「東大」という言葉は、いろいろなニュアンスを込めて使われます。東大の定員は毎年3000人くらいなので、67万人の大学進学者の0.4%という希少さです。難関度合いトップ0.4%が東大ブランドをつくっており、東大へのあこがれ、挫折、さまざまな感情を生み出しています。
目次
東大不合格の場合
東大合格の場合
東大卒の場合
東京大学の知名度
東大と頭の良さの非相関について
東大が一番難しい大学ではないことについて
東大よりも合格するのが難しい大学および受験例は存在します。もっとも東大が第一志望の場合、滑り止めで受ける大学のための対策を取る余裕がない人が多いと思うので舐めてかかって痛い目に合うという例かもしれません。
明治大学
私立大学文系の受験がどんどん難しくなっている。たとえば「明治大学政治経済学部には不合格だったが、東京大学文科二類には合格した」という生徒も実在する。(「明治に落ちて東大合格」すら普通という大異変 もはや大学ランキングは通用しない 小池 陽慈予備校講師 2019/08/15 11:00 President Online)
東大幻想と東大卒後の現実
- 東大なんか入らなきゃよかった 誰も教えてくれなかった不都合な話 (池田 渓 2020/9/16 飛鳥新社)池田渓:1982年生まれ。東京大学農学部卒業後、同大学院農学生命科学研究科修士課程修了、同博士課程中退。
東大であることのコンプレックス
東大でないことのコンプレックス
東大ブランドの利用法
「東大」という言葉は「頭が良い」という言葉の代名詞のように使われることが多いので、東大式勉強法とか、東大式何々と名付けるだけで売れるようになるみたいです。
- 東大思考 ~「考える技術」と「地頭力」がいっきに身につく~ 西岡 壱 2020/7/31 東洋経済新報社 (西岡壱誠:1996年生まれ現役東大生。現役・一浪と、2年連続で不合格。思考法,読書術,作文術で東大合格。在学中に株式会社カルペ・ディエム設立)
大学は通過点
「東大」という呪縛を解く方法II
東大は難関大学の難関度合いの頂点に立つわけですが、難しいのには理由があります。それはみんなが入りたいから。皆が入りたいのにも理由があります。いろんな部分で一番だから。例えば、研究費。日本の研究費の大半は東大が持って行きます。官僚も東大出身者が多いそう(最近の状況は知らない)。