「実験ノートがない=研究不正」

      2014/04/29

小保方氏は3年間の研究生活で実験ノートがたったの2冊しかなく、しかも日付が書いていなかったり実験条件が明記されていなかったりして、理研のSTAP細胞論文調査委員会が実験事実の有無を確認するために実験ノートの記述を追跡調査することが不可能だったそうです。

追記:小保方氏はノートの冊数に関しては4~5冊あると後に反論しています(2014年4月9日小保方晴子氏、記者会見で反論【全編動画2時間36分12秒】)。

国会に参考人として意見を求められた京都大学の山中伸弥教授は、「実験ノートがない=不正行為」とみなすと発言しました。実験科学の研究者の中で、この山中教授の意見に対して異論を持つ人はいないでしょう。

国会で山中教授「ノートのチェック徹底を」(14/04/04)

「研究不正を予防する一つの重要な方法は、日ごろの研究記録をきちっと残すことだと思います。そのためには、ノートの記録が非常 に単純なことでありますが、大切です。ノートのチェックを徹底させる。本当に私たちもチェックしています。僕たちは(ノートを)出さない人は、『不正をし ていると見なします』と言明しています」(京都大学・山中伸弥教授:)(http://news.tv-asahi.co.jp/news_politics/articles/000024478.html

参考

  1. ラボノート(理化学研究所): “ラボノート”ってご存知でしたか? 実験ノートとも呼ばれ、研究者等が実験データやアイデアを記録し、第三者が確認をとる仕様となっていて、研究の過程を証明するためのノートです。
  2. 理研最終報告 小保方氏「承服できぬ」 不正指摘に激しく反発(YAHOOニュース/産経新聞 4月1日(火)15時35分配信):小保方氏は1日に発表したコメントで、調査結果を「驚きと憤りの気持ちでいっぱい」「改竄、捏造と決めつけられたことは、とても承服できません」と激しい言葉で非難し、近く、理化学研究所に不服申し立てをする考えを示した。
  3. スッピン反論に“理研のドン”怒った!小保方氏「懲戒解雇」も(東京スポーツ2014年04月04日 09時00分):「問題が発覚した段階でも相当怒ってましたが、今回の彼女の態度で、怒りはピークに達しています。理研の看板に傷をつけておいて、反省しないどころか、不 服申し立てですからね。野依さんは『徹底的にやる!』と豪語しており『理研に著しい損害を与えた』という理由で、懲戒解雇処分も視野に入れているそうで す」
  4. 小保方氏側が理研調査は不十分と主張へ(ニッカンスポーツ2014年4月5日12時32分):STAP細胞の論文不正問題で、理化学研究所の小保方晴子研究ユニットリーダーが理研への不服申し立てで「理研の調査は不十分で(捏造(ねつぞう)と認定 した)最終報告は推測にすぎない」と主張する方針であることが5日、分かった。代理人を務める三木秀夫弁護士が明らかにした。
  5. 利権闘争、セクハラ… 小保方晴子氏が隠し持つ「爆弾」とは(Yahooニュース/NEWS ポストセブン 4月4日(金)16時6分配信):例えば、ユニットリーダーに対して給与とは別に支給される研究費が、理研内部ではどのように使用されているか。年間30億円という巨額の税金で運営される理研で、その予算獲得のために、いかにいびつな権力闘争があるか…などなど。もっと突っ込めば、彼女には、実は長年悩んでいるセクハラやパワハラ問題などもあるし、それこそ今メディアで囁かれている上層部との“関係”についての真相も暴露しかねない。そうなったら、内部は大混乱に陥りますよ

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