目次
- 1 2023年9月29日(金)海外学振の発表
- 2 海外学振の評定要素
- 3 海外学振の採択される申請書の書き方
- 4 学振DC1,DC2,PDの採否発表
- 5 学振採択者生存者バイアス
- 6 「学振落ちたけどおじさん」たち
- 7 学振不採択だった人へのメッセージ
- 8 学振不採択者の気持ち
- 9 学振不採択でも研究者を目指す人へのメッセージ
- 10 今回は学振不採択でも次回再度応募予定の人へのメッセージ
- 11 学振採択が研究者として生き残るための必要条件でも十分条件でもないことについて
- 12 学振以外の助成の機会
- 13 学振落ちをアカデミアを見切る機会と捉えるかどうかについて
- 14 キャリアに対するひとつの考え方
- 15 2023年9月27日(水)14:00
- 16 学振の採択率
- 17 学振発表当日、発表前のソワソワ
- 18 発表前
- 19 学振の内定通知日は予告したほうがよいと思う
- 20 申請書作成のノウハウに関する情報格差についての雑感
- 21 学振申請応援YOUTUBE動画
- 22 学振の最近の大きな制度変更について
- 23 令和6(2024)年度採用分特別研究員(PD、DC2、DC1)の第一次選考結果について
2023年9月29日(金)海外学振の発表
2日遅れで海外学振の発表があったようです。下のツイートが一番早いみたいなので14時前に出ていたんですね。
海外学振の結果でてます!なんと採用を頂いてしまいました... pic.twitter.com/BaYK868icR
— Megumi Matsuo (@robustwife) September 29, 2023
海外学振の評定要素
海外学振不採択B!なかなかに尖った落ち方したのでここで供養します!すべての申請者に幸あれ!! pic.twitter.com/UMpa1benjf
— Junichi Usuba (@Usubaaaaan) September 29, 2023
海外学振の採択される申請書の書き方
この体験談は一読の価値があります。海外学振に限らず科研費もそうですし、多分DC1,DC2,PDも同様だと思います。
1)資金があれば目標が達成できる(「できそう」ではない)、2)目標達成のための準備が整っている、の2点が大きなポイント
自分の場合、3つの研究内容を書いたが、それぞれに対して既に実験基盤が整っていることを示したり、予備データが豊富にあることを示し、派遣先との融合研究さえあれば、目標達成できるという風にした。実際ラボのビッグボスからも予備データを貯めましょうと言われていた。実際、ビッグボスの申請書を見ても、半分以上予備データの話なのではないかと思うくらい下地が整っていることがわかる。
(5度目の挑戦で採択された海外学振 KPN KPN 2023年9月30日 22:24 note.com)
学振DC1,DC2,PDの採否発表
2023年9月27日(水)14:00に学振DC1, DC2, PDの選考結果が発表されました。二次採用内定候補の発表もあったようです(最終結果は、1月頃)。海外学振の発表はまた別みたいですね。
ツイッターを見ていると悲喜こもごもです。
学振採択者生存者バイアス
すごい、おすすめが学振の採択結果で埋め尽くされてる。採択された皆さんおめでとう pic.twitter.com/tpKVyzQaoF
— アヤカ店長@限界博士 (@rikei_ayaka) September 27, 2023
「学振落ちたけどおじさん」たち
学振落ちたけど研究者として生き残っている人もいるそうです。
学振落ちて、博士取ってから民間企業に3年間務めた後に再びアカデミアに戻ってきたおじさんです https://t.co/ltyNoW4BPa
— Hidetoshi Matsui(松井秀俊) (@hide_fromhikari) September 29, 2023
学振落ちて、博士取ってから民間企業に12年間務めた後に大学教授になったおじさんです。 https://t.co/ERN75UNJCE
— Kei Harada (@Seed57_cash) September 30, 2023
「私は学振落ちたけど~」って話は、毎年言っていくよ。だって「学振通らないようでは研究者としての素質がない」という考えの研究者はまだいますから。https://t.co/i4woVoZHAh
— がく (@16go_rider) September 27, 2023
「学振落ちたけど云々おじさん」と言われるのが嫌なので,「学振落ちたおじさん」と名乗って生きていく
— Yusuke Sugahara (@sugaphara) September 27, 2023
学振落ちたけどおじさんが嫌われる主な理由は多分3つあって「自慢」と「無責任な励まし」と「現在の若手研究者をめぐる状況への無理解」だと思う
— 悲楽 (@hira__chin) September 28, 2023
「現在の若手研究者をめぐる状況への無理解」と聞くと、東北大学副学長の言葉「優秀な若手男性がポストに恵まれないことは周囲を見ていて無いと思います。」を思い出してしまいます。DC1やDC2やPDがとれても、研究者への道がいばらの道であることには変わりません。
学振不採択だった人へのメッセージ
若ければ若いほど、本人の能力よりも周辺環境の影響の方が大きいのが普通よ
学振通ったのはテーマが良いとかラボ環境が良いとかが主因で、
落ちたのはたまたまそういうものが不足気味だっただけのこと
通ったから本人偉いわけでもないし落ちたから卑下することは全くない
(経済的損失は大きいが)— Bruno (@scshKWGQiixEWgD) September 28, 2023
学振DC1/DC2に落ちたら考えるべきこと【博士課程】 もろぴー有機化学・研究ちゃんねる チャンネル登録者数 3.24万人
慌てるな、でも続けよう。 https://t.co/ehGN6rahqZ #Togetter @togetter_jp「学振落ちたけどおじさん/おばさん」の一人からのメッセージ(定期)
— 稲見昌彦/ INAMI Masahiko (@drinami) September 30, 2023
昔の上司に、「学振の審査したとき、どんなに論文出してても俺の知らない雑誌なら全く評価しなかった」と武勇伝のように話す方がいました。
そういう審査員もいますので— ちょ (@chololologlobal) September 30, 2023
学振不採択者の気持ち
「学振取れなくても研究者になれるよ」、それはわかる。とても希望に満ちた話である。しかし、「うるせぇ!いま金が欲しいんじゃ」という気持ちもわかる。 pic.twitter.com/hPSsWEp9BI
— yumi.h (@YUMinBit) September 28, 2023
背負っているストレスに日々苦しめられる。必死で研究を続けてもポスト自体が減っている大学教員になれる保証は何も無い。このような若手研究者をめぐる状況を果たして学振落ちたけどおじさんは理解しているのだろうか。不採用者の気持ちこうである。「お前らの時代は牧歌的でよかったよな!」
— 悲楽 (@hira__chin) September 28, 2023
自分が学生だった時を思い出してだけど、むしろ学振申請などでは「自分の研究はどれだけ否定してくれても良いから、憐れみでも何でも良いのでとにかく自由なお金が欲しい」と思うのは僕だけですか??もちろん否定されない方が良いけど、生活の基盤としてまずはとにかくお金では??(プライドゼロ
— Tz (@tzszk) September 29, 2023
学振DCの申請者を添削させてもらった学生さんが採用されず相当落ち込んでいたのですが「僕今まで今まで何かに選ばれなかったことの方が少なかったので…」とのことで、私もそんなこと言ってみたいなと思いました
— Megumi Matsuo (@robustwife) September 29, 2023
学振不採択でも研究者を目指す人へのメッセージ
全く同感です(reviewerするとよく分かる)
全体としてはまあ相関あると思うけど、採不採と内容の関連は結構バラつきあり
学振DCは1-2年の実績?でその後3年の支援を決めるというバランスの悪い制度だし、時間がかかる研究も当然あるのでこれで「自分は向いてないんだ」なんて考えないで欲しいです… https://t.co/oFk7oaeylU
— Kotaro Kimura (@KK_CeNeuro) September 27, 2023
今回は学振不採択でも次回再度応募予定の人へのメッセージ
学振の合否発表がありました。それなりに準備して結果を待っていたはずなので「落ちても気にするな」よりも「次こうしたら?」と言いたいです。
(ふたたび)学振にチャレンジするときに 読んでほしいアドバイス|下地理則(九州大学人文科学研究院准教授) #note https://t.co/uhtl36sBGQ
— 九州大学下地理則ゼミ (@shimojizemi) September 28, 2023
多くの学生が誤解していることとして、学振DCが「博士課程の給付奨学金」のようなものだと思っているという点が挙げられます。((ふたたび)学振にチャレンジするときに 読んでほしいアドバイス 下地理則(九州大学人文科学研究院准教授) 2023年9月28日 17:32 note.com)
学振採択が研究者として生き残るための必要条件でも十分条件でもないことについて
ご本人が語りにくいだろうから言うけど、学振の申請書自分で書いて落ちたらしい先輩たち、今30代、40代で准教授やってるよ。一方学振が通っていた先輩のうち数人は学振の時が研究者として頂点でしたね、って感じになってるよ‥。 https://t.co/Iz1HgXc0Xq
— omit (@moi54421636) September 30, 2023
学振以外の助成の機会
学振 DC2名応募→1名採択
残念ながら落ちてしまった大学院生さんも、幸い東京大学卓越大学院プログラムに採択され、学振DCとほぼ同額で3年半の支給が決まりました!無事に応募した大学院生全員が有給で研究ができる環境が整いました。いつも応援ありがとうございます!
— 東京大学 獣医外科学研究室 (@UTvetsurgery) September 30, 2023
学振の当落の話題を見るけど(ひとしきり悔しがって気持ちの整理がついたら)給料をもらって研究する方法は世の中に無数にあることを意識すると良いと思います。例えば昨今の雇用状況だと、能力のあるポスドク候補者は世界中で引く手数多なので、あえて海外学振にこだわる理由がなさそうとか
— mh (@66mh) September 30, 2023
学振落ちをアカデミアを見切る機会と捉えるかどうかについて
申し訳ないんですが、学振落ちたので企業就職しますという博士がもっと増えた方が日本の博士課程のエコシステム全体にとって良いと思う(キャリアパスの真の多様化という意味で)ので、自分のような学振一度も通らなかった人間でも企業に行けば活躍できるということをアピールしたいです https://t.co/baAJK1qXUw
— TJO (@TJO_datasci) September 29, 2023
キャリアに対するひとつの考え方
私は学振を何度も落ちて、それどころか大学院を年限まで通うことすらできず研究室を追い出されましたし、人から面と向かって落ちこぼれと言われたこともありますが、別の世界に移ったら職を得てなんとかやってます。
出来ることを求められている場所でやればやっていけるわけで。生き抜こうぜ。
— 榎木英介 独立系病理医(学士編入) (@enodon) September 30, 2023
求められている場所で出来ることをやれば生きていけるというのは真理だと思います。
そろそろ現代(いま)を見つめようか。未来のために、だとか 自分のために、だとか。そんな言葉で頑張れたのは可能性を信じていた証拠で、もしかしたらそれはとても恵まれていたのかもしれない。【人のために働く】https://t.co/vS7dgXzDAX pic.twitter.com/KpOkhvAuXp
— 日本の科学と技術 (@scitechjp) September 30, 2023
2023年9月27日(水)14:00
学振、きたね
令和6(2024)年度採用分特別研究員(PD、DC2、DC1)の第一次選考結果について(2023年9月27日)
令和6(2024)年度採用分特別研究員(PD、DC2、DC1)の第一次選考の結果を令和5(2023)年9月27日付けで電子申請システムにて開示しました。— Ohue M/大上雅史 (@tonets) September 27, 2023
「お、金田学振に受かったのか」 pic.twitter.com/VUQ0a5TB17
— TKato (@oxkawaka) September 27, 2023
学振や
院生たちが
夢の跡— へにょすふぇぁ (@whose_cybersol) September 27, 2023
学振の採択率
ところで1次採用14%、2次採用候補まで含めて17%なんだけど、今年も学振DC厳しくないすか。
— Ohue M/大上雅史 (@tonets) September 27, 2023
学振発表当日、発表前のソワソワ
学振今日の14時予想
— ぷりんちゃん (@purinchannanoo) September 27, 2023
学振そもそも審査中から動かない時点では今日ではないのでは?
— チホ (@3010Matatabi) September 27, 2023
学振、去年は9/28の14時に結果出ましたね。
— とりふぁ (@trifa3) September 27, 2023
学振結果、今日は出ないと予想
— zunkawa (@zunkawa) September 27, 2023
発表前
日本学術振興会のウェブサイトにある、「令和6(2024)年度採用分特別研究員(DC1・DC2・PD)の募集から採用までのスケジュール」を見ると、二段階目の書面審査が実施される時期が「2023年8月~9月頃」で、第一次選考結果開示が「2023年10月上旬頃まで」となっています。ちなみに二次選考内定候補者がそのあとに決められて、第二次選考結果が開示されるのが2024年1月上旬頃までとされています。
最近の発表日がいつだったか確認してみますと、
令和5(2023)年度採用分特別研究員(PD、DC2、DC1)の第一次選考結果について
(2022年9月28日)
令和5(2023)年度採用分特別研究員(PD、DC2、DC1)の第一次選考の結果を令和4(2022)年9月28日付けで電子申請システムにて開示しました。
2022年9月28日は水曜日。
令和4年度(2022年度)採用分特別研究員(PD、DC2、DC1)の第一次選考結果について(2021年9月27日)
令和4年度(2022年度)採用分特別研究員(PD、DC2、DC1)の第一次選考の結果を令和3年9月27日付けで電子申請システムにて開示しました。
2021年9月27日は月曜日。
令和3年度(2021年度)採用分特別研究員(PD、DC2、DC1)の第一次選考結果について(2020年9月25日)
令和3年度(2021年度)採用分特別研究員(PD、DC2、DC1)の第一次選考の結果を令和2年9月25日付けで電子申請システムにて開示しました。
2020年9月25日は金曜日。
これだとあまり法則性が見いだせませんが、巷での予測はというと:
https://t.co/rLbyau4nw1
学振発表が予想される週に入りました。9/27かなーと思ってます。(週末だったらごめんなさい)— Ohue M/大上雅史 (@tonets) September 24, 2023
なんでわかんねん?って思いますが、教科書を書かれている方には裏情報ネットワークがあるのかそれとも超能力でしょうか。
- 大上 雅史『学振申請書の書き方とコツ 改訂第2版 DC/PD獲得を目指す若者へ』(講談社)
学振の内定通知日は予告したほうがよいと思う
科研費の内定通知日がはっきりしないのもそうですが、学振もまったく同じで、発表がいつなのかとソワソワして仕事が手につかなくなる人が多いんじゃないでしょうか。研究者の能率を下げないためにも、学振の内定通知日は予告したほうがよいと思います。
学振申請者の祈り
98日目
学問の神様、こんばんは。申請者です。秋の実りですか。学振結果発表の時期に縁起がいいですね。あの、申請者たちの精神衛生の向上のために、結果開示日の欄で運命の日を予告していただけないでしょうか…
え?果報は寝て待てって?
永眠は勘弁してくださいね https://t.co/4Vkb0NWXeD pic.twitter.com/sTjxulpoUb— 待ち人@学振再挑戦 (@MNA11370124) September 25, 2023
謎に情緒不安定なの、学振シーズンのせいだ。
早く一思いにやってくれぇぇぇ— ひゅうひゅう@耐性試験株 (@sciencehyuhyu) September 25, 2023
明日事前説明会なのに学振のせいで全然集中できん…
— すぺはら (@muro731) September 25, 2023
学振のせいで目の前のことに集中できていない。
祈りはするけど、他にできることないから、おとなしく博士論文書くことができればいいのに…— Sakatakeshi (@Sakatakeshi_723) September 25, 2023
それはそうといつ学振の結果が出るかと震えておる
— フランス行く太郎 (@MyTrinityGod) September 25, 2023
近日中に学振発表マ?
— Arai (@koke_14000) September 25, 2023
弊ラボの後輩も学振を気にし始めた
— 酒文錦 (@Shu_Bun_Kin) September 25, 2023
学振のページ開いて審査結果の欄に「審査中」って表示されてるの見たらすんごい緊張してきた。
採用されてくれ…!!— オクラ (@WUN5mioLYc77771) September 25, 2023
誰か頭の中の学振を黙らせてくれwwww
— 本条紅葉(日向楓)こあて (@momizi_396) September 24, 2023
学振本著者が予想する今年の学振DC/PDの1次採用発表日はこちらです!
(accuracyが酷いのでアテにしないでください) pic.twitter.com/yiKnYIvQXm— Ohue M/大上雅史 (@tonets) August 30, 2023
申請書作成のノウハウに関する情報格差についての雑感
匿名掲示板などでは、学振はメジャーな大学、メジャーなラボのほうが(ボスのコネのおかげで)採択されやすいんじゃないかという書き込みを見かけたことがありますが、自分は科研費や学振はフェアに審査されているという印象を持っています。研究が盛んでない大学や研究のアクティビティが低い研究室の学生は、申請書を書くノウハウがラボに存在していなくて圧倒的に不利なだけでしょう。申請書以前の話として、日本語を正しく書けない大学院生も結構たくさんいます(自分も修士論文を口語体で書いてしまって全部直された経験がある)。正確で分かりやすい科学的な文章が書けていない人は、まず日本語を徹底的に鍛えたほうが早道かもしれません(お勧めはコレ↓だが、真面目に課題をやるとかなりヘビー、しかし得るものが大きい)。
- 林 健一『こうすれば医学情報が伝わる !! わかりやすい文章の書き方ガイド』(ライフサイエンス出版株式会社)
幸い最近は申請書の書き方に関する書籍もありますしYOUTUBEで情報を発信している人、ネットに採択された申請書を公開している人もいて、ノウハウはそこらじゅうに転がっています。それを取りにいってちゃんと理解して、そのノウハウを自分の申請書に落とし込めるかどうかです。実際のところ教科書に書いてあることを、「自分ごと」として気付いて自分の申請書を修正する能力というのは決して当たり前のものではありません。そこがつながらないひとは結構多いようです。
そうなると科研費や学振に採択された先輩がたくさんいるラボに所属していて、面倒見のよい先輩や先生に申請書の添削をしてもらえる大学院生のほうが圧倒的に採択される可能性が高くなるのは当然のことです。
また、申請書を書きなれた人であっても自分で書いた文章のアラは自分では気づけないものです。自分の周りに申請書を読んでくれる人がいない場合は、
- 書いた申請書をしばらく寝かせて自分で内容を忘れた頃に読み返してみる。
- 紙に印刷して読み返してみる。その際、フォントをいろいろ変えて印刷するとさらに効果的。
- 自分で声に出して読み返してみる。
といった方法がお勧めです。音読は本当にお勧め。
お気に入りのAI音声に読み上げてもらうのもいいかも。
上のサイトは無料の利用だと音声をほぼ選べないみたいですが、面白いサイトだと思いました。お金を払えば、自分の読ませたい文章を好みの声で読み上げてもらえます。
学振申請応援YOUTUBE動画
ワークショップ「より良い学振申請書(DC1/DC2)を作ろう」(2022年4月10日実施) 東京大学 吉田塁 研究室 チャンネル登録者数 2850人
採用者にインタビュー~苦労人が得た学振の極意~【学振“必勝”講座・2023;其の肆】 水族館マスター · クラゲさんラボ (Dr. クラゲさん) チャンネル登録者数 2540人
【博士課程の前に】やっておくべき3つのこと【最後が一番重要かも】 Osaki / ゴキと大学院生の生態log チャンネル登録者数 3550人
学振の最近の大きな制度変更について
令和4年度の学振から面接審査が廃止され、令和5年度の学振からは二段階の書面審査になったそうです。また審査が二段階になったため、選考結果の発表も二段階、つまり2回の時期に分かれたそうです。
第一段階の書面審査では、これまで通り6名の審査委員が書面審査を対象区分内の申請者全員を対象に行います。その後、第一段階の審査で「ボーダーゾーン」となった申請を対象に、第二段階の審査が行われます。この際、審査者は第一段階審査と同じ6名の審査員になります。
選考結果の通知も2回に分けてされます。第一段階で高評価を得た申請者に対しては早い段階で通知が行われ、その後第二段階で採用された申請者に対して通知が行われるということです。
(学振あれこれ:2023年(令和5年度)採用分の変更点およびアドバイス アカリク公式note 2022年3月15日 15:04)