プロの研究者になるために必要な素養とは?進路に迷っている人が「自分が研究に向いているか向いていないか」を判断するためのチェックリスト14項目

大学院博士課程進学などの進路を決めるにあたって、自分は研究者になれるだろうか?研究者に向いているだろうか?と悩む人は多いと思います。プロの研究者になるために絶対に必要な素養とは、何でしょうか?

進路を迷っている人向けに、参考になりそうなアドバイスをまとめました。

 

 

-2.運がいいか?

成功した理由を聞かれたとき、「自分は運が良かった」と多くの人が言います。

松下幸之助氏は社員面接の最後に必ず「あなたは運がいいですか?」と質問したという。そこで「運が悪いです」と答えた人は、どれだけ学歴や面接結果が良くても不採用にした (運が良い人、悪い人~松下幸之助が問いかけた「運」の意味 10mtv.jp)

 

同じようにやっても大学教員に成れる場合もあれば、なれない場合もあります。結局、決定的な要因は運なのです。… 運が巡ってくる確率を上げる方法はあります。(どうすれば大学教員になれるか 長束・鈴木研究室 ブログ 2016年07月12日)

 

あなたがとことん追求した結果が、 単に独りよがりではなく、時空を越えて、誰かに共感され、評価され、貢献をすること。もうだめだと思った時に、「こいつを埋もれさせるのは惜しい」と思う誰かに救われること。この人生の賭に勝ち抜き、生き残ること。こうなれば、あなたは学者――教授と限らない――になれるのである。(エッセイ あなたは学者に向いているか 東京大学東洋文化研究所松田康博研究室)

 

It was a matter of good luck to have been in the right place at the right time, trying to do the right thing, first alone, and then with the right students and collaborators. (クルト・ヴュートリッヒ 2002年ノーベル化学賞受賞 peerj.com)

 

Everybody in science works very, very hard, and everyone makes important contributions, and you’ve got to be lucky to make a contribution that also has a medical or clinical impact. In some sense that’s the skill of choosing, and in another sense that’s the luck of being at the right place at the right time. I’ve always felt that I’ve been at the right place at the right time.Arnold Levine がん抑制遺伝子p53の発見者 インタビュー rockefeller.edu

 

生まれつきの大天才は別として、ほとんどの人は偶然や運やめぐり合いによって、人生が大きく展開していく。私たちは、無意識のうちにさまざまな選択をしながら日々行動しているわけだが、その選択・行動パターンによって、運や偶然をつかむ人とそうでない人がいる。その人が磨いてきた能力に加えて「正しいときに正しい場所にいる」ことが重要で、それは突き詰めて言えば、誰かの心に印象を残し、大切なときにその誰かから誘われる力なのである。(梅田望夫 著『ウェブ時代をゆく-いかに働き、いかに学ぶか』/ 「正しいときに正しい場所にいる」幸運にめぐりあう答えは現場にあり!技術屋日記 2010年06月20日)

 

-1.褒められるのが嬉しいからという理由で道を選ぼうとしてはいないか?

子供の頃からもともと勉強が得意で、しかも親や周りが褒めてくれるのが嬉しかったからという理由で研究者への道に進もうとしている人は、一度立ち止まって自分自身に問い直したほうが良いでしょう。

Q:承認欲求が研究の第一のモチベーションになっていないか? MESSAGE→他人からどう思われるかではなく、自分が自分の研究をどう思うかが大切。(『なぜあなたの研究は進まないのか』 東京大学医学部付属病院呼吸器外科講師 佐藤雅昭 2016年 メディカルレビュー社

 

価値の判断基準が自分の外にある人間は表現者になれない。その表現の仕方が研究だろうと、スピーチだろうと、絵画だろうと、価値の判断基準は常に自分の内部にあり、その基準に基づいて自分の考えや思いを外に問うのが表現だ。… 君がもし表現者になりたいのだとしたら、精神的な背骨を手に入れる必要がある。それはどんなものでも良い。私が君をどう思うかではなく、君が君をどう思うかそれが重要だ。(価値の判断基準が自分の外にある人間は表現者になれない 発声練習 2009-02-22)

 

0.大学までの勉強と、大学院における研究との違いを理解できているか?

教科書から学ぶ立場だったのが、教科書に新たな1行を書き足す立場にまわるのだという自覚が、まず必要です。

自分は過去の天才たちが考えた過程をトレースするのが好きなだけで 誰も知らないことを追求するのには向いていないんだと思う。 (僕は中学受験の頃から算数が好きだった はてな匿名ダイアリー anond:20170207113129)

 

勉強は「既にわかっていることを勉強する」ことで,一方,研究は「まだわかっていないことを研究する」ことです.このことは何を意味するかというと,勉強ができない,嫌いだからと言って研究者になる道を諦める必要はなく,逆に,勉強ができるからと言って優秀な研究者になれるとは限らない,ということです.(勉強と研究 似て非なるもの 境有紀のホームページ)

 

研究者からみれば、学部生までは勉強にすぎなくて、大学院ではじめて研究に触れるー未解決問題の問題解決能力をトレーニングするーのだということがあまり知られていないですね。だからこそ博士の教育はすごく大事で、一般的価値があるのだという認識も広まってほしいです。@masahirono

 

実際にアカデミアで成功する人は”下克上を生き残る戦国武将” or ”金儲けの達人”といった過酷な競争を生き残れる能力者です。つまり、どこに研究の種があり、どのタイミングで飛びつくかを虎視眈々と狙っている感じ。…この才能には学歴はほとんど関係ありません。例えば、成功した起業家に学歴を問うのはナンセンスなのと同じです。(研究者としての適性 ぽろっ all or something)

 

「問題解決力」という言葉からは、「問題はどこかから・誰かから与えられる、それを解決する」というような意識を感じます。おそらく、大学受験、大学院受験までは、そういう能力を鍛えるように訓練されているのだと思います。でも、大学院以降は、一流の研究者になるためにも、博士号取得者として違うキャリアパスを目指す場合も、「<問い>を立てる力」つまり「問題発掘力」や「問題設定力」が重要なように思います。(価値ある博士号取得者に必要なのは「問題解決力」以上  大隅典子の仙台通信)

 

一般的な意味では優秀と呼ばれるような人たちが研究生活をドロップアウトしていく理由 … それは、こうした人々が「答えのない問い」に対して非常にアレルギーというか、苦手意識をもっているのではないかということです。… 答えのない世界というのは例えば、いま自分が解こうとしている問いにそもそも適切な答えがないかもしれないという可能性を排除できないまま、何年にもわたって実験を繰り返していくということだったりするのですね。… 本来科学者とは、こうしたことに対してむしろワクワク感とか知的な興奮を味わう種類の人種であって、はなっからやり方がわかっているようなことなどには見向きもしないという性質をもっている人たちなのです。… 答えのない問いに対して魅力を感じるかどうかというのが、研究の向き不向きを決めるリトマス紙になるというのが私の考えです。(研究に向く人と向かない人を見分けるためのたった一つの質問  ポスドク転職物語)

 

卒論と修論で先生の言うとおりにしかできない人なら、研究者としての能力は無いと判断できます。先生に言われなくても研究をどんどん進められる、或いは言われたこと以上の成果を出せる、というような能力が無ければ研究者としてはやって行けません。(研究者の向き不向き  シーザー 発言小町)

 

研究者の能力は、1つの研究テーマをまとめて論文にしてはじめて評価できます。1つ2つ実験をしてうまくできる、できないは研究者の能力とは言えません。本当に研究者としての能力を見たいなら、最低自分で論文を書くところまでして考えましょう。 ただし、合理的な考え方ができない、自分のしていることが客観的に判断できない、戦略的に研究のプランが建てられないという方は研究者には向きません。これはトレーニングである程度身に付きますが、1年間やってまったく向上が見れない時は、あっさりと研究者になることをやめましょう。 まとめると、はっきりと研究職に就かない方がいいという人は半年もすればすぐ分かります(学部4年の時だけでも)。しかし普通に実験ができる人が将来すばらしい研究者になれるかは、3−5年間の学生の方の努力でいくらでも変わります。研究者に向いているという問題でなく、研究者になるつもりがどれくらいあるかの問題です。(九州大学染色体機能学研究室複製グループ 釣本先生の進路相談室)

 

勉強,勉強などと大声で言わずとも,勉強は,(研究者であるならば誰もが)当たり前のように,自発的に,死ぬまで,毎日行っていることです。… 「研究」とは,誰も(小川も)知らないことを探る作業ですから,その結果は誰も知りません。どのような方法で解答にたどり着くことが出来るのか,そもそも解答は存在するのかさえも分からない問題にアタックするのが「研究」です。だから,「先生はきっと解答を知っているのだろうから,困ったときは先生に相談して,教えてもらおう」というメンタリティーでは,研究者には絶対になれません。 (小川研究室のアドミッションポリシー)


学生実験は「上手くいくのが普通」、研究は「上手くいかないのが普通」。つまり、毎日毎日、朝から晩まで、失敗を重ね続けることになる。当然、失敗を糧に して改良・改善をするけどね、そう簡単にはいかない。マジで精神的に参ってしまうのでは、と思ってしまう。このプロセスに馴染めない学生は、研究をやるのに向いていない。(
成績は優秀だが「研究に向いていない」学生のタイプ JCAST 会社ウォッチ 2015/1/16

 

博士に必要なことは未解決の課題に挑戦して、失敗を重ねるうちにこうすれば良いという解決方法を見つけることです。それを論文にして発表させる、というのが私の教育法でした。博士は失敗の連続に耐えられる強さを持っていないといけません。研究は失敗するのが当たり前だからです。 (JST Science Portalインタビュー 「大学はもっと元気を 政府に言うべきことはきちんと」第2回「博士の育成・就職は教授の責任」元総合科学技術会議議員、元東北大学総長 阿部博之 氏)

 

他人の数学がよくわかるという能力と、自分の数学が創れるという能力は、あまり相関が大きくないようである。…学校で教わった流儀ではどうしてもわからなかったので、自分流にわかるように務めたら、このような仕事ができたといわれる大数学者は少なくない。(小松彦三郎 新・数学の学び方 小平邦彦 編 岩波書店 2015年 139ページ)

 

臨床のお医者さんは、ある程度知識が揃っていないとダメなんですが、研究者というのは必ずしも全部の知識が必要ではない。生化学者だって、生化学の教科書を全部知っている人は何人もいないでしょ。1ページか2ページ知っていればそれでいい。(早石 修 第10研究室 研究者の向き/不向き われら六稜人【第26回】科学を志す人のために)

 

論理の連鎖のただ一つの輪をも取り失わないように、また混乱の中に部分と全体との関係を見失わないようにするためには、正確でかつ緻密な頭脳を要する。紛糾した可能性の岐路に立ったときに、取るべき道を誤らないためには前途を見透す内察と直観の力を持たなければならない。すなわちこの意味ではたしかに科学者は「あたま」がよくなくてはならないのである。 しかしまた、普通にいわゆる常識的にわかりきったと思われることで、そうして、普通の意味でいわゆるあたまの悪い人にでも容易にわかったと思われるような尋常茶飯事の中に、何かしら不可解な疑点を認めそうしてその闡明に苦吟するということが、単なる科学教育者にはとにかく、科学的研究に従事する者にはさらにいっそう重要必須なことである。この点で科学者は、普通の頭の悪い人よりも、もっともっと物わかりの悪いのみ込みの悪い田舎者であり朴念仁でなければならない。… つまり、頭が悪いと同時に頭がよくなくてはならないのである。 (科学者とあたま 寺田寅彦 aozora.gr.jp)

 

 

1.良いメンター(師匠)を見つけられるか?

本人の能力がどれほどあったとしても、それを発揮し、伸ばす環境に恵まれないと研究者としての成功はおぼつきません。

「師に仰ぐならノーベル賞級の人の下に就け。研究者としての君の将来は、全く違ってくるはずだ」(元 東大総長 有馬朗人 氏の言葉 / 林周二 著「研究者という職業」)

 

研究というのはノウハウです.あなたがいかに優秀であっても質の低い研究室に入ったらよい研究はできません.(学生時代をどう過ごすか – 京都大学 物理 篠本 滋

 

ただ一つ確信的に言えるのは、大学院は、「どこの大学、どこの研究科」に入るかよりも、「誰のところで、何をするか」に尽きるということである。だから、大学院選を選ぶときには、事前に、自分が何をやりたいのかをよく考え、師事したい先生と直接会って考えを聞くことが必須である。大学院で何を学ぶか、何を教えるか、、と言う話 こんどうしげるの 生命科学の明日はどっちだ!?

 

残念ながら、研究者として成功するための十分条件を明確に規定することはできません。しかし、その必要条件は明らかです。それは大学院生時代を過ごすラボは、一流のラボに行け、ということです。大学院生のときの教育がその人の科学者としての基盤を形成することは明らかです。 (「幻の原稿」編 『Q&Aで答える 基礎研究のススメ』 九州大学 生体防御医学研究所 分子医科学分野 教授 中山 敬一)

 

優れた(自然科学系の)研究者になるにはどうしたらよいか? … 結局は,かの久保田競先生が10年以上前に書いた次の一文に全てが集約されている(久保田競編 『脳の謎を解く』(朝日文庫,1995)より抜粋)。 よい指導者の大学院へ進んで院生になり,研究の訓練,指導を受けて,よい学位論文を書いて発表することです。これがよい脳研究者になる一番の近道です。しかも,唯一の道といってもよいほどで,他の道は限られています。よい指導者ではない脳研究者の大学院生となって指導を受けて,よい研究者になれる確率はほとんどありません。 … この文章は「優れた脳研究者になるには?」というタイトルの文章中の一節だが,脳研究者に限らず,自然科学系研究者に広く通じるものである。 (脳科学者はかく稽ふ 【07/11/25】優れた研究者になるには)

 

研究に向いているか向いていないかは、最後まで諦めずに研究に取り組んだ人にしか分からないと思う。ただ、研究室選びを間違えてしまった学生は、「研究を続けたい」という意志とは裏はらに、上司の指導放棄によって学位取得を諦めなければならなくなる。(研究者になれるかどうかは研究室選びにかかっている 〜学生のことを考えてくれる研究室選びのすすめ〜 つなぽんのブログ)

 

2.人一倍強い好奇心があるか?

やはり第一条件は好奇心旺盛だということでしょう。あとは根詰めて考える力や簡単にはあきらめない粘り強さが必要。それは、普段まじめに勉強することである程度身に付くと思います。あとは、コミュニケーションの 能力もかなり必要ですね。問題はそこからうまく閃いてくれるかどうかという所なのだけれども、そこはコミュニケーションをたくさん積み重ねることで出てく るものだと思います。資質というよりは訓練して身につけるという感じがありますね。 (学生必見!! 東大教授の素顔に迫る!~野本 憲一教授 天文学専攻 専門:宇宙化学進化論)

 

私が研究者に必要だと考える資質はたったひとつです。それは、「まだこの世界のだれも知らないことを、自分の手で明らかにしたい」という欲求です。これを備えた学生であれば、研究室に入りたての時に多少論文読むのが下手くそでも、当初与えられたテーマをぜんぜん自分のものにできていなくても、指導者の力次第で、「研究によって新たな発見をし、それを発表する」ことを自力でできるレベルまで持っていけると考えています。 (自分は研究者に向いていない? 〜研究者に必要な資質とは〜 つなぽんのブログ 生物学者♀のたまごつなぽんのポスドク日記。2016-03-05)

 

今の学生は設備がないと研究できないと言うけれど、そんなものなくてもできるんですよ。要はアイデア。そして、本当にやろうと思う熱情ですね。情熱を超えた熱情です。情熱があれば一定のところまで行けるけれども、物事を成し遂げるためには、どうしても自分でやってみたいという心の底から湧き上がってくる熱情が必要です。僕が取り組んだ問題も、60年以上も多くの研究者が取り組んでうまくいかなかったテーマですから、情熱だけじゃ足りません。うなされるような取り組みが必要ですよ。変わらない熱情で、中胚葉へと変わる過程を見る 浅島 誠 JT生命誌研究館 サイエンティスト・ライブラリー

 

いろんな資質が必要かもしれませんが、私自身が一番大事かなと思ってるのは好奇心じゃないかと思いますね。…研究ではやっぱり「何をやるか」が一番大事じゃないかと思うんですね。…この「何をやるか」。それがまず分かれ目じゃないかと思います。… 「How」の前にやっぱり「What」が一番大事じゃないかと思います。そこが分かれ道。これをそこの前の青色LEDっていうのは一番最初に言いましたが好奇心がそこに来るということではないかと思います。 だから好奇心が一番大事な資質かなという気がします。実際には、「What」が大事で、その次に「How」が来る。そういう具合に考えるんです。(赤﨑勇氏 ログミー 研究者に必要な資質は何? ノーベル賞の山中・赤﨑両教授が学生の質問に回答

 

私も好奇心というのが非常に大切で。私の最初の実験のお話をしましたが、本当に簡単な実験で、どうでもいいような実験なんですけれども、血圧を上げると思っていた薬が逆に思いきり下げた。 そのときにやっぱり人間のタイプが2つに分かれると思うんですね。どっちもいいと思うんですが、「予想どおり血圧が上がったら非常にハッピー な人」つまり、予想が外れたらがっかりしてしまうタイプと、そうじゃなくて、予想どおりだったら「まあこんなもんか」と思って、逆のことが起こったときに ものすごい興奮するタイプ。こっちが僕なんですけど、この2つに大きく分かれると思うんですね。 …でも僕は明らかに後者だったんですね。 そのときに自分は研究者、研究をやっていこうと思いましたから。だからやっぱり、好奇心だと思うんです。「なんでこんな予想が外れたんだろう?」という好奇心が、自分でも予想以上にあったので、そのあとずっと研究してきましたから。 やっぱり研究者というのは向き不向きがあると思います。そういう意外な結果に興奮するかどうかというのが、1つのものさしじゃないかなと思います。(山中伸弥氏 ログミー 研究者に必要な資質は何? ノーベル賞の山中・赤﨑両教授が学生の質問に回答

 

3.自分の頭を使ってものを考えているか?

自分自身でモノを考える力 これさえあれば後に述べる資質は全て時間の経過と共に身につきます。修士と博士を分ける境界はここにしかないと考えています。この力がないと、どこかで研究者として行き詰まります。 (大学の研究者になりたい人たちへ 暮標 2015年2月21日)

 

最後に一つだけ伝えたいことを選ぶとするなら、「自分の頭で考えて欲しい」ということです。最悪なのは何も考えず、言われたままに流されていく生き方です。(春から研究室に配属される理系新四年生のための心得 ミームの死骸を待ちながら 2009-03-22)

 

「本に書いてあるから正しい」「先生が言ってるから正しい」という受け身の姿勢を「自分の頭で考えて自分が正しいと判断したから正しい」という自立の姿勢に切り替えその判断の根拠をきちんと言葉にして他者の下に開く (セミナーの意義 数学書の読み方について 竹山美宏)

 

「君、何でもちょっとずつよう知ってるね」と言われ、ものすごく傷つきました。それを契機に、自分でアイディアを考えることが重要だと気づきそれに専念す る事にしたのです。常に問いを立て続けて—免疫・嗅覚・そして次は 坂野 仁 JT生命誌研究館 サイエンティスト・ライブラリー

 

いざ研究をやめる事にしようと思ったとたん、悔いの残る研究生活だったということに気がつきました。それまで自分で主体的に研究について考え、なにかアイデアを思いついてそれを展開させるというようなスタイルでは研究活動を行ってきていませんでした。「どうせ研究生活をやめるのであれば、その前に一度自分の思うとおりに実験してみよう。それでだめなら、それまでよ」そんな開き直った、なかばやけっぱちな気持ちで、何かを自分で考えて研究することにしました。…こうした論文をさかのぼる作業によって、ある種の興奮状態にある私は、ふと「もしも今の自分がその時代に存在していたら・・・」と夢想を始めたのです。…実験の詳しい手法や過程は述べません。結果としていくつかの新しい発見をすることができました。(自分で考えればおもしろくなる  広島大学大学院理学研究科・理学部  古本 強 研究者への軌跡 )

 

わからないことに挑み、新しい原理を見つけていくのがサイエンス。そのためには、現状を知って、突き詰めてものを考ていく。そうすると、案外パーンとあれっと思うようなことが出てくる。それには相当考えなければだめ。考えることに尽きます。新しい側面が少しずつ解明されて、ある時ようやく全貌がわかってくるのであって、それまでは雲の中です。だから、見つけた現象を自分のもっている知識全部で説明できるかどうか。説明できないとすると、どこに問いがあるのか。それを一つ一つ明らかにすることが基本ですね。そうやって全然予期せぬことが見つかった時は、本当に興奮します。それを一度経験したらやめられない。自分の頭で考える ~ウイルス研究からがん遺伝子の発見へ~ 花房 秀三郎  JT生命誌研究館 サイエンティスト・ライブラリー

 

4.コミュニケーションの大切さを理解しているか? 人と関わることの重要性を認識し実践できるか?

一人前の研究者になるために必須、と考えるのはディスカッションの力だ。人とディスカッションをすることで、自分の論理は正しいのか、どんな修正が必要なのかを明らかにできる。(国立遺伝学研究所 教員インタビュー 荒木 弘之 教授)

 

他人と関わるには動かねばなりません。学会や研究会、勉強会など人が集まる場にコミットする必要があります。研究室に居るだけでは、あなたを知るのはあなただけです。「コミットする」とは、参加だけを意味しません。討論で質問したり、懇親会で話をしたりを含みます。そこであなたの存在は他人の記憶に刷り込まれます。他人に認知されて初めてあなたは何者かに成るのです。(どうすれば大学教員になれるか 長束・鈴木研究室 ブログ 2016年07月12日)

 

研究は独力で進展するものではありません。実験研究や製品の開発研究では共同研究者たちと一緒に研究したり、チームを作ってシステマティックに進めたりし ます。ひとり黙々と頭の中で考える理論研究でさえ、他の研究者と多面的な議論をすることは研究を深化させるのに役立ちます。理論家と実験家のコラボがとて も重要で、その成果の論文が高く評価されます。どんな種類の研究でも、指導者、助言者、先輩、同僚、共同研究者、後輩、部下、学生、ときには競争相手などとの付き合いは不可欠です。その良否が研究の成否を決めると言っても過言ではありません。(ブルーバックス 研究者としてうまくやっていくには 長谷川修司)

 

いまから考えると、まことに赤面のいたりだが、教養部時代のある日、アポイントメントもなしに、木原先生の研究室のドアを突然たたいた。…「私は遺伝学にたいへん興味をもっているが、率直な感想を申し上げますと、私は遺伝学はもうすることがないんじゃないかと思います」と一席ぶったのだ。…木原先生は机に向いたまま、黙って私の言葉に耳を傾けていたように見えた。ややあって、ふっと顔を上げると、「君、なんていったっけ?志村くんか。そんなことはないよ。遺伝学は終わりじゃないんだ。むしろこれから出発するんだよ」と答えてくれたのだ。訳のわからないことをほざいた私のような学生に向かって、木原先生のような高名な先生がよくまともに応対してくれたものだと思う。先生はさらにこう付け加えてくれた。「これからの遺伝学は、物質のレベルで遺伝子の正体とか働き方というものを解いていくことになっていくと思う。そういう遺伝学はまだ全然なされていないから、君はその方向に進んでみたらどうかね」私のサイエンス・スタイル「直感的創造力」 志村 令郎 JT生命誌研究館 サイエンティスト・ライブラリー

 

5.競争に勝つマインド(心構え)があるか?

サイエンスというのは、最初に発見した者だけが勝利者なんです。発見というのは、一回だけしか起こらない。同じものをもう一度見つけても、発見とはいわな いんです。一ヶ月のちがいでも、一週間のちがいでも、早い方だけが発見なんです。サイエンスでは二度目の発見なんて、意味がない。ゼロです。だから競争は熾烈です。(精神と物質 立花隆 x 利根川進)

 

研究の現状は、フロンティアめざして進む西部開拓者のようなものである。所有権のない土地を誰よりも先に見つけ、発見したあとは他人に侵されないよう垣根を作り、侵略者がいれば実力でもって追い出さなければならない。どれ一つとして気弱ではつとまらない仕事である。(小松彦三郎 新・数学の学び方 小平邦彦 編 岩波書店 2015年 139-140ページ)

 

6.頑張ってしまわないか?

強い意思を持って困難に当たるというような力の入ったことでは、遅かれ早かれいずれ力尽きる。むしろ、なによりも研究が好きで、客観的には大変な困難な道を歩いているように見えても、本人はそれを困難だと感じないというぐらいでなければ続かない。(研究者になるには Taka Matsubara, Nagoya Univ.)

 

グロタンディエクの数学に賭ける執念、バイタリティーはすさまじいものだった。 .. 人から見ると血と汗のしたたるような苦労をしても、一度として彼は、苦労を苦労として感じたことはなかったのではないか。 ..  人は、何かに夢中になっている時は、たとえ苦労であっても、苦労を苦労と思わないのだ。(広中平祐『生きること 学ぶこと』 集英社文庫 1984年)

 

7.研究に没入し、解決すべき問題に集中し続けることができるか?

If I have ever made any valuable discoveries, it has been owing more to patient attention, than to any other talent. (Isaac Newton)

 

やっぱり研究には、朝から晩まで時間をとられるんで、両立は無理だね。特に能力のない者はね、時間で稼ぐしかないんで。(戸塚洋二先生の「二十歳の頃」)

 

「朝起きた時に,きょうも一日数学をやるぞと思ってるようでは,とてもものにならない。数学を考えながら,いつのまにか眠り,朝,目が覚めたときは既に数学の世界に入っていなければならない。」(佐藤幹夫)数学は体力だ!木村 達雄

 

起きている時間は、ほとんど全部、科学のことを考えています。九時から五時までの職業とは違いますから。科学者として成功するためには、本当に、時間のある限り考えぬいて、眠っているときにさえ、無意識のうちに問題に挑み続けていることを願わなくてはなりません。答えが出るまで、まるで獲物に食いついて放さないテリアのようなものです。これは、人を完全に没頭させる、一日二四時間の職業です。 マイケル・バーリッジ (細胞生物学者) の言葉『科学者の熱い心―その知られざる素顔』[pp.276-277] より (「気ままに有機化学」「気ままに創薬化学」

 

本当に職業として研究者を続けていけるかどうかは、能力ではなく、性質によると思う。それは、世間で何が起こっていようと、寝ても覚めても1つのこと(自分の研究)を脇目もふらず考え続けることが出来るような性質である。…論文を書いている時、実験をしている時、テーマを練っている時。あなたはそのことだけに思いっきりワクワクして、本気でのめり込んでいるだろうか?それとも他のことに思いを巡らしてしまっていないか? …必須の原動力は研究そのものである。 (研究者に向いている人・向いていない人 On Verge of Own Goal 2013年1月19日)

 

私が知っている「幸せで成功している人」というのは、好きなことを仕事にしているだけではなく、自分の仕事に心を奪われているんです。 …犬とテニスボールで遊んだことはありますか? テニスボールを手に持って見せただけで彼らはものすごく興奮します。そして投げた瞬間興奮して走り出し、ボールに向かって一直線、リードが持っていかれたりしますよね? そう、これが幸せに成功している人々の姿です。皆さんもこんな気分になれるものを見つけて欲しいと思います。(「人生のコツはたったの3つ」Dropbox創業者ドリュー・ヒューストンの卒業スピーチが感動的 logmi.jp/8845)

 

日本では我慢とか忍耐の重要性が強調されますが、我慢して何かをしてもそれは良い人生にはつながらないと思います。我慢しなければ一生懸命実験できないようなら、それは単に自分が研究には向いてないという事だと思います。夜遅くまで実験するのは「楽しいから」であって、「いつかはこんなつらい状況を抜け出すため」ではありません。… そして自分が好きなこと(それに伴うつらいことが苦にならないくらい好きなこと)を見つけられれば、その結果成功しなくても気にならないし、でも、好きなのでどんどん努力するため成功の確率は上がると思います。(“Don’t be trapped by dogma”〜人生とは、生きる価値とは〜  山下 由起子 Life Sciences Institute, University of Michigan / 全世界日本人研究者ネットワーク 留学体験記)

 

8.職業選択に迷いはないか?

悩む人はもうそれだけで「向いていません」。米国の指揮者・作曲家の故レナード・バーンスタインがおっしゃっていました。わたしはよく 「私は音楽家になれるでしょうか?」と聞かれます。私の答えはいつも誰に対しても即座に「駄目です」です。…音楽家は好きや嫌い、なれるかなれないかに悩むものではありません。他になるものがあるなどということを考えつかない者がなるものです。芸術家はみんなそういうものですが、研究者も芸術家と同じです。 (研究者に向いている?向いていない? 教えて!goo)

 

数学は試験をすれば高校生でも大学生でもきわめてはっきりとした実力差が出る。統計的にみれば、そういう成績のよい秀才の方が研究者になりやすいことは確実だが、個別の例をみると秀才度との相関はあまり高くないように思える。… 結局は、好きで仕方がない、勉強・研究するなと言われてもどうしてもしてしまうというような人が生き残る世界なのではないかと思う。(河東 泰之 新・数学の学び方 小平邦彦 編 岩波書店 2015年 65ページ)

 

ひとつは(能力や実力以前に)研究が好きだということです。言い換えるなら(ちょっとネガティブな言い方になりますが)それ以外は向かない、できない、と もいえます。他人と比べて向いている、向いていないという意味ではありません。あくまでも自分自身の中での話です。仮に研究能力が高くても、いろいろなことに興味や能力がある人なら、別の道へ進んでいることも多いと思います。(もし、研究を続けたいと思ってるなら 卒業生からのメッセージ 清澤 秀孔)

 

研究者は職業ではない、生き方だ@piyota0

 

9.正念場で頑張れるだけの体力、気力、忍耐力、意志力はあるか?

ひとつの問題を検証するのに昔はわずかなことを確認すれば良かったのが、今は膨大な情報の中からあらゆる可能性をさぐり、テストしなければ論文にならなくなった。1報の論文を書くのに以前と比べて10倍くらいの時間を使わないといけないんです。しかも、電子化によってサプリメンタルデータを付けなければならなくなり、論文全体としてより高い 完璧性が要求されます。技術が進歩して昔できなかったこともできるので、やれることはすべてやりなさいというわけですね。論文を書き上げた後も、レビュワーから1論文に対して5-6ページくらいの追加実験リストが送られてくることが珍しくない。難しいジャーナルほどそのリクエストが多く、全部こなすにはまさに飲まず食わずで実験しないといけません。ですから、論文1つ出版するのにもの凄いエネルギーがいるんです。頑張れる人だけが達成できる。頭脳だけではどうしようもなく肉体労働ですね。 (トムソン・ロイター 研究者インタビュー 細胞のメカニズム解明から医療へ。発生・再生科学の今  理化学研究所 発生・再生科学総合研究センター センター長 竹市雅俊氏)

 

細かい議論を長々とするには、実は忍耐だけでは不十分です。一番大切なそして難しいことの一つは、このルーチンワークのような議論の積み重ねをすれば、必要なことができると見抜くことです。さらに、単に見抜いただけでは不十分で、その「見抜いた」ことが正しいことを確証するために、実際に長いルーチンワークに耐え、最後まで手をぬかずやり抜かねばなりません。議論が面倒であればあるほど、自分の見抜いたことに対する確信とそれを貫く意志が必要になります。忍耐を支えるのは、自分のこうやればできるはずだという感性に対して築きあげた自信なのです。(深谷賢治  小平邦彦 編 『新・数学の学び方』 32ページ より)

 

10.素直さがあるか?

人が成功するために一つだけ資質が必要だとするとそれは「素直さ」 (松下幸之助)(小宮一慶 著 社長のための「お客さま第一」の会社のつくり方: 明日から職場を変える行動プログラム)

 

(Q. どういう人に来てほしいですか?) 私たちが重視する素質は、素直なことです。周りから愛され、伸びていくことでしょう。熊本大学大学院生命科学研究部 分子機能薬学専攻 創薬科学講座 構造生命イメージング分野 寺沢研究室

 

研究者は常に自らバージョンアップを繰り返していく必要があります。そのためには、人の意見や研究に素直に耳を傾ける謙虚さが必要となります。(大学院入学希望者へ 広島大学 大学院 総合科学研究科 認知言語学 研究室 町田 章 研究室)

 

創薬研究に携わる者には、好奇心・探求心が旺盛であることや、実験が好きでロジカルに解析できることなどは当然求められる資質です。その上で更に大切なことは、データを、先入観を持たずに素直に見る姿勢です。サイエンスは決して嘘をつきません。思いもよらぬ結果がでた時、それをダメと思うか、それとも、面白いと思えるか。つまり細胞や動物が何かしらのメッセージを発信している時、それを素直に感じ取ることができる感性を持った研究者が必要なのです。 (JT医薬総合研究所・大川滋紀所長に訊く

 

大切なのは、特に自然科学は実験結果を透明な眼鏡で見るといいますか、色眼鏡で見ないということですね。どうしても自分の仮説があったら、その仮説どおりになってほしいという希望があったりして、真っ白な心で見れないので。 そうすると真実を誤認しますから、いかに自分の目を透明にするか、真っ白な心で結果を見れるかということが非常に大切だと思います。(山中伸弥氏 ログミー 研究者に必要な資質は何? ノーベル賞の山中・赤﨑両教授が学生の質問に回答

 

11.野心はあるか?

研究の世界に限らず、どこの世界でも、ある業界で一人前の人間として大成するためには、向上心や野心が必要です。 研究とは、まだ誰もやっていないことをやるものであり、常に失敗するリスクをはらんでいます。 そうした不安や孤独に耐えて地道に努力を続けられる、タフさも重要です。 また、研究の価値で重要視されるのは独創性、新規性です。単に教科書を読んで勉強して、それで満足しているような人は研究者には向きません。 何か新しいことをやってやろう、世界を驚かせてやろう、そういう野心や山っ気も大切です。大学院進学希望の方へ 東京大学 大学院理学系研究科 天文学専攻 戸谷 友則 教授

 

ただ運がいいだけでも、懸命に研究しているだけでもダメなのです。野心も重要です。… ノーベル賞は、不可能だと思われていたことを成し遂げたことに対して贈られます。例えば、私がまだ学生だった頃、皆DNA塩基配列決定法など達成できないと言っていました。でも、フレッド・サンガー(Fred Sanger)はそれを成し遂げました。もう一つ例を挙げるなら、リボソームです。複雑すぎて、結晶化することがないため、リボソームの構造を完全に解き明かすことは不可能だと教えられました。たとえ結晶化したとしても、データが多過ぎて解読できないと言われていました。大変手ごわい問題でしたが、人々はそれに取り組みました。現在、我々はリボソームがどんな形で、どのような仕組みなのかを見ることがほぼ可能となっています!ですから、ある程度の野心は必要です。不可能と言われていることに取り組んでもいいのです。でも、中に入り込んでいくためのとっかかりとなる隙間が見つかるまで待ちましょう。 (ノーベル賞受賞者でも掲載拒否を受けることはある ティム・ハント博士/ノーベル賞受賞者 editage Insights クラリンダ・セレジョ | 2015年11月19日)

 

(補). 百人百様

K:研究者に必要な資質は、どのようなものとお考えですか?
橋本先生:ある意味では、人は誰でも研究者じゃないですか。だから、それぞれの方がそれぞれの資質を生かせるように研究をすれば、それでよろしいと私は思います。…今、皆さんいろいろとうまくいっているわけですね。そうしたら自分の資質はどのようなものかを考えて、それを伸ばしていければいいのではないでしょうか。(教授に聞く 橋本祐一教授 東京大学分子細胞生物学研究所広報誌分生研ニュース2006.9 PDF

 

ケンブリッジで育ったので、ノーベル賞受賞者は数多く知っていますが、最も強く感じているのは、受賞者は多種多様だということです。才気あふれた人もいればそうでない人もいる、謙虚な人もいれば傲慢な人もいる。彼らは、多種多様なことを多種多様な方法で研究してきました。皆の人柄の奥深いところを見てみると、何か単純さと言えるようなものがある、ということが唯一の共通点です。 (ノーベル賞受賞者でも掲載拒否を受けることはある ティム・ハント博士/ノーベル賞受賞者 editage Insights クラリンダ・セレジョ | 2015年11月19日)

 

参考

  1. 10mtv.jp
  2. peerj.com
  3. rockefeller.edu
  4. 長束・鈴木研究室 ブログ
  5. なぜあなたの研究は進まないのか』  メディカルレビュー社
  6. 発声練習
  7. はてな匿名ダイアリー
  8. @masahirono
  9. 境有紀のホームページ
  10. ぽろっ all or something
  11. 大隅典子の仙台通信
  12. 九州大学染色体機能学研究室複製グループ
  13. 東京大学東洋文化研究所松田康博研究室
  14. ポスドク転職物語
  15. われら六稜人
  16. 発言小町
  17. 小川研究室
  18. aozora.gr.jp
  19.  JCAST 会社ウォッチ
  20. JST Science Portalインタビュー
  21. 新・数学の学び方 (小平邦彦 編)
  22. 研究者という職業 (林周二 著)
  23. 京都大学 物理 篠本 滋
  24. こんどうしげるの 生命科学の明日はどっちだ!?
  25. 「幻の原稿」編 『Q&Aで答える 基礎研究のススメ』 Q4. 科学者としての素質って何ですか。A4. 科学者の素質は論理性です。  Q5. 学歴と科学者とのしての能力に相関はありますか?A5. かなりありますが、絶対ではありません。 
  26. 脳科学者はかく稽ふ
  27. 学生必見!! 東大教授の素顔に迫る!
  28. つなぽんのブログ
  29. JT生命誌研究館 サイエンティスト・ライブラリー
  30. ログミー
  31. 暮標
  32. ミームの死骸を待ちながら
  33. 国立遺伝学研究所 教員インタビュー
  34. 精神と物質 (立花隆 x 利根川進)
  35. Taka Matsubara, Nagoya Univ.
  36. 戸塚洋二先生の「二十歳の頃」
  37. 数学は体力だ!木村 達雄
  38. 「気ままに有機化学」「気ままに創薬化学」
  39. On Verge of Own Goal
  40. 全世界日本人研究者ネットワーク 留学体験記
  41. 教えて!goo
  42. 筑波大学大学院生命環境科学研究科生物科学専攻 卒業生からのメッセージ
  43. @piyota0
  44. トムソン・ロイター 研究者インタビュー
  45. 広島大学大学院理学研究科・理学部 研究者への軌跡
  46. 社長のための「お客さま第一」の会社のつくり方 (小宮一慶 著)
  47. 熊本大学大学院生命科学研究部 分子機能薬学専攻 創薬科学講座 構造生命イメージング分野
  48. 広島大学 大学院 総合科学研究科 認知言語学 研究室
  49. JT医薬総合研究所・大川滋紀所長に訊く
  50. 東京大学 大学院理学系研究科 天文学専攻
  51. 東京大学分子細胞生物学研究所広報誌分生研ニュース2006.9 PDF
  52. editage Insights
  53. 「ある著名な音楽家についてのエピソードなんですが、彼のもとへ若者が “自分は音楽家に向いているだろうか” といった相談に来ることがある。そんな時、彼は必ず “ノー” と答える。というのも、本当に音楽家になりたいという熱意があれば、実は向き不向きなど関係がない。自分のところに相談に来るという時点で、そこまでの強い熱意はない、と彼はみなすのだそうです。この話は、研究職を目指す自分にとっても当てはまるな、と感心しました」(東郷雄二 文科系必修研究生活術 ちくま学芸文庫 / 東大生が選んだ一冊: 教科書では教えてくれないことを学んだ本 PHP研究所)
  54. 研究に向いてない学生には全力で就職活動をさせたほうがいいと思うよマジで  はてな匿名ダイアリー
  55. 修士論文の代わりに退学願を提出してきた (riywo.com Feb 27, 2009):”ということで,さようなら東京大学.”

 

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