことが次にくれば、スムーズなつながりとして受け入れられます。

大学院生・研究者・大学教員・教育者のYOUTUBE動画チャンネル

大学院生・研究者・大学教員(”元”も含む)個人による、研究、研究生活、教育などをメインのトピックにしたYOUTUBERを紹介します。

 

予備校のノリで学ぶ「大学の数学・物理」 @yobinori チャンネル登録者数 105万人851 本の動画

大学の勉強はおそろしく難しい。そして、大学の授業はおそろしく分かりにくい。高校レベルの勉強でさえ教えるプロが求められているこの時代に、大学の勉強では何故それがないのか。学部生の頃から不思議でたまらなかった。 ‥ そこでふと、こんな考えが芽生え始める「自分なら変えられるかもしれない」 ‥ やってみようかな ‥ そしてその1週間後、1本目の動画「行列式の求め方」を投稿した。(暇人の機動力。大学院生がYouTubeをはじめるまで  ヨビノリたくみ 2018年9月2日 20:26 note.com)

上記の大学の勉強に関する印象は、自分も同様に持っていました。大学受験に関してはそもそも予備校というものがあって、至れり尽くせりの指導をしてくれるわけですし、受験参考書も選ぶのに迷うほどたくさんの名著が存在します。それに対して、一度大学に放り込まれると「あとは勝手にやって」状態です。しかし、大学レベルの勉強は、高校の勉強とは比較にならないくらい難易度が上がりますし、範囲も広くなります。高校生や受験生のときには大学入試の出題範囲をある程度意識した勉強をしていましたが、ひとたび大学に入ると、そもそも、何をどこまで勉強すればいいのかすらよくわかりません。

 

天文物理学者BossB@bossb5553 チャンネル登録者数 18.5万人116 本の動画

引き寄せの法則?パラレルワールドでポジティブ思考YES

米国内科専門医 安川康介の医学チャンネル@yasukawa チャンネル登録者数 13.3万人51 本の動画

早稲田大学 早水桃子研究室@hayamizu チャンネル登録者数 3.4万人34 本の動画

早稲田大学の動画収録スタジオでアドリブの3分授業を撮ってみた

もろぴー有機化学・研究ちゃんねる@morop_ チャンネル登録者数 3.24万人318 本の動画

げのむ / 理系大学院生の日常@user-oo2df8vm4x チャンネル登録者数 1.09万人52 本の動画

Plannergirl 777@plannergirl777 チャンネル登録者数 6890人144 本の動画

たけださんの4コマ宇宙@yonkomauchu チャンネル登録者数 6650人18 本の動画

Hal Tasaki / 田崎晴明@haltasaki チャンネル登録者数 4480人102 本の動画

どうして時間は過去から未来に流れて行くのだろう? マクロな系における不可逆性 / 田崎晴明

研究者ゲンキ@PhD-genki チャンネル登録者数 4250人149 本の動画
国立大学工学部准教授が研究に関する情報を日々発信中!

Osaki / ゴキと大学院生の生態log@osakilog2738 チャンネル登録者数 3550人24 本の動画

「とものラボ」の楽単ちゃんねる@tomonoLab チャンネル登録者数 3250人185 本の動画

永井俊哉チャンネル@nagai-ja チャンネル登録者数 604人28 本の動画

Shinichi Sasa@shinichisasa2629 チャンネル登録者数 436人1 本の動画

エントロピー入門

2023年9月27日(水)学振の選考結果が発表される:令和6(2024)年度採用分特別研究員(PD、DC2、DC1)の第一次選考結果について

2023年9月29日(金)海外学振の発表

2日遅れで海外学振の発表があったようです。下のツイートが一番早いみたいなので14時前に出ていたんですね。

海外学振の評定要素

海外学振の採択される申請書の書き方

この体験談は一読の価値があります。海外学振に限らず科研費もそうですし、多分DC1,DC2,PDも同様だと思います。

1)資金があれば目標が達成できる(「できそう」ではない)、2)目標達成のための準備が整っている、の2点が大きなポイント

自分の場合、3つの研究内容を書いたが、それぞれに対して既に実験基盤が整っていることを示したり、予備データが豊富にあることを示し、派遣先との融合研究さえあれば、目標達成できるという風にした。実際ラボのビッグボスからも予備データを貯めましょうと言われていた。実際、ビッグボスの申請書を見ても、半分以上予備データの話なのではないかと思うくらい下地が整っていることがわかる。

5度目の挑戦で採択された海外学振 KPN KPN 2023年9月30日 22:24 note.com)

学振DC1,DC2,PDの採否発表

2023年9月27日(水)14:00に学振DC1, DC2, PDの選考結果が発表されました。二次採用内定候補の発表もあったようです(最終結果は、1月頃)。海外学振の発表はまた別みたいですね。

ツイッターを見ていると悲喜こもごもです。

学振採択者生存者バイアス

「学振落ちたけどおじさん」たち

学振落ちたけど研究者として生き残っている人もいるそうです。

「現在の若手研究者をめぐる状況への無理解」と聞くと、東北大学副学長の言葉「優秀な若手男性がポストに恵まれないことは周囲を見ていて無いと思います。」を思い出してしまいます。DC1やDC2やPDがとれても、研究者への道がいばらの道であることには変わりません。

 

学振不採択だった人へのメッセージ

学振DC1/DC2に落ちたら考えるべきこと【博士課程】 もろぴー有機化学・研究ちゃんねる チャンネル登録者数 3.24万人

学振不採択者の気持ち

学振不採択でも研究者を目指す人へのメッセージ

今回は学振不採択でも次回再度応募予定の人へのメッセージ

多くの学生が誤解していることとして、学振DCが「博士課程の給付奨学金」のようなものだと思っているという点が挙げられます。(ふたたび)学振にチャレンジするときに 読んでほしいアドバイス 下地理則(九州大学人文科学研究院准教授) 2023年9月28日 17:32 note.com)

学振採択が研究者として生き残るための必要条件でも十分条件でもないことについて

学振以外の助成の機会

学振落ちをアカデミアを見切る機会と捉えるかどうかについて

キャリアに対するひとつの考え方

求められている場所で出来ることをやれば生きていけるというのは真理だと思います。

  1. 【研究者の適性】自分が研究に向いている人か生き残れるかを占う30の質問

2023年9月27日(水)14:00

学振の採択率

学振発表当日、発表前のソワソワ

発表前

日本学術振興会のウェブサイトにある、「令和6(2024)年度採用分特別研究員(DC1・DC2・PD)の募集から採用までのスケジュール」を見ると、二段階目の書面審査が実施される時期が「2023年8月~9月頃」で、第一次選考結果開示が「2023年10月上旬頃まで」となっています。ちなみに二次選考内定候補者がそのあとに決められて、第二次選考結果が開示されるのが2024年1月上旬頃までとされています。

最近の発表日がいつだったか確認してみますと、

令和5(2023)年度採用分特別研究員(PD、DC2、DC1)の第一次選考結果について
2022年9月28日
令和5(2023)年度採用分特別研究員(PD、DC2、DC1)の第一次選考の結果を令和4(2022)年9月28日付けで電子申請システムにて開示しました。

2022年9月28日曜日。

令和4年度(2022年度)採用分特別研究員(PD、DC2、DC1)の第一次選考結果について2021年9月27日
令和4年度(2022年度)採用分特別研究員(PD、DC2、DC1)の第一次選考の結果を令和3年9月27日付けで電子申請システムにて開示しました。

2021年9月27日曜日。

令和3年度(2021年度)採用分特別研究員(PD、DC2、DC1)の第一次選考結果について2020年9月25日
令和3年度(2021年度)採用分特別研究員(PD、DC2、DC1)の第一次選考の結果を令和2年9月25日付けで電子申請システムにて開示しました。

2020年9月25日曜日。

これだとあまり法則性が見いだせませんが、巷での予測はというと:

なんでわかんねん?って思いますが、教科書を書かれている方には裏情報ネットワークがあるのかそれとも超能力でしょうか。

  1. 大上 雅史学振申請書の書き方とコツ 改訂第2版 DC/PD獲得を目指す若者へ(講談社)

 

学振の内定通知日は予告したほうがよいと思う

科研費の内定通知日がはっきりしないのもそうですが、学振もまったく同じで、発表がいつなのかとソワソワして仕事が手につかなくなる人が多いんじゃないでしょうか。研究者の能率を下げないためにも、学振の内定通知日は予告したほうがよいと思います。

申請書作成のノウハウに関する情報格差についての雑感

匿名掲示板などでは、学振はメジャーな大学、メジャーなラボのほうが(ボスのコネのおかげで)採択されやすいんじゃないかという書き込みを見かけたことがありますが、自分は科研費や学振はフェアに審査されているという印象を持っています。研究が盛んでない大学や研究のアクティビティが低い研究室の学生は、申請書を書くノウハウがラボに存在していなくて圧倒的に不利なだけでしょう。申請書以前の話として、日本語を正しく書けない大学院生も結構たくさんいます(自分も修士論文を口語体で書いてしまって全部直された経験がある)。正確で分かりやすい科学的な文章が書けていない人は、まず日本語を徹底的に鍛えたほうが早道かもしれません(お勧めはコレ↓だが、真面目に課題をやるとかなりヘビー、しかし得るものが大きい)。

  1. 林 健一『こうすれば医学情報が伝わる !! わかりやすい文章の書き方ガイド』(ライフサイエンス出版株式会社)

幸い最近は申請書の書き方に関する書籍もありますしYOUTUBEで情報を発信している人、ネットに採択された申請書を公開している人もいて、ノウハウはそこらじゅうに転がっています。それを取りにいってちゃんと理解して、そのノウハウを自分の申請書に落とし込めるかどうかです。実際のところ教科書に書いてあることを、「自分ごと」として気付いて自分の申請書を修正する能力というのは決して当たり前のものではありません。そこがつながらないひとは結構多いようです。

そうなると科研費や学振に採択された先輩がたくさんいるラボに所属していて、面倒見のよい先輩や先生に申請書の添削をしてもらえる大学院生のほうが圧倒的に採択される可能性が高くなるのは当然のことです。

また、申請書を書きなれた人であっても自分で書いた文章のアラは自分では気づけないものです。自分の周りに申請書を読んでくれる人がいない場合は、

  1. 書いた申請書をしばらく寝かせて自分で内容を忘れた頃に読み返してみる。
  2. 紙に印刷して読み返してみる。その際、フォントをいろいろ変えて印刷するとさらに効果的。
  3. 自分で声に出して読み返してみる。

といった方法がお勧めです。音読は本当にお勧め。

お気に入りのAI音声に読み上げてもらうのもいいかも。

  1. https://coefont.cloud/coefonts

上のサイトは無料の利用だと音声をほぼ選べないみたいですが、面白いサイトだと思いました。お金を払えば、自分の読ませたい文章を好みの声で読み上げてもらえます。

 

学振申請応援YOUTUBE動画

ワークショップ「より良い学振申請書(DC1/DC2)を作ろう」(2022年4月10日実施) 東京大学 吉田塁 研究室 チャンネル登録者数 2850人

 

採用者にインタビュー~苦労人が得た学振の極意~【学振“必勝”講座・2023;其の肆】 水族館マスター · クラゲさんラボ (Dr. クラゲさん) チャンネル登録者数 2540人

 

【博士課程の前に】やっておくべき3つのこと【最後が一番重要かも】 Osaki / ゴキと大学院生の生態log チャンネル登録者数 3550人

  1. 【学振】オーサキのリアルな申請書作成を公開【与えられた時間はたった2週間】

学振の最近の大きな制度変更について

令和4年度の学振から面接審査が廃止され、令和5年度の学振からは二段階の書面審査になったそうです。また審査が二段階になったため、選考結果の発表も二段階、つまり2回の時期に分かれたそうです。

第一段階の書面審査では、これまで通り6名の審査委員が書面審査を対象区分内の申請者全員を対象に行います。その後、第一段階の審査で「ボーダーゾーン」となった申請を対象に、第二段階の審査が行われます。この際、審査者は第一段階審査と同じ6名の審査員になります。

選考結果の通知も2回に分けてされます。第一段階で高評価を得た申請者に対しては早い段階で通知が行われ、その後第二段階で採用された申請者に対して通知が行われるということです。

学振あれこれ:2023年(令和5年度)採用分の変更点およびアドバイス  アカリク公式note 2022年3月15日 15:04)

令和6(2024)年度採用分特別研究員(PD、DC2、DC1)の第一次選考結果について

「国際卓越研究大学」東北大学のテニュアトラック偽装の衝撃

東北大学は東大や京大を押しのけて、ただ一校初めての「国際卓越研究大学」に採択(正確には認定候補に選定)され世間を驚かせたばかりです。ところが、国際卓越研究大学採択の重要な評価基準であった若手研究者の安定雇用推進に関して、東北大学が行ってきたテニュアトラック制度は、とてもテニュアトラック制度とは呼べない代物であったことが報道され、再度世間を驚かせています。

何とか細胞でネイチャーに二報の論文を同時に出して世間を驚かせ、全てが捏造だったことで再度世間を驚かせたあの事件から受けた衝撃に近いものを自分は感じます。


自分には、東北大学が若手研究者を欺き、世間を欺き、国を欺いて10兆円ファンドを手にいれたようにしか見えません。「東北大学テニュアトラック制度は、一般的なテニュアトラック制度ではない」(by東北大)って、一体どういう日本語ですか?それ、文科省にもちゃんと説明していました?

これとは直接関係ないけど、以前東北大学の別の副学長が、「優秀な若手男性がポストに恵まれないことは周囲を見ていて無いと思います。」とほざいたことをまた思い出してしまいました。

  1. 東北大学の女性限定教授公募の波紋「教授って合コンサークルか何かなのか?」

テニュアを餌に優秀な若手研究者を東北大学に誘き寄せて、東北大学の論文業績を上げるのに利用しておきながら、テニュア審査の機会すら与えずに使い捨てるということを続けてきた大学の執行部の中の人が、「優秀な若手男性がポストに恵まれないことは周囲を見ていて無いと思います。」と発言していたのかと思うと、また別の種類の衝撃が来ますね。研究者として生き残るために命がけで生きている若い人が、こういう大学や文科省の作り出す不条理な状況に翻弄されて消耗してしまうのであれば、やはり学部学生に対してむやみに大学院進学を勧めていいものではないなと改めて思います。

  • 採用された職員のうちテニュアになれているのはほんのわずかで「10人に1人くらい」「1割もいない」
  • そもそもテニュアのいすを用意せずに職員を公募
  • 若手研究者がどれだけ頑張っても、テニュアにはなれないことが初めから決まっている
  • テニュア審査を受けるためにポストの照会をしてもらったが、(受け入れ先となる工学部や理学部などの)部局にポストの空きがないので却下され、そこで終わった

(卓越大内定の東北大学が「名ばかりテニュアトラック」、「若手研究者の安定雇用推進」の看板倒れ 9/22(金) 5:32 東洋経済オンライン)

東北大の言い訳

小谷元子 理事・副学長(研究担当)「テニュアトラックとして公募しているのではなく、学際科学フロンティア研究所の教員として公募している。テニュアトラック職として採用するとは一度も言っていないので、テニュア審査(があるかどうか)については説明をする必要がない

(卓越大内定の東北大学が「名ばかりテニュアトラック」、「若手研究者の安定雇用推進」の看板倒れ 9/22(金) 5:32 東洋経済オンライン)

東北大学テニュアトラック制度は、一般的なテニュアトラック制度ではない

(小谷元子 理事・副学長(研究担当))(卓越大内定の東北大学が「名ばかりテニュアトラック」、「若手研究者の安定雇用推進」の看板倒れ 9/22(金) 5:32 東洋経済オンライン)

おいおいウソつくのもいい加減にせーやと言いたくなりますね。プレスリリースではっきりとテニュアトラックという言葉の説明をしています。

これはどう考えても研究者にとっての通常のテニュアトラック制度ですよね。「東北大学テニュアトラック制度は、一般的なテニュアトラック制度ではない」という言い訳も凄い。日本語がまともに使われていなくて、もうお話にならない。募ったけど募集していないとか言っていた政治家と同じ語法を、科学者までもが使うような国に堕ちてしまったんでしょうか、日本は。

  1. 小谷元子 理事・副学長 略歴 氏 名:小谷 元子(こたに もとこ) 学 歴: 昭和58年3月 東京大学理学部数学科卒業 令和 2年4月 東北大学理事・副学長 専門分野:数学、微分幾何学、離散幾何解析学 mofa.go.jp

東北大学のプレスリリースにおけるテニュアトラック制度の説明

東北大学テニュアトラック制度は、一般的なテニュアトラック制度ではない」し「テニュアトラック職として採用するとは一度も言っていない」という弁明が成り立たないのは、下で紹介するプレスリリースを読めば明らかでしょう。

世界の若手研究者の活躍機会創出のため50名規模の東北大学テニュアトラック制度を創設

【発表のポイント】

本学では、世界から優秀な若手研究者を集め、その中からさらに優秀な若手研究者に安定かつ独立した研究環境を提供する全国に先駆けた全学的テニュアトラック制度を創設します。

今回、本制度の創設を踏まえ、本日付けで学際科学フロンティア研究所の教員公募を開始します。

【概要】

本学では、他大学に先駆けた独自財源の取組として、平成25年4月に設置した学際科学フロンティア研究所において、学際研究を推進する優秀な若手研究者を国際公募により採用し、独立した研究環境の下で研究を実施、任期満了後(最長5年)は、学内外に国際的トップレベル研究者として輩出してきました。

これまでの本学における若手研究者養成の実績を踏まえ、特に優秀な若手研究者の本学への定着とさらなる活躍機会を創出するため、「学際科学フロンティア研究所を活用した東北大学テニュアトラック制度」を創設することとしました。

本制度の創設により、本学の研究力の更なる向上を目指します。

【学際科学フロンティア研究所 教員公募URL】

http://www.fris.tohoku.ac.jp/recruit/invitation/detail—id-498.html

【テニュアトラック制度とは】

公正で透明性の高い選考により採用された若手研究者が、任期付の雇用形態で自立した研究者として経験を積み、審査を経てより安定的な職(テニュアポスト)を得ることができる仕組みをいいます。

上のプレスリリースでは、テニュアトラック制度の説明をとして、明らかに、一般的なテニュアトラック制度の意味で説明しています。そしてそのプレスリリースの中で教員公募URLを貼って「平成31年度採用 新領域創成研究部 助教公募(10名)」の募集をかけているわけです。そしてその募集の要項には、「任期は採用日より3年。(再任審査後最長2年の更新あり)また、東北大学のテニュアトラック推進に関する方針により、任期終了時点で極めて顕著な業績を挙げ優秀と判定された場合で、かつ学内の研究科・研究所等の採用計画と合致した場合は、審査により当該研究科・研究所等の准教授として採用することがあります。」と書いたので、東北大学は「テニュアトラック職として採用するとは一度も言っていない」などというガキの言い訳みたいなことを後から言って逃げ切ろうとしているということのようです。表向きにテニュアトラックと明言している以上、「テニュアトラック職として採用するとは一度も言っていない」などという言い逃れが通用するはずがありません。

  1. 東北大学テニュアトラック普及・定着事業
  2. 東北大学学際科学フロンティア研究所テニュアトラック制度に関する内規
  3. 学際研テニュアトラック制度概要 本プログラムで採用された助教は、テニュアトラック教員として採用後3年目から5年目の間にテニュア審査を受けます。テニュア審査合格者は、テニュアを付与した助教になります。

東北大学はテニュアトラック制度に関するウェブサイトをつくって、テニュアトラックがどういう制度か説明していますが、説明を読むといたって通常のテニュアトラックです。

テニュアトラック制度とは公正で透明性の高い選考により採用された若手研究者が、審査を経てより安定的な職を得る前に、任期付の雇用形態で自立した研究者として経験を積むことができる仕組みをいいます。東北大学テニュアトラック普及・定着事業

東北大学テニュアトラック教員募集要項の逃げ

報道によれば、応募時の文言は、「東北大学のテニュアトラック推進に関する方針により、任期終了時点で極めて顕著な業績を挙げ優秀と判定された場合で、かつ学内の研究科・研究所等の採用計画と合致した場合は、審査により当該研究科・研究所等の准教授として採用することがある」と書いてあるとのことです。世界の若手研究者の活躍機会創出のため50名規模の東北大学テニュアトラック制度を創設などとプレスリリースしてはでにぶち上げておきながら、募集要項では巧妙に逃げ道を作っていたというわけです。世間(文科省)に対するアピールと、実際の採用とのギャップが酷いものです。

東北大学 学際科学フロンティア研究所 教員公募 公募人員 助教14名

着任時期 2020 年1月1日以降のなるべく早い時期 または 2020 年4月1日 (応相談)

任期は採用日より3年。(再任審査後最長2年の更新あり)また、東北大学のテニュアトラック推進に関する方針により、任期終了時点で学内の研究科・研究所等の採用計画と合致した場合は、審査により当該研究科・研究所等の准教授として採用することがあります。

https://www.fris.tohoku.ac.jp/media/files/_u/topic/file1/2019j_recruiting_assistantprof.pdf

確かにそういう文言を使っている公募もありますね。

令和3年新規採用 新領域創成研究部 助教公募(6名)

応募締切:2020年7月28日 17時

任期は採用日より5年。(再任は不可)また、東北大学のテニュアトラック推進に関する方針により、任期終了時点で学内の研究科・研究所等の採用計画と合致した場合は、審査により当該研究科・研究所等の准教授として採用することがあります。

https://www.fris.tohoku.ac.jp/recruit/invitation/detail—id-773.html

 

令和2年度 新規採用 新領域創成研究部 助教公募(14名)

応募締切:2019年8月1日

公募人員 助教 14名

着任時期 2020年1月1日以降のなるべく早い時期 または 2020年4月1日 (応相談)

任期は採用日より3年。(再任審査後最長2年の更新あり)また、東北大学のテニュアトラック推進に関する方針により、任期終了時点で学内の研究科・研究所等の採用計画と合致した場合は、審査により当該研究科・研究所等の准教授として採用することがあります。

https://www.fris.tohoku.ac.jp/recruit/invitation/detail—id-604.html

平成31年度採用 新領域創成研究部 助教公募(10名) 応募締切:平成31年4月1日

着任時期 平成31年 4月 1日

任期は採用日より3年。(再任審査後最長2年の更新あり)また、東北大学のテニュアトラック推進に関する方針により、任期終了時点で極めて顕著な業績を挙げ優秀と判定された場合で、かつ学内の研究科・研究所等の採用計画と合致した場合は、審査により当該研究科・研究所等の准教授として採用することがあります。

https://www.fris.tohoku.ac.jp/recruit/invitation/detail—id-498.html

 

新領域創成研究部は、東北大学 学際科学フロンティア研究所の中の組織のようですし、学際科学フロンティア研究所テニュアトラック制度というウェブサイトにテニュアトラックの説明がありますので、通常のテニュアトラック制度ではないと言われても困りますね。

東北大の当局と部局のやっていることのチグハグさ

この文言を含まないごく普通のテニュアトラック公募もあるようです。学科ごとにテニュアトラック制度を運用しているということなのでしょうか。

東北大学大学院理学研究科 数学専攻 テニュアトラック教員公募

職名及び募集人員:テニュアトラック助教 1名

採用予定時期:2023 年 9 月 1 日以降.具体的な着任日は応相談

テニュア付与に係る審査:採用から 3 年目終了時までに中間評価に係る審査を実施し,任期満了の1年 前までにテニュア付与に係る審査を行う.テニュア付与に係る審査に合格した場合にはテニュアを付与 する.また,特に優秀と認められたときには,助教よりも上位の職に昇任させる場合がある.

http://www.math.tohoku.ac.jp/koubo/2023/20230411.pdf

 

東北大学大学院理学研究科 物理学専攻 テニュアトラック教員公募(9/30締切)

テニュアトラック助教1名 (ただしテニュア付与に係る審査に合格した場合は准教授)

採用から3年目終了時までに中間評価に係る審査を実施し,任期満了の1年前までにテニュア付与に係る審査を行う.テニュア付与に係る審査に合格した場合にはテニュアを付与するとともに量子ダイナミクス研究室の准教授として昇任させる.

応募締切 2023年9月30日(土)必着

https://www.sci.tohoku.ac.jp/recruit/post-20230930-2.html

 

東北大学加齢医学研究所教員公募 テニュアトラック准教授

勤務形態 常勤(テニュアトラック) 5年以内にテニュア資格審査委員会による審査をへて、任期の定めのない教員として嘱任することがある。

募集期間 令和5年9月30日(日本時間)までhttps://www.idac.tohoku.ac.jp/site_ja/recruit/17416/

 

東北大学大学院理学研究科 地球物理学専攻 テニュアトラック教員公募

職名及び募集人員:テニュアトラック助教 1名

採用予定時期:2023 年 10 月 1 日以降.具体的な着任日は応相談

テニュア付与に係る審査:採用から 3 年目終了時までに中間評価に係る審査を実施し,任期満了の1年 前までにテニュア付与に係る審査を行う.テニュア付与に係る審査に合格した場合にはテニュアを付与 する.また,特に優秀と認められたときには,助教よりも上位の職に昇任させる場合がある.

https://www.gp.tohoku.ac.jp/information/images/tenure-track.pdf

東北大のやり口を解説してみせたツイートを紹介。なるほどです。部局を運営する人たちは通常のテニュアトラック制度を実施しており、それとは別に大学当局が「東北大学テニュアトラック制度」で大量の若手研究者を雇用して文科省に対する点数稼ぎをしていたようです。

 

東北大のやっていることは詐欺ではないの?

 

東北大が「東北大学テニュアトラック制度」は一般的な「テニュアトラック制度」ではないと言って逃げるのは詐欺じゃないかと自分は思います。応募する研究者を欺いていること、文科省を欺いていることの2つの点で非常に悪質なのではないでしょうか。東北大が国際卓越大学に応募したときの書類にどう書いていたのか、テニュアトラックの補助金を受けていたのか(もしそうならどうアピールしていたのか)はかなり大事な話で、もしそこで一般的なテニュアトラックだという説明をしていたのであれば、虚偽の申告で補助金を得ているわけですから、本当の意味で詐欺なんじゃないかと思います。

若手研究者を使い捨てる東北大学

東北大のいい加減さと文科省の無責任さ

東北大のインチキテニュアトラック制度を真に受けて国際卓越大学に選定した文科省にも大きな責任があると思います。応募書類にはどのように書かれていたのでしょうか?文科省の審査では、見逃したのでしょうか。

実際のところ、国際卓越大学に応募するときに東北大学が提示したKPIは現実味がないものだったようです。若手研究者育成で「東北大テニュア」なるものをでっちあげるくらいですから、他のKPIも推して知るべしでしょうか。非現実的な目標値を文科省に提示し、研究者の人生を粗末に扱うような東北大独自の制度を導入して辻褄を合わせようとしているように自分には見えますね。

文科省が作る日本の研究業界の未来

本質的な問題点

東北大学の日本語は一般的な日本語ではないことについて

東北大学が選ばれたのは、あくまで「東北大学の国際卓越研究大学」であって一般の国際卓越研究大学ではないのかもしらん。

東北大構文の確立とその影響

他大学のやり方と東北大学のやり方との比較

うちの大学のテニュアトラック制度は一般的な意味でのテニュアトラック制度ですとツイートしてくださっている他大学の先生も何人かおられました。しかし、東北大学も部局(学科)でのテニュアトラック教員の公募に関しては、普通のテニュアトラック制度のように見えます。つまり、大学の運営のやり方というよりも、その学科の運営のやり方次第ということなのかもしれません。東邦大学の執行部のやり方が、研究者の良識から外れているのだと感じます。

東北大学の運営・大学運営について

 

一部では以前から問題視されていた東北大テニュアトラック制度

大丈夫か東北大学

研究業界の闇

  • 企業にとって人を採用すれことは一生面倒を見る覚悟をするということであり、それは莫大な額の先行投資である。
  • テニュアトラックの制度を見ると、10人を採用して3人分のテニュアポストしか用意しないという現象が起こるが、部外者から見れば、一旦採用しても都合が悪ければ放り出してしまうという無責任な姿にしか見えない。一時言われた流動化を口実に無責任が横行しているのではないか。
  • 同様のことが博士課程の学生にも起こっていると見るべき。多くの教員が修士の学生に対しドクターに進学するよう働きかけるが、学位取得者の就職に関して十分なケアをしない場合が多い。大学としてケアをする仕組みもないのが実情だろう。大学側の都合によって進学を勧めたのならそのケアをしないのは無責任のそしりを免れない。

(鳥井委員 審議課題2(知識基盤社会の多様な場で活躍する人材の養成方策) 資料5 第42回、第43回人材委員会の課題設定と方策について(案) 文部科学省)

先々のポストを用意していないのにテニュアトラック教員の募集をかけるということは、東北大学に限らず以前からあったという声がSNS上で多数聞かれました。今回は国際卓越大学に全国でただ一大学選ばれたため大きな注目を浴びたからこそ非難も大きいのでしょうか。ここまで露骨に大々的に他の大学もやっていたのでしょうか。

テニュアに関する豆知識

  1. tenure vocabulary.com Tenure from the Latin tenere means “to hold” and refers to the period of time a person works at a particular job or in an office.

 

報道

  • 東北大、「名ばかりテニュアトラック」への言い分。直撃に副学長は「独自の制度であり問題ない」 9/22(金) 5:32 YAOO!JAPAN 奥田 貫 : 東洋経済 記者 2023/09/22 5:31 東洋経済オンライン
  • 卓越大内定・東北大が「名ばかりテニュアトラック」 「若手研究者の安定雇用推進」の看板倒れ  YAHOO!JAPAN 奥田 貫 : 東洋経済 記者  2023/09/22 5:30 東洋経済オンライン

日本の童貞研究

性交渉未経験者の増加傾向

30–34 歳の年齢層では、年齢調整異性間性交渉未経験の割合は、1987年から2015 年の間で、女性では 6.2%から 11.9%へ(p 値=0.4)、男性では 8.8%から 12.7%へ増加していた(p 値=0.2)。(日本成人における異性間性交渉未経験の割合の推移について 出生動向基本調査の分析, 1987 – 2015 年 東京大学

バキバキ童貞氏が上田ピーター博士を語る

【元凶】バキバキ童貞を生んだ東大研究員、上田ピーター博士って?  263,382 回視聴 2021/08/31 バキ童チャンネル【ぐんぴぃ】 チャンネル登録者数 96.9万人

ピーター博士が語る、童貞を研究する生活

バキバキ童貞を生んだヤバい博士と対談しました【ピーター博士】 406,398 回視聴 2021/10/23 バキ童チャンネル【ぐんぴぃ】 チャンネル登録者数 96.9万人

  1. DT研究者ピーター博士の生い立ち聞いたら面白すぎた! 523,113 回視聴 2021/11/03 【バキバキ童貞】 バキ童チャンネル【ぐんぴぃ】 チャンネル登録者数 96.9万人

 

ピーター博士の童貞研究プレゼン

DT博士ピーター(東大研究員)が日本のDT問題を解説 311,686 回視聴 2021/11/23 バキ童チャンネル【ぐんぴぃ】 チャンネル登録者数 96.9万人

 

世界的にみて日本の童貞率が高い理由(仮説)

欧米では自分から行動を起こさないといけないとみんなわかっていますが、日本のポップカルチャーの恋愛観は、もっと受け身というかロマンチックです。自分から女性に近づくのではなく、運命的な出会いを果たした人と恋愛関係になるストーリーが多いんです。僕が中学生の頃にハマっていたゲーム『ときめきメモリアル』が典型的です。男子高校生の主人公が複数の女性と運命的に出会い、外見、運動、知性などのスペックを上げていくうちに相手が興味を示してくれるという展開です」

――中学生時代にスウェーデンで『ときめきメモリアル』をやっていたんですか?

「はい、恥ずかしながら。それで日本的な恋愛観に染まってしまったので、その後にスウェーデンの恋愛市場で苦戦しました(笑)」

【童貞研究家・上田ピーター博士インタビュー】日本の「童貞文化」は世界の非モテ男性たちを救うのか!?  2023年08月17日 仲宇佐ゆり 週プレNEWS)

理系大学生・大学院生・卒業生の童貞率が高い理由

理系に進むという選択自体はそれほど悪いものだとは僕も思いません。ただ一つ、物理的に女がいないという大きなデメリットを除いて…これはなんの脚色もしてない事実ですが、僕の友人、同僚でアラサーの理系出身者の内、実に8割以上が童貞もしくは、それに準ずるもの(?)です。ぶっちゃけ20代の童貞率4割超えに大きく貢献しているのは、間違いなく理系の学生だと思ってます。いや、そうだと断言します。‥ 一方理系だと、一部の高校からリア充組を除いて、彼女持ちの方が珍しい環境なので、むしろ童貞じゃない方が驚かれるみたいなところがあります。これが本当に良くない。あいつもまだだし俺もいいか、と己の非モテに対して茹でガエルの思考停止状態に陥り、時間だけが過ぎていきます。理系に進学してしまい、修羅の道を歩まされている漢達へ さくらいの落書き)

バリバリ童貞ばかり?高学歴ほど童貞卒業遅い説【wakatte.TV】#438 2020/10/19 wakatte.tv チャンネル登録者数 45.5万人

 

童貞がどれくらい目立つかの実証的研究

  1. 1日を50円で売る東大生 「最高の留年」で得た出会い 神庭亮介 2016年12月21日 朝日新聞DIGITAL
  2. 「 高野りょーすけ 」の記事一覧 spot-app.jp
  3. 台湾で「伝説の童貞」になったから、現地でYouTuberに挑んできた 2016.12.21

 

童貞に対する女性の考え

【2022】童貞総集編 11,914 回視聴 2022/12/31 恋channel チャンネル登録者数 3.29万人

 

童貞を卒業するということ

【親の前注意】「童貞卒業したヤツ」あるある 1,163,951 回視聴 2020/03/18 レジスタンス チャンネル登録者数 65.2万人

 

童貞の思考パターン&彼女を作る方法

東大卒24歳AD、童貞卒業企画【ローランドプロデュース】Vol.1  4,389,368 回視聴 2021/05/22  THE ROLAND SHOW【公式】 チャンネル登録者数 141万人

  1. 東大卒24歳童貞ADが奇跡の大変身!【ローランドプロデュース】Vol.2
  2. 3年ぶりデートにダメ出し | 東大卒24歳AD童貞卒業企画Vol.3
  3. ローランドの弟が接客で鬼指導|東大卒AD童貞卒業企画Vol.4 2021/07/08
  4. 東大卒童貞に抜き打ちフレンチでダメ出し「テーブルマナー以前の問題だろ」 2021/08/06
  5. 東大卒童貞に隠された黒歴史…「長野の神童」からの転落人生 2021/08/09
  6. 東大卒24歳童貞ADの彼女を募集します! 2021/08/10
  7. 柔道黒帯の東大卒童貞が安保瑠輝也メンバーを倒しにいきました 2021/08/27
  8. 【喧嘩自慢】ブチギレ元ヤンが東大卒童貞に鉄拳制裁…ローランドは!?【安保瑠輝也】 2021/09/05
  9. 【東大卒童貞AD】彼女募集してみたら60人も来てしまった… 2021/10/30
  10. ローランドがモテない童貞改造…本気シバリの彼女候補10人へ【東大卒&童貞卒業への道】 2021/11/03
  11. 彼女候補10人に直電したら、本気ぶりが分かりました【童貞卒業の確認】 2021/11/06 
  12. チェリーを奪い合う4人の女たち【東大卒AD童貞卒業企画】 2021/12/17 
  13. 東大卒童貞争奪戦に美人教師参戦「見た目は負けない」 2021/12/21 
  14. ローランドが見届ける中、東大卒童貞がベッドイン 2021/12/24 
  15. はじめてのGカップ膝枕…焦る東大卒童貞にローランド、ガチ説教 2021/12/25 
  16. 【東大卒童貞争奪戦ファイナル】ローランドも予想外の決断…波乱の展開に 2021/12/30 

60人の応募者から最終的に二人が選ばれましたが、その後どうなったかの動画は出ていないようです。気になりますが、あとは非常にプライベートなことなので、こういう余韻を残して終わるということで良いのでしょう。

童貞バレしない方法

【必見】童貞バレしない夜のアクティビティ 深田えいみ / Eimi Fukada チャンネル登録者数 123万人
 

参考

  1. 【童貞研究家・上田ピーター博士インタビュー】日本の「童貞文化」は世界の非モテ男性たちを救うのか!?  2023年08月17日 仲宇佐ゆり 週プレNEWS 非モテ男性が歩む4つの道『欺瞞』恋愛工学とか恋愛マニュアルのように、見せかけの技術で女性にモテることを目指す道『破壊』女性に攻撃的になったり、テロ事件を起こしたりする道 『自己改善』女性にとって価値ある男性になるために自分を磨くという、最も建設的な道 『撤退』恋愛市場で敗れてつらい思いをするぐらいなら、撤退して童貞のままで生きるという選択
  2. 日本のセックス あなたはセックスの経験がありますか。 相模ゴム工業株式会社
  3. 経 験 人 数 1 万 人 vs 0 人 【しみけん×バキバキ童貞】 2,434,757 回視聴 2021/05/15  バキ童チャンネル【ぐんぴぃ】 チャンネル登録者数 96.9万人 チャンネル登録< 
  4. 俺「やべ終電逃した」 女友達「手出さないんだったら泊めてもいいよ」http://himasoku.com/

 

アマゾン書籍

  1. 1万人抱いてわかった! モテる男39の法則  2020/10/25 しみけん
  2. 童貞の勝算 2019/11/11 川瀬 智広

#盛山文科大臣に名案を

名案はない

教員のなり手不足が問題の教育行政ですが、盛山正仁新文科は「正直、名案はない」 と答えたそうです。

盛山新文部科学大臣への期待感

待遇改善・給与引き上げ

 

仕事量・勤務時間を減らす

給特法(公立の義務教育諸学校等の教育職員の給与等に関する特別措置法)

キャリアパスポート

盛山文部科学大臣の辞任

岸田内閣の人事について

社会人が転職する場合、能力もアイデアもない人間が中途採用されることなどあり得ないのですが、大臣の椅子というのは順繰りに回されていくものみたいです。

その他の案、意見

NHK日曜討論 岐路に立つ大学 “学び”をどう守るか 初回放送日: 2023年9月10日

NHK日曜討論 岐路に立つ大学 “学び”をどう守るか

出演者・キャストほか:

  • 科学・政策と社会研究室 代表理事 榎木 英介
  • 金沢工業大学大学院教授 高橋 真木子
  • BNPパリバ証券GM統括本部副会長/経済財政諮問会議議員 中空 麻奈
  • 東京大学教授 横山 広美
  1. どうする“研究力低下” これからの大学は 初回放送日: 2023年9月10日(NHKオンデマンド)

SNSでみる番組への反響

日本の研究の終わりの始まり

選択と集中について

 

日本の研究予算について

研究の本質について

研究に何を求めるのか

研究人材の育成について

博士人材のキャリアについて

競争力について

国の予算をどう使うべきなのかについて

研究者の雇用の安定について

上のツイートにある通り、人を大切にしていない今の研究業界の制度、研究者がみな有期雇用で使い捨てられていく現状、これが一番根本的な、日本の研究力低下の要因だと思います。

大学の存在意義について

大学院進学率を上げる施策に関して

科学政策決定の仕組みに関して

科学政策の無責任について

番組の構成に関して

番組視聴後に残る絶望感

その他の感想

将来に向けた課題

  1. 日本が国際競争力を失った納得の理由。先進的な研究開発も“宝の持ち腐れ”にする「企業文化」の残念さ 湯田陽子 Oct. 13, 2021 BUSINESS INSIDER 日本では、意思決定者に対する科学者の助言、科学者と政策決定者のコミュニケーションが行われていません

 

 

利根川進博士のぶっちゃけ話:研究者として成功できた理由および成功戦略

利根川進博士がマサチューセッツ工科大学(MIT)の学生に対して研究者のキャリアに関してざっくばらんに話をし、学生からの質問に答えている動画がYOUTUBEにありました。自分がどうして研究者として成功できたのかという話と、どうすれば研究の世界で成功できるのか(大きなインパクトを残せるのかという要件と戦略にについての非常に興味深いアドバイスが聴けます。

大学院進学を考えている野心的な学部学生、ポスドク先をどこにしようか悩んでいる博士号取得予定の大学院生、セカンドポスドクのラボ選びを考えている研究者、もう一花咲かせたいPIの人などに是非見て欲しい動画です。

「精神と物質」(利根川進、立花隆)でも研究キャリアの話がかなり詳細に書かれていて自分は研究キャリア形成の素晴らしい教科書だと思っていますが、このMITでの対談の場では、くだけた雰囲気の中でいろいろなことが赤裸々に語られていて、本の印象とはまた違った面白さがあります。

A Conversation with Susumu Tonegawa
MIT Department of Biology

挨拶

(13:13~)OK. So I find that this program is great. OK, I mean, we’ll see how it goes. But I think, I joke, but I think the department of biology is really getting humanized and culturalized and this is the part of that direction and I’m very pleased to be here. I don’t exactly know what I’m supposed to do but I have never had the chance to attend the previous ones. [INAUDIBLE] So I am guessing. We have about 45 minutes and my understanding is it will good if we save some time for questions and answers because it’s supposed to be a conversation, right? In any case I give you a little bit of a sort of a lead for conversations.

生い立ち&京都大学の学部学生のときの決断:分子生物学者になる

(14:10~) First of all, many years before most of you were born except Herman Eisen, [LAUGHING] I was a student at University of Kyoto, you know, Kyoto in Japan. I was in chemistry major. But toward the end of the four year schooling, I wasn’t sure whether I want to stay in the field of chemistry. And of course, chemistry turned out to be it’s still very exciting field but I did not know enough of it.  And I was looking for something new to do for graduate school. And someone told me that– this is 1962. So many, many years ago. Someone told me that the new biology emerging in America, primarily in the United States and partly in Europe, that it’s called the molecular biology. And I had no idea what it was but he introduced me to a couple of papers he recommended to me to read. And those adored paper were by Jacob and Monod, from Pasteur institute, and I hope biology student know these names. And so I read all those papers in the Journal called Journal of Molecular Biology, which was the cell of today at that time. And a long paper.  It opened on theory, and I was so impressed by this. And I immediately, instantaneously decided I’m going to be trained as a molecular biologist.

大学院:UCSDでの博士研究

But in Japan there was no molecular biology lab at all. My professor was kind enough to arrange me to study abroad and I ended up one of the most beautiful town in the United States, which is the La Jolla, UCSD was just starting. They had only one more year above me in a graduate school at UCSD. The second year in the history of the UCSD. There were no undergraduate student at the time. So it started as a graduate school university. I was trained as a molecular geneticist, molecular biology, molecular genetics. At that time unlike now, major thrust in molecular biology was not in eukaryotic systems but in the prokaryotic system. Bacteria and viruses which infect the phages. Molecular Genetics  I worked on phage lambda, transcriptional control  with some genetic components into it at my PhD thesis. This is all OK, but not something I’m particularly proud of.

研究者としてのキャリアを見据えたときに、ポスドク先で何を研究テーマにすべきか

Then in the ’60, late ’60s 1968, I was going to go do postdoc. Now, among at that time, among the students, my fellow students there was some concern about the future when molecular biology because it looked like the major fundamental problem in molecular biology, molecular genetics all being solved. Genetic code, protein synthesis, messenger RNA, all of those things were discovered and we are wondering  is there a future for us when we become independent after several years of postdoc training. Among us, I mean, my close surrounding thought we should go to a more complex system. So the animal cells or plants, something like that,  to study at development. Differentiation, cell growth, control, and things like that. But at that time there was no really good technology to do that in order to do rigorous research, and it was down in prokaryotic system. It was a difficult decision to make as to where to go for the postdoc.

1stポスドク:ダルベッコの研究室での20カ月

And I had of this institute called the Salk Institute, which is right across the street from North Torrey Pine road from UCSD and there was a lab which is run by someone called Renato Dulbecco. Now, amazing thing is among younger people here I don’t know how many percent of you know who Dulbecco is. Those who know please raise hands. You see it’s only older people. [LAUGHING] We don’t use Dulbecco medium anymore in tissue culture, we still use that. People know by the medium was named after him  but that’s not his major contribution to research science. And he is a virologist actually. But he comes from this old School of molecular genetics– molecular biology, which was started in Caltech and a few other places.  [INAUDIBLE] was a leader and Dulbecco was already there and a younger faculty member. He was the M.D. He was a virologist, but he was already exposed to what used to be called the molecular biology. He had a big lab and he’s main interest was tumor virology, to study load of viruses in tumorigenesis. Tumor Biology There you use the tissue culture from animal cells, and then you have a virus. They were at that time focusing on small genome virus, simian 40 virus, polyoma virus. They had no more than four or five genes in there, you can purify DNA, viral genome, and then you can infect in a culture in a condition where– lytic cycle where the cell host will die or you’ve done in a different type of cell that you can sort of transform them to make actual control for growth. So it sounded to me these are sort of a hybrid between the molecular genetics of prokaryotic system which we are used to, and at the same time you can learn something about the animal cell, the regulation in animal cells. I chose to apply that place and fortunately Renato took me and afterwards I found out several of the postdoc who joined the lab around the time I joined they had exactly the same consideration. They worried about their future and they wanted to have– they wanted [INAUDIBLE] work on the eukaryotic system but not purely animal system or plants or something like that. Postdocs That’s how I was exposed to the eukaryotic system, same eukaryotic system. And I also learned a lot in that lab although I was there only 20 months. And I tell you why I was there only 20 months in a minute. But lab was fantastic. They were very good postdocs, senior postdoc. The big lab, like 30 people. And Renato doesn’t, when you go there Renato doesn’t tell you what to do. He will say, oh, why don’t you just talk to people and try to find something interesting to you. And then he said he is happy to discuss it if I bring up some project ideas. But he will tell you what to do. And I learned a lot from these postdoctoral people, very good people, [INAUDIBLE]. And those people who later became very good senior scientist. Anyway, so I learned something there Trade Practical Training but it was relatively short as I said, less than 20 months.

J1ビザによる滞在年数の制限

And the reason why it was less than 20 months is because I came to UCSD with a visa called  J1 visa, exchange visitor visa. And nowadays there is some way to get around a little bit but at that time it was very strict. So actually 18 months after you finished PhD, which is called– this period it’s called trade practical training, you have to leave the country. You don’t have to go back to your native country but you have to go out of United States for at least two years, two years to come back. I had to leave the US. Leaving the US I was very happy with what was going on in Renato’s lab but I had to leave. Renato was concerned, very nice to me and he talked to some people in Canada, but Canada is close to US. And then if I stay at the shelter they are for a few years I may be able to come back. [LAUGHING] No, you may laugh this but a lot of people did that at that time.

カナダでのアシスタントプロフェッサー職

But my postdoc work was not so spectacular. So I could not expect to have best [INAUDIBLE] petitions Offer Assistant Professor but I ended up having offer assistant professorship in a small town about two or three hours east of Montreal in a town called Shellbrook. It’s a small town with a large hospital. And there were some research division there. I got an offer, I wrote a grant, MRC grant, Canadian MRC grant, and I got it.

ダルベッコからの手紙

And I was supposed to go in about three months when I received a letter, short letter from Renato who was traveling– he’s Italian-American, so he often goes to Europe. He was traveling in Europe and I still have that letter, I could have brought the copy, but I didn’t do it. [LAUGHING] It’s written in a small stationery with the logo of a very famous hotel in Rome, it’s called the hotel Hassler. Hotel Hassler is just above Spanish steps, it’s still there. He wrote this handwritten letter and to me, only 1 and 1/2 pages, small ones. And he said something like I don’t know what you decided about the place you have to go after you leave my lab. But if you have not completely decided here’s I want to suggest an alternative, that’s what he said. And he said something like, he believes. This is 1968. No, 1969 he said, he believes time is ripe for young scientists with good molecular biology training to go into immunology, that’s what he said. And if you are interested, he said, right to doctor– director [INAUDIBLE] 487 [INAUDIBLE] C84058 [INAUDIBLE],, Switzerland. [LAUGHING] And when I saw that email– Jim Watson the letter I took it downstairs in the Salk Institute, where  [INAUDIBLE],, you know [INAUDIBLE] is supposed to be an immunologist,  but also come from molecular biology. I went there and I showed this letter  to a postdoc whose name was Jim Watson. But not the one you know but another one. [LAUGHING] And because I knew him and he come from molecular biology, so I had some affinity to him. So I asked him, is there anything I can do in immunology which could be significant. And as I said he had some molecular biology background. He said, immediately said, no, they had nothing. I went back and put it in my– the letter in my drawer and I forgot it.

ダルベッコの直言

「ススム、これは本当に面白い方向だから、真剣に考えたほうがいいよ。」

And then about a month later, and it was almost two months before I was supposed to be deported unless I voluntarily leave. Renato came back and he came to tell me– he asked me whether I wrote the letter to [INAUDIBLE].. I explained to him that I did not, and I told him I don’t know anything about immunology, and I don’t even know Basel is, I didn’t know who [INAUDIBLE] is. I didn’t think that this is a good idea I told him. But now, I want to tell you something, it is really important. Renato as I told you doesn’t tell you what to do usually. Even do not recommend strongly to do anything but this case some way and it struck me because he said to me Susumu, this is really interesting direction you should really think about it or something like that. Montreal Then about 10 days later I visited Montreal which was the end of December.  [LAUGHING] And I was supposed to start in April but, I mean, and it was damn cold. [LAUGHING] I came back and I just–my mind flipped. I said, OK, I’m going to trust Renato  and I’m going to go to Basel.

バーゼル免疫学研究所に到着

「お前の研究は免疫学となんか関係あるのか?」「いや、なんの関係もないと思う。」

「T細胞とB細胞の違いを知ってるか?」「いや、知らない」

Basel Actually in February I left and went to Basel. And my intention was again, just stay there for two years  and continue to work– I was making some polyoma virus mutant, temperature sensitive mutants, which will be defective in transformation, cellular transformation. I wanted to continue that research. Fortunately, [INAUDIBLE] allowed me to do that although when he saw me a week after I arrived he asked me whether this had anything to do with immunology. So I said no, I can’t think of any connection. And the second thing he asked me is do I know the difference between T cell and B cells, and I had never heard of that. So I said no. And but he did not fire me, he let me do.

バーゼル免疫学研究所のフラットな体制:博士研究者はみな独立

Horizontal Structure And in Basel institute actually they had this what is called horizontal structure, which means if you have a PhD or a PhD equivalent you’re independent. It doesn’t matter whether you haven’t had any postdoc period or not. And you can corroborate that with anybody but you are given one technician and a half of a room, half of a lab, and a half of a office, and you can do whatever you want to. And you are supposed to do something relevant for immunology but I was ignoring that. [LAUGHING] Cellular Cellular Immunology

心境の変化:免疫学の世界へ

But in about two years I suffered actually, because I didn’t understand what they are talking about. There were a lot of seminars. Apparently there were very good immunologists who assemble there but there was no molecular biologist  or biochemist or anything like that. It’s pure immunology. At that time dominant area, dominant approach of immunology well it’s called cellular immunology. There are seminars and I mean, I try Research to go but I didn’t really understand. But then gradually my thinking sort of changed. I thought if I’m going to stay here surrounded by apparently very good immunologist I should learn something in immunology and I should try to do some research which interest them. Otherwise I don’t have opportunity to talk with them science.

免疫学における重要課題:抗体の多様性を生み出す遺伝学的なしくみ

I fished around and I ran into this problem of genetic origin Antibody Diversity of antibody diversity. When I was exposed to this problem. I actually honestly speaking I didn’t understand why they don’t study antibody genes rather than antibody molecules themselves because the only thing that people are doing at that time, as Lisa said but a lot of other people like [INAUDIBLE] and other people are [INAUDIBLE].. They were sequencing myeloma proteins which is monoclonal immunoglobin proteins. And they are hoping that if you sequence enough of them from that pattern you may be able to answer the genetic origin of antibody diversity and I thought that this is crazy. I mean, how can you do that when you have to look at the gene and compare the genes with the proteins, not just on one side it’s not going to solve the problem. Unfortunately, when I was in Basel– I mean Renato’s lab I already knew about restriction enzyme and also almost gene cloning, it almost becoming coming. That was the great thing about Renat’s lab. Renato’s in tumor biology was the Meca in tumor biology field. So a lot of people actually sent pre-prints to Renato’s lab to I guess to get some opinions or something like that. I already knew they are this in I think 1968, first paper with Smith and what is the other guy? Restriction enzyme applied to– AUDIENCE: Dan Nathan. SUSUMU TONEGAWA: Yeah, Nathan. Smith and Nathan. So I thought– when I heard that I immediately thought Radar the idea that I executed later.

抗体の多様性がDNAの組換えで生じているかを検証するアイデア(サザンブロット法以前の時代に)

That if you cut up genomic genes antibody producing gene versus no antibody producing genes, if there is any DNA rearrangement, if we cut them up, and if we have a probe by the way, hybridization probe, run the gel and the probe patent. Basically Southern blot, but Southern blot didn’t exist at that time. So that was a technical issue of how to do Southern blot equivalent because it didn’t exist. But theoretically, if you can do something like that one should be able to tell whether gene is rearranging or not automatically. Restriction I started by getting my myeloma cell line to grow them [INAUDIBLE] but at the same time I was always thinking about how to spread out restricted the genomic DNA. And we did something really not elegant because Southern blot it’s very elegant. But we run– people who works on the serum on the separate Electrophoresis proteins in the serum they use electrophoresis, horizontal electro– other electrophoresis. And we owned the preparative thing, they used very large one like 50 centimeter long and maybe 40 centimeter wide, or something like that. You have to run long time because it is a very large gel. And I saw that in the cold room the immunologist were using, so I thought, oh, maybe I can use this one put the DNA, restricted DNA and develop it electrophoretically. And there were a lot of trial and error but it turned out you have to do it very slowly because otherwise if you rush [INAUDIBLE] get constricted and distorted. It takes about 3 and 1/2 days to run. But and then you cut it up, and then extract DNA from each fraction, like 60 fractions. It’s not the Southern blot. And then they do the hybridization with probe, immunoglobulin gene probe, which itself there were no cDNA then. What we did is we purified as much as possible from myeloma cell line, the specific immunoglobulin lichen mRNA. I don’t think it went any more than 97%, 98% pure even if we did the many steps of purification. But then you iodinate. To label you iodinate and then use that as the probe. Iodine That’s how it went. I don’t tell you all of the detail.

But we have only 20 minutes left so maybe I should stop here. And only message I will give to young people is I’m so– of course, I’m so grateful to Dulbecco. And I think that he is a most sophisticated mentor without any intentional planning. He had this, in my view, he had this vision, where the science is going, where the exciting things are going to develop in five years 10 years, maybe 30 years. Immune RNA And he was not immunologist but someway he knew enough to suggest to I guess ambitious young student postdoc, to try. And I think as a matter of fact I’ll tell you a little bit more because he actually in the letter– I abbreviated– but he suggested something very specific it’s called immune RNA.

免疫RNA(でっちあげられた話)

Now, there was a claim was made around that, just before that one group in Harvard and one group in NYU or something. Independent. If you take a rabbit immunize with antigen Two papers and then afterwards extract RNA from spring, and they inject that RNA to a naive rabbit, that rabbit to become immune to that antigen and that RNA is called immune RNA. But it’s very crude. I mean you just take RNA and inject it. And there was a paper, there were two papers. And Renato happened to see those papers and he was– one thing he was thinking about is that. He was thinking, well, maybe one should study this more carefully and tried to characterize RNA and find out what’s going on. And that probably he mentioned that in this small letter I was wrong as an example of what I might consider doing. It turned out those two papers are fraud, so it was wrong. And some of you may know who the professor at Harvard. But in any case, it is already quite well-known, young professor and most of them are wrong– fraud. They’re made up.

メンターとしてのダルベッコ

He was completely wrong when he suggested something very specific to me but he was right in suggesting big picture, general direction. And I think this is a very important thing mentors should keep in mind. Mentor should not be just a coach, mentor should be a some [INAUDIBLE] giving person. This is the way I feel and– There are a lot of other things but I’ll stop stopped hereand then I’ll let you ask questions.

質疑応答 質問1:アメリカ留学後に京大に戻らなくても大丈夫だったの?

AUDIENCE: So when your professor from Kyoto sent you to US, didn’t he expect you to go back? SUSUMU TONEGAWA: Yeah. So when my visa is going to expire I did write to him of course. But I could not– he could not come up with attractive position for me. So oh, you mean, do I have a moral obligation to go back? [LAUGHING] No. I never feel that way. [LAUGHING] No, he was not unhappy that I didn’t come back. He was not unhappy. It was OK. People, one of the message I have is young people should go abroad. I mean, see the world and interact with the different people, and learn from them. I study memory, brain. Brain is so easily shaped by environment. You only think about with information you have in the head. You have to expand it by going to a new place interacting, with new people and exploring new things. But anyway so. Nobel laureates

質疑応答 質問2:ダルベッコ研究室の人々について

43:04 AUDIENCE: Renato’s lab produced many other people. Where people– SUSUMU TONEGAWA: Renato’s lab, yes. AUDIENCE: [INAUDIBLE] SUSUMU TONEGAWA: Yeah, yeah, it’s amazing. [INAUDIBLE] AUDIENCE: [INAUDIBLE] is out there, right? SUSUMU TONEGAWA: [INAUDIBLE] is amazing, OK. 43:17 Now, you help me to tell you a little story again. You know Renato’s lab, Renato himself is a Nobel laureate 43:25 and you know. And his mentor is a Nobel laureate who is Salvador Luria. 43:31 And Salvador Luria graduate student who overlapped with Renato’s postdoc period [INAUDIBLE].. 43:39 And then in Renato’s lab. So David Baltimore, Howard Temin, Lee Hartwell, 43:45 and myself. I mean at a different time. Lee Hartwell was when he was a Cal Tech professor graduate 43:52 student. He had four Nobel laureate from his lab. AUDIENCE: And I think I remember Paul Berg. 43:59 SUSUMU TONEGAWA: Yes, Paul Berg when he changed from protein synthesis, molecular genetics 44:07 to eukaryotic system, which led to this recombinant DNA 44:12 technology he spend the one year in Renato’s lab for a sabbatical. 44:18 So he was exposed to eukaryotic system in Renato’s lab. This is quite amazing. How did he do it 44:24 I mean, we asked him how you do it? How he does it? And of course, he doesn’t answer. 44:31 He doesn’t have any answer. That it just happened, he says. 44:38 The only thing is he does his own research, his own experiments. We had no idea what he was doing. And it was every six months or so, he send out notice– not the email. No email then— that he’s going to give a talk in the lab. So he gives a talk, and we don’t understand what he’s talking about when he is so far ahead. You know, 1960– just in the late ’60s, he was already thinking, talking about growth factor in a cell, which would regulate the growth of cells. And he was working under the assumption there was a receptor for the specific growth factor on the cell surface and then did a signal transduction for changing a transcriptional or replicational state. And he was thinking about that. But this is very ahead for everybody else. So we thought, oh, this is– I don’t know. This doesn’t look like hard science. 45:53 But later, we realized that he was just very ahead of everybody else, I think.

質疑応答 質問3:ノーベル賞の連絡があったときの状況

Telephone call AUDIENCE: Can you describe the telephone call you got from Sweden? I mean, where you were?

SUSUMU TONEGAWA: I was in bed. It’s early morning. So Boston time is a very early morning. So I was sleeping. But also, call was not from Stockholm. Call was from Tokyo because a reporter called earlier than Stockholm.

Anyway, yes, please?

質疑応答 質問4:脳科学で発展性のある分野は?

AUDIENCE: So if you had to make a suggestion Future of brain research to your student or the postdoc, what would be some exciting area– 46:47 SUSUMU TONEGAWA: For the future? AUDIENCE: Five, 10 years or [INAUDIBLE].. 46:53

SUSUMU TONEGAWA: Brain, brain. Well, you should know that everybody– there’s no such a thing as objective visionary. 47:05 So each one has their– is based on their– actually, based on the memory they have in their head 47:13 and what is called a taste. And well, I consider brain is a tremendous future. 47:24 And brain research can be done in many different ways. It’s totally interdisciplinary research. 47:30 You can do biologically. You can do physiologically. You can do behaviors. And a lot of new technology is needed, also. 47:38 More technology has to be invented, particularly if eventually, if we want to study human brain, rather than animals. 47:45 We need a real revolution in a non-invasive technology 47:50 to look at what’s going on in the human brain. So this is yet to come. 47:56 MRI– it’s good now, but it’s not good enough 48:03 for real understanding of human mind. So engineering is definitely there. 48:09 And I think that that’s all I can say. Interdisciplinarity I mean, a lot of people say the same thing. But the more I get involved in brain research, 48:24 the more I’m convinced. And important thing is you are very aware of that interdisciplinarity of brain research. So one should try to learn– train– trained in not in one level of analysis, 48:50 but at least two, maybe three levels, multiple levels, so that you can make a connection between processes, events happening in the different level of complexity– cellular, cellular interactions and physiology behavior, 49:05 and so on. But I also say that since this is a biology department, molecular biology will be powerful– continue to be powerful. There’s no doubt about it. You know this, right? Molecular biology is applicable for any area of life science. So it’s good to be trained as a good molecular biologist, by the way, when you are young. But then, you want to think about exploring new problems.

質疑応答 質問5:なぜ科学研究者に?

AUDIENCE: Can you say something about early influences in your life going into the scientific direction? I mean, did you have family members? Did you have a chemistry set? Did you tinker around in the basement?

SUSUMU TONEGAWA: Well, just again, I’m confirming what I already said. Human brain is easily shaped by environment. So the doctors’ children often become a doctor. Lawyers’ children often become a lawyer. Scientists’ or engineers’ children often become scientists or engineers, and so on. So I am not an exception to that. So in my bigger family, and the uncles, grandfather, they are mostly in science or engineering, including my father and my brother. My elder brother became a physicist, and so on. So that’s only world I knew when I was younger– you know, 50:39 teenagers. And it was very natural for me to go into some kind of science. 50:46 Then why chemistry? That’s a difficult question. I guess in high school, my grade in chemistry was good. So that’s why I thought I may have some talent in there. 51:00 But that’s not– yeah, they was just [INAUDIBLE].. How to become a scientist 51:06

質疑応答 質問6:免疫学から神経科学への転向について

AUDIENCE: Can you say a few words about your transition to neurobiology and how you prepared for it? SUSUMU TONEGAWA: How? 51:12 Transfer? Transition? AUDIENCE: Transition from– SUSUMU TONEGAWA: Yeah, transition– so that’s another thing. 51:17 That question is often asked. 51:24 You are young, but not so young. And I’m talking to younger people. You’ll excuse me for that. 51:35 You know, I think as a scientist, if we want to become a scientist, 51:41 I think the most important thing is your, as you say, 51:46 curiosity or your interest, scientific interest. 51:52 So as you do some research in some areas, of course, 52:00 there are other interesting things there. And you can never really finish it. 52:06 The question is, is it really interesting for you? 52:13 I mean, I think people should always think about, every few weeks, am I really doing– what I’m doing here, research, is it really worthwhile doing it compared to something else? And in other words, you should always assess what is called “importance,” which is also very subjective judgment. But that’s OK. Everything is subjective in this world. So you should assess whether you’re really looking at, seeking, something really– what is called “important” for you, important. So in immunology, I worked in so-called immunology. By the way, I never felt I’d been an immunologist, OK? I always felt that I’m a molecular biologist. I just use the molecular biology to study immunological problems. So I did that for, what, 15 years or so? 53:14 Maybe a bit more. And of course, there are still a lot of problems. But I started feeling I really explore something new. 53:24 I said explore something new. And there’s more subtle thinking on this.

サイエンスで成功するために必要なこと(53:32)

ひとつは、強い興味。

もう一つは、その研究領域の重要な問題にアプローチするための、自分だけの方法論を持っていること。

In science, as you know, if we want to have a really impact to that field that you are working on, I think you need a few things. One is keen interest. And the second thing is some kind of approaches, expertise, or techniques, or something, which you like, and that you think that you are pretty good at, but other people are not using to study certain problems in the field. So it’s almost like what is called interdisciplinary approach. Otherwise, I think it’s impossible to be able to contribute significantly to a field as a latecomer. You understand that? Because there are thousands of, maybe tens of thousands of bright people who have been thinking about the problems for many, many years. And then all of a sudden, you go in there. 5And if you use the same approach as they are using, or their same thought, applying the same thoughts, I think the chances are very small that you can contribute. So you have to run into something that nobody has done. 55:05 So when I went to Immunology Institute, nobody was doing the molecular biology of nucleic acids. Nobody in the world interested in the immunological problem was doing that. And I happened to be trained in that field in other areas. And all I did is combine the problem with the approach I had. Now, fortunately, nobody else was doing. And I did have competition later, by the way. César Milstein, [INAUDIBLE],, they also came into that.

免疫学の研究から離れた理由

But in any case, so the same thing in immunology, so I felt immunology is coming to the point where the people who have more medical training, medical, as well as PhD training, will probably have a better– more fun– to continue to study some of the remaining problem in the immunology, like tolerance and so on, or the immunity, or things like that. And I don’t have any medical training, and I didn’t want to let– how do I say? I didn’t feel that I’m the one who should be studying all those things.

神経科学領域への転身:分子生物学を脳研究に持ち込む

So I wanted to have something new. So there is a push and a pull. The push is what I just said. Pull is I was interested in the brain. I was interested in mind. 56:44 But I didn’t know for several years, I didn’t know how to study. In other words, I didn’t have this approach, which is unique, 56:51 or “almost unique,” to me or to my lab. But fortunately, toward the end of immunological research, we are using this transgenic gene knockout system to study immune system as a system. And then one day, [INAUDIBLE],, who is now professor at UCLA, came as a postdoc. When I was talking with him, we realized nobody has applied the transgenic or knockout mouse technology to study the mechanism underlying mouse behavior. Now, there are Drosophila people are already doing that– 57:38 been the study of that several years before that. But it was now possible also to do with mouse, but nobody was doing that. Never had anybody is starting doing that. So I thought this may be– 57:56 and that was a break with which I went in. We went in. It took about seven years to phase out immunology and go up 58:05 neuroscience. But it was a great change because my students are now postdocs. 58:11 Many of them also switched, and we learned together. 58:16 And then some of them know better than me. You know, like an MD postdoc, they know the anatomy of the brain already. 58:23 They tell me all these foreign names to me. And I learn from them. 58:31 And they’re not just anatomy, but many things. So it was OK. Really, I had– the luck I had is had Howard Hughes. 58:41 So we had stable funding. But actually, Max Cohen– I was on Howard Hughes’s own immunology program. 58:49 So when Max Cohen heard that I’m switching, he– 58:55 I don’t know what he did. He wrote to me or he called me, and he expressed his displeasure for my changing it. 59:04 He goes, hey, Susumu, you are in the immunology program. AUDIENCE: I can tell you what he said. 59:10 SUSUMU TONEGAWA: Huh? AUDIENCE: I can tell you what he said because– SUSUMU TONEGAWA: Well, what did he say? AUDIENCE: Yeah, because I was director of the Cancer Center Electrophysiology 59:15 at the time when you were making the switch. And you wanted a room to do electrophysiology. 59:21 And if you remember, I gave you one. And Max called me up and said, we’re not paying for that room. 59:30 We tried [INAUDIBLE]. And we got one to [INAUDIBLE]. SUSUMU TONEGAWA: Right, right. AUDIENCE: And I said, well, I don’t care what we pay for it. 59:38 He’s got the room, and he’s going to do neurobiology. SUSUMU TONEGAWA: Good. AUDIENCE: And he came around later. SUSUMU TONEGAWA: Later. 59:43 Yeah, came around. He came around. As soon the first paper was coming out, we agreed– change. 59:51 And he said, oh, it’s great. 59:58 So in that sense, Howard Hughes people are very good, very nice to us.

質疑応答 質問7:科学研究の最高峰に上り詰めてもなお自分を研究に駆り立てるものは何か?

生きている限り、何か面白いことをやらなきゃね。でないと死ぬほど退屈でしょ。

Yes, please? 1:00:04 AUDIENCE: What keeps you motivated? I mean– SUSUMU TONEGAWA: I can’t hear you. AUDIENCE: What keeps you motivated to continue 1:00:09 the work that you’re doing? Is it just the interest in what you’re doing? I mean, just what keeps you motivated to keep 1:00:16 going, to keep pushing forward in science? Because some people might have said that you have attained the peak of scientific achievement. So what keeps you going beyond that point?

人生を楽しむために

SUSUMU TONEGAWA: I never thought that I was at the peak. What do you mean? You still have to live. 1:00:39 So you want to do something interesting, right? You want to have fun in your life, as long as you are living. So you have to find something which you get excited about. Right?

素早く学ぶためには耳から情報を入れる

So it’s great if you change your field late, late, like I did, because you go back. You become student. You become a student. So you learn a lot of things very fast. It’s a lot like studying in a class and reading a book, textbooks, or things like that.  [INAUDIBLE] that’s too slow if we are changing a field. Because tomorrow, I have to talk to a very well-known neuroscientist for collaboration. So by tomorrow, I have to know the basics of what we are going to talk about. So I just ask around, the people, and by ears we learn things. I mean, it’s probably information is not very accurate this way. But at least you get the sound. That’s the way I think the sciences should be done. I mean, the science– it’s up to you.

面白いと思ったことをやる以外ない

I mean, if you’re interested, you do it. We have no other choice. Otherwise, you are bored to death– die. I hope it’s useful. I’m not sure. It’s OK? I want to emphasize molecular biology is important, although future is in brain neuroscience.

質疑応答 質問8(1:02:25)ヒトの脳をロボットで実現する日はいつ?

I have one question. How long do you think it’s going to take to actually model 1:02:32 the human brain with robots? SUSUMU TONEGAWA: Oh. 1:02:38 How long it’s going to take? I’m sure you can ask that question to somebody else. 1:02:45 You will get a better answer. But it’s tough. 1:02:51 You’re talking about a robot who behave, think, like human beings. That– I don’t think it will happen very soon, OK? 1:03:05 AUDIENCE: It could. SUSUMU TONEGAWA: I mean, actually– actually, it’s quite dangerous to do that because if a robot doesn’t like you, they could have much more power than you have, and a different order of magnitude of power. So they may attack you. So we have to– I don’t think– in that way, I don’t  think a robot will be ever be like a human being because human being will not allow that, right? But the question is, can robot– without given software– can this machine proactively not only respond to the stimulation, but have a thought? Planning of the behavior? I don’t think people have agreed to do that. So I think it will advance. Technology like that will advance [INAUDIBLE].. But to what extent we can do that, I don’t know. And when? It depends on what robot you’re talking about, what stage of robot. I mean, robot can now take care of patients, for instance– give the pills in the right time and say something soothing to you, to the patients. But that’s all software is there.  I mean, the human is giving them to do that. So they have to create their own– I mean, if you look at the human brain, the human brain’s hardware changes in response to environment. Hardware– it’s a network itself– changes to adapt to the environment. We incorporate information from environment. It’s a totally interactive machine with environment. So please ask someone in the– artificial intelligence people at MIT. You know, it’s very interesting because people who are really hardcore thinking-machine people, plus it’s people who are think about robotics, but also at the same time, a neuroscientist, they are viewed completely different.

テレンス・セジノウスキー

So I remember someone– yes, I tell you one little thing. I’m going to finish it, OK? Terry Sejnowski is a very good, respected neuroscientist at the Salk Institute who has a very broad understanding– biology to robotics to computational– everything. I really respect him. So he was telling me the other day that some years ago, when the thinking machine at MIT– people who are at the height of productivity– he was invited to give a seminar. And on the way to the lecture room, the host professor warned him not to criticize their robotics or their computers, supercomputers. So he thought about it. And then he said he started– just about he was try to start the lecture, fly, little fly, flew here. And immediately, he thought, you know, you just saw this fly flying here. You know, this little guy can find out where the food is. He knows how to reach there. He knows how to even store it. He can even reproduce himself. Now, I just saw this huge supercomputer in the basement yesterday in here. They can’t even move. They certainly cannot reproduce by themselves. So this was, as I said, many years, 10 years ago. So that’s the difference of a little, simple, relatively simple brain and a huge supercomputer. OK? [APPLAUSE] Thank you.

難しい物理学や数学のトピックを子供から大人までそれぞれのレベルで解説5段階のレベルで説明: WIREDの5 Levels

レベル1 子供向けの解説、レベル2 少年少女(ティーン)向けの解説、レベル3 大学生向けの解説、レベル4 大学院生向けの解説、レベル後 プロ向けの解説となっています。

量子コンピュータとは

「量子コンピュータ」って何?5段階のレベルで説明 | 5 Levels | WIRED.jp WIRED.jp チャンネル登録者数 43.1万

無限とは

「無限」って何? 数学者が5段階のレベルで説明 | 5 Levels | WIRED Japan WIRED.jp チャンネル登録者数 43.1万

SNSによる日本の大学・学部・学科紹介

SNSでは古いネタが掘り返されてしばらくぶりに再度流行するという現象が起きるようです。

自分のサイトでも、

【研究者の適性】自分が研究に向いているかを知る30の質問

の記事は、時々、フォロワーの多い人に紹介される度にアクセスが集まる現象がみられます。

賛否両論あるようですが、自分は前回の流行を知らず、今回、見ていて各大学(の学生や教員)の個性を感じて面白いと思ったので、大学選びの参考に纏めてみました。

東北大学

東北大学理学部生物学科

東北大学工学部材料科学総合学科

東北大学工学研究科ロボティクス専攻

 

慶應義塾大学

慶應義塾大学法学部法律学科

【炎上中】元ミス慶応ファイナリストの竹内えりかです YouTube始めます❗️❗️#ミス慶応2020 たえりかチャンネル チャンネル登録者数 784人

ミス慶應に聞く!実績なしから難関AO入試に合格できた理由【学校推薦・総合型選抜】 学校推薦・総合型選抜専門塾 KOSKOSチャンネル チャンネル登録者数 2160人

【衝撃】竹内えりか、ゴリゴリのすっぴん公開 ⏩ メイクしますwww #ミス慶応2020 たえりかチャンネル チャンネル登録者数 784人

慶應義塾大学文学部 人文社会学科 民族学考古学専攻

早稲田大学

早稲田大学法学部

早稲田大学教育学部教育学科教育学専攻教育学専修

 

東京農業大学

東京農業大学地域環境科学部森林総合科学科

東洋大学

東洋大学文学部英米文学科

日本大学

日本大学芸術学部放送学科

日本大学芸術学部演劇学科演技コース

日本大学芸術学部演劇学科演出専攻

東京藝術大学

東京藝術大学音楽学部声楽科

東京大学

東京大学法学部第一類(法学総合コース)

東京大学前期教養学部文科3類

東京大学大学院理学系研究科生物科学専攻

東京大学農学部獣医学課程獣医学専修

東京大学工学部航空宇宙工学科

東京都立大学

東京都立大学理学部生命科学科

中央大学

中央大学理工学部数学科

大正大学

大正大学心理社会学部臨床心理学科

デジタルハリウッド大学

デジタルハリウッド大学デジタルコミュニケーション学部デジタルコンテンツ学科

横浜国立大学

横浜国立大学理工学部建築学科

北里大学

北里大学海洋生命科学部海洋生命科学科

山梨大学

山梨大学生命環境学部地域社会システム学科

信州国際学院大学

信州国際学院大学国際コミュニケーション学部フランス語学科

名古屋大学

名古屋大学大学院情報学研究科

京都大学法学部

京都大学法学部

同志社大学

同志社大学神学部

  1. 佐藤 優 神学生だった佐藤優が外交官の道に進むきっかけとなった意外な小説 神なしに生きる現代人の姿  2016.10.26 gendai.media
  2. 内村鑑三(著) 佐藤優(解説) 人生、何を成したかよりどう生きるか 文響社 2021年
  3. 佐藤優 同志社大学神学部 私はいかに学び、考え、議論したか 光文社 2015年

京都芸術大学

京都芸術大学 芸術学部 文芸表現学科

佛教大学

佛教大学文学部仏教学科浄土学コース

嵯峨美術大学

嵯峨美術大学芸術学部造形学科油画領域

嵯峨美術大学造形学科彫刻領域

  1. 学校法人 大覚寺学園 嵯峨美術大学 嵯峨美術短期大学

近畿大学

近畿大学農学部水産学科

  1. 近畿大学水産研究所

奈良女子大学

奈良女子大学理学部化学生物環境学科

  1. 奈良女子大教授・数学者 岡潔=自宅前 吉永小百合も佐藤栄作もあの人も…ジャンプ! 週刊朝日飾った27枚 有料記事 大和久将志2023年5月30日 5時00分

長崎大学

長崎大学水産学部水産学科

熊本大学

熊本大学工学部機械数理工学科

スマラン国立大学

スマラン国立大学教育学科

  1. 世界の日本語教育の現場から(国際交流基金日本語専門家レポート)中部ジャワ「つながりのたね」を置き土産に インドネシア スマラン国立大学 三宅直子 「スマランに日本語学習者が!?」-いるんです!

プール・水着撮影会の懐疑点

埼玉県がプール撮影会の開催直前にプールの使用許可を取り消したためにイベント主催者や出演予定者、参加予定者、その他関連業者が他大な損害を受けたそうです。公営プールでの水着撮影会とはそもそも何か、なぜ急な中止要請となったのか、何が問題視されているのかなどについてSNS(ツイッター)の意見をまとめました。

プールの貸し出し不許可により、突如中止に追い込まれた水着撮影会

埼玉県の公園を管理する公益財団法人「埼玉県公園緑地協会」の判断により突然中止においこまれたプール撮影会:

  • フレッシュプール撮影会(川越水上公園 6月10日)
  • ミスヤングアニマルオーディションセミファイナルプール撮影会(しらこばと水上公園 6月10日)
  • はまなる大プール撮影会(川越水上公園 6月11日)中止のお知らせ
  • 近代麻雀水着祭(しらこばと水上公園 6月24日(土)25日(日))

  1. 「開催2日前にいきなり電話で言われ…」共産党の申し入れで「水着撮影会」が中止に 騒動の裏側に迫る  2023年06月09日 デイリー新潮

プール・水着撮影会とは

【大人向け】水着撮影会でAV業界トップの実力発揮してきた 深田えいみ / Eimi Fukada チャンネル登録者数 120万人

県営プールが水着撮影会の会場に使われてきた背景

プール・水着撮影会を突然不許可とした理由

プール・水着撮影会の参加者の問題行動と規制

わいせつなポーズやわいせつなしぐさとは

 

過激な衣装とは

 

エロの個人差・多様性

未成年者(中学生・高校生)の出演・演出

水着撮影会の意味

水着撮影会の意味(一部の人にとっての)

水着撮影会とは(一視点)

 

プール・水着撮影会に未成年者・中学生を出演させることの是非

法律の解釈

性的消費論・性的搾取論

児童ポルノ論

英才教育論

子供の人権の保護

人間の性的欲求の存在

水着撮影会の問題の本質に関するわかりやすい説明

スクール水着

水着撮影会中止を訴えた人々

かみ合わない議論・立場の違い・論点整理

共産党の関与

水着説明会の急な中止の法的問題点

権利と規制とのバランス

規制の問題点

プール撮影規制騒動に思うこと

関連する問題

将来的に規制が拡がる恐れ

参考(プール・水着撮影会以外のその他の表現活動)

バーベキューで消毒用アルコールをかけて服に引火し男子学生が亡くなる事故

2023年5月に福岡・柳川市の「ハリウッドワールド美容専門学校」の学生と教員あわせて約480人が参加した、学内で実施された恒例のバーベキューで、火が消えかけたため、燃料が燃えやすいようにと教員が消毒用アルコールをかけたところ炎によって4人の学生の衣服に火が燃え移り、そのうちの一人の男子学生が亡くなるという事故があったことがわかりました。

このバーベキューでは、60代の男性理事長が、火起こしのために消毒用のアルコールを使用していたそうで、その流れで?職員が消毒用のアルコールを使って火を起こそうとしたようです(6月11日文春の報道をみると、理事長が職員に指示したようです)。

【注目ニュース】専門学校BBQで学生1人死亡「教員が火にアルコール」危険性は FBS福岡放送ニュース チャンネル登録者数 1.62

事故を目撃した、学生の保護者「亡くなられた生徒さんの洋服に(火が燃え)移って、みんなで飲み物とかをかけて消そうとしてたらしいんですけども、それでも(火が)消えなくて、近くに水とかもなくて、布とかでバサバサと消そうとしたらしいんですね。そうしたら逆にそれで火が燃え上がって、」(「はっきり言って見殺し」BBQで引火の生徒(18)が死亡  理事長に直接取材“アルコール使用を教師に指示”は明言せず 2023年6/9(金) 19:52 FNNプライムオンライン YAHOO!JAPAN)

現場にいた学生 「地面にぐるぐる、頑張って服を脱ごうとしていて、みんなぼう然。(搬送された学生が)早く回復して、学校に戻ってほしいという一心でした。」(バーベキュー炎上死亡事故 現場にいた学生が当時の状況語る 2023年6/9(金) 18:04 FBS福岡放送)

報道

  1. 「青い炎に包まれた生徒が搬送された後もイベントは続いた」“福岡バーベキュー炎上18歳死亡”問われる学園の“やり過ぎ体質”「理事長のカレーとおでんがいつも出てきて…」 2023年6月11日(日) 11:12 文春オンライン 5月24日午後0時55分ごろ、福岡県柳川市にあるハリウッドワールド美容専門学校の敷地内で開かれたバーベキューで、男子学生4人がやけどするという事故が起きた。うち1人が6月6日に搬送先の病院で死亡。‥ 事故のきっかけは、男性教員がアルコールをコンロに投入したことだった。爆発的に燃え上がった火は瞬く間に学生4人の衣服などに燃え移ったとされている。亡くなった1年生の男性(18)の死因は敗血症性ショック。‥ 60代男性の理事長は12台のコンロの着火担当で、新聞紙などにアルコールを染み込ませ、副理事長と一緒にライターで点火。その後、生徒らを呼びバーベキューを開始しました。事故が起きたのはそれから10分後。火の弱かった1台のコンロに20代の男性教員が手指消毒用のアルコールを直接注いだところ『ボンッ』と音を立てて燃え上がり事故に繋がったといいます。‥ ニュースで学校のコメントが流れた時には耳を疑いました。『アルコールの使用は初めて』とか『教員の不手際』だとか。アルコールは前回のバーベキューでも新聞紙に染み込ませて使っていたのに……。理事長が先生たちに『アルコールを追加してこい』と指示してたのはみんな知ってるはずです

見えないエタノールが燃えているときの炎

アルコールによる爆発の事例