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科研費研究計画調書(申請書)の書き方:様式の項目ごとの実際的なポイント

科研費申請書の書き方には、厳然とした守るべき「作法」が存在すると同時に、審査委員を納得させることができるのならどう書いてもOKという「自由さ」とがあります。科研費になかなか採択されずにいる研究者は、とりあえず作法を守るために「型」にはまった書き方をマスターするのがいいと思います。

2025年度科研費の様式は、基盤研究(C)は(6)国際性が追加され、(3)にあった「着想に至った経緯」が(1)に移動するなど、少なからぬ変更がありました。そのため、何をどう書けばいいのか戸惑っている人も多いようです。

 

注意:以下は、自分(本ウェブサイト管理人)個人の考えであり、自分の過去の科研費採択経験(生物系の基礎研究、少額の研究種目)、同僚や先輩、その他の人たちの採択調書から学んだこと、さまざまな書籍の内容、ウェブ上の情報、大学で開催された科研費セミナーで聞いた内容、科研費の審査をしたことがあるという先生から聞いた話などを自分なりに総合的にまとめた結果です。書籍やセミナーの内容が自分の考えとは多少ズレると思ったこともありますので、ここにまとめたことが絶対正しいわけでも、全ての科研費応募者に当てはまるわけでもありません。書き方のヒントになれば幸いです。研究内容や書きかた次第で、それぞれのセクションの分量の割合は大きく変わってきます。全体としての整合性、一貫性があることが大事です。

 

1 研究目的、研究方法など

科研費研究計画調書の様式はちょっとずつ変更されてきました。今年度(2025年度科研費)は、また少し変更がありました。基盤研究(C)の場合、「1 研究目的、研究方法など」を4ページにわたって書くことになりますが、書くべき内容が指示されており、

本文には、
(1)本研究の学術的背景や本研究の着想に至った経緯、研究課題の核心をなす学術的「問い」、
(2)本研究の目的および学術的独自性と創造性、
(3)関連分野の研究動向と本研究の位置づけ、
(4)本研究で何をどのように、どこまで明らかにしようとするのか、
(5)本研究の目的を達成するための準備状況、
(6)本研究がどのような国際性(将来的に世界の研究をけん引する、協同を通じて世界の研究の発展に貢献する、我が国独自の研究としての高い価値を創出する等)を有するか
について具体的かつ明確に記述すること。

との指示が様式の上部にあります。新たに(6)国際性についての記述を求めているのが目を引きます。また、いままで(3)の中にあった「本研究の着想に至った経緯」が、(1)の中に移行しているのも要注意です。

(1)本研究の学術的背景や本研究の着想に至った経緯、研究課題の核心をなす学術的「問い」

さてこのセクションには何を書けばいいのでしょうか?「学術的背景」として何を書くかを考える際の手がかりがあります。それが、もう少し具体的な指示として、様式の真ん中の「留意事項①」に書いてある、

学術の潮流や新たな展開などどのような「学術的背景」の下でどのような「学術的『問い』」を設定したか、

という文言。これを解釈するに、学術的な問いが生まれた妥当性を書けばよいでしょう。審査の観点として、

学術的な意義や独自性、創造性など学術的重要性を評価する

と留意事項①に明確に説明されています。つまり、学術的問いの重要性の説明が求められているわけです。問うに値する面白い問いなのかどうか?ということです。そもそも学術的問いとは何なのか?研究目的とどう違うのかという点に関して、自分の研究テーマに沿って自分の考えをまとめておく必要があります。

申請書を具体的にどう書けばいいのかというと、通常の論文のイントロダクションの書き方が参考になります。まず「何」についての研究なのかを述べて、それに関して何がすでに「わかっていること」なのか、そして何がまだ「わかっていないこと」(=学術的な問い)なのか、なぜそのわかっていないことを知ることが重要なのかを書きます。そして、その「わかっていることとわかっていないことの間のギャップ」を「どうやって」自分が埋めるのか(=研究目的)、そのようなアプローチをどのように発想したのか(=着想に至った経緯)を書きます。

論文を書くときのノウハウで申請書の文章を書こうとしたときに、ここで少しやっかいな問題があることに気づきます。学術的な問いというのはその研究領域における大きめのクエスチョンであったほうがよいわけですが、自分のアプローチまで書いてしまうとそれはもうすこし具体的な「研究目的」になってしまい、研究目的を書くセクションはその次の「(2)本研究の目的および学術的独自性と創造性」になるという点です。話を具体的に絞り込んでからまた広げなおすと話が戻ってしまったことになり、流れが悪くなります。文章の流れとしては一方向に流れていてほしいわけです。前年度までは、「本研究の着想に至った経緯」は(3)のセクションにあったので、まだ書きやすかったように思いますが、「着想」、特に、研究アプローチ(方法論)に関する着想を(1)の中で書くとなると「研究目的」まで(1)で言及したほうが自然な流れが作りやすいかもしれません。

科研費は人文科学から理学、医学、工学など全く異なる研究領域を対象にするため、研究のスタイルは非常に多様です。しかし科研費の様式はすべての研究領域に対応して1つしか用意されていないので、応募者が自分の研究領域に合わせて、あるい程度柔軟に対応することは許容されると思います。ただし審査の観点は公開されているのでそれを外した書き方は不利になります。何をどう書いているのか意図が明確であれば自由に書いてよいのだと思いますが、例えば、

研究テーマのトピックの提示→わかっていること、わかってきたこと、最近の進展やブレークスルー→それでもまだわかっていないこと→それをわかる必要性、喫緊性→学術的問い→問いに答えるための自分なりのアプローチ(研究目的)の着想(=着想に至った経緯)

という順に書いていくのが一法でしょう。「本研究の着想に至った経緯」が(3)から(1)に移動したというのは実はかなり大きな変更点であり、「何の着想」なのかまで変わってしまった可能性があります。「研究目的を設定するに至った着想」なのか、「学術的な問いを設定するに至った着想」なのか、というあいまいさ、多義性があります。「本研究の着想に至った経緯」を書けという指示を、学術的な問いを設定するに至った経緯と解するのであれば、

研究テーマのトピックの提示→わかっていること、わかってきたこと、最近の進展やブレークスルー→それでもまだわかっていないこと→それをわかる必要性、喫緊性(=着想に至った経緯)→学術的問い

となります。学術的な問いと研究目的との関係をどうするかで書き方が変わってくるでしょう。抽象度ー具体性 という観点で、問い>>目的 とするか、問い>目的 とするか、 問い~目的 とするかは、研究内容によるでしょう。問い=仮説とするか、目的=仮説(の検証)とするかも、研究領域や研究内容によって自由度があるのではないかと思います。

研究者によって各セクションにどれくらい詳しくどれくらいの量を書くかは、異なるでしょう。異なっていてよいのだと思います。ただし大事なことは、書く意図を明確にすることです。応募者がどういう意図で申請書を構成したのかにまぎれがなければ、スタイルが多少違っても審査委員によっては読みやすいものになるはずです。

重要なことは、このセクションを書く目的は何かを意識することです。すべての文章にはその文章を書く目的があります。背景の文章を書く目的は、応募者が学術的問い(もしくは研究目的)を設定した理由を審査委員に納得させることです。

ここで大事なのは「客観性」であり、客観的であることとはすなわち、すべての主張に根拠(文献もしくは予備実験の実際のデータ)を示すことです。引用文献が多くなりすぎると文章が読みにくくなるということもあるので、適度なバランス感覚が要求されます。文献は他人の文献と自分の文献を適度に織り交ぜて書くのが理想です。自分の文献だけだと独りよがりな印象を与えますし、他人の文献だけだと業績が無い人かと思われます。何をどう書くかに関しては、昔の申請書の様式の指示も手掛かりになります。

① 研究の学術的背景(本研究に関連する国内・国外の研究動向及び位置づけ、応募者のこれまでの研究成果を踏まえ着想に至った経緯、これまでの研究成果を発展させる場合にはその内容等) (平成29年度科研費の基盤研究(C)の様式より 太字・下線強調は当サイト)

これを読むと明らかなのですが、科研費の基盤研究というものは、基本的には、応募者がこれまで行ってきた研究の積み重ねの上に、さらに発展的なテーマを設定することが当然のこととされています。現在の様式の指示からはこれらの文言が抜け落ちていますが、この考え方は基本的には生きています。だとすると、新規テーマで応募したい場合どうなるんだ?という声が聞こえてきそうですが、新規テーマだと採択されにくい恐れはあるが、絶対ダメというわけではもちろんないので、様式の自由度が上がるように改善されたのだと思います。

文献の引用の仕方として、(Daresore et al., 2000)と書くか、(Daresore et al.,, 2000, Journa Name)とするか、(Daresore et al.,, 2000, J Nam 1(2):345)などどこまで細かくするかは好みもあるでしょう。(Daresore et al., 2000; Hokano et al., 2001)など論文の区切りに使う記号は表記の中でユニークなものにするなどの細かな配慮も大事です。番号で引用してあとからリストを添えたり、自分の業績の場合には(業績1)などと書くのもありでしょう。ただ、リストの番号で引用した場合にいちいちそれを他のページに見に行って確認する読み手もあまりいないのではないかと思いますので、読む動作・視線の動きを妨げないのが一番だと自分は思います。その考え方にのっとれば、引用文献の位置は句読点の直前がベストです(Daresore et al., 2024)。

背景に書くべきことは、そのトピックに関する一般的な説明ではなく、あくまで設定する問いの妥当性を納得させるための材料に絞ります。背景の書き始めから「問い」までが読んでいて一直線で無駄がないという印象を与えることが大事で、話題がそれたり、戻ったりするのは、学術的意義の重要性を理解されにくくするので要注意です。論文を書くときにIntroductionを書く理由は、hypothesisを導くためですが、それと同様に考えればいいと思います。

「背景」と「関連する研究動向」との書き分けという問題にもなりますが、背景には関連はしていても問いを導き出すことに直接関連しないことは言及する必要はありません。そういったことは関連する研究動向のセクションに書けばよいでしょう。研究動向には、他の研究者がどんなアプローチで自分と同じゴールを目指しているのか、そんな中で自分のアプローチはどんな点で優位なのかを書けばいいのです。こう考えれば、背景と動向の書き分けに悩むことはなくなるはず。

背景もしくは研究目的のセクションには、仮説を示した模式図を置くのが良いでしょう。良いでしょうというよりも、置くべきと言いたいところです。「仮説を示した模式図」というのは、相当頭の中が整理されていないと描けませので、模式図を描きなおしているうちに頭の中が整理されてきますし、模式図が完成するとあとは模式図を説明する形で本文をスムーズに書き進むことができます。

  1. 仮説を書かない科研費申請書なんて…

さて、新たに場所が移動してきた「着想に至った経緯」はどう書けばいいの?という問題があります。なぜこれが(3)から(1)に移動されてきたのかを考える必要があるでしょう。自分が思うに、背景から問いを導く過程がすなわち着想なので、着想に至った経緯は本来、背景→問いの思考そのものであって、不可分です。別物として書く必要はないのではないかと思います。しかしそうはいってももともと(3)にあったものなので、以前の不採択調書の「着想に至った経緯」の部分をコピペして、(1)の背景と問いの間に入れ込んでいる人も多いことでしょう。実際、「背景」として客観的な内容を書き、次に「着想」として自分の業績やアイデアを中心に書き、両者から導きだされる「問い」を書くというスタイルも、おさまりがよいのでお勧めできます。とくに、このセクションの文章量が多くなるとどこに何が書いてあるのか読み手にもわかりにくくなりますし、読む労力も増えてストレスです。「背景」「着想」「問い」と3つのセクションに分ければ、読み手に優しい申請書になるでしょう。

【このセクションでよくある失敗例】、

  • トピックに関する教科書的説明(無駄な情報)をしている
  • 文章に、学術的問いへ向かう方向性がない。
  • 文章の流れとは無関係な”関連する”話題が、流れの途中に挿入されている。←ありがち
  • 自分の業績を引用していない(なければ仕方ないですが)
  • 自分の業績しか引用していない(問いの客観性が担保されない)
  • 学術的な問いが書いていない。書いてあったとしても、どの部分がそうなのかが読み手にわからない。

(2)本研究の目的および学術的独自性と創造性

このセクションをどう書くかも、自由度が高く人それぞれですが、どこに何をどう書いたのかという応募者の意図が明確に読み取れることが大事です。また、(1)のセクションから話がつながっていることも必要です。

研究目的

「目的」というのは日常語としては、将来の夢や願望、目標という意味もありますが、研究助成への応募書類における「研究目的」は、研究期間内で研究計画において「実際にやること・明らかにすること」を意味します。つまりやらないこと(将来的な願望)を含めてはいけません。時間があればやるとか、研究がうまくいけばもう少し先までやるなどと、あいまいなことを書いてもいけません。

研究目的は、学術的問いに答えるものになっているべきで、きちんとした対応関係がそこにないと不自然です。問いに答えるための実験系や方法論まで含めて具体性を増したものにします。

研究目的の中身は、学術的な問いに答えるためのアプローチを含みます。問いにどんなアプローチで取り組んで答えを出すのか、そのアプローチにはどんな独自性や創造性があるのかを書くことになります。

【研究目的を書くにあたってのよくある失敗事例は】

  1. 研究目的がそもそも書いていない
  2. 研究目的が学術的な問いに答えるものとして書かれていない
  3. 学術的な問いと研究目的の「抽象度ー具体度」の関係が逆になっている
  4. 研究目的(やること)に願望(できれば~したい)を書いている
  5. 「研究目的、研究の意義」を一文にまとめて書いているため目的が伝わりにくい。(例. ~することは、~の意義が大きい)

独自性

独自性 originalityは、他人にはないその人だけのものという意味です。科研費が不採択になる人の多くが、「~(研究目的)の研究は報告がないので独自性が高い。」と書いてしまいますが、この書き方は賢明ではありません。科研費は相対評価ですので他人の申請書と比べられて採否が判断されます。「~(研究目的)の研究は報告がないので独自性が高い。」という文は、他の申請書でもそのまま使える文言です。つまり審査委員に対して審査に有用な情報をなんら与えていません。情報量ゼロの文です。なぜ今まで論文報告がなかったのか?重要な課題だとみな思っていたのに適切なアプローチが見つからなかったから?技術的に不可能だったから?重要なのにその重要性が見落とされていたから?なにかしら理由があるはずで、その理由を書く必要があります。

独自性のアピール方法として、他人にはできないということをアピールすることも可能です。自分にしかない技術を使って初めて実現可能になるアプローチだからといった具合です。また、誰よりも早く自分がその重要性に気づいてこの分野を開拓してきたからと、過去の論文業績と絡めて独自性をアピールすることも可能でしょう。

【独自性を書くにあたってのよくある失敗事例】

  1. ~(研究目的)に関する論文報告はなく、本研究は独自性が高い と書いてしまう。論文報告がないことだけ言っても、なぜそれが独自性になるのか読み手には全くわかりません。

創造性

創造性に何を書けばいいのかは、多くの応募者が頭を悩ませるところです。通常の日本語の意味だと、創造性はcreativityのことであり、creativeといえばゼロから何かを作り出すという意味になります。しかし科研費の申請書においては「創造性」として書くべきことは、多少日常語とはズレているように自分は感じています。

  1. 科研費研究計画調書 創造性 何を書くべき?日本語の解釈

審査のポイントとして、

A.研究計画の内容に関する評定要素
(1)研究課題の学術的重要性
・学術的に見て、推進すべき重要な研究課題であるか。
・研究課題の核心をなす学術的「問い」は明確であり、学術的独自性や創造性が認められるか。
・研究計画の着想に至る経緯や、関連する国内外の研究動向と研究の位置づけは明確であるか。
・本研究課題の遂行によって、より広い学術、科学技術あるいは社会などへの波及効果が期待できるか。
https://www.jsps.go.jp/file/storage/kaken_01_03_shinsahyoutei_2024-1/r6hyoutei03_ja_bc.pdf

ということが言われていますので、「本研究課題の遂行によって、より広い学術、科学技術あるいは社会などへの波及効果が期待できる」ことを申請書のどこかでアピールする必要があることがわかります。しかし明示的なセクションはないため、書くとすれば、「創造性」を書く場所に書くことになろうかと思います。そこで、創造性の欄に、新たな価値を生み出すことができるという内容の説明をする人が多いようです。科研費の書き方を指南した書籍もそのような説明に終始しています。

【創造性に関する失敗事例】

  1. 創造性についての言及がない

(3)関連分野の研究動向と本研究の位置づけ

細かい話ですが、2025年度科研費から、様式の指示は、「関連する国内外の研究動向」が、「関連分野の研究動向」に変更されています。これは(6)国際性 の項目を新たに作ったことに伴う措置だと文科省の資料では説明されています。ただ(6)でアピールすることはすこし内容がずれるので、従来通り書けばよいでしょう。「背景」と「研究動向」をどう書き分ければいいのかというのも悩みのタネです。ほとんど同じことを繰り返してしまうのは印象を下げます。

実際のところ、「背景」と「研究動向」で書く内容がある程度重複するのはむしろ自然なことだと思います。内容は重複してもアピールしたいことが異なるので、文は当然異なったものになります。

何を書くべきかで考える必要があるのは、「関連分野の研究動向」という指示において、何に関連する研究の動向かという点です。「何に」というのは普通に考えれば、「学術的な問い」や「研究目的」に関連する研究動向ということになるはずです。「学術的な問い」と「研究目的」のどちらに寄せて書くかというのは、「学術的な問い」と「研究目的」をどう設定したかにもよるので、ケースバイケースでしょう。「研究目的」を非常に狭くとらえてそれに関する研究動向を書いてしまうと、研究の意義が理解されない恐れが強まります。なので、「学術的な問い」に関する研究動向を書いて、国内外の他の研究者がその問いにさまざまな方法でアプローチしているなかで、応募者はどのような独自性・優位性のあるアプローチをしているのかが明確になるように書けばいいと思います。

【研究動向と位置付けを書くにあたってのよくある失敗事例】

  1. 研究動向=論文であるべきなのに、論文の引用が全くない
  2. 他人の研究紹介は書いているが、本研究の位置づけに関する言及がない
  3. そもそも「何」に関係する研究動向なのかがあやふや。書くべきは、「学術的問いや研究目的」に関係する研究動向であるにもかかわらず、そうなっていなくてズレたトピックに関する研究動向を書いている。

(4)本研究で何をどのように、どこまで明らかにしようとするのか

このセクションは長ったらしいタイトルでわかりにくいかもしれませんが、以前の「計画・方法」という欄に対応した部分です。まだ科研費の様式に「研究業績」というページがあってそこは単に論文業績を羅列するだけだった当時(平成29年度の例)の様式がどうだったかというと、基盤研究(C)の場合は最初の2ページが「研究目的」で、

研究目的
本欄には、研究の全体構想及びその中での本研究の具体的な目的について、冒頭にその概要を簡潔にまとめて記述した上で、適宜文献を引用しつつ記述し、特に次の点については、焦点を絞り、具体的かつ明確に記述してください(記述に当たっては、「科学研究費助成事業における審査及び評価に関する規程」(公募要領81頁参照)を参考にしてください。)。
① 研究の学術的背景(本研究に関連する国内・国外の研究動向及び位置づけ、応募者のこれまでの研究成果を踏まえ着想に至った経緯、これまでの研究成果を発展させる場合にはその内容等)
② 研究期間内に何をどこまで明らかにしようとするのか
③ 当該分野における本研究の学術的な特色・独創的な点及び予想される結果と意義

つぎの2ページが「研究計画・方法」で、

研究計画・方法
本欄には、研究目的を達成するための具体的な研究計画・方法について、冒頭にその概要を簡潔にまとめて記述した上で、平成29年度の計画と平成30年度以降の計画に分けて、適宜文献を引用しつつ、焦点を絞り、具体的かつ明確に記述してください。ここでは、研究が当初計画どおりに進まない時の対応など、多方面からの検討状況について述べるとともに、研究計画を遂行するための研究体制について、研究分担者とともに行う研究計画である場合は、研究代表者、研究分担者の具体的な役割(図表を用いる等)、学術的観点からの研究組織の必要性・妥当性及び研究目的との関連性についても述べてください。
また、研究体制の全体像を明らかにするため、連携研究者及び研究協力者(海外共同研究者、科研費への応募資格を有しない企業の研究者、その他技術者や知財専門家等の研究支援を行う者、大学院生等(氏名、員数を記入することも可))の役割についても記述してください。
なお、研究期間の途中で異動や退職等により研究環境が大きく変わる場合は、研究実施場所の確保や研究実施方法等についても記述してください。

となっていました。「研究目的」(2ページ)と「研究計画・方法」(2ページ)が「研究目的、研究方法など」(4ページ)の一つに合わせられたわけです。この経緯を見れば、「(4)本研究で何をどのように、どこまで明らかにしようとするのか」が、「研究計画・方法」に対応することは明らかでしょう。

古い様式も今見返してみると申請書を書く上で示唆に富むことに気づきます。

指示がなくなった=書かなくてよくなったと考えるより、自由度を増やすために指示を減らしたと理解したほうがいいでしょう。つまり指示がなくなったことであっても、意識しておいたほうが良いのです。

さて、計画・方法は以前はまるまる2ページ書くようになっていたのですが、今は他との分量のバランスからそこまで多くの紙面を割かなくてもいいようになったと思います。採択された人の研究計画調書を見せてもらったことがありあすが、多くの場合1ページ程度(他の部分に何をどう書いたかとの兼ね合いにより、半ページ~2ページ弱の幅がある)で書いているようです。

抽象>具体 ということで言えば、

学術的問い>研究目的>研究計画・方法 という図式になります。

当たり前のことですが、「研究計画・方法」で書く内容は、「研究目的」と完全に対応している必要があります。研究目的を達成するうえで過不足がある計画を書いてしまうとまず採択されないでしょう。計画に書く課題が少なくてさみしいので余計な課題を付け足して整合性を失い不採択になるというのは典型的な失敗パターンです。

【研究計画・方法のセクションにありがちな失敗例】

  1. ~を解析する ~を比較する ~を分析する など一言でまとめていて、具体的にどうやって解析するのか、どうやって比較するのか(統計学的手法)、どうやって分析するのかが書かれていない。
  2. 研究目的との対応が不明
  3. 計画された課題が実施されても研究目的が達成されない(不足)
  4. 研究目的を達成するうえでやる必要がない課題を計画している(過分)
  5. ひと続きの文章で1ページ以上書かれていて、読む気がしない 課題ごとに項目をつくって、「読ませる」というより「見ればわかる」ようにしましょう。どこまで細かく読むかを読み手に任せるようなレイアウトに。
  6. 研究分担者の役割が書いていない

(5)本研究の目的を達成するための準備状況

このセクション「準備状況」とあとにでてくる「研究環境」とをどう書き分けるかで悩む人も多いようです。環境は必要な研究機器などであり、準備状況はそれらの研究機器がすでに稼働して予備データが出始めているといったことなんだろうと思います。予備実験データをここに書くのもありでしょう。ただし、予備実験データは研究計画欄のほうに書くというのも効果的です。

実際のところ、予備実験データは背景のところから出してもよくて、好みによると思います。できるだけ早くインパクトを示して読み手(審査委員)の興味をひきたければ、早い段階で出すことです。4ページめの最後など、そもそも審査委員はまともに読んでいないかもしれません(特に最初の部分が稚拙にしか書けていない申請書の場合)。

【準備状況で良くある失敗事例】

  1. 研究環境を書いている
  2. 素晴らしい予備実験データを、審査委員の頭の中で採否が決まった今ごろになって載せている(きちんと書かれた申請書ならここまで読んでもらえるでしょうが、最初のほうのページが稚拙だと準備状況まできちんと読んでもらえる保証はない)

(6)本研究がどのような国際性を有するか

このセクションは2025年度科研費からあらたに加わったもので、何を書けば正解なのかは誰も確かには知らないことだと思います(まだ採択された申請書というものが存在していないので)。そのため、日本学術振興会は親切にも様式の指示の中で具体例を挙げて示してくれています。

  • 将来的に世界の研究をけん引する
  • 協同を通じて世界の研究の発展に貢献する
  • 我が国独自の研究としての高い価値を創出する

などを書けばいいのだそうです。「将来的に世界の研究をけん引する」というのは、得られる研究成果を見た他の研究者がこぞって参入してくるので、その結果として、新しい学問の潮流がつくりだせて、自分がその最先端にいて世界の研究を牽引することになるのだと思います。

「協同を通じて世界の研究の発展に貢献する」というのは、得られる研究成果を見た他の研究者がこぞって共同研究を是非やりませんか?と声をかけてくるので、その結果として、協同して研究領域を発展させることになるのでしょう。

「我が国独自の研究としての高い価値を創出する」ということでもOKというのはなかなか興味深いと思いました。つまり、なんでもええんかい!と思ったのですが、これは日本人の起源とか、日本文学の研究、日本の戦後政治など、日本固有の問題に取り組む研究者を想定してのことなのかなと想像しています。

もっと詳しく知りたい人は、文科省のサイトに公開されている国際性の記述が導入された経緯の説明した資料お読みください。この「経緯」を読めば、(6)国際性をどう書けばよいかが自ずと明らかに浮かび上がってきます。つまり、「基盤研究」に統合される「国際共同研究加速基金」と「海外連携研究」の趣旨を、基盤研究の様式の中で受け継いだのが(6)国際性 の部分というわけです。このことを認識しているかどうかで、ピントの合った内容が書けるかどうかの勝敗が決まります。

第 1 2 期 研究費部会 における科研費 の 改 善 ・充実及び 今後の 議論の方向性について( 中間まとめ ) 令和6年 6 月 2 4 日 科学技術・学術審議会 学術分科会研究費部会

①国際的に波及効果が高い学術研究の推進
(科研費(基盤研究)における研究の国際化等)
コロナ禍後の国際研究交流の回復傾向や、「基盤研究種目群」における基金化の拡大状況等により、今後は、「国際共同研究加速基金」以外の研究種目においても、更なる研究活動の国際化が期待される。
既に基盤研究等の枠組みでも国際競争力のある研究は数多く行われているところ、上記の環境の変化を踏まえ、「国際共同研究加速基金」として別枠で助成する仕組みではなく、審査によりそうした研究を見出し、助成する仕組みが必要である。
また、我が国の研究力の相対的・長期的な低下が懸念される中、現在の物価高や為替安等の厳しい社会情勢も踏まえ、研究者が国際競争力のある研究に十分取り組めるよう、応募額を尊重した研究費配分が望まれる。
このため、本部会及び振興会の学術システム研究センターにおける議論を踏まえ、「国際共同研究加速基金」について、その機能を勘案しつつ可能なものは段階的に「基盤研究種目群」等に統合していくこととする。その際、「基盤研究(B)」との間で実質的な差異がなくなった「海外連携研究」については、令和7年度助成から公募を停止し、速やかに「基盤研究種目群」等に統合することとする。
また、令和7年度助成に係る公募から、「基盤研究(A)・(B)・(C)」において「研究課題の国際性」を新たに評定要素に加え、高く評価された研究課題については、研究費配分額の充実により国際競争力のある研究に挑戦できる環境を実現することとする。更に、若手研究者の参画を要件としていた「海外連携研究」の「基盤研究種目群」等への統合後においても、国際共同研究の助成を通じた若手研究者の育成に資するよう、「基盤研究(B)・(C)」において、研究課題の国際性」の評定要素で高く評価された研究課題であって若手研究者を研究代表者とするものを優先的に採択する枠組み(「国際・若手支援強化枠」)を設けることで、高い国際競争力を有する研究の量的拡大をも目指すこととする。https://www.mext.go.jp/content/20240624-mxt_gakjokik-000036755_1.pdf

上の資料を読んでいてちょっと驚いたのですが、国際性のアピールのセクションは実ははかなり大事みたいです。若手研究者で高い点数がついたものは優先的に採択すると言っています。若手、若手、と若手優遇政策が目につきますが、ついにここまで来たかの感があります。老兵去るのみですね。

しかし、国際性がない科学ってあるのか?と思いますので、今回の様式の変更は、改悪のような気がしています。自分と同じことを考えている人もきっと多いはず。

  1. 2025年度科研費申請書新様式(6)どのような国際性を有するか をどのように書けばいいのか?について

以上、各セクションの書き方をざっと見てきましたが、大事なことは指示を守るということです。つまり、このセクションにはこれを書けという指示がある以上、その指示を守る必要があります。学術的な問いが書いていない、もしくは、どの部分が問いか不明瞭というのは論外です。指示=評価ポイントなので、指示を守らない=得点が得られない=不採択にする格好の理由を審査委員に与える、ということです。また、一貫性があることも大事です。研究課題名と学術的問いと研究目的と研究計画・方法との間に一貫性がなくて、論点がブレていては採択はおぼつきません。

概要

さて4ページを書いたあとで、その内容を概要としてまとめて冒頭部分に書きます。概要から書き始める人がいるようですが、そうすると本文の要約になっていない代物ができあがってしまっていることに気づけない恐れがあります。本文に書いていない情報がなぜか概要に書いてあるというのは、典型的な失敗例です。

概要で第一印象が決まります。人間が初対面の人を判断するときにおそらくぱっと見の数秒でその人がどんな人かの判断を下すと思います。概要は「ぱっと見の数秒」で、ここで悪い印象を持たれると挽回するのは難しいでしょう。特に、日本語が変だったり、何が言いたいのかわからなかったり、論理的な流れが無かったりすると、審査委員の人は本文を真面目に読む気が失せるんじゃないでしょうか。

【概要でよくある失敗事例】

  1. 概要に本文よりも詳しい情報が書かれている(本文の要約になっていない)
  2. 概要を本文の一部として書いている
  3. 概要の1文1文につながりがない。
  4. 問題提起をせずに問題解決(=研究目的)を述べている
  5. 文章の流れに論理性がない
  6. 誤字脱字、日本語の文法的な間違いが存在する

 

2 応募者の研究遂行能力及び研究環境

さて、応募者の研究遂行能力及び研究環境を2ページにわたって書くわけですが、「及び」とあるからといって能力と「環境を1ページずつ書くものではありません。審査委員が特に知りたいのは能力のほうなので、能力に関して1.5ページ以上使って書いたほうがよいでしょう。まずは様式の指示を良く読みましょう。

応募者(研究代表者、研究分担者)の研究計画の実行可能性を示すため、(1)これまでの研究活動(主要な研究業績を含む)、(2)研究環境(研究遂行に必要な研究施設・設備・研究資料等を含む)について2頁以内で記述すること。
「(1)これまでの研究活動」の記述には、研究計画に関連した国際的な取組(国際共同研究の実施歴や海外機関での研究歴等)がある場合には必要に応じてその内容を含めること。また、研究活動を中断していた期間がある場合にはその説明などを含めてもよい。

研究分担者についても書く必要があります。特に異分野の研究者と組んで研究体制を構築しているのであれば、研究分担者の業績は重要です。同じラボの人を分担者に置いている場合には、研究代表者の業績のほうが重視されると思います。でなければ分担者が自分で代表者として応募しろよということになるからです。

昔はここは論文のリストを見せるだけだったのですが今は真っ白な2ページが与えられているだけで、何をどう書いても構いません。採択された人がどう書いているのかを見せてもらったことがありますが、典型的な書き方は、文章でこれまでの研究内容を説明し(自分の業績を引用しながら)、そのあとで業績リストを示すというパターンです。やはり業績リストはその人の業績が一目瞭然ですので、審査委員にとって審査しやすいはずです。文章しかないと、この人はファーストで書いた論文はいくつあるんだ?どんなジャーナルに出してるんだ?といちいち細かく読み解く必要があり、そんな面倒なことはやってられません。かといって業績リストだけだと、たとえ論文数が多くてもそれらが今回のこの研究提案とどう関連してるんだ?という疑問が解消できません。やはり文章+業績リストがベストでしょう。

業績が無いからといって余白が半ページもあったりすると、ああ本当に業績がないんだ、そして、応募の熱意もないんだと思われます。業績が少ないのなら少ない業績を丁寧に文章や図で説明したり、原著論文だけでなく学会発表その他なんでも書くようにして、絶対に余白を作らないようにしましょう。原著論文の積み上げがしっかりある人は、学会発表などを書く必要はないでしょう。

余白があるのに、学会発表も書いていないと、学会発表すらしていない人と思われます。余白があるのに、共著論文が書いていないと、共著論文すらない人と思われます。つまり、あることを書いていない=その業績がない と判断されるので、あることは書けるだけ書いて余白をなくすようにしておかないと、損な見られ方をします。

過去の科研費採択歴を書くべきかどうかで悩む人もいるかと思います。十分な実績のある研究者であれば、いちいち過去の科研費採択歴を書く必要は全くありません。そうでない場合は、「科研費採択→論文化」のサイクルがきちんと達成できている人なら、それをアピールするのは効果的です。前回の科研費の結果の論文化が間に合っていないのなら、科研費採択歴を書くと論文のアウトプットがないことを馬鹿正直に申告してマイナスの印象を与えるだけなので、書かないほうが無難でしょう。

【よくある失敗事例】

  1. 余白が大きすぎる
  2. 書けるネタがあるのに(学会発表など)書かずに余白を残している
  3. 研究計画と業績との関連性を説明していない

 

経費(ウェブ入力)

経費をどれくらい具体的に細かく書くかは人それぞれです。国内 学会発表 と書いても採択される人はされますし、第XX会日本〇〇学会年会(福岡)参加 など具体的に書けばベターだと思います。海外も同様です。学会の開催地がどの国のどの都市あkで航空運賃もかなり変わってきますので、おおざっぱに何十万円と書くだけだといい加減な印象を与えかねません。

経費の必要性を作文する部分も丁寧に書きましょう。大型の機器がすでに研究室や大学に備わっている場合には、これこれはすでに設置されていて、消耗品のみ必要なので経費に計上したといった記述をするのも良いことだと思います。研究計画の内容が具体的にリアルに想像できる書き方が好ましいでしょう。当たり前のことですが、研究計画の欄で必要になりそうな経費が計上されていなかったり、計画欄で全く言及のなかったものが経費として計上されているのは不自然ですので、全体として矛盾がないか再度確認しましょう。

科研費申請書の各セクションの書き方は、別に文科省や日本学術振興会が細かく教えてくれるわけではありません。様式の指示や留意事項を「読み解く」ことは応募者の責任です。実際には審査委員が審査するので、審査委員がどう思ってどう評価するかが全てです。しかし審査委員の考え方も多様ですので、どんな人が読んでも評価される書き方をしておく必要があります。

 

審査区分選び

各セクションの書き方のヒントになりそうなことをつらつらと書いてきましたが、実は申請書を書くまえに「審査区分」を選んでおく必要があります。というのも、専門家向けに書いて申請書を完成させてしまうと、もうより分野融合的な審査区分に変更できなくなるからです。自分のこれまで経験からすると、専門分野の審査区分の中にも採択されやすいユルイところと激戦区なところとがあります。そういう競争の激しい激戦区となっている専門分野の審査区分と比較すると、分野融合的な審査区分あるいはより一般的な学問領域の審査区分のほうが、容易に採択されやすい傾向があるような気がします(肌感覚)。そういう審査区分は、応募者のバックグラウンドもバラバラで審査委員のバックグラウンドもバラバラですので、かなり一般読者向けの言葉遣いで申請書を書く必要があるわけです。オーラルのプレゼンを準備するときにまず聴衆がどんな人たちなのかを知ることが大事といわれるのと全く同じで、申請書の準備をするときには審査委員がどんな人たちなのかを知ることが大事です。多くの人が軽視して不採択をくらっていることですが、読み手が定まらないうちに書き始めてはならないのです。

  1. 科研費に採択される人と不採択になる人の違い

【よくある失敗事例】

  1. 自分の所属分野(プライド)にこだわって審査区分を選んでおり、テーマとのマッチングで選んでいない
  2. もっと容易に採択される可能性がある審査区分があることに気づいていない(KAKENデータベースを研究内容のキーワードで検索すれば、複数見つかることがあります)

書く順番

多くの人は概要から書き始めたり、様式の順番通りに背景から書いているのではないでしょうか。様式の6ページの空白を最初から埋めていく書き方が、一番お勧めできない方法です。申請書で重要なのは一貫性や整合性なので、まず最初に書くべきは、申請書全体の骨子、アウトラインだと思います。

  1. 本研究で知りたいこと、すなわち学術的な問いを1文、1~2行で書きだす。
  2. 学術的な問いに答えるための本研究のアプローチ、すなわち研究目的を1~2文、2~3行で書く。
  3. 研究目的を達成するのに必要な小実験課題の項目名を3つ程度書きだす(研究計画の骨子)

以上が、申請書の背骨に相当する部分です。それができたら、手足か肋骨かわかりませんが、周辺部分に関係するところの骨格を書きだします。

  1. 背景から問いに至る論理的な粗筋をいくつかの文で簡単に書きだす。
  2. 学術的な問いに関連する研究動向を示すような、複数の論文を列挙し、それらのアプローチの限界点を書きだす。それらに対して、自分のアプローチの利点を書きだす。
  3. 自分のアプローチの独自性、創造性をそれぞれ1行ずつで書きだす。
  4. 研究がうまくいった場合の発展性や意義を1行で書きだす。
  5. 仮説を示す模式図を作る。図の中で、既知のこと未知のこと(本研究で知りたいこと)、検証したい部分に対応する小実験課題を決める。

このように本文を肉付けする前に、骨格となる部分を簡潔な文で書いてみることをお勧めします。ここまでしてから本文を書けば、申請書全体の骨格がブレる心配がなくなります。

 

大事なこと

科研費申請書の様式は、すべての学問分野に共通です。人文科学からコンピュータサイエンス、臨床研究、素粒子論、遺伝学、なんでもです。学問分野によっていろいろしきたりや作法が違うので、本来は一つの様式で事足りるとは思えないのですが、個別に様式をつくるわけにもいかないので一つで済ませているわけです。ですから、様式の指示の解釈は複数通りありえます。同じ研究領域でも、何をどのセクションにどれくらいの分量で書くかは、研究者の常識と良識に任されている部分があります。ですから、明確な意図をもって、ここにこれを書いたということが審査委員に伝われば、様式の解釈の正しさに必要以上にこだわる必要はないのではないかと思います。実際、何冊も出版されている科研費の教科書を読み比べても、どのセクションに何を書くべきかは必ずしも一致していません。科研費セミナーを聞いていても、セミナー講師が自分が解釈したことを話しているだけで、それに万人が賛成しているわけでもありません。JSPSや文科省の科研費担当部署に訊いても、何も教えてくれません。つまり、様式の指示は、「研究者の常識」に基づいて解釈して書けばよいのだと思います。

 

その他の注意事項

科研費の様式の指示や留意事項は、審査の評点と対応しています。日本学術振興会のウェブサイトには、審査における評定基準等 や 審査の手引 が公開されていますので、これらを読んでおけば、様式の指示を守ることの重要性がより一層感じられるはずです。

第三者に読んでもらうことの重要性(必須!)

かなり丁寧に科研費の書き方の説明をしたつもりですが、こういったノウハウを自分の申請書に日本語の文章として落とし込めない人が実際にはほとんどでしょう。そういう場合は、第三者に読んでもらうことを強く、強くお勧めいたします。大学内にそういう支援をしてくれる人がいない場合は、商用サービスを利用するのも手だと思います。

  1. ココナラ(科研費に特化した添削サービスを提供している個人)

研究内容を知りすぎているラボの同僚よりも、研究のことは何もわからない素人だが日本語力(論理的思考能力)だけはある配偶者やラボの秘書などのほうが的確な指摘をしてくれる可能性もあります。

  1. 科研費申請書の書き方の教科書 厳選5冊を解説【書籍レビュー】

科研費を書く際の態度や考え方に関する話を知りたい人は、以下の記事も参考に。

  1. 採択される科研費申請書の書き方22のヒント

 

国語力に自信がない方へ

科研費計画調書は日本語で書くので、日本語に自信がないというのは致命的です。とくに、接続語の使い方が怪しい人、具体的に書けない人、逆に、抽象化した記述が苦手な人、論理的に書けない人、メリハリのある日本語の文章が書けない人、そういう人たちは小学校からやり直したほうがいいです。小学校の国語から勉強しなおすのに最適な参考書がコレ。

親必読!難関中学への合格者続出! 「本当の国語力」が驚くほど伸びる本: 偏差値20アップは当たり前! 2009/7/18 福嶋 隆史(アマゾン)

いい歳した大人が小学校の国語の勉強からやりなすなんて、プライドが許さない?そんな大人の人向けに、内容は基本的に同じですが大人が読んでいて恥ずかしくないように装いを新たにしたバージョンもあります。

言葉を自在に操るための論理思考トレーニング 考えていることが正しく伝わる、シンプルで確実な方法 「ビジネスマンの国語力」が身につく本 2010/12/11 福嶋隆史 (アマゾン)

上の本は文字数は少なくて1時間弱で読めますので、科研費申請書が書けず煮詰まったときに読むと、劇的な効果があります。なぜ自分が書いた申請書が読みにくかったのかがハッキリと説明できるレベルで理解できるようになるでしょう。

科研費が採択されない人の特徴

毎年、科研費に応募しているのに全然採択されないという「科研費が採択されない人の特徴」とはどのようなものでしょうか?

一回も採択されたことがない若手と、以前は採択されていたのに最近はサッパリというベテラン研究者で原因が異なると思います。そこで「若手」と「ベテラン」それぞれについて考えてみます。

採択未経験の若手研究者が科研費を採択されない理由

「若手」で採択未経験の人が不採択の泥沼に陥る理由の一つが、「無知」です。

どういう研究テーマや研究デザインが科研費で採択されるのかを知らない。

科研費の様式の指示や留意事項を無視してはいけないことを知らない。

自分が書いた日本語が全然日本語になっていない(つまり自分には国語力がない)ことを知らない。

採択される研究計画調書がどのようなものかを知らない(見たことがない)。

自分には業績がないから科研費に採択されるなんて無理と思う謙虚な人もいるかもしれません。しかし「若手研究」は博士号をとりたてほやほやの人もたくさん応募しており、誰かが採択されています。博士とりたてだと、せいぜい博士論文一報しか原著論文がないということは普通にあります。業績がないからと諦めるのは早いのです。

不採択が続く若手研究者が不採択沼に陥るもう一つの理由、「持たざること」です。

採択されるコツを教えてくれる先輩や先生が身近に存在しない。

科研費採択のための教科書(市販されている書籍)を持っていない。

持ってない人はまず買いましょう。

  1. 科研費申請書の書き方の教科書 厳選5冊(別記事にとびます)

科研費の教科書を持っていても、読んで内容を理解してそれを自分の申請書に落とし込むことができていないというケースがあります。指導者がいないとどうしようもないですね。

東大をはじめとする旧帝大などの研究大学でアクティビティが高いラボであれば、科研費に採択されるのが当たりまえの人たちが多いので、そういう人の採択調書を見せてもらったりアドバイスを受ければなんてことないのですが、自分のラボも周りのラボもそのレベルの人がいない場合は、孤独に書いて出して落ち続けている人が多いのだろうなと思います。

周りに科研費申請書の書き方を指導してくれる人がいない人は、元大学教員、元研究支援職員などが提供している個人サービスが利用できます。

ココナラで科研費チェックを依頼する(Coconalaサイトにとびます)

個人のスキルが売買されている上記サイト「ココナラ」で、”科研費 研究計画調書 チェック”などのキーワードで検索すると、科研費申請書をチェックして添削しブラッシュアップしてくれるようなサービス提供者(個人)が見つかります。令和5年度の応募件数は約89000件です。ココナラで科研費に特化した添削サービスを提供している個人はざっと数えて30名程度のようです。科研費はシーズンがありますので、締め切り前の1~2か月は多分依頼が殺到して捌ききれないんじゃないかと思うので、早く動いたもの勝ちでしょうね。

 

以前は採択されていたベテラン研究者が最近は科研費がサッパリ採択されなくなった理由

ベテラン研究者が科研費を獲れなくなった一番大きい理由は、科研費制度の進化と競争の激化、つまり「変化」についていけていないからでしょう。

科研費の制度や申請書の様式はかなり変化しました。改善されてきたというべきでしょうか。2018年には審査区分の「細目」が「小区分」となり数が激減しました。これにより自分の「居場所」(必ず採択されていた審査区分)を失った人もいるはずです。

時代の流れに取り残されているというのも理由だと思います。つまり、科研費申請書の書き方が複数刊行され若い人ほどそういった書籍をよく読んでソツのない見栄えの良い申請書を仕上げてきます。それに対して、過去の栄光にとらわれているベテラン研究者は「科研費申請書はこう書けばいいんだ」という思い込みから脱却できなくて、いつまでも古臭いスタイルの申請書を書いているため、見栄えという点でも大きく見劣りしている可能性があります。

ベテランの年齢になって大学での雑務が増えて研究に割ける時間が減り、科研費の申請書作成に注力する時間が十分とれなくなったからということも考えられます。

人間は年を取ると頭が固くなり考え方が硬直するので、一度自分がそういう状態に陥っていないかを第三者に見てもらったほうがいいのではないでしょうか。まあ大学教員はみなプライドが高いので、いい歳してなかなか他人にアドバイスを求めたりはできないものです。それこそが不採択が続く理由なんですが。

ココナラで科研費研究計画調書をチェックしますというサービスを提供している個人の経歴を見ると元科研費審査委員・元大学教授というかなりシニアレベルの方もいらっしゃるようなので、そいう科研費採択のコツを熟知した人に今さらながらでも指導を仰ぐというのがいいのではないでしょうか。

 

以上、科研費が採択されていない研究者の特徴をまとめると、「無知、情報弱者」の場合と、時代の変化についていくための「自分のバージョンアップができていない」場合の2つがあるのではないかと思います。

ここまで科研費申請書作成のノウハウがネット上に氾濫していて、書籍もいくつも出版されているのにつたない申請書しか書けない人は、第三者に助言を求めたほうが早いです。

  1. ジーラント株式会社(代表取締役 児島 将康科研費費申請書の添削サービス(個人向け) 科研費獲得総合プラン(研究機関向け)
  2. ココナラ(科研費に特化した添削サービスを提供している個人)

 

科研費が採択されない人の特徴:一般論

若手、ベテラン問わず、もう少し一般的な話に広げてみたいと思います。科研費への応募というよりも、人間対人間のコミュニケーションというところまで広げて考えると普遍的な原理が見えてきます。

例えば、女性の気持ちがわかる男性はモテるのと同じで、審査委員の気持ちがわかる応募者は採択されやすいのではないかと思います。大学教員の公募に応募する場合に、大学側・採用側の本音が理解できているほど、それにピッタリの応募書類が書けるというのも同じでしょう。要するに、「相手が望むものを与えてあげられる人が、自分が望む結果を得られる」ということですね。

イエスの教え「己の欲する所を人に施せ」(自分がしてもらいたいように、人にもしなさい)(新約聖書 マタイ伝・七)というものがありますが、自分がしてもらいたいことと、相手がしてもらいたいと思っていることとはたいていの場合異なりますので、この教えは人生であまり役立ちません。あくまで、相手が何を望んでいるのかを理解することが大事。話がちょっとズレました。さて、と。

審査委員は専門家なんだから、これくらい専門的な内容を理解できないわけないよなみたいな態度で研究計画調書を書いたときに、それを読まされる側はどう思うのか?そもそも誰がそれを読むことになるのか、あなた(応募者)はわかってるの?という話もあります。今年の審査委員が誰かはわかりませんが、過去にその審査区分を誰が審査していたのかの情報は科研費のサイトで公開されています。もちろん審査委員になっている人は研究者としてはそれなりの人ばかりです。しかしだからといって、応募書類全部を短時間で読んで隅々まで完全に理解できるかというとそれはありえないでしょう。自分がやったこともない実験手法の細かいことが書いてあってもピンとこないはずです。研究の興味が同じだとしても、自分がやっていないアプローチを書かれたらそのアプローチのロジックが完全にわかるとも限りません。ましてや初めて聞いた研究トピックだった場合、そもそもなぜそれが面白い研究なの?というところからのスタートになります。「俺の研究の面白さがわからないなんて審査委員はレベルが低いぜ」などと内心どこかしらで思っているような傲慢な人間には、決して「採択」は近づいてこないでしょう。業績で相手をぶん殴るような申請書は、もはや相手にされません。いくら業績アピールしても、読みにくくて理解されないものが採択されることはないでしょう。何しろ、わかりやすく書くことに関しては、申請書のレベルは昔よりもかなり上がっているのですから。

結論として、不採択が続く人には、「相手の望むことを理解できず、独りよがりな申請書を書いていることに自分で気づけていない」という特徴があるといえます。無知ゆえか、傲慢ゆえか、いずれにせよそうなっているのでしょう。

まあ、科研費の申請書の個々の書き方以前の話ですね。

さて、多くの人は、採択の常連さんと不採択続きの人の間、つまり採択されたり落としたりとボーダーラインを越えたり越えなかったりという辺りに位置しているのではないでしょうか。そういう人たちは、行き当たりばったりに書いてあとは運に任せているだけで、確固たるノウハウが身についていないのだと思います。

  1. 採択される科研費申請書の書き方22のヒント(別記事)

2023年9月27日(水)学振の選考結果が発表される:令和6(2024)年度採用分特別研究員(PD、DC2、DC1)の第一次選考結果について

2023年9月29日(金)海外学振の発表

2日遅れで海外学振の発表があったようです。下のツイートが一番早いみたいなので14時前に出ていたんですね。

海外学振の評定要素

海外学振の採択される申請書の書き方

この体験談は一読の価値があります。海外学振に限らず科研費もそうですし、多分DC1,DC2,PDも同様だと思います。

1)資金があれば目標が達成できる(「できそう」ではない)、2)目標達成のための準備が整っている、の2点が大きなポイント

自分の場合、3つの研究内容を書いたが、それぞれに対して既に実験基盤が整っていることを示したり、予備データが豊富にあることを示し、派遣先との融合研究さえあれば、目標達成できるという風にした。実際ラボのビッグボスからも予備データを貯めましょうと言われていた。実際、ビッグボスの申請書を見ても、半分以上予備データの話なのではないかと思うくらい下地が整っていることがわかる。

5度目の挑戦で採択された海外学振 KPN KPN 2023年9月30日 22:24 note.com)

学振DC1,DC2,PDの採否発表

2023年9月27日(水)14:00に学振DC1, DC2, PDの選考結果が発表されました。二次採用内定候補の発表もあったようです(最終結果は、1月頃)。海外学振の発表はまた別みたいですね。

ツイッターを見ていると悲喜こもごもです。

学振採択者生存者バイアス

「学振落ちたけどおじさん」たち

学振落ちたけど研究者として生き残っている人もいるそうです。

「現在の若手研究者をめぐる状況への無理解」と聞くと、東北大学副学長の言葉「優秀な若手男性がポストに恵まれないことは周囲を見ていて無いと思います。」を思い出してしまいます。DC1やDC2やPDがとれても、研究者への道がいばらの道であることには変わりません。

 

学振不採択だった人へのメッセージ

学振DC1/DC2に落ちたら考えるべきこと【博士課程】 もろぴー有機化学・研究ちゃんねる チャンネル登録者数 3.24万人

学振不採択者の気持ち

学振不採択でも研究者を目指す人へのメッセージ

今回は学振不採択でも次回再度応募予定の人へのメッセージ

多くの学生が誤解していることとして、学振DCが「博士課程の給付奨学金」のようなものだと思っているという点が挙げられます。(ふたたび)学振にチャレンジするときに 読んでほしいアドバイス 下地理則(九州大学人文科学研究院准教授) 2023年9月28日 17:32 note.com)

学振採択が研究者として生き残るための必要条件でも十分条件でもないことについて

学振以外の助成の機会

学振落ちをアカデミアを見切る機会と捉えるかどうかについて

キャリアに対するひとつの考え方

求められている場所で出来ることをやれば生きていけるというのは真理だと思います。

  1. 【研究者の適性】自分が研究に向いている人か生き残れるかを占う30の質問

2023年9月27日(水)14:00

学振の採択率

学振発表当日、発表前のソワソワ

発表前

日本学術振興会のウェブサイトにある、「令和6(2024)年度採用分特別研究員(DC1・DC2・PD)の募集から採用までのスケジュール」を見ると、二段階目の書面審査が実施される時期が「2023年8月~9月頃」で、第一次選考結果開示が「2023年10月上旬頃まで」となっています。ちなみに二次選考内定候補者がそのあとに決められて、第二次選考結果が開示されるのが2024年1月上旬頃までとされています。

最近の発表日がいつだったか確認してみますと、

令和5(2023)年度採用分特別研究員(PD、DC2、DC1)の第一次選考結果について
2022年9月28日
令和5(2023)年度採用分特別研究員(PD、DC2、DC1)の第一次選考の結果を令和4(2022)年9月28日付けで電子申請システムにて開示しました。

2022年9月28日曜日。

令和4年度(2022年度)採用分特別研究員(PD、DC2、DC1)の第一次選考結果について2021年9月27日
令和4年度(2022年度)採用分特別研究員(PD、DC2、DC1)の第一次選考の結果を令和3年9月27日付けで電子申請システムにて開示しました。

2021年9月27日曜日。

令和3年度(2021年度)採用分特別研究員(PD、DC2、DC1)の第一次選考結果について2020年9月25日
令和3年度(2021年度)採用分特別研究員(PD、DC2、DC1)の第一次選考の結果を令和2年9月25日付けで電子申請システムにて開示しました。

2020年9月25日曜日。

これだとあまり法則性が見いだせませんが、巷での予測はというと:

なんでわかんねん?って思いますが、教科書を書かれている方には裏情報ネットワークがあるのかそれとも超能力でしょうか。

  1. 大上 雅史学振申請書の書き方とコツ 改訂第2版 DC/PD獲得を目指す若者へ(講談社)

 

学振の内定通知日は予告したほうがよいと思う

科研費の内定通知日がはっきりしないのもそうですが、学振もまったく同じで、発表がいつなのかとソワソワして仕事が手につかなくなる人が多いんじゃないでしょうか。研究者の能率を下げないためにも、学振の内定通知日は予告したほうがよいと思います。

申請書作成のノウハウに関する情報格差についての雑感

匿名掲示板などでは、学振はメジャーな大学、メジャーなラボのほうが(ボスのコネのおかげで)採択されやすいんじゃないかという書き込みを見かけたことがありますが、自分は科研費や学振はフェアに審査されているという印象を持っています。研究が盛んでない大学や研究のアクティビティが低い研究室の学生は、申請書を書くノウハウがラボに存在していなくて圧倒的に不利なだけでしょう。申請書以前の話として、日本語を正しく書けない大学院生も結構たくさんいます(自分も修士論文を口語体で書いてしまって全部直された経験がある)。正確で分かりやすい科学的な文章が書けていない人は、まず日本語を徹底的に鍛えたほうが早道かもしれません(お勧めはコレ↓だが、真面目に課題をやるとかなりヘビー、しかし得るものが大きい)。

  1. 林 健一『こうすれば医学情報が伝わる !! わかりやすい文章の書き方ガイド』(ライフサイエンス出版株式会社)

幸い最近は申請書の書き方に関する書籍もありますしYOUTUBEで情報を発信している人、ネットに採択された申請書を公開している人もいて、ノウハウはそこらじゅうに転がっています。それを取りにいってちゃんと理解して、そのノウハウを自分の申請書に落とし込めるかどうかです。実際のところ教科書に書いてあることを、「自分ごと」として気付いて自分の申請書を修正する能力というのは決して当たり前のものではありません。そこがつながらないひとは結構多いようです。

そうなると科研費や学振に採択された先輩がたくさんいるラボに所属していて、面倒見のよい先輩や先生に申請書の添削をしてもらえる大学院生のほうが圧倒的に採択される可能性が高くなるのは当然のことです。

また、申請書を書きなれた人であっても自分で書いた文章のアラは自分では気づけないものです。自分の周りに申請書を読んでくれる人がいない場合は、

  1. 書いた申請書をしばらく寝かせて自分で内容を忘れた頃に読み返してみる。
  2. 紙に印刷して読み返してみる。その際、フォントをいろいろ変えて印刷するとさらに効果的。
  3. 自分で声に出して読み返してみる。

といった方法がお勧めです。音読は本当にお勧め。

お気に入りのAI音声に読み上げてもらうのもいいかも。

  1. https://coefont.cloud/coefonts

上のサイトは無料の利用だと音声をほぼ選べないみたいですが、面白いサイトだと思いました。お金を払えば、自分の読ませたい文章を好みの声で読み上げてもらえます。

 

学振申請応援YOUTUBE動画

ワークショップ「より良い学振申請書(DC1/DC2)を作ろう」(2022年4月10日実施) 東京大学 吉田塁 研究室 チャンネル登録者数 2850人

 

採用者にインタビュー~苦労人が得た学振の極意~【学振“必勝”講座・2023;其の肆】 水族館マスター · クラゲさんラボ (Dr. クラゲさん) チャンネル登録者数 2540人

 

【博士課程の前に】やっておくべき3つのこと【最後が一番重要かも】 Osaki / ゴキと大学院生の生態log チャンネル登録者数 3550人

  1. 【学振】オーサキのリアルな申請書作成を公開【与えられた時間はたった2週間】

学振の最近の大きな制度変更について

令和4年度の学振から面接審査が廃止され、令和5年度の学振からは二段階の書面審査になったそうです。また審査が二段階になったため、選考結果の発表も二段階、つまり2回の時期に分かれたそうです。

第一段階の書面審査では、これまで通り6名の審査委員が書面審査を対象区分内の申請者全員を対象に行います。その後、第一段階の審査で「ボーダーゾーン」となった申請を対象に、第二段階の審査が行われます。この際、審査者は第一段階審査と同じ6名の審査員になります。

選考結果の通知も2回に分けてされます。第一段階で高評価を得た申請者に対しては早い段階で通知が行われ、その後第二段階で採用された申請者に対して通知が行われるということです。

学振あれこれ:2023年(令和5年度)採用分の変更点およびアドバイス  アカリク公式note 2022年3月15日 15:04)

令和6(2024)年度採用分特別研究員(PD、DC2、DC1)の第一次選考結果について

2023年2月28日(火)14:00科研費の採択・不採択が通知される

2023年2月28日(火)14:00ちょうどに、令和5年度(2023年度)の科研費の採否の通知がありました。結局、JSPSのいう「2月下旬」は、今年も去年同様に「28日14:00」だったんですね。科研費の採択・不採択を報告するツイートが大量に流れていましたが、いくつかピックアップして紹介します(勝手に紹介してすみません)。

研究者にとって科研費とは

 

1年に一度の科研費祭り

SNSにおける科研費採択者バイアス

科研費申請書をわかりやすい言葉で書かないといけない理由

科研費で不採択になるショック(個人差あり)

科研費の予算規模

時代の変化

挑戦的研究(萌芽)の採否通知日について

事前審査ですでに不採択になった人への通知は今日だったようです。

出す審査区分で変わりうる科研費の採否

科研費採否発表が研究者に与えるストレスの大きさについて

科研費が不採択だったあなたにChatGPTが伝えたいこと

 

 

え、これ読まずに科研費出していたの?

科研費を採択されたことが一度もなくて、お手本になるような申請書を見たこともない人であれば、これまでにこの手の教科書を一読することをお勧めします。言葉遣いなどの例が豊富なので、採択される申請書がどのようなものかイメージが涌くはず。

関連記事 ⇒ 科研費に採択されるための教科書と副読本、厳選4冊

 

2023年2月28日(火)14:00

科研費採択通知の日時の予測

昨年は、2月28日(月)14時に科研費の採択の通知がありました。今年は2月末日の28日(火)か、それとも土日明けで、最後の月曜日にあたる27日か、いつなのでしょう。いちおう昨年と同じと仮定してカウントダウンtimerをつくりました。今年も28日(火)14:00でした。

科研費採択通知を待つ研究者の気持ち

科研費審査制度に関する要望

 

科研費採択通知まであと何日?

  1. カウントダウンタイマー(https://countdown.reportitle.com/

 

科研費採択・不採択通知を誰よりも早く知る方法

通知はJSPS科研費電子申請システム(https://www-shinsei.jsps.go.jp/kaken/index.html)上で行われます。自分が応募した場合には、システムにアクセスすればウェブ上で直ちに確認できます。

「審査結果閲覧」をクリックすると、「審査結果通知メニュー」という画面が現れて、そこで採否の確認ができます。2月26日(日)夜8時現在では、「現在、審査結果を開示している研究課題はありません。」というメッセージしか出ていませんでした。JSPSからの通知が27日(月)なのか、去年同様28日(火)なのか、誰にもわかりません。

関連記事⇒研究者の一番長い日:2022年2月28日(月)14:00 令和4年度科研費 審査結果開示

科研費の発表を待つ研究者の心境

凡才博士@hakase_life·2分今日は科研費の採択結果の発表日では無かったですね!皆さんドキドキさせてすみませんでした

過去の科研費採択通知の日の状況

科研費関連記事

令和5年度 学術変革領域研究(A)(公募研究)を募集する領域一覧

2022年8月1日に令和5年度(2023年度)科研費のうち、若手研究、基盤研究(C)その他の研究種目の公募が開始となりました。科研費の季節が到来し、応募書類作成に取り掛かっている人が多いことと思います。基盤研究等はいわゆるボトムアップ型の研究助成で、研究者個人の自由な発想に委ねられていますが、それに対して、テーマがある程度絞られたトップダウン型助成もあります。科研費の場合は、学術変革領域研究(旧、新学術領域研究)がまさにトップダウンの助成になります。

さて、その学術変革領域研究(A)(公募研究)も公募が始まっています。

  1. 令和5(2023)年度 科学研究費助成事業 公募要領 学術変革領域研究(A)(公募研究)、新学術領域研究(終了研究領域)令和4(2022)年8月1日文部科学省(総ページ数178ページのPDF)

どんな研究領域で公募があるのでしょうか、公募要領を覗いてみたいと思います。

学術変革領域研究の公募スケジュール

学術変革領域研究(A)(公募研究)の公募期間は、令和4年8月1日~令和4年10月5日です。この締切日は大学が文科省に送信する送信期限なので、大学内の締切りはそれより何日も早いはずです。審査結果通知時期は、令和5年2月下旬。(参照PDF page 4)

学術変革領域研究(A)(公募研究)の対象となる領域

令和2(2020)年度及び令和4(2022)年度に開始された33研究領域の公募研究が、応募できる対象になります。(参照 PDF page 23)

学術変革領域研究(A)のうち「公募研究」を募集する研究領域一覧(33研究領域)

  1. 生涯学の創出-超高齢社会における発達・加齢観の刷新 生涯学 https://www.lifelong-sci.jinkan.kyoto-u.ac.jp/ 
  2. 土器を掘る:22世紀型考古資料学の構築と社会実装をめざした技術開発型研究 土器を掘る http://www.fhss.kumamoto-u.ac.jp/archaeology/earthenware/
  3. 中国文明起源解明の新・考古学イニシアティブ 中国文明起源 http://www.chugokubunmei.jp/
  4. イスラーム的コネクティビティにみる信頼構築:世界の分断をのりこえる戦略知の創造 イスラーム信頼学 https://connectivity.aa-ken.jp/
  5. 貧困学の確立:分断を超えて 子どもの貧困学 https://poverty-research.jp/
  6. 動的エキシトンの学理構築と機能開拓 動的エキシトン https://dynamic-exciton.jp
  7. 次世代アストロケミストリー:素過程理解に基づく学理の再構築 次世代星間化学 https://www.next-astrochem.com/
  8. ダークマターの正体は何か?- 広大なディスカバリースペースの網羅的研究 ダークマター https://member.ipmu.jp/DarkMatter/
  9. 高密度共役の科学:電子共役概念の変革と電子物性をつなぐ 高密度共役 https://x-con.jp/
  10. マテリアルシンバイオシスための生命物理化学 物質共生 https://material-symbiosis.jp
  11. 超秩序構造が創造する物性科学 超秩序構造科学 http:// www.hyperordered.org
  12. 散乱・揺らぎ場の包括的理解と透視の科学 散乱透視学 https://www.org.kobe-u.ac.jp/scattering_clairvoyance/
  13. データ記述科学の創出と諸分野への横断的展開 データ記述科学 https://data-descriptive-science.org/
  14. 「学習物理学」の創成-機械学習と物理学の融合新領域による基礎物理学の変革 学習物理 https://mlphys.scphys.kyoto-u.ac.jp/
  15. 3 生体反応の集積・予知・創出を基盤としたシステム生物合成科学 予知生合成科学 https://bio-4cast.skr.jp/
  16. 光の螺旋性が拓くキラル物質科学の変革 キラル光物質科学 http://light-chiral-materials-science.jp/
  17. 超セラミックス:分子が拓く無機材料のフロンティア 超セラミックス https://supraceramics.jp/
  18. CO環境の生命惑星化学 CO world https://co-world.jp/
  19. グリアデコーディング:脳-身体連関を規定するグリア情報の読み出しと理解 グリアデコード https://gliadecode.com/
  20. 2 不均一環境変動に対する植物のレジリエンスを支える多層的情報統御の分子機構 不均一環境と植物 https://plant-resilience.jp/
  21. 脳の若返りによる生涯可塑性誘導-iPlasticity-臨界期機構の解明と操作 臨界期生物学 http://iplasticity.umin.jp/
  22. マルチファセット・プロテインズ:拡大し変容するタンパク質の世界 多面的蛋白質世界 http://proteins.jp/
  23. DNAの物性から理解するゲノムモダリティ ゲノムモダリティ https://www.genome-modality.com/
  24. 素材によって変わる、『体』の建築工法 からだ工務店 https://www.architect-bio.info/
  25. 行動変容を創発する脳ダイナミクスの解読と操作が拓く多元生物学 行動変容生物学 https://braidyn-bc.jp/
  26. 力が制御する生体秩序の創発 生体秩序力学 https://multicellular-mechanics.org/
  27. 植物の挑戦的な繁殖適応戦略を駆動する両性花とその可塑性を支えるゲノム動態 挑戦的両性花原理 http://www.ige.tohoku.ac.jp/prg/flower/
  28. 生体防御における自己認識の「功」と「罪」 自己指向性免疫学 https://self-ref-imm-percept.biken.osaka-u.ac.jp/
  29. 実世界の奥深い質感情報の分析と生成 深奥質感 https://shitsukan.jp/deep/
  30. 社会変革の源泉となる革新的アルゴリズム基盤の創出と体系化 アルゴリズム基盤 https://afsa.jp/
  31. 分子サイバネティクス -化学の力によるミニマル人工脳の構築 分子サイバネ https://molcyber.org/
  32. 光の極限性能を生かすフォトニックコンピューティングの創成 極限光システム https://sites.google.com/view/photoniccomputing/
  33. マクロ沿岸海洋学:陸域から外洋におよぶ物質動態の統合的シミュレーション マクロ沿岸海洋学 https://macrocoast.jp/

学術変革領域研究(A)公募研究の研究期間

公募研究の研究期間は2年間です。

 

研究者の一番長い日:2022年2月28日(月)14:00 令和4年度科研費 審査結果開示

令和5年度科研費採択通知の記事はこちら ⇒ 2023年2月28日(火)14:00科研費の採択・不採択が通知される

科研費に落ちたあとにやるべきこと

科研費が不採択の場合は審査結果が開示され、研究目的、計画、実行可能性などおおまかにどのあたりが悪かったのかは開示されますが、それだけの情報では何をどう改善すればよいのかわからないものです。自分が書いた文章の欠点は、書いた本人はなかなか気付けないからです。第三者に読んでもらうと、改善すべき点がすぐにわかることがあります。

科研費申請書を一番たくさん読み込んでいて、しかもどんな申請書が採択されどんな申請書が不採択になったのかをよくわかっているのはおそらく大学の研究支援部署の事務職員でしょう。また、最近はリサーチ・アドミニストレーターURA)が支援する大学も多いようです。こういった職種を経験した人(あるいは現役の人)が、科研費計画調書の添削サービスを行っています。自分の所属大学で支援が得られない場合には、こういう商業的なサービスを使ってみるとよいかもしれません。

  1. coconala(ココナラ)科研費チェック」、「科研費」などのキーワードで検索
  2. 科研費の添削.com 科研費の申請のプロであるURAによる添削サービス
  3. 科研費.COM 申請書の添削サービス

 

2022年2月28日(月)14:00審査結果開示

令和4年度(2022年度)科研費の審査結果が2022年2月28日(月)14:00に発表されました。

審査結果開示

今回は例年とは異なり、科研費電子申請システム内の「交付内定」ではなく、「審査結果開示」のところに結果が表示されました。

今回の通知が今までと違うのは、「不採択」でもそのことが通知された点です。今までは、不採択の場合には、何も通知がなかったためモヤモヤが残っていました。

 

科研費に通る秘訣:チャレンジし続けること

科研費に採択される秘訣:審査委員に伝わること

13時過ぎ

JSPSさん、通知時刻の通知をお願いします

 

 

審査結果開示が遅れている理由の推測・開示時刻の予想

ツイッターで知る科研費採択発表のタイミング

 

 

研究者にとっての科研費発表

12時過ぎ

11時過ぎ

10時過ぎ

 

 

 

科研費の内定通知は例年4月1日でした。ですから4月1日というのは研究者を明と暗に分ける特別な日だったのです。

しかし、今回は応募時期が1か月早まったことを受けて、採否の通知も早まります。令和4年度(2022年度)科研費の審査結果が発表されるのは、基盤ABC、若手等が2月下旬という案内が昨年末にありました。

(転載元:事 務 連 絡 令和3年12月22日 jsps.go.jp)

今日はもう2月27日です。2月下旬も残すところは28日(月)のみ。ということは、科研費の審査結果が開示される日は28日(月)ということになりそうです。

結果開示2月28日(月)仮説

 

2月25日(金)はサーバーメンテナンスの日

25日はサーバーメンテの日でした。

 

閑話

科研費が採択されたかどうかを知る方法

科研費の採否の知らせ方って、採択されなかった人には何も通知がないことが不採択の知らせというわかりにくさが困りものなんですよね。なんとかしてほしい。

ちなみに、今回の令和4年度科研費の採否の発表時期ですが、「交付内定」はあくまで4月1日で、早まるのは「審査結果通知」であり、その日が2月下旬となっています。つまり電子申請システムにログインしてチェックすべき場所は、いつもの「交付内定」のところではなく、「審査結果」の項目ということになるみたいです。ネット情報ですが。

 

カケンヒの楽しみ

サイエンスバーでカケンヒを。カフェ火水木11時~16時バー火~土、祝前日: 17:00~21:00

 

科研費採否通知を待ちわびる研究者

 

 

参考

  1. さだまさし_親父の一番長い日

科研費申請書(研究計画調書)添削サービスってあるんか

自分は科研費の申請書を他人に読んでもらったことは一度もなく、自分でちょちょっと書いて出していました。出せるものは何でも出していたので、勝率は5割程度でした。しかし、世の中は変わったようで、どの大学にも(?)URAなる研究支援者が存在していて、申請書の添削などをやってくれているようです。

それどころか、科研費の申請書のチェックが商用のサービスとしても存在しているようです。科研費申請書の書き方に関する教科書的な書籍が何冊も出ていて、皆がそれを読んだら科研費の競争が激化するだろうと思うのですが、URAの支援や商用サービスを受けるのが普通になると、さらに競争が激しくなりそうです。

科研費なんて所詮決まった大きさのパイの奪い合いなので、こんなに過熱してくるとなんだかシンドイなあというのが本音。申請書の出来で勝負が互角となると、やはり業績で決まるんでしょう。日ごろから論文をきっちりと出し続けることが大事です。

関連記事 ⇒ 研究者にとっての論文十ヶ条

旧帝大を始めとする国公立大学には既に約1,500名のURAが所属しています。(https://kakensinsei.com/aim/

まじか?そんなに多いんか。

URAによる科研費添削支援により、所属機関の採択率が20~30%程度上昇することが知られています(全国URA科研費申請支援チームの独自調べ)。(https://kakensinsei.com/aim/

ほんまかいな。そんなに上がるもんなの?

関連記事 ⇒ 大学における第3の職種URAとは?科研費獲得増の効果は?

そのため、支援を受けた研究者と、そうでない研究者間で採択率に大きな格差が生じ、添削支援が科研費の採択に必須の条件となりつつあります。(https://kakensinsei.com/aim/

どこでも、なんでも、格差社会やね。

特にURAは数十~数百の申請書の添削支援を毎年行っており、申請書添削のプロとして認識されています。(https://kakensinsei.com/aim/

数百って、凄い数。申請書添削にも、プロってあるんか。プロの仕事ぶりってどんなもんなんやろか。

  • 研究者ないし専門職としてのバックグラウ ンドをもとに,申請書の研究プロジェクトとしてのストーリーや文章の論理構成に踏み込んだチェッ クを行う
  • 申請書全体として一貫し,読みやすく,わかり やすく,審査のポイントを押さえているかどうかを 確認し,必要に応じて問題点を指摘し,加筆・修正 を提案する

(京都大学URAネットワークにおける研究資金獲得支援情報の収集・提供・分析 情報管理 2015 vol. 58 no. 2:83-91 J-Stage)

確かに、プロの仕事だね。

ただ、地方にある国公立大学や、私立大学では予算の関係でURAが所属していないのが現状です。そのため、有名大学との研究格差がますます広がっています。(https://kakensinsei.com/aim/

東大とか京大には何十人もいるみたいやしね。選択と集中ですか。裾野を広くしたほうが、日本の研究力はあがるんじゃないかと自分は思う。一人で何億円も予算もらって有効に使ったプロジェクトって一体過去にいくつあったんだろうか。それよりも、基盤C程度の金額でいいからみんなに配ってくれよ。

そこで、私たちURAが「日本の研究者すべてを笑顔にする」ことを目標に「全国URA大学研究支援機構 科研費申請支援チーム」を結成し、これまで支援が行き届いていなかった研究者の皆様(もちろん研究者の卵である博士課程の皆様)にも申請支援の手が届くようにと願いを込めて、申請支援を開始させていただきました。

いや、科研費って決まった大きさのパイの奪い合いだから、全ての人を笑顔にするのは無理やろ。というか、科研費が獲れない人が、どうやってこのサービスのお金を払うんだろう。大学が払ってくれるのか。

全国URA大学研究支援機構 科研費申請支援チーム

いや、初めて聞く名前なんやけど。そんな組織あったんか。というか、会社?

参考

  1. 科研費の申請のプロであるURAによる添削サービス(学振や科研費等)|科研費の添削.com(https://kakensinsei.com/)

ちなみに、この組織と当ブログ執筆者とは、何の関係もありません。数分前に初めてこのウェブサイトを見つけました。

ネットを検索するとほかにも科研費の申請書の添削サービスをしてくれる会社があるようです。

弊社では、勉強会・講演会において申請書(研究計画調書)作成のノウハウを解説するほか、個別に申請書内容のレビューを実施することにより、大学や公的研究機関における科研費申請のサポートを実施しております。(ROBUST JAPAN 科研費申請支援サービス)

科研費申請書の添削がビジネスになっているとは知りませんでした。

申請書の添削サービス 科研費.com

科研費.comは、科研費研究計画調書の書き方に関するノウハウが非常にきれいにまとまっていて、このウェブサイトを眺めるだけで十分得るものがありますが、添削のサービスもしているようです。書籍も出されていて、自分も買って熟読しました。

関連記事 ⇒ 科研費に採択されるための教科書と副読本、厳選4冊

払うお金がないよという人には、本を買わなくてもネット上に科研費の申請書の書き方のノウハウがいくらでも存在しています。

関連記事 ⇒ 採択される科研費申請書の書き方22のヒント

ほかにも、採択率が劇的にアップする申請書の書き方とか。

様々な方が様々な事を述べている.それらを読めば読むほどに「一体どれが正しいんだ!?」と混乱してしまう

採択率が劇的にアップする申請書の書き方

確かに。ベストセラーの科研費の教科書でも、よくよく読んでみると自分はそうは思わんなと思うことが書いてあったりする。

自分のやりたい研究を審査員に正しく伝え,面白く,丁寧に申請書を書いていと思って応援してもらうために,ただひたすら分かり易く丁寧に申請書を書いていただきたい

採択率が劇的にアップする申請書の書き方

これで、言い尽くされていますね。これが理解できない人は、お金を払うしかない。

採否は研究課題名と概要で 8 割方決まる

申請書の内容を端的に表す研究課題名や概要を見た第一印象で大体の評価を決めてしまう場合が多いのではないだろうか.そしてその第一印象を覆すのは,なかなか難しい.

採択率が劇的にアップする申請書の書き方

概要までで、8割方決まってしまうんですね。恐ろしい。採択率が3割くらい。不採択にまわされる申請書は7割。心証が8割きまるってことは、もうほとんど決まってしまうということでしょうか。

この様な研究は他にはない.故に独創的である.」という論調を見ることがあるが,単に独りよがりな想いを書いているだけ

採択率が劇的にアップする申請書の書き方

ギクッとした人が多いはず。独りよがりはダメですよね。

いつしか競争的資金の獲得自身が目的に替わってしまうことが少なくない.そして本来の目的であるはずの研究が競争的資金を獲得するための手段と化してしまうのである.

採択率が劇的にアップする申請書の書き方

目的と手段がひっくり返るってことは、人生のいろんな場面で起こりますね。このパターンの普遍性の高さにいつも驚く。

添削サービスを提供する個人・会社の一覧

  1. coconala科研費チェック」、「科研費」で検索
  2. 科研費の添削.com 科研費の申請のプロであるURAによる添削サービス
  3. 科研費.COM 申請書の添削サービス
  4. ROBUST JAPAN 科研費申請支援サービス 個別に申請書内容のレビュー
  5. クリムゾン・ジャパン 個別に申請書内容のレビュー
  6. educe 個別のレビュー・添削

まだあるかも。適宜追加するかも。

参考

  1. 採択率が劇的にアップする申請書の書き方 まてりあ Materia Japan 第57巻 第 2 号(2018)
  2. 科学研究費申請スキル強化書 岡山から世界に、新た 岡山から世界に、新たな価値を創造し続けるSDGs推進研究大学

2021年度 創発的研究支援事業 259件の採択課題 氏名 所属機関 所属部署 役職 研究課題名

関連記事 ⇒「創発」3期生 創発的研究支援事業2022年度新規研究 採択 課題が発表される

 

令和3年11月26日に科学技術振興機構(JST)が2021年度創発的研究支援事業の採択課題を発表しました。JSTの創発は、将来ノーベル賞が期待できるような優れた研究者に独立して研究できる環境を与えることを趣旨としています。

未来のノーベル賞につながるような成果が創出されることを期待しています。(令和2年6月1日 文部科学大臣 萩生田 光一)(2020年度募集要項

具体的には、大学等の研究機関における独立した又は独立が見込まれる若手を中心とする研究者からの挑戦的で多様な研究構想を募集します。(創発的研究支援事業の概要 科学技術振興機構 JST)

関連記事 ⇒ JST創発的研究支援事業(”創発”)第1期生(2020年度)採択者252名一覧

 

今回は2期目となります。2期目2021年度は、259名が採択されました。

採択者所属大学の内訳

大学の内訳を数えようと思ったら、すでにツイートされている方がいらしたので、紹介。

2021年度 創発的研究支援事業 採択者

研究課題名を見てみると、分野違いでもなんだか面白そうと思えるものが多いです。

氏名(五十音順) 所属機関 所属部署 役職 研究課題名

  1. 藍川 志津  東京大学  医学部附属病院 女性診療科・産科 特別研究員  着床期胚浸潤に着目した妊娠成立機構の解明
  2. 浅井 秀太  理化学研究所  環境資源科学研究センター  上級研究員  植物病原菌寄生成立機構の解明と圃場での応用 Shuta Asai @AsaiShuta
  3. 浅井 健彦  筑波大学  システム情報系  准教授  浮体式大規模構造物の高効率制振発電技術の開拓
  4. 東 俊一  名古屋大学  大学院工学研究科  教授  オープン群知能学の創成:「群の制御」から「群で制御」へ
  5. 熱田 勇士  九州大学  大学院理学研究院 生物科学専攻  助教  ”蛇足”創出ロードマップ
  6. 阿部 圭晃  東北大学  流体科学研究所  助教  異なる物理を繋ぐデータ駆動型の連成数理モデルの創出
  7. 有薗 美沙  京都大学  大学院医学研究科  特定講師  シナプスの「横のつながり」を作るアストロサイト
  8. 安楽 泰孝  東京大学大学院工学系研究科 バイオエンジニアリング専攻  特任准教授  脳内情報を血液中に持ち帰る自立駆動型ナノマシンの開発
  9. 飯嶋 益巳  東京農業大学  応用生物科学部食品安全健康学科  准教授  新規食品品質マーカーの探索とその高感度検出
  10. 池内 桃子  新潟大学  自然科学系  准教授  植物の器官新生過程における細胞運命決定と自己組織化機構の解明 Momoko Ikeuchi @p_persica123
  11. 石井 智  物質・材料研究機構 国際ナノアーキテクトニクス研究拠点  主幹研究員  光学微細構造を用いたサーマルフォトニクス
  12. 石川 麻乃  東京大学 大学院新領域創成科学研究科  准教授  トップダウン型制御ネットワークの進化原理と生態系改変機構の解明
  13. 石本 健太  京都大学 数理解析研究所  准教授  流れを介した細胞間コミュニケーション力学
  14. 井田 大貴  東北大学 学際科学フロンティア研究所  助教  細胞研究を革新する汎用アト流量制御基盤の創出
  15. 井手上 敏也  東京大学 大学院工学系研究科  助教  2次元結晶ナノ構造の設計原理と量子機能性開拓
  16. 伊藤 哲史  富山大学 学術研究部医学系 システム機能形態学講座  教授  「ことば」音認知とその障害の神経基盤の解明
  17. 伊藤 美菜子  九州大学 生体防御医学研究所  准教授  脳の発達・老化・病態時における免疫細胞の意義の解明
  18. 稲木 信介  東京工業大学 物質理工学院 准教授  無給電式バイポーラ電解反応システムの構築
  19. 井上 飛鳥  東北大学 大学院薬学研究科  准教授  GPCRシグナルの自在な切り分けから目指す安全性の高い創薬
  20. 井上 和俊  東北大学 材料科学高等研究所  准教授  マルチスケール粒界理論の構築による新材料開拓
  21. 井上 久美  山梨大学 大学院総合研究部 工学域基礎教育センター  准教授  バイポーラ電気化学顕微鏡による生命システムの計測
  22. 井上 貴雄  山口大学  大学院医学系研究科・脳神経外科学  講師(特命)  局所脳温の制御技術確立とその垂直水平展開
  23. 井上 剛  長崎大学 大学院医歯薬学総合研究科内臓機能生理学  教授  アセチルコリンで切り拓く新たな恒常性維持機構の解明
  24. 猪熊 泰英  北海道大学  大学院工学研究院  准教授   「中分子ひも」を鍵とする巨大機能性分子の創成
  25. 今泉 允聡  東京大学 総合文化研究科  准教授  深層学習の原理記述に向けた構造汎化理論スキームの開発    いんそうさん@insou
  26. 今崎 剛  神戸大学 大学院医学研究科 生体構造解剖学野  特命助教  微小管を軸とした細胞極性形成機構の解明 ima3@timasaki
  27. 今見 考志  京都大学 大学院薬学研究科  特任講師  タンパク質翻訳機構のプロテオームレベルでの再考
  28. 入枝 泰樹  信州大学 学術研究院(農学系)  准教授  病原糸状菌群に対する重層的植物免疫システムの解明と体系化
  29. 上田 瑛美  九州大学 大学院医学研究院視機能再生学講座  助教  生体網膜イメージング技術の開発と認知症医療への応用
  30. 上野 祐司  順天堂大学 医学部神経学講座  准教授  テイラーメイドエクソソームによる脳梗塞新規治療の開発
  31. 海塩 渉  東京工業大学  環境・社会理工学院 建築学系  助教  寒冷負債の解明とモデル化による高血圧予見医学への挑戦
  32. 遠西 大輔  岡山大学 岡山大学病院 ゲノム医療総合推進センター  研究教授  ハイブリッド遺伝子変異の全貌解明に基づく次世代がん精密医療の開発
  33. 王 謙  名古屋大学 工学研究科 物質プロセス工学専攻  准教授  ソーラー燃料の高効率製造に向けた波長帯域の補完的技術の融合
  34. 大石 篤郎  杏林大学 医学部 肉眼解剖学教室  講師  オーファンGPCRのリガンド発見と新たながん治療の創生
  35. 大石 陽  筑波大学  国際統合睡眠医科学研究機構  助教  覚醒時の徐波生成機序解明による眠気発生原理の理解
  36. 大上 雅史  東京工業大学 情報理工学院  助教  マルチモダリティ創薬を拓くインフォマティクス基盤 大上雅史|Ohue M @tonets
  37. 大岡 忠生  山梨大学 大学院総合研究部医学域 社会医学講座  特任助教  AIとオミックス情報の融合による先制医療の社会実装への挑戦 Tadao Ooka 大岡忠生 @tadook
  38. 大岡 英史  理化学研究所  環境資源科学研究センター  研究員  非平衡状態における触媒反応ネットワーク理論の開拓
  39. 大久保 潤  埼玉大学 大学院理工学研究科  准教授  方程式と双対性でつなぐ革新的データ処理技術の創出
  40. 大黒 亜美  広島大学 統合生命科学研究科  助教  匂い物質感受性の変化や個人差の解明
  41. 太田 泰友  慶應義塾大学 理工学部 物理情報工学科  准教授  集積磁気ナノフォトニクスの開拓
  42. 大谷 将士  高エネルギー加速器研究機構 加速器研究施設  助教  小型ミューオン加速器による革新的イメージング技術の実現
  43. 大藪 幾美  情報・システム研究機構 国立極地研究所 研究教育系  特任研究員  南極氷床コアの気体分析から100年スケールで読み解く氷期-間氷期の全球気候変動
  44. 小笠原 徳子 札幌医科大学 医学部 微生物学兼耳鼻咽喉科教室 講師  ヒトNALT新奇細胞群解析に基づいたニューモウイルス生活環の解明
  45. 岡田 智  東京工業大学 科学技術創成研究院  准教授  磁性分子による脳階層構造の統合解析
  46. 緒方 奨  大阪大学 大学院工学研究科地球総合工学専攻  助教  ミクロ空間から紐解く亀裂岩体のふるまいと長期性能
  47. 小川 剛伸   京都大学 大学院農学研究科  助教  AIを用いた俯瞰統合による食-生命システムの理解
  48. 沖野 友哉  理化学研究所 光量子工学研究センター  研究員  マルチスケール分子ダイナミクス計測法の開発
  49. 奥野 将成  東京大学 大学院総合文化研究科  准教授  新規非線形ラマン過程の開拓による振動分光の革新
  50. 奥村 美紗子  広島大学 大学院統合生命科学研究科  准教授  動物における第4の光受容体が拓く光生物学の新領域
  51. 奥山 輝大  東京大学 定量生命科学研究所  准教授  「自己」と「他者」の脳内表象メカニズムの解明
  52. 押木 守  北海道大学 大学院工学研究院・環境創成工学部門  准教授  環境調和を実現するアンモニア再生・ヒドラジン合成技術の開発
  53. 越智 正之  大阪大学 大学院理学研究科  准教授  多体波動関数に基づく次世代第一原理計算手法の確立
  54. 小野 大輔  名古屋大学 環境医学研究所  講師  厳しい地球環境に適応するための哺乳類生体機能の解明
  55. 温 文  東京大学 大学院工学系研究科人工物工学研究セ ンター  計算論的アプローチを用いた身体意識のモデル化と臨床検証
  56. 垣内 伸之  京都大学 白眉センター  特定准教授  細胞の個体内進化の解析
  57. 風間 慎吾  名古屋大学 素粒子宇宙起源研究所  准教授  極低放射能技術で解明する宇宙暗黒物質の謎
  58. 樫村 博基  神戸大学 大学院理学研究科  講師  「地球」流体力学から惑星流体力学へ
  59. 片山 哲郎  徳島大学 大学院社会産業理工学研究部  助教  光励起を伴わない超高速化学反応計測装置の開発
  60. 勝田 陽介  熊本大学 大学院先端科学研究部  助教  新しい機序で作用する核酸医薬の開発
  61. 加藤 豪司  東京海洋大学 学術研究院海洋生物資源学部門  准教授  GAS細胞を起点とする魚類独自の鰓粘膜免疫機構
  62. 加藤 節  広島大学 大学院統合生命科学研究科  助教  無秩序な細胞死の機構解明と制御
  63. 加藤 大輔  名古屋大学 大学院医学系研究科  講師  髄鞘がもつ多面的機能の理解に基づく神経精神疾患の病態解明
  64. 金子 奈穂子  名古屋市立大学 大学院医学研究科脳神経科学研究所  准教授  成体新生ニューロンの環境適応的な分化制御と再生
  65. 上川内 あづさ 名古屋大学 大学院理学研究科  教授  昆虫の求愛コミュニケーションを担う聴覚機構の解明と制御
  66. 茅原 栄一  京都大学 化学研究所  助教  全共役型環状高分子の化学の開拓
  67. 香山 尚子  大阪大学 高等共創研究院  准教授  腸管における間葉系細胞を中心とした細胞間相互作用の包括的理解
  68. 川口 綾乃  名古屋大学 大学院医学系研究科  准教授  上皮構造からの細胞離脱による器官形成制御
  69. 川崎 瑛生  産業技術総合研究所 計量標準総合センター  研究員  量子測定を用いた精密分光の高精度化とその応用
  70. 川﨑 猛史  名古屋大学 大学院理学研究科  講師  多様な非晶性固体の構造抽出スキームの開発 Takeshi Kawasaki @TakeshiKawasak
  71. 甘蔗 寂樹  東京大学 大学院総合文化研究科  准教授  磁気モーメント変化による排冷熱からの環境発電技術の創生
  72. 岸 哲史  東京大学 大学院教育学研究科総合教育科学専攻  助教  睡眠ダイナミクスの人工的操作によるヒト睡眠能力の拡張
  73. 北嶋 俊輔  がん研究会 がん研究所 細胞生物部   研究員  二本鎖RNA認識経路を標的とした新規がん免疫療法の開発
  74. 木塚 康彦  岐阜大学 糖鎖生命コア研究所  准教授(センター長)  N型糖鎖の分岐形成機構の解明と制御
  75. 木戸屋 浩康  福井大学 学術研究院医学系部門 血管統御学分野  血管機能の概念を革新するアンジオクライン血管学の創出
  76. 木村 里子  京都大学 大学院横断教育プログラム推進センター プラットフォーム学卓越大学院  水中音響リモートセンシングで駆動するアジア沿岸生態系の生態解明と環境影響評価
  77. 木村 哲也  大阪大学 免疫学フロンティア研究センター  特任助教(常勤)  マクロファージは肥満症から世界を救う
  78. 木村 航  理化学研究所 生命機能科学研究センター 心臓再生研究チーム  心筋の代謝と再生をつなぐメカニズムの解明
  79. 桐谷 乃輔  大阪府立大学 大学院工学研究科・電子・数物系専攻  准教授  電子/量子物質における散逸的機能化の探求
  80. 久住 亮介  京都大学 大学院農学研究科  助教  三次元磁場配向NMRによるセルロース生合成機構の全容解明
  81. 黒田 剛史  東北大学 大学院理学研究科  助教  火星における天気予報の実現と水環境マップの構築 TK@schwarzfeld
  82. 小泉 直也  電気通信大学 大学院 情報理工学研究科  准教授  時空自在計算による究極のディスプレイの設計手法 Naoya KOIZUMI / 小泉直也 @kizm_naoya
  83. 小嶋 良輔  東京大学 大学院医学系研究科  助教  合成生物学的手法による細胞外微粒子の包括的理解と発展的利用
  84. 小槻 峻司  千葉大学 環境リモートセンシング研究センター  准教授  計算科学と水災害伝承の融合による未曽有災害の予見
  85. 小林 玄器  自然科学研究機構分子科学研究所 物質分子科学研究領域  准教授  ヒドリドイオン導電性材料の開拓と新規イオニクスデバイスの創製
  86. 小林 博樹  東京大学 情報基盤センター 部門長  教授  野生動物間情報通信網による高線量地帯の生態調査
  87. 小森 祥央  名古屋大学 大学院理学研究科  助教  超伝導マルチフェロイクスによる超省電力メモリの創製
  88. 小薮 大輔  筑波大学 プレシジョン・メディスン開発研究センター  准教授  Morpho-informaticsで切り拓く身体構築のプレシジョン・メディスン
  89. 小山 翔一  東京大学 大学院情報理工学系研究科  講師  音の空間的制御とその応用展開 Shoichi Koyama @sh01
  90. Kong Lingbing  香川大学 農学部  助教  A Novel Strategy to Discover Rare Sugar Oligosaccharides’ Potentials in Immunological Applications
  91. 近藤 智恵子  長崎大学 大学院工学研究科  教授   温暖化係数が極めて小さいエネルギー輸送媒体設計
  92. 坂下 陽彦  慶應義塾大学 医学部 分子生物学教室  助教  内在性レトロウイルスを介した全能性制御機構の解明
  93. 坂本 直哉  北海道大学 創成研究機構  助教  クライオ同位体顕微鏡による太陽系水進化の解明
  94. 佐久間 俊  鳥取大学 農学部  助教  異種ゲノム導入技術の開発による作物の多様化
  95. 佐久間 臣耶  九州大学 大学院工学研究院  准教授  高速マイクロ流体制御が拓く超高分解能時空間バイオプシーの学理
  96. 櫻井 勝康  筑波大学 国際統合睡眠医科学研究機構  助教  味覚のインタラクティブ・ブレインマップの作成と応用
  97. 佐々木 伸雄  群馬大学 生体調節研究所 粘膜エコシステム制御分野  組織幹細胞を制御する“加菌”システムの開発
  98. 佐々木 真理子  東京大学 定量生命科学研究所  助教  染色体外環状DNAの包括的理解とその応用
  99. 笹野 遼平  名古屋大学 大学院情報学研究科  准教授  深層学習とフレーム意味論の融合 Ryohei Sasano @cacaho
  100. 貞清 正彰  東京理科大学 理学部第一部  講師  規則性ナノ細孔を駆使した超多価イオン伝導材料の創出
  101. 佐藤 拓哉  京都大学 生態学研究センター  准教授  寄生生物による生物機能創発機構の解明と制御への基盤研究
  102. 佐藤 由也  産業技術総合研究所 環境創生研究部門  主任研究員  種間相互作用リプログラミングで生態系の進化と機能を操る
  103. 佐野 友彦  慶應義塾大学 理工学部機械工学科  専任講師  高速計算と精密実験がひもとく幾何学材料の相転移機構の解明 Tomohiko Sano @Tomo_1121
  104. 猿山 雅亮  京都大学 化学研究所  特定助教  ナノ結晶の自己集積化による構造特異的反応場の構築
  105. 澤田 敏樹  東京工業大学 物質理工学院  准教授  繊維状ウイルスの合目的配列制御に基づく機能物性創発
  106. 三宮 工  東京工業大学 物質理工学院  准教授  電子線を用いた多次元多空間ナノスケール光計測
  107. 篠北 啓介  京都大学 エネルギー理工学研究所  助教  半導体モアレ超構造を用いた量子電磁力学の創生
  108. 白崎 伸隆  北海道大学 大学院工学研究院環境工学部門  准教授  革新的VLPsの創成が拓くウイルス浄水処理の新展開
  109. ジルベルト アレキシー  東京工業大学 理学院・地球惑星科学系  助教  Isotopomics: towards understanding position-specific isotope signatures at natural abundance
  110. 新竹 純  電気通信大学 大学院情報理工学研究科  助教  植物ロボットの研究
  111. 進藤 麻子  熊本大学 発生医学研究所  独立准教授  器官形態形成を制御する環境依存性のシステミック機構
  112. 新村 毅  東京農工大学 グローバルイノベーション研究院  教授  家畜における致死的暴力性の起源の解明と制御
  113. 新屋 良治  明治大学 農学部  専任准教授  線虫化学コミュニケーションの理解と寄生線虫防除への応用
  114. 杉 拓磨  広島大学 大学院統合生命科学研究科  准教授  革新的リアルタイム三次元計測・操作技術の開発と応用
  115. 杉浦 慎哉  東京大学 生産技術研究所  准教授  ワイヤレス通信における革新的非直交フレームワークの確立
  116. 杉田 征彦  京都大学 白眉センター/ウイルス・再生医科学研究所  やわらかな病原性エンベロープウイルスの構造解明
  117. 杉原 加織 東京大学 生産技術研究所  講師  異種の抗菌ペプチド混合により発現する新機能を用いた抗菌薬開発
  118. 杉本 泰  神戸大学 大学院工学研究科  助教  誘電体ナノアンテナの増強キラル近接場による不斉光反応場の創成
  119. 筋野 智久  慶應義塾大学 医学部  専任講師  小腸難病疾患の1細胞レベル時空間的解析を利用した創薬シーズの探索
  120. 鈴木 郁夫  東京大学 大学院理学系研究科 生物科学専攻  准教授  ヒト固有遺伝子を切り口にした多様なヒトらしさの生物学
  121. 鈴木 康介  東京大学 大学院工学系研究科  准教授  原子レベルで精密設計された分子状担持金属触媒の創製
  122. 鈴木 淳  京都大学 高等研究院 物質‐細胞統合システム拠点  革新的技術の創成による脂質を介した細胞間相互作用の解明
  123. 鈴木 大地  産業技術総合研究所 センシングシステム研究センター  研究員  同一素子での多角的情報解析を可能とするセンサースキンの創出
  124. 鈴木 俊貴  京都大学 白眉センター  特定助教  動物言語学の創出と展開 鈴木俊貴 すずきとしたか(動物言語学) @toshitaka_szk
  125. 鈴木 啓道  国立がん研究センター 研究所脳腫瘍連携研究分野  分野長  U1 snRNA変異型髄芽腫におけるRNA異常プロセスの解明と治療標的の同定
  126. 清家 美帆  広島大学 大学院先進理工系科学研究科  助教  巨大閉鎖空間近未来都市の火災安全設計
  127. 瀬川 泰知  自然科学研究機構分子科学研究所 生命・錯体分子科学研究領域  准教授革新的有機半導体を指向した周期的3次元π共役構造体の創製 Segawagroup_IMS@segawagroup
  128. 瀬戸 義哉  明治大学 大学院農学研究科  准教授  植物病原菌が生産するストリゴラクトン様活性分子の探索
  129. 芹澤 愛  芝浦工業大学 工学部 材料工学科  准教授  軽金属のプラットフォーム化技術の確立
  130. 鷹尾 祥典  横浜国立大学 大学院工学研究院  准教授  90%超の効率を維持した推力可変な宇宙推進機
  131. 高木 悠花  千葉大学 大学院理学研究院  助教  海洋の光共生が織りなす異生物間ネットワークの解明
  132. 高橋 阿貴  筑波大学 人間系  准教授  怒りの爆発を抑える生物学的基盤の解明
  133. 高橋 和貴  東北大学 大学院工学研究科  准教授  大電力磁気ノズルプラズマ推進機による宇宙輸送革新
  134. 高橋 史憲  東京理科大学 先進工学部 生命システム工学科  准教授  小分子分泌による長距離乾燥応答の制御解明
  135. 高橋 陽太郎  東京大学 大学院工学系研究科  准教授  ナノスピン構造とトポロジーがつくる光スピントロニクス
  136. 高山 雄貴  金沢大学 理工研究域  准教授  空間経済分析枠組の再構築
  137. Max Planck Institute for Molecular Genetics Department of Genome Regulation  Postdoctoral fellow  脱分化細胞の再分化誘導法の確立による機能蘇生医学の創発
  138. 武市 拓也  名古屋大学 大学院医学系研究科皮膚科学  講師  完全な炎症制御による先天性魚鱗癬の克服
  139. 竹内 尚輝  産業技術総合研究所 新原理コンピューティング研究センター  主任研究  断熱超伝導回路による革新的量子ビット制御技術
  140. 武田 はるな  国立がん研究センター 研究所分子遺伝学ユニット  独立ユニット長  大腸がんの転移機構の解明
  141. 竹原 宏明  東京大学 大学院工学系研究科  講師  超低侵襲電子デバイス技術によるデジタル生体エンジニアリング
  142. 田中 伸弥  九州大学 生体防御医学研究所  准教授  自己関連疾患を制御する末梢自己反応性CD4+T細胞についての包括的理解
  143. 田中 雅臣  東北大学 大学院理学研究科  准教授  宇宙における重元素の起源の解明
  144. 田中 嘉人  東京大学 生産技術研究所  助教  ナノ構造が拓くマクロな物体の光マニピュレーション
  145. 谷本 祥  名古屋大学 大学院多元数理科学研究科  准教授  高次元代数幾何と数論幾何の相互作用による新展開
  146. 田村 彰吾  名古屋大学大学院 医学系研究科 総合保健学専攻 オミックス医療科学  骨髄発生の再現により達成する骨髄オルガノイド開発
  147. 田村 陽一  名古屋大学 大学院理学研究科  准教授  次世代大型サブミリ波望遠鏡の限界性能への挑戦
  148. 張 慧  群馬大学 大学院理工学府  助教  計算科学とナノ微細加工技術を駆使した超高感度Siナノワイヤバイオセンサシステムの創製
  149. 辻 直人  東京大学 大学院理学系研究科  准教授  高エネルギー超伝導物性物理学の創出
  150. 恒松 雄太  静岡県立大学 薬学部  講師  超炭素鎖有機分子の生合成 Yuta TSUNEMATSU @yuta_tsunematsu
  151. 津村 遼介  産業技術総合研究所 健康医工学研究部門  研究員  形態化身体知を規範とした自動診断プラットフォームの創生
  152. 都留 智仁  日本原子力研究開発機構 原子力基礎工学研究センター  研究主幹  欠陥ダイナミクスに基づく力学機能設計と材料開発への挑戦
  153. 鶴岡 典子  東北大学 大学院工学研究科  助教  極細径針1本で刺激・計測を行う極低侵襲局所負荷試験
  154. 寺尾 京平  香川大学 創造工学部  准教授  生体を分解・構築する1分子機械加工の実現
  155. 寺本 篤史  広島大学 先進理工系科学研究科  准教授  微生物を活用した居住者自身が行う建築材料の診断及び高耐久化方法の提案
  156. 所 裕子  筑波大学 数理物質系 物質工学域  教授  ナノと双安定性の相関による新奇機能性物質の探索機構の創出
  157. 野老山 貴行  名古屋大学 大学院工学研究科  准教授  2.5次元炭素骨格が生みだす超省エネルギ表面の創製と探索
  158. 富永 依里子  広島大学 大学院先進理工系科学研究科  准教授  海洋光合成細菌が化合物半導体を結晶成長する機構の全貌解明
  159. 富安 亮子(大石 亮子)  九州大学 マス・フォア・インダストリ研究所  准教授  生物由来の新しいパッキング生成法による離散モデリング
  160. 鳥屋尾 隆  北海道大学 触媒科学研究所  助教  外挿的探索が可能な機械学習を用いた未踏触媒空間の探索
  161. 内藤 英樹  東北大学 大学院工学研究科  准教授  AIを活用した社会基盤構造物の高精度健全性診断
  162. 中川 桂一  東京大学 大学院工学系研究科  講師  音と細胞に関する研究開発
  163. 長久保 白  大阪大学 大学院工学研究科  助教  nm/サブTHz領域における極限超音波技術の創出
  164. 中嶋 藍  東京大学 大学院薬学系研究科  助教  神経活動依存的な神経回路形成を支える情報表現機構の解明
  165. 中島 雄太  熊本大学 大学院先端科学研究部  准教授  包括的がん医療実現にむけた免疫細胞モジュールの創成
  166. 中島 悠太  大阪大学 データビリティフロンティア機構  准教授  映像記述のための言語を創出する人工知能の実現
  167. 永田 健一  名古屋大学 大学院医学系研究科 機能組織学  特任助教  レコーディングマウスによる神経炎症の全容解明
  168. 中西 未央  千葉大学 大学院 医学研究院  講師  前駆細胞の脱分化による組織再生メカニズム解明とその制御法の創出
  169. 永野 惇  龍谷大学 農学部  准教授  野外トランスクリプトームの化学的制御手法の確立
  170. 中村 彰彦  静岡大学 農学部応用生命科学科  テニュアトラック准教授  プラスチックを探して壊すバイオマイクロドローンの創出
  171. 鍋倉 宰  筑波大学 生存ダイナミクス研究センター  助教  記憶NK細胞の人為的分化誘導法の開発とその応用
  172. 新居 陽一  東北大学 金属材料研究所  助教  先端計測による強相関フォノニクスと熱機能の開拓
  173. 新見 康洋  大阪大学 大学院理学研究科  教授  原子層人工結晶の創製とスピン流プローブの学理構築
  174. 西村 俊哉  北海道大学 大学院水産科学研究院  助教  鰭(ヒレ)から魚を創る
  175. 丹羽 健  名古屋大学 工学研究科  准教授  高エネルギー密度窒化炭素の創製と機能創出
  176. 根本 理子  岡山大学 学術研究院環境生命科学学域農生命科学専攻  がん細胞内過剰鉄を酸化鉄に変換する革新的技術の開発
  177. 野中 元裕  京都大学 大学院医学研究科  准教授  エピトープ模倣ペプチドの横断的解析と液性免疫の制御
  178. 野間 健太郎  名古屋大学 大学院理学研究科  准教授  遺伝学的スクリーニングによる神経機能老化機構の解明
  179. 野村 征太郎  東京大学 医学部附属病院 循環器内科  特任助教  心筋細胞の可塑性に着目した心不全の層別化と治療法の開発
  180. 野本 貴大  東京工業大学 科学技術創成研究院・化学生命科学研究所  代謝制御型薬物送達技術に基づく次世代医療モダリティの革新と創出
  181. 橋口 未奈子  名古屋大学 大学院環境学研究科  助教  有機金属化学に基づく隕石有機物形成と化学進化過程の解明
  182. 橋本 綾子  物質・材料研究機構 先端材料解析研究拠点  主任研究員  ホモロジー解析によるTEM/STEM画像からの微細構造の定量的深層抽出
  183. 羽田 真毅  筑波大学 数理物質系  准教授  高コヒーレンス・極短パルス電子線創出によるナノ構造体の動的構造解析の新展開
  184. 畠山 歓  早稲田大学 先進理工学部 応用化学科  講師(任期付)  プロセスに強いMIの創出と複合材料系での実践
  185. 服部 梓  大阪大学 産業科学研究所  准教授  強相関電子系固体のフレクソ物性科学
  186. 服部 祐季  名古屋大学 大学院医学系研究科  特任助教  ミクログリア多様性の理解と母体炎症による影響の解明
  187. 林 香  慶應義塾大学 医学部 腎臓内分泌代謝内科  専任講師  血球細胞DNAメチル化変化を標的とした新規腎臓病治療戦略の開発
  188. 林 正太郎  高知工科大学 環境理工学群  講師  柔軟性分子性結晶の創出とその機能開拓
  189. 林 竜平  大阪大学 大学院医学系研究科  寄附講座教授  オルガノイドモデルを用いたヒト器官発生機構の定量的理解と制御
  190. 早水 桃子  早稲田大学 理工学術院  専任講師  離散数学と統計科学の融合による生命科学データ解析の技術革新 早稲田大学 早水桃子研究室 @hayamizu_lab Momoko Hayamizu YOUTUBEチャンネル
  191. ハラ エミリオ・サトシ  岡山大学 学術研究院 医歯薬学域・生体材料学分野  細胞膜を基盤材料とした生体組織の修復技術の開発研究
  192. 原 祐子  東京工業大学 工学院  准教授  IoTエッジ向け組込みハードウェア/ソフトウェアのセキュア設計
  193. 久野 遼平  東京大学 大学院情報理工学系研究科  講師  認知・実態ネットワークによる社会情報の構造化
  194. 土方 亘  東京工業大学 工学院機械系  准教授  生体組織を設計し,操るモデルベース開発法の創発
  195. 兵藤 文紀  岐阜大学 大学院医学系研究科 先端画像開発講座  電子伝達体をプローブとする多重超偏極イメージング法の創成
  196. 平井 志伸  東京都医学総合研究所 精神行動医学研究分野 睡眠プロジェクト  主任研究員  脳生理機能を支える糖の脳内動態の解明
  197. 平野 康次  大阪大学 大学院工学研究科  准教授  多価カチオン種の創発と合成化学への展開
  198. 平林 由希子  芝浦工業大学 大学院理工学研究科  教授  気候変動適応支援のための超高解像度全球河川防護データの構築
  199. 平松 光太郎  東京大学 大学院理学系研究科  助教  コグニティブ分光プラットフォームの創生
  200. 深谷 雄志  東京大学 定量生命科学研究所  講師  ハブの形成を介した転写制御機構の統合理解
  201. 福永 久典  北海道大学 環境健康科学研究教育センター  特任准教授  環境放射線被ばく後の精子形成と次世代影響
  202. 福山 真央  東北大学 多元物質科学研究所  講師  タンパク質核生成解析のための界面化学的液液相分離サイズ調整
  203. 藤田 桂英  東京農工大学 大学院工学研究院  准教授  つながる人工知能の実現 ーAI間交渉・協調ー
  204. 藤田 航平  東京大学 地震研究所  准教授  BDEC完全解析の創出~社会基盤を例に
  205. 藤田 岳  神戸大学 医学部附属病院 耳鼻咽喉・頭頸部外科  講師  医工融合による低侵襲・高解像な感音難聴の精密診断の実現
  206. 船戸 洋佑  大阪大学 微生物病研究所  助教  生命がマグネシウムに応答する仕組みの解明
  207. 舟洞 佑記  名古屋大学 大学院工学研究科  助教  着衣型能動デバイスが拓くヒト動作と触感覚の制御
  208. 布山 美慕  早稲田大学 人間科学学術院  講師  量子確率を用いた不定な文章理解とその効果の認知研究
  209. 古山 賢一郎  京都大学 iPS細胞研究所未来生命科学開拓部門  特定拠点講師  多細胞因子に着目した新たなリプログラミング医療の創出
  210. 別所 学  名古屋大学 高等研究院  特任助教  盗タンパク質をもつ発光生物の発見
  211. 星野 歩子  東京工業大学 生命理工学院  准教授  母胎連関エクソソームが司る自閉症発症機序の解明
  212. 細川 晃平  金沢大学 附属病院 高密度無菌治療部  助教  骨髄不全の分子基盤の解明と臨床応用
  213. 細川 正人  早稲田大学 理工学術院大学院先進理工学研究科  准教授  大規模1細胞ゲノムから設計する微生物叢の戦略的制御
  214. 仏坂 健太  東京大学 大学院理学系研究科付属 ビッグバン宇宙国際研究センター  重力波宇宙物理学のための理論開発
  215. 堀江 朋子(川俣 朋子)  東京工業大学 科学技術創成研究院 細胞制御工学研究センター  助教  オートファジーの脂質コード
  216. 牧野 顕  福井大学 高エネルギー医学研究センター  准教授  オージェ電子放出核種を利用した放射線内照射治療法の開発
  217. 真下 智昭  豊橋技術科学大学 機械工学系  准教授  サブミリスケールのロボティクス基盤技術の創製と統合
  218. 松下 祐樹  長崎大学/ミシガン大学 歯学部/歯学部  客員准教授/Research
    Investigator  間葉系幹細胞を基軸としたがんの進展メカニズムの解明と治療戦略
  219. 真鍋 良幸  大阪大学 大学院理学研究科  助教  合成糖鎖を用いた細胞表層グリココードの解読と利用
  220. 馬渕 拓哉  東北大学 学際科学フロンティア研究所  助教  ナノ空間反応性イオン輸送制御システムの創出
  221. 眞弓 皓一  東京大学 物性研究所  准教授  強相関ソフトマターの時空間階層構造解析
  222. 丸島 愛樹  筑波大学 医学医療系  講師  生体内レドックス反応を制御するナノメディシンの創出
  223. 三浦 恭子  熊本大学 大学院先導機構/大学院生命科学研究部  長寿齧歯類特有の恒常性維持機構の解明と応用 Kyoko Miura @debadebaba
  224. 水谷 司  東京大学 生産技術研究所  准教授  道路路面下の全自動三次元透視技術の完成
  225. 水谷 知裕  東京医科歯科大学 東京医科歯科大学病院 消化器内科  助教  上皮細胞サーキュレーションによる疾患制御イノベーション
  226. 水本 憲治  京都大学 大学院総合生存学館  准教授  ヒト微生物叢への時系列因果関係推定の応用-疾病制御を目指して
  227. 三目 直登  筑波大学 システム情報系  助教  複雑現象の革新的数値解析パラダイムによる減災設計戦略
  228. 宮崎 晃平  京都大学 大学院工学研究科  准教授  アニオン駆動型電気化学の創発と応用展開
  229. 宮澤 清太  大阪大学 大学院生命機能研究科  招へい准教授  意匠の創発をもたらす進化機構の解明
  230. 宮田 治彦 大阪大学 微生物病研究所  准教授  雌の生殖路における精子機能調節機構
  231. 宮田 耕充  東京都立大学 大学院 理学研究科物理学専攻  准教授  原子シート高次構造の構築と機能開拓
  232. 宮武 広直  名古屋大学 素粒子宇宙起源研究所  准教授  多波長観測で拓く高赤方偏移宇宙論
  233. 村岡 貴博  東京農工大学 大学院グローバルイノベーション研究院  教授  細胞膜から着想する生体操作分子の開発
  234. 村島 基之  名古屋大学 大学院工学研究科  助教  摩擦面リアクターその場潤滑剤生成による超低摩擦の新学理解明
  235. 村手 宏輔  名古屋大学 大学院工学研究科  助教  究極的光励起テラヘルツ光源による安心・安全社会の実現
  236. 村松 眞由  慶應義塾大学 理工学部  専任講師  量子アニーリングによる材料トポロジー設計システムの構築
  237. 毛利 彰宏  藤田医科大学 大学院保健学研究科・臨床検査学領域レギュラトリーサイエンス分野  うつ病を予防するセルフマネジメントシステムの構築
  238. 本村 泰隆  大阪大学 大学院医学系研究科 生体防御学  准教授  Innate IgEによるアレルギー体質形成機構
  239. 森 立平  東京工業大学 情報理工学院  助教  グラフ状態の効率的な生成及び活用
  240. 森田 斉弘  University of Texas Health Science Center at San Antonio Department of Molecular Medicine  Principal Investigator and Tenure-Track Assistant Professor  疾患オルガネラ間コミュニケーションの動的変化と生理機能の解明
  241. 森本 直記  京都大学 大学院理学研究科  助教 人類最後の共通祖先からサピエンスへの進化史
  242. 柳澤 実穂  東京大学 大学院総合文化研究科  准教授  ナノ-マクロ空間相転移の学理によるシン材料科学 Miho Yanagisawa @mh_yanagi
  243. 柳田 絢加  東京大学 医科学研究所 幹細胞治療部門  特任研究員  ヒト胚発生モデル構築によるヒト胚発生機構の解明
  244. 柳谷 耕太  九州大学 生体防御医学研究所  准教授 オルガネラ量ホメオスタシスの根底原理の解明
  245. 柳谷 隆彦  早稲田大学 先進理工学部 電気・情報生命工学科  准教授  電池レス無線給電デバイス用の新規3次元配向圧電薄膜の創製
  246. 山野 友義  金沢大学 医薬保健研究域 医学系  助教(卓越研究員)  デザイナー抗原提示細胞による免疫制御法の開発
  247. 山本 玲  京都大学 高等研究院 ヒト生物学高等研究拠点  特定拠点准教授   革新的 in-vivo cell history recorderマウスモデルの確立
  248. 八幡 穣  筑波大学 生命環境系  卓越研究員テニュアトラック助教  生と死を瞬時に可視化するイメージングAIで解明する細胞死の意味
  249. 兪 史幹  理化学研究所 開拓研究本部 Yoo生理遺伝学研究室  主任研究員  エレボーシスを切り口とした腸恒常性維持機構の解明
  250. 弓本 佳苗  九州大学 生体防御医学研究所  特別研究員  播種性腫瘍細胞を標的とした革新的ながん治療法の開発
  251. 横田 紘子  千葉大学 大学院理学研究院 物理学研究部門  准教授  カイラル分域壁科学の創成
  252. 吉井 幸恵  量子科学技術研究開発機構 分子イメージング診断治療研究部  上席研究員  革新的「みえる」がん治療の創発:融合トランスレーショナル科学への挑戦
  253. 吉岡 耕太郎  東京医科歯科大学 大学院医歯学総合研究科 脳神経病態学分野  プロジェクト助教  DDS内在型2本鎖核酸医薬技術の創生
  254. 吉田 健史  大阪大学 大学院医学系研究科 生体統御医学講座 麻酔・集中治療医学教室  肺傷害のリスクを可視化するLung stress mapping法の確立と臨床応用への挑戦
  255. 吉種 光  東京都医学総合研究所  体内時計プロジェクト プロジェクトリーダー  様々な時間軸の「時」を決定する分子メカニズムの解明 Hikari_Yoshitane@HYtane
  256. 義永 那津人  東北大学 材料科学高等研究所  准教授  ソフトマテリアルの構造形成プロセスを理解するための数理モデルと データ科学の協奏
  257. 吉見 昭秀  国立がん研究センター 研究所がんRNA 研究ユニット  独立ユニット長   ミススプライシング産物の時空間的運命の決定
  258. 吉村 奈津江  東京工業大学 科学技術創成研究院  准教授  脳波による脳内メカニズムに基づいた音声合成技術の創発
  259. 李 秦宜  九州大学 大学院工学研究院  准教授  ナノスケール熱計測基盤と熱のキャリアダイナミクス

(参照:https://www.jst.go.jp/souhatsu/call/sel21.htmlツイッター すみません、ツイートを勝手に拾いました)

2021.9.27学振採用者発表 審査結果が通知

関連記事⇒2023年9月XX日学振の選考結果発表:令和6(2024)年度採用分特別研究員(PD、DC2、DC1)の第一次選考結果について

 

2021年9月27日(火)に学術振興会特別研究員(通称、”学振”)の採用者が応募者に通知されました。自分は学振を取っていませんが、自分が大学院生だった頃にすでに学振の制度があったのか自分が知らなかっただけなのかわかりません。あったとしても、今の時代のように学振、学振という雰囲気は全くなかったように思います。めでたく学位を取得して大学院卒業の門出にはトータル600万円以上もの借金を背負うことになる、育英会の奨学金を得られて、無邪気に喜んでいました。

大学院生にとって経済的な支援があるかどうかは、たとえそれが奨学金と言う名の多額の借金であったとしても、研究者への道に踏み出せるかどうかを決める非常に大きな要素になります。最近でこそ、いろいろと大学院生向けの経済的な支援制度が立ち上がりつつありますが、やはり学術振興会特別研究員(学振)はその中でもメジャーなものとして定着しており、大学院生やポスドクにとって特別な重さがあると思います。

 

学振の審査過程について

新型コロナウイルスの影響だと思いますが、このところ、学術振興会特別研究員の審査で面接は実施されていないようです。

 

学振悲喜こもごも

学振採用の発表がある日は毎年、採択された人と不採択だった人のツイートがネットを駆け巡ります。

 

学振採否結果の受け止め方

学振は序の口で、研究者になる道のりには合否や採否に関しては幾多もの試練が待ち受けています。それはすでに大学入試、大学院入試から始まっており、希望するラボへの配属、学振、論文のリジェクト、科研費その他の助成金の採否、ポスドクやPI職の採否などなど、自分の希望が全部叶うような幸運な人はそうそういません。

「世間から否定された」ときに自分を失わせないでくれるものは何でしょうか。それは結局、研究に対する興味だったり、自分がやっている研究の面白さを自分で信じられることなのではないかと思います。

 

学振に関する当事者の思い込み

学振に不採用になることは、研究者としてのキャリアパスの一つの分岐に過ぎません。別にそこで行き止まりになるわけではないのです。

学振に落ちて困る理由

そうは言ってもやはり、自分が認められなかったという体験は苦痛です。また、経済的に他に当てが無い場合には、DCが取れるかどうかはかなりクリティカルになります。

 

学振の採択率

学振の採択率は結構低くてたったの16%だそうです。科研費の若手研究が近年は40%、基盤研究(C)が3割弱ですから、学振DCはかなりの競争率です。不採択になったからといってめげる必要はありません。

学振の合否ライン

 

学振に通る理由・落ちる理由 能力との相関について

 

とある学振の通り方

 

DC1採択の戦略

 

学振DCのお給料の金額

 

学振の経済的な待遇に関する懐疑点

学振に落ちたあとに取るべき行動について

次回の学振採択を目指して

  1. 学振DC1/DC2に落ちたらどうする?対策3本柱 かだの研究ブログ 2021.09.26

 

学振に落ちても研究者として生き残れることについて

 

学振焼きそばについて

学振制度改革への提言

 

学振昔話

学振の制度の歴史

 

学振の採用通知の時期に関する考察

 

学振合否発表がツイッター界隈に投げかける波紋について

 

ツイッターにおける生存者バイアスについて

 

学振のその先にある厳しい現実について

JST「次世代研究者挑戦的研究プログラム~博士後期課程学生支援プロジェクト~」採択大学と人数

次世代研究者挑戦的研究プログラムとは

事業統括の役割

次世代研究者挑戦的研究プログラムの公募

 

次世代研究者挑戦的研究プログラムへの期待

 

次世代研究者挑戦的研究プログラムの懐疑点

次世代研究者挑戦的研究プログラムに採択された40の大学

大学名、事業統括の氏名 プロジェクト名 予定人数 です。

東京大学 大越 慎一 グリーントランスフォーメーション(GX)を先導する高度人材育成 600
京都大学 江上 雅彦 京都大学大学院教育支援機構プログラム 515
東北大学 山口 昌弘 東北大学高等大学院博士後期課程学生挑
戦的研究支援プロジェクト
511
北海道大学 石森 浩一郎 Society 5.0を牽引するDX博
士人材育成のための研究支援プロジェク
467
大阪大学 森井 英一 学際融合を推進し社会実装を担う次世代挑戦的研究者育成プロジェクト 420
筑波大学 加藤 光保 学問分野の壁を超えて多様な人材と共創できるトランスボーダー型価値創造人材
育成プロジェクト
351
九州大学  君塚 信夫 未来を拓く博士人材育成のためのオープ
ンプラットフォーム型教育システムの構
349
名古屋大学/
岐阜大学
藤巻 朗/
植松 美彦
東海国立大学機構融合フロンティア次世
代研究事業
320
慶應義塾大学 武林 亨 未来社会のグランドデザインを描く博士人材の育成 263
広島大学 安倍 学 広島大学創発的次世代研究者育成・支援プログラム 199
東京工業大学 神田 学 殻を破るぞ!越境型理工系博士人材育成―総合知の創造と社会変革に貢献する― 187
早稲田大学  笠原 博徳 早稲田オープン・イノベーション・エコシステム挑戦的研究プログラム 180
千葉大学 中山 俊憲 全方位イノベーション創発博士人材養成プロジェクト 150
金沢大学 中村 慎一  突破力をもって分野の壁を破壊し、新たな価値を創造する次世代精鋭人材創発プロジェクト 120
東京医科歯科
大学
 礒村 宜和 TMDU卓越大学院生の挑戦的研究支援プロジェクト 120
東京農工大学 五味 高志 FLOuRISHフェローシップ事業 120
大阪市立大学
/大阪府立大
重松 孝昌/
河北 哲郎
 リゾーム型研究人材育成プログラム 70
熊本大学 高島 和希 Well-Being 社会を先導する異分野横断型博士人材育成プログラム 60
新潟大学 本田 明治 未来のライフ・イノベーションを創出するフロントランナー育成プロジェクト 50
立命館大学 徳田 昭雄 立命館先進研究アカデミー(RARA:Ritsumeikan AdvancedResearch Academy)次世代研究者育成プログラム 45
山口大学 堤 宏守  “シン・文殊グループ”を核とする異分野
融合研究実践型博士後期課程学生育成プ
ロジェクト
36
岡山大学  那須 保友  岡山大学次世代研究者挑戦的研究事業(O
U フェローシップ タイプ B)
30
同志社大学 塚越 一彦  同志社大学大学院博士後期課程次世代研
究者挑戦的研究プロジェクト
30
北陸先端科学技術大学院大学 山口 政之 未来創造イノベーション研究者支援プロ
グラム
30
電気通信大学 米田 仁紀 独自ネットワーク形成を行う、開発主導型
博士学生研究・教育支援プログラム
24
徳島大学 安友 康二  研究クラスターを核とした学際的イノベ
ーション人材の育成 -徳島大学うずしお
プロジェクト-
24
名古屋市立大学 澤本 和延 グローバル未来都市共創に資する次世代
研究者エンパワメントプログラム
20
京都工芸繊維
大学
吉本 昌広 京都産学共創 異分野融合人材育成フェロ
ーシッププログラム
18
東京薬科大学 林 良雄 未来医療創造人育成プロジェクト 『BU
TTOBEぶっとべ』~Beef Up Toyaku Talents to go
BEyond the border
18
三重大学 金子 聡  環境循環型社会に資する地域と連携した
若手研究者育成支援
16
青山学院大学 黄 晋二 AGUフューチャーイーグルプロジェクト(AGU Future Eagle Project) 15
東京農業大学 志和地 弘信 グローバルで食料生産向上に挑戦する高度人材養成包括的プロジェクト 15
奈良女子大学 遊佐 陽一 奈良女子大学博士後期課程学生支援 SGC+(Shattering the glass ceiling and beyond)プロジェクト 14
名古屋工業大学 井門 康司 複数指導教員体制による新しい研究分野を開拓する次世代研究者育成プロジェクト 12
山梨大学 西田 継 VUCA時代対応型博士人材育成プロジェクト 11
総合研究大学
院大学
青野 重利 「SOKENDAI 特別研究員(挑戦型)」制度による次世代研究者の支援・育
成の推進
10
東京都市大学 田口 亮 アジア大洋州地域の発展をリードする次世代のグローバル研究者育成プログラム 10
甲南大学 村嶋 貴之 地域連携プラットフォームを活用する産学・官学連携インターンシップによるトランスレーショナル人材の育成 5
奈良先端科学
技術大学院大
飯田 元 「先端科学技術融合分野におけるイノベーティブ博士人材支援プロジェクト (NAIST Touch Stone)」 5
(合計) 5450

参照元:https://www.jst.go.jp/pr/info/info1519/pdf/info1519.pdf

 

次世代研究者挑戦的研究プログラムが生み出す大学院格差

東京大学600人

北海道大学467人

 

大阪大学420人

筑波大学351人

  1. 次世代研究者挑戦的研究プログラム ~博士後期課程学生支援プロジェクト~ について 筑波大学

九州大学349人

千葉大学150人

  1. 千葉大学は「次世代研究者挑戦的研究プログラム」に採択されました。 ‥ 千葉大学では学長を事業統括とした「全方位イノベーション創発博士人材養成プロジェクト」を開始し、博士後期課程の全専攻(4年制大学院を含む)を対象に優秀な学生150名を選抜して、1人あたり年額204万円の生活費相当額と年額50~150万円の研究費を支給するとともに、様々なキャリアパス支援に向けた取り組みを行っていきます。 これにより、我が国の超高齢少子化大規模災害等の課題、新規感染症等の人類共通の課題に迅速に対応し、様々な研究分野やセクターでイノベーションを創発する博士人材の養成を目指します。(千葉大学

東京医科歯科大学120人

金沢大学120人

 

電通大21人

名古屋市立大学

 

青山学院大学

山口大学

同志社大学

東京都市大学

総合研究大学院大学(SOKENDAI)

 

山梨大学

岐阜大学

  1. 岐阜大学はJST「次世代研究者挑戦的研究プログラム」に採択されました岐阜大学は,名古屋大学と共同で申請した国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)の「次世代研究者挑戦的研究プログラム」に採択されました。これにより,「東海国立大学機構融合フロンティア次世代リサーチャー事業」として,博士課程に在籍する優秀な学生に経済的支援を行い,また,企業等で求められるスキルを身につけるコースを用意することで就職等への不安を払拭し,研究に専念できる環境を用意するプログラムを実施します。本年度(10月から支援)の公募は,令和3年9月9日(木)から9月24日(金)13時まで行います。この期間内に,申請書等をご提出ください。(岐阜大学

科研費の研究種目選び 基盤研究(C)か基盤研究(B)かを選ぶ5つのポイント

今年の科研費の締切日は大型予算は2か月、基盤研究(C)や(B)は1か月前倒しになります。今まで科研費のシーズンと言えば10月と体に沁み込んでいる人は、体内時計(季節時計)を修正する必要があります。

令和4(2022)年度の科学研究費助成事業の公募、内定時期の前倒し等について(JSPS)

さて、これまでコンスタントに基盤研究(C)をとれている研究者の中には、そろそろ基盤研究(B)にチャレンジしてみたいという人がいるかと思います。しかし、今の科研費の制度のもとでは基盤研究に採択されれば満額の場合2000万円、ところが、どんなに素晴らしい研究をしていても、どんなに素晴らしい研究提案を書いたとしても、激しい競争の末、不採択ということになると得られる研究費はゼロ円です。

2000万円かゼロ円か、という恐ろしい賭けに身を投じないといけないわけで、研究の継続性という観点からはこの制度は非常に宜しくないと思います。手堅く基盤研究(C)かチャレンジして基盤研究(B)に出すかは、非常に悩ましい選択でしょう。どのような考えでCかBかを選べばよいのでしょうか。

一人又は複数の研究者が共同して行う独創的・先駆的な研究
基盤研究(A)3~5年間 2,000万円以上 5,000万円以下
基盤研究(B)3~5年間  500万円以上 2,000万円以下
基盤研究(C)3~5年間  500万円以下

基盤研究(A・B・C) 日本学術振興会

非常にナイーブに考えれば、自分の研究計画を実施するのにかかる経費が500万円を超えるのであれば、基盤研究(C)の次に金額が大きい基盤研究(B)に出そうということになります。しかしながら、このような選び方は全く現実的ではありません。なぜなら、基盤研究(C)の「500万円以下」と基盤研究(B)の「500万円以上」は、数直線のように連続的につながってはいないからです。

自分の業績で決める

基盤研究(C)に採択されることと基盤研究(B)に採択されることとの差は、計上する経費の総額の差ではなく、申請者の業績の差を反映します。ひとつの審査種目の中で業績がある程度ある研究者同士の競争になるわけですから、科研費の申請書が良く書けているのは当たり前で、実現可能性を見る際には研究者の過去の業績がかなり重視されるはずです。

実際に審査した経験からいうと,基盤研究(B)と基盤研究(C)の間には,かなりのレベルの違いがある.両者の採択率はほとんど変わらないが,基盤研究(B)になると優れた業績(ということはインパクトファクターの高い雑誌に掲載された論文)をもっていて,これまでにも基盤研究(B)以上の研究費を獲得している研究者が多く,かなりハイレベルの競争になる.

(引用元:第1回 応募種目の選び方 児島将康 先生 羊土社)

 

ライバルを見て選ぶ

科研費は、自分が選んだ土俵でのライバルとの競争で採否が決まりますので、自分が出そうとしている審査区分(小区分)でどんな研究者が採択されているか、ライバルチェックしてみる必要があります。KAKENデータベース上で小区分の名称で検索をかけると、採択課題の情報が一覧されます。研究者名をクリックして、さらにその人のリサーチマップ情報に飛べば、極めて簡単にその人の論文業績を調べることが可能です。例えば、

基盤研究(B) 免疫学関連 2021年

で検索してみると、この審査種目(小区分)では基盤研究(B)はたかだか10件しか採択されていません。どの種目もそうですが、この10人程度の中に自分が食い込めるかどうかを考えてみるのが良いと思います。

審査委員を見て選ぶ

採択を決めるのは審査委員です。基盤研究(B)だと6人の審査委員がいますが、審査委員の任期を終えた人の氏名や所属は公開されますので、だいたいどんな研究分野の人がその審査種目を審査しているのかの「幅」がわかります。自分の仕事はそのような顔ぶれの人たちに知られているのか、高い評価をしてもらえそうかを見極めるのも大事です。

審査委員名簿 | 科学研究費助成事業|日本学術振興会

第1段審査(書面審査)委員 平成29年度 基盤研究(B)

基礎医学(免疫学関連 など)

必要性に応じて選ぶ

そもそも自分はなぜ基盤研究(B)を獲りに行きたいのかを考えてみることも大事でしょう。基盤研究(C)でも研究を進められそうならなぜBが欲しいのでしょうか。ラボを回すためにBは必要?技術員(ラボテクニシャン)を雇用したいから基盤Bが必要?次に独立ポジションを狙いたいから、ラボの立ち上げには基盤Cでは足りない?

今、絶対に基盤研究(B)が必要というわけでもないのなら、リスクを冒す必要はあるのでしょうか。

 

リスクを考えて選ぶ

不採択のリスクを最小にできるのであれば、思い切って一つ大きい予算の研究種目に応募してみるのも良いでしょう。例えば、4年間の研究期間の基盤研究(C)を持っていて、前年度申請を利用するとか、研究がもうすこしかかりそうなので研究期間を延長する予定だから最悪、基盤Bがとれなくてもなんとかなるとか。AMEDやその他、民間財団からの研究助成があるので、仮に基盤Bを今回落としたとしても研究が滞る恐れがないというのであれば、チャレンジするのもありかもしれません。

 

どの研究種目に応募するかは、人に言われて決めるようなことではありませんので、全くもって余計なお世話の記事となりましたが、個人的な考えとしては、基盤Bを考えるのであれば、やはり自分の研究分野のトップジャーナルに論文を出すのが先決なのではないかと思います。

2021年度 科研費 採択件数 大学ランキング

科研費の交付内定通知が令和3年4月1日10時にありました。

関連記事 ⇒ 令和3度科研費 ツイートによる描像

その結果がKAKENデータベースに反映されたので、

令和3年度科研費の採択件数を大学ごとに見てみました。大学だけに絞ったので、国立研究所などは含んでいません。また、挑戦的研究(萌芽)などは内定通知の時期が遅くまだなので、含まれていません。ただし、件数の数字をクリックすれば、最新の検索結果に飛びます。

国立大のトップ3は、東大、京大、東北大。私立大学のトップ3は、慶應、早稲田、日大。公立のトップ3は、横浜市大、大阪市大、名古屋市大でした。

    1. 東京大学 (国立) 1015 件
    2. 京都大学 (国立) 762 件
    3. 東北大学 (国立) 699 件
    4. 大阪大学 (国立) 684 件
    5. 九州大学 (国立) 555 件
    6. 名古屋大学 (国立) 491 件
    7. 北海道大学 (国立) 448 件
    8. 筑波大学 (国立) 368 件
    9. 広島大学 (国立) 367 件
    10. 神戸大学 (国立) 320 件
    11. 金沢大学 (国立) 311 件
    12. 岡山大学 (国立) 304 件
    13. 慶應義塾大学 (私立) 283 件
    14. 早稲田大学 (私立) 262 件
    15. 東京工業大学 (国立) 255 件
    16. 千葉大学 (国立) 243 件
    17. 日本大学 (私立) 211 件
    18. 新潟大学 (国立) 207 件
    19. 順天堂大学 (私立) 203 件
    20. 熊本大学 (国立) 202 件
    21. 長崎大学 (国立) 198 件
    22. 信州大学 (国立) 197 件
    23. 東京医科歯科大学 (国立) 180 件
    24. 立命館大学 (私立) 160 件
    25. 鹿児島大学 (国立) 152 件
    26. 愛媛大学 (国立) 149 件
    27. 徳島大学 (国立) 148 件
    28. 山口大学 (国立) 143 件
    29. 群馬大学 (国立) 137 件
    30. 横浜市立大学 (公立) 129 件
    31. 三重大学 (国立) 128 件
    32. 近畿大学 (私立) 127 件
    33. 大阪市立大学 (公立) 127 件
    34. 東海大学 (私立) 126 件
    35. 富山大学 (国立) 123 件
    36. 名古屋市立大学 (公立) 117 件
    37. 大阪府立大学 (公立) 117 件
    38. 山形大学 (国立) 115 件
    39. 東京都立大学 (公立) 114 件
    40. 東京理科大学 (私立) 113 件
    41. 山梨大学 (国立) 112 件
    42. 弘前大学 (国立) 111 件
    43. 島根大学 (国立) 109 件
    44. 同志社大学 (私立) 105 件
    45. 大分大学 (国立) 105 件
    46. 京都府立医科大学 (公立) 100 件
    47. 北里大学 (私立) 99 件
    48. 東京慈恵会医科大学 (私立) 94 件
    49. 琉球大学 (国立) 93 件
    50. 昭和大学 (私立) 92 件
    51. 岐阜大学 (国立) 91 件
    52. 札幌医科大学 (公立) 89 件
    53. 鳥取大学 (国立) 89 件
    54. 奈良県立医科大学 (公立) 87 件
    55. 明治大学 (私立) 86 件
    56. 高知大学 (国立) 85 件
    57. 横浜国立大学 (国立) 85 件
    58. 福井大学 (国立) 84 件
    59. 宮崎大学 (国立) 84 件
    60. 秋田大学 (国立) 83 件
    61. 自治医科大学 (私立) 82 件
    62. 藤田医科大学 (私立) 81 件
    63. 関西大学 (私立) 81 件
    64. 帝京大学 (私立) 79 件
    65. 国際医療福祉大学 (私立) 78 件
    66. 福岡大学 (私立) 77 件
    67. 静岡大学 (国立) 75 件
    68. 佐賀大学 (国立) 74 件
    69. 香川大学 (国立) 73 件
    70. 東邦大学 (私立) 71 件
    71. 兵庫県立大学 (公立) 70 件
    72. 岩手医科大学 (私立) 69 件
    73. 関西医科大学 (私立) 69 件
    74. 東京医科大学 (私立) 69 件
    75. 福島県立医科大学 (公立) 69 件
    76. 茨城大学 (国立) 64 件
    77. 埼玉大学 (国立) 64 件
    78. 滋賀医科大学 (国立) 64 件
    79. 兵庫医科大学 (私立) 63 件
    80. 日本医科大学 (私立) 63 件
    81. 浜松医科大学 (国立) 63 件
    82. 和歌山県立医科大学 (公立) 63 件
    83. 関西学院大学 (私立) 62 件
    84. 東京農工大学 (国立) 62 件
    85. 名古屋工業大学 (国立) 61 件
    86. 東京女子医科大学 (私立) 57 件
    87. 大阪医科薬科大学 (私立) 57 件
    88. 一橋大学 (国立) 57 件
    89. 岩手大学 (国立) 57 件
    90. 電気通信大学 (国立) 57 件
    91. 中央大学 (私立) 56 件
    92. 金沢医科大学 (私立) 54 件
    93. 九州工業大学 (国立) 54 件
    94. 宇都宮大学 (国立) 53 件
    95. 法政大学 (私立) 52 件
    96. 岡山理科大学 (私立) 51 件
    97. 獨協医科大学 (私立) 49 件
    98. 久留米大学 (私立) 49 件
    99. 奈良先端科学技術大学院大学 (国立) 48 件
    100. 埼玉医科大学 (私立) 47 件
    101. 旭川医科大学 (国立) 46 件
    102. 静岡県立大学 (公立) 45 件
    103. 産業医科大学 (私立) 43 件
    104. 愛知医科大学 (私立) 42 件
    105. 京都産業大学 (私立) 42 件
    106. お茶の水女子大学 (国立) 42 件
    107. 東洋大学 (私立) 41 件
    108. 立教大学 (私立) 40 件
    109. 青山学院大学 (私立) 39 件
    110. 杏林大学 (私立) 38 件
    111. 聖マリアンナ医科大学 (私立) 38 件
    112. 神奈川大学 (私立) 38 件
    113. 龍谷大学 (私立) 38 件
    114. 奈良女子大学 (国立) 36 件
    115. 上智大学 (私立) 36 件
    116. 東京電機大学 (私立) 36 件
    117. 新潟医療福祉大学 (私立) 35 件
    118. 摂南大学 (私立) 35 件
    119. 和歌山大学 (国立) 35 件
    120. 中部大学 (私立) 34 件
    121. 京都工芸繊維大学 (国立) 34 件
    122. 東京都市大学 (私立) 34 件
    123. 名城大学 (私立) 33 件
    124. 長岡技術科学大学 (国立) 33 件
    125. 沖縄科学技術大学院大学 (私立) 33 件
    126. 芝浦工業大学 (私立) 32 件
    127. 日本歯科大学 (私立) 32 件
    128. 東京海洋大学 (国立) 32 件
    129. 北海道教育大学 (国立) 31 件
    130. 大阪教育大学 (国立) 31 件
    131. 東京学芸大学 (国立) 31 件
    132. 東北医科薬科大学 (私立) 30 件
    133. 福島大学 (国立) 30 件
    134. 北陸先端科学技術大学院大学 (国立) 30 件
    135. 滋賀県立大学 (公立) 30 件
    136. 東京薬科大学 (私立) 30 件
    137. 東京農業大学 (私立) 29 件
    138. 富山県立大学 (公立) 29 件
    139. 愛知学院大学 (私立) 28 件
    140. 大阪工業大学 (私立) 28 件
    141. 川崎医科大学 (私立) 27 件
    142. 秋田県立大学 (公立) 26 件
    143. 東京歯科大学 (私立) 26 件
    144. 東京外国語大学 (国立) 26 件
    145. 学習院大学 (私立) 25 件
    146. 北見工業大学 (国立) 25 件
    147. 神戸学院大学 (私立) 25 件
    148. 九州歯科大学 (公立) 25 件
    149. 福岡歯科大学 (私立) 24 件
    150. 金沢工業大学 (私立) 24 件
    151. 東京芸術大学 (国立) 24 件
    152. 豊橋技術科学大学 (国立) 24 件
    153. 工学院大学 (私立) 23 件
    154. 甲南大学 (私立) 23 件
    155. 九州産業大学 (私立) 23 件
    156. 室蘭工業大学 (国立) 23 件
    157. 南山大学 (私立) 23 件
    158. 東北学院大学 (私立) 23 件
    159. 川崎医療福祉大学 (私立) 22 件
    160. 高知工科大学 (公立) 22 件
    161. 帯広畜産大学 (国立) 22 件
    162. 専修大学 (私立) 22 件
    163. 東京工科大学 (私立) 22 件
    164. 愛知県立大学 (公立) 21 件
    165. 中京大学 (私立) 21 件
    166. 県立広島大学 (公立) 21 件
    167. 千葉工業大学 (私立) 20 件
    168. 北海道科学大学 (私立) 20 件
    169. 大阪歯科大学 (私立) 20 件
    170. 創価大学 (私立) 20 件
    171. 北海道医療大学 (私立) 19 件
    172. 茨城県立医療大学 (公立) 19 件
    173. 上越教育大学 (国立) 19 件
    174. 国士舘大学 (私立) 19 件
    175. 京都薬科大学 (私立) 19 件
    176. 京都府立大学 (公立) 19 件
    177. 目白大学 (私立) 19 件
    178. 武庫川女子大学 (私立) 19 件
    179. 聖路加国際大学 (私立) 19 件
    180. 常葉大学 (私立) 19 件
    181. 愛知教育大学 (国立) 18 件
    182. 福山大学 (私立) 18 件
    183. 国際基督教大学 (私立) 18 件
    184. 日本女子大学 (私立) 18 件
    185. 埼玉県立大学 (公立) 18 件
    186. 帝京平成大学 (私立) 18 件
    187. 朝日大学 (私立) 17 件
    188. 駒澤大学 (私立) 17 件
    189. 武蔵野大学 (私立) 17 件
    190. 日本福祉大学 (私立) 17 件
    191. 徳島文理大学 (私立) 17 件
    192. 高知県立大学 (公立) 17 件
    193. 佛教大学 (私立) 16 件
    194. 岩手県立大学 (公立) 16 件
    195. 関西外国語大学 (私立) 16 件
    196. 明治学院大学 (私立) 16 件
    197. 日本獣医生命科学大学 (私立) 16 件
    198. 岡山県立大学 (公立) 16 件
    199. 崇城大学 (私立) 16 件
    200. 愛知工業大学 (私立) 15 件
    201. 麻布大学 (私立) 15 件
    202. 神奈川歯科大学 (私立) 15 件
    203. 京都先端科学大学 (私立) 15 件
    204. 京都教育大学 (国立) 15 件
    205. 酪農学園大学 (私立) 15 件
    206. 立正大学 (私立) 15 件
    207. 鶴見大学 (私立) 15 件
    208. 愛知大学 (私立) 14 件
    209. 大東文化大学 (私立) 14 件
    210. 星薬科大学 (私立) 14 件
    211. 実践女子大学 (私立) 14 件
    212. 公立小松大学 (公立) 14 件
    213. 滋賀大学 (国立) 14 件
    214. 鈴鹿医療科学大学 (私立) 14 件
    215. 帝京科学大学 (私立) 14 件
    216. 獨協大学 (私立) 13 件
    217. 同志社女子大学 (私立) 13 件
    218. 京都橘大学 (私立) 13 件
    219. 宮城大学 (公立) 13 件
    220. 成蹊大学 (私立) 13 件
    221. 静岡理工科大学 (私立) 13 件
    222. 福井県立大学 (公立) 12 件
    223. 兵庫教育大学 (国立) 12 件
    224. 畿央大学 (私立) 12 件
    225. 神戸薬科大学 (私立) 12 件
    226. 京都女子大学 (私立) 12 件
    227. 長崎国際大学 (私立) 12 件
    228. 鳴門教育大学 (国立) 12 件
    229. 小樽商科大学 (国立) 12 件
    230. 追手門学院大学 (私立) 12 件
    231. 立命館アジア太平洋大学 (私立) 12 件
    232. 椙山女学園大学 (私立) 12 件
    233. 北九州市立大学 (公立) 12 件
    234. 豊田工業大学 (私立) 12 件
    235. 北海学園大学 (私立) 11 件
    236. 神奈川県立保健福祉大学 (公立) 11 件
    237. 関東学院大学 (私立) 11 件
    238. 松山大学 (私立) 11 件
    239. 明海大学 (私立) 11 件
    240. 大阪産業大学 (私立) 11 件
    241. 拓殖大学 (私立) 11 件
    242. 玉川大学 (私立) 11 件
    243. 東京家政大学 (私立) 11 件
    244. 城西国際大学 (私立) 10 件
    245. 神奈川工科大学 (私立) 10 件
    246. 共立女子大学 (私立) 10 件
    247. 明星大学 (私立) 10 件
    248. 宮城教育大学 (国立) 10 件
    249. 森ノ宮医療大学 (私立) 10 件
    250. 日本工業大学 (私立) 10 件
    251. 日本体育大学 (私立) 10 件
    252. 西九州大学 (私立) 10 件
    253. 大分県立看護科学大学 (公立) 10 件
    254. 札幌市立大学 (公立) 10 件
    255. 成城大学 (私立) 10 件
    256. 聖隷クリストファー大学 (私立) 10 件
    257. 四国大学 (私立) 10 件
    258. 東京工芸大学 (私立) 10 件
    259. 長崎県立大学 (公立) 10 件
    260. 福岡教育大学 (国立) 10 件
    261. 愛知淑徳大学 (私立) 9 件
    262. 第一薬科大学 (私立) 9 件
    263. 広島市立大学 (公立) 9 件
    264. 兵庫医療大学 (私立) 9 件
    265. 石川県立看護大学 (公立) 9 件
    266. 國學院大學 (私立) 9 件
    267. 桃山学院大学 (私立) 9 件
    268. 中村学園大学 (私立) 9 件
    269. 奈良教育大学 (国立) 9 件
    270. 大谷大学 (私立) 9 件
    271. 西南学院大学 (私立) 9 件
    272. 高崎経済大学 (公立) 9 件
    273. 東京国際大学 (私立) 9 件
    274. 津田塾大学 (私立) 9 件
    275. 和洋女子大学 (私立) 9 件
    276. 山梨県立大学 (公立) 9 件
    277. 千葉県立保健医療大学 (公立) 8 件
    278. 千葉商科大学 (私立) 8 件
    279. 中部学院大学 (私立) 8 件
    280. 福岡看護大学 (私立) 8 件
    281. 福岡女子大学 (公立) 8 件
    282. 広島国際大学 (私立) 8 件
    283. 日本赤十字看護大学 (私立) 8 件
    284. 城西大学 (私立) 8 件
    285. 関西国際大学 (私立) 8 件
    286. 金城学院大学 (私立) 8 件
    287. 熊本学園大学 (私立) 8 件
    288. 明治薬科大学 (私立) 8 件
    289. 名桜大学 (公立) 8 件
    290. 大阪電気通信大学 (私立) 8 件
    291. 大阪大谷大学 (私立) 8 件
    292. 大手前大学 (私立) 8 件
    293. 大妻女子大学 (私立) 8 件
    294. 熊本県立大学 (公立) 8 件
    295. 山陽小野田市立山口東京理科大学 (公立) 8 件
    296. 会津大学 (公立) 8 件
    297. 常磐大学 (私立) 8 件
    298. 東京福祉大学 (私立) 8 件
    299. 筑波技術大学 (国立) 8 件
    300. 青森県立保健大学 (公立) 7 件
    301. 文教大学 (私立) 7 件
    302. 愛媛県立医療技術大学 (公立) 7 件
    303. 福岡工業大学 (私立) 7 件
    304. 福岡県立大学 (公立) 7 件
    305. 福山市立大学 (公立) 7 件
    306. 姫路獨協大学 (私立) 7 件
    307. 石川県立大学 (公立) 7 件
    308. 桜美林大学 (私立) 7 件
    309. 香川県立保健医療大学 (公立) 7 件
    310. 開智国際大学 (私立) 7 件
    311. 金沢学院大学 (私立) 7 件
    312. 関西福祉科学大学 (私立) 7 件
    313. 金城大学 (私立) 7 件
    314. 甲南女子大学 (私立) 7 件
    315. 熊本保健科学大学 (私立) 7 件
    316. 前橋工科大学 (公立) 7 件
    317. 長崎総合科学大学 (私立) 7 件
    318. 名古屋商科大学 (私立) 7 件
    319. 奈良大学 (私立) 7 件
    320. 鹿屋体育大学 (国立) 7 件
    321. 沖縄国際大学 (私立) 7 件
    322. 四天王寺大学 (私立) 7 件
    323. 昭和薬科大学 (私立) 7 件
    324. 淑徳大学 (私立) 7 件
    325. 大正大学 (私立) 7 件
    326. 高崎健康福祉大学 (私立) 7 件
    327. 多摩美術大学 (私立) 7 件
    328. 帝塚山大学 (私立) 7 件
    329. 東北福祉大学 (私立) 7 件
    330. 桐蔭横浜大学 (私立) 7 件
    331. 東京経済大学 (私立) 7 件
    332. 新潟県立大学 (公立) 7 件
    333. 山口県立大学 (公立) 7 件
    334. 文京学院大学 (私立) 6 件
    335. 福井工業大学 (私立) 6 件
    336. 岐阜県立看護大学 (公立) 6 件
    337. 群馬パース大学 (私立) 6 件
    338. 広島工業大学 (私立) 6 件
    339. 日本赤十字九州国際看護大学 (私立) 6 件
    340. 神田外語大学 (私立) 6 件
    341. 皇學館大学 (私立) 6 件
    342. 駒沢女子大学 (私立) 6 件
    343. 京都光華女子大学 (私立) 6 件
    344. 京都外国語大学 (私立) 6 件
    345. 松本歯科大学 (私立) 6 件
    346. 長野大学 (公立) 6 件
    347. 奈良学園大学 (私立) 6 件
    348. 政策研究大学院大学 (国立) 6 件
    349. 名寄市立大学 (公立) 6 件
    350. 大阪観光大学 (私立) 6 件
    351. 流通経済大学 (私立) 6 件
    352. 聖学院大学 (私立) 6 件
    353. 尚絅学院大学 (私立) 6 件
    354. 湘南工科大学 (私立) 6 件
    355. 駿河台大学 (私立) 6 件
    356. 島根県立大学 (公立) 6 件
    357. 東北工業大学 (私立) 6 件
    358. 東海学園大学 (私立) 6 件
    359. 東京医療保健大学 (私立) 6 件
    360. 東京女子大学 (私立) 6 件
    361. つくば国際大学 (私立) 6 件
    362. 人間環境大学 (私立) 6 件
    363. 和光大学 (私立) 6 件
    364. 山形県立保健医療大学 (公立) 6 件
    365. 藍野大学 (私立) 5 件
    366. 国際教養大学 (公立) 5 件
    367. 青森大学 (私立) 5 件
    368. 梅花女子大学 (私立) 5 件
    369. 公立はこだて未来大学 (公立) 5 件
    370. 岐阜薬科大学 (公立) 5 件
    371. 岐阜聖徳学園大学 (私立) 5 件
    372. 岐阜医療科学大学 (私立) 5 件
    373. 東日本国際大学 (私立) 5 件
    374. 広島文化学園大学 (私立) 5 件
    375. 広島修道大学 (私立) 5 件
    376. 広島経済大学 (私立) 5 件
    377. 北星学園大学 (私立) 5 件
    378. 十文字学園女子大学 (私立) 5 件
    379. 金沢星稜大学 (私立) 5 件
    380. 神戸市看護大学 (公立) 5 件
    381. 神戸市外国語大学 (公立) 5 件
    382. 神戸女学院大学 (私立) 5 件
    383. 名古屋産業大学 (私立) 5 件
    384. 名古屋経済大学 (私立) 5 件
    385. 沖縄県立芸術大学 (公立) 5 件
    386. 相模女子大学 (私立) 5 件
    387. 下関市立大学 (公立) 5 件
    388. 湘南医療大学 (私立) 5 件
    389. 就実大学 (私立) 5 件
    390. 総合研究大学院大学 (国立) 5 件
    391. 東北公益文科大学 (私立) 5 件
    392. 都留文科大学 (公立) 5 件
    393. 大和大学 (私立) 5 件
    394. 安田女子大学 (私立) 5 件
    395. 大同大学 (私立) 4 件
    396. 江戸川大学 (私立) 4 件
    397. 藤女子大学 (私立) 4 件
    398. 花園大学 (私立) 4 件
    399. 比治山大学 (私立) 4 件
    400. 兵庫大学 (私立) 4 件
    401. 茨城キリスト教大学 (私立) 4 件
    402. 川村学園女子大学 (私立) 4 件
    403. 神戸常盤大学 (私立) 4 件
    404. 京都市立芸術大学 (公立) 4 件
    405. 松本大学 (私立) 4 件
    406. 盛岡大学 (私立) 4 件
    407. 武蔵大学 (私立) 4 件
    408. 長野県看護大学 (公立) 4 件
    409. 名古屋学芸大学 (私立) 4 件
    410. 新潟県立看護大学 (公立) 4 件
    411. 新見公立大学 (公立) 4 件
    412. 二松學舍大学 (私立) 4 件
    413. ノートルダム清心女子大学 (私立) 4 件
    414. 大阪国際大学 (私立) 4 件
    415. 大阪成蹊大学 (私立) 4 件
    416. 大阪経済大学 (私立) 4 件
    417. 大阪経済法科大学 (私立) 4 件
    418. 麗澤大学 (私立) 4 件
    419. 埼玉工業大学 (私立) 4 件
    420. 西南女学院大学 (私立) 4 件
    421. 聖泉大学 (私立) 4 件
    422. 聖徳大学 (私立) 4 件
    423. 至学館大学 (私立) 4 件
    424. 白梅学園大学 (私立) 4 件
    425. 昭和女子大学 (私立) 4 件
    426. 鈴鹿大学 (私立) 4 件
    427. 天理大学 (私立) 4 件
    428. 福知山公立大学 (公立) 4 件
    429. 東北文教大学 (私立) 4 件
    430. 東洋英和女学院大学 (私立) 4 件
    431. 植草学園大学 (私立) 4 件
    432. 流通科学大学 (私立) 4 件
    433. 山梨学院大学 (私立) 4 件
    434. 横浜薬科大学 (私立) 4 件
    435. 産業技術大学院大学 (公立) 3 件
    436. 愛知東邦大学 (私立) 3 件
    437. 愛知工科大学 (私立) 3 件
    438. 愛知県立芸術大学 (公立) 3 件
    439. 旭川大学 (私立) 3 件
    440. 足利大学 (私立) 3 件
    441. 千葉科学大学 (私立) 3 件
    442. 中央学院大学 (私立) 3 件
    443. フェリス女学院大学 (私立) 3 件
    444. 福山平成大学 (私立) 3 件
    445. 群馬県立女子大学 (公立) 3 件
    446. 八戸工業大学 (私立) 3 件
    447. 浜松学院大学 (私立) 3 件
    448. 平安女学院大学 (私立) 3 件
    449. 広島女学院大学 (私立) 3 件
    450. 北陸大学 (私立) 3 件
    451. 環太平洋大学 (私立) 3 件
    452. 国際大学 (私立) 3 件
    453. 医療創生大学 (私立) 3 件
    454. 石巻専修大学 (私立) 3 件
    455. 日本女子体育大学 (私立) 3 件
    456. 日本赤十字秋田看護大学 (私立) 3 件
    457. 鎌倉女子大学 (私立) 3 件
    458. 吉備国際大学 (私立) 3 件
    459. 神戸親和女子大学 (私立) 3 件
    460. 神戸松蔭女子学院大学 (私立) 3 件
    461. 倉敷芸術科学大学 (私立) 3 件
    462. 共栄大学 (私立) 3 件
    463. 京都精華大学 (私立) 3 件
    464. 九州保健福祉大学 (私立) 3 件
    465. 九州女子大学 (私立) 3 件
    466. 身延山大学 (私立) 3 件
    467. 武蔵野美術大学 (私立) 3 件
    468. 長浜バイオ大学 (私立) 3 件
    469. 長崎外国語大学 (私立) 3 件
    470. 名古屋学院大学 (私立) 3 件
    471. 名古屋外国語大学 (私立) 3 件
    472. 名古屋女子大学 (私立) 3 件
    473. 日本薬科大学 (私立) 3 件
    474. 新潟工科大学 (私立) 3 件
    475. 新潟国際情報大学 (私立) 3 件
    476. 新潟薬科大学 (私立) 3 件
    477. 日本文理大学 (私立) 3 件
    478. 桜花学園大学 (私立) 3 件
    479. 星城大学 (私立) 3 件
    480. 仙台白百合女子大学 (私立) 3 件
    481. 仙台大学 (私立) 3 件
    482. 千里金蘭大学 (私立) 3 件
    483. 四條畷学園大学 (私立) 3 件
    484. 静岡英和学院大学 (私立) 3 件
    485. 静岡文化芸術大学 (公立) 3 件
    486. 修文大学 (私立) 3 件
    487. 公立諏訪東京理科大学 (公立) 3 件
    488. 多摩大学 (私立) 3 件
    489. 天理医療大学 (私立) 3 件
    490. 鹿児島国際大学 (私立) 3 件
    491. 徳山大学 (私立) 3 件
    492. 東京未来大学 (私立) 3 件
    493. 東京家政学院大学 (私立) 3 件
    494. 東洋学園大学 (私立) 3 件
    495. 聖心女子大学 (私立) 3 件
    496. 東京医療学院大学 (私立) 3 件
    497. 跡見学園女子大学 (私立) 2 件
    498. 別府大学 (私立) 2 件
    499. 筑紫女学園大学 (私立) 2 件
    500. 中国学園大学 (私立) 2 件
    501. 中京学院大学 (私立) 2 件
    502. 第一工業大学 (私立) 2 件
    503. 福岡国際医療福祉大学 (私立) 2 件
    504. 福岡女学院看護大学 (私立) 2 件
    505. 滋慶医療科学大学院大学 (私立) 2 件
    506. 群馬医療福祉大学 (私立) 2 件
    507. 白鴎大学 (私立) 2 件
    508. 阪南大学 (私立) 2 件
    509. 姫路大学 (私立) 2 件
    510. 弘前学院大学 (私立) 2 件
    511. 北海道千歳リハビリテーション大学 (私立) 2 件
    512. 北海道情報大学 (私立) 2 件
    513. 北翔大学 (私立) 2 件
    514. 国際武道大学 (私立) 2 件
    515. 岩手保健医療大学 (私立) 2 件
    516. 日本社会事業大学 (私立) 2 件
    517. 日本医療大学 (私立) 2 件
    518. 日本経済大学 (私立) 2 件
    519. 日本赤十字北海道看護大学 (私立) 2 件
    520. 日本赤十字豊田看護大学 (私立) 2 件
    521. 純真学園大学 (私立) 2 件
    522. 亀田医療大学 (私立) 2 件
    523. 関西医療大学 (私立) 2 件
    524. 関西看護医療大学 (私立) 2 件
    525. 神戸芸術工科大学 (私立) 2 件
    526. 神戸女子大学 (私立) 2 件
    527. 高野山大学 (私立) 2 件
    528. 京都医療科学大学 (私立) 2 件
    529. 京都ノートルダム女子大学 (私立) 2 件
    530. 九州ルーテル学院大学 (私立) 2 件
    531. 松山東雲女子大学 (私立) 2 件
    532. 三重県立看護大学 (公立) 2 件
    533. 美作大学 (私立) 2 件
    534. 宮城学院女子大学 (私立) 2 件
    535. 宮崎国際大学 (私立) 2 件
    536. 長岡造形大学 (公立) 2 件
    537. 奥羽大学 (私立) 2 件
    538. 岡山商科大学 (私立) 2 件
    539. 沖縄県立看護大学 (公立) 2 件
    540. 沖縄大学 (私立) 2 件
    541. 大阪学院大学 (私立) 2 件
    542. 大阪樟蔭女子大学 (私立) 2 件
    543. 大阪人間科学大学 (私立) 2 件
    544. 大阪行岡医療大学 (私立) 2 件
    545. 了徳寺大学 (私立) 2 件
    546. 埼玉学園大学 (私立) 2 件
    547. 佐久大学 (私立) 2 件
    548. 札幌学院大学 (私立) 2 件
    549. 星槎大学 (私立) 2 件
    550. 白百合女子大学 (私立) 2 件
    551. 尚美学園大学 (私立) 2 件
    552. 松蔭大学 (私立) 2 件
    553. 昭和音楽大学 (私立) 2 件
    554. 秀明大学 (私立) 2 件
    555. 園田学園女子大学 (私立) 2 件
    556. 宝塚大学 (私立) 2 件
    557. 帝塚山学院大学 (私立) 2 件
    558. 長野県立大学 (公立) 2 件
    559. 東北文化学園大学 (私立) 2 件
    560. 東北生活文化大学 (私立) 2 件
    561. 東京有明医療大学 (私立) 2 件
    562. 東京音楽大学 (私立) 2 件
    563. 東京純心大学 (私立) 2 件
    564. 東京情報大学 (私立) 2 件
    565. 東亜大学 (私立) 2 件
    566. 人間総合科学大学 (私立) 2 件
    567. 山口学芸大学 (私立) 2 件
    568. 四日市大学 (私立) 2 件
    569. 愛知文教大学 (私立) 1 件
    570. 愛知学泉大学 (私立) 1 件
    571. 愛知みずほ大学 (私立) 1 件
    572. 愛知産業大学 (私立) 1 件
    573. 秋田公立美術大学 (公立) 1 件
    574. 青森中央学院大学 (私立) 1 件
    575. 亜細亜大学 (私立) 1 件
    576. びわこ成蹊スポーツ大学 (私立) 1 件
    577. 文化学園大学 (私立) 1 件
    578. 西武文理大学 (私立) 1 件
    579. 大阪物療大学 (私立) 1 件
    580. 千葉経済大学 (私立) 1 件
    581. 同朋大学 (私立) 1 件
    582. 福井医療大学 (私立) 1 件
    583. 福岡女学院大学 (私立) 1 件
    584. 岐阜協立大学 (私立) 1 件
    585. 岐阜女子大学 (私立) 1 件
    586. 群馬県立県民健康科学大学 (公立) 1 件
    587. 八戸学院大学 (私立) 1 件
    588. 羽衣国際大学 (私立) 1 件
    589. 函館大学 (私立) 1 件
    590. 健康科学大学 (私立) 1 件
    591. 弘前医療福祉大学 (私立) 1 件
    592. 広島文教大学 (私立) 1 件
    593. 広島都市学園大学 (私立) 1 件
    594. 北海商科大学 (私立) 1 件
    595. 北海道文教大学 (私立) 1 件
    596. 北陸学院大学 (私立) 1 件
    597. 一宮研伸大学 (私立) 1 件
    598. 情報セキュリティ大学院大学 (私立) 1 件
    599. ものつくり大学 (私立) 1 件
    600. 国際仏教学大学院大学 (私立) 1 件
    601. 日本保健医療大学 (私立) 1 件
    602. 日本赤十字広島看護大学 (私立) 1 件
    603. 女子美術大学 (私立) 1 件
    604. 嘉悦大学 (私立) 1 件
    605. 女子栄養大学 (私立) 1 件
    606. 関西福祉大学 (私立) 1 件
    607. 高知学園大学 (私立) 1 件
    608. 甲子園大学 (私立) 1 件
    609. 国立音楽大学 (私立) 1 件
    610. 久留米工業大学 (私立) 1 件
    611. 活水女子大学 (私立) 1 件
    612. 共愛学園前橋国際大学 (私立) 1 件
    613. 京都看護大学 (私立) 1 件
    614. 京都美術工芸大学 (私立) 1 件
    615. 九州国際大学 (私立) 1 件
    616. 九州共立大学 (私立) 1 件
    617. 九州看護福祉大学 (私立) 1 件
    618. 明治国際医療大学 (私立) 1 件
    619. 南九州大学 (私立) 1 件
    620. 宮崎県立看護大学 (公立) 1 件
    621. 武蔵野音楽大学 (私立) 1 件
    622. 長崎純心大学 (私立) 1 件
    623. 名古屋文理大学 (私立) 1 件
    624. 名古屋音楽大学 (私立) 1 件
    625. 名古屋柳城女子大学 (私立) 1 件
    626. 新潟食料農業大学 (私立) 1 件
    627. 新潟産業大学 (私立) 1 件
    628. 新潟青陵大学 (私立) 1 件
    629. 新潟経営大学 (私立) 1 件
    630. 新潟リハビリテーション大学 (私立) 1 件
    631. 西日本工業大学 (私立) 1 件
    632. 岡崎女子大学 (私立) 1 件
    633. 尾道市立大学 (公立) 1 件
    634. 大阪音楽大学 (私立) 1 件
    635. 大阪保健医療大学 (私立) 1 件
    636. 大阪女学院大学 (私立) 1 件
    637. 大阪芸術大学 (私立) 1 件
    638. 大阪商業大学 (私立) 1 件
    639. 大阪総合保育大学 (私立) 1 件
    640. 大阪体育大学 (私立) 1 件
    641. 作新学院大学 (私立) 1 件
    642. 山陽学園大学 (私立) 1 件
    643. 札幌国際大学 (私立) 1 件
    644. 札幌大谷大学 (私立) 1 件
    645. 札幌大学 (私立) 1 件
    646. SBI大学院大学 (私立) 1 件
    647. 清泉女学院大学 (私立) 1 件
    648. 清泉女子大学 (私立) 1 件
    649. 志學館大学 (私立) 1 件
    650. 静岡産業大学 (私立) 1 件
    651. 静岡福祉大学 (私立) 1 件
    652. 尚絅大学 (私立) 1 件
    653. 相愛大学 (私立) 1 件
    654. 聖カタリナ大学 (私立) 1 件
    655. 太成学院大学 (私立) 1 件
    656. 宝塚医療大学 (私立) 1 件
    657. 天使大学 (私立) 1 件
    658. 光産業創成大学院大学 (私立) 1 件
    659. 社会情報大学院大学 (私立) 1 件
    660. 京都情報大学院大学 (私立) 1 件
    661. 桐朋学園大学 (私立) 1 件
    662. 東北女子大学 (私立) 1 件
    663. 東都大学 (私立) 1 件
    664. 東京基督教大学 (私立) 1 件
    665. 東京通信大学 (私立) 1 件
    666. 東京成徳大学 (私立) 1 件
    667. 鳥取看護大学 (私立) 1 件
    668. 公立鳥取環境大学 (公立) 1 件
    669. 富山国際大学 (私立) 1 件
    670. 豊橋創造大学 (私立) 1 件
    671. 筑波学院大学 (私立) 1 件
    672. 敦賀市立看護大学 (公立) 1 件
    673. 宇都宮共和大学 (私立) 1 件
    674. 稚内北星学園大学 (私立) 1 件
    675. 山形県立米沢栄養大学 (公立) 1 件
    676. 横浜商科大学 (私立) 1 件
    677. 横浜創英大学 (私立) 1 件

参考

  1. 大阪医科薬科大学とは 1927年(昭和2年)に創立した大阪医科大学と、1904年(明治37年)に大阪道修薬學校として創立した大阪薬科大学が2021年4月に統合し誕生。

「所属機関処理中」とは【研究者用語の基礎知識】

毎年4月1日に全国の研究者を惑わせるのが、「所属機関処理中」という言葉です。科研費が採択されたのか、不採択だったのかをみんな知りたいのですが、JSPSは採択とも不採択とも言ってくれません。しかし、採択された人だけが目にすることができる言葉があります。研究者にとって、「所属機関処理中」という言葉は何を意味するのか、みていきたいと思います。

所属研究機関処理中

所属研究機関処理中なんですけど?

所属研究機関処理中のおぼつかなさ

所属研究機関処理中の意味

所属研究機関処理後

科研費採択通知をもっとわかりやすくしてほしい

令和3度科研費 ツイートによる描像~ただいま「所属研究機関処理中」2021年4月1日午前10時00分、科研費交付内定が通知される~

研究者にとっての科研費

研究者にとっての4月1日という日

4月1日の前夜

4月1日10時直前

4月1日10時00分

科研費採択通知(不採択通知)のわかりにくさ

科研費採択・不採択

科研費採択・不採択報告におけるツイッターの役割

採択される科研費申請書の書き方

科研費の適正な採択率に関する議論

科研費の審査について

研究助成の過度な集中に関する議論

科研費と研究の継続性

科研費による雇用

科研費応募資格について

科研費の諸問題

科研費制度の改善の提案

 

科研費と人間の感情

 

科研費の研究分担者にとっての4月1日

科研費

科研費に応募するもう一つの理由

科研費間接経費の使途

KAKEN(科研費データベース)情報のアップデート

科研費申請支援者の目

2022年度科研費

 

研究者の雇用問題

ライフ・ワークバランス

 

AMEDの公募ってやっぱり出来レースだったの?

自分は文科省科研費しかもらったことがないので、AMEDの実態は全然知りませんが、自分のような完全な部外者であっても、たまに、「AMEDは出しても無駄、どうせ採択される人は決まっているから。」という声を聞くことがあります。

実際のところAMEDは出来レースなのでしょうか?ネット上の情報を纏めてみたいと思います。

AMED公募の出来レース

AMED公募の中に出来レースが含まれていることは、多くの研究者が知るところであることを本庶氏が公の場で指摘していました(「AMEDシンポジウム2019」2019年12月13日の講演)。

 

下のツイートに紙面が紹介されていますが、是非皆さんに読んで頂きたい重要な内容なので文字に書き起こしておきます。

AMEDには批判すべき点が幾つかある。第1の問題は、基礎的な研究に研究資金を出さないところだ。基礎研究は治療薬や技術のシーズを出す部分なので、それを育てることが国にとって重要なはずだ。もし良いシーズが出てくれば、AMEDが資金援助をせずとも、企業が向こうから寄ってきて、応用につながる。だからいいシーズを出すことが一番重要だ。
しかしAMEDは臨床応用が見えなければ採択されない。その一方、科学技術振興機構(JST)に応募しようとすれば、医学関係はAMEDへ応募せよと言われる。医学系の基礎研究を応募する先が現状では抜け落ちている。
 そして、国が大企業にお金を出すのはおかしい。営利目的で事業を行う企業は、いいシーズを選んでその実用化に向けて自らリソースを投入すべきだし、国はアカデミアのシーズを生み出す場所に資金を出すべきだ。だから比重を十分に考えてほしい。
 また、AMED全体を眺めると、細かい公募枠がたくさんある。がんでも何十個あるのか分からないほど細かい。そして多くの人が言っているが、その公募枠の中に細かい指示があって、「これを満たす人はあの人だろう」と、当事者を誰もが予想できるような公募がある。しかも情報リークがあって、事前に公募内容が分かっていたりする。これは断じて許すべきではない。特定のテーマと研究者を採択したいならば、最初から指定しておくべきで、これを公募にすることによって多くの人に無駄なエネルギーを使わせている。絶対に改めるべきだ。
 提案書のボリュームも課題だ。本当に審査委員が全部読んでいるのか。企業との連携内容など細かいことを山のように書かされ、企業とつながっているものは駄目だとか、いったい何なんだと感じる。提案書を出して、採択されて報告書を出したら、ほとんどの人は研究する時間が取れない。もっと簡素化しても十分だろう。(2019年12月13日「AMEDシンポジウム2019」での講演から抜粋 「出来レース」の公募はやめよ 京都大学 本庶 佑 特別教授 日経バイオ年鑑2021より)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自分は科研費が一番、公平に資金を分配できているのではないかと思います。内閣府のばらまきとか、AMEDとかと比べると、本当に誠実さを感じるのが文科省科研費。下のツイートの意見に大賛成。

 

 

資金配分機関と研究者との癒着の弊害

AMEDと一部の研究者とが癒着していると、AMEDから多額の助成を受けている研究者に対して研究不正疑惑が生じたときに、本来なら研究資金配分機関として情報開示をさせる監督責任があるはずなのに、むしろ隠蔽に走る恐れがあるのではないでしょうか。データ捏造の疑惑を指摘された大学が何の説明責任も果たさないまま、億単位の助成をAMEDから受け続けているのは、自分には異常なことに思えます。

 

参考

  1. 日本版NIHの「真っ黒」な船出(2015年4月号 選択) しかし記念すべき初代理事長になったのは、この三月まで慶應義塾大学医学部長を務めていた末松誠氏だ。

科研費採択件数ランキング 私学トップ10

KAKENデータベースで、「所属機関: ○○大学 AND 役割: 研究代表者」の検索条件で、科研費の通算採択件数合計を調べました。文科省科研費の件数は、その大学の研究力を表す良い指標になると思います。

国立大学が上位を占め、トップ10は、東京大学、京都大学、大阪大学 、東北大学、九州大学、北海道大学、名古屋大学、広島大学  、筑波大学、 東京工業大学でした。

私学トップ10は慶應義塾大学、早稲田大学、日本大学、東海大学、立命館大学、東京理科大学、順天堂大学、北里大学、近畿大学、昭和大学で、医学部のある大学が比較的上位に来ているようです。

公立大学のトップ5は、大阪市立大学、大阪府立大学、 名古屋市立大学、横浜市立大学、京都府立医科大学でした。

ちなみに大阪市立大学と大阪府立大学は2022年4月に合併して「大阪公立大学」になるそうです。

  1. 大阪公立大学2022年度入試概要
  2. 新法人(公立大学法人大阪)の設立について

 

日本の大学の科研費獲得件数(通算)ランキング

大学のみを対象にしたため、基礎生物学研究所など、国立研究所は含まれていません。

    1. 東京大学 (国立) 53817
    2. 京都大学 (国立) 39727
    3. 大阪大学 (国立) 33047
    4. 東北大学 (国立) 32154
    5. 九州大学 (国立) 24925
    6. 北海道大学 (国立) 23065
    7. 名古屋大学 (国立) 21482
    8. 広島大学 (国立) 14740
    9. 筑波大学 (国立) 14659
    10. 東京工業大学 (国立) 14083
    11. 慶應義塾大学 (私立) 11522
    12. 神戸大学 (国立) 11483
    13. 岡山大学 (国立) 10180
    14. 千葉大学 (国立) 9482
    15. 金沢大学 (国立) 8969
    16. 新潟大学 (国立) 8448
    17. 早稲田大学 (私立) 8120
    18. 熊本大学 (国立) 8032
    19. 東京医科歯科大学 (国立) 7869
    20. 長崎大学 (国立) 6868
    21. 徳島大学 (国立) 6814
    22. 日本大学 (私立) 6124
    23. 信州大学 (国立) 5873
    24. 鹿児島大学 (国立) 5713
    25. 山口大学 (国立) 5421
    26. 愛媛大学 (国立) 5289
    27. 大阪市立大学 (公立) 5204
    28. 群馬大学 (国立) 5190
    29. 山形大学 (国立) 4985
    30. 岐阜大学 (国立) 4619
    31. 三重大学 (国立) 4477
    32. 東海大学 (私立) 4395
    33. 大阪府立大学 (公立) 4323
    34. 静岡大学 (国立) 4258
    35. 東京農工大学 (国立) 3854
    36. 立命館大学 (私立) 3839
    37. 東京理科大学 (私立) 3795
    38. 鳥取大学 (国立) 3786
    39. 順天堂大学 (私立) 3756
    40. 名古屋市立大学 (公立) 3746
    41. 北里大学 (私立) 3712
    42. 横浜国立大学 (国立) 3516
    43. 横浜市立大学 (公立) 3507
    44. 京都府立医科大学 (公立) 3498
    45. 近畿大学 (私立) 3467
    46. 秋田大学 (国立) 3370
    47. 弘前大学 (国立) 3268
    48. 富山大学 (国立) 3267
    49. 昭和大学 (私立) 3223
    50. 琉球大学 (国立) 3196
    51. 東京慈恵会医科大学 (私立) 3105
    52. 埼玉大学 (国立) 3015
    53. 自治医科大学 (私立) 2875
    54. 名古屋工業大学 (国立) 2727
    55. 東京女子医科大学 (私立) 2724
    56. 福井大学 (国立) 2715
    57. 山梨大学 (国立) 2715
    58. 札幌医科大学 (公立) 2681
    59. 茨城大学 (国立) 2617
    60. 宮崎大学 (国立) 2604
    61. 東京都立大学 (公立) 2573
    62. 久留米大学 (私立) 2562
    63. 島根大学 (国立) 2530
    64. 九州工業大学 (国立) 2525
    65. 帝京大学 (私立) 2523
    66. 岩手大学 (国立) 2482
    67. 佐賀大学 (国立) 2451
    68. 香川大学 (国立) 2413
    69. 高知大学 (国立) 2365
    70. 浜松医科大学 (国立) 2350
    71. 電気通信大学 (国立) 2338
    72. 福岡大学 (私立) 2188
    73. 奈良先端科学技術大学院大学 (国立) 2182
    74. 関西大学 (私立) 2129
    75. 京都工芸繊維大学 (国立) 2128
    76. 明治大学 (私立) 2116
    77. 大分大学 (国立) 2092
    78. 同志社大学 (私立) 2046
    79. 豊橋技術科学大学 (国立) 2042
    80. 滋賀医科大学 (国立) 1951
    81. 長岡技術科学大学 (国立) 1938
    82. 関西医科大学 (私立) 1922
    83. 日本医科大学 (私立) 1883
    84. 奈良県立医科大学 (公立) 1880
    85. 宇都宮大学 (国立) 1859
    86. 東京学芸大学 (国立) 1857
    87. 東邦大学 (私立) 1839
    88. 旭川医科大学 (国立) 1825
    89. 福島県立医科大学 (公立) 1800
    90. 一橋大学 (国立) 1792
    91. 岩手医科大学 (私立) 1786
    92. お茶の水女子大学 (国立) 1786
    93. 中央大学 (私立) 1776
    94. 上智大学 (私立) 1667
    95. 法政大学 (私立) 1655
    96. 産業医科大学 (私立) 1641
    97. 和歌山県立医科大学 (公立) 1637
    98. 兵庫県立大学 (公立) 1617
    99. 関西学院大学 (私立) 1550
    100. 奈良女子大学 (国立) 1547
    101. 立教大学 (私立) 1488
    102. 埼玉医科大学 (私立) 1483
    103. 兵庫医科大学 (私立) 1437
    104. 愛知学院大学 (私立) 1369
    105. 東洋大学 (私立) 1352
    106. 静岡県立大学 (公立) 1342
    107. 東京医科大学 (私立) 1293
    108. 藤田医科大学 (私立) 1285
    109. 大阪医科大学 (私立) 1281
    110. 青山学院大学 (私立) 1240
    111. 東京歯科大学 (私立) 1179
    112. 聖マリアンナ医科大学 (私立) 1166
    113. 日本歯科大学 (私立) 1137
    114. 大阪教育大学 (国立) 1110
    115. 北陸先端科学技術大学院大学 (国立) 1109
    116. 杏林大学 (私立) 1103
    117. 愛知教育大学 (国立) 1099
    118. 神奈川大学 (私立) 1085
    119. 金沢医科大学 (私立) 1074
    120. 東京外国語大学 (国立) 1062
    121. 京都産業大学 (私立) 1060
    122. 北海道教育大学 (国立) 1056
    123. 東京薬科大学 (私立) 1049
    124. 名城大学 (私立) 1022
    125. 金沢工業大学 (私立) 1016
    126. 和歌山大学 (国立) 990
    127. 龍谷大学 (私立) 971
    128. 川崎医科大学 (私立) 967
    129. 学習院大学 (私立) 966
    130. 神奈川歯科大学 (私立) 959
    131. 室蘭工業大学 (国立) 944
    132. 鶴見大学 (私立) 927
    133. 東京電機大学 (私立) 924
    134. 日本女子大学 (私立) 906
    135. 愛知医科大学 (私立) 903
    136. 獨協医科大学 (私立) 902
    137. 北海道医療大学 (私立) 887
    138. 東京農業大学 (私立) 887
    139. 中部大学 (私立) 883
    140. 京都府立大学 (公立) 849
    141. 帯広畜産大学 (国立) 836
    142. 大阪歯科大学 (私立) 829
    143. 岡山理科大学 (私立) 822
    144. 福島大学 (国立) 821
    145. 滋賀大学 (国立) 803
    146. 九州歯科大学 (公立) 789
    147. 福岡歯科大学 (私立) 766
    148. 摂南大学 (私立) 757
    149. 芝浦工業大学 (私立) 750
    150. 甲南大学 (私立) 708
    151. 国際医療福祉大学 (私立) 691
    152. 北見工業大学 (国立) 672
    153. 東京海洋大学 (国立) 651
    154. 兵庫教育大学 (国立) 645
    155. 武庫川女子大学 (私立) 632
    156. 大阪工業大学 (私立) 631
    157. 上越教育大学 (国立) 615
    158. 滋賀県立大学 (公立) 609
    159. 千葉工業大学 (私立) 608
    160. 松本歯科大学 (私立) 603
    161. 東北学院大学 (私立) 601
    162. 京都薬科大学 (私立) 595
    163. 南山大学 (私立) 592
    164. 中京大学 (私立) 584
    165. 工学院大学 (私立) 583
    166. 専修大学 (私立) 583
    167. 明海大学 (私立) 582
    168. 愛知県立大学 (公立) 579
    169. 鳴門教育大学 (国立) 573
    170. 秋田県立大学 (公立) 551
    171. 福岡教育大学 (国立) 539
    172. 徳島文理大学 (私立) 536
    173. 成蹊大学 (私立) 535
    174. 東京芸術大学 (国立) 528
    175. 広島市立大学 (公立) 525
    176. 県立広島大学 (公立) 521
    177. 富山県立大学 (公立) 518
    178. 宮城教育大学 (国立) 501
    179. 神戸学院大学 (私立) 495
    180. 京都教育大学 (国立) 491
    181. 明星大学 (私立) 481
    182. 朝日大学 (私立) 469
    183. 明治学院大学 (私立) 455
    184. 麻布大学 (私立) 453
    185. 奈良教育大学 (国立) 450
    186. 岐阜薬科大学 (公立) 446
    187. 高知工科大学 (公立) 441
    188. 玉川大学 (私立) 436
    189. 創価大学 (私立) 431
    190. 北九州市立大学 (公立) 422
    191. 岡山県立大学 (公立) 416
    192. 大阪電気通信大学 (私立) 415
    193. 東京工科大学 (私立) 410
    194. 国際基督教大学 (私立) 404
    195. 九州産業大学 (私立) 404
    196. 東京都市大学 (私立) 397
    197. 國學院大學 (私立) 395
    198. 立正大学 (私立) 385
    199. 埼玉県立大学 (公立) 384
    200. 岩手県立大学 (公立) 380
    201. 福山大学 (私立) 375
    202. 福岡工業大学 (私立) 373
    203. 佛教大学 (私立) 371
    204. 神奈川工科大学 (私立) 370
    205. 福井県立大学 (公立) 367
    206. 星薬科大学 (私立) 366
    207. 東京女子大学 (私立) 363
    208. 小樽商科大学 (国立) 359
    209. 日本福祉大学 (私立) 358
    210. 愛知工業大学 (私立) 348
    211. 崇城大学 (私立) 344
    212. 京都女子大学 (私立) 340
    213. 駒澤大学 (私立) 339
    214. 大東文化大学 (私立) 337
    215. 新潟医療福祉大学 (私立) 336
    216. 豊田工業大学 (私立) 335
    217. 広島国際大学 (私立) 334
    218. 関東学院大学 (私立) 328
    219. 大妻女子大学 (私立) 324
    220. 神戸薬科大学 (私立) 321
    221. 川崎医療福祉大学 (私立) 315
    222. 酪農学園大学 (私立) 314
    223. 椙山女学園大学 (私立) 312
    224. 政策研究大学院大学 (国立) 298
    225. 昭和女子大学 (私立) 296
    226. 城西大学 (私立) 295
    227. 大阪産業大学 (私立) 291
    228. 津田塾大学 (私立) 290
    229. 同志社女子大学 (私立) 284
    230. 明治薬科大学 (私立) 278
    231. 奥羽大学 (私立) 278
    232. 愛知大学 (私立) 273
    233. 沖縄科学技術大学院大学 (私立) 268
    234. 国士舘大学 (私立) 266
    235. 宮城大学 (公立) 263
    236. 筑波技術大学 (国立) 263
    237. 日本工業大学 (私立) 262
    238. 大阪薬科大学 (私立) 261
    239. 高知県立大学 (公立) 261
    240. 追手門学院大学 (私立) 254
    241. 福岡県立大学 (公立) 252
    242. 金城学院大学 (私立) 252
    243. 武蔵野大学 (私立) 250
    244. 共立女子大学 (私立) 248
    245. 茨城県立医療大学 (公立) 246
    246. 武蔵大学 (私立) 240
    247. 会津大学 (公立) 239
    248. 目白大学 (私立) 237
    249. 成城大学 (私立) 233
    250. 東京工芸大学 (私立) 232
    251. 広島工業大学 (私立) 231
    252. 新潟薬科大学 (私立) 231
    253. 帝京平成大学 (私立) 227
    254. 鹿屋体育大学 (国立) 226
    255. 神戸市外国語大学 (公立) 225
    256. 聖徳大学 (私立) 223
    257. 高崎健康福祉大学 (私立) 223
    258. 福井工業大学 (私立) 219
    259. 北海学園大学 (私立) 218
    260. 中村学園大学 (私立) 218
    261. 東北工業大学 (私立) 218
    262. 兵庫医療大学 (私立) 216
    263. 東北医科薬科大学 (私立) 215
    264. 奈良大学 (私立) 215
    265. 福岡女子大学 (公立) 214
    266. 熊本県立大学 (公立) 214
    267. 聖路加国際大学 (私立) 213
    268. 西南学院大学 (私立) 212
    269. 常葉大学 (私立) 212
    270. 広島修道大学 (私立) 210
    271. 北陸大学 (私立) 210
    272. 拓殖大学 (私立) 210
    273. 甲南女子大学 (私立) 209
    274. 高崎経済大学 (公立) 208
    275. 総合研究大学院大学 (国立) 208
    276. 公立はこだて未来大学 (公立) 205
    277. 鈴鹿医療科学大学 (私立) 205
    278. 大谷大学 (私立) 204
    279. 桜美林大学 (私立) 202
    280. 立命館アジア太平洋大学 (私立) 199
    281. 神戸女子大学 (私立) 198
    282. 実践女子大学 (私立) 197
    283. 八戸工業大学 (私立) 195
    284. 山口県立大学 (公立) 194
    285. 文教大学 (私立) 193
    286. 日本獣医生命科学大学 (私立) 193
    287. 大阪経済大学 (私立) 193
    288. 神戸市看護大学 (公立) 192
    289. 天理大学 (私立) 186
    290. 帝京科学大学 (私立) 185
    291. 大正大学 (私立) 182
    292. 日本赤十字看護大学 (私立) 180
    293. 聖隷クリストファー大学 (私立) 180
    294. 常磐大学 (私立) 179
    295. 島根県立大学 (公立) 177
    296. 東京経済大学 (私立) 174
    297. 北星学園大学 (私立) 173
    298. 獨協大学 (私立) 171
    299. 埼玉工業大学 (私立) 171
    300. 長崎県立大学 (公立) 171
    301. 京都橘大学 (私立) 166
    302. 帝塚山大学 (私立) 163
    303. 桃山学院大学 (私立) 162
    304. 昭和薬科大学 (私立) 162
    305. 石巻専修大学 (私立) 161
    306. 淑徳大学 (私立) 160
    307. 神奈川県立保健福祉大学 (公立) 158
    308. 日本体育大学 (私立) 158
    309. 静岡理工科大学 (私立) 158
    310. 愛知淑徳大学 (私立) 157
    311. 関西外国語大学 (私立) 157
    312. 長野県看護大学 (公立) 156
    313. 東京医療保健大学 (私立) 156
    314. 青森県立保健大学 (公立) 155
    315. 畿央大学 (私立) 155
    316. 長浜バイオ大学 (私立) 155
    317. 東北福祉大学 (私立) 155
    318. 流通科学大学 (私立) 155
    319. 吉備国際大学 (私立) 151
    320. 石川県立看護大学 (公立) 150
    321. 京都市立芸術大学 (公立) 146
    322. 宮城学院女子大学 (私立) 146
    323. 名古屋学院大学 (私立) 144
    324. 東京家政大学 (私立) 144
    325. 長崎総合科学大学 (私立) 143
    326. 大阪大谷大学 (私立) 143
    327. 札幌市立大学 (公立) 143
    328. 東京国際大学 (私立) 143
    329. 大阪体育大学 (私立) 141
    330. 湘南工科大学 (私立) 141
    331. 聖心女子大学 (私立) 141
    332. 関西福祉科学大学 (私立) 140
    333. 石川県立大学 (公立) 139
    334. 大分県立看護科学大学 (公立) 139
    335. 松山大学 (私立) 138
    336. 和洋女子大学 (私立) 137
    337. 姫路獨協大学 (私立) 136
    338. 阪南大学 (私立) 134
    339. 九州保健福祉大学 (私立) 134
    340. 文京学院大学 (私立) 133
    341. 札幌学院大学 (私立) 133
    342. 熊本学園大学 (私立) 132
    343. 麗澤大学 (私立) 132
    344. 都留文科大学 (公立) 132
    345. 北海道科学大学 (私立) 131
    346. 桐蔭横浜大学 (私立) 131
    347. 岐阜聖徳学園大学 (私立) 130
    348. 安田女子大学 (私立) 127
    349. 山梨県立大学 (公立) 126
    350. 京都外国語大学 (私立) 125
    351. 就実大学 (私立) 125
    352. 東京福祉大学 (私立) 125
    353. 和光大学 (私立) 125
    354. 駿河台大学 (私立) 123
    355. 三重県立看護大学 (公立) 121
    356. 千葉県立保健医療大学 (公立) 120
    357. 国際大学 (私立) 119
    358. 城西国際大学 (私立) 119
    359. 神戸芸術工科大学 (私立) 119
    360. 名古屋女子大学 (私立) 119
    361. 四国大学 (私立) 119
    362. 長崎国際大学 (私立) 118
    363. 大阪学院大学 (私立) 114
    364. 大阪樟蔭女子大学 (私立) 110
    365. 十文字学園女子大学 (私立) 108
    366. 大阪国際大学 (私立) 108
    367. 白百合女子大学 (私立) 108
    368. 新潟県立看護大学 (公立) 107
    369. 沖縄国際大学 (私立) 107
    370. 別府大学 (私立) 106
    371. 九州共立大学 (私立) 106
    372. 東亜大学 (私立) 106
    373. 神戸女学院大学 (私立) 105
    374. 日本社会事業大学 (私立) 103
    375. 東北文化学園大学 (私立) 103
    376. 京都ノートルダム女子大学 (私立) 102
    377. 相模女子大学 (私立) 102
    378. 名古屋商科大学 (私立) 101
    379. 千葉科学大学 (私立) 100
    380. 群馬県立県民健康科学大学 (公立) 99
    381. 皇學館大学 (私立) 99
    382. 流通経済大学 (私立) 99
    383. 神田外語大学 (私立) 98
    384. 札幌大学 (私立) 98
    385. 新潟県立大学 (公立) 98
    386. 関西国際大学 (私立) 96
    387. 日本女子体育大学 (私立) 95
    388. 女子栄養大学 (私立) 95
    389. 下関市立大学 (公立) 95
    390. 中部学院大学 (私立) 94
    391. 千葉商科大学 (私立) 93
    392. 京都光華女子大学 (私立) 93
    393. 京都造形芸術大学 (私立) 93
    394. 西九州大学 (私立) 93
    395. ノートルダム清心女子大学 (私立) 93
    396. 日本赤十字広島看護大学 (私立) 91
    397. 大阪経済法科大学 (私立) 90
    398. 東海学園大学 (私立) 90
    399. 岐阜県立看護大学 (公立) 89
    400. 新潟工科大学 (私立) 88
    401. 四天王寺大学 (私立) 87
    402. 東洋英和女学院大学 (私立) 87
    403. 亜細亜大学 (私立) 86
    404. 広島経済大学 (私立) 85
    405. 大手前大学 (私立) 85
    406. 前橋工科大学 (公立) 84
    407. 明治国際医療大学 (私立) 84
    408. 長野大学 (公立) 83
    409. 熊本保健科学大学 (私立) 82
    410. 東京家政学院大学 (私立) 82
    411. 甲子園大学 (私立) 81
    412. 大阪商業大学 (私立) 80
    413. フェリス女学院大学 (私立) 79
    414. 沖縄県立看護大学 (公立) 79
    415. 清泉女子大学 (私立) 79
    416. 愛媛県立医療技術大学 (公立) 78
    417. 名桜大学 (公立) 78
    418. 藍野大学 (私立) 77
    419. 森ノ宮医療大学 (私立) 77
    420. 名古屋外国語大学 (私立) 77
    421. 沖縄大学 (私立) 77
    422. 第一薬科大学 (私立) 76
    423. 二松學舍大学 (私立) 76
    424. 山形県立保健医療大学 (公立) 76
    425. 釧路公立大学 (公立) 75
    426. 九州女子大学 (私立) 75
    427. 人間環境大学 (私立) 75
    428. 横浜薬科大学 (私立) 75
    429. 名古屋学芸大学 (私立) 74
    430. 園田学園女子大学 (私立) 74
    431. 倉敷芸術科学大学 (私立) 72
    432. 西南女学院大学 (私立) 72
    433. 兵庫大学 (私立) 71
    434. 跡見学園女子大学 (私立) 70
    435. 国際武道大学 (私立) 70
    436. 関西福祉大学 (私立) 70
    437. 京都文教大学 (私立) 70
    438. 聖学院大学 (私立) 70
    439. 茨城キリスト教大学 (私立) 69
    440. 川村学園女子大学 (私立) 69
    441. 沖縄県立芸術大学 (公立) 69
    442. 多摩美術大学 (私立) 69
    443. 群馬パース大学 (私立) 68
    444. 京都先端科学大学 (私立) 68
    445. 静岡文化芸術大学 (公立) 68
    446. 尚絅学院大学 (私立) 68
    447. 花園大学 (私立) 67
    448. 福山市立大学 (公立) 66
    449. 日本赤十字豊田看護大学 (私立) 66
    450. 香川県立保健医療大学 (公立) 66
    451. 星城大学 (私立) 66
    452. 岐阜女子大学 (私立) 65
    453. 広島女学院大学 (私立) 64
    454. 関西医療大学 (私立) 64
    455. 山陽小野田市立山口東京理科大学 (公立) 64
    456. 札幌国際大学 (私立) 64
    457. 神戸松蔭女子学院大学 (私立) 63
    458. 名古屋経済大学 (私立) 63
    459. 仙台大学 (私立) 63
    460. 江戸川大学 (私立) 62
    461. 比治山大学 (私立) 62
    462. 郡山女子大学 (私立) 62
    463. 岡山商科大学 (私立) 62
    464. 東京成徳大学 (私立) 62
    465. 東京情報大学 (私立) 62
    466. 梅花女子大学 (私立) 61
    467. 北翔大学 (私立) 61
    468. 日本赤十字九州国際看護大学 (私立) 61
    469. 武蔵野美術大学 (私立) 61
    470. 四国学院大学 (私立) 61
    471. 群馬県立女子大学 (公立) 60
    472. 名寄市立大学 (公立) 60
    473. 豊橋創造大学 (私立) 60
    474. 大同大学 (私立) 59
    475. 京都精華大学 (私立) 59
    476. 九州国際大学 (私立) 59
    477. 尚絅大学 (私立) 59
    478. 山梨学院大学 (私立) 59
    479. 仁愛大学 (私立) 58
    480. 金沢学院大学 (私立) 58
    481. 聖マリア学院大学 (私立) 58
    482. 国際教養大学 (公立) 57
    483. 日本文理大学 (私立) 57
    484. 天理医療大学 (私立) 57
    485. 藤女子大学 (私立) 56
    486. 広島国際学院大学 (私立) 56
    487. 北海道情報大学 (私立) 56
    488. 駒沢女子大学 (私立) 56
    489. 大阪人間科学大学 (私立) 56
    490. 高千穂大学 (私立) 56
    491. 筑紫女学園大学 (私立) 55
    492. 白鴎大学 (私立) 55
    493. 弘前学院大学 (私立) 55
    494. 大阪芸術大学 (私立) 55
    495. 千里金蘭大学 (私立) 55
    496. 姫路大学 (私立) 54
    497. 久留米工業大学 (私立) 54
    498. 南九州大学 (私立) 54
    499. 新潟青陵大学 (私立) 54
    500. 西日本工業大学 (私立) 54
    501. 福岡女学院大学 (私立) 53
    502. 金城大学 (私立) 53
    503. 日本薬科大学 (私立) 53
    504. 産業技術大学院大学 (公立) 52
    505. 活水女子大学 (私立) 52
    506. 東北芸術工科大学 (私立) 52
    507. 鎌倉女子大学 (私立) 51
    508. 金沢星稜大学 (私立) 51
    509. 神戸常盤大学 (私立) 51
    510. 愛知県立芸術大学 (公立) 50
    511. 青森大学 (私立) 50
    512. 岐阜医療科学大学 (私立) 50
    513. 金沢美術工芸大学 (公立) 50
    514. びわこ成蹊スポーツ大学 (私立) 49
    515. 九州看護福祉大学 (私立) 49
    516. 帝塚山学院大学 (私立) 49
    517. 愛知工科大学 (私立) 48
    518. 環太平洋大学 (私立) 48
    519. 相愛大学 (私立) 48
    520. 福山平成大学 (私立) 47
    521. 神戸親和女子大学 (私立) 47
    522. 公立小松大学 (公立) 47
    523. 高野山大学 (私立) 47
    524. 松本大学 (私立) 47
    525. 盛岡大学 (私立) 47
    526. 奈良学園大学 (私立) 47
    527. 中央学院大学 (私立) 46
    528. 学習院女子大学 (私立) 45
    529. 天使大学 (私立) 45
    530. 東日本国際大学 (私立) 44
    531. 広島文化学園大学 (私立) 44
    532. 上武大学 (私立) 44
    533. 敬愛大学 (私立) 44
    534. 鹿児島国際大学 (私立) 44
    535. 作新学院大学 (私立) 43
    536. 旭川大学 (私立) 42
    537. 大阪成蹊大学 (私立) 42
    538. 秀明大学 (私立) 41
    539. 東京有明医療大学 (私立) 41
    540. 東京未来大学 (私立) 41
    541. 愛知産業大学 (私立) 40
    542. 平安女学院大学 (私立) 40
    543. 宮崎公立大学 (公立) 40
    544. 尚美学園大学 (私立) 40
    545. 東洋学園大学 (私立) 40
    546. 健康科学大学 (私立) 39
    547. 東京女子体育大学 (私立) 39
    548. つくば国際大学 (私立) 39
    549. 仙台白百合女子大学 (私立) 38
    550. 富山国際大学 (私立) 38
    551. 恵泉女学園大学 (私立) 37
    552. 至学館大学 (私立) 37
    553. 青森公立大学 (公立) 36
    554. 日本赤十字北海道看護大学 (私立) 36
    555. くらしき作陽大学 (私立) 36
    556. 尾道市立大学 (公立) 36
    557. 埼玉学園大学 (私立) 36
    558. 山陽学園大学 (私立) 36
    559. 志學館大学 (私立) 36
    560. 徳山大学 (私立) 36
    561. 四日市大学 (私立) 36
    562. 白梅学園大学 (私立) 35
    563. 静岡産業大学 (私立) 35
    564. 東海学院大学 (私立) 35
    565. 北海道文教大学 (私立) 34
    566. 敬和学園大学 (私立) 34
    567. 長崎純心大学 (私立) 34
    568. 新潟国際情報大学 (私立) 34
    569. 人間総合科学大学 (私立) 34
    570. 愛知学泉大学 (私立) 33
    571. 純真学園大学 (私立) 33
    572. 芦屋大学 (私立) 32
    573. 千葉経済大学 (私立) 32
    574. 宮崎県立看護大学 (公立) 32
    575. 昭和音楽大学 (私立) 32
    576. 横浜商科大学 (私立) 32
    577. 同朋大学 (私立) 31
    578. 神戸国際大学 (私立) 31
    579. 奈良県立大学 (公立) 31
    580. 文化学園大学 (私立) 30
    581. 四條畷学園大学 (私立) 30
    582. 東北公益文科大学 (私立) 30
    583. 四日市看護医療大学 (私立) 30
    584. 国際仏教学大学院大学 (私立) 29
    585. 鹿児島純心女子大学 (私立) 29
    586. 美作大学 (私立) 29
    587. 名古屋芸術大学 (私立) 29
    588. 新見公立大学 (公立) 29
    589. 多摩大学 (私立) 29
    590. 愛知東邦大学 (私立) 28
    591. 田園調布学園大学 (私立) 28
    592. 福岡看護大学 (私立) 28
    593. 日本赤十字秋田看護大学 (私立) 28
    594. 共栄大学 (私立) 28
    595. 植草学園大学 (私立) 28
    596. 北陸学院大学 (私立) 27
    597. 名古屋産業大学 (私立) 27
    598. 公立鳥取環境大学 (公立) 27
    599. 宇部フロンティア大学 (私立) 27
    600. ルーテル学院大学 (私立) 26
    601. 国立音楽大学 (私立) 26
    602. 京都医療科学大学 (私立) 26
    603. 名古屋文理大学 (私立) 26
    604. 聖泉大学 (私立) 26
    605. 長野県立大学 (公立) 26
    606. 福岡女学院看護大学 (私立) 25
    607. ものつくり大学 (私立) 25
    608. 関西看護医療大学 (私立) 25
    609. 武蔵野音楽大学 (私立) 25
    610. 長崎外国語大学 (私立) 25
    611. 東京音楽大学 (私立) 25
    612. 東京医療学院大学 (私立) 25
    613. 青森中央学院大学 (私立) 24
    614. 足利大学 (私立) 24
    615. 中国学園大学 (私立) 24
    616. サイバー大学 (私立) 24
    617. 嘉悦大学 (私立) 24
    618. 清泉女学院大学 (私立) 24
    619. 聖カタリナ大学 (私立) 24
    620. 光産業創成大学院大学 (私立) 24
    621. 横浜創英大学 (私立) 24
    622. 羽衣国際大学 (私立) 23
    623. 日本保健医療大学 (私立) 23
    624. 亀田医療大学 (私立) 23
    625. 神戸山手大学 (私立) 23
    626. 九州情報大学 (私立) 23
    627. 九州ルーテル学院大学 (私立) 23
    628. 富士大学 (私立) 22
    629. 浜松学院大学 (私立) 22
    630. 関東学園大学 (私立) 22
    631. 長岡造形大学 (公立) 22
    632. 宝塚大学 (私立) 22
    633. 山梨英和大学 (私立) 22
    634. 西武文理大学 (私立) 21
    635. 公立千歳科学技術大学 (公立) 21
    636. 群馬医療福祉大学 (私立) 21
    637. 静岡英和学院大学 (私立) 21
    638. 湘南医療大学 (私立) 21
    639. 滋慶医療科学大学院大学 (私立) 20
    640. 北海商科大学 (私立) 20
    641. 共愛学園前橋国際大学 (私立) 20
    642. 桜花学園大学 (私立) 20
    643. 大阪青山大学 (私立) 20
    644. 了徳寺大学 (私立) 20
    645. 日本医療大学 (私立) 19
    646. 宮崎国際大学 (私立) 19
    647. 宮崎産業経営大学 (私立) 19
    648. 佐久大学 (私立) 19
    649. 松蔭大学 (私立) 19
    650. 公立諏訪東京理科大学 (公立) 19
    651. 東都大学 (私立) 19
    652. 愛知みずほ大学 (私立) 18
    653. 広島都市学園大学 (私立) 18
    654. 情報セキュリティ大学院大学 (私立) 18
    655. 桐生大学 (私立) 18
    656. 日本医療科学大学 (私立) 18
    657. 筑波学院大学 (私立) 18
    658. 秋田公立美術大学 (公立) 17
    659. 女子美術大学 (私立) 17
    660. 大阪保健医療大学 (私立) 17
    661. 大阪行岡医療大学 (私立) 17
    662. 産業能率大学 (私立) 17
    663. 福知山公立大学 (公立) 17
    664. 東京純心大学 (私立) 17
    665. 保健医療経営大学 (私立) 16
    666. 平成国際大学 (私立) 16
    667. 医療創生大学 (私立) 16
    668. 松山東雲女子大学 (私立) 16
    669. 高松大学 (私立) 16
    670. 桐朋学園大学 (私立) 16
    671. 第一工業大学 (私立) 15
    672. 福岡国際医療福祉大学 (私立) 15
    673. 八戸学院大学 (私立) 15
    674. 情報科学芸術大学院大学 (公立) 15
    675. 日本経済大学 (私立) 15
    676. 大阪女学院大学 (私立) 15
    677. 静岡福祉大学 (私立) 15
    678. 種智院大学 (私立) 15
    679. 浦和大学 (私立) 15
    680. 東大阪大学 (私立) 14
    681. 岩手保健医療大学 (私立) 14
    682. 長崎ウエスレヤン大学 (私立) 14
    683. 東北文教大学 (私立) 14
    684. 東北生活文化大学 (私立) 14
    685. 東北女子大学 (私立) 14
    686. 稚内北星学園大学 (私立) 14
    687. 大和大学 (私立) 14
    688. 神戸医療福祉大学 (私立) 13
    689. 京都看護大学 (私立) 13
    690. 新潟経営大学 (私立) 13
    691. 星槎大学 (私立) 13
    692. 清和大学 (私立) 13
    693. 山形県立米沢栄養大学 (公立) 13
    694. 愛知文教大学 (私立) 12
    695. 秋田看護福祉大学 (私立) 12
    696. 中京学院大学 (私立) 12
    697. 一宮研伸大学 (私立) 12
    698. 京都華頂大学 (私立) 12
    699. 新潟産業大学 (私立) 12
    700. 新潟リハビリテーション大学 (私立) 12
    701. 大阪観光大学 (私立) 12
    702. 高崎商科大学 (私立) 12
    703. 東京造形大学 (私立) 12
    704. びわこ学院大学 (私立) 11
    705. 福井医療大学 (私立) 11
    706. 北海道千歳リハビリテーション大学 (私立) 11
    707. 開智国際大学 (私立) 11
    708. 神戸海星女子学院大学 (私立) 11
    709. 身延山大学 (私立) 11
    710. 新潟食料農業大学 (私立) 11
    711. 大阪音楽大学 (私立) 11
    712. 大阪総合保育大学 (私立) 11
    713. 宝塚医療大学 (私立) 11
    714. 宇都宮共和大学 (私立) 11
    715. 弘前医療福祉大学 (私立) 10
    716. 札幌大谷大学 (私立) 10
    717. 太成学院大学 (私立) 10
    718. 敦賀市立看護大学 (公立) 10
    719. 福岡国際大学 (私立) 10
    720. 福島学院大学 (私立) 9
    721. 岐阜協立大学 (私立) 9
    722. 事業創造大学院大学 (私立) 9
    723. 日本映画大学 (私立) 9
    724. 桃山学院教育大学 (私立) 9
    725. 岡崎女子大学 (私立) 9
    726. 札幌保健医療大学 (私立) 9
    727. 修文大学 (私立) 9
    728. 京都情報大学院大学 (私立) 9
    729. 東京富士大学 (私立) 9
    730. 東京通信大学 (私立) 9
    731. 大阪物療大学 (私立) 8
    732. 名古屋音楽大学 (私立) 8
    733. 岡山学院大学 (私立) 8
    734. 高岡法科大学 (私立) 8
    735. 東京聖栄大学 (私立) 8
    736. 梅光学院大学 (私立) 7
    737. エリザベト音楽大学 (私立) 7
    738. 九州栄養福祉大学 (私立) 7
    739. 長岡大学 (私立) 7
    740. 鈴鹿大学 (私立) 7
    741. 東京基督教大学 (私立) 7
    742. 鳥取看護大学 (私立) 7
    743. 山口学芸大学 (私立) 7
    744. 岐阜保健大学 (私立) 6
    745. 函館大学 (私立) 6
    746. 広島文教大学 (私立) 6
    747. こども教育宝仙大学 (私立) 6
    748. 嵯峨美術大学 (私立) 6
    749. 沖縄キリスト教学院大学 (私立) 6
    750. 成安造形大学 (私立) 6
    751. 洗足学園音楽大学 (私立) 6
    752. ヤマザキ動物看護大学 (私立) 6
    753. 愛国学園大学 (私立) 5
    754. 神戸情報大学院大学 (私立) 5
    755. 武蔵野学院大学 (私立) 5
    756. 至誠館大学 (私立) 5
    757. 上野学園大学 (私立) 5
    758. 横浜美術大学 (私立) 5
    759. 京都美術工芸大学 (私立) 4
    760. 長岡崇徳大学 (私立) 4
    761. ノースアジア大学 (私立) 4
    762. 三育学院大学 (私立) 4
    763. 苫小牧駒澤大学 (私立) 4
    764. ハリウッド大学院大学 (私立) 3
    765. 育英大学 (私立) 3
    766. 長野保健医療大学 (私立) 3
    767. 湘南鎌倉医療大学 (私立) 3
    768. 事業構想大学院大学 (私立) 3
    769. 東邦音楽大学 (私立) 3
    770. 文星芸術大学 (私立) 2
    771. ビジネス・ブレークスルー大学 (私立) 2
    772. LEC東京リーガルマインド大学院大学 (私立) 2
    773. 名古屋造形大学 (私立) 2
    774. 大原大学院大学 (私立) 2
    775. SBI大学院大学 (私立) 2
    776. 星槎道都大学 (私立) 2
    777. 杉野服飾大学 (私立) 2
    778. 社会情報大学院大学 (私立) 2
    779. 常磐会学園大学 (私立) 2
    780. グロービス経営大学院大学 (私立) 1
    781. 日本文化大学 (私立) 1
    782. 日本ウェルネススポーツ大学 (私立) 1
    783. 東京神学大学 (私立) 1
    784. 和歌山信愛大学 (私立) 1
    785. 八洲学園大学 (私立) 1
    786. 文化ファッション大学院大学 (私立) 0
    787. デジタルハリウッド大学 (私立) 0
    788. 平成音楽大学 (私立) 0
    789. 高知学園大学 (私立) 0
    790. 名古屋柳城女子大学 (私立) 0
    791. 大阪河﨑リハビリテーション大学 (私立) 0
    792. 桐朋学園大学院大学 (私立) 0

科研費獲得の方法とコツ 改訂第7版
科研費 採択される3要素 第2版
いかにして研究費を獲得するか

参考

  1. 科研費で採択件数、配分額ともに「私立大学3位」を獲得 2021.01.20 NEWS 立命館大学
  2. 研究力が高い私立大学3(2017年12月18日 THE世界大学ランキング日本版)
  3. 科研費ランキングから読み解く 医学研究に「強い」大学 (小林哲夫 2017.2.3 07:00 AERAdot.)
  4. 研究力を示す科研費取得額の大学ランキング (研究したい方におすすめの大学ランキング daigakuerabu.com) データは2015年度のもの
  5. 最新版「大学ランキング」トップ300 東大8連覇、就職に強い東海大や千葉工大など躍進 (2014/03/13 6:00 東洋経済ONLINE)
  6. 科学研究費補助金の採択研究課題数による大学分類の試み 大学財務経営研究第2号pp55-76 2005年8月(PDF)
  7. 科学研究費補助金からみる全国大学総合ランキング―科学研究費補助金採択研究課題数による大学の研究活性度の調査研究 (科学研究費調査研究シリーズ) 2005/8/1 慧文社

 

JST創発的研究支援事業(”創発”)第1期生(2020年度)採択者252名一覧

関連記事 ⇒「創発」3期生 創発的研究支援事業2022年度新規研究 採択 課題が発表される

関連記事 ⇒ 2021年度 創発的研究支援事業 259件の採択課題 氏名 所属機関 所属部署 役職 研究課題名

 

JST「創発」の記念すべき第1期生の採択者が発表されました。

創発の趣旨

将来ノーベル賞につながるような個人の自由な発想による研究を支援する目的で、科学技術振興機構(JST)が「創発的研究支援事業」を創設しました。

未来のノーベル賞につながるような成果が創出されることを期待しています。(令和2年6月1日 文部科学大臣 萩生田 光一)(2020年度募集要項

創発の公募期間

公募は2020年、2021年、2022年の3回が予定されており、2020年度の募集期間は2020年6月1日(月)~ 7月31日(金)でした。

創発の助成金額

1課題あたり研究費(直接経費)、原則として 7 年間で総額 5,000 万円(上限)、その内フェーズ 1(3年間)での総額は 2,000 万円(上限)とします。(2020年度募集要項

創発の年齢制限

年齢制限は博士号取得後に年数で定められていますが、ライフイベントによる研究の中断期間は考慮されます(募集要項参照のこと)。

① 2020 年 4 月 1 日時点で博士号取得後 15 年以下
医学、歯学又は獣医学を履修する場合、博士課程修了後に、法律(医師法、歯科医師法又は獣医師法)に定める臨床研修を修了した者については、2020 年 4 月 1 日時点で博士号取得後 17 年以下

2020年度募集要項

創発の支援対象

創発の特徴は、独立した研究者、これから独立しようとしている研究者に対する長期的な助成にあります。そのため採択者の職位は、博士研究員(ポスドク)、助教から教授まで幅広いものになっています。

独立に関する条件 フェーズ 1(3 年間)の間に満たすこと(採択までの過程において必要に応じて独立可能性を客観的に確認する場合があります)。
① 自己の研究に係る論文について、責任著者の立場にあること
大学院生等の指導に責任を持つこと、又は持つ立場にあること
研究グループを組織して研究を行う場合は、そのグループの責任者であること。
研究室を持つこと(※)※ 独立した研究を行うために必要な研究設備や研究を遂行する部屋の管理の責任者であること。

2020年度募集要項

創発に採択されたのに3年以内に独立できなかった場合どうなるのかちょっと心配ですが、創発は、今まで例が無い、かなり画期的な研究支援策だと思います。以下、採択課題の一覧です。

(順不同です)

  1. Brain-Machine Interfaceを用いたテーラーメイド・ニューロリハビリテーション 産業技術総合研究所 人間情報インタラクション研究部門 研究員 笠原 和美
  2. 小型浮魚類回遊生態の解明と漁場予測技術の確立 海洋研究開発機構 付加価値情報創生部門 研究員 西川 悠
  3. 「深海底地盤工学」確立に向けた革新的技術開発 海洋研究開発機構 付加価値情報創生部門 研究員 野村 瞬
  4. 海洋細菌の表面性状と炭素源獲得機構の解明 沖縄科学技術大学院大学 海洋生態物理学ユニット Postdoctral scholar 山田 洋輔
  5. 生殖non-coding RNA群を利用したカスタマイズイネの創生 沖縄科学技術大学院大学 サイエンステクノロジーグループ サイエンス・テクノロジーアソシエート 小宮 怜奈
  6. Plexin経路制御による神経障害性疼痛治療開発 九州大学 病院 医員 藤井 敬之
  7. 肺胞マクロファージによる肺修復・再生法の開発 金沢大学 附属病院 医員 渡辺 知志
  8. 新生RNAライフサイクルを制御する転写終結機構の解明 オックスフォード大学 サーウイリアムダン病理学研究所 シニアリサーチフェロー 野島 孝之
  9. 時間・空間光励起制御による革新的疾患モデル開発解明研究 名古屋大学 高等研究院 医学系研究科 S-YLC特任助教 佐藤 和秀
  10. 光検出核磁気共鳴分光法の創成及びナノ流体デバイス工学の深化による革新的分析基盤技術の確立 産業技術総合研究所 エレクトロニクス・製造領域デバイス集積化技術研究部門 MEMS研究グループ 特別研究員 Le ThuHacHuong
  11. 柔軟な視覚・運動連関を生む脳領野間ダイナミクス 生理学研究所 基盤神経科学研究領域 特任助教 木村 梨絵
  12. 固相メカノラジカルの化学と応用 北海道大学 化学反応創成研究拠点 特任助教 久保田 浩司
  13. 革新的な合成化学を用いた多糖の機能研究と応用 岐阜大学 糖鎖生命コア研究所 特任助教 河村 奈緒子
  14. 世界最速光波面シェイピングによる光散乱との共生 岡山大学 大学院医歯薬学総合研究科 特任助教 渋川 敦史
  15. 微生物変成実験とバイオマーカー分析から目指す火星生命痕跡の検出 宇宙航空研究開発機構 宇宙科学研究所 特任助教 菅原 春菜
  16. 近接場テラヘルツ励起プローブ顕微鏡による1細胞・1分子分光イメージング解析とその応用 大阪大学 レーザー科学研究所 特任助教 芹田 和則
  17. 褐色脂肪細胞の細胞系譜網羅解析と生活習慣病予防への応用 東京大学 先端科学技術研究センター 特任助教 米代 武司
  18. 生命科学における還元的方法と構成的方法の統合による多様な生命現象の理解 京都大学 大学院農学研究科 助教 青木 航
  19. 液晶と金属-有機構造体の異種相間複合化と機能開拓 九州大学 先導物質化学研究所 助教 阿南 静佳
  20. ミトコンドリア動態に着目した初期発生の研究 金沢大学 医薬保健研究域 助教 荒磯 裕平
  21. 超柔軟・高透明デバイスの集積実装と微小信号処理の研究 大阪大学 産業科学研究所 助教 荒木 徹平
  22. ミトコンドリア病の未知の病態形成機構の解明 筑波大学 生命環境系 助教 石川 香
  23. 反物質量子凝縮体によるガンマ線レーザーの実現 東京大学 大学院理学系研究科 助教 石田 明
  24. 血中異常タンパク質分解系の普遍性確立と応用展開 千葉大学 大学院理学研究院 助教 板倉 英祐
  25. 印刷型ブラスト波源で実現する針なし注射 名古屋大学 大学院工学研究科 助教 市原 大輔
  26. 光線場変調による人の現実世界認識の拡張 東京工業大学 情報理工学院 助教 伊藤 勇太
  27. 内部構造操作による微小管の機能進化 鳥取大学 工学部 助教 稲葉 央
  28. 筋組織リモデリングにおける細胞の若返り現象の解明 東北大学 大学院生命科学研究科 助教 梅津 大輝
  29. 臨床用OMRIの技術基盤の構築と実証研究 長崎国際大学 薬学部 助教 榎本 彩乃
  30. モアレ励起によるトポロジカル情報の物質系への転写 東北大学 大学院理学研究科 助教 大野 誠吾
  31. 抗ウイルス防御における細胞内カルボキシル化修飾の包括的理解 東京大学 大学院薬学系研究科 助教 岡崎 朋彦
  32. エネルギー代謝による組織形態形成・維持機構の解明 大阪大学 微生物病研究所 助教 荻沼 政之
  33. 細胞内高次会合体の動態解析 東北大学 学際科学フロンティア研究所 助教 奥村 正樹
  34. 不規則材料系のマテリアルズインフォマティクスへの展開 山形大学 学術研究院 助教 笠松 秀輔
  35. がん細胞の熱エネルギー代謝―熱代謝療法の開発― 京都大学 大学院医学研究科 助教 川島 雅央
  36. マイクロマルテンサイト変態-多機能性材料物質群の創出- 東北大学 大学院工学研究科 助教 XU XIAO
  37. 脳機能の解明に向けた多機能三次元神経プローブの開発 東北大学 学際科学フロンティア研究所 助教 郭 媛元
  38. 共熱分解シナジー効果制御による有機炭素資源利用高度化 東北大学 環境科学研究科 助教 熊谷 将吾
  39. 光熱変換機構の解明と熱の自在制御技術の創成 山形大学 大学院理工学研究科 助教 江目 宏樹
  40. 感染症媒介蚊の吸血を制御する口吻味覚基盤の包括的理解 東京慈恵会医科大学 医学部 助教 佐久間 知佐子
  41. 生物活性分子のプローブ化不要な結合タンパク質網羅的同定 東北大学 学際科学フロンティア研究所 助教 佐藤 伸一
  42. 半導体の結晶歪みを利用したオペランドチューニング可能な量子光源の開発 三重大学 大学院工学研究科 助教 正直 花奈子
  43. ゲノム複製におけるDNAポリメラーゼ間の協調的機能 東北大学 学際科学フロンティア研究所 助教 大学 保一
  44. 脳における運動系の基準座標の神経機構の解明 東京医科歯科大学 大学院医歯学総合研究科 助教 高橋 真有
  45. 生体内埋め込み多極神経刺激デバイスによる機能的運動の再建 名古屋大学 大学院工学研究科 助教 竹内 大
  46. 大脳基底核深部電極を使用したBrain Machine Interface開発 大阪大学 大学院医学系研究科 助教 谷 直樹
  47. RNA修飾編集技術の創発とその治療への応用 熊本大学 大学院生命科学研究部(医) 助教 中條 岳志
  48. ディープラーニングを用いたマウス夢見証明への挑戦 東北大学 大学院生命科学研究科 助教 常松 友美
  49. バブルアレイのマイクロ・ナノ構造化による新規熱輸送技術の創出 京都大学 大学院工学研究科 助教 名村 今日子
  50. 高分子フォルダマーを基盤としたDDSナノファクトリーの創製 信州大学 繊維学部 助教 西村 智貴
  51. 霊長類の大脳発達における外的要因の役割とその応用 熊本大学 発生医学研究所 助教 畠山 淳
  52. 個体成長を支える宿主微生物叢代謝ネットワークの解明 京都大学 大学院生命科学研究科 助教 服部 佑佳子
  53. Pioneering Radar Aeroecology for the Study of Airborne Animals 京都大学 大学院情報学研究科 助教 Vincenot C.E.
  54. 生体内の高解像蓄光イメージング技術の創生 電気通信大学 大学院情報理工学研究科 助教 平田 修造
  55. 骨格筋再生医療を基盤とした健康寿命の延伸 東京都立大学 大学院人間健康科学研究科 助教 古市 泰郎
  56. 生体がもつ巧妙な炎症制御機構の解明から治療応用へ 名古屋大学 医学部附属病院 助教 古橋 和拡
  57. 遺伝子発現のタイミングの違いを生み出す新たな分子機構 筑波大学 生命環境系 助教 堀江 健生
  58. 高分解能な空間プロテオミクス技術の開発 熊本大学 大学院生命科学研究部(薬) 助教 増田 豪
  59. 筋肉・受容器・神経デバイスの超分散化で切り拓くBrainless Robotics 大阪大学 大学院工学研究科 助教 増田 容一
  60. 脳疲労のグリア―神経連関機構を解明するスポーツ神経生物学 筑波大学 体育系 助教 松井 崇
  61. 多臓器発生を最大化する「場と細胞膜」の硬さの定量解明 埼玉大学 大学院理工学研究科 助教 松崎 賢寿
  62. 生物学と人文科学の融合:人類情報学(Anthropological Informatics)の構築 東海大学 医学部 助教 松前 ひろみ
  63. 大質量機械振動子を用いた巨視的量子力学分野の創発 東北大学 学際科学フロンティア研究所 助教 松本 伸之
  64. 金ナノ粒子―他元素協働が拓く不均一系有機合成の新展開 東京都立大学 大学院都市環境科学研究科 助教 三浦 大樹
  65. 多圏間の相互作用を紐解く新しい地球温暖化科学の創設 九州大学 応用力学研究所 助教 道端 拓朗
  66. ウイルス感染における宿主因子の動態と分子機能の解明 名古屋大学 大学院医学系研究科 助教 三宅 康之
  67. 圧力・温度自動応答スマート流体による資源開発革命 東北大学 流体科学研究所 助教 椋平 祐輔
  68. 脳のアナログ調節機構を支える間質液動態の解明 お茶の水女子大学 基幹研究院 助教 毛内 拡
  69. 動的異常翻訳のメカニズムとその病的意義 大阪大学 大学院医学系研究科 助教 森 康治
  70. T細胞による造血幹細胞クローンと白血病制御 東京大学 医科学研究所 助教 山下 真幸
  71. 異種体内ヒト腎臓による腎再生医療の実装と薬剤性腎障害の克服 東京慈恵会医科大学 医学部 助教 山中 修一郎
  72. 7テスラ超高磁場fMRI技術を新機軸としたヒト脳の多階層な機能の解明 岡山大学 大学院ヘルスシステム統合科学研究科 助教 楊 家家
  73. がん細胞外小胞の臨床応用へ向けた基盤技術開発研究 名古屋大学 医学部附属病院 助教 横井 暁
  74. バイオナノ繊維界面を活かした新奇融合粒子の創製 九州大学 大学院農学研究院 助教 横田 慎吾
  75. 運命決定の“ゆらぎ”を応用した新たな器官再生モデルの開発 九州大学 大学院歯学研究院 助教 吉崎 恵悟
  76. 災害時のQoL維持に役立つワイヤレス給電と災害情報提供システムの相利共生法に関する基盤研究 鹿児島大学 学術研究院理工学域工学系 助教 吉田 賢史
  77. 量子散乱による超高均一ゲル形成の学理解明とその展開 東京大学 物性研究所 助教 Li Xiang
  78. バレイショF1育種に向けた近交系の作出とヘテロシスの解明 帯広畜産大学 環境農学研究部門 専任助教 實友 玲奈
  79. エアロゾルと気候変動を繋ぐその場測定法の開発 金沢大学 フロンティア工学系 助教(テニュアトラック) 玄 大雄
  80. 器官構築を司る多階層情報フィードバックの解明 京都大学 大学院生命科学研究科 特定助教 近藤 武史
  81. 植物雌性配偶体をモデルとした細胞運命制御機構の解明 名古屋大学 トランスフォーマティブ生命分子研究所 特任講師 栗原 大輔
  82. 分子機械が繋ぐ生物と機械の融合システム 長岡技術科学大学 産学融合トップランナー養成センター 特任講師 庄司 観
  83. 1細胞統合メタボローム解析システムの開発 慶應義塾大学 先端生命科学研究所/大学院政策・メディア研究科 特任講師 平山 明由
  84. 状態遷移を制御する血管正常化療法の開発 大阪大学 大学院医学系研究科 特任講師 福嶋 葉子
  85. 合成生物学的手法による抗生物質の自在合成基盤の確立 慶應義塾大学 先端生命科学研究所 特任講師 湯澤 賢
  86. 小型レーザー装置による高指向性スピン偏極熱中性子の直接発生と産業応用研究 大阪大学 レーザー科学研究所 講師 有川 安信
  87. 染色体脱落の克服による遺伝資源概念の拡張 鳥取大学 乾燥地研究センター 講師 石井 孝佳
  88. 植物RNAiの理解と応用:自在な人工ゲノム発現にむけて 東京大学 定量生命科学研究所 講師 岩川 弘宙
  89. 運動バイオマーカーの確立と革新的運動模倣薬の開発 東京大学 医学部附属病院 講師 岩部 真人
  90. 交流磁場の持つ抗腫瘍効果のメカニズム解析とがん治療への応用 横浜市立大学 医学部 講師 梅村 将就
  91. 口腔内細菌叢破綻の生涯に渡る代謝への影響 東京医科歯科大学 歯学部附属病院 講師 片桐 さやか
  92. 新世代コンピューティング素子のためのスキルミオン物質基盤創成 東京大学 大学院工学系研究科 講師 金澤 直也
  93. プログラマブルビジョンによる次世代イメージング 東海大学 情報通信学部 講師 久保 尋之
  94. がん細胞誕生時の生体内反応の解明 東京理科大学 研究推進機構生命医科学研究所 講師 昆 俊亮
  95. デジタルとフィジカルが融合した生物模倣スマートマテリアル 九州大学 大学院芸術工学研究院 講師 斉藤 一哉
  96. 幼少期の社会的環境が成熟後の生きやすさに及ぼす影響 自治医科大学 医学部 講師 高柳 友紀
  97. 周期的電子風力を利用した原子再配列法の開拓 名古屋大学 大学院工学研究科 講師 徳 悠葵
  98. 人工海馬による記憶・学習能力の創発 北海道大学 大学院薬学研究院 講師 野村 洋
  99. バイオインテグレーション工学によるデジタル生体制御 東京工業大学 生命理工学院 講師 藤枝 俊宣
  100. やり抜く力個人差の脳特徴解明に基づくパーソナル教育支援科学の創発 帝京大学 戦略的イノベーション研究センター 講師 細田 千尋
  101. 記号的AIと統計的AIの圏論的統合による次世代AIパラダイム創出 オーストラリア国立大学 計算機科学科 講師 丸山 善宏
  102. 耐量子暗号によるハイブリッド型量子暗号プロトコル 京都大学 基礎物理学研究所 講師 森前 智行
  103. 多次元超高分解能地球観測インテリジェンスの創発 東京大学 大学院新領域創成科学研究科 講師 横矢 直人
  104. テーラーメイド時間健康科学の確立 早稲田大学 理工学術院 准教授(任期付) 田原 優
  105. 新しい偏極中性子散乱による次世代デバイスの微視的理解 東北大学 金属材料研究所 准教授、東北大学ディスティングイッシュトリサーチャー 南部 雄亮
  106. バイオミメティック電極による外場誘導型エコシステムの創成 大阪府立大学 大学院工学研究科/LAC-SYS研究所 准教授/副所長 床波 志保
  107. 休眠が惹起する低代謝適応のメカニズムの解明とヒト組織への実装化 理化学研究所 生命機能科学研究センター 上級研究員 砂川 玄志郎
  108. 期待外れを乗り越える動機づけの神経メカニズム 京都大学 大学院医学研究科 特定准教授 小川 正晃
  109. がんに起因する宿主の多細胞連関の異常に関する統合的研究 京都大学 ウイルス・再生医科学研究所 特定准教授 河岡 慎平
  110. 予測的運動制御に関わる皮質-皮質下神経ネットワークの解明とその操作 京都大学 白眉センター 特定准教授 武井 智彦
  111. 貴金属ナノ触媒の3次元原子構造とダイナミクス 東京大学 大学院工学系研究科 特任准教授 石川 亮
  112. シングルセル・マルチオミックス解析による線維化シグナルネットワークの全貌解明 熊本大学 病院 特任准教授 石本 崇胤
  113. シート型バイオモニタリングシステムによる生体代謝物計測 大阪大学 産業科学研究所 特任准教授 植村 隆文
  114. 骨・免疫・がん連関に基づく、がん骨転移の病態理解と制御 東京大学 大学院医学系研究科(医学部) 特任准教授 岡本 一男
  115. 加齢関連線維性疾患治療法確立に向けた包括的研究 新潟大学 大学院医歯学総合研究科 特任准教授 清水 逸平
  116. 生物に習う高温でガラス化する高分子材料の創製とその学理解明 北海道大学 大学院先端生命科学研究院 特任准教授 野々山 貴行
  117. 新たな分子結合の創発と材料・医薬への応用 千葉大学 大学院理学研究院 特任准教授 橋本 卓也
  118. 分子設計と細孔構造制御によるハード柔軟多孔体の創出 名古屋大学 未来材料・システム研究所 特任准教授 長谷川 丈二
  119. あらゆる半導体デバイスに適用できるオペランド観測技術の確立 高エネルギー加速器研究機構 物質構造科学研究所 特任准教授 福本 恵紀
  120. 皮膚ミトコンドリア老化・初期化の自然免疫系によるコントロール 大阪大学 免疫学フロンティア研究センター 特任准教授 松岡 悠美
  121. 複製ストレス制御機構が引き起こす生命現象の総合的理解 慶應義塾大学 先端生命科学研究所/大学院政策・メディア研究科 特任准教授 村井 純子
  122. 光ファンクションジェネレーターで拓く光周波数エレクトロニクス技術 徳島大学 ポストLEDフォトニクス研究所 特任准教授 吉井 一倫
  123. 微生物代謝に着目した廃PET資源化手法の開発 奈良先端科学技術大学院大学 研究推進機構 特任准教授 吉田 昭介
  124. 不安定性から読み解く歩行の過去・現在・未来 京都大学 大学院工学研究科 准教授 青井 伸也
  125. 細胞熱工学の深化と生命システム制御 金沢大学 ナノ生命科学研究所 准教授 新井 敏
  126. 生体親和性分子が担う環境ストレス応答医農薬品の創生 東北大学 大学院薬学研究科 准教授 有澤 美枝子
  127. 角運動量流電子技術 慶應義塾大学 理工学部 准教授 安藤 和也
  128. 時系列取得によらない風環境評価 九州大学 大学院総合理工学研究院 准教授 池谷 直樹
  129. 散乱光を用いた新しい観測的宇宙論への挑戦 名古屋大学 大学院理学研究科 准教授 市來 淨與
  130. 痛み・苦痛を客観定量する簡便な方法の確立~意思表示困難者の声が反映されるケアを求めて 名古屋市立大学 医学部 准教授 岩田 欧介
  131. 極限エピタキシー技術が拓く量子輸送の物理 東京工業大学 理学院物理学系 准教授 打田 正輝
  132. PlantTwin:育種・栽培のための植物仮想化 大阪大学 大学院情報科学研究科 准教授 大倉 史生
  133. 超稠密海陸測地観測によるジオハザード連続監視 東北大学 大学院理学研究科 准教授 太田 雄策
  134. DRY&WET:界面分割法による多糖の再組織化技術 北陸先端科学技術大学院大学 先端科学技術研究科 准教授 桶葭 興資
  135. 革新的化学ツールによるRNA機能の制御と理解 東北大学 多元物質科学研究所 准教授 鬼塚 和光
  136. 最先端超音波を駆使した3D欠陥可視化技術創成 東北大学 大学院工学研究科 准教授 小原 良和
  137. 胎児医療に向けた神経発達障害発症機構の解明 大阪大学 大学院薬学研究科 准教授 笠井 淳司
  138. 超相分離ナノ構造制御技術の創出と新概念キャリアマネージメント機構の実証 小山工業高等専門学校 機械工学科 准教授 加藤 岳仁
  139. 光により操作可能な生命現象の拡張と光遺伝学2.0の創出 東京大学 大学院総合文化研究科 准教授 加藤 英明
  140. 生活空間セマンティクス駆動型ロボットに関する研究 東京工業大学 情報理工学院 准教授 金崎 朝子
  141. 安定電荷分離状態を利用した電荷・励起子制御技術の実現 沖縄科学技術大学院大学 有機光エレクトロニクスユニット 准教授 嘉部 量太
  142. 生物流体と生命現象のクロストークダイナミクスの創成 東北大学 大学院工学研究科 准教授 菊地 謙次
  143. ヘテロアニオンサイトを反応場とする新規固体触媒の創出 東京工業大学 元素戦略研究センター 准教授 北野 政明
  144. 電磁波センシングによる多元的双方向画像解析の研究 電気通信大学 大学院情報理工学研究科 准教授 木寺 正平
  145. 非感染性自然免疫活性化機構の全貌解明 金沢大学 医薬保健研究域薬学系 准教授 倉石 貴透
  146. 室温・溶液中における単一分子の極限時間分解分光 自然科学研究機構 分子科学研究所 協奏分子システム研究センター 准教授 倉持 光
  147. 電子スピン波情報担体の創発 東北大学 大学院工学研究科 准教授 好田 誠
  148. 生物素材を用いた持続性エレクトロニクスの創成 大阪大学 産業科学研究所 准教授 古賀 大尚
  149. 分子技術によるπスタック機能分子系の刷新 京都大学 大学院理学研究科 准教授 齊藤 尚平
  150. 地球外での建設にも利用可能な次世代コンクリートの開発 東京大学 生産技術研究所 准教授 酒井 雄也
  151. 赤外光をエネルギーに変える透明太陽電池の開発 京都大学 化学研究所 准教授 坂本 雅典
  152. 分子性ナノシートの合理的応用展開の追究 京都大学 大学院工学研究科 准教授 坂本 良太
  153. 超分子メカノフォアライブラリーの構築と新分野創発 東京工業大学 物質理工学院 准教授 相良 剛光
  154. 数値社会空間予測の創発による社会変革の先導 東京大学 大学院工学系研究科 准教授 澤田 洋平
  155. EMMアセンブリーアッセイによるグラム陰性菌制御法の創出 宮崎大学 キャリアマネジメント推進機構 准教授 塩田 拓也
  156. グアニン四重鎖によるプリオノイド・イノベーション 熊本大学 発生医学研究所 准教授 塩田 倫史
  157. 相変化材料を用いたスピントロニクス機能開拓 東京大学 大学院総合文化研究科 准教授 塩見 雄毅
  158. 次世代「つながる」超精密光計測学構築への挑戦 東北大学 大学院工学研究科 准教授 清水 裕樹
  159. データリッチな海洋による台風高波の実態解明 京都大学 防災研究所 准教授 志村 智也
  160. 希少がん骨軟部腫瘍の融合遺伝子と相互排他性に注目した研究開発 順天堂大学 医学部 准教授 末原 義之
  161. ヒト脳神経発生を正確に再現し、測れなかったものを測る 名古屋大学 大学院医学系研究科 准教授 須賀 英隆
  162. 原子間力顕微鏡を用いたナノ磁性の力学制御 東京大学 大学院新領域創成科学研究科 准教授 杉本 宜昭
  163. 過剰パラメータ化が導く学習原理の再設計 国立情報学研究所 情報学プリンシプル研究系 准教授 杉山 麿人
  164. 真空場の積極活用による量子技術の開拓 電気通信大学 レーザー新世代研究センター 准教授 鈴木 はるか(丹治はるか)
  165. 哺乳類胚におけるプログラムされた発生休止の解明 徳島大学 先端酵素学研究所 准教授 高岡 勝吉
  166. 蛋白質中D-アミノ酸を基盤とした未知生命科学研究領域の開拓 京都大学 複合原子力科学研究所 准教授 髙田 匠
  167. 炎症記憶による腸の組織再生とがん化機構の解明 慶應義塾大学 医学部 准教授 谷口 浩二
  168. 非天然核酸による損傷DNAシーケンシング技術の創成 九州大学 大学院薬学研究院 准教授 谷口 陽祐
  169. テンソルネットワーク法と量子シミュレータで切り拓く新奇量子多体現象 近畿大学 理工学部 准教授 段下 一平
  170. 植物自家不和合性の進化動態解明と制御へ向けた基盤研究 東京大学 大学院理学系研究科 准教授 土松 隆志
  171. 細胞融合を用いた新規リプログラミング技術の創出 自然科学研究機構 基礎生物学研究所 幹細胞生物学研究室 准教授 坪内 知美
  172. 生態系レベルの生物機能最適化を実現する越境科学フロンティア 京都大学 生態学研究センター 准教授 東樹 宏和
  173. 水熱電解法による炭素・熱循環の新スキーム 東北大学 多元物質科学研究所 准教授 笘居 高明
  174. 半導体構造相転移材料の創成 北海道大学 大学院情報科学研究院 准教授 冨岡 克広
  175. 臓器特異的血管構築機構の解明と応用 大阪大学 微生物病研究所 准教授 内藤 尚道
  176. 創傷難治化予知・予防スマートドレッシング 東京大学 大学院医学系研究科 准教授 仲上 豪二朗
  177. トポロジーを用いたグラフの変形過程の解析と応用 金沢大学 理工研究域電子情報通信学系 准教授 中村 伊南沙
  178. 多段光符号化を駆使したレンズレスギガピクセルカメラの創成 大阪大学 産業科学研究所 准教授 中村 友哉
  179. データとモデルの統合によるインフラの実耐震性の学習 東京大学 大学院工学系研究科 准教授 長山 智則
  180. 多様なリスクに対応する知能化インフラの研究 筑波大学 システム情報系 准教授 西尾 真由子
  181. スパース非線形低次元モデルによる複雑流動場の先進フィードバック制御 東北大学 大学院工学研究科 准教授 野々村 拓
  182. 精子産生における生殖細胞移動の役割 東北大学 大学院農学研究科 准教授 原 健士朗
  183. 宇宙ミッション創出へ向けたデータ駆動型サイエンスと軌道工学の融合 九州大学 大学院工学研究院 准教授 坂東 麻衣
  184. シナプス構築から探る大脳新皮質の構造原理 順天堂大学 医学部 准教授 日置 寛之
  185. 非線形非平衡現象を駆使した化学プロセスの創成 神戸大学 大学院工学研究科 准教授 日出間 るり
  186. 肺における組織炎症記憶の4次元制御機構の統合的解明 千葉大学 大学院医学研究院 准教授 平原 潔
  187. 植物微生物共生体における糸状菌の休眠二次代謝物群の役割 東京大学 大学院総合文化研究科 准教授 晝間 敬
  188. ナノ量子光スピン機能の開拓による光電スピントロニクスの創成 北海道大学 大学院情報科学研究院 准教授 樋浦 諭志
  189. 前頭前野による情報分配原則の解明 同志社大学 研究開発推進機構 准教授 廣川 純也
  190. 老化と神経細胞へのダイレクトリプログラミング 筑波大学 医学医療系 准教授 福田 慎一
  191. 計算知能と数理モデルを統合した高解像度生態水理シミュレータの開発 東京農工大学 大学院農学研究院 准教授 福田 信二
  192. 健康データ創発的多地域コホート研究基盤の構築 九州大学 大学院医学研究院 准教授 福田 治久
  193. 分子スーツ装着による生体分子の機能強化と動態制御 京都大学 高等研究院 准教授 藤田 大士
  194. 初期膵臓がんを一元的に診断・治療できる医療技術の開発 長崎大学 大学院医歯薬学総合研究科 准教授 淵上 剛志
  195. 革新的異方性透明多結晶セラミック材料の創出 北見工業大学 工学部地球環境工学科 准教授 古瀬 裕章
  196. 革新的酸化物触媒実現のための格子酸素の反応性制御指針の確立 九州大学 大学院総合理工学研究院 准教授 北條 元
  197. 未婚男性への教育介入は精液所見と将来の出生力を改善するか 秋田大学 大学院医学系研究科 准教授 前田 恵理
  198. 超小型音響センサを用いた生物学的適応型陽子線治療 北海道大学 大学院工学研究院 准教授 松浦 妙子
  199. 独創的発想に基づく分光技術と宇宙生命探査 名古屋大学 大学院理学研究科 准教授 松尾 太郎
  200. 時間領域フォトニックデバイスの創成 東北大学 大学院工学研究科 准教授 松田 信幸
  201. ダイヤモンドパワーエレクトロニクスの創成 金沢大学 ナノマテリアル研究所 准教授 松本 翼
  202. 超高分解能アダプティブX線顕微鏡の実現 名古屋大学 大学院工学研究科 准教授 松山 智至
  203. 超回折限界精度での光熱還元析出制御と3D造形応用 長岡技術科学大学 大学院工学研究科 准教授 溝尻 瑞枝
  204. 界面組成の高度制御法確立による構造用金属材料の力学特性向上 東北大学 金属材料研究所 准教授 宮本 吾郎
  205. 新旧の情報を統合する睡眠脳のダイナミクス 富山大学 学術研究部医学系 准教授 宮本 大祐
  206. RNA標的のケモインフォマティクス 大阪大学 産業科学研究所 准教授 村田 亜沙子
  207. 難培養微生物の完全利用に向けた生細胞特異的識別・培養基盤技術の開発 東京農工大学 グローバルイノベーション研究院テニュアトラック推進機構 准教授 モリ テツシ
  208. 電子・原子の運動量顕微鏡による化学動力学研究 東京工業大学 理学院 准教授 山崎 優一
  209. 宇宙物理輻射輸送計算で拓く新しい生体医用光学 筑波大学 計算科学研究センター 准教授 矢島 秀伸
  210. 周期的環境を利用した新しいストレスバイオロジーの開拓 九州大学 大学院農学研究院 准教授 安尾 しのぶ
  211. MRI・NMRの未来を担う「トリプレット超核偏極の材料化学」 九州大学 大学院工学研究院 准教授 楊井 伸浩
  212. 金属ナノ構造で拓く新奇ナノ熱工学 徳島大学 ポストLEDフォトニクス研究所 准教授 矢野 隆章
  213. トポロジー最適化による可展面構造の創成設計法とその展開 東京大学 大学院工学系研究科 准教授 山田 崇恭
  214. ミトコンドリア人工共生が拓く新しい細胞生物学 北海道大学 大学院薬学研究院 准教授 山田 勇磨
  215. DNA修復反応の動的構造解析基盤の創出 大阪大学 大学院基礎工学研究科 准教授 山元 淳平
  216. 細胞運命を制御する空間トランスクリプトミクス 京都大学 iPS細胞研究所 准教授 山本 拓也
  217. 腸上皮オルガノイド分野の多面的イノベーション 東京医科歯科大学 統合研究機構 准教授 油井 史郎
  218. 物理ベースグラフィックス:変形物体のマルチスケールモデリング 青山学院大学 理工学部 准教授 楽 詠コウ
  219. 新たなトポロジカル物質への数理的アプローチ 東北大学 大学院理学研究科 准教授 米倉 和也
  220. コンデンスドプラスチックの電子論と機能性の創成 東京大学 大学院新領域創成科学研究科 准教授 渡邉 峻一郎
  221. 時空間極限における革新的光科学の創出 Fritz-Haber Institute Physical Chemistry Research Group Leader 熊谷 崇
  222. スピン偏極電子を用いた化学反応制御 コネチカット大学 リベラル・アーツ&サイエンス学部 アシスタント・プロフェッサー 萬井 知康
  223. 抗腫瘍免疫応答に重要な真のネオ抗原の同定と発がんとの関係解明 千葉県がんセンター(研究所) がん治療開発グループ 細胞治療開発研究部部長代理 冨樫 庸介
  224. 精度保証付きニューラルネットワーク数値計算理論の確立 早稲田大学 理工学術院総合研究所 次席研究員(研究院講師) 田中 一成
  225. 気候変動に耐え得る新たな大気観測網の構築 海洋研究開発機構 地球環境部門(大気海洋相互作用研究プログラム) 副主任研究員 藤田 実季子
  226. ランタノイド・ナノフォトニクス量子デバイス 量子科学技術研究開発機構 量子ビーム科学部門 主幹研究員 佐藤 真一郎
  227. トポロジカル超伝導ヘテロ接合の材料科学 物質・材料研究機構 磁性・スピントロニクス材料研究拠点 主任研究員 小塚 裕介
  228. 熱帯荒廃地の炭素貯留を高める人工土壌のデザイン 森林研究・整備機構 森林総合研究所 主任研究員 藤井 一至
  229. 腸内細菌叢の再構築による創発的共生システムの解明 産業技術総合研究所 生物プロセス研究部門 主任研究員 宮崎 亮
  230. 骨格筋維持システムの解明と健康長寿戦略の創出 熊本大学 発生医学研究所 独立准教授 小野 悠介
  231. 直接リプログラミングによる長期生存能を持つメモリーT細胞の誘導 愛知県がんセンター研究所 腫瘍免疫応答研究分野 分野長 籠谷 勇紀
  232. 宇宙放射線の測定による月極域の水資源探査と月面天文学 理化学研究所 開拓研究本部 理研白眉研究チームリーダー 榎戸 輝揚
  233. ヘリウム表面上の電子を用いた量子ビットの実現 理化学研究所 開拓研究本部 川上浮揚電子量子情報理研白眉研究チーム 理研白眉研究チームリーダー 川上 恵里加
  234. 光免疫療法を基盤とする革新的内視鏡治療の創出 関西医科大学 新医学研究所(仮称)設置準備室 室長兼研究所教授 花岡 宏史
  235. 炎症による造血幹細胞の機能制御とその変容 熊本大学 国際先端医学研究機構 特別招聘教授 滝澤 仁
  236. 合成生物学を基盤とする革新的天然物創製研究 東北大学 大学院薬学研究科 教授 浅井 禎吾
  237. 細胞質の区画化と流動性を制御する分子機構の解明 九州大学 大学院理学研究院 教授 池ノ内 順一
  238. 造血幹細胞運命における新規予知因子の解明 東京女子医科大学 医学部 教授 石津 綾子
  239. RNA修飾が創発する生命原理の理解と応用 東北大学 加齢医学研究所 教授 魏 范研
  240. 分子シャペロンから理解する動的生命システム 徳島大学 先端酵素学研究所 教授 齋尾 智英
  241. プロリン異性化による立体的ヒストンコードの解明 山口大学 共同獣医学部 教授 島田 緑
  242. 化学・ナノ構造カップリングの解明に資する対話型分析技術の創成 金沢大学 ナノ生命科学研究所 教授 高橋 康史
  243. 微量の新規マクロファージに基づく全身虚血性疾患治療の構築 順天堂大学 大学院医学研究科 教授 田中 里佳
  244. チャネルシナプス研究の拡張と深化、そして応用へ 京都府立医科大学 大学院医学研究科 教授 樽野 陽幸
  245. 極希薄濃度場におけるイオン種の識別 豊橋技術科学大学 大学院工学研究科 教授 土井 謙太郎
  246. 物理法則上回避不可能なハードウェアセキュリティ対策手法の開拓 奈良先端科学技術大学院大学 先端科学技術研究科 教授 林 優一
  247. メカノオペランド量子ビーム分析に基づくナノスケール学的機械工学の新展開 京都大学 大学院工学研究科 教授 平山 朋子
  248. レーザー摂動を用いた細胞内分子操作による神経情報処理機構の解明 大阪市立大学 大学院理学研究科 教授 細川 千絵
  249. 新材料設計指針により対破壊電流密度に挑む 成蹊大学 理工学部 教授 三浦 正志
  250. マルチモーダルフェノタイピングによる適応型情報協働栽培手法の確立 静岡大学 学術院情報学領域 教授 峰野 博史
  251. レディオナノ生理学による脳神経機能の解明 藤田医科大学 医学部 教授 山下 貴之
  252. 次世代型免疫細胞サブセット解析手法の開発とその実装 大阪大学 微生物病研究所 教授 山本 雅裕

参考

  1. 創発的研究支援事業
  2. JST、“破壊的イノベーション”を創出する若手研究者育成事業を開始 (2020/08/03 08:30 著者:丸山正明 マイナビニュース)この創発的研究支援事業は内閣府・文部科学省が日本の「研究力向上改革2019」という若手研究者育成施策計画に基づいて始める“破壊的イノベーション”創出につながる若手研究者を育成する研究支援事業だ。その事業の実施をJSTが担当する。
  3. 科学新聞 2019年12月20日号 コラム 創発的研究はJSTに500億円の基金が造成される。若手研究者を対象に3年間にわたって延べ700人程度採択し、年間700万円程度の予算を原則7年、最長10年支援する。

からだ工務店へようこそ!公募中の「学術変革領域研究(A)(公募研究)」

新学術領域研究の”後継”(発展的な変更)である学術変革領域研究(A)の公募研究が、公募中です。

学術変革領域研究(A)(公募研究)の締切日時について

研究計画調書の提出(送信)期限令和3(2021)年3月31日(水曜日)午後4時30分(厳守)※応募書類の提出(送信)後に、研究計画調書等の訂正、再提出等を行うことはできません。

上記は大学や研究機関の事務方が行う「送信」の期限であって、研究者が大学に提出する期限ではないことに注意。大学の学内締切は、大学ごとにまちまちです。”ほんとうのしめきり”がいつかについては、ご所属の大学・機関へお問い合わせください。

  1. 令和3(2021)年度科学研究費助成事業-科研費-(学術変革領域研究(A)(公募研究))の公募について(文部科学省)

 

生涯学

Lifelong sciences: Reconceptualization of development and aging in the super aging society

これまでは,人間の生涯は「成長から衰退へ」という単純な枠組みでとらえられてきましたが,人生100年時代の到来とともに,従来のような固定的な生涯観だけで人間の生涯を理解することは難しくなってきています.そこで本領域では,従来の生涯観を刷新し、人間の生涯における変化を、社会との相互作用の中で多様な成長と変容を繰り返す生涯発達のプロセスとしてとらえ直すことを目的とした,新しい学際的研究領域である「生涯学」を創出し,研究を展開します。

  1. 生涯学の創出-超高齢社会における発達・加齢観の刷新

土器を掘る

Excavating earthenware: Technology development-type research for construction of 22nd century archeological study and social implementation

本研究領域は、土器の分析に、考古学のみならず、新たに植物学・昆虫学・農学・薬学・化学などの多様な周辺自然科学分野からの科学的視点にX線技術やAI技術を加えることで、従来考古学者の目に見えなかった土器中の資料群を可視化し、植物栽培(農耕化・定住化)の歴史とその人類に与えた影響に関する新たな情報の抽出・分析を試みる。

  1. 土器を掘る 22世紀型考古資料学の構築と社会実装をめざした技術開発型研究

中国文明起源

A New Archaeology Initiative to Elucidate the Formation Process of Chinese Civilization

本研究の目的は、新石器時代晩期(紀元前3千年紀後半)(以下、「紀元前」を「前」と略)の中国に勃興した諸地方文明がやがて黄河中流域へと収斂し、青銅器時代初期(前2千年紀前半)には中国文明として開花する過程を解明することにあります。

  1. 中国文明起源解明の新・考古学イニシアティブ

イスラーム信頼学

Connectivity and Trust Building in Islamic Civilization

イスラームという宗教・文明自体に他宗教・文明との対立が埋め込まれているとする言説は、2001年の9/11事件以後急速に流布し、依然影響力があるように見える。しかし歴史を謙虚に振り返れば、イスラーム文明は「横への広がり」、人と人の水平方向のつながりづくりに長けており、他者との間に信頼を構築する技術を発展させてきたからこそ、グローバルに拡大してきたと言える。本提案は、水平方向にネットワークを形成する過程の「つながりづくり」をコネクティビティの概念でとらえ、その暗黙知を言語化・可視化して、今日の世界において深刻化する不信と分極化・分断化の諸問題を解決するための視座を提供し、新たな提言を行うことを目指す。

  1. イスラーム的コネクティビティにみる信頼構築 世界の分断をのりこえる戦略知の創造

動的エキシトン

Dynamic Exciton: Emerging Science and Innovation

光化学は、エレクトロニクス、エネルギー、医薬・医療、機能性材料など現代社会において多様な貢献を期待されています。その根幹を司るドナー・アクセプター(D•A)相互作用では、今まで電荷移動(CT)を、クーロン相互作用による「静的エキシトン(クーロン力によって束縛された電子と正孔の対の状態及びその概念、と定義)」として捉えてきました。しかし、D•A系ではそれ以外にも、核や格子の運動、スピンと軌道の相互作用などが動的効果として時間発展的に働くために、従来の捉え方では破綻をきたしています。

  1. 動的エキシトンの学理構築と機能開拓

次世代星間化学

Next Generation Astrochemistry: Reconstruction of the Science Based on Fundamental Molecular Processes

物理や化学の分野では、精密な反応制御や原子分子レベルでの表面反応ダイナミクス研究などが可能となっています。それを踏まえ、私たちは天文学・地球惑星科学・物理・化学の協働によって、素過程に基づく新しい学理として次世代アストロケミストリーを創生します。この次世代アストロケミストリーによって、宇宙における化学進化史を理解し、その多様性の中に太陽系を位置づけることが可能になると考えています。

  1. 次世代アストロケミストリー:素過程理解に基づく学理の再構築

ダークマター

What is dark matter? – Comprehensive study of the huge discovery space in dark matter

存在はするが未知の物質 ダークマター、今まではごくわずかな質量範囲で、その探索が行われてきました。 本提案では 広大なディスカバリースペースを網羅的にカバー するため、今までにない多角的な方法で、理論から宇宙観測・地上実験にまたがる研究領域を拓くことを目指します。

  1. ダークマターの正体は何か?

高密度共役

Condensed Conjugation Molecular Physics and Chemistry: Revisiting “Electronic Conjugation” Leading to Innovative Physical Properties of Molecular Materials

分子間空隙にわたる 新しい電子共役の概念 “X”-Conjugation の実証・普遍化

  1. 高密度共役の科学web

物質共生

Biophysical Chemistry for Material Symbiosis

「なぜそのマテリアルが免疫原性を持つのか?」―我々はその作用機序に目を向けることで、「物質共生とは何か?」を世界にさきがけて解明し定義することを目指します。本領域の研究成果により、様々な最先端医薬品や機能性材料に対して認められる課題(免疫原性、悪性腫瘍誘発など)の解決が期待されます。(期待される成果と意義より)

  1. 「物質共生」マテリアル・シンバイオシスのための生命物理化学website

超秩序構造科学

Progressive condensed matter physics inspired by hyper-ordered structures

様々な材料における機能性の根幹は、母物質と添加元素(ドーパント)の組み合わせによる協調・協奏現象と言っても過言ではありません。そのような中、前プロジェクトの新学術領域「3D活性サイト科学」で代表されるように、結晶中のドーパント解析など欠陥の科学も進展し、その理解も大きく進んできました。
そして、学術変革領域「超秩序構造科学」では、その先のサイエンスを開拓し、世界トップを目指します。

  1. 超秩序構造が創造する物性科学website

散乱透視学

Comprehensive understanding of scattering and fluctuated fields and science of clairvoyance

本領域では、3次元空間にナノメートルからキロメートルサイズのマルチスケールに遍く存在する散乱・揺らぎ現象を包括的に理解すると共に、克服することを目的とします。そのために、生体から大気まで現実世界の散乱・揺らぎ媒質を伝搬する光の物理量をことごとく計測し、最新の理論と深層学習を駆使して、マルチスケールに存在する散乱・揺らぎ現象を解明すます。さらに、散乱・揺らぎ媒質そのもの、およびその向こうを透視することで、生命科学や天文学などの自然科学、情報通信工学などの工学の諸分野に革新をもたらします。

  1. 散乱・揺らぎ場の包括的理解 と透視の科学(散乱透視学)website

グリアデコード

Glia decoding: deciphering information critical for brain-body interactions

脳-身体相互作用の中核として多種類のグリアが機能し、その時間的な応答は神経活動よりはるかに多様である。さらに、グリアは血液脳関門の制御や末梢炎症の感知などの多彩な機能を脳領域と環境に依存して発動する。本領域では従来の神経活動計測とは全く異なる計測手法や体内環境の専門家を呼び込み、グリア機能の包括的な読み出し(デコーディング)を実現する。

  1. グリアデコード公式サイト

不均一環境と植物

Multi-layered regulatory system of plant resilience under fluctuating environment

従来の研究は均一条件下での単一な環境応答の解析に留まり、本来の不均一かつ複合的な自然環境への多層的な適応機構を理解するには至っていません。本領域では、時空間的に不均一な環境情報を統御する分子機構とそれを支えるプロテオーム多様化機構に焦点を当てることで植物の環境レジリエンスの本質を解明し、生物の環境適応研究に変革をもたらすことを目指します。

  1. 不均一環境と生物 ウェブサイト

臨界期生物学

Inducing lifelong plasticity (iPlasticity) by brain rejuvenation: elucidation and manipulation of critical period mechanisms

神経回路の可塑性が高い特定の時期を「臨界期(critical period)」と呼びます。臨界期の経験が神経回路に刻み込まれ、一方、神経回路の可塑性は臨界期が過ぎると著しく低下するために、臨界期の影響は一生涯残ります。例えば、視覚野の臨界期に片目の視覚を剥奪するとその目は弱視になってしまいます。そこで、一旦終了した臨界期を大人の脳で再開することができれば、失われた神経機能の回復や新たな脳機能の獲得を促進することが期待できます。実際、近年の研究により、臨界期の時期を早めたり遅らせたりすることや、成熟動物において臨界期を再開できる可能性が示されています。また、脳傷害の後の一定期間、神経回路の可塑性が上昇して機能回復が起きやすい、一種の臨界期が生ずることが知られています。これらを踏まえて、本研究領域では、臨界期を生涯にわたって生じ得る「神経回路の再編成と可塑性が亢進する時期」と捉え直しました。

  1. 臨界期生物学公式ウェブサイト

多面的蛋白質世界

Multifaceted Proteins: Expanding and Transformative Protein World

近年の様々な発見や技術革新によるブレイクスルーから、従来のタンパク質の見方が大きく変化している。例えば、翻訳は、想定されている遺伝子読み枠の開始コドンAUGから始まって淡々とアミノ酸をつないで終止コドンで終わるだけではない。翻訳はしばしばAUG以外から始まったり、翻訳伸長途中で止まったり、途中終了したりするなど、非典型的な翻訳が普遍的であることが分かってきた。非典型的な翻訳は、神経変性疾患に関与する塩基リピート配列から起こる開始コドンAUGに依らない翻訳開始(RAN翻訳)のように病気に関与する場合もある。関連して、タンパク質をコードしないという定義で命名されたノンコーディングRNAが生理的に意味のあるタンパク質に翻訳される例が続々と見つかってきている。質量分析に基づくプロテオミクス解析の技術革新などによってプロテオームを構成するタンパク質のレパートリーは増加の一途をたどっている。また、タンパク質はいつもフォールディングして機能するわけではないこと、特定の場所・特定の構造状態で機能を発揮するだけではないことも分かってきた。例えば、タンパク質によっては完成前、すなわち翻訳途上で機能を発揮する例が見つかってきている。また、タンパク質によっては、複数のオルガネラへ局在し、その多重局在が機能に直結することが分かりつつある。

  1. 多面的蛋白質世界「マルチファセット・プロテインズ」ウェブサイト

ゲノムモダリティ

Genome modality: understanding physical properties of the genome

ゲノムモダリティ Genome modality とは 塩基配列情報、DNA物性、その他の環境諸因子によって多元的に制御されるゲノムの構造や機能の様式のことを、本領域では「ゲノムモダリティ(Genome modality)」と呼ぶ。DNA物性を含む複眼的な視点からゲノムモダリティを理解することで、新しい染色体の形が見えてくる。

  1. DNAの物性から理解するゲノムモダリティ

からだ工務店

Material properties determine body shapes and their constructions

体を構築・維持するには、細胞だけでは剛性が足りないので、サポート素材(カルシウム、コラーゲン、キチン等)が利用されます。細胞は、素材によって工法を選び、「体」を建築します。本領域では、「非細胞素材の加工」という新しいパラダイムを提示することで、解明が遅れている後期発生以降の形態形成の原理に挑みます。

  1. からだ工務店公式ウェブサイト

深奥質感

Analysis and synthesis of deep SHITSUKAN information in the real world

我々が想定する深奥質感処理とは以下のようなものである。

  • 質感情報から事物の多面的な生態学的意味や価値を計算する過程。身体内部に情動的な反応を誘発する過程も含む。
  • 質感と他の感覚属性の統合により外界モデルを脳内に構築することによって、行動の結果を事前に予測し、適切な行動選択をするような過程。
  • 質感情報処理が、処理の主体である人間の個性(たとえば年齢、脳機能障害、文化背景、経験)によって影響される過程。
  • 実際の事物を出発点として、五感でとられた感覚情報の処理を介してリアルとフェイクを見極める過程。
  1. 深奥質感
  2. 質感ゲートウェイ

アルゴリズム基盤

Creation and Organization of Innovative Algorithmic Foundations for Social Advancement

現代の高度情報化社会を動かしているアルゴリズム、すなわち論理的な手続き処理の理論と技法における近年の急速な進展を、様々な分野の科学者・技術者が理解可能な形で広く自由に利用できる学術として体系化し、社会変革の源泉となる基盤研究領域として発展させることを目的とする。近年の圧倒的な計算性能の進歩や未来の革新的デバイス、及び新しい社会的概念や価値観に基づいて、理論と応用を分かりやすく接続する汎用的かつ実用的な定式化モデルを再構築・体系化する。それらを構成する離散構造処理、制約充足、列挙、離散最適化、量子計算理論など、日本が強みを持つ分野を中心としたアルゴリズムの理論と技法の研究を推進し、革新的アルゴリズム基盤として発展させる。

  1. アルゴリズム基盤 社会変革の源泉となる革新的アルゴリズム基盤の創出と体系化
  2. 公募研究公募概要

分子サイバネ

Molecular Cybernetics -Development of Minimal Artificial Brain by the Power of Chemistry

新学術領域「分子ロボティクス」(2012-17)の基本理念を継承しつつ,より大規模な分子システム構築の方法論の開拓に挑戦する領域です.具体的には,センサ,プロセッサ,アクチュエータといった異なる機能をもつ分子を,リポソームをはじめとする人工細胞(コンパートメント)に実装し,さらにこれらを結合することにより,複雑な機能をもつシステムを構築する方法論の研究に取りみます.

  1. 分子サイバネティクス

参考

  1. 学術変革領域研究(A)リンク集(文部科学省)

科研費に採択されるための教科書と副読本、厳選5冊

科研費の申請をしてあたり前のように採択される研究者がいる一方で、なかなか採択されずにいる研究者もいます。不採択になる原因はいくつかありますが、書き方のコツがわかっていない場合がほとんどです。残念ながら、実際的なコツというものは、公募要領にも計画調書の注意書きにも書かれていません。

そういったコツはどこで知ることができるかというと、科研費に採択されるための教科書として執筆された書籍の中にあります。ですから、これらの本を読んでから申請書作成に取り掛かることをお勧めいたします。でなければ、既に科研費を獲っている先輩や先生にお願いして、自分が書いた申請書を読んでもらったり、採択された申請書を見せてもらったりしましょう。コツを知らずにひとりよがりで書いている限り、何年チャレンジを続けても不採択にしかなりません。

科研費獲得の方法とコツ

児島 将康 著『科研費獲得の方法とコツ 改訂改訂第8版〜実例とポイントでわかる申請書の書き方と応募戦略』2022/7/14 羊土社

これはもう定番中の定番ですね。科研費の制度に変更があるたびに、タイムリーに改訂版が出ていて、一番みなに頼られているのがこの本。この本を読んでいない人はいないのでは?と思えるくらいに普及しています。だから、買ったけど読んでいないなどと呑気なことを言っていると、差がつきます。しっかり読み込んで、自分の申請書作成に活かしましょう。

科研費獲得の方法とコツ 改訂第8版〜実例とポイントでわかる申請書の書き方と応募戦略 2022/7/14 児島将康 (アマゾン)

 

狙って獲りにいく!

中嶋 亮太『狙って獲りにいく! 科研費 採択される申請書のまとめ方』 2022/8/20  すばる舎

ベストセラーをいといろ出しているすばる舎がついに科研費本にまで進出してきたかと、ちょっと驚きました。自分も早速買って読みましたが、実は自分が普段科研費の申請書に関して思っていることと一番近いことが書いてあるのがこの本でした。なので、自分は周りの研究者にはこの本を勧めまくっています。

児島 将康氏の本はオーソドックスな教科書で、初心者からベテランまで万人向けだと思います。この中嶋 亮太氏の本は、もっとメリハリの効いた書き方をしていて、科研費の申請書をある程度書きなれているけど、なかなか採択されない人にピッタリはまるのではないかと思います。

狙って獲りにいく! 科研費 採択される申請書のまとめ方』 中嶋 亮太 2022/8/20  すばる舎(アマゾン)

審査委員の生の声は、若い研究者はなかなか聞く機会がないと思いますが、この本の著者はそのあたりもきっちり取材していて、審査委員の生々しい審査の実態が紹介されています。全ての審査委員が同じように審査しているわけではないので、あくまで、こういう審査をする審査委員もいるという受け止め方をしたほうがいいとは思います。

 

科研費 採択される3要素: アイデア・業績・見栄え

郡 健二郎 著『科研費 採択される3要素 第2版: アイデア・業績・見栄え』2017/7/3 医学書院

この本が刊行されたあとで計画調書の書式に大きな変更があったため、若干内容に古いところも出てきてしまっているのが惜しい。例えば、要旨のスペースは以前は厳格だったが、今では行数の指定が取れたためこの本で強調されているほどの緻密さは必要なくなったかもしれない。しかし、医学部の先生による本なので、医学部の先生にはこっちの本のほうがしっくりくるかもしれない。本質的なところを読み取れる読者なら、どっちの本でも良いと思います。書籍タイトルで重要ポイントを言いつくしていますが、その意味するところを本当にわかって書かないと採択されません。例えば、業績があるということと、業績を申請書の中でしっかりアピールできているということとは、全く別の話です。業績があるからと言って、業績リストをただ載せただけでは、いまどき、他の申請書と比べられたときに見劣りします。きちんと、研究目的や研究計画のセクションの中で業績の関連性のアピールしておくことは必須。

科研費 採択される3要素 第2版: アイデア・業績・見栄え 2017/7/3 郡 健二郎 (アマゾン)

 

科研費の書き方のノウハウがわかっても、肝心の日本度運用能力が低いと審査委員を説得できません。以下に紹介する本は、読み易く伝わる日本語の書き方を教えてくれます。

100ページの文章術

酒井 聡樹『100ページの文章術 -わかりやすい文章の書き方のすべてがここに』2011/3/10 共立出版

研究者のタマゴ向けの著作もある著者による、日本語の文章の書き方の本。科研費は日本語で書くので、日本語を書く能力を上げることが、採択への早道となります。採択されない先生の書いた文章の特徴は、非専門家が読んだときに理解できない文を書いてしまっているところ。科研費の審査委員は、同じ研究領域の専門家に当たるとは限りません。若手研究や基盤研究(C)の場合は4人の審査員がいるので、4人とも申請者と同じ専門ということはありえません。4人のうち一人でも、「わかりにくい!」と思って悪い点を付けると、残り3人がそこそこ良い点を付けてくれたとしても挽回できません。非専門家が読んでもわかるように書けるかどうかは、採択されるための最低条件です。

100ページの文章術 -わかりやすい文章の書き方のすべてがここに』2011/3/10 酒井 聡樹 共立出版(アマゾン)

 

わかりやすい文章の書き方ガイド

林 健一『こうすれば医学情報が伝わる!! わかりやすい文章の書き方ガイド』2014/10/8 ライフサイエンス出版

どちらかといえば学生向けであった100ページの文章術で飽き足らない人に薦めたいのが、この本。シニアレベルの研究者でも、徹底的に鍛えられます。内容は医学系なので、科研費申請書の執筆に必要な日本語力にちょうど照準があっています。「演習」を面倒くさがらずにやってみてください。結構ハードで時間も取られますが、それだけのご利益があります。

サッカーの三笘選手は、なぜ自分のドリブルは相手を抜けるのか?で筑波大学の卒業論文を書いたそうですが、この『わかりやすい文章の書き方ガイド』を読んで書き方を一度ものにすれば、なぜ自分の文章はわかりやすいのかを自分で理解したうえで書けるので、適当に書いて失敗する危険を減らすことができます。

こうすれば医学情報が伝わる!! わかりやすい文章の書き方ガイド   2014/10/8 林 健一 (アマゾン)

 

学振申請書の書き方とコツ

科研費ではなく学振ですが、ついでに紹介しておきます。本質的なことは変わりありません。

学振申請書の書き方とコツ 改訂第2版 DC/PD獲得を目指す若者へ 2021/3/22 大上 雅史 (アマゾン)

 

仮説を書かない科研費申請書なんて…

科学研究は仮説の検証という形で進展します。

参考記事⇒科学における仮説とは何か?

論文を書くときには、仮説を提示するのが一般的です。

参考記事⇒論文から学ぶHypothesis-driven research

しかし日本の大学院教育ではあまり仮説を立てることの重要性が言われていないように思います。今どき、中学の教科書にも仮説を立てることの大事さを教えているというのに。

参考記事⇒中学理科の教科書が教える仮説駆動型研究

中学生が学ぶことを、博士号を取得した研究者が実践していないのだとしたら不思議なことです。全ての研究が仮説駆動のスタイルをとるわけではないのですが、生命現象のメカニズムに迫るためには、モデルや仮説が必要です。ですから、科研費の申請書にも仮説を書くべきでしょう。

参考記事⇒採択される申請書の条件:研究目的を明確に伝える~作業仮説を示す~

 

仮説を書かない科研費申請書なんて、クリープを入れないコーヒーみたいなものです。

  1. クリープの歴史(森永乳業)

 

グラントライティングに仮説を書くのは当たり前すぎることですが、当たり前のことを教えるウェブ記事を、日本語サイト、英語サイトともに纏めておきます。

 

入念なプレゼン準備のおかげで研究内容が正確に伝わったのか、その方に開口一番「興味深い仮説を立てておられる」といって頂けたのでかなり場の雰囲気が柔らかくなりとてもやりやすかった記憶があります。(論文ゼロでも学振DC1に面接経由で採用された申請書の書き方のコツと面接対策ポイント minoblog)

1ページに1つくらいの簡易な表または図を挿入するとグッと引き締まった申請書になります。特に、①研究の仮説やアイデアの基盤になる図、②年度ごとの経時的研究概要の図または表、③研究構成メンバーの役割分担に関する図の3枚は必須といえます。(科研費獲得の意義と申請書の書き方 高知大学医学部外科学講座外科)

「こうだと思う・こういう疑問がある⇒分析して検証する!」⇒こういう論文は仮説があるとものすごく読みやすいです。なくてもいいんですけどね、でもあると読みやすさが全然違うんですよね。仮説は目的よりももっと具体的。分析した結果を想像して、「AはBに影響する」→これが仮説です。目的は、「Bへの影響要因を検討すること」この程度でいいでしょ。仮説は目的の後に書きましょう。「本研究では~~~を目的に、「~~~~」を仮説に立て検証した。」これでOKです。(研究目的、目標、仮説の使い分け 学術研究支援塾ARS Academic Research Support

●審査員の状況を理解する ●達成への道筋を示す ●「概要」で引き付ける ●仮説を使う etc. (令和2年度スキルアップセミナー「木暮セミナー:科研費申請書の書き方」 琉球大学

本研究は、この紀元前4千年紀にオアシスの生業と景観が成立したという仮説を立 て、検証するものであり、それによってアラビアの環境考古学に新しい知見を付加するものである。(若手・中堅研究者のための科研費 平成29年度 総合地球環境学研究所 科研費申請説明会 基盤研究(B)、(C)、若手研究等の申請準備等に関する説明 スライドシェア

研究をしていて陥りがちな誤りの1つは、実験結果が出てから結論や解釈を考えようとすることです。本来、実験は仮説が正しいか誤っているかを判断するものであり、解釈は結果が出る前から決まっていなければなりません。きちんとした研究計画には、予測どおりの結果や違う結果が得られた時の解釈まで織り込まれているので、このような誤りに陥ることがありません。(科研費申請の目的 科研費申請 循研での研究 久留米大学循環器病研究所)

日本語のサイトでは、科研費申請書で仮説を提示することの重要性に触れた記事があまり多くはなかったのですが、英語のサイトで探すと逆に仮説の重要性を説かないサイトが一つも見当たらないくらいです。

The specific aims page demonstrates a problem and a gap in current knowledge and suggests a solution.

The objective is then linked to a critical need or central hypothesis whose testing will achieve the global objective of the application. Take care that the objective is not to test a hypothesis. Be sure to have a thorough plan for negative and null findings that will be explained in later sections. An ideal hypothesis is one in which any result actually advances the field of inquiry and can be explained in such a way (rather than we learned something or we were wrong).

Academic Emergency MedicineVolume 25, Issue 9 Original Contribution Free Access Introduction to the Specific Aims Page of a Grant Proposal Andrew A. Monte MD Anne M. Libby PhD First published: 02 April 2018 https://doi.org/10.1111/acem.13419

There are several steps that need to be taken for the initial steps of grant preparation. The first and perhaps the most critical step is formulating a study question. The study question on which the overall hypothesis is based on should be a testable hypothesis and of high significance. (How to Write a Successful Grant Application and Research Paper Hossein Ardehal Circulation Research. 2014;114:1231–1234

It is a hypothesis that makes your proposal distinguishable from others. Hypothesis is a very critical section of a grant proposal. Most of the peer reviewers just read this section to either accept or decline the proposal. (Developing and Writing Hypothesis for Grant Application. conductscience.com)

Specific Aims: common mistakes

• Lack of clarity

Lack of hypothesis

Grant-Writing-Seminar-Cyndi-Bradham.pdf

What makes for an excellent grant? 
• A compelling question
• Clarity of thought and expression
A strong, testable hypothesis

(NIH-4-Grant-Application-Components.pdf)

 

仮説を模式図で示す

研究のデザインや仮説は本文で説明するだけでなく、模式図で示すのがお勧めです。申請書を全く読まなくても、仮説の図一つ見れば全てがわかるというのが理想。下のグラフィックデザインのセミナーは非常に役立ちます。図を作るということは、研究のデザインやアピールポイントを深く考え抜くことでもあります。科研費の申請書に載せる図は、ささっと作ってしまう場合が多いかもしれませんが、実際には、ここにかなりの労力を費やすことが採択のためには必要でしょう。下のセミナーでは、細部に気を配ることにより見栄えを劇的に良くする方法も説明されています。

(転載元:科研費 研究計画調書のグラフィックデザイン 京都大学 次世代研究創成ユニットURA 小野 英理 PDF

 

参考

  1. How to prepare a Research Proposal Asya Al-Riyami Oman Med J. 2008 Apr; 23(2): 66–69. PMCID: PMC3282423 PMID: 22379539
  2. How to write a grant proposal Michael Zlowodzki, Anders Jönsson,* Philip J Kregor,** and Mohit Bhandari  Indian J Orthop. 2007 Jan-Mar; 41(1): 23–26. doi: 10.4103/0019-5413.30521 PMCID: PMC2981889 PMID: 21124678
  3. 学術研究支援塾ARSとは 学術全般の活動における補習塾のようなイメージで、研究活動にあたって発生する、 研究計画の整理からデータの扱い・まとめ方 統計解析 執筆した原稿の精査 等、学術領域でお困りのことに対して、お持ちのデータや原稿をもとに適切なご回答またはご助言、ご提案する学術支援事業です。