日本の田舎の生活・価値観・精神性

日本の地方大学や僻地の研究所を訪れると、50年くらいタイムスリップしたような感覚になったり、時間が3倍くらい遅く流れているような錯覚に陥ることがあります。

あえて悪い言い方をすれば、何の緊張感もなく、毎日適当に生きて、時間が過ぎていくのが田舎というところです。(都会のスタンダード、田舎のスタンダード 2013.05.07 Tuesday いすみ鉄道 社長ブログ

研究であれば、日本のどこであろうが世界のどこであろうがやることに大差ないはずですが、生活するとなると都会の生活と田舎の生活とでは大きな違いがあります。地方都市、および、さらに人口の少ない田舎の地域での生活に関するネット情報等をまとめます。

 

教育格差

  • 釧路にも大学は存在すると書いたが、しかし子供たちにとってそこは病院などと区別されない「建物」にすぎず、「大学生」という存在にじかに出会ったことは、すくなくとも私は一度もなかったし、また私の場合は親族にも大学卒業者が皆無だったため、高校卒業後の選択肢として「大学進学」をイメージすることは、きわめて困難であった。… 私が東大に入学し、なかば憤慨したのは、東大と同じ駒場東大前駅を最寄り駅とする中高一貫校が存在し、その東大進学率が抜群に高いということだった。なんという特権階級だろう! しかも彼らには、自らがその地理的アドバンテージを享受しているという自覚はない。
  • 田舎者(私)の無知と貧弱な想像力の例をいくつか挙げたが、まさに問題は、この「想像力が奪われている」ということにある。こうした田舎では、とにかく文化と教育への距離が絶望的に遠いがゆえに、それらを想像することじたいから疎外されているのだ。… あまりに遠すぎて想像すらできないこと、これが田舎者の本質的な困難なのである。… 教育における地域格差の帰結をあらためて言い換えれば、それは「同じ学力の子供が、田舎に住んでいるという理由だけで、都市に住んでいれば受けられたはずの教育の機会を奪われている」ということである。

いざ大学進学を志したとしても、田舎の子供にはさらなる障壁がいくつも立ちはだかっている。思いつくままに羅列してみよう。

  • ○「せめて県内の大学に行ってほしい」と希望する親(北海道はとくにこの傾向が強かった)
  • ○「女性は大学・都会になど行くべきでない」という根強い価値観
  • ○都会に出ようとする若者への激しい嫉妬と物理的・精神的妨害
  • ○受験に対する精神的な負担(多くの人は飛行機に乗ったことも大都市に行ったこともない)
  • ○単身で「都会へ引越す」ことへの精神的負担
  • ○都会での大学生活について相談できる大人の不在
  • ○塾や予備校の不在(都会にどんな機関があるのか知る機会もない)
  • ○近所の本屋に受験参考書が揃っていない(取り寄せるべき参考書を知る機会もない)
  • ○過去問を閲覧することができない
  • ○各種模擬試験の案内がない

田舎者は、こうした数多の困難によって、教育から隔絶されている。こういう話をすると、かならず「いまはインターネットで教育が受けられる」という反応がある。だがこれは、くりかえすが、機会の問題ではなく想像力の問題なのだ。田舎ではそのような発想じたいが不可能なのである。(「底辺校」出身の田舎者が、東大に入って絶望した理由 2018.04.25 現代ビジネス

  • 見えている世界が違うのは田舎という場所の問題なのか (4月 25, 2018 かわさきOncology&Palliative Care) 私は高校卒業後、浪人せずに医学部に入っているので、教育は釧路市内でしか受けたことはない。高校の授業と本屋で買った参考書と市内の塾だけで国立大の医学部に進学できているし、私の同級生も同じような教育環境で半分以上が大学に進学している(東大も、医学部も複数いる)。… 田舎か都会かというのは問題を単純化しすぎで、「同じ地域で学生時代を過ごしているのに見えてる世界が違うのはなぜか」という問題を考察した方がいい。
  • 「田舎育ちだと教育や文化に触れられず大学に行く選択肢が与えられない」という記事に対して同意や疑問の声 (4月25日 togetter) 東京の近くであっても、小学校教師の当たりはずれや学習塾に行く機会の有無による運がかなりあると思っている。

彼の親だけでなく、その父親は文壇の権威で知られた大学教授で、彼の幼馴染も東京の超有名大学に籍を置いていました。こうした層の人たちにとって、大学に行くことは、今まで自分の生きてきた場所を後にする事でもない。孤軍奮闘のパイオニアになる事でもないのです。まるで息をするように一流大学に進学しているんです。(家族で初めて大学進学した女子だった私 EdiMadam 2018/04/29 20:50 note.mu)(太字強調は当サイト)

 

地方大学

都会の大学とは違って、クソ本気で勉強しているっていう人がいない。… 就職は、地銀・地方新聞社クラスならマジで余裕だ。普通に大学生活おくってたら楽勝。ただ、上を目指そうっていう気持ちがあるなら、こんなところには来るな。都会に行け。地方国立大学は安定してるんだよ。安定して卒業できるし、安定して就職できる。でも上は目指すことはかなり難しい。普通でないモチベーションを持ち続けられる自分と、自分と同じようにモチベーションを持ち続けられる友人を最低一人はみつけなければならないからな。(■今年地方国立大学を卒業する俺が新入生にアドバイスしたい 2010-02-18 はてな匿名ダイアリー)

 

車社会

10分おきにバスが来るところで育った自分は、バスが1時間に一本あるかないかという時刻表を初めて見たときには大きな衝撃を受けました。

歩くうちにだいたいの方向はわかってきた。この県道をずーっと進めば、うちの近所に着くはず。車なら十分くらいの距離だろうか。… ふと前を見ると、あたしが歩く歩道の先を、巨大な男が同じ方向に歩いていた。… ロシア人のおじさんは言い直した。「ユーニードゥドライヴィングライセンス、ライ?」… とりあえず、車だ。移動手段だ。最悪なあたしに必要なもの。ロシア人の目にも明らかな。免許とって、親に借金して、中古車を買おう。それで、自分の行きたいところに行けるようになるのだ。椎名のことは忘れて、遠藤には頼らないで。(君がどこにも行けないのは車持ってないから 山内マリコ『ここは退屈迎えに来て』pp135-142)

 

プライバシーのなさ

田舎暮らしの本当の辛さはそういう「モノ」ではありません。プライバシーという概念がそもそもない他人の家の付近まで抜き打ちでやって来て偵察だけして帰る、役所の人間まで情報を漏らす、私が今の地にやってきた時には、自治会長らしき人から一枚の用紙を渡され、「ここに家族全員の職業と学校名を書け」と指示されました。夫が拒否すると、地区で早速噂になりました。また近所の人でも亡くなった日にはそれこそ身内同様に駆りだされ、丸2日間使われました。身内と他人の境目がないのです。訪問時間のマナー等も皆無です。自分に用があれば、早朝でも訪ねてきます。「私が起きた時がすなわち世間の時間」という感じです。そうして一番性質(たち)が悪いのは、自分達の意識が低いといった認識が全くないこと。都会の感覚で否定したりすると速攻で「変わり者」扱いされます。(田舎暮らしの辛さは物質的なものではない ブルー 2014年3月20日 10:35  田舎の辛さ 梨香 2014年3月19日 18:45 発言小町)(太字強調は当サイト)

念願叶って東京の大学に合格したとき、市内からその大学に合格した学生が3人いたのだけれど、その全員の名前が街中に知れ渡ったのは、なんと郵便局員が触れ回ったからだった。… 20代後半の私が感じたのは、年配の人たちから向けられる「そろそろ結婚?」の目線。お盆でも年末年始でもない時期に東京にいるはずの人間が帰ってくるとご近所から「何事だろう」と訝しがられる気配。… 30代独身男女に貼られる「どっか変わっとるんやろうね」というレッテル。DINKSに向けられる「変わってる」「かわいそう」という周囲の勝手な評価。地元で少し名の知られている誰かが病院でいけば「癌か」と噂になる安直さとプライバシー観念の欠如。引っ越してきた人への無遠慮な憶測。「結婚して落ち着くのが女の幸せ」と信じて疑わない友人たち。そして「どこに行っても知り合いばかりでやりづらい」とこぼす都会育ちの母の顔。(地元の田舎で押しつけられる「普通」が苦しい。だから東京で生きている 2017.04.22 ライフスタイル p-dress.jp)(太字強調は当サイト)

僕は、18歳まで長崎県の長崎市と諫早市で過ごした。諫早市に12年、長崎は6年。… 僕は自分の育った街、領域を田舎だと認識している。田舎には選択肢がない。大小の違いはあれど、大きな意味でたった一つのコミュニティしかなく、何も隠すことができず、常に監視されているともいってもいい。大人になっても上司は中学や高校の先輩なのはザラ。高校の時にしでかした失敗は、大人になってもずっと周囲の人間が言いふらすから消えない。彼女の元カレ事情とかも聞かなくて知ることになる。誰が誰をどこでナンパした、とか明日の昼には知れ渡っている。就職も東京よりはるかに縁故で決まりやすい。(地方都市という地獄 あるいは関東圏の「私が住んでるところは田舎だよ(笑」が如何に残酷かについて 2013-01-15 mizchi log)(太字強調は当サイト)

旦那の実家に住み着いた当初の私はやることがなく、毎日家の周りを5キロくらい散歩していました。するとどうでしょう。2日後には近所がざわつき始めたようで、あの子はだれだ、どこの娘(嫁)だ、とすぐにうわさが広まり旦那の両親の耳にもその情報が回ってきたのでした。それもそのはず、田舎では歩いている人がほとんどいない上、若い人は珍しくとても目立ちます。その上なにもない田舎は常に話題を求め、ちょっとしたことでもすぐに話のネタになってしまうのです。(「人間関係」以外に感じる、田舎と都会のちがい。  2016-08-11 / 2018-05-23 田舎ing

自分も田舎で見ず知らずの近所の人に、自分が研究者とわかったとたん、「給料いいんでしょ。」みたいなことを言われたことがあります。赤の他人の収入に興味を露骨に示して憚らないのは、人によるのでしょうか、土地柄でしょうか。

引っ越して知り合った地元民。いい人なのかな~と少し話す仲になったとたん… ネホリーナ(根掘り葉掘り聞く人)の取り調べ的質問でプライベートを丸裸にされそうになる。他人を意識する(敵視?)能力は半端ない!

質問は出身地年齢居住地賃貸か戸建か家賃または広さ→更に居住地の具体的番地固定電話の有無旦那の職業具体的な業務内容や役職の有無旦那の兄弟構成&私の兄弟構成両親の有無普段の過ごし方など…

私は適当にのらりくらりかわして思い通りにさせなかったんだけど、もう1人他地域から来た子はまじめに答えてたみたいで、いろんな人に情報をばらまかれ、ネタにされてたみたいです。(二回目ですが こてっちゃん 2012年2月23日 1:11 田舎の人間関係について しい 2012年1月16日 12:21 発言小町)(太字強調は当サイト)

 

行きたいお店がない

  • 都会の民よ、田舎のジャスコをバカにするな。田舎の民はジャスコで恋人と出会い、ジャスコで買った物で子を育て、子はジャスコで買った服を着て都会に出て、帰郷したらジャスコで恋人と出会うのだ。田舎の民はジャスコで子を生み、育て、死んでいく。ジャスコをバカにするのは地球をバカにするのと一緒(加藤よしき @DAITOTETSUGEN 2011-02-07 17:53:26)
  • イオンに置き換えたら今も通用しますね……… (泉ファ16号 @zaq5500 2016-09-02 17:51:31)
  • 東京人「田舎はイオンモール行くだけで休日終わるんだろ?つまらなさそう。東京だったら、お昼は話題のお店でランチして、そのあとショッピングでシーズンの服を買い、こじゃれた雑貨屋を回ったり、映画みたりして、夜は酒の旨い店でディナー。最高だよ」
    田舎者「それ全部イオンでできますけどね」(泉ファ16号 @zaq5500 2016-09-02 17:55:07)

(東京人「田舎はイオンモールしかないんでしょ?東京だったら○○で買い物して△△でランチして…田舎者「それ全部イオンでできるよ」 2016年9月3日 togetter)

国道沿いに暮らす者にとって、ショッピングモールやロードサイドは、買い物ができる最大にしてほとんど唯一の場所です。スターバックス、ヴィレッジヴァンガード、タワーレコードなどを擁していることもあるそれは、地方都市では最大級の文化発信装置やデートスポットとしても機能しています。そりゃ、埼玉や千葉に住んでいて東京都心に買い物に出るような人からみれば品揃えに不満もあるでしょう。しかし、ここは逆に考えてみるべきで、山奥や海沿いの、食料品店と雑貨店と酒屋ぐらいしか店のなかった地方の人からみれば、イオンのようなショッピングモールは桁違いの品揃えのアイテムを安価で購入できる、空恐ろしいショッピング空間と言えます。(時代の最先端としての田舎。2012-06-12 シロクマの屑籠)

取材を終えた車は夕方のバイパスを走る。大河のようにどこまでもつづく幹線道路、行列をなした車は時折りブレーキランプを一斉に赤く光らせ、道の両サイドにはライトアップされたチェーン店の、巨大な看板が延々と連なる。ブックオフ、ハードオフ、モードオフ、TSUTAYAとワンセットになった書店、東京靴流通センター、洋服の青山、紳士服はるやま、ユニクロ、しまむら、西松屋、スタジオアリス、ゲオ、ダイソー、ニトリ、コメリ、コジマ、ココス、ガスト、ビッグボーイ、ドン・キホーテ、マクドナルド、スターバックス、マックスバリュ、パチンコ屋、スーパー銭湯、アピタ、そしてイオン。こういう景色を”ファスト風土”と呼ぶのだと、須賀さんが教えてくれた。(私たちがすごかった栄光の話 山内マリコ『ここは退屈迎えに来て』pp9-10)

 

イオンモールの位置づけ

「次の休みどこ行く?」こう聞かれたときの答えが「イオンでも行くか」となるエリアは田舎です(笑)。… 大きいイオンモールがあるころはそれだけ土地がいまだに残っているということです。… 田舎の象徴とネガティブな言葉で表現されるイオンですが、やっぱりありがたい存在なんですよ。田舎に住みたいならイオンがある街を選択するのがおすすめですよ。イオンがない田舎での生活は恐らく過酷なものになるでしょう。(田舎移住先を探すならまずは田舎の象徴イオンをチェックせよ! 2017.05.17 人生再起動SEASON4

転勤で人口5万人くらいの市へやってきた。… 地元のスーパーへ買い物へ行く。アタック1.0kgが498円!?はあ?イオンで買うと298円だぜ?コカ・コーラのペットボトル1.5リットルが298円!?イオンで買うと198円だぜ?何でこんなに高いの?ほとんど定価じゃねえか。…そう、定価だ。前に住んでいたところは、広大なイオンショッピングセンターまで無料バスが運行していたから買い物自体に困ることはなかった。更には、そのイオンから5kmも離れないところに同じイオン系列のスーパーがでーんと構えていたりと、もう意味が分からないくらいにスーパーが乱立していたから、惣菜や魚なんかが安くなる時間を狙って買いに行ったり、折込チラシを見て生活雑貨を安い日に買い込むなんてことで出費を抑えることができた。今住んでいる市内でイオンが出店している地域まで買い物に行くためには、バスで片道880円…。結構大きな出費だ。(田舎は暮らしにくいし都会の何倍もお金がかかる 2008-10-08 はてな匿名ダイアリー

“イオンが撤退してしまったら、生活の質はどれぐらい低下するんだろう” そんな事も考える。それぐらい便利なのだ。県庁所在地ならまだしも、地方の町村部に住んでいる人間にとって、ショッピングモールは商品・コンテンツ・エンターテイメント・文化の一大集積地だ。首都圏の人達からみれば”型落ち”にみえるかもしれないテナントやサブカルショップとて、地方の町村部の人間からみれば圧倒的で、地元商店が束でかかってもかなわないぐらいレパートリーに富んでいる。地方には、こんなにモノは存在しなかったのだ! この点において、ショッピングモールは地方と中央の格差を”是正”さえしている。90年代に入ってもまだツッパリがいたような田舎でさえ、今じゃヴィレッジヴァンガードで買い物し、スターバックス・ラテで一服できるようになった。(私にはイオンが眩しすぎる 2013年11月06日 02時44分 JST | 更新 2014年01月03日 19時12分 JST 熊代亨 精神科医、ブロガー HUFFPOST)

  • イオンを拒んだ町 (2014年2月10日(月)中川 雅之 日経ビジネスONLINE) 巨大流通のイオングループは様々な名称で全国各地に複合型の商業施設を運営しており、その数は約300にも上る。だが、都道府県の中で唯一、福井県だけには1カ所もないことは、地元住民を除くと意外と知られていない。… ショッピングセンター(SC)関連だけではない。総合スーパーのイオン、食品スーパーのマックスバリュなど、グループの主力ブランドの店舗のほとんどが福井県には1店もない。… 2010年の国勢調査によると、福井県の人口は約80万人。全都道府県の中で、下から5番目に少なく、出店候補地として優先順位が低いことは間違いがない。

 

 

文化的刺激のなさ

東京で一人暮らしがしたいと言うと、家族中に反対された。毎晩のように「ここはわたしの居場所じゃないの」と泣きながら訴えたが、その言葉の意味は誰にも理解されない。兄の一樹も、「お前なに言ってんの?」と冷たい反応。(東京二十歳 山内マリコ『ここは退屈迎えに来て』p184)

一言で言うと、彼が言うように「文化がない」ということに尽きるのだが・・・、なんと表現するのが適切だろうか。リアルに自分の五感で直接的に文化を楽しむ機会に決定的にかける、という言い方がもっとも自分の知覚にはまるように思う。そもそも、文化を紡ぎだす主体である人口そのものが田舎では乏しいことに起因するのだが、たとえば・・・ 美術館がない 図書館がない(高校の図書室の蔵書は1万冊程度・・・) 映画館がない 音楽鑑賞を行う機会がない などなど。(「田舎に住んでいるだけで、想像以上のハンディを背負わされている」・・・のはそうかもしれないが 2018-05-30 salmontiskunの日記)

「田舎に帰ると生まれ変わる」というが、 
例えるならこんな感覚。 

デート用に買ったシャツが 
外出着に生まれ変わり、 
普段着に生まれた変わり、 
部屋着に生まれ変わり、 
寝間着に生まれ変わり、 
最期には雑巾へと生まれ変わり生を終えるようなものだ。 ([258] mixiユーザー 09月01日 12:06 田舎鬱って、絶対にありますよね。mixiユーザー 2011年09月15日 07:23)

 

田舎の価値観

精神性

田舎では「そいつは価値があるか、ないか」の二分でしかないのに対し、東京では「そいつは何の価値があるか」を問うてくる。その点でどれだけの汚点があれど十二分なのだ。実名主義の人は、一度田舎で無価値なものと足蹴にされてみればよい。その孤独と無力感は、筆舌に尽くしがたいものだから。… あるいは、大人になるために画一性を受け入れるという必要があった。それはアイデンティティの喪失であり、田舎はより小さいアイデンティティしか受け入れない。はみ出したものを容赦なく除外する。お前の言う田舎は甘い、という意見もあるのは予想できる。長崎市は人口40万人。だが、人口40万ですらこうなのだ。より小さい都市はもっと熾烈だと容易に予想できる。(地方都市という地獄 あるいは関東圏の「私が住んでるところは田舎だよ(笑」が如何に残酷かについて 2013-01-15 mizchi log)(太字強調は当サイト)

結婚と出産

杉田水脈衆議院議員が、LGBTは「生産性」がない人々という言い方をしましたが、「生産性」が全てというのは、まさに田舎の価値観そのものなのではないかと思います。

ことの発端は、Yさんが従姉妹夫婦に「子作りはしているのか」と聞いたことだった。… 「いや俺は純粋に、知りたいだけなんだよ」… 「私が美人だとかブスだとか関係なくて、ママにも、おばあちゃんにも、おばさんにも、XXちゃんにもブスって言うこと自体許せない」涙ながらにこういったが、おそらく誰も聞いていなかっただろう。こんな当たり前の主張が「生意気」とされる田舎に帰りたい、貢献したい、恩返ししたいと思えるほど私は徳が高くない。怒りに震えて泣いていたら最後に「そんなに弱いんだったらさっさと結婚して誰かに支えてもらえ」と吐き捨てて、Yさんはその場でぐうぐうと寝た。前回帰省した時に顔を合わせると「結婚したのか」としか話しかけてこない坊さんに呆れてこのnoteを書いたが、図らずも連作のようになってしまった。「田舎に若者がいない」「大学進学と共に上京して帰ってこない」「嫁に出て行った」と嘆く声をあらゆる地方で聞くことがあるが、じゃあなぜ若者たちが田舎に帰ってこないのか残っている人たちは真剣に考えたことはあるのだろうか。結婚や出産の自由、生き方の多様性、プライバシーといった考え方を身につけてもらわない限り、この溝は一生埋まらないし誰も田舎に帰らないだろう。(田舎のおっさんに泣いてキレた話 ユカリ 2018/01/02 22:15 note.mu)(太字強調は当サイト)

慣習・しきたり

田舎は、なあなあ感覚コネ意識で全てがまわってるようです。志向が違う=変わった人扱いで、狭~い視野ですよね。おまけに男性中心社会主婦にはパート求人しかなく、独身のバリキャリ女性も競争のない公務員以外でみかけません。(田舎暮らしが辛いです。 2010年7月28日 14:31 発言小町)(太字強調は当サイト)

  • 田舎に自由は無い。見えないしきたりや強要が存在するだけ。
  • 田舎では歩いてる人いないんですよ。みんな車。だから近所を散歩とかランニングとかしてると不審者になっちゃうんですね。
  • 来客は玄関じゃなく窓を突然あけてくる
  • チャイムは鳴らさずいきなり玄関を開け、腰掛けてから「こんちわー!」なのである。プライベートは無いと思ったほうがいい。
  • 玄関の鍵をかけてると怒られる地域もあります。「回覧板どうすんだ」って。
  • よそ者は特に白い目で見られる。しきたりに従わない者はガチで村八分。ゴミだしなど許されなくなり、陰湿な嫌がらせが続く。
  • 草刈など、決められた行事に強制的に参加しなくてはいけません。仕事を休むのは当たり前。
  • 田舎の人達がどうやって生きてきたか知っていますか?遊びといえばパチンコかキャバクラ通いくらいです。あなたが都会で読書や趣味、仕事などで必死に培った教養は田舎に行けばまるで意味のないもの。
  • 田舎を出ずに地元にいた人と一度都会にでた人ではそもそも意識が違うし、仕事、遊び、生活すべてが相容れないものなのです。田舎がよくみえるのはあなたがつかれている証拠です。せっかく都会で積み上げてきたキャリアをドブに捨てるものだと思ってください。

(田舎暮らしに憧れ? あなたは田舎の怖さを知らない ”田舎地獄” 更新日: 2016年09月22日 NAVERまとめ

「集落では1人が言い出すと、全員が自分の意思に関係なくそっちに流されますから、昨日までの友も今日の敵で、もうダメなんですね。理屈じゃないんです。たとえ理不尽な言いがかりであっても、言われたら最後、うわさを立てられたら最後、なんです」

「私がいた集落は常々、村長派と反村長派で村が二分していて、道路を挟んで、やれこっちに住んでいる者は村長の親戚が経営するガソリンスタンドから灯油を買わなければだめだとか、あそこの業者は反対派だから使うなとか」

「最初、移住者を迎えるかどうするかって問題になったときも、すったもんだあったずら。でも、移住者を受け入れねえと、医療費の財政がもたねえってことになって、それならばって反対していた奴らもしぶしぶ了承したんだ」自治体がこぞって旗を振る「移住者歓迎」は、決して人口増による地域活性化だけが目的ではないことに注意が必要だ。ようは財源欲しさ、税収欲しさの、詰まるところ金欲しさ、が本音なのだ。(恐怖!田舎暮らしは「地獄の沙汰もカネ次第」 場所によってはこんなにヤバい「お金の話」 清泉 亮 : 移住アドバイザー  2018/08/16 8:00 東洋経済ONLINE

単に移住しただけだと余所者のままだったりする。借家に住んでる奴は本気で移住してないから余所者だし、地元の人間と結婚してない奴もなんとなく信用できないから余所者。極端なことを言えば、地方は自分たちと同じ方言を話し、同じローカルルールを共有し、同じ宗教や文化を共有する人が増えてほしいのであって、なんかよくわからないITとかデザインとかやってる都会ぶってる奴らを受け入れたいわけではない。(余所者が田舎でうまくやるために  kbaba1001 2016/12/11 19:28 note.mu

 

他人との比較

例えば、テレビを買う時も、出来る限り大きなサイズのテレビを買います。… 〇〇さんの家のテレビより大きいのが欲しかった、というのが主たる理由です。車でもそうです。年金暮らしの2人なのでコンパクトカーで良いと思うのですが、〇〇さんの家は3ナンバーの車に乗っているので、うちも3ナンバーの車が欲しいと。(田舎の人間の生活観(価値観)について 2012/5/907:24:07 YAHOO!JAPAN知恵袋

 

地域の外に出ないこと

この2つの違和感を生み出す原因が「田舎で人生を完結する」という田舎特有の価値観です。… 田舎の親は子供が「卒業したら必ず地元に帰ってくる」と思い込んでいることが多いです。たとえわが子が少年期から地元以外での生活に魅力に感じていたとしても、遅くても35歳ぐらいには自分のもとへ戻ってくると考えています。親のそのまた親の世代も同じ考えをしているので、子供もその思惑通りUターンしてきます。… 地元で一生を過ごすということ自体が息を吸うぐらい当たり前になっています。(田舎特有の「世界を拡げない価値観」はどうも受け入れられない 2017-01-10 ゆとりーまん

  • 地元で生まれ、地元で育ち、地元の大学に進学し、地元で就職する。それで満足するならば都市部と地方の間に存在する文化と教育の格差に悩む必要などないし、そもそも格差の存在に気づきすらしないだろう。
  • 「文化と教育の格差」に気づかぬゆえに地元から出て行くことができず、青雲の志を抱き、天性を秘めた若者があたら好機を逸しているとしたら、それは地域にとっても大きな損失である。
  • 彼女たちがオリンピックに出場し栄光を掴めたのは、地元が寒冷地でウィンタースポーツに適した土地柄だったからだけではない。「何もない町」でも、志を見出し、天性を発揮できるように導いてくれる指導者がいたためである。
  • 授業をこなすのは教員の当然の務めであるが、教え子の知的な視野を広げ、自らの可能性に気付かせることも教員の重要な使命

(田舎から東大入って絶望した彼に北海道の単科大学教授が伝えたいこと 釧路に戻り「文化と教育の格差」克服を 水野 俊平 2018.05.10 現代ビジネス)(太字強調は当サイト)

高二になり進路を相談すると、まなみ先生は言った。「いいなぁ東京。あたしも行きたかったなぁ」本当は都会の大学に進学したかったけれど、「東京の大学にやったら最後、地元に戻ってこなくなるから絶対にダメだ」と、父親に猛反対されたのだという。(東京二十歳 山内マリコ『ここは退屈迎えに来て』pp183-184)

 

女性の勤労

あとは女性で家事手伝いや専業主婦はありえません。必ず勤めにでます。(東京出身、福井への移住
2010年8月15日 11:22 発言小町

人付き合い

基本的に最近になって分譲されたエリアは、移住者が多く住んでいるので、特別なことはほとんどありません。一方で何百年も前から人が住んでいる地域は、人間関係が濃密です。定期的な草刈りや祭りのための会合出席は当たり前。ある30世帯ほどの集落では、お葬式のときにすべての世帯から手伝いに行くのが習慣になっています。(田舎暮らしを応援する地元不動産会社にその実態を聞く。千葉県外房エリアの場合 住宅ジャーナリスト・宅地建物取引士 椎名前太  LIFULL HOME’S PRESS)

 

偏見

田舎は普通の病院自体少ない上に、心療内科、精神科に対する偏見が未だに強いですからね。… 心療内科に通う=「きちがい」扱い、まさにその通り!病気と向き合う事が本人のためにも、家族のためにもなるのに、自分の親族が心療内科に通う事を「恥」と考え、親族の心療内科通いを許さなかったり、必死で近所に隠したりしますね。そのわりには、近所で心療内科通いやウツっぽい人がいると、「あの人~らしいわよ」と、人の事は面白がって噂を流します。あと、意外と隠れた引きこもりも多い気がします。(田舎(過疎)の精神病について。2012/8/1315:18:20 YAHOO!JAPAN知恵袋

 

気候

都会から雪国・ド田舎に来ました。春からペーパードライバー教習を受け、お買い物へ車で行けるようになりました。便利だった都会の生活が恋しく、何もない田舎に毎日泣いていましたが、今では諦めもついてきました。でも、どうしても、気候が合いません。冬の雪・グレーな空。都会にいた頃は、冬は毎日晴天でした。部屋からグレーな空を見るたび、気分が暗くなってきます。(都会から雪国の田舎に嫁いで1年。グレーな冬に耐えられません。 ぴよ 2008年11月22日 14:18 発言小町

 

女性が田舎を離れる理由

  • 女は意見を言うな!と言う田舎の文化と、権力のある、地元から離れたことのない年配の男性が、都会の大学を出た優秀な若い女性を潰す環境。https://www.nhk.or.jp/minplus/0121/comments/0121_10https://www.nhk.or.jp/minplus/0121/comments/0121_101/index0002.html1/
  • 田舎は結婚していなかったりこどもがいない女性に対する圧がすごい https://www.nhk.or.jp/minplus/0121/comments/0121_101/index0002.html
  • 田舎は時が昭和で止まっているのです。長男優先、男性優位、女は3歩下がって召使い、セクハラ発言…どんなに優秀でも長男や本家より抜きん出ていてはいけない、地元の男性と結婚して決して夫には逆らわず家を買い子供を産み、安い給料の仕事して介護して家族に尽くせ、という空気なのです。https://www.nhk.or.jp/minplus/0121/comments/0121_101/index0002.html
  • 法事のたびに飲んで食べてしゃべるだけの男達と、奴隷のように台所仕事に従事する女達 https://www.nhk.or.jp/minplus/0121/comments/0121_101/index0003.html
  • 「彼氏はいるのか」「結婚しないのか」と飲み会のたびにお酌を強要されながら上司や先輩にくだを巻かれ、女性上司にも、「結婚はまだなの」と言われてうんざり https://www.nhk.or.jp/minplus/0121/comments/0121_101/index0004.html
  • 一人暮らしの独身女性に対する噂好きや住民の監視 ttps://www.nhk.or.jp/minplus/0121/comments/0121_101/index0004.html
  • 町内会に入り、前時代的な男女役割に驚きました。集まりでは女性のみが料理や宴会の準備を行い、男性は飲み食いするだけ。 https://www.nhk.or.jp/minplus/0121/comments/0121_101/index0005.html
  • ファミレスで遭遇したセクハラです。平日日中から飲んでる初老の男性2人が若い女性のスタッフさんに平気で「お姉さん子供何人いるの?」「へえ?4人も!結構”好き”なんだね?笑」と大声で酷い絡み方をしていて、耳を疑いました。 https://www.nhk.or.jp/minplus/0121/comments/0121_101/index0006.html
  • 「消滅可能性自治体」とは言い換えれば、それだけ「封建的自治体」なのだと思います。子育て支援や移住者支援等にいくら予算を費やしても殆ど結果が出ないのは議会も含め自治体に根本原因が理解出来ていない為です。https://www.nhk.or.jp/minplus/0121/comments/0121_101/index0006.html
  • 毎日地方に行くたびに女性に対する無自覚な差別意識を非常に肌で感じます。同一賃金で同一の業務内容であろうとも、どこか女性は自分達よりも下の存在としていいという無自覚の意識があります。それに対して断固としてそのように扱われることを拒むと、拒んだ側がおかしいと排斥されます。 https://www.nhk.or.jp/minplus/0121/comments/0121_101/index0007.html
  • 地元には医療系、介護職、役場くらしか仕事がなく、そこそこの学歴がある人が就く仕事がありません。 https://www.nhk.or.jp/minplus/0121/comments/0121_101/index0008.html
  • 彼はいるのか、結婚はしたのか、子供はいるのか聞かれるのが当たり前 https://www.nhk.or.jp/minplus/0121/comments/0121_101/index0008.html
  • 女性は結婚して子供を産んで一人前。というのが田舎ではまだまだ当たり前。 https://www.nhk.or.jp/minplus/0121/comments/0121_101/index0009.html
  • ある会合で、町会長は女性でも良いと女性が発言したら、コップの水を顔にかけられた https://www.nhk.or.jp/minplus/0121/comments/0121_101/index0009.html
  • 女性はただの家の為に子供を産み親戚、地域の奴隷として生きていくのが当たり前という価値観が何も変わっていない https://www.nhk.or.jp/minplus/0121/comments/0121_101/index0010.html
  • 地方は女性が適齢期になると彼氏はいるのか?結婚はしないのか?と根掘り葉掘り聞いてくる人がいる。女性=結婚したいものという前提の考え。 https://www.nhk.or.jp/minplus/0121/comments/0121_101/index0010.html
  • 「東京が令和なら山形は江戸時代」 https://www.nhk.or.jp/minplus/0121/comments/0121_101/index0011.html
  • 祭りでベロベロになるまで酔い潰れて醜態をさらすおじさんたちと、料理の支度からお酌でこき使われた挙句、下品な冗談でからかわれる女性陣。消防団はパチンコと風俗の話題の他は、どの家の誰がどうしたといった監視社会さながらのゴシップばかり。 https://www.nhk.or.jp/minplus/0121/comments/0121_101/index0011.html
  • 男尊女卑的な価値観も根強く、町内会では女性がお茶汲みをしたり、また、職場ではセクハラ的な発言を受けたという話をよく聞きます。 https://www.nhk.or.jp/minplus/0121/comments/0121_101/index0011.html
  • 仕事の飲みの場に参加しても私以外は男性で、お酌をさせられたり、酔った勢いでセクハラをされることもありますが、地元の権力者なので逆らえません。 https://www.nhk.or.jp/minplus/0121/comments/0121_101/index0012.html
  • 新採研修で言われたこと「皆さんは公務員になりました。民間は大変だけど、皆さんは安定していますから、結婚して子供を作ってください。」 https://www.nhk.or.jp/minplus/0121/comments/0121_101/index0015.html
  • 地元には大卒の女性が働く場所は市役所、学校の先生、銀行など限られた職しかありませんでした。 https://www.nhk.or.jp/minplus/0121/comments/0121_101/index0016.html
  • パラドックスのようですが、若い女性に出ていかないでもらう方策は「結婚しなくていいよ、子供を持たなくてもいいよ」と言う事だと思います。その結果田舎に残る女性が増えれば、ある日恋愛をして子供を産むかもしれません。今の「さあどうぞ!結婚も育児もサポートします!」というのは、圧が強くて近寄りたくないと思われると思います。 https://www.nhk.or.jp/minplus/0121/comments/0121_101/index0016.html
  • 秋田は、高学歴の女は生意気だと嫌われます。秋田で就職したかったのですが、資料請求の電話で「四大卒・文系・女・新卒はダメ。短大か専門学校か中途しか採用しない」と断られました。 https://www.nhk.or.jp/minplus/0121/comments/0121_101/index0017.html
  • 『女性は子供製造器、人権は無い』みたいな扱いをされれば離れていくのも当然 https://www.nhk.or.jp/minplus/0121/comments/0121_101/index0019.html
  • 独身時まで女性にあった人権と尊厳が、結婚したとたん奪われてしまいます。夫・子供・夫の親族・居住地域の「お世話係」「最低位の奴隷」になります。 https://www.nhk.or.jp/minplus/0121/comments/0121_101/index0020.html
  • 女性として生きる閉塞感、ひとりの人間として尊重されない苦しさ https://www.nhk.or.jp/minplus/0121/comments/0121_101/index0020.html
  • 入社して取引先の社長や理事役員の年配男性60代以上のお偉い方々から言われた事は仕事の内容より一番「何故結婚しないの?」「子供は欲しくないの?」「趣味をするより早く子供を産め!」 https://www.nhk.or.jp/minplus/0121/comments/0121_101/index0020.html
  • 田舎の男性達は、「呑む打つ買う」は嗜みとばかりに思っているような方が多かったです。セクハラ、アルハラは当たり前の社会でした。セクハラアルハラは楽しいのに、そこに参加しない女性はノリが悪い、という考え。消防団の旅行に行っては風俗店で遊び、地域の祭りでは飲んで大声出して醜態をさらす…。 https://www.nhk.or.jp/minplus/0121/comments/0121_101/index0021.html
  • 人口3万人程度の自治体 強者に媚び、弱者を攻撃。「何を言ってるか」じゃなく「誰が言ってるか」市長や市議会が悪い事をしても、狭いムラ社会だと、自分の生活まで脅かされたく無いから、何も逆らえない。 https://www.nhk.or.jp/minplus/0121/comments/0121_101/index0021.html
  • 2,30代未婚女性の流出を止めるために”子育て支援”を充実させている子供のいない女性は条件が揃えば子供を生むと考えている最たるもの https://www.nhk.or.jp/minplus/0121/comments/0121_101/index0026.html
  • 代替わりか 私がいつまでもテーブルにつけなくなっていった。やっと自分が食事を食べられる頃には大皿のおかずは 殆ど残っていない。それを小皿に取ろうとすると義理父は 向かいに座る夫に向かって「なあ、こいつ、この女 よう食うな!」と悪びれず大きな声で言う。 https://www.nhk.or.jp/minplus/0121/comments/0121_101/index0027.html
  • 地方の独身女性は「早く結婚を」「いき遅れ」とせかされ揶揄され、そこに人権はありません。 https://www.nhk.or.jp/minplus/0121/comments/0121_101/index0027.html
  • 法事の時は、追悼する方との血縁があろうがなかろうが、男性は仏壇の前にずらりと陣取る一方、女性は、嫁はもちろん、実の娘さんであろうが、親戚であろうが、下の間に。法要の後の会食では、男性はみな本堂で高坏の膳。女性は、男性たちのお酌や給仕をしてから下の間で急いで食事。終わらぬ間に、男性たちの食べ残しを折詰にしてお渡しする。嫁など、まさしく女中です。決して妻などではないのです。 https://www.nhk.or.jp/minplus/0121/comments/0121_101/index0032.html
  • 40才を超えた独身女性にはなんの支援もなく地元に帰るメリットはありません。むしろなぜ子供を産まなかったのかと吊し上げられる環境です。 https://www.nhk.or.jp/minplus/0121/comments/0121_101/index0034.html
  • 自治会長も自治体の役員ももう何十年も先まで決まっているそうです。役員選挙も事前に誰に投票してくださいと言われ、そのまま投票。ここは日本なのかと思うくらいでした。そこに意見を言うと いじめが始まります。 https://www.nhk.or.jp/minplus/0121/comments/0121_101/index0040.html
  • おんなは結婚、子育て。50年前からずーっと変わっていない。 https://www.nhk.or.jp/minplus/0121/comments/0121_101/index0046.html

地方を去る女性たち・・・なぜ?本音を聞いてみたみんなのコメント(480)2024年6月17日

参考

  1. 「地方」と「都会」って結局どっちが暮らしやすいの?佐賀に10日間移住して比べてみた[PR] 今回は10日間、実際に地方に体験移住してみて、暮らしを体験するだけでなく、都会から佐賀県に引っ越してきた方や、子育てをしている方に色々お話を聞いてみたいと思います。(by 長橋 諒 2017年10月30日 SPOTおでかけ体験メディア
  2. あなたはどっち?絶対に生じてしまう都会育ちと田舎育ちの価値観のズレ14選クイーズ
  3. 私はこうして田舎が嫌いになりました。 (作者:ふじたごうらこ ncode.syosetu.com) この小説はアンチ田舎小説です。 あくまで小説なのでこういうことを考える人もいるんだな、と思ってお読みください。… それはずばり人間関係の荒っぽさと煩雑さと閉鎖性と妬みと僻みからくるものです。
  4. 【予告編#2】ここは退屈迎えに来て (2018) – 橋本愛,門脇麦,成田凌