レベル1 子供向けの解説、レベル2 少年少女(ティーン)向けの解説、レベル3 大学生向けの解説、レベル4 大学院生向けの解説、レベル後 プロ向けの解説となっています。
量子コンピュータとは
「量子コンピュータ」って何?5段階のレベルで説明 | 5 Levels | WIRED.jp WIRED.jp チャンネル登録者数 43.1万
無限とは
「無限」って何? 数学者が5段階のレベルで説明 | 5 Levels | WIRED Japan WIRED.jp チャンネル登録者数 43.1万
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最近はYOUTUBEで大学レベルの授業内容を分かりやすく解説してくれるYOUTUBERが増えてきました。また、大学も、講義をそのまま動画で公開していたりします。わかりやすい教え方の人を探してYOUTUBEで勉強するということができてしまう時代になりました。大学教員や研究者がYOUTUBERとしても活躍する例が多くなってきています。
大学生が授業で躓かないですむように、ここでは、特に大学の理数系の講義を理解する助けになりそうなYOUTUBE動画を作成しているYOUTUBER、大学の公開講義動画などを紹介します。
Chad’s Prep @ChadsPrep • チャンネル登録者数 9.48万人 • 837 本の動画 ウェブサイト:Chad’s Prep® DAT, MCAT, OAT & Science Prep Elementary Biochemistry
チャンネル佐賀大学 チャンネル登録者数 1160人
[理工学部数理分野]模擬講義「集合論」[ManabiFes]
Kenichi Bannai チャンネル登録者数 2930人
村田佳樹 チャンネル登録者数 752人
線形代数第1回 1 集合 線形代数第28回 線形空間の例
早稲田大学 早水桃子研究室 チャンネル登録者数 3.3万人
離散数学入門#0: グラフ理論へのイントロダクション,授業ガイダンス・基本的な用語の準備
Physics Demos チャンネル登録者数 7.43万人
Angular Momentum Demo: Hoberman Sphere
北海道大学バランスドオーシャン チャンネル登録者数 846人
予備校のノリで学ぶ「大学の数学・物理」 チャンネル登録者数 91.2万人
【大学物理】熱力学入門①(概観と魅力)【非物理学科も歓迎】
慶應義塾Keio University チャンネル登録者数 8.65万人
YaleCourses チャンネル登録者数 118万人
21. Thermodynamics
Lectures by Walter Lewin. They will make you ♥ Physics. チャンネル登録者数 136万人
1:03 / 51:23 8.02x – Lect 16 – Electromagnetic Induction, Faraday’s Law, Lenz Law, SUPER DEMO
Hal Tasaki チャンネル登録者数 2150人
量子力学とはなにか:「波」と「粒子」の二重性? part 1/3
もろぴー有機化学・研究ちゃんねる チャンネル登録者数 2.36万人
Stanford Online チャンネル登録者数 35.7万人
Stanford CS229: Machine Learning I Lecture 1 – Andrew Ng (Autumn 2018)
桝 太一(ます たいち)アナウンサーが日本テレビを退社し、サイエンスコミュニケーションの研究を行うために同志社大ハリス理化学研究所の助教に着任することが、2022年01月23日(日)放送の「真相報道バンキシャ! 」の番組冒頭で本人により報告されました。
真相報道バンキシャ! 2022年01月23日 FULL SHOW Anime Smile Soule Eater
番組の冒頭で恐縮ですが、まず個人的な報告の時間を頂く事をご容赦ください。私は3月をもって日本テレビを退職し、大学の研究所員に転職することにいたしました。これまで16年間アナウンサーとして皆様に様々な情報をお伝えしてきましたが、自分の中でずっと課題であると感じてきたのは、科学的なことをテレビでもっと分かりやすく的確に伝えることができないかという部分でした。これからより良い科学の伝え方についてもっと深く考えてそれを実践していくためにはどうすればよいか考えた結果、新年度からは同志社大学ハリス理化学研究所の助教としてサイエンスコミュニケーションと呼ばれる学問分野に取り組んでまいります。なお、このバンキシャのキャスター自体は継続し、わかりやすく的確に科学を伝える方法を、番組を通して皆さんと一緒に考えて実践していくことを目指したいと思っています。それがこれからの自分の役割であり、これまで成長させてくださった皆様、そして何よりテレビを見てくださっている皆様への一番の恩返しになると信じております。どうかこれからも宜しければお付き合いください。番組冒頭から失礼しました。(真相報道バンキシャ! 2022年01月23日 番組冒頭の桝太一アナウンサーの挨拶)(太字強調は当サイト)
本当にツッコミどころが多すぎる転職で申し訳ございません‥。
こちらのリリースで、伝えられる限りの意図はお伝えできているつもりです。
よろしければ‥桝太一アナ、大学の研究員に転身 最終目標は「理系版の池上彰さん」(日本テレビ系(NNN)) – Yahoo!ニュース https://t.co/nMP1MpDlTr
— 桝 太一 (@masu_asari) January 23, 2022
妻には早い段階から相談をしていました。フリーアナウンサーになることは昔から絶対に反対されていましたが(笑) 今回は転職であり、また社会に貢献しようとする意図が明確だから、それなら止めないと言ってくれました。生活面でも、うちは妻もフルタイムの共働きなので「もし転職がうまくいかなくても何とかする」と言ってもらえたのは大きかったです。
(桝太一アナ、大学の研究員に転身 2022/1/23(日) 18:00 日本テレビ系(NNN))
京田辺キャンパスの6学部と6研究科が参加し「先端技術・情報・生命・身体・心・コミュニケーション」をキーワードに、幅広い研究テーマを展開している。(ハリス理化学研究所について 同志社大学 PDF)
桝太一アナウンサーが、日テレを辞めて大学の助教になるということで、「助教」という一般の人にはあまりなじみがない職位が注目を集めたようです(下の記事へのアクセス増加)。国立大学の助教は任期が5年+延長して5年、合計10年でその先がないという場合が多いと思いますが、私立大学の場合にはケースバイケースで2~3年の任期がついた助教もあれば、定年制の助教もあります。
関連記事 ⇒ 大学の助教とは?年収、仕事、キャリアパス
- 院生の2年間はほぼアサリ漬けの毎日でした。
- 研究者として大学に残るか、就職するかは本当に迷いました。…大学院1年のとき、迷いに迷ったあげく、西表島に行きました。…島にいて、何度となく自問しました。仮に研究者として大好きなこの島に来たとして、自分はここで骨を埋める覚悟ができるだろうかと。…僕に研究者は無理だと思い、メディアに就職することを決めました。
- 桝太一(ます たいち) 1981年千葉県生まれ。日本テレビアナウンサー。東京大学理科二類入学、同大学農学部水圏環境専修卒業。同大学大学院農学生命科学研究科終了後の2006年、日本テレビ入社。
(Webナショジオ・インタビュー 桝太一 第3回 アサリ漬けの日々と西表島の決断 ナショナルジオグラフィック)
ZOOMなんて言葉は今年の4月前には聞いたこともなかった人が多いかもしれませんが、新型コロナウイルス感染防止のため大学での授業がオンライン化されて、大学関係者にとっては使いこなせないと困るツールになりました。大学要因のみならず、ピアノ教室や音楽教室、その他お稽古事の先生もオンラインレッスンを行うときにZOOMが使われる場合があるようです。
自分がホストになってZoomでセミナーを実施するときの要点を纏めておきます。
オンラインだから何人でもミーティングを視聴できるのかと思ったら、そうではありませんでした。ホストのアカウントがベーシックユーザー(無料)の場合は100人までしか参加できません。そのうえ、時間制限もあります。
ベーシックユーザーは、最大100名の参加者のミーティングを開くことができます。3名以上の参加者が参加するミーティングは、40分後にタイムアウトになります。(ベーシックプランとライセンスユーザーはどう違うのですか? 管理者のよくあるご質問(FAQ) ZOOMヘルプセンター)
40分だとセミナーなどを開くにはギリギリ不十分ですので、最低限、プロバージョンが必要だと思います。有料版でもプロバージョンだと参加人数はやはり100名なのですが、有料版の特徴として、機能拡張というオプションを購入することが可能で、例えば参加人数500人までというオプションを追加購入することができます。
Zoomのソフトウェアを立ち上げると、ビデオカメラのアイコンで「新規ミーティング」というものを選べます。これをクリックすれば、いきなり動画配信画面になります。もちろん参加者を募っていなければ誰も視聴していない状態ですが。Zoomミーティングのウインドウの下部に表示されている「参加者」をクリックすると、画像の右側に現在参加中の参加者のリストが表示され、下部の「招待」をクリックすれば、新たに参加者に対して招待メールを出すことができます。「連絡先」と「メール」と選べるので、「メール」を選び、「デフォルトメール」、「Gmail」、「Yahooメール」のうち自分が普段使っているGmailを選びます。するとウェブブラウザでGmailの編集画面が開き、「開催中のZoomミーティングに参加してください」という表題とともに、本文には「Zoomミーティングに参加する」というメッセージとURLのリンク、ミーティングIDとパスワードが書かれていますので、招待したい人のEメールアドレスを入力して送信すれば、招待メール受信者に参加してもらうことができます。大事なこととして、参加者がリンクをクリックしてミーティングに参加しようとしたときに、すぐには参加できず、ホストが「待合室」に待機している参加者を「承認」をする必要があります。
Zoomを立ち上げた最初の画面で、カレンダーアイコンの「スケジュール」をクリックすれば、Zoomの会合を開催する日時を入力できます。
ミーティング開始時にホストや参加者のビデオをオンにしておくかオフにしておくかが選べます。ここをオフにしても、もちろん、「コンピューターでオーディオに参加」をクリックして実際のミーティングに参加し、その画面上で(画面にカーソルを持ってくることで下部にメニューが表示される)、ビデオのオンオフを切り替えることができます。
「詳細オプション」をクリックするとオプションを選ぶことができて、「ホストより前の参加を有効にする」ことや、「エントリー時に参加者をミュート」すること、さらにには「ミーティングをローカルコンピューターに自動的にレコーディングする」ことが選べます。
招待された参加者側のアクションとしては、Zoomミーティングに参加する のURLをクリックすると、「Zoom Meetingsを開きますか?」というメッセージが出て、「Zoom Meetingを開く」をクリックすれば、Zoomのアプリケーションが立ち上がり、「ミーティングのホストは間もなくミーティングへの参加を許可します、もうしばらくお待ちください。」というメッセージが表示されます。このとき、ホスト側では、画像の右横の「参加者」の欄に、「待合室」というものが表示されてそこに参加者が表示されています。カーソルを当てると、「許可する」か「削除」かを選べますので、「許可する」をクリックすると、参加者が無事ミーティングに参加でき、画像が配信されます。
ホスト側が待合室にいる参加者を承認しない限り、参加希望者は待ちぼうけをくらいます。授業に参加したい学生がいるのにうっかり「教室内に入らせない」状態にするとかなりマズいことになりますので、要注意です。
参加者が自分のPCで参加しようとすると、ホスト側のZOOMでは「待合室」にその参加者が現れます。ホスト側が参加差を承認して初めてその参加者がミーティングに参加できるのですが、参加者が多数の場合には待合室の参加者を一括して承認することもできます。待合室に2人以上いる場合には、

「全員の入室を許可する」というボタンが表示されるので、そこをクリックします。
ZOOMはもともとデフォルトで参加できたのを、セキュリティの問題が発生したために、待合荷室に一旦入れてからの「許可」がデフォルトに変更されたようです。自分でセミナーをホストして、しゃべっている最中に遅れてきた人を許可するのは大変すぎるので、参加者を無条件に入室させたい場合もあるかと思います。その場合には、「ミーティングの編集」画面で、「セキュリティ」の項目にある「待合室」にデフォルトで入っているチェックを外して、保存してやれば、誰でもアクセスリンク(ミーティングIDとパスワード)を知っている人が自動的に参加できます。
パワーポイントの資料であればそれを起動した状態で、「画面の共有」ボタンをクリックすると、共有したいファイルが選べますので、パワポ資料を指定してやれば、それ以降はそのパワポの操作が参加者全員と共有できます。新型コロナウイルスが蔓延る前に、講演会場でパワポ資料をスライドとしてプロジェクタに投影したときと同じように、プレゼンテーションを行うことができます。何もファイルを指定せずに「画面の共有」をした場合にはデスクトップの画面が共有されるので、見られたくないものがデスクトップ上にある場合は要注意です。
ZOOMでプレゼンテーションを配信して、同時にそれを録画することは非常に簡単です。最初のミーティングの設定時に録音をするという選択をしておくこともできますし、ミーティングの最中に録音、一時停止、停止ボタンをクリックすることで対処できます。録画されたファイルはウインドウズの場合、ドキュメントフォルダの中のZOOMフォルダの中に生成されます。もう少し細かく設定したい場合には、配信画面の下部にあるメニューのなかのビデオのアイコンの横の^をクリックするとメニューが表示されるので、「ビデオ設定」を選びます。さらに「レコーディング」を選択すると、録画ファイルの保存フォルダを変更したりできます。自分が確認したのは無料版ZOOMの場合ですが、デフォルトで「共有画面」だけが録画されるようです。
ZOOMでプレゼンを行う場合に、通常のスライドでレーザーポインターで指し示すようなことをやりたいと思います。カーソルだと見にくいですし。その場合は、ミーティングのメニューで「コメントをつける」を選ぶと、オプションが現れます。
ZOOMでセミナーをやった場合、聴衆からの反応がわからないので、しゃべっていて非常に不安になります。そもそも自分の声や映像は届いているのか?相手はそこにいるのか?自分のセミナーを見てくれているのか?PCの画面が一つしかないと、スライドを映しただけで場所がいっぱいですが、デュアルモニタをつかえば、スライドを表示する画面と、参加者を表示する画面とを分けることができます。
設定方法は、ZOOMの編集画面で「デュアルモニタの使用」にチェックを入れればよいようです。(実際には試していない)
ホストには参加者を許可するなど様々な権限があすが、演者がホストだとプレゼン中にそのようなタスクをこなすのは大変でしょう。ZOOMにはホストの権限を他の人にも孵化する機能があります。これは無料版にはなく、プロ版以上が必要なようです。プロ版の例ですが、ミーティングの編集」から、「詳細オプション」を選ぶと、「代替ホスト」の入力画面が現れます。

ここにホストと同じ所属のメールアドレスの人で、プロバージョンのZOOMを使っている人であれば、ホストの権限を付加することができるようです。
プロ版の場合、ホスト数は1、参加者数は100人までで、一か月あたり2000円です。最大500人の参加者を許容する「大規模ミーティング」というプランを別途購入すると追加料金が一か月6700円でした。頻繁にミーティングやセミナーを開く人ならともかく、たまにしか使わない場合には、けっこうな金額だと思います。Set NextGEN featured image
ノートPCにもマイクは内蔵されており、とりあえずの会話には困らないのですが、ZOOMでセミナーを主催するとなると、やはり良い音質で届けたいもの。セミナーを動画保存して、後からみんなに視聴してもらう場合にも、やはり音声が悪いと動画コンテンツの質が良いとはいえなくなります。マイクはせいぜい数千円で入手かのうなので、外付けのマイクを使うことをお勧めします。
宇宙際タイヒミューラー理論は京都大学の望月博士が創始した数学の新たな領域で、この理論を理解できる人は世界でも数人しかいないそうです。そんな難解な理論を小中学生に理解してもらおうという無謀な試みがドワンゴらによりなされました。それが、下の講演会。なんだかわかったような気にさせてもらえて、満足感があります。
abc Conjecture and New Mathematics: English translation Apr 27, 2018 abc Conjecture and New Mathematics : translation pj
「IUTeich」(宇宙際タイヒミューラー理論)ですが、様々な既存の理論の上に成り立っているそれなりに高級な理論なので、修士課程の段階で直接IUTeichの勉強を始めるのはちょっと難しいと思いますが、… (望月新一を指導教員に志望する学生・受験生諸君へ 宇宙際幾何学者望月新一ウェブサイト)
EurekAlert!(ユーレックアラート)という英文プレスリリースサイトがありますが、このEurekAlert!で論文発表の成果を世界に向けて発信している大学のランキングを作ってみました。方法は、日本語サイトや、Advanced SearchのNews Sourceで目についた大学をサイト内検索し、結果を羅列しただけです。漏れに気付いた場合適宜追加します。
こうしてみると、大学の規模や論文数と英文プレスリリース数は必ずしも比例しないことがわかります。英文プレスリリース数の多さは研究広報の努力の賜物なので、それがわかる取り組みも併せて紹介します。
最初の数字は2019/07/15に調べたもの。→の後の数字は、2021/02/13に調べた件数です。増加を見てみると、横浜国立大学9→30、東京農工大学17→51、JST18→54、信州大学21→70、東京理科大学10→83など、英文リリース投稿に力を入れている大学・研究機関がわかります。京大が規模の割に意外と少ないのが不思議。私立大学の中では東京理科大学が早稲田の倍の発信数で、ダントツのトップ。慶応大学(Keio University)が見当たらないのは謎。
大学の国際化のために、英文プレスリリースを出して大学の成果を国際的に発信してみてはいかがでしょうか。たいしてお金をかけずに研究大学としてのプレゼンスを世界に示すことができます。
さて、「英語による研究成果の発信」において1位はどこかというと、「3位じゃダメなんです」の大阪大学でした。大阪大学、ぶっちぎりの一位ではないですか!
大阪大学 (Osaka University) 329 → 461 results found
理化学研究所 (RIKEN) 320 → 338 results found
東京工業大学 (Tokyo Institute of Technology) 165 → 293 results found
自然科学研究機構 (National Institutes of Natural Sciences; NINS) 190 → 278 results found
沖縄科学技術大学院大学(Okinawa Institute of Science and Technology; OIST) 197 → 276 results found
東京大学 (University of Tokyo) 126 → 272 results found
北海道大学 (Hokkaido University) 178 → 264 results found
東北大学 (Tohoku University) 167 → 259 results found
京都大学 (Kyoto University) 162 → 207 results found
筑波大学 (University of Tsukuba) 85 → 199 results found
名古屋大学 (Nagoya University) 135 → 196 results found
神戸大学 (Kobe University) 106 → 174 results found
金沢大学 (Kanazawa University) 102 → 166 results found
熊本大学 (Kumamoto University) 96 → 135 results found
広島大学 (Hiroshima University) 87 → 111 results found
豊橋技術科学大学 (Toyohashi University of Technology) 68 → 109 results found
東京医科歯科大学 (Tokyo Medical and Dental University) 45 → 84 results found
東京理科大学 10 → 83 results found
情報・システム研究機構 (Research Organization of Information and Systems; ROIS) 44 → 77 results found
東京大学生産技術研究所 (Institute of Industrial Science) 38 → 74 results found
信州大学 (Shinshu University) 21 → 70 results found
名古屋大学 トランスフォーマティブ生命分子研究所 (Institute of Transformative Bio-Molecules; ITbM) 61 → 68 results found
科学技術振興機構 (Japan Science and Technology Agency; JST) 18 → 54 results found
東京農工大学 (Tokyo University of Agriculture and Technology) 17 → 51 results found
九州大学 (Kyushu University) 26 → 50 results found
カブリ数物連携宇宙研究機構 (Kavli Institute for the Physics and Mathematics of the Universe) 29 → 43 results found
早稲田大学 (Waseda University) 27 → 43 results found
東京都立大学/首都大学東京 (Tokyo Metropolitan University) 22 → 42 results found
奈良先端科学技術大学院大学 (Nara Institute of Science and Technology; NAIST) 20 → 38 results found
情報通信研究機構 (National Institute of Information and Communications Technology; NICT) 16 → 30 results found
横浜国立大学 (Yokohama National University) 9 → 30 results found
物質・材料研究機構 (National Institute for Materials Science; NIMS) 15 → 23 results found
大阪市立大学 (Osaka City University) 6 → 23 results found
名古屋工業大学 (Nagoya Institute of Technology) 15 → 19 results found
東京都医学総合研究所 (Tokyo Metropolitan Institute of Medical Science)3 → 14 results found
名古屋市立大学 (Nagoya City University) 2 → 12 results found
ATR 脳情報研究所 (ATR Brain Information Communication Research Laboratory Group) 4 → 8 results found
立正大学 (Rissho University) 2 → 4 results found
学習院大学 (Gakushuin University) 3 → 3 results found
東邦大学 (Toho University) 1 → 3 result found
Soka University 1 → 1 result found
宮崎大学 (University of Miyazaki) 1 → 1 result found
大分大学 (Oita University) 1 → 1 result found
英文プレスリリースを打つとなると、科学研究の場合はEurekAlert!一択ではないかと思いますが、意外とEurekAlert!を知らない研究者が多いようです。また名前は知っていてもなんとなく敷居が高いと感じる研究者も多いように思います。実際にEurekAlert!に英文プレスリリースを掲載してもらうのは非常に簡単ですし、誰でも可能です。トップジャーナルの論文だけが掲載されるわけでは全くありません。一番大変なのは、プレスリリースの原稿を英語で書く部分だと思います。特に、新聞に掲載されるような、一般市民の読者にアピールするこなれた英文で自分の研究成果をわかりやすく伝える必要があります。というか、新聞記者の目に留まるようなタイトル、サブタイトル、abastract(第一パラグラフ)を書けるかどうかが勝負。
関連記事 ⇒ EurekAlert!(ユーレックアラート)の利用方法とよくある誤解について
日本の医科大学や大学の医学部の紀要の中にはインパクトファクターが付与されている学術誌がいくつかあります。
Journal Citation Reports(JCR)2016 年版に収載される学内誌は 5 誌ある。Tohoku Journal of Experimental Medicine (東北大学),Journal of Nippon Medical School (日本医科大学),Nagoya Journal of Medical Science (名古屋大学),Yonago Acta Medica (鳥取大学),Acta Medica Okayama (岡山大学) (国内医学部における,学内刊行誌・紀要誌の計量的分析 -国際誌を志向する学内誌の特徴と,引用文献の動向- 城山泰彦 (KIYAMA Yasuhiko) 順天堂大学学術メディアセンター PDF)
インパクトファクター=1.423(2017年)
インパクトファクター=1.016(2017年)
2010年5月に,トムソン・ロイター社の担当者から,インパクトファクター取得のための基本情報を聞く機会があった。データベースに収録される雑誌のセレクションプロセスとジャーナル収録基準4)が公開されているが,担当者の説明では,1)自薦・他薦により年間に評価するジャーナルが2,000点近くになること,2)しかし,採択されるのはその内,10〜12%にすぎないこと,3)収録の決定は,通常少なくとも3号分にっいて調査されるということであった。 …
Nagoya J Med Sciを申請した後は,1)International Advisory Boardなど編集委員の拡充を行い,2)投稿規定を改訂して,ネイティブ・スピーカーによる英文校正費用と掲載費用について明確にし,利益相反の開示を必須にして,3)投稿規定に沿った参考文献の書き方を補助するため,EndNote Output Styleを用意して,4)バックナンバーを電子化してホームページに追加登録し,5)Directory of Open Access Journals(DOAJ)5)に登録して,学術雑誌としての整備を進めてきた。(オープンアクセス・インパクトファクター・XML−Nagoya J Med Sciの現場から一 PDF jstage.jst.go.jp)
インパクトファクター=0.625 (2017年)
インパクトファクター=0.588 (2013年)
関連記事 ⇒ 英文校正業者の選び方と英文校正の利用の仕方
* 特定の会社やサービスを勧める意図は全くありません。順不同。説明文はウェブサイトからの部分転載。
YOUTUBERが職業として成立する今の時代、サイエンスをわかりやすく説明するユーチューブチャンネルも数多くあります。科学分野のユーチューバー・ユーチューブチャンネルを主観で選んで紹介します。
個人運営から、大企業のものまで、ごちゃまぜです。(順不同、適宜入れ替えあり)
Dr. Michael Greger(マイケル・グレガー医学博士)のユーチューブチャンネル。
Michael Greger (Wikipedida)
nutritionfacts.org
Should Vegans Take DHA to Preserve Brain Function?
科学教師が主催するユーチューブチャンネル。効果的な科学教育とはどんなものであるべきかなど、なるほどと思わされることが多いです。
Bozeman Science
What’s the Best Way to Teach Science?
Minute Physics VIDEOS ABOUT THE UNIVERSE (BY HENRY REICH) minutephysics.com
生きることの意味は何か、その本質が下の動画の冒頭に紹介されていて面白い。
The purpose of life is to hydrogenate carbon dioxide. (Michael Russel)
Life is nothing but an electron looking for a plae to rest. (Albert Szent-Györgyi)
What is the Purpose of Life? (Big Picture Ep. 5/5)
Kurzgesagt – In a Nutshell Kurzgesagtはドイツ語で、In a nutshellの意味
What Are You?
Vsauce 心理学、脳科学。
The Science Asylum. A bi-monthly science show hosted by Nick Lucid, the resident physicist (scienceasylum.com). ホストを務めるNick Lucid氏が解説。 4 Crazy Things About Quantum Physics
ScieShow Space (Created by Hank Green) 宇宙(Space)の話題。
サイエンスに関するあらゆる分野をカバーする以上に教育的な内容。
Gross Science Bizarre stories from the slimy, smelly, creepy world of science. GROSS SCIENCE from NOVA is produced by WGBH for PBS Digital Studios.
ジョベかと思ったら、JoVEはジョウブ、ジョーブと読むようです。
JoVEが初めて世に登場したときは、実験のやり方の実際が動画で見られるとは、なんて画期的なんだと思いました。それから長い年月が経ってJOVEの動画も随分増えましたし、JoVEも勧誘メールを無差別に?論文著者に対して送り付けてきているようです。JoVEからメールをもらった研究者の、「JoVEってどうなの?」、「動画作ったほうがいいの?」という声をよく耳にします。
そこで、JOVEについて自分の印象をまとめておきます。個人的な偏った見方に過ぎないことはご理解ください。
科学論文のマテリアルズ&メソッズ(Materials and Methods)セクションを読んでも、自分がやったことがない実験の場合にはチンプンカンプンなことが多いです。実験手技を文字で説明されるよりも映像で見ることができればわかりやすいのに、という思いに答えたのがJoVEなわけです。
Academic Video Publishing: Moshe Pritsker, PhD, CEO, Co-founder JOVE Publishing (1 of 2)
創立者は、Moshe Pritsker博士ら。
JoVEは2006年にKlaus KorakとMoshe Pritsker,Nikita Bernsteinらによって150万ドルをかけて米国において創刊された,初めてのオンラインビデオジャーナルである。CEOであるMoshe Pritskerの仕事は編集や出版の過程の調整,ビジネスモデルの確立やマーケティングといった通常の学術雑誌の編集長として行う仕事のほかに,IT関連や動画の撮影,編集システムや投稿システムの確立や改良,研究機関への広報やPRなど多岐にわたる。彼の積極的な働きにより,オンラインビデオジャーナルJoVEのシステムの確立に成功している。(JoVE オンラインビデオジャーナルの可能性 駒田 致和,高雄 啓三,中西 和男,宮川 剛 2009)
自分および周りの研究者の状況から判断して、JoVEは論文を出した人になら誰に対してでも勧誘メールを送りつけているようです。別に「あなたの論文が凄いから」とか、「あなたの論文の実験手技は動画で説明したほうがわかりやすいから」という理由ではないみたい。悪く言えばスパム的な営業かも…(?💦)。まあ、向こうもビジネスですから。そのため、JoVEから勧誘メールが来たけど、どうしよう?と悩む研究者も多いのではないでしょうか?
JoVEの巷の評判はどうなんでしょうか?
Does anyone have experience with the Journal of Visualized Experiments? (ResearchGate)
スパム的に勧誘メールを送り付けていることや、価格の高さを快く思わない研究者がいるのは確かなようです。
たまにJoVEが研究者から動画を買い取ってくれるの?と勘違いする研究者もいますが、違います。普通の論文掲載と同じで、研究者がJoVEに高いお金を払って動画を作るのです!なお、JoVEの動画はJoVEを購読している人しか視聴できません。JoVEのウェブサイトで視聴できる動画が一部あるのは、著者が追加料金を払ってフリーアクセスにしているからです。
Standard access: $2,400
Open access(optional): additional $1,800 (https://www.jove.com/publish/editorial-policies/)
1800ドル追加してフリーアクセスにするかどうかは懐と相談でしょうか。自分はいつもJoVEのサイトで良さげな動画をクリックして最初の30秒くらいしか見られなくてガッカリすることが多いので、みんながお金を払ってフリーアクセスにしてくれればいいのにと思います。一つ耳よりな情報として、「標準アクセス」価格であっても、映像を自由に使う権利はもらえます。つまり自分の研究室のウェブサイトにJOVEの映像を埋め込んで(フルアクセスできるURLをもらえる)、全部を視聴してもらうことが可能です。自分のラボのウェブサイトにアクセスが期待できる人なら、JoVE動画を埋め込んで置けば全部見てもらえるので、それで十分かもしれません。
自分は、JoVEのサイトで検索をかけて見たい動画をリストアップするので、やはり全部自由に見られたらいいいのにとという不満が募っています。
JoVEにも査読がありますよ。いきなり動画を撮るわけではなくて、最初にプロトコール論文の部分(文書)を書き上げてそれを投稿します。それが査読に回されて受理されてから、動画撮影用のスクリプト(ナレーション部分、動画撮影のステップバイステップの記述)を書き上げて、いざ撮影となります。原著論文の実験手技の部分を動画にするので、新しいデータはもちろん不要ですし、JoVEもビジネスなので、査読で落ちることはまずないでしょう。査読者は著者がサジェストするので、だいたい顔見知りの人が読んでくれるでしょうから、厳しいことは言われません。ただし、ハゲタカジャーナルのように査読があってないようなものとは意味が違うとは思います。友達のよしみでちゃんと読んでくれるのではないでしょうか。
Our impact factor is 1.184. (https://www.jove.com/journal)
JoVEは査読付きの論文で、雑誌のインパクトファクターが1.184もあるなんて、論文業績的にはずいぶんと魅力的ではありませんか?原著論文一報出せば、もれなくもう一報ついてくるなんて、素敵。Buy one, get one free!じゃないですけど、Publish one, get another at the cost of $2,400! です。
自分の印象ですが、JoVEの動画制作はマクドナルドファーストフードみたいなものだと思いました。動画編集者はわかりませんが、カメラマンやナレーターは研究とは無縁の人たちでしょうから、それでもそういうスタッフによって科学研究の動画ができてしまうというわけです。つまり彼らJoVEのスタッフにはあまり頼れないので、科学的に良いもの、研究者に役立つものを作る責任は全て著者にあるということになります。撮影の段取りや撮影のためのスクリプトは研究者がしっかりと作りこまないと、撮影当日はカメラマンが「機械的に、さっさと」その手順書に沿って撮影をしていくだけですので、その場での変更はそうそうできないと思います。撮影の時には自分の書いたスクリプトに自分が縛られることになるので、きちんと練ったものを用意したほうがいいでしょう。日本にJoVEのカメラマンが何人いるのかわかりませんが、自分の撮影のときの印象はあまり「共同作業で何かを作り上げる」という熱気は感じませんでした。たんたんと撮るべき映像を撮影していくというスタンスでした。多分、日本在住のフリーランスのカメラマンがJOVEと契約をしているだけなので他の仕事もたくさんあって忙しいのでしょう。
日本人研究者が英語の文章をつくり、話すのは大変なのではと思われるかもしれませんが、テンプレート化された文章をJoVEがくれるので自分の研究の用語をテンプレートにはめ込むだけでナレーション用原稿が完成します。だからJoVEの動画をいくつか見るとわかるように、皆が同じ文章をしゃべっています(!!)これも、自分がJoVEはファーストフードだと思った理由の一つです。話すとき原稿を暗記しておく必要もありません。カメラの横に掲げらられたカンペ(プロンプター)に表示される原稿を読むだけです。ただし、いい動画に仕上げたければ、原稿を読みあげるのではなく、あたかも人に話しているように笑顔で演技して話すことが必要です。JoVEの動画をいくつかみて、お手本になりそうなものを探してください。
自分はJoVE設立のコンセプトには共感しますが、スパム的な勧誘メールやファーストフード的な動画作成プロセスには若干の違和感を覚えます。そのようなマイナスの側面を承知のうえで、お金と時間と気持ちの余裕があるのなら作ってみるのも悪くないのでは?と思います。別に自分で勝手にプロトコール動画をつくってYOUTUBEに載せればいいという気がしないでもないのですが、”一定”の品質のものがお手軽にできるので、のっかるのも悪くないかと。
JoVEを推す理由を考えてみますと、
といったことが挙げられます。
JoVEの難点も挙げておきます。
JOVEのサイトで動画を視聴してすぐ気付くのは、ほとんどのナレーションの抑揚が極めて不自然で、ナレーターは自分がしゃべっている内容を全く理解せずに読んでいるように聞こえることです。ですから、聞いていて非常に内容を理解しづらいです。これなら英語の下手な日本人研究者の説明のほうがはるかにわかりやすい。ネイティブの英語話者なら誰でも良いわけではないというのが、自分の見方です。
そんなわけで、自分がJOVEに持っている一番大きな不満はナレーションのまずさですね。良さげなナレーターを研究者が選んで指名できるようにしてほしいものです。エディテージ(editage)で英文校正を頼むときに、以前頼んで直し方のうまかった校正者に再度頼んだり、良くなかった人を外すといった選択ができたと思いますが、それと同じことです。
内容を理解したイントネーションでナレーターが読んでくれて、全ての動画が見放題になれば、JoVE最高!!と手放しで褒めちぎりたいのですが、そんな日は来るのでしょうか。
価格に関していうと、25万円($2,400)という価格設定は動画編集、カメラマン、ナレーター、編集者の手間暇を考えれば妥当かなと個人的には思います。しかし、フリーアクセスにする場合には、50万円近く( additional $1,800)にまで跳ね上がります。宣伝効果を考えればフリーアクセスにしておくほうが絶対にいいとは思いますが、ちょっと高いですかね。
改善してほしい部分はありますが、予算と時間があれば、広報・宣伝・実験手技の普及のためにJoVEの動画を撮るのは悪くないと思います。自分にとっては日常的で当たり前すぎる実験で、何もたいしたことないんだけど、ちょっとでも分野違いの人、立ち場が違う人からすれば、それがとっても知りたい情報ってことが意外とあります。ですから、わざわざ人に見せるほどのものではないなどと思いこまずに、とりあえず動画を撮ってみてはいかがでしょうか?世に出しておけば、きっと誰かの役に立ちます。
最近、JoVEが科学教育のための動画も作っていることに気付きました。これはなかなかいいアイデアだと思います。YOUTUBEには結構教育的な動画もありますが、ほとんどが論文投稿時のサプリメンターリームービーであって、断片的で一般の人が見ても何がどうなっているのかわからないものがほとんどです。ちゃんと解説付きでまとまった内容にすれば、教育的な効果が期待できます。
日本のJOVEの支社はありませんが、ユサコが国内総代理店になっています。
ユサコ株式会社はこのたび、世界初のビデオ学術誌”Journal of Visualized Experiments”(JoVE)と国内総代理店契約を締結した。[ニュースソース]メールマガジンUSACO News 2013.2.28 No.236 (ユサコ社、ビデオ学術誌”JoVE”の国内総代理店に 2013年03月04日 JST科学技術情報プラットフォーム)
2006年に創刊された世界で初めてのビデオ学術誌です。生物学、医学、化学、物理などの研究分野をカバーし、文章だけでは理解が難しかった実験方法や技術を、動画で分かりやすく表現します。論文は権威ある編集者によってピアレビューされ、PubMedにも索引されています。多くの論文はアクセプト後に、JoVEの専門スタッフが、ビデオ収録・ナレーション・イラスト動画等の作成作業を担当し、高い品質を保っています。(Journal of Visualized Experiments(JoVE) 最終更新日:2018年11月30日 ユサコ株式会社)
日本の大学の研究室にどうやってアメリカの会社のスタッフが来るの?と疑問に思いましたが、日本在住の(フリーランスの?)カメラマンがJOVEと契約していて、日本のラボに来るようです。
「はたらく細胞」は、体の中の血液・免疫系の細胞を擬人化して、血液の働きや、免疫系の細胞がいかにして外敵の侵入に対処しているのかを描いた漫画です。原作は漫画家の清水茜氏。
アニメ「はたらく細胞」PV 話題の細胞擬人化マンガがアニメ化
擬人化されている可愛い赤血球の前で、頼もしい白血球と外敵である肺炎球菌が”血みどろ”の戦いをしたりして面白いです。お勉強のことは忘れて、純粋にマンガとして見ても非常に楽しめます。
ボンボンTVによる冬休み直前特別企画、TVアニメ「はたらく細胞」の期間限定公開情報。
はたらく細胞は、もともと原作者が高校生の妹に免疫の勉強が簡単になるようにマンガで教えてと頼まれて書いたのが元なのだそうです。たしかに、いろいろな種類の細胞が特徴的なアニメのキャラクターになっていて、強く印象付けられます。しかし、それにしても血液の細胞は種類が多くて、分類もややこしいのでかなり混乱させられます。『はたらく細胞』の中の「白血球」は、帽子に「白血球」という名前が書いてありますが、実際には白血球の中でももっとも多い割合を占めていて食細胞である「好中球」のことを指しているようです。それはアニメの中でも言及されているシーンがあります。
(黄色ブドウ球菌)「哀れなもんねぇ、好中球ってのは。毎日毎日ほかの細胞を守るために戦っているのに。自分がピンチの時には、誰からも助けてもらえないなんて。」
(白血球)「ほーぉ、俺たちのことを”白血球”ではなく、”好中球”と呼ぶとは、少しは勉強しているようだな。」(参照:「はたらく細胞」第1~4話 (YOUTUBE)2018年12月1日~10日 期間限定公開 ボンボンTV 39:42~40:08)
はたらく細胞を楽しむためにも、登場人物について知っていたほうがよいので、簡単に細胞の名前をまとめておきます。しかし、なぜこんなに血液や免疫の話は難しく感じらるのでしょうか?自分が思うに、
といったことが理由なのではないかと思います。こういったことに注意して頭の中を整理するしかありません。しかし、長い研究の歴史の集大成である知識をやみくもに頭につめ込もうとせず、研究の歴史(観察方法の発展)を踏まえて理解したほうが、頭に入りやすいと思います。
What blood looks like down the microscope
0:15 red blood cells (赤血球)の説明
1:04 platelets (血小板)の説明
2:00 while blood cells (白血球)の説明
2:15 白血球の種類:顆粒細胞(glanulocytes)(好中球、好酸球、好塩基球)と非顆粒細胞(aglanulocytes)(リンパ球、単球)の説明
2:50 neutrophils (好中球)の説明
3:47 eosinophils (好酸球)の説明
4:28 basophils(好塩基球)の説明
5:14 lymphocytes (リンパ球)の説明
6:03 monocytes (単球)の説明
知識を整理する方法として、歴史的な流れを追う方法に加えて、細胞の分化の流れを追う方法もあります。がんなどの病気などとの関連からいうと、こちらの理解の仕方のほうが重要だと思います。

(転載元:造血幹細胞から血液の分化について 急性骨髄性白血病 国立がん研究センター がん情報サービス より)
もう少し詳しい図。

(好塩基球、好中球、好酸球、単球、リンパ球をまとめて白血球と呼ぶ。ウィキペディアHaematopoiesisの図を改変)
”パンくずリスト”表示するなら、以下のようになります。
血液>細胞性成分(血液細胞)、液性成分(血漿)
血液>血液細胞>赤血球、白血球、血小板
血液>血液細胞>白血球>顆粒球、非顆粒球
血液>血液細胞>白血球>顆粒球>好中球、好酸球、好塩基球
血液>血液細胞>白血球>非顆粒球>単球、リンパ球
血液>血液細胞>白血球>リンパ球>B細胞、T細胞、NK細胞
血液>血液細胞>白血球>リンパ球>単球>マクロファージ、樹状細胞 (単球が血管から組織に移動して分化)
血液>血液細胞>白血球>リンパ球>T細胞>キラーT細胞、ヘルパーT細胞、レギュラトリーT細胞
同じものなのに違った名称で呼ばれてややこしいことがあるので名前のまとめ。ついでに英語も。色、形、染色のされたかた、明らかにされた役割など、観察手法や研究の歴史を反映した名前になっています。
Eテレ 毎週日曜 午後11時30分 | 再放送 毎週土曜 午前11時
『サイエンスZERO』は、私たちの未来を変えるかもしれない最先端の科学と技術を紹介するとともに、世の中の気になる出来事に科学と技術の視点で切り込む番組です。
サイエンスZERO「登場!がん治療を変える新薬 免疫のブレーキを外せ」(ノーベル賞受賞を受けてアンコール再放送 2018年10月7日 日曜 Eテレ ~ )【ゲスト】山口大学医学部 教授…玉田耕治,【出演】京都大学 特別教授…本庶佑,【司会】竹内薫,南沢奈央
サイエンスZERO「「生命維持の要 エクソソーム」(2018年放送; YOUTUBE;NHKオンデマンド) 出演:落谷孝広 、小島瑠璃子 、森田洋平 落谷孝広(おちやたかひろ)国立がん研究円ター研究所 分子細胞治療研究分野プロジェクトリーダー
サイエンスZERO「夢の再生医療 現実へ」(2018年放送;NHKオンデマンド;YOUTUBE) 出演:八代嘉美 、山下由起子 、小島瑠璃子 、森田洋平
サイエンスZERO「驚異の進化!最新プロジェクションマッピング」(NHKオンデマンド;YOUTUBE)出演:奥寛雅 、小島瑠璃子 、森田洋平
サイエンスZERO「量子コンピューターでも解読不可能!?新しい暗号誕生なるか」( NHKオンデマンド;YOUTUBE)
サイエンスZERO 「人工知能の大革命!ディープラーニング」(NHKオンデマンド;YOUTUBE)出演:松尾豊 、竹内薫 、南沢奈央 2016年放送
サイエンスZERO「日本人のルーツ発見!~“核DNA解析”が解き明かす縄文人~」(2016年放送;YOUTUBE;NHKオンデマンド)出演:篠田謙一 、竹内薫 、南沢奈央
サイエンスZERO「登場!がん治療を変える新薬 免疫のブレーキを外せ」(2015年5月;YOUTUBE)
ImPACT(内閣府 総合科学技術・イノベーション会議が主導する革新的研究開発推進プログラム)のプレスリリースおよび報道によると、初めての国産量子コンピューターの開発に成功したとのことです。
内閣府 総合科学技術・イノベーション会議が主導する革新的研究開発推進プログラム(ImPACT)の山本 喜久 プログラム・マネージャーの研究開発プログラムの一環として、日本電信電話株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長 鵜浦 博夫 以下、NTT)NTT物性科学基礎研究所 量子光制御研究グループの武居 弘樹 上席特別研究員、本庄 利守 主任研究員らのグループ、情報・システム研究機構 国立情報学研究所(東京都千代田区、所長 喜連川 優 以下、NII)情報学プリンシプル研究系の河原林 健一 教授、加古 敏 特任准教授らのグループ、および東京大学(東京都文京区、総長 五神 真)生産技術研究所 合原 一幸 教授、神山 恭平 特任助教らのグループは、光の量子的な性質を用いた新しい計算機「量子ニューラルネットワーク(QNN)」をクラウド上で体験できるシステムを開発し、2017年11月27日より公開いたします。
量子コンピュータを実現するハードウェアとしては、ゲート型、アニール型、ニューラルネットワーク型の異なる3つのアプローチがあります。インターネットを介して実機を体験できるクラウドウェブサイトとしては、IBMがゲート型15ビットマシンを、D-WAVEがアニール型2000ビット、12000結合マシンを今年に入って次々と公開しています。また、Googleも来年春にはゲート型49ビットマシンを公開する予定です。今回、日本から公開されるニューラルネットワーク型2000ビット、400万結合マシンは、世界最大規模の量子コンピュータであり、これまでの限界を30倍以上拡大した2000ビットまでの組み合わせ最適化問題が解けます。(山本 喜久 ImPACTプログラム・マネージャーのコメント 量子ニューラルネットワークをクラウドで体験 ~量子を用いた新しい計算機が使えます~JST 平成29年11月20日)
スーパーコンピューターをはるかにしのぐ性能が期待される次世代のコンピューター、「量子コンピューター」の初の国産機の開発に成功したと国立情報学研究所やNTTなどのチームが発表しました。(初の国産量子コンピューター 無料公開 NHK NEWS WEB 11月20日 19時14分)
しかしながら今回の成果を「量子コンピューター」と呼ぶことに関して、インターネット上で異論が湧き起こっています。
これを量子コンピューターだと思っているのは地球上で数人(つまり当事者のみ)だけですから、ランダムに数人の別の研究者に問い合わせれば高い確率で問題に気づいたと思うのですが、今回、マスコミの方は、当事者の言葉をそのまま垂れ流しただけで、まったく検証していないということでしょうか。 https://t.co/LkE4BDkIX0
— Tomoyuki Morimae (@TomoyukiMorimae) 2017年11月21日
研究者としては「量子コンピュータ」とは呼べないものを研究者が「世界最大規模の量子コンピュータを開発した」と言って大大的に広報したということ。報道が勝手に書いたとかなら、またマスゴミが、で済むんですが、研究領域が大切にしている言葉の定義を研究者自身が広報のために歪めて使うというのは、研究倫理の問題にもなるんじゃないかと思います。‥(中略)‥
ビッグデータ、人工知能、IoT・・・。量子コンピュータもそのうちのひとつのバブリワードなわけで、バブリワードを使ってプレスしたほうがPR効果が大きいという判断なんでしょうね。‥(中略)‥
なんだかアホらしい話ですが、最近の大学や研究機関のプレスリリースは研究者としての誠実さよりも、バズること、世の中にウケることが最優先になっています。(内閣府ImPACTの誇大広告広報と量子コンピュータの話 人間とテクノロジー 2017-11-21)
NTTの量子コンピュータのやつ改めて読んだけど、思ったより全然量子コンピュータじゃなくてびっくりしてる
— わた氏 (@Iam_kawaii_girl) 2017年11月21日
ImPACT広報また飛ばしすぎてるよなあ。昔プロジェクト説明聞いた時にはこれは量子コンピュータではないってちゃんと言ってたのに。量子コンピュータバブってきたからPR飛ばすのね。https://t.co/8WJLB5HlFb
— Katsue Nagakura (@kaetn) 2017年11月20日
「世界最大規模の量子コンピュータであり」と量子でもないものを量子とよんで、世界最大と称して、嬉しいんですかね。もちろん技術はすごいんだろうし、ヒューリスティックソルバとしてはある程度高速なんだろうけど、量子って飾って出さないと勝負にならないのかな。
— Keisuke Fujii (@fgksk) 2017年11月20日
初の国産量子コンピューター 無料公開 https://t.co/x2LVpzG1Cm ヤバいですね…これ.「量子コンピューター」とか言い切っていいのでしょうか?「ニューラルネットワーク型」とか謎すぎ.素人欺すの大概にしろよ,としか言いようがありません….往年の某詐欺国プロじみてきましたね,ImPACT…
— Yuta Kashino (@yutakashino) 2017年11月20日
光ニューラルネットについては,以前「量子かどうかではなく,速く計算できるマシンを作りたい」という話だと聞いていたんだが。汎用量子コンピュータ(ゲート型),アニーリングマシン(D-Wave),光ニューラルネットと,違うものを皆「量子コンピュータ」と呼び,説明もごちゃごちゃになっている。
— 古田彩 Aya FURUTA (@ayafuruta) 2017年11月20日
ついに、この研究成果の共同研究者もこれは量子コンピュータではないと認めていることが、毎日新聞により報道されました。
チームのメンバーの西森秀稔・東京工業大教授は毎日新聞の取材に「計算の一番本質のところで量子効果を使っていない」と話す。共同研究者に名を連ねる井上恭・大阪大教授も「『これは量子コンピューターと違う』と言う人がいたら反論できない」と話した。(「スパコン超え」国産コンピューター 「量子」命名に異論 集積回路、従来のまま (毎日新聞 2017年12月10日 東京朝刊))
ゴールデンウィーク中の2017年5月3日(水)17時から5月5月5日(金)17時頃までの48時間にわたって、、アフリカツメガエルの受精から尾芽胚形成までの発生過程がニコニコ生放送で生中継され、20万人以上の視聴者でおおいに盛り上がりました。

(写真の出典:【みんなで数えよう】アフリカツメガエルの細胞分裂〜受精から孵化まで〜基礎生物学研究所×niconico)
発生過程の解説は基礎生物学研究所の上野直人教授および上野研究室のラボメンバーが行いました。
タイムシフト予約したアフリカツメガエルの孵化のやつ見てる
— ド畜生ガエル吾平 (@midj1010) 2017年5月5日
東京はおでかけ日和だったが、連休中の都内なんぞ出る気にはなれずニコ生でカエルの卵が細胞分裂する配信をずっと観てた。胚ってかわいい( ՞ټ՞)
— 沿岸防衛体研究所 (@ganboken) 2017年5月5日
胚人になったはいいがはやくも胚ロスでしにそう
— らいち (@tipiropiro) 2017年5月5日
昨日からニコ生でカエルの細胞分裂を途中途中見てたけど、意外と面白かったな
— 日和 (@pupucumu) 2017年5月5日
くそ、くそ…アフリカツメガエルの細胞分裂見て癒されないと死ぬ……
— メルトリリスちゃんが来る九下 (@9under_) 2017年5月5日
うおアフリカツメガエルのすげぇ育ってた。
最後見たときまだ桑実胚だったのになー。— SAKEY (@mystiaSAKEY) 2017年5月5日
なんでカエルの細胞分裂見ながら飯食ってんだろ…
— 社畜天国 (@mariymariy) 2017年5月5日
かえる孵化中継、昨日のよるから めっちゃ成長しとる。というか動いとる。
— のめみんさん (@nomemint) 2017年5月5日
昨日からニコ生のアフリカツメガエルの細胞分裂をちょくちょく見てるけど、見るたびに状況変わって面白い。受精直後から見てればよかった。
— ちず (@chizu412) 2017年5月5日
出勤前にカエルのタマゴ生放送みたら既に孵化してる子がいてびっくりした
— KAZANE.MIND (@kazanemind) 2017年5月5日
カエル受精卵、鈴カステラからカールになってた。おはよ。
— 小出燐 (@cordetw) 2017年5月4日
寝られないからカエルの細胞分裂見よ〜〜っと!!!
— Lulula@正宗鯖 (@ffXIV_Lulu) 2017年5月4日
推し胚は岡崎さんw(むっちゃ育ってる
— 咲野 凛 (@rinsakun0) 2017年5月4日
すごいカエルの細胞分裂の生放送してる
— 柚莉 (@kirisaki_yuuri_) 2017年5月4日
細胞分裂 尻の方 カエルになるものの尻を見ている かれこれ5時間ほど ウケる
— じゅかい (@bamk_A) 2017年5月4日
カエルの卵割を見ながら酒を飲む
— やみくも (@yamikumods) 2017年5月3日
そして何故私はひたすらカエルの卵割を見守っているのだろう
でも楽しいhttps://t.co/JqtLvypyGy— とるこあいす (@torukoaisu) 2017年5月3日
帰宅した。カエルさんの卵は分裂したかな?
— うさみー/ふーか (@usamie_f) 2017年5月3日
あ!アフリカツメガエルの発生今日じゃん
— 嫌弥とゆかいな仲間たち (@k_enya) 2017年5月3日
参考
研究成果を社会に還元する一つの方法は、マスメディアを通じて世間に研究成果を知らしめることです。そのためには、論文発表のタイミングに合わせて、新聞、テレビ、雑誌、ウェブメディアなどに記事として取り上げてもらう必要があります。それを実現させるためには、報道記者に興味と関心を持ってもらえるようなプレスリリースを書く必要があります。大学の広報やURAがプレスリリース作成のサポートをする場合でも、最初の原稿は研究者が作ることになるでしょう。
そこで、プレスリリースを書く上で参考になりそうなウェブサイトを紹介します。
プレスリリースに対する考え方、文章を作成するにあたっての具体的な注意事項など、細やかな情報が得られるのが、生理学研究所・広報展開推進室の「科学者から国民への情報発信の意義と方法」。
プレスリリースは、たしかにメディアの目に触れ、そこでいったん解釈され、読者に仲介されはするが、あくまでその情報の最終的な受け手は、国民であることを忘れてはならない。プレスリリースの文章を書くときには、それを手にする国民一般、小中高校生からお年寄りまでを目に浮かべ、彼らに語りかけるように正確で分かりやすい記述にこころがけることが重要である。(科学者から国民への情報発信の意義と方法 生理学研究所・広報展開推進室)
プレスリリースとはそもそも何か?プレスリリースの具体的なプロセス、プレスリリースの文章の構造、その他、記者との対応方法まで、教科書的にまとまっているのが、京大「虎の巻」。
研究成果発表「虎の巻」 – 京都大学 (PDF) *学内限定にアクセス権が変更されてました(残念)。
論文はせっかく出版しても意外と読んでもらえないものです。ですから、自分の論文がめでたく受理されたら、論文掲載のタイミングに合わせてできるだけ世の中に向けて宣伝する必要があります。新聞等などのメディアに記事としてとりあげてもらうために報道記者に提供する資料が、プレスリリースです。日本のメディア向けには日本語でプレスリリースを書きますが、海外の新聞や雑誌に記事にしてもらうためには、英語で書く必要があります。
さて、日本の研究成果を世界に発信するためには絶対に必要な英語のプレスリリースですが、これを出していない大学や研究機関が多いようです。また、英文プレスリリースを出している大学であっても、日本語での本数に比べると圧倒的に少ないようです。
毎日大量に発表される英文のリリースを読んでは、どれを日本語にするかを決めているわけですが、その中で気づいたことがあります。日本の大学・研究機関の英文プレスリリースが少ない。 日本の大学・研究機関から、インパクトファクターが大きいジャーナルへの発表は、それこそ毎日のようにあるのに、英文リリースが無いのが残念でなりません。わが国の科学レベルを分かってもらえない、というのも悔しいですし、成果を出した研究者を売り込めないのももったいないことです。(日本の研究成果を世界に発信するには【日経バイオテクONLINE Vol.1909】2013.07.17 19:00 増田智子)
2014年度の研究成果に関する和文配信件数:235件
2014年度の研究成果に関する英文配信件数: 9件
(出典:2015/5/29 第3回大学研究力強化ネットワークカンファレンス「EurekAlert!を例とした国際科学広報の効果的なあり方について」 英語による研究成果の発信:東京大学の事例紹介 東京大学本部広報室(Public Relations Office, University of Tokyo)髙祖歩美、Euan McKay)
英文プレスリリースを出す大学が増え始めています。
事態が好転し始めたのは,国際広報に関心をもった国内の学術研究機関の実務者や関係者が学び,互いに議論し,情報を交換できる場が増えて,海外の報道機関とのつながりがなくとも報道関係者に研究成果が届けられるプレスリリース配信サービスを国内の学術研究機関が一斉に利用し始めた2014年末辺りからである。… 2014年末には国内の13の学術研究機関がそろってEurekAlert!(https://www.eurekalert.org/)という米国発のプレスリリース配信サービスを利用し始めた注1)。(日英米の比較からみる研究成果の国際情報発信 高祖 歩美 017 年 60 巻 6 号 p. 420-428 PDF)
2015年3月には,沖縄科学技術大学院大学(OIST)で国際科学広報に関するワークショップ20153)が開かれた。研究成果の英語による情報発信に関心をもった関係者およそ100名が一堂に会して各機関の現状が紹介されて,英米の報道機関や広報関係者と国際科学広報を取り巻く状況について情報交換がなされた。2015年8月には英国の報道関係者から英文プレスリリースの書き方を学ぶ講習会がOISTで開かれた。(日英米の比較からみる研究成果の国際情報発信 高祖 歩美 017 年 60 巻 6 号 p. 420-428 PDF)
実務者同士が情報を交換し,国際的な 情報発信を実践する場やコミュニティーが徐々に形成 されていった(表1)。その主要な場として,自然科学 研究機構が国内の15の学術研究機関とともに立ち上 げた「大学研究力強化ネットワーク」注2)や科学広報 の関係者が集まる「科学技術広報研究会」(Japan Association of Communication for Science and Technology: JACST)4)が挙げられる。(日英米の比較からみる研究成果の国際情報発信 高祖 歩美 2017 年 60 巻 6 号 p. 420-428 PDF))
最近は(2019年)、大学によってはかなりアクティブにEurekAlert!で英文プレスリリースを出している大学があります。そんな大学を以下の記事で纏めました。
⇒ EurekAlert!英文プレスリリース発信数 大学・研究機関ランキング
英文のプレスリリースが少ない理由は、サイエンスが理解できて、英語がネイティブで、しかも一般読者にとって読みやすい英語の文章を書ける人やチームが日本の大学や研究機関の広報部門にほとんど存在しないことが要因でしょう。大学のサポートを受けられない研究者は、自分で書くしかありません。そこで、英文のプレスリリースの書き方を紹介したサイトを紹介します。EurekAlert!のリリースをいくつか見るとすぐに気付きますが、日本語でよく見るプレスリリースと、英文のプレスリリースとでは書き方のスタイルが大きく異なります。日本のプレスリリースは研究内容の解説が中心ですが、英文のプレスリリースは「人」が中心です。そのため、日本語のリリースをそのまま英語に翻訳しただけでは記者の心に引っ掛からない可能性があります。
海外の記者は社会部の記者が主で、科学ジャーナリストはまだ多くありません。このため、記事を特にわかりやすい言葉、わかりやすい文章で書く必要があります。大事なことから先に!研究成果の社会的意義(社会貢献や影響)など、大事なことから先に書きます。逆ピラミッド型の文章構造です。社会貢献や影響、研究成果、研究の背景、詳細、最後に研究機関や研究者情報の詳しい情報の順番です。文章の最初の部分で興味を引きつけないと、記事自体を読んでもらえません。タイトル(headline)や要約(intro)はトップページやヘッドラインに掲載されるため、最も重要です。インパクトのあるわかりやすい簡潔なタイトルを付けましょう。タイトルは6~8words (90 characters maximum)程度に収める必要があります。(熊本大学URA推進室 研究成果の海外国際広報 EurekAlert! を使用した海外国際広報について)
レスター大学(University of Leicester)の広報(Press Office)がプレスリリースの書き方(How to Write a Press Release)を詳細に説明しており文章のスタイルを学ぶのに非常に役立ちます。
Journalists are looking for a hook which will form the main focus of their story. They like to know outcomes of research and they prefer a human angle to ensure the story has a public interest. (How to Write a Press Release)
また、英文プレスリリースの書き方の指針、具体例を交えた解説が、「研究成果を世界へ配信:なぜ、どうやって、そして誰が」の発表スライドにまとめられており、自分で英文を書く際に非常に参考になります。例えば下のスライドで説明されている英語プレスリリース(右側)の例では、まず「応用」可能性を真っ先に出して強調し、「組織、関係者紹介」や「成果・背景」をその後に登場させており、日本語のプレスリリース(左側)とは構成が異なっています。
(スライド14 一部改変 出典:研究成果を世界へ配信:なぜ、どうやって、そして誰が)
プレスリリースは記者の目にとまる必要があります。科学記者のプレスリリースに対する考え方を知っておくことは、記事に採用されるプレスリリースを書くうえで役立ちそうです。
Journalists Comment on Science Press Releases (COMPASSBLOGS):Alan Boyle, Bryn Nelson, Chris Joyce, Ed Yong, Erik Vance, Hillary Rosner, Mark Fischetti, Susan Moran
英文プレスリリースの書き方を学ぶ最良の方法は、EurekAlert!や大学のウェブサイトのプレスリリースを実際にいくつも読んでみて、良くかけていると思われるものをピックアップし、書き出し、情報を出す順番、文体、構成などを研究することです。気に入ったものが見つかれば、それをテンプレートにして、自分の研究内容を当てはめてみると書き方の勉強になります。自分の研究に近い論文のプレスリリースを見てみたり、今ニュースメディアで話題になっている研究成果のプレスリリースを探して読んでみるのもよいでしょう。
例えば、こんな感じ。線虫を用いた研究ですが、ヒトに関する話から始めて、スムーズに研究内容につないでいます。
腸内細菌の多様性を生み出す要因の一つは、「偶然性」 MITの研究者が線虫を用いて示す。PLOS BIOLOGY3月3日号で報告。MITニュース https://t.co/qDfvLRcYeQ
— 日本の科学と技術 (@scitechjp) March 4, 2017
別の記事にまとめました
⇒ EurekAlert!(ユーレックアラート)の利用方法とよくある誤解について
RIKENやOISTのように外国人の比重が大きい研究機関は英語のネイティブが多いのかもしれませんが、普通の大学の場合、プレスリリースの英文校正が頼めるようなネイティブが学内に存在しません。これが、英文リリース発信のハードルを上げているのではないかと思います。もちろんお金を払えば英文校正サービスは多数あります。
英文校正エナゴでは、お客様の研究成果を世に広め論文の引用(サイテーション)を飛躍的に増やす、コンテンツ編集パッケージサービスをご用意しています。プレスリリースやコンテンツライティングの経験豊富なエナゴのスタッフが、研究成果にふさわしい評価を得るお手伝いをさせていただくサービスです。サイテーションブースターでは3つのサービスをご用意しています。プレスリリース作成、簡潔なアブストラクト作成、ツイッター投稿文作成です。
納期 7営業日 料金 44,000円
(サイテーション(被引用数)ブースター Enago enago.jp)
機関の研究成果を国際的にアピールできる英文プレスリリースを作成します。同じ分野の研究者だけにとどまらず、広く一般の人々の関心を惹きつける内容を意識し、制作いたします。 プレスリリースに含まれる内容 タイトル サブタイトル プレスリリース本文(内容に応じ、200~400ワード程度で作成)料金 1本 50,000円(税別)(エダンズの英語版プレスリリース作成サービス)
研究費が潤沢にあるラボならこういうサービスが利用できますが、多くの研究室にとってこのような費用の捻出は困難でしょう。ラボに負担させず、大学が研究支援のための英語ネイティブスピーカーを雇用する制度が整備することが望まれます。
プロスワン(PLOS ONE)は、学術雑誌の出版社PLOSが2006年に創刊したオープンアクセスジャーナルです。論文の価値は雑誌掲載後に研究者が決めるべきという編集方針と、紙面の制約がないオンラインジャーナルという特性から、投稿された論文の採択率が高いという特徴があります(採択率70%程度といわれる)。論文が受理されやすいわりにはインパクトファクターも比較的高めなので、多くの研究者に支持されています。日本人研究者にも馴染みの深いメジャーな学術誌の一つです。
ところが、2016年1月5日にこのプロスワンに掲載された中国人研究者の論文「Biomechanical Characteristics of Hand Coordination in Grasping Activities of Daily Living」(日常生活での把持動作における手の協調運動の生体力学的な特徴)が、研究者に衝撃を与えています。
(http://dx.doi.org/10.1371/journal.pone.0146193)
なんと、この論文の中で著者らは、「手の精巧な構造は、創造主なる神のおかげである」と1度ならず3回も繰り返し述べているのです。
まずアブストラクトで(該当箇所を太字で示しました)、
“The explicit functional link indicates that the biomechanical characteristic of tendinous connective architecture between muscles and articulations is the proper design by the Creator to perform a multitude of daily tasks in a comfortable way.”(http://dx.doi.org/10.1371/journal.pone.0146193)
と述べ、イントロダクションでも、
“Hand coordination should indicate the mystery of the Creator’s invention.” (http://dx.doi.org/10.1371/journal.pone.0146193)
と説明し、さらにディスカッションのセクションでも、
“In conclusion, our study can improve the understanding of the human hand and confirm that the mechanical architecture is the proper design by the Creator for dexterous performance of numerous functions following the evolutionary remodeling of the ancestral hand for millions of years.”(http://dx.doi.org/10.1371/journal.pone.0146193)
と結論付けています。
この論文を掲載した雑誌社に対して、「プロスワンはもはやジョークだ!」という激しい反応も。
Plos One is now a joke. “….proper design of the Creator” absolute joke of a journal https://t.co/AJexYjewoo
— James McInerney (@jomcinerney) 2016年3月2日
このコメントをツイートしたのは進化学者のJames McInerney氏で、後から、”My original tweet was strong because creationism is a nuisance to me for 20+ years.“と説明を加えましたが、様々な反応を引き起こしたようで、さらに、”I wish half the people that attacked me today would also tweet something to Plos about this.“と述べています。 創造論を主張する論文を学術誌が掲載することは、科学者からの信頼を著しく低下させる行為です。PLOS ONEの他のエディターや査読経験者らも、今回の論文掲載を強い口調で批判しています。
RE: RE: RE: Notification from PLOS StaffRicardSol replied to sathya1 on 02 Mar 2016 at 21:18 GMT I think that pretending to defend a creationist argument (non-science) in a science journal raises serious doubts about the whole enterprise. The paper should be retracted. As a PLOS ONE editor I believe accepting this situation would seriously damage our credibility.
RE: Notification from PLOS Staff thermalecology replied to PLoS_ONE_Group on 02 Mar 2016 at 20:29 GMT The article should be retracted and the handling editor should be dismissed. As an Editor for this journal, I am appalled.
A shameful act Posted by easouti on 03 Mar 2016 at 23:18 GMT Regretfully I have to withdraw my support for the journal as a reviewer. Also to bring this shameful incident to the attention of my academic colleagues and students who might consider submitting their work for publication at PLOS ONE.
この騒動を受けて、PLOS ONEの編集部は、2016年3月4日にこの論文を取り下げました。
Retraction Following publication, readers raised concerns about language in the article that makes references to a ‘Creator’, and about the overall rationale and findings of the study. Upon receiving these concerns, the PLOS ONE editors have carried out an evaluation of the manuscript and the pre-publication process, and they sought further advice on the work from experts in the editorial board. This evaluation confirmed concerns with the scientific rationale, presentation and language, which were not adequately addressed during peer review. Consequently, the PLOS ONE editors consider that the work cannot be relied upon and retract this publication. The editors apologize to readers for the inappropriate language in the article and the errors during the evaluation process. 4 Mar 2016: The PLOS ONE Staff (2016) Retraction: Biomechanical Characteristics of Hand Coordination in Grasping Activities of Daily Living. PLoS ONE 11(3): e0151685. doi: 10.1371/journal.pone.0151685 View retraction
「the Creator (創造主なる神)」という言葉は要旨で既に使われており、PLOS ONEのエディターは要旨すら読まずに掲載を決めたのかと、論文の質を担保できていない査読プロセスが不安視される出来事でした。
PLoS Oneはおそらく、超手抜き編集をやったでしょう。編者、査読者、編集事務局の添削者、誰もちゃんと論文を読んでいなかったことは問題でしょうね。 https://t.co/H0JpHTr7lR — Robert Geller (@rjgeller) 2016年3月4日
今回の騒動に関して、論文の著者は創造論(クリエイショニズム)と結びつける意図は全くなく、ネイティブスピーカーにとってのthe Creatorの意味を理解していなかったための誤用であると釈明しました。
Response about the incorrected use of the wordPosted by Mingjin on 03 Mar 2016 at 12:10 GMT
We are sorry for drawing the debates about creationism. Our study has no relationship with creationism. English is not our native language. Our understanding of the word ?Creator? was not actually as a native English speaker expected. Now we realized that we had misunderstood the word ?Creator?. What we would like to express is that the biomechanical characteristic of tendious connective architecture between muscles and articulations is a proper ?design? by the ‘”nature”‘ (result of evolution) to perform a multitude of daily grasping tasks. We will change the ?Creator? to ?nature? in the revised manuscript. We apologize for any troubles may have caused by this misunderstanding.
英語の誤用だけが問題なら雑誌社の意向で論文を一方的に撤回するのはおかしいという意見もあります。
The question is that why PLOS ONE did not give the authors this chance to revise the language while the scientific content of the paper is sound? (Punishment or Retraction? Posted by Rafsanjani on 05 Mar 2016 at 06:11 GMT)
参考
科学雑誌PLOS Oneは大失敗した。科学論部分中「Creator」 、つまり「神様」という宗教的表現、の使用を見逃した。炎上中。#Creatorgate https://t.co/mrk8WiO0mA
— Robert Geller (@rjgeller) 2016年3月3日
誰でもわかる 今年のノーベル賞~生理学・医学 物理学 化学賞~【日本科学未来館×Newton×ニコ生】
黒田有彩(司会、NHK Eテレ『高校講座 物理基礎』MC)
髙橋麻美(日本科学未来館 科学コミュニケーター 生理学・医学賞チームリーダー)
谷明洋 (日本科学未来館 科学コミュニケーター 物理学賞チームリーダー)
松浦麻子(日本科学未来館 科学コミュニケーター 化学賞チームリーダー)
詫摩雅子(日本科学未来館)
髙嶋秀行(Newton本誌・ムック 編集部長)
※本番組は2015年10月25日にニコニコ生放送で放送されました
「できる研究者の論文生産術 どうすれば『たくさん』書けるのか」の著者ポール.J・シルヴィア氏が2012年4月27日に行った講演の動画があります。しかしこの講演ではとりとめもなく延々とフリートークが続くので、ポイントを掴むには彼の著書を読むほうが早いです。
たくさんの論文が書けるのは生まれつきの才能ではなくスキルです。だから、そのやり方を学ぶことができます。(前書きより)
この本には非常に実践的な教えが書かれています。原稿が書きかけのままで憂鬱な気分になっている教授から出てくる典型的な言い訳が、「書く時間が見つからない」というものです。しかし、講義の時間がみつからないと言い訳する教授はいません。予定された授業の時間がきたら、授業をするしかないからです。論文を書くのも全く同じで、何曜日の何時から何時までは論文を執筆する時間と決めて、その時間には他の予定は一切入れずに論文の執筆に専念するということを習慣化しなさいと説いています。科学者はプロのライターなのですから、講義の時間に必ず講義をするのと同様、書くと決めた時間に必ず書きなさいとシルヴィアさんは言います。
ちなみにポール・シルヴィアさんが自分で決めた執筆の時間帯は、平日の朝8時から10時までだそうです。朝起きたら、着替えもせずシャワーも浴びず、Eメールのチェックもせず、珈琲を淹れてすぐに机に向かうとのこと。
論文を書けない理由は実はまだまだあります。現実的なところでは、書く前にデータの解析をしなければいけないとか、論文を書き始める前に参考文献を読まなければいけない、などなど。しかし、大丈夫です。シルヴィアさんは、これらもみな「ライティング」とみなします。論文の書き方の本を読むことまでも「ライティング」に含めます。これでもう書かない理由はほとんど潰されてしまいました。
論文を書く環境が悪い、椅子の座り心地が良くない、机が悪いと言って悪あがきする人がいるかもしれません。そういう人達のために、シルヴィアさんはこの本の執筆に使った机と椅子の写真を見せています。インターネットがつながらない部屋、引き出しもない机、質素な椅子。ウインドウズOSすら載っていないPC,DOS上で動くワープロソフト。書くためにはそれで十分だったとシルヴィアさんは言います。
それでもまだ、書く気が起こらない、インスピレーションが湧いてこない、どうしても書けない(Writer’s block)という人がいます。そんな人たちへの最も効果的な処方箋がまさに「決めた時間に書くことの習慣化」なのです。
論文をたくさん書かなければいけない研究者のためのライフハックツールとでも言うべき本。
How to Write a Lot – Paul J Sylvia (http://exordio.qfb.umich.mx/archivos%20pdf%20de%20trabajo%20umsnh/Leer%20escribir%20PDF%202014/Escritura%202014/How%20to%20Write%20a%20Lot%20-%20Paul%20J%20Sylvia.pdf)(73ページPDFへのリンク)
Paul Silvia, PhD – How to Publish a Lot and Still Have a Life Pt 1 (1時間1分31秒)
Paul Silvia, PhD – How to Publish a Lot and Still Have a Life Pt 2 (44分46秒)
Paul Silvia, PhD – How to Publish a Lot and Still Have a Life Pt 3 (31分59秒)
Paul Silvia, PhD – How to Publish a Lot and Still Have a Life Pt 4 (1時間18分4秒)
講談社ブルーバックスのシリーズは1963年創刊で、今年2013年は50周年に当たります。この50年間になんと1800点を超える本が出版され たそうです。累計7000万部ということなので、平均すると一つの書籍は4万部弱。サイエンスを一般市民にというコンセプトで、その貢献度は計り知れない ものがあります。
以下のリストは1800には足りないので、不完全なリストです。