アカデミックポジションの倍率

      2018/09/29




いまどきPIの職を得るのは宝くじを当てるようなものとも聞きますが、実際のところ、独立准教授や教授のポジションの倍率はどれくらいなのでしょうか?

いわゆる出来レースというものもありましょうし、有力候補に入るかどうかが重要であって、単純な倍率にはあまり意味がないとも言えるわけですが、それでもだいたいの数字を知っておくことは、若い人にとって、ポジションを得ることの難しさを客観的に認識する機会になると思います。

そんなわけで、いくつか具体的な数字(応募者総数)を紹介します。(いずれも生命科学系で、教授や准教授のPIポジション)

  • 学習院大学 理学部生命科学科 2015年 353名、2018年 366名
  • 奈良女子大学 理学部生物科学科 教授または准教授 2013年 300名
  • 静岡大学 生物 講師または助教 2013年 177名
  • 早稲田大学 教育学部 2013年 160名
  • 東京理科大学 基礎工学部生物工学科 2012年 約160名
  • Pasteur Institute 2015年 約150名
  • 東北大学 2018年 90名近く
  • 名古屋大学 2015年 85名
  • 九州工業大学 生命情報工学 2012年 78名
  • 秋田大学 大学院工学資源学研究科生命科学専攻 2015年 69名
  • 岩手大学 工学部応用化学生命工学科 生体機能分野准教授 2015年 67名
  • 岡山大学 理学部生物学科教授 2013年 60名
  • 北海道大学 大学院理学研究院・生命機能科学分野准教授 2009年 47名
  • 岩手大学 工学部応用化学生命工学科 生命科学分野教授・准教授 2015年 35名

こうしてみると、都内の私立大学の准教授・教授の職は非常に人気が高いことがわかります。また、この倍率からすると、予め相手から声を掛けられていない限り難しいのかもしれません。

 

参考

  1. 大学教員公募の面接(実施側の立場) (大学の教員生活 2012年11月16日):”採りたいと思う候補者には、共通点があることに気づきました。 その共通点は複数あるのですが、まず挙げたい点は、‥ ”

 - 研究者の雇用問題