STAP細胞論文の疑惑を指摘した遺伝子発現解析結果が、論文として日本分子生物学会誌Genes to Cellsに掲載

Takaho A. Endo. Quality control method for RNA-seq using single nucleotide polymorphism allele frequency. Genes to Cells Published online: 21 SEP 2014. DOI: 10.1111/gtc.12178

RNA sequencing (RNA-seq) provides information not only about the level of expression of individual genes but also about genomic sequences of host cells. When we use transcriptome data with whole-genome single nucleotide polymorphism (SNP) variant information, the allele frequency can show the genetic composition of the cell population and/or chromosomal aberrations. Here, I show how SNPs in mRNAs can be used to evaluate RNA-seq experiments by focusing on RNA-seq data based on a recently retracted paper on stimulus-triggered acquisition of pluripotency (STAP) cells. The analysis indicated that different types of cells and chromosomal abnormalities might have been erroneously included in the dataset. This re-evaluation showed that observing allele frequencies could help in assessing the quality of samples during a study and with retrospective evaluation of experimental quality.
(http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/gtc.12178/abstract)

↓この論文の全文は、下記URLでオープンアクセスになっており閲覧・ダウンロードができます

http://www.researchgate.net/publication/265911643_Quality_control_method_for_RNA-seq_using_single_nucleotide_polymorphism_allele_frequency

参考

  1. kahoの日記: STAP細胞の非実在について 日記 by kaho 2014年03月05日 15時10分 :”どうしてSTAP細胞が存在しないといえるのか?私はこの論文のインサイダーではありません.従って誰がどのように間違いを犯したかどのような意図を持っていたかといったことは分かりません.しかし,彼らが公開しているデータから彼らの捏造,少なくとも完全な誤りは証明できます.彼らはそうとは知らず,自分たちの捏造を世界に公開しているのです.どのデータから?それは,次世代シーケンサーの生データからです.今 回の論文(2報)のうち片方ではChIP-seqという実験を行っています.そして(本当は論文の公開時にするべきですが)しばらくした後でこの時のデー タを誰にでも使えるように公開しました.実験の詳細は省きますが,この実験では対照実験として”input”と称した染色体配列そのものを読んでいます.これは細胞のDNAの配列がほぼランダムに断片化されて記録されているので,丁寧に見ていくとその細胞がどのような染色体構造を持っているのかが分かります.”
  2. 日経サイエンス号外 STAP細胞 元細胞の由来 論文と矛盾 2014年6月11日:”…  まとめると, 小保方氏らがmRNAの配列を調べたSTAP細胞は2つあり,一方は通常の体細胞,もう一方はマウスから作ったSTAP細胞ではなく培養されていた多能性幹細胞だった。後者はES細胞である可能性が高い。関係者によると,結果は近く論文として発表される。”
  3. 研究不正再発防止のための提言書 独立行政法人理化学研究所 平成26年6月12日 理事長 野依良治 殿 研究不正再発防止のための改革委員会 委員長 岸 輝雄:”… 日本を代表する研究機関である理研で起きた前代未聞の研究不正の解明にあたり、理研内で真相と科学的真実の解明のため勇気ある行動をとっている研究者が複数名いることは、理研にとって大きな救いである。本委員会はかかる研究者の勇気に敬意を表すると共に、このような行動により不利益な扱いをされることがないよう、理研に対し、強く求めるものである。…”
  4. 職務に関わる情報の取り扱いについて 平成 26 年 5 月 27 日 :”今般のSTAP細胞論文の問題に関する報道やインターネット上において、公表 されていない重要な情報が所定の手続きを経ることなく所外に出ているのではないかと思われる記述が見受けられます。… STAP細胞論文の問題に限らず、研究所の役職員は、法律や諸規定により秘密 保持義務が課せられているとともに、これには罰則規定があることも再認識し、
    業務に精励されるよう改めて周知いたします。… ” (参考:STAP細胞の懐疑点 PART403 166 :名無しゲノムのクローンさん:2014/06/02(月) 23:40:20.05 (http://ai.2ch.net/test/read.cgi/life/1401713853/)、NHKスペシャル – 調査報告 STAP細胞 不正の深層 (YOUTUBE http://www.youtube.com/watch?v=A8sbTuRFZlM 46分21秒)

採択される科研費申請書の書き方22のヒント

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  1. 科研費研究計画調書の書き方 セクションごとの具体的、実践的な書き方のアドバイス

【注意】科研費の申請書は研究者が個人的にJSPSにに提出するものではありません。所属機関・大学を通じた提出になります。したがって、研究者は、JSPSのウェブサイトにある締切り日時ではなく、所属大学・機関の締切り日時を守る必要があります。

文部科学省の科学研究費補助金(科研費)は、研究テーマの自由度が最も高く、全ての研究者にとって非常に重要な外部資金です。研究領域や研究テーマが予め指定されているトップダウンの研究費とは異なり、誰にでも研究資金獲得のチャンスがあります。

そこで、初めて科研費を出す人、まだ一度も科研費が当たったことがない人に向けたアドバイスを、自分の経験とネット上の情報を纏めて書きました。「基盤(C)」や「若手」といった少額の研究種目を想定しています。

目次

採択される申請書の条件:研究目的を明確に伝える~作業仮説を示す~

科学は「仮説の検証」の繰り返しで作り上げられていくものです。研究の提案は、「仮説の検証」の形をとるのが典型的なやり方です。ところが、日本の科学教育ではあまり仮説をもつことの重要性が強調されてこなかったように思います。研究目的に書くべき事柄は、「申請者はどんな仮説を立ててそれをどうやって検証するのか」です。これを明確に伝えられない場合、何がやりたいのか不明瞭な申請書になる可能性が高いでしょう。

中学校の教科書で教えている仮説駆動型研究が、なぜか、実際に研究を始める大学院ではほとんど教えられていないという日本の現状は憂うべきものです。

  1. 中学理科の教科書が教える仮説駆動型研究
  2. 科学における仮説とは何か
  3. 論文から学ぶHypothesis-driven research

仮説駆動型でないタイプの研究も勿論ありえますが、何か興味深い生命現象のメカニズムを探ることを科研費研究として行いたいのであれば、仮説が書かれていない申請書というのは考えにくいと思います。

作業仮説は図にして、見せましょう。本文を読まなくても図を見ただけでどんな作業仮説なのかがわかることが大事です。そして、その作業仮説の図を中心に文章を書いていくのがお勧め。審査委員が本文を読んでいてわかりにくいと思ったときに仮説の図があると理解を助けますし、迷子にならなくて済みます。

自分が何を研究したいのかが明確になっていない段階だと、仮説の図は描けないはずです。逆に、仮説の図を作り上げる過程で自分のアイデアが明確になっていきます。

関連記事 ⇒ 仮説を書かない科研費申請書なんて…

採択されるための早道:書いたものを他人に見せる

科研費に採択されるための最良の方法は,「書き上げた申請書を誰かに見せて添削してもらうこと」だと思う.見てもらう人が採択経験豊富な人ならなおよい.そういった人に申請書を見てもらって何度も何度も直すのが一番よい方法だ.(小噺その10:科研費に採択されるための最良の方法 Smart Lab Life 羊土社)

今回初めて科研費を申請する人や、毎年出し続けているのに採択されない人は、ひとりよがりな申請書を書いてしまっている可能性が(極めて)大です。研究内容以前の話として、申請書の書き方がなっていないというだけの理由であっさりと不採択になっている人がかなりの数に上ると推測されます。業績もある程度あり、研究のアイデアや熱意もあるのに、それが全く計画調書に表現されていないだけで不採択を食らっているのに、本人はそのことに全く気付けていない、といのは実にもったいない話です。

落ちる申請書には理由があった!京都大学で採択・不採択になった科研費申請書を網羅的に分析すると、明らかな差があることに気付いた。「科研費申請書の教科書」学外非公開)

だから、一番のおすすめは、自分の書いた申請書を人に読んでもらい、ダメ出しをしてもらうことです。研究者はみな忙しいので、なかなかこれが実際にはできないものです。そんな場合は、大学でURA(リサーチアドミニストレーター)が研究支援活動を行っていれば、そのサポートを活用することをお勧めします。

計画調書を読んでもらう人は科研費採択経験者であればベストですが、必ずしも研究者でなくても、得るものはあります。自分の親兄弟、配偶者などの家族、親しい友人、とにかく国語力のある人に読んでもらうことができれば、自分で気づけない点が見えてくるはずです。

身近に読んでくれる人がいない場合には、添削サービスを利用するという手もあります。

  1. coconala での科研費添削サービスの検索結果(68件)

科研費を採択されるための王道:情熱を示す

自分の研究に賭ける情熱、想いを科研費計画調書に凝縮して落とし込むことです。

「本当に真剣に考えた申請書は、読む人を感動させるものになります。そういうものが、いい申請書だといえるでしょう」(JREC-IN Portal 研究人材のための5分間キャリアップ読本 インタビュー記事)

ページ下部に余白を1行足りともつくらないというのは、情熱のひとつの表れです。(見やすくするために、項目タイトルの上に空行を入れるのはOK)

科研費採択の条件:研究の意義を伝える

科研費の『審査の手引き』に書かれていますが、「学術的な意義」があるかが審査の一つのポイントになっています。お金をもらうのですから当たり前の話で、やる価値がないことにお金はあげられません。

ところが、やる内容、目的までは書いているのに、研究の意義についてまでは計画調書で触れていない人が結構います。「言わなくてもわかるでしょ」というつもりなのかもしれませんが、言わなきゃわかりません。どうして自分の研究はやる意義があるのか、お金をもらってまでやる価値があるのか、うまくいけばどれくらい学術的な波及効果や社会へのインパクトがあるのかをアピールすることは、非常に重要です。

 

科研費採択の条件:研究計画は具体的に書く

研究課題の意義がいくら大きくても、研究計画に具体性が欠けると説得力がありません。まだ行っていない実験のことを細かく書きようがないではないかと思う初心者も多いでしょうが、だからこそ予備実験を行いある程度実験を進めておくことが必要なのです。ただ単に「解析する」と書いても、何をどう解析するのかが書かれていなければ、審査委員を説得できません。具体的にといっても、実験のプロトコールを書けという意味ではありません。適度な具体性が必要だということです。具体性に欠ける計画調書は、いくら立派なことを言っていても、実現可能性がないと判断されて不採択になります。

 

採択される科研費計画調書とは:神は細部に宿る

研究計画のアイデアが十分に湧いてきていない状態だと、申請書の空欄が広大に見えてしまい、どう埋めればいいのかと途方にくれるかもしれません。全部埋める必要はあるのでしょうか?

無駄な余白は(一行たりとも)あってはいけない
2008.3.21 第1.01版私大研究者のための「採択率を上げる研究費申請書」の書き方、七つの基礎早稲田大学先進理工学部 竹内淳(PDFファイル 2ページ)

だからといって、やみくもに文字でびっしりと埋めればいいというものではありません。通る申請書は内容だけでなく、見た目も自ずと良いものになるのです。

用いる文字や図表の位置、大きさ、形、色などには全て必然性がなければならない、なぜそこで使うのかを説明できなければいけない。
研究資金獲得のためのガイド 2011年7月 立命館大学博士キャリアパス推進室 (PDFファイル 96ページ)

割り当てられた多量の科研費の申請書を読まなければならない審査員の負担を想像できるかどうかも、勝敗を分ける要因になりそうです。

文字でびっしり埋められていると、「読む気がしなくなる」研究にかける熱量を短い言葉に凝縮し、申請書に落とし込む JREC-IN Portal 研究人材のための5分間キャリアップ読本>2. 研究資金を獲得する>#06 東京都総合医学研究所 所長 田中 啓二氏)

とにかくギリギリまで何度も読み返して、少しでも読みやすいものを提出しましょう。

できるだけ頭を空っぽにして.先入観をなるべく捨てて私は音読する.私は誤字脱字などの自分の書いた文章を校正するのが非常に不得意(間違っていないと無意識に思ってしまう)ので,音読するようにしてる.そうすると,一言一句間違えずに読み上げることになるので,案外間違いに気づいたりする.(博士課程(女)の記録)

気持ちのこもった申請書であれば、誤字脱字などあるはずもなく、スカスカに空いたスペースもなく、かといってぎっちり文字だけが詰まっているわけでもなく、遠目にみてもレイアウトが素晴らしく、中身をじっくり読んでもウーンと唸らされるような寸分の隙もないものに仕上がっているはずです。

 

評点を落とさないためのノウハウ:指示に従う

これまでに科研費を申請したことがない研究者にとっては、非常に気が重くなることかもしれません。しかし、科研費の研究計画調書には何をどうかけばいいのかが細かく指示されていますので、全く気に病む必要はありません。むしろ、”指示された通りに書く”ことこそが最重要なのです。

研究者にとって、これほど書きやすい応募書類はない
科学研究費(科研費)研究計画調書の書き方説明会 2013年9月20日(金)吉田地区URA室 (PDFファイル スライド25枚)

計画調書には、この欄にはこれこれについて書きなさいと具体的な指示があり、それに従って書けばよいだけの話なのですが、初心者の人はそれが全く出来ていないことが多いのです。

なぜそんな細かい指示があるのでしょうか?それは、申請者が書きやすいように、また、審査員が審査しやすいようにそうなっているのです(多分)。あなたの研究の独自性をアピールしてくださいという場所であなたが何も書かないでいると、評点をつけようがないので、良い評価は得られないでしょう。仮に、ほかの部分にそれらしいことが書いてあったとしても、審査委員がそれに気付かなければ評価されません。

不採択となる調書は、研究計画や内容は素晴らしいのに、その素晴らしさがまったく伝わってこないようなものが多いと思います。

 

採択される申請書であるための絶対条件:論理的な日本語で書く

日本人だから日本語が書けるかというと、そうでもありません。忌憚のない意見を言ってくれる人に、自分が書いた文章を読んでもらいましょう。文章を書くことの難しさをちゃんと自覚して、自分の至らなさに気づくことが、科研費採択への第一歩です。日本語の文章を書くことが仕事の一部である以上、研究者は一度徹底的に自分の日本語作成能力を鍛え直す必要があります。

良い申請書を仕上げるコツ以前に重要なのは、読んだ人に内容が理解できて、言いたいことががちゃんと伝わるような、まともな日本語の文章を書くということです。

論理力のない科学者に税金をあげようと思う方は多分いないです
論理力があるかどうかは、5行読めば分かってしまいます
研究計画調書を見比べて想うこと 日本大学文理学部物理生命システム科学科 松下祥子 (PDFファイル スライド30枚)

論理的な文章を書く技術は、誰でも学ぶことができます。

パラグラフライティングを徹底する!これは日本の教育システムで教える機会がほとんどなく、大半の人が身についていません。論理的文章を書くための黄金律なのですがね・・・。
学振申請書を磨き上げる11のポイント [文章編・前編] chem-station.com

不採択となる計画調書にありがちな日本語のマズさを、いくつか挙げておきます。

  1. 主語と述語の呼応がおかしい。
  2. 複数の節からなる文の場合、1つめの節と2つめの節とで主語が変わっていて読みにくい。
  3. 文と、次の文とのつながりがない。
  4. 論理的なつながりを表す接続詞が使われているのに(したがって、それゆえ、しかしながら、等)、その論理が実際には存在しない。
  5. 文章に、結論に向かう流れがない。方向性が見えない。
  6. 一つのパラグラフの中で、主題が変化していて、何について書きたいパラグラフなのかがわからない。
  7. ところどころ話し言葉が混じる。
  8. 略語が説明抜きで使われている。
  9. その専門分野の人にしか理解できないテクニカルタームが説明抜きで使われている。
  10. 言葉足らずで、ギャップを読者に埋めさせようとしている。(専門外の読者にはそのギャップを埋められない、もしくは、労力を要するので、読みにくい日本語になる)

読みやすい 文章というのは、重力にまかせて上から下に流れていくだけできちんと意味のとれる、読み手にストレスを与えない文章である。学振に通るための5つのポイント 2013年5月2日 渡辺佑基 日本バイオロギング研究会の会報への寄稿)

科学的な文章の書き方に関しては、いくつか定番といえる本があります。45年前に書かれたロングセラーが『理科系の作文技術 』です。研究者でこの本を知らない人はおそらくいないでしょう。

木下 是雄 理科系の作文技術 (アマゾン)

木下 是雄 まんがでわかる 理科系の作文技術  2018/1/19 久間月 慧太郎 (イラスト)(アマゾン)

福地 健太郎, 園山 隆輔 増補改訂版 図解でわかる!理工系のためのよい文章の書き方 論文・レポートを自力で書けるようになる方法 (アマゾン)

 

科学的な文章以前に、自分の国語力に自信がない人は、基本から身につけるほうが早道です。フクシマ式が速習に向いていてオススメ。下の本は1時間くらいで読めますが、効果は抜群です。

福嶋隆史 (著) 言葉を自在に操るための論理思考トレーニング 考えていることが正しく伝わる、シンプルで確実な方法 「ビジネスマンの国語力」が身につく本(アマゾン)

上の本によれば国語力とは突き詰めれば「3つの力」にまとめられるということですが、その1番目の「言いかえる力」(具体→抽象、抽象→具体の言い換え)に話題を絞って書かれた本もあります。

細谷 功(著) 具体と抽象 (アマゾン)

文章を書いている時、多くの場合、具体と抽象を行き来しています。上の本を読んでおけば、それを意識しながら書くことができますので、書いた文章が慢然とならず、非常に明解でシャープなものになります。上記の本は2冊とも、普通の文学作品のように文字がぎっちり詰まったものではなく、非常に読みやすいので、1時間くらいで読めます。国語力アップに1時間を投資するだけで、異次元の科研費申請書作成能力(前後比較)が身につくのですから、こんなコスパの高い努力はめったにありません。

 

科研費採択のための絶対条件:計画調書の中に矛盾をつくらない

概要と本文が対応していなかったり、研究計画と経費の項目がつじつまが合っていなかったり、不採択だった計画調書はいろいろと矛盾を含んでいることが多いのです。目的を達成できそうにない実験計画というのも、致命的な矛盾です。申請書を書いている当人の頭の中ではなんとなく繋がっていて、実は辻褄があっていないのに気付けないということが多いのです。数多くの調書を読みなれている審査委員は直ちにその矛盾に気付き、不採択のほうへ振り分けてしまうことでしょう。

私が確認を頼まれた後輩の申請書や、ギリギリ評価点が足りずに落ちてしまった方の申請書にはほぼ必ず論理的におかしいと思う部分があります。つまり、論理性を保った申請書を書くだけでも差別化に繋がるということになります。(論文ゼロでも学振DC1に面接経由で採用された申請書の書き方のコツと面接対策ポイント minoblog

  1. 児島 将康『科研費獲得の方法とコツ 改訂第8版(2022年7月14日新発売)
  2. 郡 健二郎『科研費 採択される3要素 第2版』(臨床医学系)

 

科研費採択への道:採択された計画調書を見せてもらう

何をどう書けば良いのかわからない人は、まずは、実際に採択された人の申請書を見せてもらい、採択のためのスタンダードの高さを知ること。また、他人の申請書を読めば、どんな文章表現を使うと効果的なのかがわかり、具体的な言葉遣いを学べるというメリットもあります。

①~である.しかしながら,Aに関しては未だ不明な点も多く,その解明には既存の手法ではなく,新しい視点からのアプローチが必要である.②申請者らは,近年Aの生理学的意義が注目されている~に着目し,Bを明らかにした.③本研究では,AにおけるBの意義・役割について明らかにする. (①現状の問題提起,②申請者らの研究成果,③研究目的)(若手研究者向け科研費セミナー ー採択されやすい計画調書の書き方ー URA室倉石泰平成27年8月4日 東京医科歯科大学 PDF 19ページ)

 

大学によっては、採択された科研費計画調書を学内で見せたりしているところも結構あるようです。採択された、他人の計画調書を見る機会がない人も多いと思いますので、ネット上で公開されている調書を紹介します。様式が変わっても、良い申請書の本質的なことは普遍的です。

基盤研究(A)

下の申請書は、自分には馴染みがない研究分野ですが、読んだときにその迫力に圧倒されました。きっと多くの人に役立つと思うので紹介させていただきます。

① 研究の全体構想・具体的な目的・何をどこまで明らかにしようとするのか?
動物媒の花の著しい多様性は、送粉動物への適応を通じて進化したと考えられている。しかし、送粉動物による花形質への淘汰を実測しようとした研究は、必ずしも成功していない。その理由として、花形質の集団内変異が小さいことが指摘されている。本研究では、種間雑種を作り、さまざまな花形質を分離させることによってこの障害を克服し、異なる送粉動物への適応進化の過程を実証的に調べる。研究材料として、ユウスゲ属の 2 種をとりあげる。2 種は、‥

(基盤研究(A)計画調書PDFリンク http://seibutsu.biology.kyushu-u.ac.jp/~ecology/yahara/KibanA.pdf

 

学振DC2

下のリンク先で学振の申請書が公開されていますが、計画調書作成の戦略まで細かく解説されています。異なる分野の人にも絶対に役立つであろう内容です。

■研究背景
申請者は”薬剤の効かない難治性てんかん患者”をターゲットに、生体冷却を用いた代替治療総日の開発(図1)を行ってきた。てんかんとは、‥

(引用元:面接免除になった学振DC2の書類を公開と工夫した点について 更新日:2019-05-04 公開日:2018-09-20 そうだ研究しよう

 

採択されるためのヒント:審査の手引きを読む

科研費計画調書の審査は、公正を期するために審査基準が明確に定められておりそれは「審査における評定基準等」や「審査の手引き」という文書として公開されています。

審査委員のための「審査の手引き」は、実は申請者にこそ必読の書です。公開されている「審査の手引き」に目を通しておけば、自分の研究計画がどのように採点されるのかの具体的なイメー ジが湧きます。すると、科研費申請書をどう書けばいいのかのアイデアが、自然にいろいろ浮かびます。申請書を書き上げたあと、自分が審査員になったつもりで自分の申請書を採点してみると、ちゃんと書けているのかどうかのチェックになります。

基盤研究、萌芽、新学術などの種目ごとに存在意義が異なるため、当然のことならがら審査される際の観点も異なります。その種目が助成した研究はどのような種類の研究なのかをきちんと理解しておくことは、申請書を書く以前の問題です。

審査の手引きを読めば点数が付けられるさいの審査のポイントがわかりますから、逆に、そのポイントを押さえた調書を仕上がることが可能になります。大学受験で採点基準を意識して解答すれば減点されにくい答案が書けるのと同じ理屈です。

  1. 審査における評定基準等(平成31年度)基盤研究(B・C)、若手研究(PDF)
  2. 審査における評定基準等(平成31年度)挑戦的研究(開拓・萌芽)(PDF)
  3. 科学研究費助成事業 審査・評価について(JSPS )

 

採択されるための戦略:敵を知る

誰が自分の科研費の審査をしたのかは、公開されています。自分が出す分野の審査委員の顔ぶれを知っておくことは非常に重要です。出す分野を決める際の参考にもなります。

また、審査委員がどのような気持ちで申請書を読んでいるのか、その心理を理解しておくことも大事です。科研費の取り方に関する教科書などでも紹介されていることですが、一人の審査委員に100近くもの計画調書が送られてきて、審査委員は忙しい業務の合間を縫ってその調書の評価をしなければならないため、一つの調書あたりにかけられる時間は申請者が想像するよりもはるかに短いようです。本では言葉を濁していますが、科研費審査経験者が説明会に引っ張り出されて話ているのを総合すると、おそらく10分~20分程度ではないでしょうか。この程度の時間しか割けないとなると、隅から隅まで一字一句漏らさずに読むという読み方は到底できないはずで、緩急を付けながらサッサと読んでいっているはずです。日本語が読みにくかったり、説明がわかりにくいものは当然、良さが伝わりにくいので低評価を受けることでしょう。

また、採択率から考えると、ほとんどの調書(~7割)を「不採択」のほうに振り分ける必要があるため、ダメなところが見つかり次第「不採択」の方に分けていくことになるでしょう。ですから、明らかにダメな部分を作らないということが、一つの重要な戦略になると思います。振るい落とされるような隙を作らない、ソツのない計画調書に仕上げることが、採択のための最低条件といえそうです。

 

採択されるための戦略:敵を味方に

どんな大学であっても、科研費審査を経験された先生がいらっしゃるはずです。過去の審査経験者は公開されているわけですから、自分の大学に所属する審査経験のある先生を見つけて審査のポイントを聞きに行くということも可能なのではないかと思います。みんながやると先生の時間が奪われてしまうでしょうが。その場合、大学のURAがそういう情報を学内に還元するのが良いのではないでしょうか。

 

科研費採択のための戦略:勝てる場所を選ぶ

科研費を申請するときには、審査区分を選ぶ必要があります。それぞれの審査区分ではその分野の研究者が審査委員を務めるわけです。自分の研究内容がどの審査区分にマッチするかをじっくりと考える必要があります。さらに、自分の研究計画が複数の審査区分で出せそうなときには、どこに出せばライバルが弱くて自分の勝つチャンスが増やせるかを考えましょう。それというのも、科研費の審査は「区分ごとの相対評価」だからです。これに関しては、審査の手引きなどを熟読して、自分の申請書がどのようなプロセスを経て合否の判断が下るのかを理解しておく必要があります。

KAKENデータベースをみれば、どの程度の論文業績の人がどの審査区分においてどのような研究プロジェクトで採択されたかを知ることができます(過去に、審査委員の先生が誰だったかも)。過去に採択された人たちの研究と自分がこれからだそうとしている研究計画とを比べたときに、ここで戦って自分は勝てそうか?と考えて、勝てそうな場所(=審査区分)を選ぶことも非常に重要な戦略です。

 

採択の条件:他者との差別化をはかる

何を究明したいのか問題意識を明確にし、どのような手法でそれを実現するのかを具体的に立案。…例えば、分野の空白を埋める研究なのか、学問・科学の発展の流れを把握し、切り開いていく研究なのか、全く新しい発想による研究なのかなど「特色」を明らかにして「他の人との違い」を積極的にアピール。
科研費応募の手引き 平成21年8月20日 小山和義 原子力GCOE (PDFファイル スライド47枚)

 

評点を稼ぐノウハウ:採点されやすい調書に仕上げる

審査委員はみな大学の研究者ですから、超多忙の合間を縫って科研費の申請書を読んで採点しています。一つ一つの申請書を全部同じようにじっくり読む時間はないはず。「当確」な調書と「論外」な調書は時間をかけずに判断されると思います。問題は、当落線上の調書でしょう。少しでも採択の可能性を上げたければ、審査委員の心証を良くする必要があると思います。それは結局、審査委員の負担を軽くする、つまり、読みやすく採点しやすい調書に仕上げればよいのです。

極意1 審査員に読ませない、まとめさせないK3茶論 第15回 科研費申請書作成のポイント 高等教育コンソーシアム信州 加藤鉱三 スライド+ウェブキャスト)

審査員は、一度に短い時間で多くの調書を読まなければならないことを十分意識して書く。そのため斜め読みでも、重要な要点がきちんと伝わるように書く。
科学研究費助成事業(科研費)研究計画調書作成のポイント集 産学公連携センター (PDF スライド22枚)

 

科研費採択のための必要条件:予備実験データを見せる

どんな立派な研究計画であっても、その実現可能性が低そうだと思われると採択されません。実現可能性の高さをアピールする最善の方法は、予備実験を行ってその結果を図にして示すことです。

* 実際のデータを入れる。(具体性、実現可能性をアピールできる)
* 自分のデータを入れる。あと一歩で金さえあればできると言外に示す。
* 何らかの予備データ(レターペーパーでもいいので既に発表済み)があってその課題で結果が得られる可能性が高いことをアピール … 既に結果のある人、つまり結果を出せる能力 があると客観的に証明できないとなかなか取れない
Bio TEchnicalフォーラム No.882-TOPIC – 2008/03/27 (木) 21:29:37 – 申請書の書き方でアクセプトされやすいコツなどがあれば何でも構わないので教えてください。)

「科研費に申請を出すために予備実験を行う」というよりも、日常的に研究をしているわけですから、「次に論文が出そうな内容で科研費を出す」ほうが現実的かもしれません。つまり、既に結果が出ている内容で、研究費の申請を行うのです。

研究計画の実現可能性を研究費を獲得したら、きちんと論文を出すことが必要ですが、研究者として確実に生き残るための絶対に失敗しない方法は、すでに結果が出ている内容で研究費を獲ることです。

「申請を出す研究は80%程度完成していて,残りの20%を達成するために科研費を申請するぐらいが丁度良い.」
(文部科学省科学研究費若手B を獲得するための5 つのポイント 勝平 純司 国際医療福祉大学学会誌  第18巻2号 2013)

論文を書き上げて投稿を済ませたものを申請書に書いてもいいくらいです。

論文投稿後に研究費が獲得できたら、そのお金はリバイス実験に当てるくらいの感覚です。こうやって、先取りしながら論文とお金を回していければ、追われる生活にならなくてすみます。

 

採択される計画調書の条件:実現可能性をアピールする

科研費申請書には、「これまでの研究について」書く欄や、「研究環境」について書く欄があります。ここを漫然と書いている人が結構多いのですが、申請書の目的は、研究の意義と研究計画の実現可能性をアピールすることであることを思い出せば、「これまでの研究について」や「研究環境」は、研究計画の実現可能性をアピールするための場所であることは明らかです。これらのセクションを書くときも、研究計画につなげて書く工夫をしたほうがよいでしょう。そうすれば、自分がこの研究をやることが相応しい人間であり、それが可能であるということが伝わります。

 

採択への早道:科研費の教科書を読む

こんなウェブ記事を自分で書いていて言うのもなんですが、定評のある科研費の教科書を読めば、必要なこと全てが書いてあります。 羊土社から出版されている児島 将康の著作『科研費獲得の方法とコツ』は、最新の科研費制度の変更に合わせて改訂されており特におすすめ。この本の読者と、読んだことがない科研費初心者は、例えていうなら、オトナと赤ちゃんくらいの違いがありますから、科研費採択を賭けた土俵に出たときに全く勝負にならないでしょう。

これらの本を読めば、申請書の各セクションで、何をどう書くべきか、ポイントの押さえ方がわかります。公式の記入要領に目を通しても初心者には思い及ばないことばかりです。豊富な実例、徹底的な解説、そして著者の情熱に触れながら自分の申請書を書くと、モチベーションも上がります。教科書に数千円投資して、科研費採択で数百万円以上を手にするのですから、費用対効果は抜群です。こういった書籍を読んだ人と読まずに書く人との差は今後ますます開いていくのではないかと思います。

自分は、世の中で売られている科研費関連本にはすべて目を通しています。応募歴・採択歴がある程度あるが、こう書けば必ず採択されるといったノウハウまで体得できているという自信がない人には、審査員の心情を暴露してくれている『狙って獲りにいく! 科研費 採択される申請書のまとめ方』が、一番オススメです。この申請書を読む審査委員は、どう感じるのか?が分かれば対処すべきことが自ずとわかります。初心者にはオーソドックスで網羅的に書かれた書籍が良いかもしれません。

  1. 中嶋 亮太狙って獲りにいく! 科研費 採択される申請書のまとめ方  2022/8/20
  2. 児島 将康『科研費獲得の方法とコツ 改訂第8版(2022年7月14日新発売)
  3. 郡 健二郎『科研費 採択される3要素 第2版』(臨床医学系)

関連記事 ⇒ 科研費申請書の書き方の教科書 厳選5冊

医学書院から出ている郡 健二郎著『科研費 採択される3要素』は、医学部の先生が書かれているので、文例が医学関連なので医学部の研究者には親和性が高いと思います。ただし、これら2冊は分野を超えて普遍的な原則が解説されていますので、解説のスタイルに関して自分の好みで選べばよいと思います。

 

採択へのまわり道:日本語の文章力を上げること

急がば回れといいますが、採択されるためには読み易い日本語の文章を書くことも大事です。毎年不採択という人の申請書を見せてもらうと、そもそも読みにくい日本語を書いていることが多いように思います。

『こうすれば医学情報が伝わる!! わかりやすい文章の書き方ガイド』を読み通せば、日本語の文章力が一段確実に上がります。

こうすれば医学情報が伝わる!! わかりやすい文章の書き方ガイド』(アマゾン)

 

科研費採択への早道:学内の支援制度を利用する

いまどき、多くの大学で研究推進のためにURAが設置されています。京大などはURAが科研費採択の教科書を作成して学内で配布するなど、科研費採択率アップのために活発に活動しているようです。このような研究支援制度が学内で利用できるのであれば、使わない手はありません。

東京大学リサーチ・アドミニストレーター推進室(UTRA)が科研費獲得の方法や申請書の書き方を教える文書を公開しています。

電子書籍 「研究生活とキャリアパス -はじめての競争的資金獲得をめざして-」 iTunesにて無償公開  (ダウンロードサイト)
 第1分冊-科研費獲得を目指す「若い君たち」へ 勝木元也
 第2分冊-研究生活と競争的資金、研究計画書の書き方
 東京大学リサーチ・アドミニストレーター推進室(UTRA)

科研費採択への早道:商業サービスを利用する

  1. ジーラント株式会社(代表取締役 児島 将康)科研費申請書の添削サービス(個人向け) 科研費獲得総合プラン(研究機関向け)
  2. ココナラ(科研費に特化した添削サービスを提供している個人)

採択のために:制度の趣旨を理解する

科研費にはいろいろな研究種目があり、それぞれに存在する理由があります。萌芽であれば文字通り萌芽的な研究テーマが期待されているわけで、「これ、別に基盤(C)でいいんじゃね?」と思われるような常識内に収まるテーマだと、高い評価を受けないようです。

新学術領域の公募の場合は、当然、その領域の趣旨に完全に合っていないといけません。どんなに優秀な研究者であっても、領域の趣旨から外れた研究テーマで申請すれば採択される可能性は低いでしょう。

平成30年度から審査体制がだいぶ変更されたことも無視できません。審査区分が大きくなった研究種目の場合には、審査委員になる先生の研究分野が相当ばらけている可能性があり、制度変更前までと同じような書き方をしていると、せっかくの研究の意義も伝わらない恐れがあります。

 

科研費採択のノウハウのまとめ

押さえるべきポイントを押さえるかどうかで、申請書の出来に天と地ほどの差がでます。科研費申請書を書く上で重要なのは、(1)審査員の気持を理解し、(2)審査員が自分の申請書をどのように評価、採点するのかその具体的なプロセスを把握したうえで、(3)自分の研究のアイデアと目標達成能力をしっかりとアピールしつつ、(4)自分が研究期間内に実現したいことを明確に述べ、(5)非常に読みやすくかつ審査しやすい計画書を作り上げることです。そして、(6)「コイツにお金をあげたい」と審査員に思わせるのです。もちろん、未来の計画実現可能性をアピールするためには、過去の論文実績が重要です。科研費申請の締め切りまでに今の仕事の論文がアクセプトされるよう、全力を尽くしましょう。

関連記事

  1. 科研費研究計画調書の書き方 セクションごとの具体的、実践的な書き方のアドバイス

科研費制度の変化

平成30年度(平成29年申請)から科研費の制度が大きく変わりました。主な変更点やその対策に関しては、以下のサイトをチェック!

この速報では,「科研費獲得の方法とコツ 改訂第5版」では詳しく触れられなかった来年度からの新しい申請書への対応について解説していく.【速報】平成30年度公募の要点と申請書の書き方(児島将康/羊土社)

科研費不採択の受け止め方

万が一、不採択の結果に終わったとしても、研究計画を真剣に練って文章化するという作業は、自分のやりたいことを整理し、研究意欲を高め、自分の研究に対する信念を強固にしてくれるものです。

無鉄砲に挑戦し続けた科研費が私の研究を伸ばしてくれたと感謝している。
「科研費-伸びる研究」(私と科研費(2014年2月号))伊藤 早苗

 

参考

申請するたびに必ず通る先生がいました。その先生は研究者として特定の分野で有名人なわけでもありません。しかし、研究種目を変えても、審査区分を変えてもやっぱり通るのです。どのように計画調書を組み立てるのかを伺うと、目から鱗が落ちたものです。 ‥

そのような経験を事務方と教員全体で共有していった結果、10年間で科研費の獲得件数は実に25倍になりました。

科研費申請書類の書き方のコツ (大学で研究助成金獲得業務に携わった「もとじむ」さんのサイト)

  1. 研究者コミュニティへの影響大 30年ぶりの科研費改革 (Science Portal サイエンスポータル 2015年10月27日):”一見するとただ分野融合を進めるだけの見直しにも見えるが、実は日本の研究者コミュニティに大きな影響を与える改革である。現在の科研費の各分野における配分額は、分化細目ごとの応募数によって決まっている。つまり、ある分野の研究者が多くなり、科研費の申請が増えれば、自然とその分野への研究費の配分額も増えてくる。学問の進展に柔軟に対応していくシステムといえる。しかし、逆に言えば、特定の研究者コミュニティが一定の研究費を継続的に確保し続けるため、その分野のボス支配が強まるシステムであるといえる。”
  2. 科研費改革説明会(「科研費審査システム改革2018」について)(動画時間44:02)
    講演者:文部科学省研究振興曲学術研究助成課課長 鈴木 俊之 氏
    平成29年6月8日於東京大学本郷キャンパス安田講堂
  3. 平成30年度科学研究費助成事業-科研費-公募内容の変更点(動画時間1:25:02)
    講演者:日本学術振興会研究事業部研究助成第一課課長 吉田正男氏
    平成29年9月6日 東京大学本郷キャンパス安田講堂

 

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    STAP細胞論文のScience, Nature査読公開

    STAP細胞論文は笹井氏が共同著者として加わる以前にはサイエンスに投稿され却下されていました。笹井氏が研究チームに加わり、論文執筆を主導してネイチャーに投稿したときもレフェリー(論文査読者)らは厳しい指摘をしていましたが、複数の改訂を経て最終的に受理されたといういきさつがあります。

    STAP細胞論文を却下したサイエンス、およびネイチャーの査読者のコメントの全文がインターネット上で公開されています。通常、論文の査読はCONFIDENTIALであり、査読者のコメントがこのような形で世に出るというのは非常に異例なことです。

    サイエンスへ投稿されたときの査読内容(全文へのリンク retractionwatch.comウェブサイト内)
    論文タイトル:Stress altered somatic cells capable of forming an embryo
    時期:2012年8月21日

    Reviewer 1: ” … This is such an extraordinary claim that a very high level of proof is required to sustain it and I do not think this level has been reached. I suspect that the results are artifacts derived from the following processes: (1) the tendency of cells with GFP reporters to go green as they are dying. (2) the ease of cross contamination of cell lines kept in the same lab. …”

    Reviewer 2: ” … Unfortunately, the paper presents only a superficial description of many critical aspects of the work. …”

    Reviewer 3: “… If these results are repeatable, a paradigm of developmental biology would be changed. …”

    特にサイエンスのレビューアー#1の人は、この論文の実験結果はアーチファクトの可能性が高く、データも矛盾に満ちたものであることを、非常に強い調子で指摘しています。

    ”The DNA analysis of the chimeric mice is the only piece of data that does not fit with the contamination theory. But the DNA fragments in the chimeras don’t look the same as those in the lymphocytes. This assay is not properly explained. If it is just an agarose gel then the small bands could be anything. Moreover this figure has been reconstructed. It is normal practice to insert thin white lines between lanes taken from different gels (lanes 3 and 6 are spliced in). Also I find the leading edge of the GL band suspiciously sharp in #2-#5.”

    小保方晴子氏が理研でユニットリーダーになるための面接があったのが2012年12月21日で、このとき笹井芳樹氏は初めて小保方氏の研究内容を知り、竹市センター長の依頼を受けて論文の作成を支援することになりました。

    笹井氏はネイチャー誌アーティクル論文の執筆指導を行い、小保方氏と共同でたたき台を2012年12 月28 日に完成、翌2013年1月にはバカンティ教授を訪ねて、さらに投稿原稿の検討を重ねました。同時に、レター論文のほうの執筆も進めました。2013年3月1日に小保方氏がユニットリーダーに着任。

    2013年3月10日に、小保方氏を筆頭著者とする2報のSTAP細胞論文がネイチャーに投稿されました。

    ネイチャーへ投稿された論文の査読内容(http://news.sciencemag.org/sites/default/files/NATURE%20REVIEWS.pdf
    論文「Stimulus-Triggered Fate Conversion of Somatic Cells into Pluripotency」に対する査読者のコメント(2013年4月4日)

    Referee #1: ” … This is a very interesting manuscript and potentially groundbraking. However, the presentation and data supporting the conclusions are somewhat speculative and, in some cases, preliminary. …”

    Refree #2: ” … Most convincing, however, would be to demonstrate visually by time lapse tracking of single cells conversion of CD45 immunofluorescent cells into CD45 negative/Oct4 GFP positive cells that can also be stained with Ecadherin and/or Nanog. …”

    Refree #3: “… the claim that these cells are pluripotent is not fully validated. The possibility remains that the tissues formed in vitro or in teratomas or chimeras are derived from multiple (perhaps partially ) reprogrammed cells, each with limited differetiation capacity. The authors might take advantage of the fact that some of the reprogrammed cells have T-cell receptor rearrangements to elucidate whether the differentiated cells in teratomas or mice are clonally derived. …”

    NATUREに同時に投稿されたレター論文「Developmental potential for embryonic and placental lineages in reprogrammed cells with acquired pluripotency」に対する査読者のコメント(2013年4月4日)

    Referee #1: ” .. it is important to realize not single experimetn in any of the two manuscript evaluates the “quality” of the cells, performs comparative genome-wide analysis or precise quantifiable assays side-by-side with ESCs/iPSCs. ..”

    Referee #2: “. .. they do not decisively illuminate the identity of STAP cells. …”

    Referee #3: ” … It is important to report the properties of clonally derived STAP ES like stem cells, otherwise, it is not clear whter one cell population gives rise to all the lineages in teratomas or in chimeras. …”

    ネイチャーの3人の査読者らは論文の難点を指摘していますが、ネイチャー編集者の反応は非常に好意的なものでした。

    “While they find your work of great potential interest, as do we, they have raised important concerns that in our view need to be addressed before we can consider publication in Nautre. Should further experimental data allow you to address these criticisms, we would be happy to look at a revised manuscript (unless something similar has been accepted at Nature or appeared elsewhere in the meantime). …””

    この後、2回の改訂を経て最終的にネイチャーに受理されたようです。

    Obokata et al., Stimulus-triggered fate conversion of somatic cells into pluripotency. Nature 505, 641–647  (30 January 2014)
    Obokata et al., Bidirectional developmental potential in reprogrammed cells with acquired pluripotency. Nature 505, 676–680  (30 January 2014)
    Received 10 March 2013
    Accepted 20 December 2013
    Published online 29 January 2014
    Retraction (July, 2014)

    参考

    1. Nature reviewers not persuaded by initial STAP stem cell papers (ScienceInsider
      Breaking news and analysis from the world of science policy 11 September 2014)
    2. “Potentially groundbreaking,” “highly provocative:” Nature STAP stem cell peer reviews published (retractionwatch.com)
    3. “Magical” STAP papers were blistered by Nature’s own reviewers, but then accepted just months later (Knoepfler Lab Stem Cell Blog September 11, 2014)
    4. CDB 自己点検の検証について(CDB 自己点検検証委員会 平成26 年6 月10 日)

    【追悼】笹井芳樹博士(1962- 2014)

    笹井芳樹氏の業績や人柄を偲ぶ追悼文がNature, Development, Cell Stem Cellなどの学術誌に寄稿されています。

    “.. Yoshiki struck me as a happy scientist. He spoke softly and with a unique smile as he described Japanese traditions or revealed his astonishing findings. .. Sasai was a master at deciphering the code by which cells learn their place in a developing embryo. .. Yoshiki Sasai (1962–2014):Stem-cell biologist who decoded signals in embryos. Arturo Alvarez-Buylla. Nature 513,34 (04 September 2014) doi:10.1038/513034a

    “.. Yoshiki had an unmatched ability to decipher the embryo—specifically, to uncover how this developmental marvel generates the extraordinary diversity of cell types that become organized into unique structures, like the pituitary gland, the brain, or the eye. .. “ Obituary Yoshiki Sasai (1962–2014). Arnold R. Kriegsteinemail DOI: http://dx.doi.org/10.1016/j.stem.2014.08.007 Cell Stem Cell Volume 15, Issue 3, p265–266, 4 September 2014

    “.. Yoshiki had a unique ability to see things clearly while others
    were left wandering in the dark. .. “ OBITUARY Yoshiki Sasai: stem cell Sensei
    Stefano Piccolo Development (2014) 141, 1-2 doi:10.1242/dev.116509

    理化学研究所 発生・再生科学総合研究センター(理研CDB)も笹井氏の業績を詳細に解説した追悼サイトを公開しました。

    芳樹博士を偲んで (http://www.cdb.riken.jp/jp/10_otr/1001_index.html)

    理研がようやくSTAP細胞論文の本調査へ

    STAP細胞論文捏造疑惑の全容解明に関して、理化学研究所はなぜか非常に消極的な態度をとってきました。筆頭著者のデータ捏造も大きな驚きでしたが、それよりもさらに大きな驚きだったのがこの理研の不可解な対応です。

    STAP「理研は科学に対して誠実か?」川合眞紀の答弁 日経サイエンス記者の質問

    この期に及んで、ようやく理化学研究所も重い腰を上げるようです。

    ”理研は「科学研究上の不正行為の防止等に関する規程(平成24年9月13日規程第61号)」に基づき6月30日から開始した研究論文(STAP細胞)の疑義に関する予備調査の結果を受けて、本調査を実施することとし、9月3日に外部有識者のみにより構成される調査委員会を設置しました。..”

    http://www.riken.jp/pr/topics/2014/20140904_1/

    参考

    1. 研究論文(STAP細胞)の疑義に関する本調査の実施について(独立行政法人理化学研究所 2014年9月4日)

    小惑星探査機「はやぶさ」の成果として2006年にサイエンス誌に発表された論文の一つをJAXAが撤回

    小惑星探査機「はやぶさ」は2003年5月9日に打ち上げられ、2005年9月12日に小惑星イトカワに到着、イトカワを周回して観測した後、2005年11月にイトカワへ着陸してサンプルを採取、その後、燃料漏れやエンジン停止、音信不通などさまざまなトラブルを克服し、2010年6月13日に地球に帰還しました。小惑星イトカワ到着時の観測結果が2006年に、さらに、その後地球に持ち帰られたサンプルの分析の結果が2011年に、どちらもサイエンス誌上で発表されています。

    サイエンス 2006年6月2日第312巻5778号 (目次
    Fujiwara et al., The Rubble-Pile Asteroid Itokawa as Observed by Hayabusa. Science 2 June 2006: 1330-1334.
    Abe et al., Near-Infrared Spectral Results of Asteroid Itokawa from the Hayabusa Spacecraft. Science 2 June 2006: 1334-1338.
    Okada et al., X-ray Fluorescence Spectrometry of Asteroid Itokawa by Hayabusa. Science 2 June 2006: 1338-1341.
    Saito et al., Detailed Images of Asteroid 25143 Itokawa from Hayabusa. Science 2 June 2006: 1341-1344.
    Abe et al., Mass and Local Topography Measurements of Itokawa by Hayabusa. Science 2 June 2006: 1344-1347.
    Demura et al., Pole and Global Shape of 25143 Itokawa. Science 2 June 2006: 1347-1349.
    Yano et al., Touchdown of the Hayabusa Spacecraft at the Muses Sea on Itokawa. Science 2 June 2006: 1350-1353.

    ところが、はやぶさが取得した蛍光X線データに基づいて小惑星「イトカワ」の元素組成を解析した論文(Okada et al., 2006)に誤りがあったとして、宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、掲載誌サイエンスに論文撤回を申し入れました。

    「はやぶさ」のデータ 処理に誤り 論文撤回
    論文を執筆したJAXAの岡田達明准教授は「データの処理に問題があることに気付くべ­きだったが思い込みがあり、事前の予想に引きずられてしまった。共著者間の情報共有も­足りなかった」と話しています。

    論文を書いた宇宙航空研究開発機構の岡田達明准教授らが29日記者会見し、「地上の分析を参考に解析手法を構築したが、観測条件が悪くそのままでは問題があった。こうした点に注意を払わず、解析を進めたのは反省点だ」と述べた。” (時事ドットコム 2014/08/29

    データ解析にどのような不備があったのか、論文撤回に至るまでの経過等の詳細については、JAXAが公開した資料に述べられています。

    「蛍光X線分光器(XRS)について」(名誉教授 加藤學)
    「データ解析方法について」 (准教授 岡田達明)
    「本論文の位置付け及び論文撤回に至る経緯」(研究主幹 藤本正樹)

    今回の解析の問題点
    (A)エネルギー較正
    •蛍光X線ピークの抽出にあたり,エネルギー較正にはゲイン変動があることを仮定したが,その後の調査によりオフセットの変動で説明できることがわかった.
    •Mgのピークと同定したチャンネル番号が装置由来のピークと一致しており,それと誤認した. (B)統計的有意性
    •ピーク位置抽出後は,元のX線スペクトルに対して解析を行う必要があるが,誤って平滑処理後のX線スペクトルを使用していたことがわかった.
    •そのため,見かけ上は統計的有意になったが,実際はランダムなノイズでも同様の結果を示す可能性が排除できない.

    データ解析手順のまとめ
    本論文で用いたデータ解析方法は地上の分析装置で使用されている方法を参考にした.ノイズに対する信号の相対強度(S/N)が良好なことが前提である.本論文では観測時に太陽X線が弱く,S/Nの悪い条件であったにも関わらず,そのことに十分な注意を払わずにこの解析方法で進めたことに問題があった. 結果として、「事前予想」に大きく引きずられる形で解析作業を進めることになってしまった 太陽X線強度が弱かった等の悪条件があったとしても、S/Nの悪い条件を想定してのデータ解析手法の整備を、観測をする前から進めておかなかったことが、最も反省すべきことであり今後に生かすべき教訓だと考える

    はやぶさXRSに係る論文撤回の申し入れに関する記者説明会 資料PDF1.2MB  JAXA 平成26年8月29日 より)

    2006年にこの著者らが蛍光X線分光データ分析により検証しようとした仮説は、後に探査機「はやぶさ」が持ち帰ったサンプルを実際に分析することにより検証され、その結果は2011年にサイエンス誌に発表された6本の論文の一つ(Nakamura et al., 2011)で報告されました。

    サイエンス 2011年8月26日 第333巻6046号 (目次(成果を解説するポッドキャスト
    Nakamura et al., Itokawa Dust Particles: A Direct Link Between S-Type Asteroids and Ordinary Chondrites. Science 26 August 2011: 1113-1116.
    Yurimoto et al., Oxygen Isotopic Compositions of Asteroidal Materials Returned from Itokawa by the Hayabusa Mission. Science 26 August 2011: 1116-1119.
    Ebihara et al., Neutron Activation Analysis of a Particle Returned from Asteroid Itokawa. Science 26 August 2011: 1119-1121.
    Noguchi et al., Incipient Space Weathering Observed on the Surface of Itokawa Dust Particles. Science 26 August 2011: 1121-1125.
    Tsuchiyama et al., Three-Dimensional Structure of Hayabusa Samples: Origin and Evolution of Itokawa Regolith. Science 26 August 2011: 1125-1128.
    Nagao et al., Irradiation History of Itokawa Regolith Material Deduced from Noble Gases in the Hayabusa Samples. Science 26 August 2011: 1128-1131.

    参考

    1. Tatsuaki Okada, Kei Shirai, Yukio Yamamoto, Takehiko Arai, Kazunori Ogawa, Kozue Hosono, Manabu Kato. X-ray Fluorescence Spectrometry of Asteroid Itokawa by Hayabusa.  Science 2 June 2006:Vol. 312 no. 5778 pp. 1338-1341 DOI: 10.1126/science.1125731
    2. はやぶさXRSに係る論文撤回の申し入れに関する記者説明会 資料PDF1.2MB (JAXA 平成26年8月29日)
    3. はやぶさXRSに係る論文撤回の申し入れについて:” 当機構 宇宙科学研究所に所属する研究者が主著者となって投稿し、平成18年6月2日のサイエンス誌に掲載された論文「X-ray Fluorescence Spectrometry of Asteroid Itokawa by Hayabusa」について、本日、主著者らがサイエンス誌編集部に論文の撤回を申し入れましたのでお知らせいたします。なお、当該論文は、「はやぶさ」 に関連して発表された査読付き論文129件(うちサイエンス誌には14件掲載)の内の1件です。..” (JAXA 宇宙高校研究開発機構 平成26年8 月29日)
    4. JAXA、蛍光X線分光器によるイトカワの元素組成の解析に関する論文を撤回(日経テクノロジーオンライン 2014年8月30日)
    5. 小惑星イトカワの真の姿を明らかに~「はやぶさ」サンプルの初期分析結果~(JAXA 宇宙航空研究開発機構 2011年12月27日)
    6. 小惑星イトカワの素顔に迫る―「はやぶさ」科学的観測の成果― (JAXA 宇宙航空研究開発機構)
    7. はやぶさとは(JAXA 宇宙教育センター)
    8. 日本の宇宙開発の父 糸川英夫 生誕100年記念サイト (JAXA)

    ハローキティは猫にはあらず サンリオが指摘

    ハローキティの生誕40周年を記念するイベント「「ハロー!キティーのスーパーキュートな世界への体験」」が全米日系人博物館で開催されますが、その紹介文の原稿を書いていたハワイ大学の文化人類学者クリスティン・ヤノ氏がハローキティを猫だとする記述をしたところ、ハローキティ生みの親のサンリオから「ハローキティは猫ではない」という指摘を受けるという「事件」がありました。

    ハローキティが実は猫ではなかったというニュースが、世界中を混乱に陥れています。

    Hello Kitty is not a cat; UH professor explains the revelation (khon2)

    BREAKING NEWZ! HELLO KITTY NOT A CAT! DUN! DUN! DUN!

    Many shocked to find out Hello Kitty is not a cat

    Hello Kitty Rep Explains Why She’s Not A Cat

    ハローキティの研究をしていたヤノ氏ですらハローキティが猫だと信じて疑っていなかったくらいですから、世間一般で「ハローキティ=猫」が自明のこととされていたのも当然でしょう。

    “Hello Kitty, the white cat with a pink bow on her ear, is the ultimate embodiment of Japan’s cute culture: She has no background and no mouth.” (From Anne Frank to Hello Kitty.(Norihiro Kato, The New York Times March 12, 2014. )

    FOOD STUFF; For Fanciers Of the Cat Called Hello Kitty, A Breakfast To Purr Over” (By Florence Fabricant Published: September 4, 2002 The New York Times)

    The Small White Cat That Conquered Japan” (By David Tracey Published: May 29, 1999. The New York Times)

    Purr Me a Hello Kitty! Cartoon Cat Sells Beer in Asia” (By Sophie Brown Sept. 13, 2013. Times.com)

    The celebrity cat adorns everything from diamond-studded jewellery, Fender guitars and digital cameras to lunch boxes, T-shirts and stationery.” (AL Jazeera 08 Aug 2007)

    それだけに、今回のニュースは世界中で衝撃を持って伝えられました。

    Apparently Hello Kitty is a Human Girl, Not a Cat (TIME Aug. 27, 2014)

    Hello Kitty is not a cat, plus more reveals before her L.A. tour (ロサンジェルスタイムズ August 26,2014)

    Hello Kitty: when is a cat not a cat?  (ガーディアン Thursday 28 August 2014)

    Révélation: Hello Kitty n’est pas une chatte mais une petite fille (liberation.fr 29 août 2014)

    Mais si Hello Kitty est un chat (lexpress.fr 28/08/2014)

    El secreto mejor guardado de Hello Kitty: nunca ha sido una gata (abc.es 28/08/2014)

    ¿Qué es Hello Kitty si no es un Gato? (EL MUNDO 29/08/2014)

    参考

    1. ハローキティーの公式プロフィール“Hello Kitty is a cheerful and happy little girl with a heart of gold. She lives in London with her mama (Mary White), papa (George White), and her twin sister Mimmy. Hello Kitty loves to bake and she can make really delicious cookies. She learned her baking talents from her mama, who makes scrumptious apple pies that are enjoyed by the whole family.”
    2. Cat-astrophic revelation purr-turbs Hello Kitty fans (CNN August 28, 2014)
    3. Pink Globalization: Hello Kitty’s Trek across the Pacific: “In Pink Globalization, Christine R. Yano examines the creation and rise of Hello Kitty as a part of Japanese Cute-Cool culture. Yano argues that the international popularity of Hello Kitty is one aspect of what she calls pink globalization—the spread of goods and images labeled cute (kawaii) from Japan to other parts of the industrial world.” (アマゾン)
    4. Christine Yano, PhD. Professor Department of Anthropology, University of Hawaii at Manoa
    5. サンリオ公式ウェブサイト
    6. 「ハロー!キティーのスーパーキュートな世界への体験」 (Hello! Exploring the Supercute World of Hello Kitty) October 11, 2014 – April 26, 2015 (全米日系人博物館 Japanese American National Museum)
    7. ハローキティ:猫じゃない? サンリオ見解が波紋 (毎日新聞 2014年08月29日)
    8. 『いいとも』出演記念! 汗と涙のキティちゃん誕生秘話 (リアルライブ 2010年08月21日)”.. デザイン部門はあらゆる調査データを作成し、子供に人気の動物がイヌ、ネコ、クマの3種類である事を発見。さっそく当時デザイナーのひとりだった清水侑子がデータを元に「座ったネコ」のデザインを描きあげる。サンリオはその後、オリジナルキャラクターを入れたビニール製のプチパースを発売。「座ったネコ」を含む6種類のキャラクターがデザインを飾ったが、その際に社内の評価がイマイチだった「座ったネコ」のプチケースがダントツの売り上げを見せたという。その後「座ったネコ」はその後「ハローキティ」と命名され日本を代表する人気キャラクターとなった..”

    ヤン・ヘンドリック・シェーンの研究不正

    STAP細胞論文捏造事件は世界三大研究不正のひとつにノミネートされているそうですが、ダントツの一位とされているのは、物理学におけるヤン・ヘンドリック・シェーンの論文データ捏造です。シェーンの事件の顛末に関する記事を読むと、シェーンの言動と、STAP細胞データ捏造を行った人の言動、さらに事件の発生状況があまりにも似ていることに驚かされます。

    日本のSTAP細胞事件と決定的に違うのは事後処理の部分です。シェーンを雇用していたアメリカのベル研究所は調査報告があがってきた段階でシェーンを即刻解雇しました。また、シェーンの母校コンスタンツ大学(ドイツ)は、恥ずべき行為だとしてシェーンの博士号を剥奪しています。

    ”.. 2002年に起こったアメリカ・ベル研究所のヤン・ヘンドリック・シェーン(当時29歳)による論文捏造疑惑だ。.. 権威あるネイチャー誌やサイエンス誌で論文を発表し、数々の賞を受賞、「ノーベル賞に最も近い男」と期待されていた。しかし、それらの論文に掲載されているデータが互いに酷似するなどの不自然な点や論文の剽窃があるのではないかと、一部の研究者から指摘がされ始めた。.. 調査委員会はシェーンにデータの提供を求めたが、実験ノートは存在せず、その他の実験に関する記録もきちんと残されていなかった。..シェーンは画期的な現象を示す実験サンプルを数百、測定したと主張していたが、調査の段階ではそのすべてが「測定中に壊れた」もしくは、「輸送中に壊れた」「廃棄した」などとして提示されなかった。..シェーンは誤ったデータであることは認めたものの、「ミステイクによるもの」「実際に得られた振る舞いをよりはっきりと見せるために行った」と主張、捏造ではないと反論した。..調査委員会は論文でデータが適切に扱われていたかなど、共著者が適切な責任を果たしたのかにも着目した。著名な研究者が名前を連ねていたため、若くて実績のなかったシェーンの成果の“正しさ”を補強することになったからだ。..この事件で共著者が不正論文に対する責任を問われなかったことに対し批判が起こり、科学者コミュニティに大きな課題を残した。”http://www.huffingtonpost.jp/2014/04/13/schon_n_5141415.html)

    The Dark Secret of Hendrik Schoen BBC Documentary) YouTube

    (33分25秒~) 2つの論文に掲載された異なる実験結果のグラフが、ノイズの揺らぎ具合までピタリと一致していることが明らかに

    参考

    1. Schön scandal (Wikipedia)
    2. ヤン・ヘンドリック・シェーン(Jan Hendrik Schön)(ウィキペディア)

    STAP CELLS ON YOUTUBE

    小保方晴子氏のSTAP細胞NATURE論文におけるデータ捏造疑惑、早稲田大学博士論文問題、理研の迷走した対応などを詳細に解説している動画(2014/07/01 に公開)
    Scientific Misconduct – STAP Cells

    RIKEN finds misconduct in STAP studies (2014/04/01 に公開)

    2014年3月14日の理研による中間報告の記者会見の模様(2014/03/14 に公開)
    RIKEN issues interim report on STAP cell

    NATURE論文が世に出たときに、インタビューを受けるチャールズ・ヴァカンティ ハーバード大学教授の動画(2014/01/31 に公開)
    Stem Cell Breakthrough

    理研の再生アクションプランおよびSTAP細胞検証実験の中間報告に対して批判が相次ぐ

    2014年8月27日に野依良治理化学研究所(理研)理事長らが理研CDB”解体的”再生プランを発表し、続いてSTAP細胞検証実験を行っている丹羽仁史氏らが現状の報告をしました。

    理研の発表に対するインターネット上の反応は、非常に厳しい批判的な見方が大勢を占めています。

    (以下、TWITTERより転載)

    理研中間報告。STAP再現できず。まだやってたのか。と言うのが正直な感想。保身に走ってもはや科学ではない現状を嘆く。From: megafld at: 2014/08/27 21:38:29 JST

    まだやってんのか。日本の恥を上塗りするためだけに、税金がドブに捨てられていく。 #STAP #理研 headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140827-…From: dr_gareen at: 2014/08/27 21:44:56 JST

    ある意味、悪魔の証明をやってるからなぁ。でも、論文と違う方法をとるのは別の研究と思うのだけど。 STAP細胞:検証実験 理研「現段階では再現に至らず」 – 毎日新聞 mainichi.jp/select/news/20…

    いつまで嘘データに振り回されて税金を無駄遣いにして、自分たちの価値を貶めるつもりですか?>理研、STAP作製できず 再生研の人員半減 :日本経済新聞 s.nikkei.com/1qK71POFrom: material_star at: 2014/08/27 07:05:30 JST

    RT @y_ohinata: この屈辱的な検証実験がCDBを救うことの対価にすらならないと分かった今、それでも継続する意義を教えて下さい。From: minilatalk at: 2014/08/27 21:46:46 JST

    RT @schwartzkatzeZZ: 理研、STAP作製できず 再生研の人員半減:日本経済新聞 s.nikkei.com/1qK71PO 「現在約400人いる研究者らは半減になる見通し。」とのこと。すごいな。小保方さんは解雇しないのに、200人は研究室解体や異動させられ…From: azrc1 at: 2014/08/27 21:37:47 JST

    RT @sekkai: 200回も作製したはずのSTAP細胞を数ヶ月たっても未だに作れない小保方氏一人解雇しない理化学研究所が、世界的な成果を出し続けている研究員200人に関しては一瞬で配置転換を決定している様子を見て圧倒的市民社会を感じた。From: ringo1822 at: 2014/08/27 21:58:06 JST

    RT @buvery: 理研がCDBを改組し、職員を半減するという話、明らかにとばっちりを受ける人がいて、某筆頭著者の破壊力、半端じゃないな。それは置いても、笹井先生が亡くなったわけだから、責任をとる人はそれより上の人で、下の人じゃないだろう、と思う。From: airytune at: 2014/08/27 21:53:20 JST

    sankei.jp.msn.com/science/news/1… この記事で「センターとは別の組織に所属する男性研究者は「センターの縮小は当然だ。(以下略)」」とあるが、政府方針として懲罰的に理研全体の予算総額を削減せざるを得ない中で、責任はセンターだけで背負ってくれよということだろうな。From: IiioioiiI at: 2014/08/27 21:38:31 JST

    予想以上にCDBの「解体度」は高いと感じましたが、不正防止については一般論で終わっている感じがします。 【理化学研究所】研究不正再発防止をはじめとする高い規範の再生のためのアクションプランについて riken.jp/pr/topics/2014… @RIKEN_JPさんからFrom: animalsPEACEnet at: 2014/08/27 21:52:03 JST

    RT @miyaq55: 【ニュースアンカー】青山繁晴氏「CDBの解体は必要ない。管理がおかしかったのであり、研究がおかしかったわけではない。国際的に見てもまだまだ理研の力はある。国際公募で応募するのに懸念がある。堂々と日本人の研究者から選ぶべき。」 #anchor #アンカーFrom: Thsumamapapa at: 2014/08/27 22:29:47 JST

    RT @windowmoon: この案では、理研の再生は100%ないな。というか、こんな案しか出せない理研はCDBのみならず全て解体しかなくなるだろう。理研の中の人には早々に脱出をオススメします。From: soraitsuka at: 2014/08/27 22:15:35 JST

    まさかこれで理研再生ができると期待している人はいないでしょw→理研、CDBを解体しない方針固める 人事と組織は刷新 huff.to/1pZnIdE @HuffPostJapanさんからFrom: ma_sa___ at: 2014/08/27 17:27:34 JST

    理研、小保方氏所属のCDBを「解体的な出直し」 規模半減へ – なんかあらぬ方向へ進んでいる気がヒシヒシとする。From: mattsuanko at: 2014/08/27 17:02:27 JST

    RT @nishichikagai: 方向、間違ってないか? 【STAP論文】「事実上の解体だ」理研再生研の研究者「連帯責任、納得できぬ」 – MSN産経ニュース sankei.jp.msn.com/west/west_affa…From: pririn_ at: 2014/08/27 21:11:58 JST

    理研は幹部そう入れ替えでもしないと変わらんと思うがねFrom: c5sr1991 at: 2014/08/27 22:10:59 JST

    RT @windowmoon: まず、事後対応を完全に誤った理研の理事全員と、CDBの幹部全員を切るところから始めないとダメでしょう。幹部温存で、幹部の首を維持するために下が切られるという案。なんで事後対応誤った奴らが保身のための案を自分らで考えてるんだ。From: soraitsuka at: 2014/08/27 22:15:59 JST

     

    参考

    1. 研究不正再発防止をはじめとする高い規範の再生のためのアクションプランについて (独立行政法人理化学研究所 2014年8月27日): 研究不正再発防止をはじめとする高い規範の再生のためのアクションプランについて(スライド資料PDF)、研究不正再発防止をはじめとする高い規範の再生のためのアクションプランについて(PDF)
    2. 理研CDBの丹羽仁史氏らがSTAP細胞検証実験の中間報告
    3. 研究不正再発防止のための提言書(PDF) (研究不正再発防止のための改革委員会 平成26年6月12日)

    理研CDB丹羽氏らがSTAP細胞検証の中間報告

    理研CDBの丹羽仁史氏らがSTAP細胞検証実験の中間報告

    理研CDBの丹羽氏が、現在行われているSTAP細胞検証実験の結果を説明しました。小保方氏らがNATUREに発表したプロトコールに従った再現実験の結果は全てネガティブで、STAP現象の存在を少しでも示唆するような結果は何も得られていません。

    C57BL/6マウス脾臓細胞から塩酸処理で得られた細胞集団の解析結果のまとめ(下の動画で9:36~)

    1. 蛍光顕微鏡ならびにセルソーターを用いた解析で、GFPの蛍光を明確に検出することはできていない。
    2. 定量PCR法を用いた遺伝子発現解析で、内在性Oct3/4遺伝子の発現上昇は検出できていない。
    3. 細胞塊の免疫染色法を用いた解析で、内在性Oct3/4遺伝子の発現上昇は検出できていない。

    小保方STAPいまだ再現できず 中間報告8/27理研

    STAP検証中間報告に質問相次ぐ 8/27理研

    丹羽氏らのSTAP現象再現実験結果の中間報告に先立ち、野依理研理事長らが記者会見を行いました。

    【STAP細胞】14研究不正再発防止をはじめとする高い規範の再生のためのアクションプラン【2014/8/27】

    STAP 理研の再編案にキビしい質問が相次ぐ【Q&A全】 8/27理研会見

    丹羽仁史氏らが理研CDBで行ってきたSTAP細胞検証実験の中間報告が2014年8月27日午後に行われました。

    第1部

    ■予定時間 13時30分~15時00分
    ■内容≪研究不正再発防止をはじめとする高い規範の再生のためのアクションプラン≫
    ■出席者
    ・野依 良治(理化学研究所 理事長)
    ・川合 眞紀(理化学研究所 理事)
    ・坪井 裕(理化学研究所 理事)

    第2部

    ■予定時間 15時30分~17時00分
    ■内容 ≪STAP現象の検証の中間報告≫
    ■出席者
    ・相澤 慎一(理化学研究所 発生・再生科学総合研究センター特別顧問)
    ・丹羽 仁史(理化学研究所 多能性幹細胞研究プロジェクトプロジェクトリーダー)
    ・坪井 裕(理化学研究所 理事)
    ■進行
    ・加賀屋 悟(広報室長)

    ニコニコインフォ http://blog.nicovideo.jp/niconews/ni048258.html より)

     

    エボラ出血熱の治療に効果が期待される抗インフルエンザウイルス薬「アビガン」を日本が提供する用意

     

    参考

    1.  エボラ未承認薬「提供の用意」 政府方針 WHOなどに(日本経済新聞 2014/8/25):”..富士フイルムによると、エボラ熱に効果が期待されるインフルエンザ薬「アビガン」2万人分の在庫を保有する。今後も連続的に生産・供給する体制が整っているという。..
    2. 日本のインフル治療薬「アビガン」に脚光 マウス実験で効果(産経ニュース 2014.8.14)”..アビガンは富士フイルム傘下の富山化学工業(東京都新宿区)が開発し、今年3月、既存の治療薬の効果が出ない新型インフルエンザなどに限って製造販売が承認された。..”
    3.  Ebola kills Liberia doctor despite ZMapp treatment (BBC 25 August 2014):”..It is not clear whether T-705 (or Avigan) will actually work against Ebola, and no monkey or human trials of the drug have been done, the BBC’s Rupert Wingfield-Hayes in Tokyo reports. ..”
    4. Family of British Ebola sufferer says he is in ‘best possible place’ (RTE News Monday 25 August 2014):”Tokyo stands ready to offer an experimental drug developed by a Japanese company to help stem the global tide of the deadly Ebola virus, the top government spokesman has said…”
    5. Japan prepared to offer West Africa Fujifilm’s new anti-ebola trial drug called Aviga (Nigerian Watch Monday, 25 August 2014): “JAPAN has offered to help Nigeria and her West African neighbours get rid of the deadly ebola virus currently ravaging the sub-region by offering the new experimental Avigan drug which it believes is a cure. ..”
    6. Oestereich L, Lüdtke A, Wurr S, Rieger T, Muñoz-Fontela C, Günther S. Successful treatment of advanced Ebola virus infection with T-705 (favipiravir) in a small animal model. Antiviral Res. 2014 May;105:17-21. doi: 10.1016/j.antiviral.2014.02.014. Epub 2014 Feb 26.
    7. Smither et al.,  Post-exposure efficacy of oral T-705 (Favipiravir) against inhalational Ebola virus infection in a mouse model. Antiviral Res. 2014 Apr;104:153-5. doi: 10.1016/j.antiviral.2014.01.012. Epub 2014 Jan 24.
    8. Furuta et al., T-705 (favipiravir) and related compounds: Novel broad-spectrum inhibitors of RNA viral infections. Antiviral Research Volume 82, Issue 3, June 2009, Pages 95–102
    9. Ebola treatments and vaccines in preclinical development (http://blogs.nature.com/tradesecrets/files/2014/08/Ebola-treatments.pdf)
    10. 抗インフルエンザウイルス薬「アビガン®錠200mg」の日本国内での製造販売承認取得のお知らせ (富山化学工業株式会社 ニュースリリース 2014年3月24日): “富士フイルムグループの富山化学工業株式会社(本社:東京都新宿区、社長:菅田益司、以下、富山化学)は、このたび、錠剤タイプの新しい抗インフルエンザ ウイルス薬「アビガン®錠200mg」(一般名:ファビピラビル、開発品コード:T-705、以下「アビガン」)の製造販売承認を取得いたしましたのでお 知らせします。..”
    11. エボラ感染拡大で急浮上 富士フイルムのインフル薬 (週刊ダイヤモンド編集部【第168回】 2014年8月25日) http://diamond.jp/articles/-/58074
    12. 条件付き承認で普及に足かせ 富山化学インフル薬の“無念” (週刊ダイヤモンド編集部【第975回】 2014年2月25日):”「商業的には明らかな失敗作」。富士フイルムグループの富山化学工業が開発した抗インフルエンザウイルス薬「アビガン」を、大手製薬幹部はこう断じる。..”

    エボラ出血熱に対する未承認治療薬ZMappが二人のアメリカ人感染者の治療において劇的な効果

    WATCH: US Doctor contracted with Ebola Released from Atlanta Hospital

    ZMappという治療薬の実体は、エボラウイルスの蛋白質に対する3種類の抗体です。これらの抗体がエボラウイルスに結合し、エボラウイルスがヒトの細胞に侵入することを阻害します。まだサルを用いた実験で効果が確認されていた段階でしたが、今回のエボラ出血熱の感染拡大という緊急事態を受けて、世界保健機関(WHO)はこの試験段階の未承認薬の使用が倫理的に認められるという見解を発表していました。

    Is Californian company close to an Ebola cure?

    The Structural Basis of Ebola Viral Pathogenesis

    (Erica Ollmann Saphire, Ph.D., Professor, Department of Immunology and Microbial Science, The Scripps Research Institute)

    参考

    1. エボラ感染への治療に光明:投与された「実験的治療薬」 (WIRED 2014.8.6 WED):”.. 必要な抗体(抗体医薬品)を得る手段として、研究チームはモノクローナル抗体(抗原抗体反応を利用して特定の分子の機能を阻害する免疫グロブリン製剤)の作製という、すでに確立された技術を採用した。..”
    2. Mapp Biopharmaceutical:Zmappを開発した企業のウェブサイト
    3. Therapeutic Intervention of Ebola Virus Infection in Rhesus Macaques with the MB-003 Monoclonal Antibody Cocktail. Pettitt et al., Sci Transl Med. 2013 Aug 21;5(199):199ra113.:サルを用いた実験で、抗体カクテルがエボラ出血熱の治療における有効性を示したという論文
    4. Ethical considerations for use of unregistered interventions for Ebola virus disease
      Report of an advisory panel to WHO :世界保健機関(WHO)が実験段階の未承認治療薬の使用を認める見解を発表した報告書”Conclusion   In the particular context of the current Ebola outbreak in West Africa, it is ethically acceptable to offer unproven interventions that have shown promising results in the laboratory and in animal models but have not yet been evaluated for safety and efficacy in humans as potential treatment or prevention. … “
    5. Experimental Ebola Treatment Protects Some Primates Even After Disease Symptoms Appear (United Staes Army Medical Research Institute of Infectious Diseases (USAMRIID) News Release Aug 21, 2013)
    6. Ebola therapy hopes shift to small California biotech (Reuters Tue Aug 5, 2014 GMT):”Hopes of finding a treatment for the deadly Ebola virus shifted on Monday to a small California-based biotech company whose experimental drug has been used to treat two American missionary workers. …”
    7. Five things to know about the ZMapp Ebola drug (Fortune.com August 5, 2014, 10:45 AM EDT): “In the wake of an Ebola outbreak in West Africa that has resulted in nearly 900 deaths, a tiny pharmaceutical maker has allowed an experimental treatment to be used for two Americans infected with the deadly virus. ..”
    8. Experimental Ebola drug ZMapp sent to Liberia (Al Ja Zeera August 12, 2014 ET):
    9. 奇跡的…エボラ熱感染の米国人、試験前の治療薬が効果か (サンスポ 2014.8.5 08:45):”..治療薬は米カリフォルニア州の製薬会社が開発する「ZMapp」。マウスを使った抗体を含み、免疫機能の働きを助けてウイルスによる細胞への感染を防ぐ。感染後1~2日のサルに投与すると死亡を防ぐ効果が示されたが、人での安全性や効果は未知数だった。..”
    10. What Is Mapp Biopharmaceutical, Developer Of Experimental Ebola Treatment ZMapp? (International Business Times August 12 2014 1:31 PM)
    11. Ebola drug ZMapp tested in Europe, on Spanish priest infected in Liberia (The Washington Times – Sunday, August 10, 2014): “The 75-year-old Spanish priest who became the first patient evacuated to Europe with the deadly Ebola virus now will become the first European to be treated with the experimental drug ZMapp. ..”

    アイス・バケツ・チャレンジに山中伸弥氏も参加

    難病の一つであるALS(筋委縮性側策硬化症)に対する世間の認知度を高め、この病気の原因の解明と治療法の開発に対する資金援助を募るための「氷水バケツチャレンジ」が世界を席捲しています。

    8月20日現在、3150万ドル(約32億5千万円)もの寄付がアメリカのALS協会(The ALS Association, Washington, DC)に集まっているそうです。

    Shinya Yamanaka’s ALS Ice Bucket Challenge

    Yuri and Julia Milner ALS Ice Bucket Challenge #icebucketchallenge

    Bill Gates ALS Ice Bucket Challenge

    参考

    1.  筋萎縮性側索硬化症(ALS)とは(難病情報センター)
    2. ALS筋萎縮性側索硬化症の疾患・治療に関する情報プログラム(Sponsored by サノフィ株式会社)
    3. 一般社団法人 日本ALS協会
    4. Ice Bucket Challenge Still Going Strong: $31.5 Million in Donations to The ALS Association (alsa.org August 20, 2014)
    5. Here’s How the ALS Ice Bucket Challenge Actually Started (time.com Aug. 18, 2014)

    シロイルカ(ベルーガ)の人の言葉をまねる能力

    人の言葉を真似する白イルカ!|ベルーガの鳴き声

    鴨川シーワールド しゃべるベルーガ

    シロイルカ(ベルーガ)が人の言葉をまねることができることを、村山司東海大教授らと鴨川シーワールドの研究グループが論文で報告しました。下のオーディオの再生ボタンを押すと、人間が話した言葉とイルカがそれを真似た音声が聴けます。


    (Murayama et al., 2014 http://escholarship.org/uc/item/51v1z12bより)

    わかりづらいものもありますが、実験で用いられた言葉は以下の通り。

    「ハハハハハ!」
    「ほう?」
    「あわわわ」
    「デューク」
    「おはよう」
    「つかさ」
    「ピヨピヨ」
    「ホケキョ」
    「おお!」

    人の言葉を覚えるシロイルカ(ベルーガ)の能力を示す例は過去にもあります。サンディエゴの水族館で、人の声のように聞こえる不思議な鳴き方を自然に覚えた白イルカの例が報告されています。
    NOC Mimicking Human Speech

    http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0960982212010093

    参考

    1. Murayama, Tsukasa; Iijima, So; Katsumata, Hiroshi; & Arai, Kazutoshi. (2014). Vocal Imitation of Human Speech, Synthetic Sounds and Beluga Sounds, by a Beluga (Delphinapterus leucas). International Journal of Comparative Psychology, 27(3).
    2. 鴨川シーワールド:イルカ「しゃべった」 8種類をまねる(毎日新聞 2014年08月18日):”イルカが言葉をしゃべった−−。村山司(つかさ)・東海大教授(54)らの研究チームは、イルカが人の言葉をまねられることを世界で初めて証明し今月、国際心理学誌電子版に発表した。..”
    3. 鴨川シーワールド
    4. Ridgway et al., Spontaneous human speech mimicry by a cetacean. Current Biology Volume 22, Issue 20, 23 October 2012, Pages R860–R861
    5.  Beluga Whale Named Noc Mimics Human Noises With Spot-On Imitation (AUDIO) Huffpost 10/23/2012):”..In 1984, scientists at the National Marine Mammal Foundation in San Diego began noticing unusual noises emanating from where they kept the whales and dolphins. These resembled two people conversing in the distance, just beyond the range of the understanding of listeners…”

    IBMが脳型コンピュータを開発 Science誌

    IBMが神経細胞のネットワークを模した、低電力で駆動する新たなコンピュータチップを開発しました。100万個の「神経細胞」と、神経細胞同士の結合部分である「シナプス」を2億5千6百万個備えたものです。

    サイエンス論文の筆頭著者の二人が、新しいコンピュータチップ開発の動機を解説している動画。
    SyNAPSE: IBM Cognitive Computing Project – Hardware

    A Cognitive Information Superhighway

    ”IBM’s brain-inspired architecture consists of a network of neurosynaptic cores. Cores are distributed and operate in parallel. Cores operate—without a clock—in an event-driven fashion. Cores integrate memory, computation, and communication. Individual cores can fail and yet, like the brain, the architecture can still function. Cores on the same chip communicate with one another via an on-chip event-driven network. Chips communicate via an inter-chip interface leading to seamless scalability like the cortex, enabling creation of scalable neuromorphic systems.”(http://www.research.ibm.com/cognitive-computing/neurosynaptic-chips.shtml#fbid=15Zz4zjXf0H

    Bringing Computing to the Data

    ”A video camera on Hoover Tower at Stanford University is looking down at the plaza, below. A simulated network of IBM TrueNorth chips takes in the video data and locates interesting objects. Objects might look interesting to the system because they are moving or have a different color or texture than the background. The system then further processes those portions of the interesting video to determine what the objects are. It is trained in several specific categories, such as buses, cars, people, and cyclists. In a monitoring application, the camera would only need to communicate when it found an interesting object, rather than continually streaming video to a central location.”(http://www.research.ibm.com/cognitive-computing/neurosynaptic-chips.shtml#fbid=15Zz4zjXf0H

    参考

    1. Paul A. Merolla, John V. Arthur, Rodrigo Alvarez-Icaza, Andrew S. Cassidy, Jun Sawada, Filipp Akopyan, Bryan L. Jackson, et al. A million spiking-neuron integrated circuit with a scalable communication network and interface. Science 8 August 2014.
      Vol. 345 no. 6197 pp. 668-673. DOI: 10.1126/science.1254642
    2. New IBM SyNAPSE Chip Could Open Era of Vast Neural Networks (IBM News release San Jose, CA. – 07 Aug 2014)
    3. 新しいIBM SyNAPSEチップを発表 (日本IBMプレスリリース2014年8月8日)
    4. IBM社が世界最大規模の脳型半導体チップを開発、100万個のニューロンと2.56億個のシナプスを実装(日経テクノロジーオンライン 2014年8月8日)
    5. 米IBM、人間の脳のように動くチップ「SyNAPSE」を開発 (マイナナビニュース 2014/08/08)”..「SyNAPSE」は、2011年に開発された初期プロトタイプの第2世代目となり、サムスン電子製の54億個のトランジスタを土台に、100万個のプログラム可能なニューロンと2億5,600万個のプログラム可能なシナプスで構成される。..”
    6. DARPA SyNAPSE Program (artificialbrains.com Jan 11, 2013):” SyNAPSE is a DARPA-funded program to develop electronic neuromorphic machine technology that scales to biological levels. More simply stated, it is an attempt to build a new kind of computer with similar form and function to the mammalian brain. Such artificial brains would be used to build robots whose intelligence matches that of mice and cats. SyNAPSE is a backronym standing for Systems of Neuromorphic Adaptive Plastic Scalable Electronics. It started in 2008 and as of January 2013 has received $102.6 million in funding. It is scheduled to run until around 2016. The project is primarily contracted to IBM and HRL who in turn subcontract parts of the research to various US universities. ..”
    7. Systems of Neuromorphic Adaptive Plastic Scalable Electronics (SyNAPSE) (darpa.mil): “The vision for the Systems of Neuromorphic Adaptive Plastic Scalable Electronics (SyNAPSE) program is to develop low-power electronic neuromorphic computers that scale to biological levels. ..”
    8. SyNAPSE (en.wikipedia.org)

    東大分生研教授が実験ノート捏造を指示と結論

    ⇒ 東京大学が分子細胞生物学研究所・加藤茂明研究室における 論文不正に関する最終調査報告を発表(2014年12月26日) *残念ながら最終報告では不正を認定された人の数が拡大しています。

    東京大分子細胞生物学研究所の加藤茂明(元)教授の研究室で生じた極めて大規模な研究不正に関して、東京大学の科学研究行動規範委員会がようやく結論をまとめ2014年8月1日に公表しました。報道によると、当時の研究室内の研究グループのリーダー3人(柳沢純助教授、北川浩史特任講師、武山健一准教授)のうち柳沢助教授および北川特任講師の二人がデータ捏造を主導していました。加藤元教授は、論文撤回を免れようとしてこの3人に指示して、実験ノートを捏造・改竄させており、東京大学はこの4人が研究不正に関与したと認定しています。

    参考

    1. 分子細胞生物学研究所・旧加藤室における論文不正関する調査報告 (第一次)(PDFリンク)(2014年8月1日 東京大学科学研究行動規範委員会)
    2. 東大論文不正:元教授強圧的指導 調査委「懲戒処分相当」(毎日新聞 2014年08月01日):”東京大分子細胞生物学研究所の加藤茂明元教授のグループによる論文不正問題で、同大科学研究行動規範委員会は1日、「論文5本について捏造(ねつぞう)や改ざんの不正があった」と認定したうえで、加藤氏が部下に強圧的な態度で不適切な指示や指導を繰り返したことが不正の背景にあったとする調査結果を発表した。加藤氏が論文撤回を回避するため、不正の証拠となる画像や実験ノートの改ざんを部下に指示したことも認定した。…”
    3. 研究論文で不正、東大が4人の関与を認定(読売オンライン2014年08月01日):”…加藤元教授については、画像の捏造ねつぞうや 改ざんを行った事実は確認できなかったが、研究室内で「強圧的な態度で不適切な指示・指導を日常的に行った」とし、不正行為を大きく促したと認定。論文の 撤回を回避するために実験ノートなどに手を加えるよう指示し、委員会の調査で、虚偽と考えざるを得ない証言をしたという。”
    4. 東大元教授が実験ノート捏造指示 (2014年8月1日 スポーツ報知):”…柳沢氏と北川氏は、複数の画像を合成するなど論文の画像の捏造、改ざんに直接関与し、武山氏は実験ノートの捏造、改ざんに協力した。…”
    5. 「東京大学分子細胞生物学研究所旧加藤研究室における論文不正に関する調査(中間報告)」東京大学平成25年12月26日(木)記者会見報道資料
    6.  筑波大教授らが研究論文で不正(日本経済新聞2014/3/31 21:06)筑波大は31日、生命環境系の柳沢純教授(50)と村山明子元講師(44)らが発表した3本の論文に不正が見つかったと発表した。柳沢氏は同日付で依願退職したが、筑波大は近く懲戒審査委員会を立ち上げてどう処分するか審議する。柳沢氏らは東京大分子細胞生物学研究所に在職していたときに発表した論文でも改ざんが見つかっている。
    7. 本学生命環境系教授及び元講師論文に関する調査結果について(筑波大学研究推進部研究企画課2014/03/31):本学生命環境系柳澤純教授及び村山明子元講師が本学在籍時に発表した論文に,データの不正がある旨の指摘を受け,本学では,調査委員会を設置し調査を行ってきました。その結果,研究不正行為を認定しましたので公表します。
    8. 群馬大学生体調節研究所核内情報制御分野ウェブサイト(北川浩史教授)
    9. 東大論文不正:北川教授、捏造や改ざん 群大が研究活動精査へ /群馬 毎日新聞 (2014年08月02日):”東京大分子細胞生物学研究所の加藤茂明元教授のグループによる論文不正問題で、中核メンバーだった北川浩史(ひろちか)・群馬大教授が論文の捏造(ねつぞう)や改ざんをしていたと認定された。群馬大は1日、調査委員会を設置し、北川教授の研究活動を精査する方針を決めた。…”

     

     

    STAP細胞の懐疑点

    匿名掲示板2ch上での、STAP細胞問題に関する議論。

    STAP細胞の懐疑点 PART583 http://wc2014.2ch.net/test/read.cgi/life/1406718720/
    STAP細胞の懐疑点 PART582 http://wc2014.2ch.net/test/read.cgi/life/1406695096/
    STAP細胞の懐疑点 PART581 http://wc2014.2ch.net/test/read.cgi/life/1406648008/
    STAP細胞の懐疑点 PART580 http://wc2014.2ch.net/test/read.cgi/life/1406630969/
    STAP細胞の懐疑点 PART579 http://wc2014.2ch.net/test/read.cgi/life/1406616073/
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    STAP細胞の懐疑点 PART571 http://wc2014.2ch.net/test/read.cgi/life/1406465302/
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    STAP細胞の懐疑点 PART569 http://wc2014.2ch.net/test/read.cgi/life/1406390168/
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    STAP細胞の懐疑点 PART561 http://wc2014.2ch.net/test/read.cgi/life/1406194317/
    STAP細胞の懐疑点 PART560 http://wc2014.2ch.net/test/read.cgi/life/1406183602/
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    STAP細胞の懐疑点 PART557 http://wc2014.2ch.net/test/read.cgi/life/1406089227/
    STAP細胞の懐疑点 PART556 http://wc2014.2ch.net/test/read.cgi/life/1406070194/
    STAP細胞の懐疑点 PART555 http://wc2014.2ch.net/test/read.cgi/life/1406034831/
    STAP細胞の懐疑点 PART554 http://wc2014.2ch.net/test/read.cgi/life/1406010044/
    STAP細胞の懐疑点 PART553 http://wc2014.2ch.net/test/read.cgi/life/1405959004/
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    STAP細胞の懐疑点 PART551http://wc2014.2ch.net/test/read.cgi/life/1405914775/

    STAP細胞の懐疑点 PART550 http://wc2014.2ch.net/test/read.cgi/life/1405872988/
    STAP細胞の懐疑点 PART549 http://wc2014.2ch.net/test/read.cgi/life/1405850473/
    STAP細胞の懐疑点 PART548 http://wc2014.2ch.net/test/read.cgi/life/1405828350/
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    STAP細胞の懐疑点 PART541http://wc2014.2ch.net/test/read.cgi/life/1405640072/
    STAP細胞の懐疑点 PART540 http://wc2014.2ch.net/test/read.cgi/life/1405606696/
    STAP細胞の懐疑点 PART539 http://wc2014.2ch.net/test/read.cgi/life/1405602566/
    STAP細胞の懐疑点 PART538 http://wc2014.2ch.net/test/read.cgi/life/1405595798/
    STAP細胞の懐疑点 PART537 http://wc2014.2ch.net/test/read.cgi/life/1405587306/
    STAP細胞の懐疑点 PART536 http://wc2014.2ch.net/test/read.cgi/life/1405582080/
    STAP細胞の懐疑点 PART535 http://wc2014.2ch.net/test/read.cgi/life/1405526508/
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    STAP細胞の懐疑点 PART530 http://wc2014.2ch.net/test/read.cgi/life/1405229656/
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    STAP細胞の懐疑点 PART528 http://wc2014.2ch.net/test/read.cgi/life/1405160118/
    STAP細胞の懐疑点 PART527 http://wc2014.2ch.net/test/read.cgi/life/1405114499/
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    STAP細胞の懐疑点 PART525 http://wc2014.2ch.net/test/read.cgi/life/1405031915/
    STAP細胞の懐疑点 PART524 http://wc2014.2ch.net/test/read.cgi/life/1404987492/
    STAP細胞の懐疑点 PART523 http://wc2014.2ch.net/test/read.cgi/life/1404938628/
    STAP細胞の懐疑点 PART522 http://wc2014.2ch.net/test/read.cgi/life/1404893437/
    STAP細胞の懐疑点 PART521 http://wc2014.2ch.net/test/read.cgi/life/1404875525/
    STAP細胞の懐疑点 PART520 http://wc2014.2ch.net/test/read.cgi/life/1404817930/
    STAP細胞の懐疑点 PART519 http://wc2014.2ch.net/test/read.cgi/life/1404797481/
    STAP細胞の懐疑点 PART518 http://wc2014.2ch.net/test/read.cgi/life/1404745316/
    STAP細胞の懐疑点 PART517 http://wc2014.2ch.net/test/read.cgi/life/1404741718/
    STAP細胞の懐疑点 PART516 http://wc2014.2ch.net/test/read.cgi/life/1404720968/
    STAP細胞の懐疑点 PART515 http://wc2014.2ch.net/test/read.cgi/life/1404702127/
    STAP細胞の懐疑点 PART514 http://wc2014.2ch.net/test/read.cgi/life/1404690741/
    STAP細胞の懐疑点 PART513 http://wc2014.2ch.net/test/read.cgi/life/1404638926/
    STAP細胞の懐疑点 PART512 http://wc2014.2ch.net/test/read.cgi/life/1404617153/
    STAP細胞の懐疑点 PART511 http://wc2014.2ch.net/test/read.cgi/life/1404571602/
    STAP細胞の懐疑点 PART510 http://wc2014.2ch.net/test/read.cgi/life/1404550979/
    STAP細胞の懐疑点 PART509 http://wc2014.2ch.net/test/read.cgi/life/1404534015/
    STAP細胞の懐疑点 PART508 http://wc2014.2ch.net/test/read.cgi/life/1404520207/
    STAP細胞の懐疑点 PART507 http://wc2014.2ch.net/test/read.cgi/life/1404491627/
    STAP細胞の懐疑点 PART506 http://wc2014.2ch.net/test/read.cgi/life/1404474781/
    STAP細胞の懐疑点 PART505 http://wc2014.2ch.net/test/read.cgi/life/1404454409/
    STAP細胞の懐疑点 PART504 http://wc2014.2ch.net/test/read.cgi/life/1404435343/
    STAP細胞の懐疑点 PART503 http://wc2014.2ch.net/test/read.cgi/life/1404398149/
    STAP細胞の懐疑点 PART502 http://wc2014.2ch.net/test/read.cgi/life/1404374245/
    STAP細胞の懐疑点 PART501 http://wc2014.2ch.net/test/read.cgi/life/1404350444/

    STAP細胞の懐疑点 PART500 http://wc2014.2ch.net/test/read.cgi/life/1404330618/
    STAP細胞の懐疑点 PART499 http://wc2014.2ch.net/test/read.cgi/life/1404307058/
    STAP細胞の懐疑点 PART498 http://wc2014.2ch.net/test/read.cgi/life/1404295524/
    STAP細胞の懐疑点 PART497 http://wc2014.2ch.net/test/read.cgi/life/1404289052/
    STAP細胞の懐疑点 PART496 http://wc2014.2ch.net/test/read.cgi/life/1404278452/
    STAP細胞の懐疑点 PART495 http://wc2014.2ch.net/test/read.cgi/life/1404263785/
    STAP細胞の懐疑点 PART494 http://wc2014.2ch.net/test/read.cgi/life/1404230040/
    STAP細胞の懐疑点 PART493 http://wc2014.2ch.net/test/read.cgi/life/1404216873/
    STAP細胞の懐疑点 PART492 http://wc2014.2ch.net/test/read.cgi/life/1404198627/
    STAP細胞の懐疑点 PART491 http://wc2014.2ch.net/test/read.cgi/life/1404184031/
    STAP細胞の懐疑点 PART490 http://wc2014.2ch.net/test/read.cgi/life/1404148928/
    STAP細胞の懐疑点 PART489 http://wc2014.2ch.net/test/read.cgi/life/1404137281/
    STAP細胞の懐疑点 PART488 http://wc2014.2ch.net/test/read.cgi/life/1404116917/
    STAP細胞の懐疑点 PART487 http://wc2014.2ch.net/test/read.cgi/life/1404084997/
    STAP細胞の懐疑点 PART486 http://wc2014.2ch.net/test/read.cgi/life/1404029954/
    STAP細胞の懐疑点 PART485 http://wc2014.2ch.net/test/read.cgi/life/1403968546/
    STAP細胞の懐疑点 PART484 http://wc2014.2ch.net/test/read.cgi/life/1403930762/
    STAP細胞の懐疑点 PART483 http://wc2014.2ch.net/test/read.cgi/life/1403873438/
    STAP細胞の懐疑点 PART482 http://wc2014.2ch.net/test/read.cgi/life/1403839977/
    STAP細胞の懐疑点 PART481 http://wc2014.2ch.net/test/read.cgi/life/1403792859/
    STAP細胞の懐疑点 PART480 http://wc2014.2ch.net/test/read.cgi/life/1403767479/
    STAP細胞の懐疑点 PART479 http://wc2014.2ch.net/test/read.cgi/life/1403734692/
    STAP細胞の懐疑点 PART478 http://wc2014.2ch.net/test/read.cgi/life/1403686887/
    STAP細胞の懐疑点 PART477 http://wc2014.2ch.net/test/read.cgi/life/1403648917/
    STAP細胞の懐疑点 PART476 http://wc2014.2ch.net/test/read.cgi/life/1403614050/

    STAP細胞の懐疑点 PART475 http://wc2014.2ch.net/test/read.cgi/life/1403598927/
    STAP細胞の懐疑点 PART474 http://wc2014.2ch.net/test/read.cgi/life/1403562303/
    STAP細胞の懐疑点 PART473 http://wc2014.2ch.net/test/read.cgi/life/1403525469/
    STAP細胞の懐疑点 PART472 http://wc2014.2ch.net/test/read.cgi/life/1403492694/
    STAP細胞の懐疑点 PART471 http://wc2014.2ch.net/test/read.cgi/life/1403456240/
    STAP細胞の懐疑点 PART470 http://wc2014.2ch.net/test/read.cgi/life/1403414775/
    STAP細胞の懐疑点 PART469 http://wc2014.2ch.net/test/read.cgi/life/1403370076/
    STAP細胞の懐疑点 PART468 http://wc2014.2ch.net/test/read.cgi/life/1403343528/
    STAP細胞の懐疑点 PART467 http://wc2014.2ch.net/test/read.cgi/life/1403326257/
    STAP細胞の懐疑点 PART466 http://wc2014.2ch.net/test/read.cgi/life/1403288892/
    STAP細胞の懐疑点 PART465 http://wc2014.2ch.net/test/read.cgi/life/1403266477/
    STAP細胞の懐疑点 PART(464)http://wc2014.2ch.net/test/read.cgi/life/1403250955/
    STAP細胞の懐疑点 PART463 http://wc2014.2ch.net/test/read.cgi/life/1403232318/
    STAP細胞の懐疑点 PART462 http://wc2014.2ch.net/test/read.cgi/life/1403191068/
    STAP細胞の懐疑点 PART461 http://wc2014.2ch.net/test/read.cgi/life/1403174677/
    STAP細胞の懐疑点 PART460 http://wc2014.2ch.net/test/read.cgi/life/1403158845/
    STAP細胞の懐疑点 PART459 http://wc2014.2ch.net/test/read.cgi/life/1403132907/
    STAP細胞の懐疑点 PART458 http://wc2014.2ch.net/test/read.cgi/life/1403100230/
    STAP細胞の懐疑点 PART457 http://wc2014.2ch.net/test/read.cgi/life/1403087693/
    STAP細胞の懐疑点 PART456 http://wc2014.2ch.net/test/read.cgi/life/1403072498/
    STAP細胞の懐疑点 PART455 http://wc2014.2ch.net/test/read.cgi/life/1403060866/
    STAP細胞の懐疑点 PART454 http://wc2014.2ch.net/test/read.cgi/life/1403043354/
    STAP細胞の懐疑点 PART453 http://wc2014.2ch.net/test/read.cgi/life/1402973052/
    STAP細胞の懐疑点 PART452 http://ai.2ch.net/test/read.cgi/life/1402960495/
    STAP細胞の懐疑点 PART451 http://ai.2ch.net/test/read.cgi/life/1402936050/

    STAP細胞の懐疑点 PART450 http://ai.2ch.net/test/read.cgi/life/1402928662/
    STAP細胞の懐疑点 PART449 http://ai.2ch.net/test/read.cgi/life/1402921947/
    STAP細胞の懐疑点 PART448 http://ai.2ch.net/test/read.cgi/life/1402914344/
    STAP細胞の懐疑点 PART447 http://ai.2ch.net/test/read.cgi/life/1402905384/
    STAP細胞の懐疑点 PART446 http://ai.2ch.net/test/read.cgi/life/1402898461/
    STAP細胞の懐疑点 PART445 http://ai.2ch.net/test/read.cgi/life/1402883161/
    STAP細胞の懐疑点 PART444 http://ai.2ch.net/test/read.cgi/life/1402861989/
    STAP細胞の懐疑点 PART443 http://ai.2ch.net/test/read.cgi/life/1402838752/
    STAP細胞の懐疑点 PART442 http://ai.2ch.net/test/read.cgi/life/1402816054/
    STAP細胞の懐疑点 PART441 http://ai.2ch.net/test/read.cgi/life/1402801358/
    STAP細胞の懐疑点 PART440 http://ai.2ch.net/test/read.cgi/life/1402781125/
    STAP細胞の懐疑点 PART439 http://ai.2ch.net/test/read.cgi/life/1402742584/
    STAP細胞の懐疑点 PART438 http://ai.2ch.net/test/read.cgi/life/1402726107/
    STAP細胞の懐疑点 PART437 http://ai.2ch.net/test/read.cgi/life/1402711074/
    STAP細胞の懐疑点 PART436 http://ai.2ch.net/test/read.cgi/life/1402664491/
    STAP細胞の懐疑点 PART435 http://ai.2ch.net/test/read.cgi/life/1402648900/
    STAP細胞の懐疑点 PART434 http://ai.2ch.net/test/read.cgi/life/1402631831/
    STAP細胞の懐疑点 PART433 http://ai.2ch.net/test/read.cgi/life/1402613770/
    STAP細胞の懐疑点 PART432 http://ai.2ch.net/test/read.cgi/life/1402592159/
    STAP細胞の懐疑点 PART431 http://ai.2ch.net/test/read.cgi/life/1402572019/
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    STAP細胞の懐疑点 PART63 http://uni.2ch.net/test/read.cgi/life/1394374665/
    STAP細胞の懐疑点 PART62 http://uni.2ch.net/test/read.cgi/life/1394368138/
    STAP細胞の懐疑点 PART(61)http://uni.2ch.net/test/read.cgi/life/1394355422/
    STAP論文はたぶん捏造part60 http://uni.2ch.net/test/read.cgi/life/1394355151/
    STAP細胞の懐疑点 PART59 http://uni.2ch.net/test/read.cgi/life/1394348147/
    STAP細胞の懐疑点 PART58 http://uni.2ch.net/test/read.cgi/life/1394336696/
    STAP細胞の懐疑点 PART57 http://uni.2ch.net/test/read.cgi/life/1394296659/
    STAP細胞の懐疑点 PART56 http://uni.2ch.net/test/read.cgi/life/1394282059/
    STAP細胞の懐疑点 PART56(55)http://uni.2ch.net/test/read.cgi/life/1394282059/
    STAP細胞の懐疑点 PART54 http://uni.2ch.net/test/read.cgi/life/1394241488/
    STAP細胞の懐疑点 PART53 http://uni.2ch.net/test/read.cgi/life/1394198554/
    STAP細胞の懐疑点 PART52 http://uni.2ch.net/test/read.cgi/life/1394179725/
    STAP細胞の懐疑点 PART51 http://uni.2ch.net/test/read.cgi/life/1394166379/

    STAP細胞の懐疑点 PART50 http://uni.2ch.net/test/read.cgi/life/1394144876/
    STAP細胞の懐疑点 PART49 http://uni.2ch.net/test/read.cgi/life/1394120306/
    STAP細胞の懐疑点 PART48 http://uni.2ch.net/test/read.cgi/life/1394110131/
    STAP細胞の懐疑点 PART47 http://uni.2ch.net/test/read.cgi/life/1394095624/
    STAP細胞の懐疑点 PART46 http://uni.2ch.net/test/read.cgi/life/1394083193/
    STAP細胞の懐疑点 PART(45)http://uni.2ch.net/test/read.cgi/life/1394039416/
    STAP細胞の懐疑点 PART44 http://uni.2ch.net/test/read.cgi/life/1394039332/
    STAP細胞の懐疑点 PART(43)http://uni.2ch.net/test/read.cgi/life/1394019403/
    STAP細胞の懐疑点 PART(42)http://uni.2ch.net/test/read.cgi/life/1394004765/
    STAP細胞の懐疑点 PART41 http://uni.2ch.net/test/read.cgi/life/1394004750/
    STAP細胞の懐疑点 PART40 http://uni.2ch.net/test/read.cgi/life/1393993033/
    STAP細胞の懐疑点 PART39 http://uni.2ch.net/test/read.cgi/life/1393946287/
    STAP細胞の懐疑点 PART38 http://uni.2ch.net/test/read.cgi/life/1393916104/
    STAP細胞の懐疑点 PART37 http://uni.2ch.net/test/read.cgi/life/1393864774/
    STAP細胞の懐疑点 PART36 http://uni.2ch.net/test/read.cgi/life/1393844284/
    STAP細胞の懐疑点 PART35 http://uni.2ch.net/test/read.cgi/life/1393789539/
    STAP細胞の懐疑点 PART34 http://uni.2ch.net/test/read.cgi/life/1393761785/
    STAP細胞の懐疑点 PART33 http://uni.2ch.net/test/read.gi/life/1393738803/
    STAP細胞の懐疑点 PART32 http://uni.2ch.net/test/read.cgi/life/1393682448/
    STAP細胞の懐疑点 PART31 http://uni.2ch.net/test/read.cgi/life/1393659015/
    STAP細胞の懐疑点 PART30 http://uni.2ch.net/test/read.cgi/life/1393612164/
    STAP細胞の懐疑点 PART29 http://uni.2ch.net/test/read.cgi/life/1393580585/
    STAP細胞の懐疑点 PART28 http://uni.2ch.net/test/read.cgi/life/1393561709/
    STAP細胞の懐疑点 PART27 http://uni.2ch.net/test/read.cgi/life/1393518264/
    STAP細胞の懐疑点 PART26 http://uni.2ch.net/test/read.cgi/life/1393488505/

    STAP細胞の懐疑点 PART25 http://uni.2ch.net/test/read.cgi/life/1393459111/
    STAP細胞の懐疑点 PART24 http://uni.2ch.net/test/read.cgi/life/1393414220/
    STAP細胞の懐疑点 PART23 http://uni.2ch.net/test/read.cgi/life/1393392706/
    STAP細胞の懐疑点 PART22 http://uni.2ch.net/test/read.cgi/life/1393346625/
    STAP細胞の懐疑点 PART(21)http://uni.2ch.net/test/read.cgi/life/1393315951/
    STAP細胞の懐疑点 PART(20)http://uni.2ch.net/test/read.cgi/life/1393240730
    STAP細胞の懐疑点 PART19 http://uni.2ch.net/test/read.cgi/life/1393240637/
    STAP細胞の懐疑点 PART18 http://uni.2ch.net/test/read.cgi/life/1393212011/
    STAP細胞の懐疑点 PART17 http://uni.2ch.net/test/read.cgi/life/1393167825/
    STAP細胞の懐疑点 PART16 http://uni.2ch.net/test/read.cgi/life/1393145358/
    STAP細胞の懐疑点 PART15 http://uni.2ch.net/test/read.cgi/life/1393128531/
    STAP細胞の懐疑点 PART14 http://uni.2ch.net/test/read.cgi/life/1393084513/
    STAP細胞の懐疑点 PART13 http://uni.2ch.net/test/read.cgi/life/1393067925/
    STAP細胞の懐疑点 PART12 http://uni.2ch.net/test/read.cgi/life/1393046565/
    STAP細胞の懐疑点 PART11 http://uni.2ch.net/test/read.cgi/life/1393008596/
    STAP細胞の懐疑点 PART10 http://uni.2ch.net/test/read.cgi/life/1392986299/
    STAP細胞の懐疑点 PART9 http://uni.2ch.net/test/read.cgi/life/1392956906/
    STAP細胞の懐疑点 PART8 http://uni.2ch.net/test/read.cgi/life/1392908566/
    STAP細胞の懐疑点 PART7 http://uni.2ch.net/test/read.cgi/life/1392873674/
    STAP細胞の懐疑点 PART6 http://uni.2ch.net/test/read.cgi/life/1392813034/
    STAP細胞の懐疑点 PART5 http://uni.2ch.net/test/read.cgi/life/1392731159/
    STAP細胞の懐疑点 PART4 http://uni.2ch.net/test/read.cgi/life/1392685174/
    STAP細胞の懐疑点 PART3 http://uni.2ch.net/test/read.cgi/life/1392609724/
    STAP細胞の懐疑点 PART2 http://uni.2ch.net/test/read.cgi/life/1392541588/
    STAP細胞の懐疑点 PART1 http://uni.2ch.net/test/read.cgi/life/1391930940/

    STAP 細胞事案に関する理化学研究所への要望

    STAP問題「科学研究に負のイメージが」日本学術会議(14/07/25)

    “…現在、研究不正に最も深く関わったとされる小保方氏が参加する STAP 現象の再現実験が始められ、関係者の懲戒については結論が先送りされると伝えられています。しかし、この再現実験の帰趨にかかわらず、理研は保存されている関係試料を速やかに調査し、取り下げられた2つの論文にどれだけの不正が含まれていたかを明らかにするべきです。また、そこで認定された研究不正に応じて、関係者に対する処分を下すことは、この事案における関係者の責任を曖昧にしないという意味で重要です。関係試料の速やかな調査による不正の解明と、関係者の責任を明確にすることを要望します。,..”

    (日本学術会議 幹事会声明 平成26年7月25日 http://www.scj.go.jp/ja/info/kohyo/pdf//kohyo-22-kanji-1.pdf)

    早稲田大学 先進理工学研究科有志教員が「小保方氏博士論文の調査報告書に対する所見」を公開

    早稲田大学が先日公表した小保方氏の博士論文の調査報告書に関して、科学者や捏造問題の専門家らがコメントを発表しています。

    “今回の早稲田大学の調査委員会の結論は、学位論文審査云々以前のこととして、非常識であり犯罪の容認と同等だと思います。… ” (日本分子生物学会ウェブサイト STAP細胞問題等についての、理事、元役員経験者からの自主的なコメント 上村 匡 理事 2014年7月18日

    “…「これ、そもそもイントロ全体が剽窃なんだから、問答無用で、学位取り下げ以外の選択枝なし」のはずじゃないのか。…” (佐々真一 京都大学理学研究科 教授 ブログ 「日々の研究 2014-07-18 金曜日」)

    “…日本の「博士号」という資格が世界でどのようにみなされるかという質保証の問題です。” (大隅典子の仙台通信 2014年07月17日 「学位論文」

    “…もはや早稲田大が授与する博士学位の価値は世界最低になったと言っても過言ではない。したがって早稲田大に在籍する学者志望の学生は今すぐ退学し、できれば東京大学や京都大学などに入り直したほうがいい。今や早稲田の博士号は就職の邪魔になりかねない不良学位なのだから。…(森口尚史 元 東京大学特任教授 「探偵ファイル」 更新日07/19

    早稲大学の教員からも疑問の声が上がっています。以下、https://www.facebook.com/iwasaki.hideo.5/posts/793592170693337からの転載です。

    「小保方晴子氏の博士学位論文に対する調査報告書」に対する
    早稲田大学大学院 先進理工学研究科 教員有志の所見

    2014年7月24日

    早稲田大学における博士学位論文の不正に関する問題は,本学個別の問題というだけにとどまらず,科学研究や大学における教育,さらに博士の学位の信用にも 大きな影響をおよぼす問題です。私たちは,先進理工学研究科の構成員として,また自然科学の研究・教育に携わる学徒としてこの問題に対する大きな危機感を 共有しており,本問題の解決に向け、科学的規範と良心にしたがって誠実に行動していきたいと考えております。
     さて,2014年7月17日に「早稲田大学大学院先進理工学研究科における博士学位論文に関する調査委員会」(小林英明委員長)による調査報告書が早稲 田大学に提出されました。当日小林委員長による記者会見と概要書の配布が行われ,さらに7月19日に修正処理を施された報告書全文が早稲田大学のウェブサ イトより公開されました。
     調査報告書では,小保方氏によって提出され,国会図書館に収められている博士論文が極めて杜撰な内容であること,その作成過程および審査過程に重大な過 誤が認められること,さらに早稲田大学ならびに先進理工学研究科の指導体制・審査体制に欠陥があることなどが厳しく指摘されました。その一方で,私たちが 学位論文の中で重大な問題点とみなしてきたものが,この調査報告書の中では軽微に扱われている場合が散見されました。自身の責任問題を含めて厳正に臨まな ければならないと考えていた私たちにとって,後者の部分には強い違和感と困惑を覚えざるを得ませんでした。
     今後,大学ではこの調査報告書の検討を通じて,この問題に対する見解や処分を公表することとなっております。私たちは,その過程で,様々な論点について透明性を確保しながら,学内外を問わずできるだけ多くの議論が活発に行われるべきだと考えています。
     そこで,数人の有志の見解ではありますが,今回の調査報告書で特に問題と感じた点を,別紙に6項目掲げました。大学の担当部署に提出させていただくとと もに,学外の方々にも意見の一つとして公表させていただくことにいたします。ここでは,主として当該博士論文に対して厳正な判断を求める内容となっており ますが,一方で,十分な指導が行われなかったこと,このような論文に学位を授与してしまった責任は極めて重大で,研究科の構成員として重く受け止めており ます。
     この問題は小保方氏一人の問題に限らず,研究・教育に関する構造的な問題が背後にあります。その一翼を担っているものとして,今一度痛切に猛省しなけれ ばいけないと考えています。科学研究・大学教育の原点に立ち戻って,この問題の背景や責任を明らかにしようとすること,また,再発の防止や,より厳格かつ 健全な研究・教育・学位審査プロセスの立て直しのために全力で臨むことを誓います。

    早稲田大学大学院 先進理工学研究科 有志一同を代表して
    岩崎秀雄(電気・情報生命専攻 教授)
    小出隆規(化学・生命化学専攻 教授)
    寺田泰比古(化学・生命化学専攻 教授)
    勝藤拓郎(物理学及応用物理学専攻 教授)

    調査報告書に対する所見

    1. Tissue Engineering誌論文におけるデータの改竄疑惑への言及が存在しない点

    科学研究論文において,データの信頼性を損なう改竄・捏造が致命傷であることは,改めて言うまでもありません。
     しかし,博士論文のもととなっているTissue Engineering誌の論文には,明白と言ってよい画像の改竄(報告書における「実験結果欺罔行為」)が認められています。具体的には,Tissue Engineering誌論文の図2、図3、図4に電気泳動写真が掲載されていますが,まったく異なる遺伝子群の発現パターンに関して,同じゲルの写真を 上下反転したり,一部切り抜いて流用したりするといった改竄・捏造が既にネット上でも指摘されています。このうち,図3は,博士論文においても図16とし て採録されています。
     Tissue Engineering誌の図3は,ネット上での指摘を受け,責任著者のVacanti教授によって,改竄が指摘された4つの遺伝子群のデータを削除する 形で修正(correction)されています。その理由は,「類似した見かけのデータを,複数の著者が編集したために起きた過失」とされています。
     しかしながら,同様の図の改竄は,多くの場合Correctionで済むものではなく,様々な科学論文誌においてRetraction(論文撤回)の対 象となってきました。実際の写真を検討すると,「過失」というレベルではないことは明らかで,学位取り消しの条件である「不正の方法」に相当するのではな いかとの疑義があります。
     にもかかわらず,調査報告書では,「そもそも博士学位論文の条件として査読付き欧文論文が前提となっており,このTissue Engineering誌論文には修正がなされていること」を理由にデータの意図的な改竄(調査報告書に言う実験結果欺罔行為)には該当しないと結論付け ています。しかしながら,Tissue Engineering誌において,Vacanti教授は強い影響力を持つと推測されるFounding Editorであり,軽微な「過失による修正」にとどめている編集方針には疑義があります。したがって,この論点については改めて独自の調査がなされてし かるべきと考えます。

    2. 公表されてきた学位論文を草稿とみなし,「真の学位論文」なるものが存在し,それをもとに学位取得の妥当性を議論していることに関する疑義

    調査報告書では,国会図書館に保管された正本(と通常は受け取れる論文:調査報告書における「本件博士論文」)が,実は草稿に過ぎず,「本来提出すべきであった博士論文」が実在するとの小保方氏の弁明が最終的に支持されています。
     しかし,「本件博士論文」は,3年間にわたって修正されることなく正本として保管・開示されてきたものです。これに対して,調査開始後,委員会に要請さ れてからかなりの期間を経て提出され,しかも提出一時間前に修正された形跡もある文書を「真の学位論文」と認定する根拠は薄弱に感じられます。
     たとえば,学位審査の公聴会の際に副査が指摘した不備が修正されていないことをもって,「本件博士論文」が公聴会前の論文であるとの弁明を支持していま す。しかし,最近明らかにされた経緯によると,その後の小保方氏らのNature論文における不備は,Cell誌,Science誌の査読過程で指摘され ていたにも関わらず修正されていません。この対応を見ると「学位論文に関しては副査の指摘に素直に従い,これを修正した」との前提が自明であるとは必ずし も思えません(むろん,それを指導する責任が指導教員にあったはずであることは,調査報告書の指摘通り)。また,公聴会時に回覧されたはずの論文(報告書 中における「公聴会時論文」)については,現存が確認されておらず,プレゼンテーション資料が確認されているのみです。プレゼン資料とそれに基づく公聴会 時の副査とのやりとりをもとに,「本件博士論文」が草稿であり,それとは別に修正を踏まえた「真の博士論文が存在する」との推論を導いていますが,プレゼ ン資料が「真の博士論文」とされる論文の内容をそのまま示しているとの前提は,必ずしも自明とは思えません。
     この判断に基づいて草稿と認定された「本件博士論文」の重大な問題点が,調査報告書では最終的に軽微に取り扱われ,事実上免責されていることに大きな違和感を覚えます。代表的なものとして,以下のようなものがあります。

     i) 「本件博士論文」の図10に示されている,三胚葉分化の二つの図は,企業のカタログからの無断転載が認定されています。この図は,学位論文全体の中で最も 重要な図であるはずなのですが,常識的に本文に照らして読めば自分が出したデータのようにも読める記載となっており,実験の実在性が問われる部分でもあり ます。したがって,調査報告書にも述べられているように,著作権侵害行為,創作者誤認惹起行為に加え,科学における重大な不正行為である「捏造」(調査報 告書に言う実験結果欺罔行為)に該当する可能性が高いと考えられます。しかしながら,上記の「小保方氏が真に提出しようとしていた最終的な完成版の博士論 文」とされるものには図10は存在しないことから,この疑義が否定されています。
     ii) 「本件博士論文」には第2-5章に亘ってまったく実態を持たない(引用されていない)引用文献リストが各章末に付記されています。しかし,「小保方氏が真 に提出しようとしていた最終的な完成版の博士論文」とされるものには5章にのみ引用文献がまとめられており,修正されたことが認められています。

    「本来提出するつもりであった」と小保方氏が主張する論文については,現時点で公開されておらず,私たちとしては判断材料を持っていません。いっぽう,調 査報告書によれば,5月末に紙面で提出された原稿に加え,6月末には電子媒体での原稿を調査委員会は受け取っています。注目すべきことに,電子媒体は提出 の一時間前に修正保存された形跡があったと調査委員会は報告しました。このことは当該原稿が「真の博士論文」であることの信憑性を著しく損なっています。 まずは5月末に提出された原稿と,電子媒体で提出された原稿を公開していただき,その間の修正個所を明らかにすることも重要なステップと考えます。

    3. 大量の無断引用部分について

    「本件博士論文」の序章には,20ページの長きに亘って米国NIHの文書が無断転用(コピペ)されています。報告書によれば,事後提出の「真の博士論文」 とされるものにも,この部分は残っているとあります。これが著作権の侵害および,調査報告書のいう「創作者誤認惹起行為」に該当することは言うまでもなく 明白です。学位取り消し条件の「不正の方法」に該当すると報告書にも明記されています。
     しかし報告書では,この序章部分に見られる「不正の方法」によって,「学位授与に一定程度の影響を与えたとはいえるが,重大な影響を与えたとまではいえず,問題箇所①(注釈:当該箇所)と学位授与との間に因果関係があったとはいえない」と論じています。
     しかしながら,自らの学位論文の背景や立ち位置を論述する序章部分を自らの文章としてまとめることは,学位論文の最も重要な要件の一つであり,それを事 実上放棄した行為は,執筆者の学問的な誠実さと能力の欠如を強くうかがわせるものです。こうした論文に対して本来学位授与がなされることはあり得ません。
     このような無断転用を,入学時より早稲田大学理工学部(当時)では厳に戒めてきました。たとえば,小保方氏が初年時に受講した年度の必修の実習科目であ る「理工学基礎実験IA」の資料(2002年度)では,実験ノートの記録の重要性や具体例が詳述され,さらに「引用とコピー」という項目において「引用な しで,他人の成果を自分の文書に書くことはいわゆる“盗用”である。字からわかるように犯罪に準ずる行為として扱われる」と太字で明記されており,学生は レポート提出時に繰り返し指導されています。
     なお,「時間があれば修正できたはずなのに,事後提出論文に修正されないまま残っていること」もまた,調査報告書において「本件博士論文」が草稿である ことの傍証の一つとされています。指摘されてから序章部分を書き直す余裕がなかった傍証とみる推論も同様に可能であるにも関わらず,調査報告書では採用さ れていない点も指摘しておきたいと思います。

    4. 実験ノートの確認方法に関しての記載,および科学的正確性に関する評価が不十分である点

    調査報告書では,当該論文を裏付ける実験の実態があったと述べてあります。しかしながら,その根拠となるノートの写しや明確な資料が公開されておらず,第 三者としてその論旨を詳しく確認することができません。理化学研究所の調査の過程で明らかになった小保方氏の実験ノートの杜撰さから考えて,大学院在学時 のノートや記録が十全であったと考えることには疑義があります(仮に,もし博士論文に関わる実験ノートの内容が十全であるなら,理化学研究所に移籍して以 降の実験ノートの不備の責任は,早稲田大学にはないことになりますが,とてもそうは思えません)。その印象を覆すための記述・資料が,本報告書の公開資料 には見当たりません。
     より重要な問題として,調査報告書にも明記されているように,検討されたことは論文に書かれている(一部の)実験作業の有無についてのみであり,実際の データの分析の合理性や科学的正確性について踏み込んで検討されていません。上述のように,この部分においては,たとえばTissue Engineering誌の査読判断に事実上一任しており,通常の学位審査で規範とされる,主査・副査による科学的合理性・正確性の検証を独自に行ってい ません。これは,科学論文の検証作業としては不十分なのではないかと思われます。

    5. 審査体制の不備に関する指摘について

    一方で,調査報告書が指摘しているように,先進理工学研究科の審査体制にきわめて多くの問題点があること,小保方氏の審査に関して重大な過誤があったことは明らかです。
     調査報告書では,常田主査,武岡副査の責任について詳述していますが,副査を務めたVacanti教授や大和教授などの学外研究者の調査やその役割につ いての判断を保留しています。しかしながら,Vacanti氏は公聴会には出席しておらず,Vacanti氏,大和氏ともに事前に博士論文原稿を閲覧して いない可能性が指摘されています。もし事実とすれば,審査報告書になぜ名前を連ねることができたのか不可解です。「学外者で責任を問えないため」と小林委 員長は7月17日の会見上で説明しましたが,副査は大学院が正式に依頼し,きちんと当該論文を審査していただくために委託する役回りであり,学外在籍副査 の審査状況を明らかにし,その責任を明確化することは本調査の要の一つであるはずだったと考えられます。

    6. 調査委員会のメンバーの氏名が開示されていない点

    調査委員会のメンバーは,小林弁護士以外には公開されていません。このため,理研における調査委員会とは異なり,どの程度の解釈の振れ幅があったのか,小林弁護士以外の委員の見解を正す機会がありません。これは透明性・信頼性を欠く要因であると考えます。

    以上

    参考

    1. 早稲田大学 先進理工学研究科有志教員による小保方氏博士論文の調査報告書に対する所見を公開します(長文) 岩崎 秀雄 フェイスブック
    2. 【小保方氏の博士論文】早稲田大学の調査に研究者から強い批判の声 The Huffington Post 2014年07月18日