青色発光ダイオード開発物語 (1)青色発光ダイオード開発物語~赤﨑勇 その人と仕事~
青色発光ダイオード開発物語 (1)青色発光ダイオード開発物語~赤﨑勇 その人と仕事~
20141007 ノーベル物理学賞 赤崎教授、天野教授、中村教授へ授与
Announcement of the Nobel Prize in Physics 2014
Nobel Prize Winner Prof Nakamura Talks un-cut 1(14/10/08)
Nobel Prize Winner Prof Nakamura Talks un-cut 2(14/10/08)
ノーベル物理学賞 赤崎勇氏 会見ノーカット 01(14/10/08)
ノーベル物理学賞 赤崎勇氏 会見ノーカット 02(14/10/08)
ノーベル物理学賞 赤崎勇氏 会見ノーカット 03(14/10/08)
ノーベル物理学賞 赤崎勇氏 会見ノーカット 04(14/10/08)
ノーベル物理学賞 赤崎勇氏 会見ノーカット 05(14/10/08)
ノーベル賞・天野教授「世の中に少しは役立ったことが認めら…(14/10/08)
赤崎 勇教授に、天野 浩教授について聞きました。(14/10/08)
天野 浩教授に恩師・赤崎 勇教授について聞きました。(14/10/08)
参考
2014年のノーベル医学生理学賞はジョン・オキーフ(John O’Keefe)教授(74)、ノルウェー科学技術大のマイブリット・モーセル(May-Britt Moser)教授(51)、エドバルト・モーセル(Edvard Moser)教授(52)(夫妻)の3氏に
参考
参考
御嶽山噴火 死者47人に 火山活動での被害としては戦後最悪(14/10/01)
御嶽山噴火 31人の心肺停止確認、40人重軽傷、43人行方不明(14/09/28)
Video: Japan volcano shoots rock & ash on Mount Ontake – BBC News (BBC NEWS)
御嶽山噴火 山頂付近の山荘に40人が取り残される(FNNnewsCH 14/09/27)
参考
Takaho A. Endo. Quality control method for RNA-seq using single nucleotide polymorphism allele frequency. Genes to Cells Published online: 21 SEP 2014. DOI: 10.1111/gtc.12178
RNA sequencing (RNA-seq) provides information not only about the level of expression of individual genes but also about genomic sequences of host cells. When we use transcriptome data with whole-genome single nucleotide polymorphism (SNP) variant information, the allele frequency can show the genetic composition of the cell population and/or chromosomal aberrations. Here, I show how SNPs in mRNAs can be used to evaluate RNA-seq experiments by focusing on RNA-seq data based on a recently retracted paper on stimulus-triggered acquisition of pluripotency (STAP) cells. The analysis indicated that different types of cells and chromosomal abnormalities might have been erroneously included in the dataset. This re-evaluation showed that observing allele frequencies could help in assessing the quality of samples during a study and with retrospective evaluation of experimental quality.
(http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/gtc.12178/abstract)
↓この論文の全文は、下記URLでオープンアクセスになっており閲覧・ダウンロードができます
参考
【注意】科研費の申請書は研究者が個人的にJSPSにに提出するものではありません。所属機関・大学を通じた提出になります。したがって、研究者は、JSPSのウェブサイトにある締切り日時ではなく、所属大学・機関の締切り日時を守る必要があります。
文部科学省の科学研究費補助金(科研費)は、研究テーマの自由度が最も高く、全ての研究者にとって非常に重要な外部資金です。研究領域や研究テーマが予め指定されているトップダウンの研究費とは異なり、誰にでも研究資金獲得のチャンスがあります。
そこで、初めて科研費を出す人、まだ一度も科研費が当たったことがない人に向けたアドバイスを、自分の経験とネット上の情報を纏めて書きました。「基盤(C)」や「若手」といった少額の研究種目を想定しています。
まずは、初心者が陥りやすい失敗31個がまとまっているスライドシェアがあったので紹介しておきます。
#01 研究テーマが科研費向きではない
#02 応募先の審査種目(小区分)は、何も考えずに決めた
#03 応募先の審査種目(小区分)の審査委員の顔ぶれは、知らない
#04 研究計画調書(様式)の指示は、読んでいない
#05 「概要」が概要になっていない
#06 審査における「概要」の重要性がわかっていない
#07 「背景」で教科書的な説明を書いている
#08 「学術的な問い」が書かれていない
#09 「学術的な問い」と「研究目的」が同じ
#10 問題提起がない
#11 仮説がない・仮説の図がない
#12 「研究動向と位置づけ」が書かれていない
#13 申請書全体で、目的が一貫しない
#14 仮定の上に仮定を重ねた実験デザイン
#15 予備実験データを見せていない
#16 計画欄の記載に具体性が足りない
#17 方法ありきになっている
#18 研究の意義・売りを書いていない
#19 論文業績が業績ページにしか書かれていない
#20 研究者(=審査委員)の常識から外れている
#21 読む人のことを考えずに書いた
#22 読まれ方を考えずに書いた
#23 4人の審査委員の幅を意識して書いていない
#24 申請書内の矛盾
#25 説得力がない
#26 先まで読まないと理解できない
#27 文と文とがつながっていない
#28 申請書にふさわしくない言葉遣い
#29 採択された調書を見たことがない
#30 落とし穴にはまっていることに気付かない
#31 いつも締切り間際になる
過去の科研費説明会資料を公開することにしました。特別な秘密などなく、常識的なことばかりだと思います。 URAによる科研費セミナー「研究支援で見えてきた みんながハマる 科研費申請書作成の落とし穴」発表スライド https://t.co/EMlL548diV
— 東邦大学医学部研究推進室URA (@TohoUnivRA) March 18, 2025
科学は「仮説の検証」の繰り返しで作り上げられていくものです。研究の提案は、「仮説の検証」の形をとるのが典型的なやり方です。ところが、日本の科学教育ではあまり仮説をもつことの重要性が強調されてこなかったように思います。研究目的に書くべき事柄は、「申請者はどんな仮説を立ててそれをどうやって検証するのか」です。これを明確に伝えられない場合、何がやりたいのか不明瞭な申請書になる可能性が高いでしょう。
中学校の教科書で教えている仮説駆動型研究が、なぜか、実際に研究を始める大学院ではほとんど教えられていないという日本の現状は憂うべきものです。
仮説駆動型でないタイプの研究も勿論ありえますが、何か興味深い生命現象のメカニズムを探ることを科研費研究として行いたいのであれば、仮説が書かれていない申請書というのは考えにくいと思います。
作業仮説は図にして、見せましょう。本文を読まなくても図を見ただけでどんな作業仮説なのかがわかることが大事です。そして、その作業仮説の図を中心に文章を書いていくのがお勧め。審査委員が本文を読んでいてわかりにくいと思ったときに仮説の図があると理解を助けますし、迷子にならなくて済みます。
自分が何を研究したいのかが明確になっていない段階だと、仮説の図は描けないはずです。逆に、仮説の図を作り上げる過程で自分のアイデアが明確になっていきます。
関連記事 ⇒ 仮説を書かない科研費申請書なんて…
科研費に採択されるための最良の方法は,「書き上げた申請書を誰かに見せて添削してもらうこと」だと思う.見てもらう人が採択経験豊富な人ならなおよい.そういった人に申請書を見てもらって何度も何度も直すのが一番よい方法だ.(小噺その10:科研費に採択されるための最良の方法 Smart Lab Life 羊土社)
今回初めて科研費を申請する人や、毎年出し続けているのに採択されない人は、ひとりよがりな申請書を書いてしまっている可能性が(極めて)大です。研究内容以前の話として、申請書の書き方がなっていないというだけの理由であっさりと不採択になっている人がかなりの数に上ると推測されます。業績もある程度あり、研究のアイデアや熱意もあるのに、それが全く計画調書に表現されていないだけで不採択を食らっているのに、本人はそのことに全く気付けていない、といのは実にもったいない話です。
落ちる申請書には理由があった!京都大学で採択・不採択になった科研費申請書を網羅的に分析すると、明らかな差があることに気付いた。(「科研費申請書の教科書」学外非公開)
だから、一番のおすすめは、自分の書いた申請書を人に読んでもらい、ダメ出しをしてもらうことです。研究者はみな忙しいので、なかなかこれが実際にはできないものです。そんな場合は、大学でURA(リサーチアドミニストレーター)が研究支援活動を行っていれば、そのサポートを活用することをお勧めします。
計画調書を読んでもらう人は科研費採択経験者であればベストですが、必ずしも研究者でなくても、得るものはあります。自分の親兄弟、配偶者などの家族、親しい友人、とにかく国語力のある人に読んでもらうことができれば、自分で気づけない点が見えてくるはずです。
植物学の大御所に、私はいつも科研費申請書を学生に読んでもらって改訂していると申し上げたところ、「私はいつも妻に読んでもらって、専門家以外にもわかりやすい表現を工夫している」と返された。採択率が高い研究者は、それだけの努力をされているのだと知って、納得した。
— Tetsukazu Yahara (@TetYahara) 2018年4月2日
身近に読んでくれる人がいない場合には、添削サービスを利用するという手もあります。
???「科研費は実現可能性が重要だから結果が確定してるものしか採択されないよ。もう既に結果が9割出てる研究課題で、採択と同時に論文が出る内容がいいよ。新しい研究はまず先にやって結果がでることを示さなきゃ」
— やもす (@ShIma_Megagauss) March 1, 2022
科研費必勝法【世界標準】 研究する→結果をまだ論文にせず、”予備的実験結果”と呼ぶ→すでに得た結果に関して科研費申請書を書く→当然、科研費が採択される→得た研究費で次の新しいテーマの研究を行う→はじめに戻り、このサイクルを繰り返す https://t.co/XM0JKtCJbP
— 日本の科学と技術 (@scitechjp) July 6, 2017
自分の研究に賭ける情熱、想いを科研費計画調書に凝縮して落とし込むことです。
「本当に真剣に考えた申請書は、読む人を感動させるものになります。そういうものが、いい申請書だといえるでしょう」(JREC-IN Portal 研究人材のための5分間キャリアップ読本 インタビュー記事)
ページ下部に余白を1行足りともつくらないというのは、情熱のひとつの表れです。(見やすくするために、項目タイトルの上に空行を入れるのはOK)
科研費の『審査の手引き』に書かれていますが、「学術的な意義」があるかが審査の一つのポイントになっています。お金をもらうのですから当たり前の話で、やる価値がないことにお金はあげられません。
ところが、やる内容、目的までは書いているのに、研究の意義についてまでは計画調書で触れていない人が結構います。「言わなくてもわかるでしょ」というつもりなのかもしれませんが、言わなきゃわかりません。どうして自分の研究はやる意義があるのか、お金をもらってまでやる価値があるのか、うまくいけばどれくらい学術的な波及効果や社会へのインパクトがあるのかをアピールすることは、非常に重要です。
研究課題の意義がいくら大きくても、研究計画に具体性が欠けると説得力がありません。まだ行っていない実験のことを細かく書きようがないではないかと思う初心者も多いでしょうが、だからこそ予備実験を行いある程度実験を進めておくことが必要なのです。ただ単に「解析する」と書いても、何をどう解析するのかが書かれていなければ、審査委員を説得できません。具体的にといっても、実験のプロトコールを書けという意味ではありません。適度な具体性が必要だということです。具体性に欠ける計画調書は、いくら立派なことを言っていても、実現可能性がないと判断されて不採択になります。
研究計画のアイデアが十分に湧いてきていない状態だと、申請書の空欄が広大に見えてしまい、どう埋めればいいのかと途方にくれるかもしれません。全部埋める必要はあるのでしょうか?
無駄な余白は(一行たりとも)あってはいけない
2008.3.21 第1.01版私大研究者のための「採択率を上げる研究費申請書」の書き方、七つの基礎早稲田大学先進理工学部 竹内淳(PDFファイル 2ページ)
だからといって、やみくもに文字でびっしりと埋めればいいというものではありません。通る申請書は内容だけでなく、見た目も自ずと良いものになるのです。
用いる文字や図表の位置、大きさ、形、色などには全て必然性がなければならない、なぜそこで使うのかを説明できなければいけない。
研究資金獲得のためのガイド 2011年7月 立命館大学博士キャリアパス推進室 (PDFファイル 96ページ)
割り当てられた多量の科研費の申請書を読まなければならない審査員の負担を想像できるかどうかも、勝敗を分ける要因になりそうです。
文字でびっしり埋められていると、「読む気がしなくなる」(研究にかける熱量を短い言葉に凝縮し、申請書に落とし込む JREC-IN Portal 研究人材のための5分間キャリアップ読本>2. 研究資金を獲得する>#06 東京都総合医学研究所 所長 田中 啓二氏)
とにかくギリギリまで何度も読み返して、少しでも読みやすいものを提出しましょう。
できるだけ頭を空っぽにして.先入観をなるべく捨てて私は音読する.私は誤字脱字などの自分の書いた文章を校正するのが非常に不得意(間違っていないと無意識に思ってしまう)ので,音読するようにしてる.そうすると,一言一句間違えずに読み上げることになるので,案外間違いに気づいたりする.(博士課程(女)の記録)
気持ちのこもった申請書であれば、誤字脱字などあるはずもなく、スカスカに空いたスペースもなく、かといってぎっちり文字だけが詰まっているわけでもなく、遠目にみてもレイアウトが素晴らしく、中身をじっくり読んでもウーンと唸らされるような寸分の隙もないものに仕上がっているはずです。
これまでに科研費を申請したことがない研究者にとっては、非常に気が重くなることかもしれません。しかし、科研費の研究計画調書には何をどうかけばいいのかが細かく指示されていますので、全く気に病む必要はありません。むしろ、”指示された通りに書く”ことこそが最重要なのです。
研究者にとって、これほど書きやすい応募書類はない
科学研究費(科研費)研究計画調書の書き方説明会 2013年9月20日(金)吉田地区URA室 (PDFファイル スライド25枚)
計画調書には、この欄にはこれこれについて書きなさいと具体的な指示があり、それに従って書けばよいだけの話なのですが、初心者の人はそれが全く出来ていないことが多いのです。
なぜそんな細かい指示があるのでしょうか?それは、申請者が書きやすいように、また、審査員が審査しやすいようにそうなっているのです(多分)。あなたの研究の独自性をアピールしてくださいという場所であなたが何も書かないでいると、評点をつけようがないので、良い評価は得られないでしょう。仮に、ほかの部分にそれらしいことが書いてあったとしても、審査委員がそれに気付かなければ評価されません。
不採択となる調書は、研究計画や内容は素晴らしいのに、その素晴らしさがまったく伝わってこないようなものが多いと思います。
日本人だから日本語が書けるかというと、そうでもありません。忌憚のない意見を言ってくれる人に、自分が書いた文章を読んでもらいましょう。文章を書くことの難しさをちゃんと自覚して、自分の至らなさに気づくことが、科研費採択への第一歩です。日本語の文章を書くことが仕事の一部である以上、研究者は一度徹底的に自分の日本語作成能力を鍛え直す必要があります。
良い申請書を仕上げるコツ以前に重要なのは、読んだ人に内容が理解できて、言いたいことががちゃんと伝わるような、まともな日本語の文章を書くということです。
論理力のない科学者に税金をあげようと思う方は多分いないです
論理力があるかどうかは、5行読めば分かってしまいます
研究計画調書を見比べて想うこと 日本大学文理学部物理生命システム科学科 松下祥子 (PDFファイル スライド30枚)
論理的な文章を書く技術は、誰でも学ぶことができます。
パラグラフライティングを徹底する!これは日本の教育システムで教える機会がほとんどなく、大半の人が身についていません。論理的文章を書くための黄金律なのですがね・・・。
学振申請書を磨き上げる11のポイント [文章編・前編] chem-station.com
不採択となる計画調書にありがちな日本語のマズさを、いくつか挙げておきます。
読みやすい 文章というのは、重力にまかせて上から下に流れていくだけできちんと意味のとれる、読み手にストレスを与えない文章である。(学振に通るための5つのポイント 2013年5月2日 渡辺佑基 日本バイオロギング研究会の会報への寄稿)
科学的な文章の書き方に関しては、いくつか定番といえる本があります。45年前に書かれたロングセラーが『理科系の作文技術 』です。研究者でこの本を知らない人はおそらくいないでしょう。
木下 是雄 理科系の作文技術 (アマゾン)
木下 是雄 まんがでわかる 理科系の作文技術 2018/1/19 久間月 慧太郎 (イラスト)(アマゾン)
福地 健太郎, 園山 隆輔 増補改訂版 図解でわかる!理工系のためのよい文章の書き方 論文・レポートを自力で書けるようになる方法 (アマゾン)
科学的な文章以前に、自分の国語力に自信がない人は、基本から身につけるほうが早道です。フクシマ式が速習に向いていてオススメ。下の本は1時間くらいで読めますが、効果は抜群です。
福嶋隆史 (著) 言葉を自在に操るための論理思考トレーニング 考えていることが正しく伝わる、シンプルで確実な方法 「ビジネスマンの国語力」が身につく本(アマゾン)
上の本によれば国語力とは突き詰めれば「3つの力」にまとめられるということですが、その1番目の「言いかえる力」(具体→抽象、抽象→具体の言い換え)に話題を絞って書かれた本もあります。
細谷 功(著) 具体と抽象 (アマゾン)
文章を書いている時、多くの場合、具体と抽象を行き来しています。上の本を読んでおけば、それを意識しながら書くことができますので、書いた文章が慢然とならず、非常に明解でシャープなものになります。上記の本は2冊とも、普通の文学作品のように文字がぎっちり詰まったものではなく、非常に読みやすいので、1時間くらいで読めます。国語力アップに1時間を投資するだけで、異次元の科研費申請書作成能力(前後比較)が身につくのですから、こんなコスパの高い努力はめったにありません。
概要と本文が対応していなかったり、研究計画と経費の項目がつじつまが合っていなかったり、不採択だった計画調書はいろいろと矛盾を含んでいることが多いのです。目的を達成できそうにない実験計画というのも、致命的な矛盾です。申請書を書いている当人の頭の中ではなんとなく繋がっていて、実は辻褄があっていないのに気付けないということが多いのです。数多くの調書を読みなれている審査委員は直ちにその矛盾に気付き、不採択のほうへ振り分けてしまうことでしょう。
私が確認を頼まれた後輩の申請書や、ギリギリ評価点が足りずに落ちてしまった方の申請書にはほぼ必ず論理的におかしいと思う部分があります。つまり、論理性を保った申請書を書くだけでも差別化に繋がるということになります。(論文ゼロでも学振DC1に面接経由で採用された申請書の書き方のコツと面接対策ポイント minoblog)
何をどう書けば良いのかわからない人は、まずは、実際に採択された人の申請書を見せてもらい、採択のためのスタンダードの高さを知ること。また、他人の申請書を読めば、どんな文章表現を使うと効果的なのかがわかり、具体的な言葉遣いを学べるというメリットもあります。
①~である.しかしながら,Aに関しては未だ不明な点も多く,その解明には既存の手法ではなく,新しい視点からのアプローチが必要である.②申請者らは,近年Aの生理学的意義が注目されている~に着目し,Bを明らかにした.③本研究では,AにおけるBの意義・役割について明らかにする. (①現状の問題提起,②申請者らの研究成果,③研究目的)(若手研究者向け科研費セミナー ー採択されやすい計画調書の書き方ー URA室倉石泰平成27年8月4日 東京医科歯科大学 PDF 19ページ)
大学によっては、採択された科研費計画調書を学内で見せたりしているところも結構あるようです。採択された、他人の計画調書を見る機会がない人も多いと思いますので、ネット上で公開されている調書を紹介します。様式が変わっても、良い申請書の本質的なことは普遍的です。
下の申請書は、自分には馴染みがない研究分野ですが、読んだときにその迫力に圧倒されました。きっと多くの人に役立つと思うので紹介させていただきます。
① 研究の全体構想・具体的な目的・何をどこまで明らかにしようとするのか?
動物媒の花の著しい多様性は、送粉動物への適応を通じて進化したと考えられている。しかし、送粉動物による花形質への淘汰を実測しようとした研究は、必ずしも成功していない。その理由として、花形質の集団内変異が小さいことが指摘されている。本研究では、種間雑種を作り、さまざまな花形質を分離させることによってこの障害を克服し、異なる送粉動物への適応進化の過程を実証的に調べる。研究材料として、ユウスゲ属の 2 種をとりあげる。2 種は、‥(基盤研究(A)計画調書PDFリンク http://seibutsu.biology.kyushu-u.ac.jp/~ecology/yahara/KibanA.pdf)
下のリンク先で学振の申請書が公開されていますが、計画調書作成の戦略まで細かく解説されています。異なる分野の人にも絶対に役立つであろう内容です。
■研究背景
申請者は”薬剤の効かない難治性てんかん患者”をターゲットに、生体冷却を用いた代替治療総日の開発(図1)を行ってきた。てんかんとは、‥(引用元:面接免除になった学振DC2の書類を公開と工夫した点について 更新日:2019-05-04 公開日:2018-09-20 そうだ研究しよう)
科研費計画調書の審査は、公正を期するために審査基準が明確に定められておりそれは「審査における評定基準等」や「審査の手引き」という文書として公開されています。
審査委員のための「審査の手引き」は、実は申請者にこそ必読の書です。公開されている「審査の手引き」に目を通しておけば、自分の研究計画がどのように採点されるのかの具体的なイメー ジが湧きます。すると、科研費申請書をどう書けばいいのかのアイデアが、自然にいろいろ浮かびます。申請書を書き上げたあと、自分が審査員になったつもりで自分の申請書を採点してみると、ちゃんと書けているのかどうかのチェックになります。
基盤研究、萌芽、新学術などの種目ごとに存在意義が異なるため、当然のことならがら審査される際の観点も異なります。その種目が助成した研究はどのような種類の研究なのかをきちんと理解しておくことは、申請書を書く以前の問題です。
審査の手引きを読めば点数が付けられるさいの審査のポイントがわかりますから、逆に、そのポイントを押さえた調書を仕上がることが可能になります。大学受験で採点基準を意識して解答すれば減点されにくい答案が書けるのと同じ理屈です。
誰が自分の科研費の審査をしたのかは、公開されています。自分が出す分野の審査委員の顔ぶれを知っておくことは非常に重要です。出す分野を決める際の参考にもなります。
また、審査委員がどのような気持ちで申請書を読んでいるのか、その心理を理解しておくことも大事です。科研費の取り方に関する教科書などでも紹介されていることですが、一人の審査委員に100近くもの計画調書が送られてきて、審査委員は忙しい業務の合間を縫ってその調書の評価をしなければならないため、一つの調書あたりにかけられる時間は申請者が想像するよりもはるかに短いようです。本では言葉を濁していますが、科研費審査経験者が説明会に引っ張り出されて話ているのを総合すると、おそらく10分~20分程度ではないでしょうか。この程度の時間しか割けないとなると、隅から隅まで一字一句漏らさずに読むという読み方は到底できないはずで、緩急を付けながらサッサと読んでいっているはずです。日本語が読みにくかったり、説明がわかりにくいものは当然、良さが伝わりにくいので低評価を受けることでしょう。
また、採択率から考えると、ほとんどの調書(~7割)を「不採択」のほうに振り分ける必要があるため、ダメなところが見つかり次第「不採択」の方に分けていくことになるでしょう。ですから、明らかにダメな部分を作らないということが、一つの重要な戦略になると思います。振るい落とされるような隙を作らない、ソツのない計画調書に仕上げることが、採択のための最低条件といえそうです。
どんな大学であっても、科研費審査を経験された先生がいらっしゃるはずです。過去の審査経験者は公開されているわけですから、自分の大学に所属する審査経験のある先生を見つけて審査のポイントを聞きに行くということも可能なのではないかと思います。みんながやると先生の時間が奪われてしまうでしょうが。その場合、大学のURAがそういう情報を学内に還元するのが良いのではないでしょうか。
科研費を申請するときには、審査区分を選ぶ必要があります。それぞれの審査区分ではその分野の研究者が審査委員を務めるわけです。自分の研究内容がどの審査区分にマッチするかをじっくりと考える必要があります。さらに、自分の研究計画が複数の審査区分で出せそうなときには、どこに出せばライバルが弱くて自分の勝つチャンスが増やせるかを考えましょう。それというのも、科研費の審査は「区分ごとの相対評価」だからです。これに関しては、審査の手引きなどを熟読して、自分の申請書がどのようなプロセスを経て合否の判断が下るのかを理解しておく必要があります。
KAKENデータベースをみれば、どの程度の論文業績の人がどの審査区分においてどのような研究プロジェクトで採択されたかを知ることができます(過去に、審査委員の先生が誰だったかも)。過去に採択された人たちの研究と自分がこれからだそうとしている研究計画とを比べたときに、ここで戦って自分は勝てそうか?と考えて、勝てそうな場所(=審査区分)を選ぶことも非常に重要な戦略です。
何を究明したいのか問題意識を明確にし、どのような手法でそれを実現するのかを具体的に立案。…例えば、分野の空白を埋める研究なのか、学問・科学の発展の流れを把握し、切り開いていく研究なのか、全く新しい発想による研究なのかなど「特色」を明らかにして「他の人との違い」を積極的にアピール。
科研費応募の手引き 平成21年8月20日 小山和義 原子力GCOE (PDFファイル スライド47枚)
審査委員はみな大学の研究者ですから、超多忙の合間を縫って科研費の申請書を読んで採点しています。一つ一つの申請書を全部同じようにじっくり読む時間はないはず。「当確」な調書と「論外」な調書は時間をかけずに判断されると思います。問題は、当落線上の調書でしょう。少しでも採択の可能性を上げたければ、審査委員の心証を良くする必要があると思います。それは結局、審査委員の負担を軽くする、つまり、読みやすく採点しやすい調書に仕上げればよいのです。
極意1 審査員に読ませない、まとめさせない(K3茶論 第15回 科研費申請書作成のポイント 高等教育コンソーシアム信州 加藤鉱三 スライド+ウェブキャスト)
審査員は、一度に短い時間で多くの調書を読まなければならないことを十分意識して書く。そのため斜め読みでも、重要な要点がきちんと伝わるように書く。
科学研究費助成事業(科研費)研究計画調書作成のポイント集 産学公連携センター (PDF スライド22枚)
どんな立派な研究計画であっても、その実現可能性が低そうだと思われると採択されません。実現可能性の高さをアピールする最善の方法は、予備実験を行ってその結果を図にして示すことです。
* 実際のデータを入れる。(具体性、実現可能性をアピールできる)
* 自分のデータを入れる。あと一歩で金さえあればできると言外に示す。
* 何らかの予備データ(レターペーパーでもいいので既に発表済み)があってその課題で結果が得られる可能性が高いことをアピール … 既に結果のある人、つまり結果を出せる能力 があると客観的に証明できないとなかなか取れない
(Bio TEchnicalフォーラム No.882-TOPIC – 2008/03/27 (木) 21:29:37 – 申請書の書き方でアクセプトされやすいコツなどがあれば何でも構わないので教えてください。)
「科研費に申請を出すために予備実験を行う」というよりも、日常的に研究をしているわけですから、「次に論文が出そうな内容で科研費を出す」ほうが現実的かもしれません。つまり、既に結果が出ている内容で、研究費の申請を行うのです。
研究計画の実現可能性を研究費を獲得したら、きちんと論文を出すことが必要ですが、研究者として確実に生き残るための絶対に失敗しない方法は、すでに結果が出ている内容で研究費を獲ることです。
「申請を出す研究は80%程度完成していて,残りの20%を達成するために科研費を申請するぐらいが丁度良い.」
(文部科学省科学研究費若手B を獲得するための5 つのポイント 勝平 純司 国際医療福祉大学学会誌 第18巻2号 2013)
論文を書き上げて投稿を済ませたものを申請書に書いてもいいくらいです。
科研費必勝法【世界標準】 研究する→結果をまだ論文にせず、”予備的実験結果”と呼ぶ→すでに得た結果に関して科研費申請書を書く→当然、科研費が採択される→得た研究費で次の新しいテーマの研究を行う→はじめに戻り、このサイクルを繰り返す https://t.co/XM0JKtCJbP
— 日本の科学と技術 (@scitechjp) 2017年7月6日
論文投稿後に研究費が獲得できたら、そのお金はリバイス実験に当てるくらいの感覚です。こうやって、先取りしながら論文とお金を回していければ、追われる生活にならなくてすみます。
科研費申請書には、「これまでの研究について」書く欄や、「研究環境」について書く欄があります。ここを漫然と書いている人が結構多いのですが、申請書の目的は、研究の意義と研究計画の実現可能性をアピールすることであることを思い出せば、「これまでの研究について」や「研究環境」は、研究計画の実現可能性をアピールするための場所であることは明らかです。これらのセクションを書くときも、研究計画につなげて書く工夫をしたほうがよいでしょう。そうすれば、自分がこの研究をやることが相応しい人間であり、それが可能であるということが伝わります。
???「科研費は実現可能性が重要だから結果が確定してるものしか採択されないよ。もう既に結果が9割出てる研究課題で、採択と同時に論文が出る内容がいいよ。新しい研究はまず先にやって結果がでることを示さなきゃ」
— やもす (@ShIma_Megagauss) March 1, 2022
科研費必勝法【世界標準】 研究する→結果をまだ論文にせず、”予備的実験結果”と呼ぶ→すでに得た結果に関して科研費申請書を書く→当然、科研費が採択される→得た研究費で次の新しいテーマの研究を行う→はじめに戻り、このサイクルを繰り返す https://t.co/XM0JKtCJbP
— 日本の科学と技術 (@scitechjp) July 6, 2017
こんなウェブ記事を自分で書いていて言うのもなんですが、定評のある科研費の教科書を読めば、必要なこと全てが書いてあります。 羊土社から出版されている児島 将康の著作『科研費獲得の方法とコツ』は、最新の科研費制度の変更に合わせて改訂されており特におすすめ。この本の読者と、読んだことがない科研費初心者は、例えていうなら、オトナと赤ちゃんくらいの違いがありますから、科研費採択を賭けた土俵に出たときに全く勝負にならないでしょう。
これらの本を読めば、申請書の各セクションで、何をどう書くべきか、ポイントの押さえ方がわかります。公式の記入要領に目を通しても初心者には思い及ばないことばかりです。豊富な実例、徹底的な解説、そして著者の情熱に触れながら自分の申請書を書くと、モチベーションも上がります。教科書に数千円投資して、科研費採択で数百万円以上を手にするのですから、費用対効果は抜群です。こういった書籍を読んだ人と読まずに書く人との差は今後ますます開いていくのではないかと思います。
自分は、世の中で売られている科研費関連本にはすべて目を通しています。応募歴・採択歴がある程度あるが、こう書けば必ず採択されるといったノウハウまで体得できているという自信がない人には、審査員の心情を暴露してくれている『狙って獲りにいく! 科研費 採択される申請書のまとめ方』が、一番オススメです。この申請書を読む審査委員は、どう感じるのか?が分かれば対処すべきことが自ずとわかります。初心者にはオーソドックスで網羅的に書かれた書籍が良いかもしれません。
関連記事 ⇒ 科研費申請書の書き方の教科書 厳選5冊
医学書院から出ている郡 健二郎著『科研費 採択される3要素』は、医学部の先生が書かれているので、文例が医学関連なので医学部の研究者には親和性が高いと思います。ただし、これら2冊は分野を超えて普遍的な原則が解説されていますので、解説のスタイルに関して自分の好みで選べばよいと思います。
急がば回れといいますが、採択されるためには読み易い日本語の文章を書くことも大事です。毎年不採択という人の申請書を見せてもらうと、そもそも読みにくい日本語を書いていることが多いように思います。
『こうすれば医学情報が伝わる!! わかりやすい文章の書き方ガイド』を読み通せば、日本語の文章力が一段確実に上がります。
『こうすれば医学情報が伝わる!! わかりやすい文章の書き方ガイド』(アマゾン)
いまどき、多くの大学で研究推進のためにURAが設置されています。京大などはURAが科研費採択の教科書を作成して学内で配布するなど、科研費採択率アップのために活発に活動しているようです。このような研究支援制度が学内で利用できるのであれば、使わない手はありません。
東京大学リサーチ・アドミニストレーター推進室(UTRA)が科研費獲得の方法や申請書の書き方を教える文書を公開しています。
電子書籍 「研究生活とキャリアパス -はじめての競争的資金獲得をめざして-」 iTunesにて無償公開 (ダウンロードサイト)
第1分冊-科研費獲得を目指す「若い君たち」へ 勝木元也
第2分冊-研究生活と競争的資金、研究計画書の書き方
東京大学リサーチ・アドミニストレーター推進室(UTRA)
科研費にはいろいろな研究種目があり、それぞれに存在する理由があります。萌芽であれば文字通り萌芽的な研究テーマが期待されているわけで、「これ、別に基盤(C)でいいんじゃね?」と思われるような常識内に収まるテーマだと、高い評価を受けないようです。
新学術領域の公募の場合は、当然、その領域の趣旨に完全に合っていないといけません。どんなに優秀な研究者であっても、領域の趣旨から外れた研究テーマで申請すれば採択される可能性は低いでしょう。
平成30年度から審査体制がだいぶ変更されたことも無視できません。審査区分が大きくなった研究種目の場合には、審査委員になる先生の研究分野が相当ばらけている可能性があり、制度変更前までと同じような書き方をしていると、せっかくの研究の意義も伝わらない恐れがあります。
押さえるべきポイントを押さえるかどうかで、申請書の出来に天と地ほどの差がでます。科研費申請書を書く上で重要なのは、(1)審査員の気持を理解し、(2)審査員が自分の申請書をどのように評価、採点するのかその具体的なプロセスを把握したうえで、(3)自分の研究のアイデアと目標達成能力をしっかりとアピールしつつ、(4)自分が研究期間内に実現したいことを明確に述べ、(5)非常に読みやすくかつ審査しやすい計画書を作り上げることです。そして、(6)「コイツにお金をあげたい」と審査員に思わせるのです。もちろん、未来の計画実現可能性をアピールするためには、過去の論文実績が重要です。科研費申請の締め切りまでに今の仕事の論文がアクセプトされるよう、全力を尽くしましょう。
関連記事
平成30年度(平成29年申請)から科研費の制度が大きく変わりました。主な変更点やその対策に関しては、以下のサイトをチェック!
この速報では,「科研費獲得の方法とコツ 改訂第5版」では詳しく触れられなかった来年度からの新しい申請書への対応について解説していく.【速報】平成30年度公募の要点と申請書の書き方(児島将康/羊土社)
万が一、不採択の結果に終わったとしても、研究計画を真剣に練って文章化するという作業は、自分のやりたいことを整理し、研究意欲を高め、自分の研究に対する信念を強固にしてくれるものです。
無鉄砲に挑戦し続けた科研費が私の研究を伸ばしてくれたと感謝している。
「科研費-伸びる研究」(私と科研費(2014年2月号))伊藤 早苗
申請するたびに必ず通る先生がいました。その先生は研究者として特定の分野で有名人なわけでもありません。しかし、研究種目を変えても、審査区分を変えてもやっぱり通るのです。どのように計画調書を組み立てるのかを伺うと、目から鱗が落ちたものです。 ‥
そのような経験を事務方と教員全体で共有していった結果、10年間で科研費の獲得件数は実に25倍になりました。
科研費申請書類の書き方のコツ (大学で研究助成金獲得業務に携わった「もとじむ」さんのサイト)
STAP細胞論文は笹井氏が共同著者として加わる以前にはサイエンスに投稿され却下されていました。笹井氏が研究チームに加わり、論文執筆を主導してネイチャーに投稿したときもレフェリー(論文査読者)らは厳しい指摘をしていましたが、複数の改訂を経て最終的に受理されたといういきさつがあります。
STAP細胞論文を却下したサイエンス、およびネイチャーの査読者のコメントの全文がインターネット上で公開されています。通常、論文の査読はCONFIDENTIALであり、査読者のコメントがこのような形で世に出るというのは非常に異例なことです。
サイエンスへ投稿されたときの査読内容(全文へのリンク retractionwatch.comウェブサイト内)
論文タイトル:Stress altered somatic cells capable of forming an embryo
時期:2012年8月21日
Reviewer 1: ” … This is such an extraordinary claim that a very high level of proof is required to sustain it and I do not think this level has been reached. I suspect that the results are artifacts derived from the following processes: (1) the tendency of cells with GFP reporters to go green as they are dying. (2) the ease of cross contamination of cell lines kept in the same lab. …”
Reviewer 2: ” … Unfortunately, the paper presents only a superficial description of many critical aspects of the work. …”
Reviewer 3: “… If these results are repeatable, a paradigm of developmental biology would be changed. …”
特にサイエンスのレビューアー#1の人は、この論文の実験結果はアーチファクトの可能性が高く、データも矛盾に満ちたものであることを、非常に強い調子で指摘しています。
”The DNA analysis of the chimeric mice is the only piece of data that does not fit with the contamination theory. But the DNA fragments in the chimeras don’t look the same as those in the lymphocytes. This assay is not properly explained. If it is just an agarose gel then the small bands could be anything. Moreover this figure has been reconstructed. It is normal practice to insert thin white lines between lanes taken from different gels (lanes 3 and 6 are spliced in). Also I find the leading edge of the GL band suspiciously sharp in #2-#5.”
小保方晴子氏が理研でユニットリーダーになるための面接があったのが2012年12月21日で、このとき笹井芳樹氏は初めて小保方氏の研究内容を知り、竹市センター長の依頼を受けて論文の作成を支援することになりました。
笹井氏はネイチャー誌アーティクル論文の執筆指導を行い、小保方氏と共同でたたき台を2012年12 月28 日に完成、翌2013年1月にはバカンティ教授を訪ねて、さらに投稿原稿の検討を重ねました。同時に、レター論文のほうの執筆も進めました。2013年3月1日に小保方氏がユニットリーダーに着任。
2013年3月10日に、小保方氏を筆頭著者とする2報のSTAP細胞論文がネイチャーに投稿されました。
ネイチャーへ投稿された論文の査読内容(http://news.sciencemag.org/sites/default/files/NATURE%20REVIEWS.pdf)
論文「Stimulus-Triggered Fate Conversion of Somatic Cells into Pluripotency」に対する査読者のコメント(2013年4月4日)
Referee #1: ” … This is a very interesting manuscript and potentially groundbraking. However, the presentation and data supporting the conclusions are somewhat speculative and, in some cases, preliminary. …”
Refree #2: ” … Most convincing, however, would be to demonstrate visually by time lapse tracking of single cells conversion of CD45 immunofluorescent cells into CD45 negative/Oct4 GFP positive cells that can also be stained with Ecadherin and/or Nanog. …”
Refree #3: “… the claim that these cells are pluripotent is not fully validated. The possibility remains that the tissues formed in vitro or in teratomas or chimeras are derived from multiple (perhaps partially ) reprogrammed cells, each with limited differetiation capacity. The authors might take advantage of the fact that some of the reprogrammed cells have T-cell receptor rearrangements to elucidate whether the differentiated cells in teratomas or mice are clonally derived. …”
NATUREに同時に投稿されたレター論文「Developmental potential for embryonic and placental lineages in reprogrammed cells with acquired pluripotency」に対する査読者のコメント(2013年4月4日)
Referee #1: ” .. it is important to realize not single experimetn in any of the two manuscript evaluates the “quality” of the cells, performs comparative genome-wide analysis or precise quantifiable assays side-by-side with ESCs/iPSCs. ..”
Referee #2: “. .. they do not decisively illuminate the identity of STAP cells. …”
Referee #3: ” … It is important to report the properties of clonally derived STAP ES like stem cells, otherwise, it is not clear whter one cell population gives rise to all the lineages in teratomas or in chimeras. …”
ネイチャーの3人の査読者らは論文の難点を指摘していますが、ネイチャー編集者の反応は非常に好意的なものでした。
“While they find your work of great potential interest, as do we, they have raised important concerns that in our view need to be addressed before we can consider publication in Nautre. Should further experimental data allow you to address these criticisms, we would be happy to look at a revised manuscript (unless something similar has been accepted at Nature or appeared elsewhere in the meantime). …””
この後、2回の改訂を経て最終的にネイチャーに受理されたようです。
Obokata et al., Stimulus-triggered fate conversion of somatic cells into pluripotency. Nature 505, 641–647 (30 January 2014)
Obokata et al., Bidirectional developmental potential in reprogrammed cells with acquired pluripotency. Nature 505, 676–680 (30 January 2014)
Received 10 March 2013
Accepted 20 December 2013
Published online 29 January 2014
Retraction (July, 2014)
参考
笹井芳樹氏の業績や人柄を偲ぶ追悼文がNature, Development, Cell Stem Cellなどの学術誌に寄稿されています。
“.. Yoshiki struck me as a happy scientist. He spoke softly and with a unique smile as he described Japanese traditions or revealed his astonishing findings. .. Sasai was a master at deciphering the code by which cells learn their place in a developing embryo. .. Yoshiki Sasai (1962–2014):Stem-cell biologist who decoded signals in embryos. Arturo Alvarez-Buylla. Nature 513,34 (04 September 2014) doi:10.1038/513034a
“.. Yoshiki had an unmatched ability to decipher the embryo—specifically, to uncover how this developmental marvel generates the extraordinary diversity of cell types that become organized into unique structures, like the pituitary gland, the brain, or the eye. .. “ Obituary Yoshiki Sasai (1962–2014). Arnold R. Kriegsteinemail DOI: http://dx.doi.org/10.1016/j.stem.2014.08.007 Cell Stem Cell Volume 15, Issue 3, p265–266, 4 September 2014
“.. Yoshiki had a unique ability to see things clearly while others
were left wandering in the dark. .. “ OBITUARY Yoshiki Sasai: stem cell Sensei
Stefano Piccolo Development (2014) 141, 1-2 doi:10.1242/dev.116509
理化学研究所 発生・再生科学総合研究センター(理研CDB)も笹井氏の業績を詳細に解説した追悼サイトを公開しました。
笹井芳樹博士を偲んで (http://www.cdb.riken.jp/jp/10_otr/1001_index.html)
STAP細胞論文捏造疑惑の全容解明に関して、理化学研究所はなぜか非常に消極的な態度をとってきました。筆頭著者のデータ捏造も大きな驚きでしたが、それよりもさらに大きな驚きだったのがこの理研の不可解な対応です。
STAP「理研は科学に対して誠実か?」川合眞紀の答弁 日経サイエンス記者の質問
この期に及んで、ようやく理化学研究所も重い腰を上げるようです。
”理研は「科学研究上の不正行為の防止等に関する規程(平成24年9月13日規程第61号)」に基づき6月30日から開始した研究論文(STAP細胞)の疑義に関する予備調査の結果を受けて、本調査を実施することとし、9月3日に外部有識者のみにより構成される調査委員会を設置しました。..”
(http://www.riken.jp/pr/topics/2014/20140904_1/)
参考
小惑星探査機「はやぶさ」は2003年5月9日に打ち上げられ、2005年9月12日に小惑星イトカワに到着、イトカワを周回して観測した後、2005年11月にイトカワへ着陸してサンプルを採取、その後、燃料漏れやエンジン停止、音信不通などさまざまなトラブルを克服し、2010年6月13日に地球に帰還しました。小惑星イトカワ到着時の観測結果が2006年に、さらに、その後地球に持ち帰られたサンプルの分析の結果が2011年に、どちらもサイエンス誌上で発表されています。
サイエンス 2006年6月2日第312巻5778号 (目次)
Fujiwara et al., The Rubble-Pile Asteroid Itokawa as Observed by Hayabusa. Science 2 June 2006: 1330-1334.
Abe et al., Near-Infrared Spectral Results of Asteroid Itokawa from the Hayabusa Spacecraft. Science 2 June 2006: 1334-1338.
Okada et al., X-ray Fluorescence Spectrometry of Asteroid Itokawa by Hayabusa. Science 2 June 2006: 1338-1341.
Saito et al., Detailed Images of Asteroid 25143 Itokawa from Hayabusa. Science 2 June 2006: 1341-1344.
Abe et al., Mass and Local Topography Measurements of Itokawa by Hayabusa. Science 2 June 2006: 1344-1347.
Demura et al., Pole and Global Shape of 25143 Itokawa. Science 2 June 2006: 1347-1349.
Yano et al., Touchdown of the Hayabusa Spacecraft at the Muses Sea on Itokawa. Science 2 June 2006: 1350-1353.
ところが、はやぶさが取得した蛍光X線データに基づいて小惑星「イトカワ」の元素組成を解析した論文(Okada et al., 2006)に誤りがあったとして、宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、掲載誌サイエンスに論文撤回を申し入れました。
「はやぶさ」のデータ 処理に誤り 論文撤回
“論文を執筆したJAXAの岡田達明准教授は「データの処理に問題があることに気付くべきだったが思い込みがあり、事前の予想に引きずられてしまった。共著者間の情報共有も足りなかった」と話しています。”
“論文を書いた宇宙航空研究開発機構の岡田達明准教授らが29日記者会見し、「地上の分析を参考に解析手法を構築したが、観測条件が悪くそのままでは問題があった。こうした点に注意を払わず、解析を進めたのは反省点だ」と述べた。” (時事ドットコム 2014/08/29)
データ解析にどのような不備があったのか、論文撤回に至るまでの経過等の詳細については、JAXAが公開した資料に述べられています。
「蛍光X線分光器(XRS)について」(名誉教授 加藤學)
「データ解析方法について」 (准教授 岡田達明)
「本論文の位置付け及び論文撤回に至る経緯」(研究主幹 藤本正樹)
今回の解析の問題点
(A)エネルギー較正
•蛍光X線ピークの抽出にあたり,エネルギー較正にはゲイン変動があることを仮定したが,その後の調査によりオフセットの変動で説明できることがわかった.
•Mgのピークと同定したチャンネル番号が装置由来のピークと一致しており,それと誤認した. (B)統計的有意性
•ピーク位置抽出後は,元のX線スペクトルに対して解析を行う必要があるが,誤って平滑処理後のX線スペクトルを使用していたことがわかった.
•そのため,見かけ上は統計的有意になったが,実際はランダムなノイズでも同様の結果を示す可能性が排除できない.
データ解析手順のまとめ
本論文で用いたデータ解析方法は地上の分析装置で使用されている方法を参考にした.ノイズに対する信号の相対強度(S/N)が良好なことが前提である.本論文では観測時に太陽X線が弱く,S/Nの悪い条件であったにも関わらず,そのことに十分な注意を払わずにこの解析方法で進めたことに問題があった. 結果として、「事前予想」に大きく引きずられる形で解析作業を進めることになってしまった 太陽X線強度が弱かった等の悪条件があったとしても、S/Nの悪い条件を想定してのデータ解析手法の整備を、観測をする前から進めておかなかったことが、最も反省すべきことであり今後に生かすべき教訓だと考える
(はやぶさXRSに係る論文撤回の申し入れに関する記者説明会 資料PDF1.2MB JAXA 平成26年8月29日 より)
2006年にこの著者らが蛍光X線分光データ分析により検証しようとした仮説は、後に探査機「はやぶさ」が持ち帰ったサンプルを実際に分析することにより検証され、その結果は2011年にサイエンス誌に発表された6本の論文の一つ(Nakamura et al., 2011)で報告されました。
サイエンス 2011年8月26日 第333巻6046号 (目次)(成果を解説するポッドキャスト)
Nakamura et al., Itokawa Dust Particles: A Direct Link Between S-Type Asteroids and Ordinary Chondrites. Science 26 August 2011: 1113-1116.
Yurimoto et al., Oxygen Isotopic Compositions of Asteroidal Materials Returned from Itokawa by the Hayabusa Mission. Science 26 August 2011: 1116-1119.
Ebihara et al., Neutron Activation Analysis of a Particle Returned from Asteroid Itokawa. Science 26 August 2011: 1119-1121.
Noguchi et al., Incipient Space Weathering Observed on the Surface of Itokawa Dust Particles. Science 26 August 2011: 1121-1125.
Tsuchiyama et al., Three-Dimensional Structure of Hayabusa Samples: Origin and Evolution of Itokawa Regolith. Science 26 August 2011: 1125-1128.
Nagao et al., Irradiation History of Itokawa Regolith Material Deduced from Noble Gases in the Hayabusa Samples. Science 26 August 2011: 1128-1131.
参考
ハローキティの生誕40周年を記念するイベント「「ハロー!キティーのスーパーキュートな世界への体験」」が全米日系人博物館で開催されますが、その紹介文の原稿を書いていたハワイ大学の文化人類学者クリスティン・ヤノ氏がハローキティを猫だとする記述をしたところ、ハローキティ生みの親のサンリオから「ハローキティは猫ではない」という指摘を受けるという「事件」がありました。
ハローキティが実は猫ではなかったというニュースが、世界中を混乱に陥れています。
Hello Kitty is not a cat; UH professor explains the revelation (khon2)
BREAKING NEWZ! HELLO KITTY NOT A CAT! DUN! DUN! DUN!
Many shocked to find out Hello Kitty is not a cat
Hello Kitty Rep Explains Why She’s Not A Cat
ハローキティの研究をしていたヤノ氏ですらハローキティが猫だと信じて疑っていなかったくらいですから、世間一般で「ハローキティ=猫」が自明のこととされていたのも当然でしょう。
“Hello Kitty, the white cat with a pink bow on her ear, is the ultimate embodiment of Japan’s cute culture: She has no background and no mouth.” (From Anne Frank to Hello Kitty.(Norihiro Kato, The New York Times March 12, 2014. )
“FOOD STUFF; For Fanciers Of the Cat Called Hello Kitty, A Breakfast To Purr Over” (By Florence Fabricant Published: September 4, 2002 The New York Times)
“The Small White Cat That Conquered Japan” (By David Tracey Published: May 29, 1999. The New York Times)
“Purr Me a Hello Kitty! Cartoon Cat Sells Beer in Asia” (By Sophie Brown Sept. 13, 2013. Times.com)
“The celebrity cat adorns everything from diamond-studded jewellery, Fender guitars and digital cameras to lunch boxes, T-shirts and stationery.” (AL Jazeera 08 Aug 2007)
それだけに、今回のニュースは世界中で衝撃を持って伝えられました。
Apparently Hello Kitty is a Human Girl, Not a Cat (TIME Aug. 27, 2014)
Hello Kitty is not a cat, plus more reveals before her L.A. tour (ロサンジェルスタイムズ August 26,2014)
Hello Kitty: when is a cat not a cat? (ガーディアン Thursday 28 August 2014)
Révélation: Hello Kitty n’est pas une chatte mais une petite fille (liberation.fr 29 août 2014)
Mais si Hello Kitty est un chat (lexpress.fr 28/08/2014)
El secreto mejor guardado de Hello Kitty: nunca ha sido una gata (abc.es 28/08/2014)
¿Qué es Hello Kitty si no es un Gato? (EL MUNDO 29/08/2014)
参考
STAP細胞論文捏造事件は世界三大研究不正のひとつにノミネートされているそうですが、ダントツの一位とされているのは、物理学におけるヤン・ヘンドリック・シェーンの論文データ捏造です。シェーンの事件の顛末に関する記事を読むと、シェーンの言動と、STAP細胞データ捏造を行った人の言動、さらに事件の発生状況があまりにも似ていることに驚かされます。
日本のSTAP細胞事件と決定的に違うのは事後処理の部分です。シェーンを雇用していたアメリカのベル研究所は調査報告があがってきた段階でシェーンを即刻解雇しました。また、シェーンの母校コンスタンツ大学(ドイツ)は、恥ずべき行為だとしてシェーンの博士号を剥奪しています。
”.. 2002年に起こったアメリカ・ベル研究所のヤン・ヘンドリック・シェーン(当時29歳)による論文捏造疑惑だ。.. 権威あるネイチャー誌やサイエンス誌で論文を発表し、数々の賞を受賞、「ノーベル賞に最も近い男」と期待されていた。しかし、それらの論文に掲載されているデータが互いに酷似するなどの不自然な点や論文の剽窃があるのではないかと、一部の研究者から指摘がされ始めた。.. 調査委員会はシェーンにデータの提供を求めたが、実験ノートは存在せず、その他の実験に関する記録もきちんと残されていなかった。..シェーンは画期的な現象を示す実験サンプルを数百、測定したと主張していたが、調査の段階ではそのすべてが「測定中に壊れた」もしくは、「輸送中に壊れた」「廃棄した」などとして提示されなかった。..シェーンは誤ったデータであることは認めたものの、「ミステイクによるもの」「実際に得られた振る舞いをよりはっきりと見せるために行った」と主張、捏造ではないと反論した。..調査委員会は論文でデータが適切に扱われていたかなど、共著者が適切な責任を果たしたのかにも着目した。著名な研究者が名前を連ねていたため、若くて実績のなかったシェーンの成果の“正しさ”を補強することになったからだ。..この事件で共著者が不正論文に対する責任を問われなかったことに対し批判が起こり、科学者コミュニティに大きな課題を残した。”(http://www.huffingtonpost.jp/2014/04/13/schon_n_5141415.html)
The Dark Secret of Hendrik Schoen BBC Documentary) YouTube
(33分25秒~) 2つの論文に掲載された異なる実験結果のグラフが、ノイズの揺らぎ具合までピタリと一致していることが明らかに
参考
小保方晴子氏のSTAP細胞NATURE論文におけるデータ捏造疑惑、早稲田大学博士論文問題、理研の迷走した対応などを詳細に解説している動画(2014/07/01 に公開)
Scientific Misconduct – STAP Cells
RIKEN finds misconduct in STAP studies (2014/04/01 に公開)
2014年3月14日の理研による中間報告の記者会見の模様(2014/03/14 に公開)
RIKEN issues interim report on STAP cell
NATURE論文が世に出たときに、インタビューを受けるチャールズ・ヴァカンティ ハーバード大学教授の動画(2014/01/31 に公開)
Stem Cell Breakthrough
2014年8月27日に野依良治理化学研究所(理研)理事長らが理研CDB”解体的”再生プランを発表し、続いてSTAP細胞検証実験を行っている丹羽仁史氏らが現状の報告をしました。
理研の発表に対するインターネット上の反応は、非常に厳しい批判的な見方が大勢を占めています。
(以下、TWITTERより転載)
理研中間報告。STAP再現できず。まだやってたのか。と言うのが正直な感想。保身に走ってもはや科学ではない現状を嘆く。From: megafld at: 2014/08/27 21:38:29 JST
まだやってんのか。日本の恥を上塗りするためだけに、税金がドブに捨てられていく。 #STAP #理研 headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140827-…From: dr_gareen at: 2014/08/27 21:44:56 JST
ある意味、悪魔の証明をやってるからなぁ。でも、論文と違う方法をとるのは別の研究と思うのだけど。 STAP細胞:検証実験 理研「現段階では再現に至らず」 – 毎日新聞 mainichi.jp/select/news/20…
いつまで嘘データに振り回されて税金を無駄遣いにして、自分たちの価値を貶めるつもりですか?>理研、STAP作製できず 再生研の人員半減 :日本経済新聞 s.nikkei.com/1qK71POFrom: material_star at: 2014/08/27 07:05:30 JST
RT @y_ohinata: この屈辱的な検証実験がCDBを救うことの対価にすらならないと分かった今、それでも継続する意義を教えて下さい。From: minilatalk at: 2014/08/27 21:46:46 JST
RT @schwartzkatzeZZ: 理研、STAP作製できず 再生研の人員半減:日本経済新聞 s.nikkei.com/1qK71PO 「現在約400人いる研究者らは半減になる見通し。」とのこと。すごいな。小保方さんは解雇しないのに、200人は研究室解体や異動させられ…From: azrc1 at: 2014/08/27 21:37:47 JST
RT @sekkai: 200回も作製したはずのSTAP細胞を数ヶ月たっても未だに作れない小保方氏一人解雇しない理化学研究所が、世界的な成果を出し続けている研究員200人に関しては一瞬で配置転換を決定している様子を見て圧倒的市民社会を感じた。From: ringo1822 at: 2014/08/27 21:58:06 JST
RT @buvery: 理研がCDBを改組し、職員を半減するという話、明らかにとばっちりを受ける人がいて、某筆頭著者の破壊力、半端じゃないな。それは置いても、笹井先生が亡くなったわけだから、責任をとる人はそれより上の人で、下の人じゃないだろう、と思う。From: airytune at: 2014/08/27 21:53:20 JST
sankei.jp.msn.com/science/news/1… この記事で「センターとは別の組織に所属する男性研究者は「センターの縮小は当然だ。(以下略)」」とあるが、政府方針として懲罰的に理研全体の予算総額を削減せざるを得ない中で、責任はセンターだけで背負ってくれよということだろうな。From: IiioioiiI at: 2014/08/27 21:38:31 JST
予想以上にCDBの「解体度」は高いと感じましたが、不正防止については一般論で終わっている感じがします。 【理化学研究所】研究不正再発防止をはじめとする高い規範の再生のためのアクションプランについて riken.jp/pr/topics/2014… @RIKEN_JPさんからFrom: animalsPEACEnet at: 2014/08/27 21:52:03 JST
RT @miyaq55: 【ニュースアンカー】青山繁晴氏「CDBの解体は必要ない。管理がおかしかったのであり、研究がおかしかったわけではない。国際的に見てもまだまだ理研の力はある。国際公募で応募するのに懸念がある。堂々と日本人の研究者から選ぶべき。」 #anchor #アンカーFrom: Thsumamapapa at: 2014/08/27 22:29:47 JST
RT @windowmoon: この案では、理研の再生は100%ないな。というか、こんな案しか出せない理研はCDBのみならず全て解体しかなくなるだろう。理研の中の人には早々に脱出をオススメします。From: soraitsuka at: 2014/08/27 22:15:35 JST
まさかこれで理研再生ができると期待している人はいないでしょw→理研、CDBを解体しない方針固める 人事と組織は刷新 huff.to/1pZnIdE @HuffPostJapanさんからFrom: ma_sa___ at: 2014/08/27 17:27:34 JST
理研、小保方氏所属のCDBを「解体的な出直し」 規模半減へ – なんかあらぬ方向へ進んでいる気がヒシヒシとする。From: mattsuanko at: 2014/08/27 17:02:27 JST
RT @nishichikagai: 方向、間違ってないか? 【STAP論文】「事実上の解体だ」理研再生研の研究者「連帯責任、納得できぬ」 – MSN産経ニュース sankei.jp.msn.com/west/west_affa…From: pririn_ at: 2014/08/27 21:11:58 JST
理研は幹部そう入れ替えでもしないと変わらんと思うがねFrom: c5sr1991 at: 2014/08/27 22:10:59 JST
RT @windowmoon: まず、事後対応を完全に誤った理研の理事全員と、CDBの幹部全員を切るところから始めないとダメでしょう。幹部温存で、幹部の首を維持するために下が切られるという案。なんで事後対応誤った奴らが保身のための案を自分らで考えてるんだ。From: soraitsuka at: 2014/08/27 22:15:59 JST
参考
理研CDBの丹羽氏が、現在行われているSTAP細胞検証実験の結果を説明しました。小保方氏らがNATUREに発表したプロトコールに従った再現実験の結果は全てネガティブで、STAP現象の存在を少しでも示唆するような結果は何も得られていません。
C57BL/6マウス脾臓細胞から塩酸処理で得られた細胞集団の解析結果のまとめ(下の動画で9:36~)
小保方STAPいまだ再現できず 中間報告8/27理研
STAP検証中間報告に質問相次ぐ 8/27理研
丹羽氏らのSTAP現象再現実験結果の中間報告に先立ち、野依理研理事長らが記者会見を行いました。
【STAP細胞】14研究不正再発防止をはじめとする高い規範の再生のためのアクションプラン【2014/8/27】
STAP 理研の再編案にキビしい質問が相次ぐ【Q&A全】 8/27理研会見
丹羽仁史氏らが理研CDBで行ってきたSTAP細胞検証実験の中間報告が2014年8月27日午後に行われました。
■予定時間 13時30分~15時00分
■内容≪研究不正再発防止をはじめとする高い規範の再生のためのアクションプラン≫
■出席者
・野依 良治(理化学研究所 理事長)
・川合 眞紀(理化学研究所 理事)
・坪井 裕(理化学研究所 理事)
■予定時間 15時30分~17時00分
■内容 ≪STAP現象の検証の中間報告≫
■出席者
・相澤 慎一(理化学研究所 発生・再生科学総合研究センター特別顧問)
・丹羽 仁史(理化学研究所 多能性幹細胞研究プロジェクトプロジェクトリーダー)
・坪井 裕(理化学研究所 理事)
■進行
・加賀屋 悟(広報室長)
(ニコニコインフォ http://blog.nicovideo.jp/niconews/ni048258.html より)
参考
WATCH: US Doctor contracted with Ebola Released from Atlanta Hospital
ZMappという治療薬の実体は、エボラウイルスの蛋白質に対する3種類の抗体です。これらの抗体がエボラウイルスに結合し、エボラウイルスがヒトの細胞に侵入することを阻害します。まだサルを用いた実験で効果が確認されていた段階でしたが、今回のエボラ出血熱の感染拡大という緊急事態を受けて、世界保健機関(WHO)はこの試験段階の未承認薬の使用が倫理的に認められるという見解を発表していました。
Is Californian company close to an Ebola cure?
The Structural Basis of Ebola Viral Pathogenesis
(Erica Ollmann Saphire, Ph.D., Professor, Department of Immunology and Microbial Science, The Scripps Research Institute)
参考
難病の一つであるALS(筋委縮性側策硬化症)に対する世間の認知度を高め、この病気の原因の解明と治療法の開発に対する資金援助を募るための「氷水バケツチャレンジ」が世界を席捲しています。
8月20日現在、3150万ドル(約32億5千万円)もの寄付がアメリカのALS協会(The ALS Association, Washington, DC)に集まっているそうです。
Shinya Yamanaka’s ALS Ice Bucket Challenge
Yuri and Julia Milner ALS Ice Bucket Challenge #icebucketchallenge
Bill Gates ALS Ice Bucket Challenge
参考
人の言葉を真似する白イルカ!|ベルーガの鳴き声
鴨川シーワールド しゃべるベルーガ
シロイルカ(ベルーガ)が人の言葉をまねることができることを、村山司東海大教授らと鴨川シーワールドの研究グループが論文で報告しました。下のオーディオの再生ボタンを押すと、人間が話した言葉とイルカがそれを真似た音声が聴けます。
(Murayama et al., 2014 http://escholarship.org/uc/item/51v1z12bより)
わかりづらいものもありますが、実験で用いられた言葉は以下の通り。
「ハハハハハ!」
「ほう?」
「あわわわ」
「デューク」
「おはよう」
「つかさ」
「ピヨピヨ」
「ホケキョ」
「おお!」
人の言葉を覚えるシロイルカ(ベルーガ)の能力を示す例は過去にもあります。サンディエゴの水族館で、人の声のように聞こえる不思議な鳴き方を自然に覚えた白イルカの例が報告されています。
NOC Mimicking Human Speech
(http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0960982212010093)
参考