世界初のCRISPR遺伝子組み換えベビー(Lulu, Nana双子姉妹)

CRISPR/CAS9法は、非常に簡単に遺伝子組換えが起こせる技術として、瞬く間に世界中に広まりました。分子生物学実験と動物実験ができるラボであれば、どんな学生でもできる簡便さです。しかし、ヒトに適用するとなると話は全く別で、安全性の問題、倫理的な問題などが山積しています。そういった問題を全部無視して、2018年に中国の科学者賀建奎(He Jiankui)氏がクリスパーベビーを世界で初めて誕生させことを発表し大問題になりました。生まれたのは双子の姉妹でニックネームとしてlulu、Nanaと呼ばれています。実験を実施した賀建奎氏らは逮捕され実刑判決を受けました。

世界初クリスパーベビーの成長

  1. chinese scientist behind world’s first gene-edited babies shares children’s status Carl Samson Sat, February 11, 2023
  2. ゲノム編集の子、順調に成長 実刑の中国人研究者が主張 2/8(水)/2023 17:04 共同通信 YAHOO!JAPAN
  3. ‘Respect them,’ says He Jiankui, creator of world’s first gene-edited humans 7 Feb, 2023 South Cnina Morning Post The world’s first genetically edited children are living happily with their parents, according to He Jiankui, the controversial scientist who created three gene-edited babies in 2018 and 2019.

 

2022年 賀建奎 He Jiankui氏 出所

  1. 「ゲノム編集ベビー」事件の中国人科学者が出所=研究再開については沈黙―米華字メディア Record China 2022年4月8日(金) 18時20分
  2. 「遺伝子編集ベビー」誕生から3年、実刑の中国人科学者が釈放 by Antonio Regalado2022.04.07 MIT Technology Review

 

未発表論文Birth of Twins After Genome Editing for HIV Resistance

  1. 未公表論文を独占入手中国・遺伝子編集ベビー問題専門家が語る13の疑問 by Antonio Regalado2019.12.13 MIT Technology Review
  2. China’s CRISPR babies: Read exclusive excerpts from the unseen original research By Antonio Regaladoarchive page December 3, 2019 MIT Technology Review
  3. 賀建奎 (He Jiankui)の未発表論文原稿“Birth of Twins After Genome Editing for HIV Resistance”を読む 2019年12月04日 crisp-bio.blog.jp

 

2019年クリスパーベビーを誕生させた賀建奎 He Jiankui氏に懲役3年の実刑

賀建奎 He Jiankui氏は、HIV感染男性と感染女性のカップルの受精卵に対して、ウイルスが免疫細胞に感染するときに必要とする使うタンパク質CCR5(C-C chemokine receptor type 5)ができなくなるように受精卵のCCR5遺伝子をCRISPR/CAS9法によって改変しました。CCR5遺伝子の変異は、なぜかAIDSにならない人たちが存在していて、かれらの間で自然に起きている変異(32塩基の欠失 CCR5∆32)として同定されたものです。He Jiankui氏の操作の結果、ルルにはCCR5遺伝子の意図していない箇所で遺伝子の改変が起きており、ナナは2つある遺伝子コピーのうち、1つはまったく改変できていなかったとのこと。意図した遺伝子操作ができていないことがわかっていたにもかかわらず、受精卵を女性の胎内に戻したのだそうです。またルルの胚は遺伝子操作に関してはモザイクになっていたそうです(参考記事 2019/12/31(火) 1:43 YAHOO!JAPAN)。

He Jiankui氏は「Birth of Twins After Genome Editing for HIV Resistance」という論文を書いて発表しようとしたそうですが、どの雑誌社も掲載を見送ったために公開されていないようです。

  1. ゲノム編集ベビーの賀建奎博士に懲役3年の実刑判決 では、日本で起きたら? 詫摩雅子科学ライター&科学編集者 2019/12/31(火) 1:43 YAHOO!JAPAN
  2. China jails ‘gene-edited babies’ scientist for three years Published 30 December 2019 BBC
  3. CRISPR’d babies: human germline genome editing in the ‘He Jiankui affair’ Henry T Greely J Law Biosci. 2019 Oct; 6(1): 111–183. Published online 2019 Aug 13. doi: 10.1093/jlb/lsz010
  4. He Jiankui, embryo editing, CCR5, the London patient, and jumping to conclusions By Henry T. Greely April 15, 2019 STAT
  5. ゲノム編集「悪魔のハサミ」への憂慮 2019年3月20日 張田勘(特別寄稿)/李明子 楊智傑(『中国新聞週刊』記者)/江瑞(翻訳) Science Portal China
  6. 中国「世界初のゲノム編集赤ちゃん」 双子の誕生と、別の女性の妊娠を確認 2019年1月22日 BBC
  • 2019年12月30日の中国国営の新華社通信によると深セン市の裁判所が賀氏に対して懲役3年の実刑、罰金300万人民元(4700万円相当)の判決
  • 2019年1月21日 広東省当局が、ゲノム編集ベビーが実際に誕生していたという予備調査の結果を新華社通信を通して発表。南方科技大学は同日付で賀氏を解雇
  • 2018年11月28日 香港大学で開催された国際会議で中国広東省深セン市 方科技大学副教授(当時)賀建奎氏がゲノム編集技術を施した双子の女の子を誕生させと発表

ゲノム編集ベビーの賀建奎博士に懲役3年の実刑判決 では、日本で起きたら? 詫摩雅子科学ライター&科学編集者 2019/12/31(火) 1:43 YAHOO!JAPAN

2018年クリスパーベビー誕生が学会報告される

About Lulu and Nana: Twin Girls Born Healthy After Gene Surgery As Single-Cell Embryos The He Lab 2018/11/26

  1. “ゲノム編集で双子誕生”の衝撃 2018.12.03  NHK 11月28日、香港で開かれた第2回ヒトゲノム編集国際サミットで登壇した中国・南方科技大学の賀建奎(が・けんけい)准教授。‥ この日議長を務めた、デビッド・バルティモア博士は壇上で、「医学的にみてこのケースではゲノム編集を行う必要はなかった。透明性も確保されておらず、科学界の自己規制は失敗した」と痛烈に批判しました。
  2. ゲノム編集ベビー誕生の報告に非難殺到 Natureダイジェスト 26 NOVEMBER 2018

 

参考論文

  1. CRISPR’d babies: human germline genome editing in the ‘He Jiankui affair’ Henry T Greely J Law Biosci. 2019 Oct; 6(1): 111–183. Published online 2019 Aug 13. doi: 10.1093/jlb/lsz010
  2. Lulu and Nana open Pandora’s box far beyond Louise Brown Shiva M. Singh, PhD CMAJ. 2019 Jun 10; 191(23): E642–E643. doi: 10.1503/cmaj.71979 PMCID: PMC6565397 PMID: 31182462
  3. Global distribution of the CCR5 gene 32-basepair deletion Nat Genet . 1997 May;16(1):100-3. doi: 10.1038/ng0597-100.

 

参考(遺伝子治療)

  1. ゲノム編集技術を用いた画期的な遺伝子治療開発と課題 2019年9月14日山口照英金沢工業大学日本薬科大学
  2. 遺伝子治療とゲノム編集治療の 研究開発の現状と課題 国立医薬品食品衛生研究所 遺伝子医薬部第1室 (遺伝子治療担当室) 内田 恵理子 NIHS

参考(ゲノム編集)

  1. ゲノム編集の歴史と基礎

参考(日本での議論)

  1. 第1回ゲノム編集専門部会 議事録 平成30年11月8日
  2. 遺伝子治療とゲノム編集の臨床研究に関する日本と欧米の規制の現状 国立医薬品食品衛生研究所 遺伝子医薬部 内田 恵理子 第2回遺伝子治療等臨床研究に関する指針の 見直しに関する専門委員会 2017.5.15

2023年2月28日(火)14:00科研費の採択・不採択が通知される

2023年2月28日(火)14:00ちょうどに、令和5年度(2023年度)の科研費の採否の通知がありました。結局、JSPSのいう「2月下旬」は、今年も去年同様に「28日14:00」だったんですね。科研費の採択・不採択を報告するツイートが大量に流れていましたが、いくつかピックアップして紹介します(勝手に紹介してすみません)。

研究者にとって科研費とは

 

1年に一度の科研費祭り

SNSにおける科研費採択者バイアス

科研費申請書をわかりやすい言葉で書かないといけない理由

科研費で不採択になるショック(個人差あり)

科研費の予算規模

時代の変化

挑戦的研究(萌芽)の採否通知日について

事前審査ですでに不採択になった人への通知は今日だったようです。

出す審査区分で変わりうる科研費の採否

科研費採否発表が研究者に与えるストレスの大きさについて

科研費が不採択だったあなたにChatGPTが伝えたいこと

 

 

え、これ読まずに科研費出していたの?

科研費を採択されたことが一度もなくて、お手本になるような申請書を見たこともない人であれば、これまでにこの手の教科書を一読することをお勧めします。言葉遣いなどの例が豊富なので、採択される申請書がどのようなものかイメージが涌くはず。

関連記事 ⇒ 科研費に採択されるための教科書と副読本、厳選4冊

 

2023年2月28日(火)14:00

科研費採択通知の日時の予測

昨年は、2月28日(月)14時に科研費の採択の通知がありました。今年は2月末日の28日(火)か、それとも土日明けで、最後の月曜日にあたる27日か、いつなのでしょう。いちおう昨年と同じと仮定してカウントダウンtimerをつくりました。今年も28日(火)14:00でした。

科研費採択通知を待つ研究者の気持ち

科研費審査制度に関する要望

 

科研費採択通知まであと何日?

  1. カウントダウンタイマー(https://countdown.reportitle.com/

 

科研費採択・不採択通知を誰よりも早く知る方法

通知はJSPS科研費電子申請システム(https://www-shinsei.jsps.go.jp/kaken/index.html)上で行われます。自分が応募した場合には、システムにアクセスすればウェブ上で直ちに確認できます。

「審査結果閲覧」をクリックすると、「審査結果通知メニュー」という画面が現れて、そこで採否の確認ができます。2月26日(日)夜8時現在では、「現在、審査結果を開示している研究課題はありません。」というメッセージしか出ていませんでした。JSPSからの通知が27日(月)なのか、去年同様28日(火)なのか、誰にもわかりません。

関連記事⇒研究者の一番長い日:2022年2月28日(月)14:00 令和4年度科研費 審査結果開示

科研費の発表を待つ研究者の心境

凡才博士@hakase_life·2分今日は科研費の採択結果の発表日では無かったですね!皆さんドキドキさせてすみませんでした

過去の科研費採択通知の日の状況

科研費関連記事

三笘薫選手のドリブルの科学

三笘薫選手のドリブル

【報ステ】三笘が実演解説!日本最強ドリブルの極意「インステップ」と「置き所」(2023年6月21日) ANNnewsCH チャンネル登録者数 382万人

【上達加速術#1】伊東純也×三笘薫|スピードは使い方が9割 PUMA JAPAN チャンネル登録者数 1.48万人

三苫選手のドリブルを見ていると、日頃のストレスが全部吹っ飛ぶような爽快感があります。凄すぎて、単純に笑ってしまいます。自分が見ていてるだけですが、三笘選手のフェイントに引っ掛かったり、置き去りにされたりして、不可能に見えるところに実は普通の人に見えていないだけで本当は可能性があるんだという強烈なメッセージがもらえます。

Kaoru Mitoma 2023 – Magical Skills, Assist & Goals | HD F11 Comps チャンネル登録者数 2.96万人

【爽快感MAX 】一瞬で相手を置き去りにする三笘のブチ抜きドリブル15選 人生ダイビングヘッド チャンネル登録者数 12.3万人

厳しい環境を与えないとやらないところがあった。逆に厳しい環境を与えれば、立ち位置を変えるなど工夫が成果としてすぐに表れるんです(“無双ドリブラー”三笘薫が生まれた日 小6の司令塔に恩師が「全部抜け」と指示した理由 2022.11.21 THE ANSWER )

サッカーの1対1場面における攻撃側の情報処理に関する研究

「サッカーの1対1場面における攻撃側の情報処理に関する研究」強豪を相手に左サイドを再三突破したMF三笘薫選手(25)。これが、カタールのスタジアムを沸かせたドリブラーが大学で書いた卒業論文のタイトルだ。頭に小型カメラを着けてデータを取り、ボールをもらう際の自分とほかの選手の目の動きの違いを比較した。(突破の三笘薫は卒論も「ドリブル」…恩師は「世界のエースになれる実力」と今後に期待 2022/12/06 22:37 読売新聞)

三笘薫はなぜドリブルを言語化したのか? 筑波大学蹴球部・小井土監督と読み解く卒業研究(前編) 足立 真俊 2020.11.25 footballllista 会員限定記事

なぜ、自分のドリブルは抜けるのか――。川崎フロンターレの三笘薫が、筑波大時代に取り組んだ卒業論文のテーマだ。‥「すごく真面目でしたね。テーマも自分で決めて持ってきましたから。ドリブルするときの視線が他の人とは違うという仮説を立て、グラウンドで実験し、一生懸命に検証していました。最後まで自分で考えるタイプで、すぐに『どうしたらいいですか』と聞きに来ることはなかったです」(「なぜ、自分のドリブルは抜けるのか」意識高すぎルーキー・三笘薫が筑波大で書いた卒業論文 2020/10/14 11:01 NumberWeb)

  1. サッカーの1対1場面における攻撃側の情報処理に関する研究 三笘薫 専攻学生卒業論文2019 筑波大学 体育専門学群

ドリブルの科学

  1. サッカーのドリブルにおけるフェイント動作の巧さの画像解析を用いた評価手法 松見, 涼輔, 土田, 修平, 寺田, 努, 塚本, 昌彦 20221630-1639
  2. 中学生を対象としたサッカーにおける継続的なドリブルトレーニング がドリブル動作様式及びゲームパフォーマンスに及ぼす効果 多賀 健, 浅井 武 一般社団法人 日本体育・スポーツ・健康学会670273-296
  3. サッカーゲームにおける速攻プレー特性の測定(測) 松岡 弘樹, 安藤 梢, 西嶋 尚彦 一般社団法人 日本体育・スポーツ・健康学会720136
  4. 音楽的リズム感に注目したサッカードリブル練習方法としてのリズムゲームの提案 森, 拓輝, 土田, 修平, 寺田, 努, 塚本, 昌彦 情報処理学会20211817-824
  5. サッカー熟練者におけるドリブル技能の「コツ」に関する質的分析 山田 庸 一般社団法人 日本体育・スポーツ・健康学会710404
  6. 非エリート・ユースサッカー選手における認知機能と体力・ドリブル技術の関係 東浦, 拓郎, 多賀, 健 亜細亜大学総合学術文化学会3681-94
  7. サッカーにおけるボールリフティング技術とドリブルおよびシュート技術との関係 辻本 典央, 絹巻 悟 福井工業大学49171-176
  8. 幼児を対象としたサッカーのドリブルスキル向上における技術的変化 多賀 健, 浅井 武 北海道体育学会5431-41
  9. サッカーにおけるドリブルスキルの獲得に関するコオーディネーション能力について 細野 裕希 日本コーチング学会302205-212
  10. 育成年代サッカー選手における直線ドリブルの標準動作モデルに関する研究 村越 雄太, 山本 大, 上野 広治 日本スプリント学会2473-87
  11. サッカーにおけるドリブル走の加速局面の下肢動作に関するバイオメカニクス的比較 : 育成年代サッカー選手を対象として 村越 雄太, 山本 大, 上野 広治 日本スプリント学会2433-45
  12. 09方-27-口-41 サッカーにおけるドリブル能力の変化に関係する能力の検討(09 体育方法,一般研究発表,2020東京オリンピック・パラリンピックと体育・スポーツ科学研究) 細野 裕希, 漆原 良 一般社団法人 日本体育学会660298
  13. 標準動作モデルからみた男子高校サッカー選手のドリブルの動き出しに関するバイオメカニクス的研究 村越 雄太, 青山 清英 日本スプリント学会2333-41
  14. 心27-010 サッカーのドリブルに関係する能力についての検討(03 体育心理学,一般研究発表抄録) 細野 裕希, 漆原 良 一般社団法人 日本体育学会650105
  15. 育成年代サッカー選手のドリブル速度の相違に関するバイオメカニクス的研究 村越 雄太, 青山 清英 桜門体育学会事務局48245250
  16. サッカーにおけるドリブルの立ち上がり疾走動作に関する研究 村越 雄太, 中平 翔太, 山岡 卓弥, 北島 悠樹, 西澤 修一, 伊佐野 龍司, 青山 清英 日本コーチング学会262267-271
  17. 09方-28-ポ-99 サッカーにおけるドリブル動作の習得に関する研究 : 小学生と高校生を対象として(09 体育方法,一般研究発表抄録) 村越 雄太, 青山 清英 一般社団法人 日本体育学会640324-325
  18. 高校サッカー競技者のドリブル動作に関するバイオメカニクス的研究 村越 雄太, 澤野 大地, 村上 幸史 桜門体育学会事務局47251-59
  19. 09方-24-ポ-86 サッカーにおけるドリブルの立ち上がり疾走動作に関する研究 : 高校生サッカー競技者を対象として(体育方法,ポスター発表,一般研究発表抄録) 村越 雄太, 北島 悠樹, 西澤 修一, 中平 翔太, 山岡 卓弥, 伊佐野 龍司, 青山 清英 一般社団法人 日本体育学会630255
  20. B34 短期間のドリブルトレーニングがスキルに及ぼす影響 : 中学2年生のサッカー選手を対象として(サッカー) 多賀 健, 山中 邦夫, 中山 雅雄, 浅井 武 一般社団法人 日本機械学会20070368-373
  21. 11-5-B302-1 サッカー初心者の技術指導に関する基礎的研究 : ドリブルからと、リフティングから練習する場合の比較(11.体育科教育学,一般研究発表抄録) 山崎 有希, 芹澤 博一, 下田 新, 後藤 幸弘 一般社団法人 日本体育学会580321
  22. ジュニアサッカー選手のスキルテストからみたドリブル能力について 大嶽 真人, 橋口 泰一, 古賀 初 日本大学文理学部人文科学研究所74147-160
  23. ニューラルネットワークによるドリブルスキルの獲得 並川 直樹, 小野 玄基, 横山 智史, 高谷 将裕, 中島 智晴, 石渕 久生 一般社団法人 システム制御情報学会SCI06033-33
  24. 116 F10112 ドリブル戦法期の練習形態の研究 : 児童期のサッカー・ゲームにおける実践研究 福田 純 一般社団法人 日本体育学会540606
  25. 0831601 サッカーのドリブル技能と調整力との関係 : 正選手と補欠選手の比較 長澤 吉則, 出村 慎一, 勝木 豊成 一般社団法人 日本体育学会42B0613
  26. 051K01 サッカーのドリブルにおける重心高(5.バイオメカニクス,一般研究A) 浅井 武, 小林 一敏 一般社団法人 日本体育学会39A0392
  27. サッカーにおけるボールを伴った方向転換(ドリブルターン)動作の研究 榊原, 潔, 直原, 幹, 永木, 耕介, Kiyoshi, Sakakibara, Kan, Jikihara, kosuke, Nagaki 上越教育大学63299-306
  28. 091106 サッカーにおけるボールを伴った方向転換(ドリブルターン)の動作分析(第2報)(9.体育方法,一般研究A) 榊原 潔, 直原 幹 一般社団法人 日本体育学会38A0243
  29. 091303 サッカーにおけるボールを伴った方向転換(ドリブルターン)の動作分析(9.体育方法,一般研究A) 榊原 潔, 木庭 修一, 直原 幹 一般社団法人 日本体育学会37A0301
  30. キックの方向予測に関する実験的研究–サッカーのドリブルシュートについて 前田 明伸 東北学院大学文経法学会73p67-86
  31. 9096 キックの方向予測に関する実験的研究 : サッカーのドリブルシュートについて 前田 明伸, 柳原 英児, 山中 邦夫 一般社団法人 日本体育学会330689
  32. サッカーにおけるスキルテストの検討–ドリブル 太田 茂秋, 服部 恒明 茨城大学教養部13p153-161
  33. 809 サッカーにおけるスキルテストの検討 : ドリブル 太田 茂秋, 服部 恒明 一般社団法人 日本体育学会310543
  34. サッカーにおけるボールリフティング技術とドリブルおよびシュート技術との関係 辻本,典央/絹巻,悟 49171-176

JST「創発」3期生 創発的研究支援事業2022年度新規研究 採択 課題が発表される

2022年度の創発の採択者263名が発表されました。

    1. 阿部パネル 大坪 和香子 (助教) 東北大学 大学院農学研究科 動物性食品の健康的摂取の指針となる小腸フローラ制御方法の開発
    2. 阿部パネル 岡野 憲司 (准教授) 関西大学 化学生命工学部 「-(引き算)の科学」が切り拓く腸内細菌の機能研究
    3. 阿部パネル 小倉 由資 (准教授) 東京大学 大学院農学生命科学研究科 合成・酵素・計算化学の融合が拓く化合物創成の新展開
    4. 阿部パネル 加藤 晃代 (助教) 名古屋大学 大学院生命農学研究科 翻訳制御機構の解明とバイオ産業への応用
    5. 阿部パネル 河合(久保田) 寿子 (准教授) 山形大学 学術研究院 光合成エネルギーの自在制御~空気からエネルギーを作る~
    6. 阿部パネル 城所 聡 (助教) 東京工業大学 生命理工学院 植物の温度ストレス感知機構の解明と応用
    7. 阿部パネル 木矢 剛智 (准教授) 金沢大学 理工研究域 ステロイドホルモンを介した昆虫と植物の異種間相互作用
    8. 阿部パネル 草野 修平 (研究員) 理化学研究所 環境資源科学研究センター 植物の物質生産機能を強化・拡張するケミカルバイオロジー
    9. 阿部パネル 杉本 真也 (准教授) 東京慈恵会医科大学 医学部医学科 アミロイドの制御分子から開拓する感染症・神経変性疾患の融合領域研究
    10. 阿部パネル 田中 茂幸 (講師) 摂南大学 農学部 植物病原菌エフェクタータンパク質輸送機構の分子基盤
    11. 阿部パネル 田畑 亮 (特任講師) 名古屋大学 生命農学研究科 植物環状ペプチドの機能解明によるストレス応答の制御
    12. 阿部パネル 戸田 安香 (特任講師) 明治大学 農学部農芸化学科 脊椎動物における旨味・甘味の起源の解明
    13. 阿部パネル 永井 啓祐 (助教) 名古屋大学 生物機能開発利用研究センター イネの茎をモデルとした新規作物耐水性機構の解明
    14. 阿部パネル 吉村 柾彦 (特定助教) 京都大学 高等研究院物質-細胞統合システム拠点 細胞模倣マテリアルによる物質生産テクノロジー
    15. 阿部パネル 米山 香織 (特任准教授) 愛媛大学 農学研究科 植物-植物コミュニケーションにおけるストリゴラクトンの機能解析
    16. 阿部パネル LAOHAVISIT Anuphon (特任准教授) 名古屋大学 トランスフォーマティブ生命分子研究所 植物におけるキノン受容の分子機構の解明Molecular mechanisms of quinone perception in plants
    17. 井村パネル 伊里 友一朗 (准教授) 横浜国立大学 大学院環境情報研究院 高エネルギーイオン液体推進システムの創発
    18. 井村パネル 井上 陽登 (助教) 名古屋大学 大学院工学研究科 フレキシブルかつ超高安定なX線顕微鏡の開発
    19. 井村パネル 翁 岳暄 (助教) 東北大学 学際科学フロンティア研究所 Design-Centered Governance for Human-Robot Co-Existence: Fromthe Ethical Design Perspective 人間とロボット共存のためのデザイン中心ガバナンス:エシカルデザインの視 点から
    20. 井村パネル 亀尾 佳貴 (助教) 京都大学 医生物学研究所 脳形態形成における構造・機能創発の統合的理解
    21. 井村パネル 河野 佑 (准教授) 広島大学 大学院先進理工系科学研究科 非線形大規模ネットワークの分散多様化制御
    22. 井村パネル 小澤 祐市 (准教授) 東北大学 多元物質科学研究所 空間トランスフォーム光学の創出
    23. 井村パネル 志賀 拓麿 (主任研究員) 産業技術総合研究所 計量標準総合センター物質計測標準研 究部門 時空間サーマルフォノニクスの創生
    24. 井村パネル 嶋田 隆広 (教授) 京都大学 大学院工学研究科 格子欠陥機能力学が拓く極小原子空間の機械機能工学
    25. 井村パネル 鈴木 健仁 (准教授) 東京農工大学 大学院工学研究院 テラヘルツギャップを切り拓く人工構造材料の深化と7G通信への展開
    26. 井村パネル 都甲 薫 (准教授) 筑波大学 数理物質系 ハイブリッド・チャネル相補型薄膜トランジスタ
    27. 井村パネル 永島 壮 (准教授) 名古屋大学 大学院工学研究科 シングルナノ機械要素をつくるRugaリソグラフィの開発
    28. 井村パネル 中村 友祐 (特任助教) 名古屋大学 大学院工学研究科 超低軌道長期周回衛星による持続的宇宙利用の実現
    29. 井村パネル 西中 浩之 (准教授) 京都工芸繊維大学 電気電子工学系 安定相制御による超低消費電力変換素子に関する研究
    30. 井村パネル 西原 大志 (助教) 京都大学 エネルギー理工学研究所 ナノシステム制御による太陽光利用の技術革新
    31. 井村パネル 堀 琢磨 (准教授) 東京農工大学 大学院工学研究院 超高熱伝導率を有する放熱材の創成
    32. 井村パネル 村田 順二 (准教授) 立命館大学 理工学部 電解液を用いない電気化学的微細表面構造創成
    33. 井村パネル 森本 雄矢 (准教授) 東京大学 大学院情報理工学系研究科 全身性制御を再現可能なミニチュアボディの確立
    34. 井村パネル 焼野 藍子 (助教) 東北大学 流体科学研究所 物体表面の超層的流体科学による次世代輸送機革新
    35. 井村パネル 吉野 大輔 (准教授) 東京農工大学 大学院工学研究院 プラズマ電荷制御によるタンパク質分子状態の自在操作
    36. 井村パネル 若土 弘樹 (准教授) 名古屋工業大学 大学院工学研究科 古典周波数概念を転換する電磁材料の開拓と応用
    37. 塩見パネル 石綿 整 (主任研究員) 量子科学技術研究開発機構 量子生命科学研究所 革新的な生体量子解析法の創生による細胞内動的機能の解明
    38. 塩見パネル 岩崎 由香 (チームリーダー) 理化学研究所 生命医科学研究センター 非コードRNAを用いた核内コンパートメントの制御と理解
    39. 塩見パネル 岡本 直樹 (助教) 筑波大学 生存ダイナミクス研究センター 栄養応答性を司る新規内分泌システムの探索
    40. 塩見パネル 加藤 孝信 (基礎科学特別研究員) 理化学研究所 生命機能科学研究センター 一次繊毛を介したベクトル情報による多細胞統御メカニズム解明
    41. 塩見パネル 清光 智美 (准教授) 沖縄科学技術大学院大学 細胞分裂動態ユニット 初期胚分裂の染色体継承機構とその適応・潜在能の理解
    42. 塩見パネル 黒田 純平 (助教) 大阪大学 大学院生命機能研究科 コラーゲン繊維を直交させずに平面状に一方向に配向させる原理の解明
    43. 塩見パネル 近藤 侑貴 (准教授) 神戸大学 大学院理学研究科 内的・外的要因による植物幹細胞運命制御網の解明
    44. 塩見パネル 佐藤 敦子 (准教授) お茶の水女子大学 基幹研究院 自然科学系 変化する環境下での卵の品質を管理する方法の開発
    45. 塩見パネル 澁谷 大輝 (Associate Professor) University of Gothenburg Department of Chemistry and MolecularBiology 雄性減数分裂期における中心小体の制御
    46. 塩見パネル 角野 歩 (助教) 金沢大学 ナノ生命科学研究所 連動する三種のイオンチャネルの活性化と集合離散動態
    47. 塩見パネル SEO WOOSEOK (特任准教授) 名古屋大学 大学院医学系研究科 遺伝子位置情報から遺伝子機能予測 – 「転写ファクトリー」概念の立証研究
    48. 塩見パネル 竹俣 直道 (助教) 京都大学 大学院工学研究科 アーキアがもつ始原的クロマチン構造の理解と操作に向けて
    49. 塩見パネル 田尻 怜子 (准教授) 千葉大学 大学院理学研究院 多彩な昆虫クチクラの普遍的な構築原理の解明
    50. 塩見パネル 藤 泰子 (助教) 東京大学 大学院理学系研究科 植物のエピゲノムパターン構築機構の解明と応用
    51. 塩見パネル 中戸 隆一郎 (准教授) 東京大学 定量生命科学研究所 大規模ゲノム解析の新たな価値を拓く情報解析基盤の創出
    52. 塩見パネル 野澤 佳世 (准教授) 東京工業大学 生命理工学院 遺伝子発現を制御するゲノム折り畳み構造のクライオ電子顕微鏡解析
    53. 塩見パネル 藤原 慶 (准教授) 慶應義塾大学 理工学部 創るトランスクリプトームにより迫る生命の設計原理
    54. 塩見パネル 三木 卓幸 (助教) 東京工業大学 生命理工学院 蛋白質超分子システムの細胞内導入による「解析」と「工学」
    55. 塩見パネル 水内 良 (特任助教) 東京大学 大学院総合文化研究科 原始RNA集団における自己複製体の創発と進化
    56. 塩見パネル 元村 一基 (助教) 立命館大学 生命科学部生物工学科 革新的順遺伝学が拓く花粉運命決定機構の包括的理解
    57. 塩見パネル 森田 梨津子 (上級研究員) 理化学研究所 生命機能科学研究センター 恒常性システムの起源の解明 – 形態形成から恒常性維持へのステージ遷 移 –
    58. 塩見パネル 矢木 宏和 (准教授) 名古屋市立大学 大学院薬学研究科 タンパク質に組み込まれた糖鎖修飾コードの解明と糖鎖修飾制御
    59. 塩見パネル 安居 佑季子 (准教授) 京都大学 大学院生命科学研究科 陸上植物の単相世代における有性生殖システムの進化
    60. 吉田パネル 有松 唯 (准教授) 広島大学 大学院人間社会科学研究科 鉄の文明:起源と形成のパラダイム転換
    61. 吉田パネル 宇野 正起 (助教) 東北大学 大学院環境科学研究科 化学反応による岩石破壊が拓く加速度的CO2鉱物固定
    62. 吉田パネル 岡崎 友輔 (助教) 京都大学 化学研究所 湖間比較で拓く高解像度な生態系多様性研究基盤
    63. 吉田パネル 尾﨑 和海 (准教授) 東京工業大学 理学院 地球化学進化史から汎生命惑星進化論への展開
    64. 吉田パネル 木村 善一郎 (准教授) 呉工業高等専門学校 環境都市工学分野 環境微生物ゲノム編集で希少微生物を「狙って」釣る
    65. 吉田パネル 上妻 馨梨 (特任研究員) 自然科学研究機構アストロバイオロジー センター 宇宙生命探査プロジェクト室 反射分光による植物生理応答のリアルタイム計測
    66. 吉田パネル 髙田 昌嗣 (助教) 東京農工大学 大学院農学研究院 リグニン高次構造の解明と革新的発光材料の創製
    67. 吉田パネル 田巻 孝敬 (教授) 鹿児島大学 理工学域工学系 石油化学工業を代替するCO2電解技術の創生
    68. 吉田パネル 藤吉 奏 (助教) 広島大学 IDEC国際連携機構 大気微生物の雲核形成メカニズムから生存戦略と気象への影響を考える
    69. 吉田パネル 安川 和孝 (准教授) 東京大学 大学院工学系研究科 顕生代海洋における堆積性レアメタル鉱床生成史の解明
    70. 吉田パネル 渡邉 友浩 (助教) 北海道大学 低温科学研究所 電子のエネルギーを制御する酵素から理解する微生物エネルギー代謝
    71. 合田パネル 植松 朗 (特任講師) 東京大学 大学院理学系研究科 不快刺激を克服する神経機構の解明
    72. 合田パネル 大島 一正 (准教授) 京都府立大学 大学院生命環境科学研究科 昆虫が持つ植物操作能を例に進化の方向性を決める要因を探る
    73. 合田パネル 佐藤 達雄 (教授) 鹿児島大学 大学院医歯学総合研究科 細胞コンパートメント演算が生み出す前頭前野の柔軟な計算
    74. 合田パネル 田﨑 英祐 (助教) 新潟大学 教育研究院自然科学系 社会性昆虫モデルを用いた長寿代謝機構の多階層的理解
    75. 合田パネル 辻 かおる (准教授) 神戸大学 大学院理学研究科 生物多様性に関する新分野「多様性輪環学」の創成
    76. 合田パネル 冨菜 雄介 (特任助教) 北海道大学 電子科学研究所 縮重性を備えた神経回路網の動的制御機構の解明
    77. 合田パネル 長井 淳 (チームリーダー) 理化学研究所 脳神経科学研究センター 脳機能向上を生む全脳アストロサイトカタログ
    78. 合田パネル 中島 美保 (副チームリーダー) 理化学研究所 脳神経科学研究センター 好奇心の神経基盤の解明
    79. 合田パネル 二宮 太平 (助教) 自然科学研究機構生理学研究所 システム脳科学研究領域 社会脳ネットワークの動作原理の解明に向けた心理・生理・解剖学的研究
    80. 合田パネル 丹羽 康貴 (助教) 筑波大学 医学医療系 眠りやすさを制御する新しい感覚システムの解明
    81. 合田パネル 乘本 裕明 (准教授) 北海道大学 大学院医学研究院 層構造海馬から生み出される脳波の生成機構・役割の解明
    82. 合田パネル 藤田 幸 (教授) 島根大学 学術研究院医学系研究科 損傷後の神経回路修復を促す手法の開発
    83. 合田パネル 増田 隆博 (教授) 九州大学 生体防御医学研究所 脳内マクロファージの多様性と中枢神経系疾患
    84. 合田パネル MIRYEGANEH Matin (staff scientist) 沖縄科学技術大学院大学 統合群集生態学ユニット 環境変動とマングローブのエピゲノム動態(Modeling plant adaptation in face of climate change using genomics andepigenomics of stress tolerant Mangrove trees)
    85. 合田パネル 村上 知成 (助教) 東京大学 大学院医学系研究科 脳神経ネットワークの形成メカニズム解明への基盤創出
    86. 合田パネル 森本 桂子 (助教) 慶應義塾大学 医学部 免疫の役者による脳発生及び機能解明
    87. 合田パネル REITER Samuel (准教授) 沖縄科学技術大学院大学 計算行動神経科学ユニット 頭足類の行動神経科学から明らかにする睡眠の一般原理(General principles of sleep revealed through neuroethology of cephalopods)
    88. 水島パネル 安藤 康史 (室長) 国立循環器病研究センター 研究所 心臓再生制御部 脳内ペリサイトの新規生理機能の探求
    89. 水島パネル 遠藤 裕介 (室長) かずさDNA研究所 先端研究開発部 脂質代謝による病原性T細胞系譜の追跡と革新的治療法の創出
    90. 水島パネル 王 青波 (准教授) 大阪大学 大学院医学系研究科 ゲノム制御機構を解明する、解釈可能な汎用予測モデルの構築
    91. 水島パネル 河合 喬文 (助教) 大阪大学 大学院医学系研究科 細胞が持つ「電気信号」の意義を多面的に理解する
    92. 水島パネル 小林 祥久 (研究員) 国立がん研究センター 分子病理分野 薬剤耐性から迫る発がん機構
    93. 水島パネル 小松 紀子 (助教) 東京大学 大学院医学系研究科 T細胞分化可塑性に基づく組織恒常性の破綻機構の解明
    94. 水島パネル 佐藤 荘 (教授) 東京医科歯科大学 大学院医歯学総合研究科 疾患特異的マクロファージから繙く抗腫瘍メカニズムの包括的理解
    95. 水島パネル 島田 裕子 (助教) 筑波大学 生存ダイナミクス研究センター 寄生蜂毒研究に基づく上皮選択的な細胞死誘導の解明
    96. 水島パネル 杉浦 大祐 (助教) 東京大学 定量生命科学研究所 シスインタラクトーム解析法の開発による免疫制御機構の解明
    97. 水島パネル 高野 愛 (准教授) 山口大学 共同獣医学部 マダニ臓器間における病原体許容能力の解明
    98. 水島パネル 谷川 俊祐 (講師) 熊本大学 発生医学研究所 新規全胚培養システムを用いた血流と尿排出路を有する次世代腎臓オルガ ノイドの創出
    99. 水島パネル 中西 祐貴 (特定助教) 京都大学 大学院医学研究科 マトリセルラー蛋白を標的としたがん脆弱性誘導の試み
    100. 水島パネル 永安 一樹 (助教) 京都大学 大学院薬学研究科 うつ病のセロトニン仮説の創造的破壊
    101. 水島パネル 西原 秀昭 (助教) 山口大学 医学部神経・筋難病治療学講座 血液脳関門という新たな診断,治療ターゲットの確立
    102. 水島パネル 西村 多喜 (特任講師) 東京大学 大学院医学系研究科 革新的なオンデマンド脂質プローブ作成技術の確立
    103. 水島パネル 福井 一 (室長) 国立循環器病研究センター 研究所 細胞生物学部 血行力学特性が規定する心臓内腔形態の秩序形成
    104. 水島パネル 松田 隆志 (特任助教) 東京工業大学 科学技術創成研究院生体恒常性研究ユ ニット 血圧制御を司る神経機構の研究
    105. 水島パネル 丸山 剛 (准教授(任期付)) 早稲田大学 高等研究所 MHC-I 認識により制御される上皮細胞の細胞競合性免疫
    106. 水島パネル 三野 享史 (助教) 京都大学 大学院医学研究科 免疫におけるRNA制御の分子基盤
    107. 水島パネル 三宅 崇仁 (助教) 京都大学 大学院薬学研究科 神経病態薬理学基盤拡張にむけたプレシナプトロジーの創成
    108. 水島パネル 宮地 孝明 (研究教授) 岡山大学 自然生命科学研究支援センター 小胞型神経伝達物質トランスポーターを切り口とした革新的創薬
    109. 水島パネル 宮西 正憲 (特命教授) 神戸大学 大学院医学研究科 造血幹細胞機能維持体外細胞増幅技術の開発
    110. 水島パネル 森 貴裕 (助教) 東京大学 大学院薬学系研究科 合理的酵素機能改変による革新的生体触媒の創出と利用
    111. 水島パネル 諸石 寿朗 (教授) 熊本大学 大学院生命科学研究部(医学系) 共生と排除が紡ぐ細胞社会の理解と制御
    112. 水島パネル 簗取 いずみ (特定助教) 京都大学 大学院医学研究科 鉄毒性制御による老化進行抑制、疾患予防への挑戦
    113. 水島パネル 山中 聡士 (特定助教) 愛媛大学 プロテオサイエンスセンター 動物界における生体内タンパク質分解誘導分子の発見
    114. 石塚パネル 秋山 雅博 (特任講師) 慶應義塾大学 薬学部 化学修飾に立脚した環境曝露と腸内細菌の新たな関係
    115. 石塚パネル 浅岡 聡 (准教授) 広島大学 大学院統合生命科学研究科 次世代メタン発酵と脂質藻類の融合でエネルギーを創る
    116. 石塚パネル 田中 貴 (准教授) 岐阜大学 応用生物科学部 On-farm experimentationによる農学研究の転換
    117. 石塚パネル 田上 瑠美 (助教) 愛媛大学 沿岸環境科学研究センター 環境リスクの高い未規制化学物質の探知とリスク低減措置の検討
    118. 石塚パネル 中沢 由華 (講師) 名古屋大学 環境医学研究所 転写共役DNA修復の分子機構と老化関連疾患の分子病態解明
    119. 石塚パネル 西田 梢 (特任助教) 筑波大学 生命環境系 多様な生物の行動生態解明に向けた同位体ロギング法の確立
    120. 石塚パネル 的場 章悟 (専任研究員) 理化学研究所 バイオリソース研究センター 胎盤による胚発生の保護メカニズムとその破綻
    121. 石塚パネル 水野 聖哉 (准教授) 筑波大学 医学医療系 ミニマル染色体コンソミックマウスの創出
    122. 石塚パネル 山本 真也 (准教授) 京都大学 高等研究院 内集団・外集団の形成メカニズムと集団心理の進化・発達
    123. 川村パネル 蘆田 祐人 (准教授) 東京大学 大学院理学系研究科 量子多体物理と量子光学の融合で探る強結合開放系の物理
    124. 川村パネル 生田 力三 (講師) 大阪大学 大学院基礎工学研究科物質創成専攻 非線形量子光学に基づく量子ネットワーク
    125. 川村パネル 池田 暁彦 (助教) 電気通信大学 大学院情報理工学研究科 新世代量子ビームによる超100テスラ量子物性の解明
    126. 川村パネル 井元 佑介 (特定准教授) 京都大学 高等研究院ヒト生物学高等研究拠点 1細胞ダイナミクスの多層分解による細胞地図の構築
    127. 川村パネル 浦川 優子 (准教授) 高エネルギー加速器研究機構 素粒子原子核研究所 次世代重力波実験で解き明かす宇宙創世と対称性の破れ
    128. 川村パネル 小川原 亮 (助教) 京都大学 化学研究所附属先端ビームナノ科学セン ター 新たな実験領域を切り開くためのビームリサイクル技術の開発
    129. 川村パネル 高麗 正史 (助教) 東京大学 大学院理学系研究科 大気観測の未踏領域 乱流エネルギー散逸率の全大気分布
    130. 川村パネル 品岡 寛 (助教) 埼玉大学 大学院理工学研究科 2粒子レベルの量子埋め込み理論に基づく新規第一原理計算手法の開発と 実証
    131. 川村パネル 志村 恭通 (助教) 広島大学 大学院先進理工系科学研究科 オールfスピンメタルの0.1 Kを生成する磁気冷凍機の創製
    132. 川村パネル Dani Keshav (Associate Professor) 沖縄科学技術大学院大学 Femtosecond Spectroscopy Unit Imaging Dark Excitons in Momentum Space運動量空間における暗い励起子の視覚化
    133. 川村パネル 塚本 裕介 (助教) 鹿児島大学 理学部理学科 強化学習による超高速数値計算の実現と星惑星形成の新展開
    134. 川村パネル 永野 中行 (准教授) 金沢大学 理工研究域数物科学系 K3曲面の周期による微分幾何学と整数論の統一的研究
    135. 川村パネル 服部 香里 (特任准教授) 高エネルギー加速器研究機構 量子場計測システム国際拠点 超伝導検出器アレイが拓く暗黒物質探索
    136. 川村パネル 樋口 嵩 (特任助教) 大阪大学 核物理研究センター 超冷中性子スピン・メーザーによる標準模型を超えた物理の探索
    137. 川村パネル Hirschberger Maxi milian (准教授) 東京大学 大学院工学系研究科 中心対称な金属におけるメロン・スキルミオン構造の開拓Pioneering meron and skyrmion textures in centrosymmetric metals
    138. 川村パネル 前多 裕介 (准教授) 九州大学 大学院理学研究院物理学部門 幾何学を軸とするアクティブ乱流物理学の開拓
    139. 川村パネル 松尾 貞茂 (研究員) 理化学研究所 創発物性科学研究センター スピン制御による新奇ジョセフソン超伝導現象の開拓
    140. 天谷パネル 安藤 智暁 (助教) 順天堂大学 大学院医学研究科 眼が物質を取捨選択し能動的に取り込む機構の解明
    141. 天谷パネル 稲垣 舞 (助教) 徳島大学 大学院医歯薬学研究部(薬学域) 胎盤由来エクソソームを中核とする胎盤関門機能予測
    142. 天谷パネル 犬伏 俊博 (講師) 大阪大学 歯学部附属病院 エネルギー代謝から紐解く疾患生物学〜ヒアルロン酸に着目した新たなアプ ローチ〜
    143. 天谷パネル 小川 亜希子 (助教) 東北大学 加齢医学研究所 エピトランスクリプトームが開拓する新しい眼内病態生理学
    144. 天谷パネル 越智 陽太郎 (助教) 京都大学 大学院医学研究科 癌のエピゲノム不均一性の解明
    145. 天谷パネル 金子 直樹 (助教) 九州大学 大学院歯学研究院 多様な疾患環境下で病態に関与する自己抗体産生B細胞の同定
    146. 天谷パネル 菊田 順一 (准教授) 大阪大学 大学院生命機能研究科 線維症の時空間的動態解析による新規治療法の開発
    147. 天谷パネル 北本 祥 (特任准教授) 大阪大学 免疫学フロンティア研究センター N:Nの臓器連関が切り拓く難治性膵疾患医療の未来
    148. 天谷パネル 小早川 和 (助教) 九州大学 九州大学病院 グリア瘢痕形成メカニズムの包括的理解
    149. 天谷パネル 坂上 倫久 (講師) 愛媛大学 大学院医学系研究科 組織線維化を駆動する血管新生の新概念
    150. 天谷パネル 島田 斉 (教授) 新潟大学 脳研究所 統合脳機能研究センター 脳老化可視化技術の開発と脳機能リザーブ本態の解明
    151. 天谷パネル 城 愛理(渡辺 愛理) (助教) 順天堂大学 大学院医学研究科 重炭酸イオン生物学の創成
    152. 天谷パネル 高野 晴子 (講師) 日本医科大学 先端医学研究所 血管内皮細胞を基軸としたメカニカルシグナルによる肺胞形成メカニズムの 解明
    153. 天谷パネル 田島 健 (准教授) 順天堂大学 大学院医学研究科 可逆性分化モデルによる腫瘍内不均一性の解明と薬剤耐性克服
    154. 天谷パネル 田中 愛 (博士研究員) 信州大学 医学部 血管の恒常性制御により癌転移を抑制する、新規モダリティの創出
    155. 天谷パネル 富田 弘之 (准教授) 岐阜大学 大学院医学系研究科 血管内皮とグリコカリックスの「見える化」から創る新毛細血管学
    156. 天谷パネル 長岡 創 (助教) 奈良県立医科大学 医学部 卵子の「質」構築を理解し、再建へと繋げる次世代卵子学の創出
    157. 天谷パネル 中道 亮 (医員) 岡山大学 岡山大学病院 バイオ腱骨組織創出のための細胞周囲環境の役割の解明
    158. 天谷パネル 新妻 邦泰 (教授) 東北大学 大学院医工学研究科 次世代光技術を用いた革新的脳腫瘍制御法の創発
    159. 天谷パネル 新部 邦透 (講師) 東北大学 東北大学病院 成体幹細胞の神経堤形質を増強した歯胚再生技術の開発
    160. 天谷パネル 福田 直到 (助教) 順天堂大学 医学部 改変マラリア原虫による赤血球の多機能化を利用した新規治療開発
    161. 天谷パネル 松本 知訓 (助教) 大阪大学 微生物病研究所 多倍体細胞の系統分類と特性解明で拓く倍数性治療の創出
    162. 天谷パネル 三島 英換 (客員研究員/非常勤講 師) ヘルムホルツセンター・ミュンヘン/東北 大学 Institute of metabolism and cell death/ 大学院医学系研究科 生命進化における抗フェロトーシスビタミンとしてのビタミンKの役割と治療応 用
    163. 天谷パネル 皆川 栄子 (特任研究室長) 国立精神・神経医療研究センター 神経研究所 睡眠による生理作用の分子基盤に立脚した健康寿命延伸戦略の創出
    164. 天谷パネル 安田 浩之 (准教授) 慶應義塾大学 医学部 非癌肺オルガノイドを用いた発癌プロセス本態解明と先制医療への応用
    165. 天谷パネル 安間 太郎 (助教) 三重大学 大学院医学系研究科 細菌叢由来ペプチドに着目した糖尿病における心腎連関メカニズムの解明
    166. 天谷パネル 由良 義充 (病院助教) 名古屋大学 医学部附属病院 クローン性造血を介した加齢性心血管病の病態解明
    167. 天谷パネル 吉原 弘祐 (主任教授) 新潟大学 大学院医歯学総合研究科 3次元分子病理学による子宮内膜関連疾患の病態解明
    168. 天谷パネル 渡邊 裕之 (講師) 京都大学 大学院薬学研究科 がんの放射線内用療法に資するプラットフォームの創成
    169. 田中パネル 東 直輝 (助教) 名古屋大学 大学院工学研究科 DNA一分子の遺伝子検出による薬剤耐性菌の迅速検査
    170. 田中パネル 雨宮 歩 (講師) 千葉大学 大学院看護学研究院フロンティア医工学 センター 在宅介護を支えるポイントオブケアAI
    171. 田中パネル 伊藤 綾香 (講師) 名古屋大学 環境医学研究所/高等研究院 脂質リモデリングから読み解く自己・非自己認識と治療への応用
    172. 田中パネル 小栗 靖生 (助教) 京都大学 大学院農学研究科 脂肪組織の栄養・代謝学的な多様性の解明
    173. 田中パネル 小野田 淳人 (助教) 山陽小野田市立山口東京理科大学 薬学部薬学科 超微小粒子は如何にして脳の老化を加速させるのか
    174. 田中パネル 金子 賢太朗 (専任講師) 明治大学 農学部農芸化学科 脂質構造マップによる母子間相互作用の理解と肥満研究の展開
    175. 田中パネル 後藤 義幸 (准教授) 千葉大学 真菌医学研究センター 腸内細菌が司る感染感受性・抵抗性体質の理解
    176. 田中パネル 齋藤(千見寺) 貴子 (教授) 北海道大学 保健科学研究院 細胞老化が形成するストレスレジリエンスな細胞社会の解明
    177. 田中パネル 下田 麻子 (特定研究員) 京都大学 大学院工学研究科 細胞外小胞表層糖鎖プロファイリングと再生医療応用
    178. 田中パネル 高草木 洋一 (サブリーダー/ 上席研究員) 量子科学技術研究開発機構 量子生命科学研究所 超偏極−核磁気共鳴法で創発する未病の科学と代謝診断治療学
    179. 田中パネル 宝田 剛志 (教授) 岡山大学 学術研究院医歯薬学域(医学系) 四肢ヒト化マウスの開発によるがん研究のイノベーション
    180. 田中パネル 富松 航佑 (助教) 九州大学 生体防御医学研究所トランスクリプトミク ス分野 空間マルチオミクスによる加齢性筋萎縮機構の解明
    181. 田中パネル 中澤 直高 (講師) 近畿大学 理工学部 ニューロンがもつ力学刺激の検知機構に基づく生体力学素子の創出
    182. 田中パネル 中村 壮 (特定拠点助教) 京都大学 iPS細胞研究所臨床応用研究部門 巨核球成熟不均一性を解消させる培養法の確立
    183. 田中パネル 西川 昌輝 (講師) 東京大学 大学院工学系研究科 インスタント臓器の作成
    184. 田中パネル 常陸 圭介 (講師) 藤田医科大学 医科学研究センター タンパク質のメチル化修飾に基づいたサルコペニアの克服
    185. 田中パネル 北條 宏徳 (准教授) 東京大学 大学院医学系研究科 形と細胞分化の制御学
    186. 田中パネル 萬代 新太郎 (助教) 東京医科歯科大学 東京医科歯科大学病院血液浄化療法部 循環細胞外小胞の制御によるサルコペニア・慢性腎臓病の克服
    187. 田中パネル 吉原 利典 (助教) 順天堂大学 大学院スポーツ健康科学部スポーツ健康 科学研究科 運動不足が世代を超えて伝播する分子メカニズムの解明
    188. 八木パネル 青山 一真 (特任講師) 東京大学 先端科学技術研究センター Cross Physics Nerve Stimulationによる高度な神経刺激手法の構築
    189. 八木パネル 雨宮 智浩 (准教授) 東京大学 大学院情報理工学系研究科 身体融合錯覚による感覚運動体験の拡張
    190. 八木パネル 五十嵐 歩美 (准教授) 東京大学 情報理工学系研究科 実応用に即した資源配分メカニズムの開発
    191. 八木パネル 池田 佳奈美 (助教) 大阪公立大学 大学院工学研究科 光情報解析システムの創生
    192. 八木パネル 唐木田 亮 (主任研究員) 産業技術総合研究所 人工知能研究センター 学習力学を数理基盤とした革新的ニューラルネットワークの開拓
    193. 八木パネル 齋藤 卓 (特任講師) 愛媛大学 大学院医学系研究科 蛍光情報工学による高次元1分子計測テクノロジーの創出
    194. 八木パネル 坂本 大介 (准教授) 北海道大学 大学院情報科学研究院 デジタル体験の多様性、公正性、包括性のための情報科学
    195. 八木パネル 篠田 一馬 (准教授) 宇都宮大学 工学部 多元・小型・低容量を同時達成するメタイメージングの創成
    196. 八木パネル 首藤 裕一 (准教授) 法政大学 情報科学部 自己安定アルゴリズムの飛躍的発展に向けた研究
    197. 八木パネル 高道 慎之介 (助教) 東京大学 大学院情報理工学系研究科 計算機が人間に准ずるための音声認識合成技術
    198. 八木パネル 陳 オリビア (准教授) 東京都市大学 情報工学部 高性能非ノイマン型超伝導SoCの開発
    199. 八木パネル 中村 栄太 (特定助教) 京都大学 白眉センター 理論と社会的実験で築く知能と文化の進化動力学
    200. 八木パネル 平原 秀一 (准教授) 国立情報学研究所 情報学プリンシプル研究系 メタ計算量による暗号の安全性の解析
    201. 八木パネル 廣井 慧 (准教授) 京都大学 防災研究所 防災IT連携基盤によるCrisis Computingの創出
    202. 八木パネル 吉井 和佳 (准教授) 京都大学 大学院情報学研究科 ニューラルタイムマシン:時空間視聴覚場の分析合成系
    203. 福島パネル 相澤 直矢 (助教) 大阪大学 大学院工学研究科 励起一重項と三重項のエネルギー逆転の創発
    204. 福島パネル 井本 裕顕 (准教授) 京都工芸繊維大学 分子化学系 有機ヒ素化学が拓く未踏機能物質
    205. 福島パネル 大松 亨介 (特任准教授) 名古屋大学 トランスフォーマティブ生命分子研究所 オルソゴナル結合変換が拓く新しい合成化学
    206. 福島パネル 神谷 真子 (教授) 東京工業大学 生命理工学院 次世代型ラマンプローブの創製による生体機能多重解析
    207. 福島パネル 河崎 史子 (助教) 東京大学 定量生命科学研究所 ヘテロな細胞運命を生み出す多階層な分子機構を測る
    208. 福島パネル 菊川 雄司 (准教授) 金沢大学 理工研究域 静電場を制御した分子性金属酸化物のプロトニクス
    209. 福島パネル 草田 康平 (特定准教授) 京都大学 白眉センター 多元素ナノ物質による革新的材料の創出
    210. 福島パネル 草本 哲郎 (准教授) 自然科学研究機構分子科学研究所 生命・錯体分子科学研究領域 スピン相関磁性発光体の科学
    211. 福島パネル 倉重 佑輝 (准教授) 京都大学 大学院理学研究科 相対論的多配置理論による光化学スピントロニクスの開拓
    212. 福島パネル 近藤 美欧 (准教授) 大阪大学 大学院工学研究科 革新的物質変換に向けた協奏的機能統合戦略
    213. 福島パネル 佐藤 弘志 (ユニットリーダー) 理化学研究所 創発物性科学研究センター 4次元多孔性結晶の科学
    214. 福島パネル 杉本 敏樹 (准教授) 自然科学研究機構分子科学研究所 物質分子科学研究領域 次世代アクアナノ界面機能化学を拓く高次非線形分子分光
    215. 福島パネル 須田 理行 (准教授) 京都大学 大学院工学研究科 カイラルイオントロニクスによる電磁交差物性創発
    216. 福島パネル 樽谷 直紀 (助教) 広島大学 大学院先進理工系科学研究科 ナノ粒子の多元複合クラスター化が拓く機能材料開発
    217. 福島パネル 中島 祐 (准教授) 北海道大学 大学院先端生命科学研究院 力と化学変化のカップリングによるゴム様材料の力学機能創発
    218. 福島パネル 永島 佑貴 (助教) 東京工業大学 物質理工学院 周期表横断型の多元素光化学が拓く高度分子変換
    219. 福島パネル 中島 裕美子 (研究チーム長) 産業技術総合研究所 触媒化学融合研究センター ケイ素およびリン資源循環に向けた新規ライフサイクルの構築
    220. 福島パネル 西井 祐二 (講師) 大阪大学 大学院工学研究科 三次元芳香族クラスターを活用した高性能触媒の開発と応用
    221. 福島パネル 原渕 祐 (助教) 北海道大学 大学院理学研究院 量子化学計算に基づく光機能性分子の自在設計
    222. 福島パネル 星本 陽一 (准教授) 大阪大学 大学院工学研究科 反応空間を歪めて実現する「有機分活化学」
    223. 福島パネル 正木 慶昭 (助教) 東京工業大学 生命理工学院 微量副反応解析による長鎖核酸の化学合成法の開発
    224. 福島パネル 松野 敬成 (講師(任期付)) 早稲田大学 先進理工学部 微小な圧力を駆動力としたナノ多孔質圧電触媒の開拓
    225. 福島パネル 三代 憲司 (准教授) 金沢大学 新学術創成研究機構 酸性官能基の水中での修飾技術を基盤とする生命科学研究
    226. 福島パネル 村山 恵司 (助教) 名古屋大学 大学院工学研究科 人工核酸の自己複製・翻訳反応の開発と分子進化法への応用
    227. 福島パネル 森本 大智 (助教) 京都大学 大学院工学研究科 生体内の流れによるタンパク質の構造破壊の理解
    228. 福島パネル 森本 裕也 (理研白眉研究チームリー ダー) 理化学研究所 光量子工学研究センター 光変調された電子線と原子・分子・固体の衝突
    229. 福島パネル 矢崎 亮 (助教) 九州大学 大学院薬学研究院 非天然α-アミノ酸が拓くコンパクトペプチドワールド創発
    230. 北川パネル 浅子 壮美 (上級研究員) 理化学研究所 環境資源科学研究センター 配向電場による非対称化を鍵とする反応制御
    231. 北川パネル 一川 尚広 (准教授) 東京農工大学 大学院工学研究院 三次元トポロジー制御に基づく高分子膜の革新機能創発
    232. 北川パネル 猪股 雄介 (助教) 熊本大学 先端科学研究部 光学活性な無機結晶の触媒化学の開拓
    233. 北川パネル 上杉 祐貴 (助教) 東北大学 多元物質科学研究所 光技術で革新する電子光学の探究と展開
    234. 北川パネル 大島 優 (助教) 名古屋大学 大学院工学研究科 転位と光の相互作用がもたらす新規材料特性
    235. 北川パネル 岡崎 雄馬 (主任研究員) 産業技術総合研究所 計量標準総合センター 音波の量子計測が拓く核音響共鳴の新展開
    236. 北川パネル 加藤 俊顕 (准教授) 東北大学 大学院工学研究科 次世代量子コンピュータ用高機能原子層超伝導素子の創製
    237. 北川パネル 神戸 徹也 (助教) 東京工業大学 科学技術創成研究院 単原子層からなるXenes類縁体の液相化学合成の開発
    238. 北川パネル 北村 恭子 (准教授) 京都工芸繊維大学 電気電子工学系 オールインクルーシブレーザーの創生
    239. 北川パネル 楠本 周平 (助教) 東京大学 大学院工学系研究科 π結合性軌道設計による新規原子軌道混成状態の実現
    240. 北川パネル コ ソンジェ (助教) 東京大学 大学院工学系研究科 “High Enthalpy”溶液を基軸にした新奇な電気化学機能の発現と蓄電デバイ スの革新化
    241. 北川パネル 近藤 徹 (テニュアトラック講師) 東京工業大学 生命理工学院 揺らぎで拓く高次階層の生体光物理学
    242. 北川パネル 佐藤 勝俊 (特任准教授) 名古屋大学 大学院工学研究科 酸化物ナノフラクションの集積を基軸とした 新奇触媒活性サイトの創出
    243. 北川パネル 佐野 航季 (助教) 信州大学 学術研究院 二次元物質の一次元自己集積化を基軸とする無機超分子ポリマー
    244. 北川パネル 庄司 衛太 (助教) 東北大学 大学院工学研究科 ゆらぎで分ける技術の創出
    245. 北川パネル 高橋 駿 (准教授) 京都工芸繊維大学 電気電子工学系 半導体カイラルフォトニック結晶を用いた無偏極下でのスピン流生成とその 応用
    246. 北川パネル 武田 俊太郎 (准教授) 東京大学 大学院工学系研究科 光量子技術の汎用化による量子アプリケーション創出
    247. 北川パネル 田中 正樹 (助教) 東京農工大学 大学院工学研究院 超高秩序有機アモルファス形成と機能開拓
    248. 北川パネル 湯 代明 (主任研究員) 物質・材料研究機構 国際ナノアーキテクトニクス研究拠点 CNT molecular junction based THz electromechanical systems/カーボンナノ チューブ分子接合型テラヘルツ電気機械システムの開発
    249. 北川パネル 土持 崇嗣 (准教授) 神戸大学 システム情報学研究科 未踏化学を拓く革新的エンタングルメント量子計算
    250. 北川パネル 天神林 瑞樹 (独立研究者) 物質・材料研究機構 国際ナノアーキテクトニクス研究拠点 液体建築学の開拓
    251. 北川パネル 中野 匡規 (特任准教授) 東京大学 大学院工学系研究科 強相関ファンデルワールス超構造の量子物質科学
    252. 北川パネル 林 博之 (助教) 京都大学 大学院工学研究科 新規多元系物質群の自律探索システム開発
    253. 北川パネル 藤原 宏平 (准教授) 東北大学 金属材料研究所 トポロジカル物質群のアモルファス薄膜材料化
    254. 北川パネル 蒲 江 (助教) 名古屋大学 大学院工学研究科 原子層モアレ超格子の自在構造制御による量子機能デバイスの創製
    255. 北川パネル 松永 隆佑 (准教授) 東京大学 物性研究所 テラヘルツ駆動高速ホール伝導ダイナミクスの精密計測と学理構築
    256. 北川パネル 丸山 美帆子 (教授) 大阪大学 大学院工学研究科 生物における準安定形から安定形への相転移科学
    257. 北川パネル 森山 貴広 (准教授) 京都大学 化学研究所 反強磁性体によるスピン・テラヘルツ波変換
    258. 堀パネル 浦田 淳司 (講師) 東京大学 大学院工学系研究科 災害時都市活動支援のためのsoftware2.0型シミュレータの構築
    259. 堀パネル 久我 一喜 (助教) 九州大学 大学院総合理工学研究院 新興感染症に備えるマルチスケール感染現象学の構築
    260. 堀パネル 才ノ木 敦士 (准教授) 熊本大学 大学院先端科学研究部 CO2鉱物化法を用いた誘発地震抑制技術の基礎的検討
    261. 堀パネル 高橋 佑弥 (准教授) 東京大学 大学院工学系研究科 コンクリート構造物性能評価のDXによる革新的維持管理/設計
    262. 堀パネル 幡本 将史 (准教授) 長岡技術科学大学 技学研究院 バイオフィルム微生物の分離培養と増殖制御技術の開発
    263. 堀パネル 原 祐輔 (准教授) 東北大学 大学院情報科学研究科 都市・交通・活動の共進化の数理

263名のうち助教82名、博士研究員1名、研究員3名、特定研究員1名、特任研究員1名、独立研究者1名、特任助教6名、特定助教5名、病院助教1名、医員1名、特定拠点助教1名、特任講師7名、講師(任期付)1名、特任准教授8名、特定准教授2名、准教授(任期付)1名、特命教授1名、理研白眉研究チームリー ダー1名、副チームリーダー1名、特任研究室長1名、基礎科学特別研究員1名、客員研究員/非常勤講 師1名、staff scientist1名、専任研究員1名、上級研究員2名、サブリーダー/ 上席研究員1名、主任研究員5名、講師16名、テニュアトラック講師1名、専任講師1名、准教授83名、Associate Professor2名、室長3名、研究チーム長1名、チームリーダー2名、ユニットリーダー1名、教授13名、主任教授1名、研究教授1名という内訳です。

肩書だけみると任期付きかどうかがはっきりしないものもありますが、ざっとみて半数近くが任期付きの職位に思えます(助教も任期つきと見なした場合)。教授も10名以上採択されていることを考えれば、教授レベルの業績を挙げている若手研究者であっても多くの人が任期無しの職に就けていないという研究業界における過酷な現実が、この採択者リストから見て取れます。

創発の公募は当初3回と言われていましたが、創発の事業を継続するための予算がめでたくついて、令和5年度以降も公募があるようです(新たに750名程度)。

参考

  1. 創発的研究支援事業における2022年度新規研究課題の決定について 令和5年1月27日 JST
  2. 創発研究者一覧

地域中核・特色ある研究大学総合振興パッケージ(総合振興パッケージ)とは?

研究費は、科研費の基盤研究(C,B,A,S)のようなボトムアップ型で研究者個人が応募するもの、研究者個人で応募できるが研究分野やテーマが定められたトップダウンのもの、AMEDのようにピンポイントで研究者にくる(?)トップダウン型などいろいろありますが、大学全体を対象とした支援というものもいろいろあります。選択と集中の極みともいえるのが、10兆円ファンド/国際卓越研究大学でしょう。国際卓越研究大学制度の公募はすでに令和4年12月23日(金曜日) から開始されており、公募締切が 令和5年3月31日(金曜日)15時00分 となっています。

  1. 国際卓越研究大学制度について(文部科学省)

国際卓越研究大学に応募するのは日本のトップレベルの大学を自負する大学に限られるでしょう。東京医科歯科大学と東京工業大学が合併してできる東京科学大学も応募予定みたいです。

  1. 新大学の名称は「東京科学大学」 東京工業大学と東京医科歯科大学|TBS NEWS DIG TBS NEWS DIG Powered by JNN 両校は統合のうえ、「国際卓越研究大学」の認定を目指していて、認定されれば政府の10兆円規模の「大学ファンド」から多額の支援を受けられるようになります。

これから研究者を目指す高校生は、国際卓越研究大学に選ばれた大学(選ばれそうな大学)に入ったほうが、研究者への近道になるかもしれません。研究を取り巻く環境の大学間の格差は、今後ますます大きくなっていきそうです。

さて、そんな世界のトップレベルの大学と伍していける大学とまではいかない大学はどうすればいいのでしょうか。そんな大学を対象とした研究支援として、「地域中核・特色ある研究大学総合振興パッケージ」なるものが、令和5年度(2023年度)にできるらしいことを知りました。

地域中核・特色ある研究大学総合振興パッケージ(総合振興パッケージ)

G型大学とL型大学の思い出

自分はこの国際卓越研究大学と地域中核・特色ある研究大学の二本立ての支援体制を知ったときに、以前、巷で騒がれた、グローバル人材のためのG型大学とローカル大学(L型大学)の論議を思い出してしまいました。

  1. G 型/ L 型大学と新しい階級制度 山本奈生 佛大社会学 第39号(2014)
  2. 第40回「G型大学、L型大学」論の炎上を受け、議論していくべきこと 濱口桂一郎独立行政法人労働政策研究・研修機構主席統括研究員
  3. G型大学・L型大学(日本の人事部)「G型大学・L型大学」とは、それぞれグローバル(Global)型、ローカル(Local)型の大学という意味で、2014年10月に開かれた文部科学省有識者会議において、経営共創基盤CEOで経営コンサルタントの冨山和彦氏が提言した新しい大学教育のあり方を示す言葉です。
  4. G型とL型って? 大学も人材もこれからは二極化が進んでいく!?2015.3.31 スタディサプリ
  5. 東大だって「L型大学」だ!真の「G型大学」が存在しない日本で教えるべき「経済」とは 2014.10.27 現代ビジネス

まあさすがにG型、L型を復活させるものではないのでしょう。GとLにわけるのではなくて、研究大学の層に厚みを持たせる趣旨のようです。

総合振興パッケージの趣旨

  1. 地域中核・特色ある研究大学の強みやその特色を伸ばすための取組について(最終まとめ)—我が国の大学の研究力及び国際競争力強化への7つの提言— 令和4年 10 月
    国立大学協会 教育・研究委員会
  2. 「地域中核・特色ある研究大学総合振興パッケージ  の狙いは?」文部科学省 科学技術・学術政策局 産業連携・地域振興課 拠点形成・地域振興室 室長 梅原弘史  Between306

上の Between誌の文科省の説明は、語り口が平易なので非常にわかりやすいと思いました。

総合振興パッケージの支援内容

日本の研究の「厚み」に貢献する大学としては、「地域中核・特色ある研究大学総合振興パッケージ(総合振興パッケージ)」で選ばれた場合に、何にをお金を使うことができるのかがきになるところでしょう。下の日刊工業新聞社ニュースイッチの記事は、説明がわかりやすいです。

文部科学省は2023年度から、研究の特色を際立たせるため、戦略的に経営リソースを重点配分する国公私立大学の取り組みを支援する。‥ 文科省は「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業」として研究力強化と経営改革をセットで後押しする。例えば材料系が強い中規模・中堅大学には、同分野の競争力を高めるため全学の経営戦略に基づき、メリハリをつけてリソースを配分してもらう。‥ 文科省は新事業を通して、各大学が強みに基づく共同研究起業を大幅に増加することに加え、企業や自治体など外部からの資金獲得につなげる。新事業の予算は研究者・研究支援者の雇用研究設備・機器の共用体制構築国際ネットワークの確保など幅広く使えるようにする。(地域中核大学を研究×経営改革で支援、文科省が新たな一手 2022年08月24日 ニュースイッチ)

つまりは、自分の大学の強味をさらに伸ばしなさいということのようです。

総合振興パッケージの支援対象

事業内容、支援対象はというと、「地域中核・特色ある研究大学総合振興パッケージ~改定に向けた検討状況~ 科学技術・イノベーション推進事務局令和4年12月23日」に説明がありました。

支援対象:強みや特色ある研究、社会実装の拠点(WPI、共創の場等)等を有する国公私立大学が、研究力強化に有効な他大学との連携について協議のうえ、研究力の向上戦略を構築した上で、全学としてリソースを投下する取組(単独大学での申請及び国際卓越研究大学への申請中の大学を含む申請は対象外)※ 5年目を目途に評価を行い、進捗に応じて、必要な支援を展開できるよう、文科省及びJSPSにおいて取組を継続的に支援(最長10年を目途)

総合振興パッケージを読んで:極めて個人的な感想

上の説明を読んで自分はかなり驚いたのですが、結構、応募の制限が厳しいようです。一つの大学が単独で出せるものではないんですね。しかも、WPIや「共創の場」に採択された大学が支援対象(の例?)として挙げられていますので、選ばれし者たちをさらに支援するという意図なのでしょうか。結局のところ、選択と集中の路線なのかとちょっと残念な気持ちになりました。

WPIは「世界トップレベル研究拠点プログラム」なので、WPIに採択されている大学は世界トップレベルであって、トップ下の「厚み」に寄与する大学ではないはずで、なんだか一貫していないようにも感じます。また、WPIに関してはあまり社会実装が強調されていなかったように自分は思っていたので、社会実装の拠点WPIという表現をみて、ん?と思いました。支援対象の項目を読んだら、結局、誰をどう支援したいのかが不明瞭に感じてしまいました。

公募はまだこれからみたいです。公募要領で最終形がどうなるのか楽しみにしたいと思います。

総合振興パッケージに関する文書など

  1. 地域中核・特色ある研究大学に向けて(文部科学省)
  2. 地域中核・特色ある研究大学総合振興パッケージ 総合科学技術・イノベーション会議 令和4年2月1日 (内閣府)
  3. 地域中核・特色ある研究大学総合振興パッケージ~改定に向けた検討状況~ 令和4年12月23日 科学技術・イノベーション推進事務局
  4. 地域中核・特色ある研究大学総合振興パッケージ(素案) 令和3年12月 科学技術・イノベーション推進事務局

総合振興パッケージに関する報道

  1. 特集産学連携に関する2022年度予算 文部科学省 地域中核・特色ある研究大学の振興について~社会実装関係を中心に~ 文部科学省 科学技術・学術政策局 産業連携・地域振興課 2022年3月15日 産学官連携ジャーナル
  2. 文科省「共創の場形成支援プログラム」、今年度の注目大学は? 2022年12月17日 ニュースイッチ 文部科学省事業の「共創の場形成支援プログラム」(COI―NEXT)の2022年度採択が例年以上に注目されている。政府の「地域中核・特色ある研究大学総合振興パッケージ」で同事業が土台の一つとなったためだ。

参考

  1. 基金制度の沿革と課題(1) - 社会保障政策として始まった基金制度 - 予算委員会調査室 藤井 亮二
  2. JST産学連携事業における令和4年度の施策ご紹介 令和4年3月 JST

東京大学第2次学力試験出願状況【速報】令和5年度 前期日程試験 第1段階 選抜倍率

東大2次試験の出願状況の速報です。定員、出願人数、出願倍率、足切りの倍率などをお伝えします。

令和5年2月3日(金)

17:00現在

科類 募集人員 志願者数 選抜倍率 第1段階選抜倍率

文 科 一 類    401 人 1,226 人 3.06 倍 約3.0倍
文 科 二 類    353 人 1,088 人 3.08 倍 約3.0倍
文 科 三 類    469 人 1,412 人 3.01 倍 約3.0倍
理 科 一 類 1,108 人 2,820 人 2.55 倍 約2.5倍
理 科 二 類    532 人 2,286 人 4.30 倍 約3.5倍
理 科 三 類      97 人    411 人 4.24 倍 約3.0倍

10:00現在

科類 募集人員 志願者数 選抜倍率 第1段階選抜倍率

文 科 一 類    401 人 1,197 人 2.99 倍 約3.0倍
文 科 二 類    353 人 1,043 人 2.95 倍 約3.0倍
文 科 三 類    469 人 1,388 人 2.96 倍 約3.0倍
理 科 一 類 1,108 人 2,745 人 2.48 倍 約2.5倍
理 科 二 類    532 人 2,251 人 4.23 倍 約3.5倍
理 科 三 類      97 人    372 人 3.84 倍 約3.0倍

令和5年2月2日(木)

17:00現在

科類 募集人員 志願者数 選抜倍率 第1段階選抜倍率

文 科 一 類    401 人 1,197 人 2.99 倍 約3.0倍
文 科 二 類    353 人 1,043 人 2.95 倍 約3.0倍
文 科 三 類    469 人 1,388 人 2.96 倍 約3.0倍
理 科 一 類 1,108 人 2,745 人 2.48 倍 約2.5倍
理 科 二 類    532 人 2,251 人 4.23 倍 約3.5倍
理 科 三 類      97 人    372 人 3.84 倍 約3.0倍

令和5年2月1日(水)

17:00現在

科類 募集人員 志願者数 選抜倍率 第1段階選抜倍率

文 科 一 類    401 人 1,081 人 2.70 倍 約3.0倍
文 科 二 類    353 人    903 人 2.56 倍 約3.0倍
文 科 三 類    469 人 1,284 人 2.74 倍 約3.0倍
理 科 一 類 1,108 人 2,514 人 2.27 倍 約2.5倍
理 科 二 類    532 人 2,079 人 3.91 倍 約3.5倍
理 科 三 類      97 人     282 人 2.91 倍 約3.0倍

令和5年1月31日(火)

17:00現在

科類 募集人員 志願者数 選抜倍率 第1段階選抜倍率

文 科 一 類    401 人    983 人 2.45 倍 約3.0倍
文 科 二 類    353 人    811 人 2.30 倍 約3.0倍
文 科 三 類    469 人 1,129 人 2.41 倍 約3.0倍
理 科 一 類 1,108 人 2,289 人 2.07 倍 約2.5倍
理 科 二 類    532 人 1,827 人 3.43 倍 約3.5倍
理 科 三 類      97 人    224 人 2.31 倍 約3.0倍

令和5年1月30日(月)

17:00現在

科類 募集人員 志願者数 選抜倍率 第1段階選抜倍率

文 科 一 類    401 人    832 人 2.07 倍 約3.0倍
文 科 二 類    353 人    643 人 1.82 倍 約3.0倍
文 科 三 類    469 人    892 人 1.90 倍 約3.0倍
理 科 一 類 1,108 人 1,977 人 1.78 倍 約2.5倍
理 科 二 類    532 人 1,481 人 2.78 倍 約3.5倍
理 科 三 類      97 人     168 人 1.73 倍 約3.0倍

令和5年1月27日(金)

17:00現在

科類 募集人員 志願者数 選抜倍率 第1段階選抜倍率

文 科 一 類    401 人    582 人 1.45 倍 約3.0倍
文 科 二 類    353 人    420 人 1.19 倍 約3.0倍
文 科 三 類    469 人    578 人 1.23 倍 約3.0倍
理 科 一 類 1,108 人 1,318 人 1.19 倍 約2.5倍
理 科 二 類    532 人     876 人 1.65 倍 約3.5倍
理 科 三 類      97 人       97 人 1.00 倍 約3.0倍

令和5年1月26日(木)

https://www.u-tokyo.ac.jp/content/400206122.pdf

科類 募集人員 志願者数 選抜倍率 第1段階選抜倍率

文科一類.     401 人  366 人 0.91 倍. 約3.0倍.
文科二類    353人   230 人 0.65 倍 約3.0倍
文 科三類.    469 人  313 人 0.67 倍 約3.0倍
理 科一類. 1,108 人  781 人  0.70 倍. 約2.5倍.
理 科二類.    532 人  457 人 0.86 倍. 約3.5倍.
理 科三類.      97 人    55 人  0.57 倍. 約3.0倍

令和5年1月25日(水)

17:00現在

科類 募集人員 志願者数 選抜倍率 第1段階選抜倍率

文 科 一 類    401 人 209 人 0.52 倍 約3.0倍
文 科 二 類    353 人 122 人 0.35 倍 約3.0倍
文 科 三 類    469 人 164 人 0.35 倍 約3.0倍
理 科 一 類 1,108 人 420 人 0.38 倍 約2.5倍
理 科 二 類    532 人 255 人 0.48 倍 約3.5倍
理 科 三 類      97 人   28 人 0.29 倍 約3.0倍

令和5年1月24日(火)

17:00現在

科類 募集人員 志願者数 選抜倍率 第1段階選抜倍率
文 科 一 類    401 人    77 人 0.19 倍 約3.0倍
文 科 二 類    353 人   38 人 0.11 倍 約3.0倍
文 科 三 類    469 人   47 人 0.10 倍 約3.0倍
理 科 一 類 1,108 人 147 人 0.13 倍 約2.5倍
理 科 二 類    532 人   88 人 0.17 倍 約3.5倍
理 科 三 類      97 人      3 人 0.03 倍 約3.0倍

令和5年1月23日(月)

令和5年度東京大学第2次学力試験出願状況
<前期日程試験>
令和5年1月23日(月) 〔17:00現在〕
第1段階
科類 募集人員 志願者数 選抜倍率 第1段階選抜倍率
文 科 一 類    401 人 0 人 0.00 倍 約3.0倍
文 科 二 類    353 人 0 人 0.00 倍 約3.0倍
文 科 三 類    469 人 0 人 0.00 倍 約3.0倍
理 科 一 類 1,108 人 0 人 0.00 倍 約2.5倍
理 科 二 類    532 人 0 人 0.00 倍 約3.5倍
理 科 三 類      97 人 0 人 0.00 倍 約3.0倍

※上記「志願者数」は,出願書類等の郵送受付が完了した人数

東工大と医科歯科が合併して東京科学大学に:Fラン感がトレンド入り

東京工業大学と東京医科歯科大学が合併して、新たな大学名は東京科学大学(Institute of Science Tokyo)になるのだそうです。

  1. 東京科学大は軽すぎる? 指定国立大の統合、SNSで「Fラン感」 1/19(木) 19:43 毎日新聞

 

両想いの二人から生まれた子供、その名は

 

「Fラン感」がトレンド入り

 

東京科学大という響き

 

そもそもの東工大の名前のイメージ

東工大の名称の歴史

耐えられない知名度の低さ

東工大コピペとは

  1. 東工大コピペ(ニコニコ大百科)

新名称の反響

 

新名称の紛らわしさ

新名称への反応(学内)

納得感

憂い

その他の感想

新名称を考える難しさ

(仮称)東京科学大学に対するもっと良い名称の提案

東京科学大学の名称の将来性

 

東京科学大学の略称は「科学大」

Hindawi、MDPI、Frontiersへの掲載論文は論文業績としてカウントせず

ハゲタカジャーナルか否かで論争の的になることが多いHindawi、MDPI、Frontiersの各社の学術誌ですが、なんと、Hindawi、MDPI、Frontiersの論文は業績としてカウントしないという大学が現れました。中国の 浙江工商大学(Zhejiang Gongshang University)です。ツイッターで知りました。

学内通知

雑誌連載記事に関する研究業績統計の対象外に関するお知らせ

教授陣と教師陣

本学学術委員会の一括投票の結果、2023年以降、Hindawi、MDPI、Frontiersシリーズのジャーナルからの論文は研究業績統計に含まれないことになりました。

社会科学部、科学技術部

2023年1月3日

(DEEPL機械翻訳 転載元:霸气!该高校将MDPI等三个出版社的所有期刊都纳入黑名单!

衝撃的ですね。2023年1月3日にHindawi、MDPI、Frontiersの論文は、今後、業績としてカウントしないという学内の通知です。关于部分出版社系列期刊文章不纳入科研绩效统计的通知」ということだそうで、DEEPLに翻訳してもらうと、「一部出版社系列雑誌の研究業績統計からの論文除外に関するお知らせ」(DEEPL翻訳)とのこと。

  1. 关于部分出版社系列期刊文章不纳入科研绩效统计的通知  2023-01-03(浙江工商大学 学内のみ)

この衝撃的なニュースを伝える報道記事の中身の一部をDEEPL機械翻訳したものを紹介します。

浙江工商大学“拉黑”三大OA出版社?回应:为提高学术水平和论文质量 2023年01月09日 22:13 新浪网

浙江工商大学「黒」3つのOA出版社? 対応:学術的な水準や論文の質を向上させるため

数日前、浙江工業大学は、一部の出版社の雑誌論文を研究業績統計から除外することに関する通知をウェブサイト上で公開し、同大学学術委員会の総意により、2023年以降、出版社Hindawi、MDPI、Frontiersの雑誌論文は研究業績統計に含まれないと指摘した。

上記3社は、学術界では比較的有名なOA(オープンアクセス)プラットフォームであり、その出版スピードと引用数の多さから学術界で急速に発展してきたと理解されるが、敷居の低さと審査の甘さから、全体的に論文の質が低く、評判が悪いことも事実である。 近年、この3出版社傘下の雑誌の多くが中国科学院文献研究所の警告リストに掲載されており、(以下、割愛)(転載元の記事:浙江工商大学“拉黑”三大OA出版社?回应:为提高学术水平和论文质量 2023年01月09日 22:13 新浪网 太字強調は当サイト)

この記事では、この3社の雑誌は「敷居の低さと審査の甘さから、全体的に論文の質が低く、評判が悪いことも事実」と、随分なことを言っています。

報道

  1. 2023年国内大学将Hindawi、MDPI与Frontiers系列期刊纳入预警黑名单 2023 国立大学がHindawi, MDPI & Frontiersシリーズジャーナルをブラックリスト化する警戒態勢に(DEEPL自動翻訳)
  2. 霸气!该高校将MDPI等三个出版社的所有期刊都纳入黑名单!

  3. 霸气!这所高校直接将Frontiers、MDPI、Hindawi三个出版社的所有期刊都纳入黑名单! 2023年01月07日 21:02 最近、浙江工科大学(ZJIU)は、エルゼビアのヒンダウィ、中国人ジャーナリストの林淑君が設立したMDPI、近年人気のフロンティアなど、3大出版社をブラックリストに載せている。一般的にブラックリストは一部の雑誌に対して行われますが、全日本大学では出版社全体のブラックリストは初めてで、OA出版社3社のブラックリストも初めてであり、大学の決意を示しています。(DEEPL自動翻訳)最近、浙江工商大学は、Elsevier 傘下の Hindawi、中国の Lin Shukun が設立した MDPI、そして近年非常に人気のある Frontiers を含む 3 つの最大の出版社をブラックリストに載せました。特集号を発行し、特集号の編集者を募集して原稿を収集します。 一般的に、ブラックリストへの掲載は少数の定期刊行物を対象としているが、今回、浙江公上大学は、出版社全体をブラックリストに掲載することを初めて作成し、3 つの主要な OA 出版社をブラックリストに掲載することを初めて作成した。学校の決意を示しています。(グーグル翻訳)
  4. 某院校将三大出版社旗下期刊全部拉入黑名单,今后投稿何去何从? 柳叶刀学术  ある機関が3大出版社の雑誌をすべてブラックリストに載せてしまったが、今後の投稿はどうなるのか? 2023-01-09 20:54北京 最近、浙江工業大学は、2023年以降、Hindawi、MDPI、Frontiersという出版社の雑誌に掲載された論文は研究業績統計に含まれないという通達を発表しました。 この発表は、学術界の内外に多くの議論を巻き起こしている。多くの「ビッグネーム」がこの3つの出版社の雑誌に論文を発表しており、「これからどうなるのだろう?(DEEPL自動翻訳)
  5. Zhejiang Gongshang University (http://english.zjgsu.edu.cn/)

  6. Zhejiang Gongshang University (Wikipedia)
  7. Zhejiang Gongshang University 1001–1200th World University Rankings 2023 (Times Higher Education THE)

関連記事

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レビュー論文の書き方

研究者の評価は原著論文の数と質が最重要視されます。レビュー論文は業績とはみなされないと自分は思っていました。しかし論文の数を重視する評価方法においては、レビュー論文も業績としてカウントする場合があるようです。実際、他大学で大学教員の職を得る際や大学内での昇任人事において論文数が足りないから、論文数を稼ぐために急遽レビュー論文をいくつも書いたという話を聞いたこともあります。

そんなわけで、レビュー論文を書く必要に迫られる人は結構多いと思うのですが、レビュー論文とはいったいどのようなもので、どう書けば良いのでしょうか。

レビュー論文の種類

一口にレビュー論文といっても、実はいくつかの種類があるそうです。

  1. レビュー論文(文献レビュー)の目的と書き方 By エナゴ アカデミー PUBLISHED ON Sep 27, 2021 ナラティブレビュー スコーピングレビュー システマティックレビュー

レビュー論文とは

レビュー論文にはナラティブレビューやシステマティックレビューといった種類があるようですが、基礎系の研究でレビュー論文といえばナラティブレビューを指すと思います。

レビュー論文とは、すでに発表されている研究結果の概要や評価をまとめ、何がまだ明らかになっていないのか明確にするためのものです。‥ レビュー論文は、研究論文をもとに今後明らかにすべき内容をまとめたものです。(レビュー論文とは?書き方や必要な要素、ポイントなどについて詳しく解説 2021.06.01 2022.05.20 )

文献レビューでは、当該する研究領域のトレンドや課題、どこまでが既に明らかとなっていて何がまだ分かっていないのかを指摘します。(文献レビューの書き方と注意すべきポイントを解説! acaric)

これまでに明らかにされたことをまとめ、今後の研究の方向性を見出す。先行研究レビューでやることを一文でまとめると、コレに尽きます。(【研究のススメかた】先行研究レビューの実作業のやりかた Dr. MM 2020年1月24日 00:35 note.com)

科学の分野では自分は見たことがなかったのですが、人文科学系の論文の場合は、原著論文の構成要素として「文献レビュー」のセクションが存在することがあるようです。

論文の各セクションの構成順は次の通りです:タイトル、アブストラクト、イントロダクション、文献レビュー、方法、結果、考察、課題、結論および応用。‥文献選びは、広い学術的ランドスケープの中で、研究がどこに、どのように位置し、どのリサーチギャップを埋めようとしているのかを浮き彫りにするもの(ジャーナル編集者が文献レビューに求めていること Caven Mcloughlin 2020年03月17日 EDITAGE)

読む側にとってのレビュー論文の有用性

レビュー論文とは数多くの論文を整理した上で各々の論文を紹介しているもので、その領域の近年の動向を1本の論文で吸収できるお得な論文です。(BLOG2012.10.26【研究に役立つWebサイト】良いレビュー論文を見つけるために fukutake.iii.u-tokyo.ac.jp)

レビュー論文を書くことの有用性

論文の数を稼ぐためという俗っぽい理由以外に、レビュー論文を執筆するメリットとしてはどのようなことが考えられるのでしょうか。

深く批判的に考えることを余儀なくされます。研究の長所とリミテーションを見極め、その理由を説明できなければなりません。‥ 実施された研究を批判的に評価し、理想的には、そのテーマについて新しい視点を提供しなければなりません。‥ 研究を比較対照することで、その限界を明らかにし、将来の研究への提案を行うことができます。 (なぜ、研究者はレビュー論文を書くべきなのか By Edanz-Learning-Japan)

レビューを書くという目的で、国内外の膨大な文献を集中的に、また、批判的に読み、 さらに、それらを人が読んでわかるようにまとめるという作業を、1 年目に徹底的に行 なうことにより、当該分野に関する専門性を高め、問題点を整理し、当該分野で何がわ かっていて何がわかっていないのか、どのような研究が必要なのかを考えることができ、 その後の研究を進めるための強固な土台を築くことができたように思う。(書き手の立場からみた、博士後期課程におけるレビュー論文執筆の意義 -博士論文への架け橋- 大関 浩美(東京大学留学生センター非常勤講師))

Regardless, the ultimate publication of a review is an important addition to a Curriculum Vitae, and gives evidence that the author has achieved a noteworthy level of recognition from her/his scientific peers. Such evidence is considered at the time of review for Promotion and Tenure: a Curriculum Vitae with ‘only’ original research articles is not quite as impressive as one with a selection of reviews in key journals (it can be overdone). (The impact of review articles Catherine M Ketcham & James M Crawford Laboratory Investigation volume 87, pages1174–1185 (2007))

  1. module 7.1 writing review artilces writing in the sciences stanford university

レビュー論文の書き方

レビュー論文の書き方に関するアドバイスは、メジャーな出版社やジャーナルで取り上げられています。

  1. Writing a good review article Elsevier
  2. How to write a good scientific review article The FEBS Journal
  3. How to write a superb literature review 04 December 2020 Correction 09 December 2020  nature.com
  4. How to Write a Scientific Review Article By Enago Academy Oct 25, 2021
  5. How to write a review article that people will read by Rebecca Schwarzlose December 14, 2016, 09:00 Cell Mentor
  6. How to Write a Good ScientificPaper: Review Articles
  7. How to Write a Good Scientific Paper Chris A. Mack SPIE (124 page PDF)
  8. How to write a Review Paper | How to write a Review Article | Step-by-step process explained WiseUp Communications (YOUTUBE 7:42)
  9. How to Write a Review Paper | Step By Step Guide Thesis Helper (YOUTUBE 6:11)
  10. How to Write an Article Review l What Is an Article Review l Steps for Writing an Article Review Educational hub (YOUTUBE 5:18)

参考

  1. 文献レビューを書く時に重要な10のポイント By エナゴ アカデミー PUBLISHED ON May 9, 2018
  2. 科学的な文献レビュー(Literature Review)の書き方 By エナゴ アカデミー PUBLISHED ON Jun 14, 2021
  3. レビュー論文とは?書き方や必要な要素、ポイントなどについて詳しく解説 2021.06.01 2022.05.20

日本、クロアチアにPK戦で敗れる 悲願のベスト8進出ならず

延長線で決着つかずPK戦に

スコア1-1のまま延長戦でも決着がつかずPK戦になりました。PK戦は日本が先攻でしたが一人目のキッカー南野選手が右側に蹴ったボールは相手キーパーにセーブされ、クロアチアのキッカーはきっちりとゴールを決めて、日本人二人目は三苫選手。三苫選手は左横を狙いましたがセーブされてしまいました。クロアチアは2人目もゴール。これで0-2となり勝利はほぼなくなったように感じました。3人目は浅野選手がようやく決めて、クロアチアの選手がポストを叩いたので、3人蹴ったところで、1ー2。4人目の吉田選手がまたもやセーブされ、クロアチアがその後決めたので1-3となり、5人目が蹴ることはなく、勝負が決まってしまいました。

雰囲気にのまれていて実力を発揮できなかったPK戦

 

 

PK戦にもつれ込ませたのは戦術ミスでは

遅すぎた三苫選手の投入

三笘選手は徹底的に研究されていて縦に抜けるのは難しかったようですが、一度は真ん中のほうにドリブルして強烈なシュートを放つなどやはり見せ場をつくってくれました。

しかし、与えられた時間が短すぎて、結局どうにもならなかった印象です。もっと、時間があってもっとあれば、いろいろなことを試すことができたのにと思います。

 

リードして前半終了

PKの準備をしていなかった日本

PK戦は準備が全て・練習するもの

PK戦は運の要素が強いと思いますが、それはお互いが互角のレベルで合った場合の話です。今回のPK戦を見ていて、PK戦で惨敗した印象がありました。あの舞台で強い気持ちで蹴れるようにするためには、日頃からの準備が必要だったのだと思います。

三笘薫選手の試合後のインタビュー

「よくいたお前!」「来ると思った!」サッカー男子日本代表がスペインを2-1で撃破、決勝トーナメント進出(ベスト16進出)

カタールのドーハで行われているサッカーワールドカップグループE(”死の組”)の試合が、日本時間で2022年12月2日午前4時キックオフで行われ、日本が、決勝トーナメントを賭けてスペインと激突しました。同時刻に、ドイツとコスタリカも対戦し、4つの国全てにトーナメント進出の可能性と敗退の可能性が存在するという、大混戦状態でした。

これまでの対戦成績により、スペインは日本に負けてもOK、日本は負けたら敗退、引き分けならドイツが2点差以上でコスタリカを破ればドイツが決勝トーナメント進出となり日本は敗退、1点差までならドイツが勝ったとしても日本がスペインと引き分ければOK、もし日本がスペインに勝ち、コスタリカもドイツに勝てば、スペインとドイツが敗退してコスタリカと日本が決勝トーナメント進出という状況で迎えた決選の日です。

日本が対スペイン戦で決勝トーナメントに進出するための条件

解説は引き続き本田圭佑氏

今回、ワールドカップの全試合がABEMA TVがインターネットで無料放映しており、ありがたいサービスだと思います。

日本代表の試合を本田圭佑氏が務め、その的確な解説が大人気になっているそうです。

  1. ABEMA、また史上最高視聴数に! 朝方4時からの試合も…劇的勝利に日本中が注目 [ 2022年12月2日 07:43 ] スポニチ W杯カタール大会全64試合を無料生中継する「ABEMA」の2日の日本―スペイン戦で、史上最高視聴数となったことが分かった。‥ 23日の日本―ドイツ戦でも、1日の視聴者数が1000万を突破し、開局史上最高の視聴数となっていたABEMA。朝方4時からの試合にも関わらず劇的勝利で記録を更新した。

スペイン戦のスターティングメンバー

自分は三苫選手を最初から使って欲しいといつも思うのですが、このスペイン戦でも結局三苫選手は先発しませんでした。

スペインが先制点

堂安律選手が同点ゴール

三苫薫選手が折り返して田中碧選手が押し込み勝ち越しのゴール

ラインを割っていたかどうか

このプレーを見たとき、自分はラインを割ってしまっていたのではないかと思いました。

しかし、ポストをかすめるようにしてゴール前にボールが向かっていて、いろんな意味でギリギリだったと思います。走りこんで倒れている前田選手にもあたらないように、軽く浮かせていたわけですし。

ボールは出ていない

SNSに出回っている内容によれば、ボールはライン上に1.88㎜残っていたのだそうです。下の動画の出どころは自分にはわかりません。しかし、この写真は真上というよりもややピッチよりの角度から撮影されており(映りこんでいるゴールの角度から判断)、ボールはすでに蹴られようとしているところで変形しているので、この写真の瞬間の後にこの位置よりもさらに外にいくことはなさそうです。ですから、アウトにはなっていないという証拠の写真と考えて問題ないのではないでしょうか。

  1. 1.88 mm! The Japanese team’s second goal was not out of bounds. Enrique refused to accept: VAR is weird for so long 2022-12-05 18:27 HKT min.news However, according to the latest VAR footage, the ball pressed 1.88 mm. 

SNS上で世界中に出回っている上の写真はFIFAが真上から撮影した写真かと思っていたのですが、実際には報道カメラマンが偶然撮影した一シーンだとのことです。この決定的な写真を撮影したカメラマンのインタビュー記事がありました。

  1. 三笘薫“奇跡の1ミリ”、あの“証拠写真”を撮影した外国人カメラマンに直撃取材「なぜ撮れた?」「地上50mからニッポンのゴールを待っていた」 2022/12/05 06:03 NumberWEB これは僕のカメラからの視点なので、これだけで結果が決まっているわけではもちろんないし、「正しい」証拠とかではない。あくまで1つの写真なんです。

FIFAもみずから解説していました。

サッカーのルールを解説

ボールは斜めからみたときにラインを割っているように見えても、真上からみたときにボールの一部がライン上にあれば(ラインから完全に離れていなければ)インのままと見なされます。

サッカーのレフェリーをサポートするテクノロジー

レフェリーが肉眼で判断していたらアウトだったかもしれない今回のケースですが、今回のサッカーワールドカップで導入されたテクノロジーのおかげで、正しい判断が下されました。

ゴールラインを割ったかどうかの確認のためVARで試合は一時中断したが、無事に日本のゴールが認められた。三笘は「1ミリでも中に入っていればいいなと思って足を伸ばしました」と振り返った。肉眼では判別がつかないほどぎりぎりのプレーだったが、今大会の公式球「アル・リフラ」には軽量センサーが内蔵され、ボールの位置やキックポイントを正確に検出できるようになっており、VARと合わせて正確な判定が可能となっている。(値千金!決勝アシストの三笘薫「1ミリでも中に入っていればいいなと」 センサー内蔵公式球に救われた 12/2(金) 7:11 サンケイスポーツ YAHOO!JAPAN)

  1. Kinexon Ball Tracking Technology (kinexon.com)
  2. ワールドカップで審判支援「IoTボール」のスゴイ仕組み/世界のフットボールテック(1)  Shun Sasaki 2022.11.27 BRIDGE ドイツのミュンヘンに拠点を置くKINEXONIoTスタートアップだ。2012年に設立 ‥ 同社が開発するのはスポーツ業界で特定の物をリアルタイムトラッキングする技術だ。センサーやエッジコンピューティング、超広帯域(UWB)を扱えるハードウェア技術とクラウド技術を組み合わせ 同社は超広帯域無線周波数と慣性測定ユニット(IMU)を内蔵したコネクテッドボールをAdidasと共同で開発し、ワールドカップ公式球として採用された。
  3. 【W杯】日本勝たせた進化したVAR、ボール内蔵チップで1ミリ以下まで驚異の計測 開発者証言 12/2(金) 12:00配信 1302 コメント1302件 日刊スポーツ 今大会も、オフサイド判定も含めて戦況を左右してきたVAR。その技術を支える公式球に埋め込まれたセンサーチップ機能を開発したのが、12年にドイツで創業したキネクソン社だ。‥ 1つがキネクソンが開発したチップを使ったトラッキングシステムです。公式球の中に埋め込まれており、正確にボールの位置を測定できます。もう1つは他社製の「ホークアイ」と呼ばれる技術で、テニスなどでも使用されています。会場に設置されたカメラによって、映像で判断するシステムですね。
  4. W杯のボールにはセンサー搭載 大会を支えるAI、コネクテッド技術とは 2022年11月24日 13時00分 公開 [谷井将人,ITmedia] 主審・副審の他に「ビデオアシスタントレフェリー(VAR)という映像を基に判断を下す審判がおり、同技術を使いながらオフサイドの判断などを行っている。最終判断は、人間が映像などを確認した上で下す。
  5. FIFA、ワールドカップでIMU内蔵ボール採用の半自動オフサイド判定システム導入 2022年07月06日 15時13分 公開 [ITmedia] 国際サッカー連盟(FIFA)は7月1日(中央ヨーロッパ時間)、11月21日からカタールで開催予定の「FIFA ワールドカップ カタール 2022」で、審判によるオフサイド判定を助けるAI搭載カメラシステムを導入すると発表した。この半自動システムは、1秒間に500回フィールド上の位置を発信する慣性計測ユニット(IMU)センサー内蔵ボールと、スタジアムの天井に取り付けられた12台のトラッキングカメラで構成される。このカメラは機械学習でプレーヤーの体の複数のポイントの動きも追跡する。

VAR(ビデオアシスタントレフェリー)に対する反応

ビデオの助けによりボールはインだったという判定であったにもかかわらず、納得がいかない人達が多数いたようです。

  1. 「正直ドイツは怒ってる」「この事件は議論される」 日本のVAR得点に海外記者から疑問続出 2022.12.02 THE ANSWER

  1. 騒動続出に“VAR擁護派”元英代表FWが一転、廃止主張 日本戦は「道徳的に間違いだ」 12/4(日) 7:13 THE ANSWER 元イングランド代表FWスタン・コリモア氏:「1ミリメートル以外は白線を越えているのに、それでも入っているとする状況に陥っているなんて信じられない。イングランド人からすればドイツが敗退したのは素晴らしいことだが、あのボールが入っていたとされたことは道徳的に間違っており、常識に欠けているように思える」「交通監視員がやって来て、『あなたのタイヤが0.00001ミリ線を越えていたので80ポンドの罰金を科します』と言うのと同じだ。それがどんな気持ちかみんな分かるだろう」

三苫選手の攻撃力

日本がスペインに対して2-1で勝利

森保監督の戦術について

本田圭佑氏:「この3試合目は認めざるを得ない。本当に素晴らしい。しかも、三笘(薫)さんを前半から使わずに、やっぱり後半から使う。僕だったら(三笘をスタメンで)頭から行ってたんで。でも我慢した」「勉強になりました」(「クロアチア戦の解説が本田さんに変わってる!」ABEMAが神対応!? 本音ズバズバの“ケイスケホンダ解説”が炎上どころか大絶賛のワケ〈語録で検証〉 岡野誠 2022/12/03 11:01 NUMBERWEB

 

「よくいたお前!」「来ると思った!」アシストした三苫選手と決勝点を挙げた田中選手の試合後の抱擁

幼馴染がそろって日本代表で連携プレーで得点

  1. き合って倒れ込んだ“鷺沼兄弟”三笘薫&田中碧が金星もたらす「何かあるな」「信じていた」  2022年12月2日 16時9分 ゲキサカ 97年生まれのMF三笘薫と98年生まれのMF田中碧。学年こそ1つ違うが、同じ川崎市出身で、ともにさぎぬまSCから川崎Fの下部組織に入団し、プロ、そして海外へと飛躍していった。

マンガ『キャプテン翼』が現実に

  1. 【報ステ】「夢にも思ってなかった」漫画が現実に…キャプテン翼の作者が見たドイツ戦 2022/11/24 18:45:00
  2. 「GERMANY DREAM」 (「GOLDEN-23」第1巻収録) あそびなんかじゃない「キャプテン翼」を愛する一個人による、極めて個人的な考察や雑感などをつらつらと。

キャプテン翼や、ブルーロックといったサッカーのアニメが世界でも人気のようですね。

ワールドカップ2022 = AbemaTV x 本田圭佑

今回のワールドカップで本田圭佑さんが日本代表選手として活躍する姿をみることができないのは少し残念ですが、解説者として日本中のサッカーファンの心をを鷲づかみにしているのを見て、本田圭佑氏の存在の大きさを改めて感じます。

最後まで混戦だったリーグE「死の組」

ボール支配率17.7%

ドーハの悲劇からドーハの奇跡へ

ゴンゴールの記憶

三苫選手の執念の切り返しのプレーを見て、自分は中山雅史選手のライン際で追いついて自分でシュートまでしてゴールしてしまったあのシーンを思い出しました。

東工大で大学入試二次試験無しの女子枠

女子学生の比率が少ないから、難しい学力試験は免除して面接だけでOKという入試制度を東工大が始めるようです。

目次

ヤフーニュース等

  1. 東工大、入試に「女子枠」導入へ「日本の科学技術発展に女性の活躍必須」2024年4月入学向け試験から順次実施 11/11(金) 3:58 TBS NEWS 「女子枠」と「一般枠」の併願も可能で、両方の枠で合格した場合は「女子枠」としての合格になるということです。
  2. 東工大 入試に「女子枠」導入が「男性差別」「ついていけるの?」と波紋…筆記試験ナシで選抜の学部も 11/11(金) 19:02 女性自身 女子枠の導入で学力検査中心の“一般選抜”の定員は現在の930名から801名へと100名以上減少する。女子枠の試験内容は、各学部によって異なるが、情報理工学院の場合は面接のみ工学院や物質理工学院は面接と大学入学共通テストの成績を半々で評価。理学院の場合は、数学の筆記試験と物理・科学の共通テストの結果、そして面接をもとに学力試験中心に選考を行うという。どの学部も受験者が一定数を超えた場合は、共通テストの得点で選抜を行ったうえでこれらの試験を実施することになる。
  3. 入試に「女子枠」東工大で…低すぎる“理系女子”割合 11/11(金) 21:07 日テレNEWS アメリカのマサチューセッツ工科大学は48%、イギリス・ロンドンのインペリアル・カレッジは40%。これに対して、東工大では現在、女子学生の比率はおよそ13%にとどまっています。(いずれも学士課程の割合)東工大は「女子枠」の導入で、この数字を20%以上に引き上げることを目指しているといいます。
  4. 東工大、入試で143人の「女子枠」導入。2024年入学者から総合型・学校推薦型で順次実施 11/10(木) 19:15 BUSINESS INSIDER JAPAN  2024年4月入学者の入試では、4学院(物質理工学院、情報理工学院、生命理工学院、環境・社会理工学院)を対象に新選抜を開始する。このうち58人の女子枠を導入する。また、2025年4月入学者の入試では、残り2学院(理学院、工学院)で新選抜を開始し、85人の女子枠を導入。2025年の段階で、143人分が女子枠となる。
  5. 東工大、143人の「女子枠」創設へ…「女性が増えれば活性化する」比率2割以上目指す 11/10(木) 20:57 読売新聞 女子枠は東工大の全6学院(学部に相当)で導入する。24年度入試では、物質理工や生命理工など4学院で計58人、25年度は理学院と工学院で計85人の女子枠を新設する。総募集人数(計1028人)は変更せず、一般選抜枠を930人(23年度)から801人(25年度)に減らす。同日の記者会見で、東工大の益(ます)一哉学長は、米マサチューセッツ工科大の学生は半数近くが女性だとし、‥

女子枠導入の理由

記者会見した益一哉学長は「ダイバーシティー(多様性)確保を積極的に進める中で、理工学分野や産業界で最も遅れているジェンダーバランスを解決する第一歩だ」と話した。(東工大、一部入試に女子枠導入へ 24年度入学から 11/10(木) 20:48 時事通信)

  • ダイバーシティ&インクルージョンを実現するための一歩
  • 本学の学修環境を多様性のある理想的なものに近づ けます。
  • より多くの女性科学者・技術者を社会のさまざまな 分野に輩出します。
  • これを起点に波紋が広がり、本学だけでなく社会全体に、真に多様性を受容する環境が育つことを 期待します。

参考:https://www.titech.ac.jp/news/pdf/news-31129-pd2.pdf

東工大の入試制度 現行の制度と今後の変更点

現行制度(2022年度に実施される、2023年4月入学者を選抜する令和5年度入試まで)

一般選抜(前期日程):共通テストによる第1段階選抜と大学独自の個別試験による第2段階選抜。選抜方法、試験科目、試験問題は、大学全体で共通。一般選抜(前期日程)の募集人員は6学院の合計930人(全体の90%程度)。

総合型選抜および学校推薦型選抜:選抜方法や試験科目などは学院独自。現行入試では、理学院のみが学校推薦型選抜を実施、それ以外の5学院(工学院、物質理工学院、情報理工学院、生命理工学院、環境・社会理工学院)は総合型選抜を実施。総合型選抜と学校推薦型選抜の募集人員を合計すると98人(全体のおよそ10%)。

新制度(2023年度に実施される2024年4月入学者を選抜する令和6年度入試から導入)

  • 全体の層募集人数’(1028名)および学院ごとの層募集人数(理151、工348,物質178、情報92、生命150,環境・社会109)は変更なし。
  • 総合型選抜(AO入試)・学校推薦型選抜(推薦入試)性別によらず出願することができる一般枠と、女性のみが出願可能な女子枠という2つの枠を設定。
  • 2024年度入試から2025年度入試にかけて、総合型選抜・学校推薦型選抜に合計143名の女子枠を導入
  • 一般枠と女子枠を併願する場合、各枠で判定した結果、両方合格であれば女子枠としての合格

一部の学院に関して、情報を抜き出してみます。2次の学力試験が課せられず、共通テスト利用であったり、共通テストすら必要なかったり(情報理工学院)、随分と思い切った制度を導入したものだと思いました。東工大のような難関大の志望者の場合、共通テストは学力を測る指標としては物足りないので、事実上、学力を問わないで女子学生を受け入れると言っているに等しいのではないかと個人的には思います。

工学院の新しい総合型

  • 第1段階選抜(約1.5倍を超えた場合行う)共通テスト(得点合計)で選抜を行う
  • 第2段階選抜 総合問題(面接)(100点) 共通テスト(100点)
  • 総合問題(面接)(100点) 女性活躍社会に貢献するために本学工学院で学びたいこと、及び自身の将来像をふまえた志望動機、与えられた物理や数学(数学Ⅲを含む。)のテーマに関して論理的かつ明快に説明する能力を評価する。※ 志望理由書に「女性活躍社会に貢献するために東京工業大学工学院で学 びたいこと、および自身の将来像」を記載
  • 共通テスト(100点) 得点合計で評価 ※現行で行っている総合問題の筆記試験は行わない

 

工学院の総合型ではそもそも男子は受験できません。女性だけ70人が受け入れられます。この女性枠では共通テストと面接で決まるので、いわゆる学力をみるための二次試験がないということになります。東工大のような難関大学の場合、共通テストで高得点をとれる学力で難しい二次試験には対応できないため、二次試験(学力試験)が課せられないで東工大に入れてしまうというのは結構、衝撃的なことのように思えます。東工大の工学院は、男子には極めて高い学力を要求しておきながら、女子70人には学力不問と言っているようなもので、これで入学してクラスメイトの男子と同じように授業についていけるものなのか、はなはだ疑問です。

 

物質理工学院

  • 募集人員 178人 (一般選抜138人、総合型(一般枠)20人、総合型(女子枠)20人)
  • 新設 総合型(女子枠)
  • 筆記試験は行わず共通テストを利用。理科と外国語を重視
  • 面接では、女性が活躍できる環境調和型社会に貢献するために学びたいこと、及び自身の将来像をふまえた志望動機を論理的かつ明快に説明する能力を評価
  • 女子枠では、科学的センスと世界展開の可能性を有した女性の入学を期待しているため、一般枠と配点が異なる
  • 第1段階選抜(約1.5倍を超えた場合行う) 共通テスト(得点合計)で選抜を行う 一般枠ではすべての科目を素点のまま合計し、女子枠では理科と外国語のみを1.5倍に換算し合計する。
  • 第2段階選抜 総合問題(面接) 共通テスト
  • 第2段階選抜 総合問題(面接)一般枠 科学的な知識及び考え方について試問し、考察 力、表現力とともに物質についての科学技術を 学ぶうえでの適性を評価する。
  • 第2段階選抜 総合問題(面接)女子枠 科学的な知識及び考え方について試問し、考察力、表
    現力とともに物質についての科学技術を学ぶうえでの適性を評価する。また、女性が活躍できる環境調和型社会に貢献するために本学物質理工学院で学びたいこと、及び自身の将来像をふまえた志望動機を論理的かつ明快に説明する能力を評価する。
  • 第2段階選抜 共通テスト 一般枠ではすべての科目を等倍で換算し、女子枠では理科と外国語のみを1.5倍に換算する。

物質理工学院の総合型も、2次学力試験が課せられておらず、共通テストの点数と面接で合否が決まります。

 

情報理工学院

  • 第1段階選抜(約2倍を超えた場合行う) 共通テスト(得点合計)と出願書類で選抜を行う
  • 第2段階選抜 総合問題(面接)(100点) 面接内容が一般枠と女子枠で異なる 女子枠では以下を追加 女性活躍社会に貢献するために本学情報理工学院で学びたいことおよび自身の将来像をふまえた志望動機を論理的かつ明快に説明する能力を評価

 

情報理工学院に至っては、共通テストすら課せられておらず(足切り以外)、面接のみで合否が決まるようです。ほとんど、女子は学力不問と言っているに等しいのではないかと思います。

 

参考サイト

  1. https://www.titech.ac.jp/news/2022/065237
  2. https://www.titech.ac.jp/news/pdf/news-31129-pd2.pdf

 

東工大が女子限定の入試制度を作ったことによる波紋

東工大は女子枠導入の説明において、これを機に波紋が広がってほしいと述べていますが、東工大の期待とは少し違う意味で大きな波紋が広がっています。世の中には、様々な意見、反応があるようです。

男性に対する逆差別だという意見

女子枠導入の撤廃を求める声

これまでの東工大の入学試験で女性は差別されていなかったのだからアファーマティブアクションの対象にする理由がそもそもないという意見

下のツイートは至極もっともだと思います。

東北大や東工大、その他の多くの日本の大学は、文科省の圧力のせいか、女性限定で教授を公募しています。これなども、今まで女性が教授選でどれほど差別されてきたのかのデータを出さずにアファーマティブだのインクルージョンだのともっともらしいことをいうのは、どうなんだろうと思います。

素朴な疑問

2次学力試験免除で入学した女子学生が落ちこぼれないか心配する声

東工大のレベル低下を危惧する意見

女子枠で入学した東工大女子の就職を心配する声

入口でなく出口が大事という話

東工大在学生の意見

男女の差がない世代

東工大を受験する女子高生に社会が抱える問題を背負わせることを問題視する声

東工大の趣旨を読むと、東工大は面接のときに、女子受験生に対して、「女性活躍社会に貢献する」ことを確約しろと強制しています。これってどうなんでしょうか。自然科学が好きだから東工大で学びたいという純粋な気持ちだけの女子受験生は面接で落とされるのでしょうか。

男性に対する逆差別だという指摘から、東工大の男子学生を揶揄するようなものまで、さまざまな意見が飛び交っている中で、自分が一番憂いたのはこのツイートが指摘しているこの問題です。

女子枠がそもそも埋まらないのではないかと心配する声

2022年の 東工大一般入試では、志願者数 男子 3201人(合格864人、男子の合格率27.0%) 女子 601人(合格109人、女子の合格率18.1%)だそうですので、東工大に行きたい人はたくさんいると思います。東工大志望者がわざわざ入りやすい女子枠を敬遠するとは思えません。

女子が理系単科大学を敬遠する理由の考察

女子枠導入の前に検討すべきだった課題とは

東工大の試みを歓迎する意見

別大学ですが理工学部に進学したものの、退学した女子生徒として賛成したいです。‥ 選択したコースではなんと女子生徒は自分1人でした。男子生徒が30人程いる中で、たったの1人です。‥ すると、どういうことが起こるでしょうか。‥ 誰かと仲良くすれば別の誰かと軋轢が生じてしまったり、告白されたりしてしまうので、誰とも仲良くできませんでした。‥ わたしが勉学に集中できる環境が、あの大学にはありませんでした。(東京工業大学が多様性実現のために入試に『女子枠』を導入することについてどう思いますか?  みつ quora.com)

滑り止めに利用されるため女子枠に低学力の女子は入ってこないという読み

女子枠は実は東工大男子学生のためという深読み

 

女子枠は結局東工大男子学生のためにはならないという深読み

東工大と東京医科歯科大統合へ

  1. 東工大と東京医科歯科大統合へ、合意書締結…新大学は「みんなが覚えられる名前に」 2022/10/14 23:54 読売新聞オンライン いずれも国立の東京工業大と東京医科歯科大は14日、2024年度中をめどに単一の新大学に統合することなどを盛り込んだ基本合意書を締結した。‥ 政府が年数百億円を支援する「国際卓越研究大学」の認定獲得も目指す。

文科省に意向に従う東工大

文部科学省は2023年度入学の大学入試から、理工系分野に「女子枠」を創設するよう各大学などに促している。理工系専攻の女子学生が少ない現状を変えたい考えだ。(理工系学部に「女子枠」、文科省が創設促す…名古屋大工学部は学校推薦定員の半数を女子限定 2022/08/13 17:24 読売新聞)

  1. 東工大は、昔から政府(文科省)の意向に従順な傾向
  2. 「東工大はお上に忠実な大学」と本学の教員からもよく言われます
  3. 結局は大学改革しろって文科省から圧力来てるのが原因やろ
  4. 10兆円ファンドの運用益が注がれる国際卓越大学への申請準備
  5. 東工大は、元々女性の比率が極めて低いので、そのままでは国際卓越研究大学の申請すら出来ない可能性
  6. 東工大は、学生ではなくて「文科省様」「文科大臣様」を見て経営している、というだけ。
  7. 東工大の女子枠はどうせ文科省の靴舐めてるだけなのが最高にダサい
  8. 脅されてるんかな
  9. 東工大はもとから文科省に従順な大学なので、文科省が見当違いなことをすると、それに素直にしたがって見当違いなことをするということ
  10. 全て違う方向に行ってるよな 文部科学省何考えてんだ?
  11. 結局文科省がアホと言う話に行きつく

「生チョコ」の発明者ショコラティエ小林 正和氏が語る生チョコの科学

生チョコ〝生みの親〟が故郷で再出発! / スイーツの巨匠が信州にやってきた!②(いいね!信州スゴヂカラ 2022年3月5日) abn5ch

【緊急参戦】冷徹な虎南原竜樹が16年ぶりに蘇る…!齢70歳○○生みの親が伝説の虎へと挑む…![68人目]【小林 正和】 令和の虎CHANNEL

過去最大の感動が… この結果に至った真相とは?!【令和のウラ#068[小林 正和]】 令和の虎CHANNEL

明治メルティーキッス 2022年広告 音声CMメイキングムービー 株式会社 明治

参考

  1. 2017年は「生チョコ」誕生30周年! “生みの親”小林 正和シェフが手掛ける 『バレンタインチョコ』のご紹介 2017.01.17 09:30

ニュータウンの今と昔

ニュータウンという名前を与えられて誕生した街も数十年も経てばもはやニューではなくなります。老齢化や過疎化が進んで限界ニュータウンなる言葉も聞かれるようになりました。ニュータウンをいかに再生して繁栄させるか、それを継続させるかは地域社会の大きな課題です。

千里ニュータウン

  1. 日本初の大規模ニュータウン
  2. 所在地:大阪府吹田市・豊中市
  3. 面積:1160ha
  4. 計画人口:15万人
  5. 計画戸数:37330戸
  6. 1962年 入居開始
  7. 2007年 千里ニュータウン再生指針

自分が小学生のときの社会科の教科書には千里ニュータウンが紹介されていました。

「千里ニュータウン -生きている人工都市-」(1968年)

256GB, 512GB, 1TB, 2TBのUSBメモリ製品と市場価格一覧

USBメモリは自分がこれまでよく買っていたのは256GBの容量のものなのですが、市場を見てみると1TBのものも販売されていました。

256GB USBメモリ

CORSAIR USB3.0 Flash / USBメモリ Voyager Slider Series キャップレスモデル CMFSL3X1-256GB 1万円

512GB USBメモリ

ラボのデスクトップPCで日中作業して、通勤途上や家ではノートPCで作業の続きをやったりすることがあるので、ファイルの受け渡しが必要になるのですが、そんなときはノートPCにさしっぱなしにしても出っ張らない外付けメモリが重宝します。自分はSDカードをもっぱら使っていますが、このような超小型で刺したときにでっぱりが少ないのであればUSBメモリもありかなと思います。

SanDisk USBメモリ 512GB サンディスク Ultra Fit USB 3.1 Gen1対応 超小型 [並行輸入品]

1TB USBメモリ

1TB USBメモリは2万4円から4万8千円と倍くらいの幅があるようです。1TBあれば、ひとつのラボで過ごした数年間分のデータや文書がまるまる入るかな。動画データが無ければの話。

SanDisk

サンディスクの製品は自分も(容量は1TBより小さいですが)長年使っていました。速くて使い勝手は良かったです。

【 サンディスク 正規品 】無期限保証 USBメモリ 1TB USB3.2 Gen1 超高速 読取り最大420MB/s SanDisk Extreme PRO SDCZ880-1T00-J57

CORSAIR

CORSAIRも256GBのUSBメモリでお世話になりました。CORSAIRも自分には印象がいいブランド。

CORSAIR USB 3.1 Flash Voyager GTX シリーズ 1TB [GB×枚] CMFVYGTX3C-1TB Amazonでおよそ48000円

ARCANITE

これは信じられない安さですね。自分は安すぎるのが怖くて買えないかな。

ARCANITE USBメモリ 1TB USB 3.1 超高速、最大読出速度400MB/s、最大書込速度200MB/s

2TB USBメモリ

中国製USBメモリだと2TBで1万円以下どころか3千円を切る製品もあるようですが、ちょっと製品として信頼できるのかがわからないので紹介するのは止めておきます。

JREC-INに求職情報を登録してみた!

JREC-INで職が見つかるのかどうかわかりませんが、求職者として登録してみました。すると情報提供先の企業一覧がありました。これらの転職エージエントに個人情報が渡されるそうです。こういう仕組みだったわけですか、知りませんでした。

アカデミア人材の転職斡旋といえばアカリクだけかと思っていたのですが、こんなにいろいろな会社が博士人材の転職を支援しているということもまた知りませんでした。たくさんあって心強いですね。

  1. 株式会社アカリク acaric
  2. アドバンテック株式会社 advantech
  3. 株式会社エイジェック agekke.co.jp
  4. Beyond Next Ventures株式会社 beyondnextventures.com/jp
  5. 株式会社エマージングテクノロジーズ emerging.jp
  6. ヘイズ・スペシャリスト・リクルートメント・ジャパン株式会社 hays.co.jp
  7. 株式会社 j Career  j-career.co.jp
  8. 株式会社LabBase  labbase.co.jp
  9. 株式会社みどり会 midorikai.co.jp/jinzai
  10. パーソルテンプスタッフ株式会社 tempstaff.co.jp
  11. テクノブレーン株式会社 technobrain

関連記事 ⇒ アカリクってどうよ?

科研費申請書の書き方の教科書 厳選5冊を解説【書籍レビュー】

科研費の研究計画調書(申請書)の書き方のコツを教える教科書的な書籍が最近は増えてきました。どれを買えばいいのか、独断と偏見でレビューしてみたいと思います。

狙って獲りにいく! 科研費

『人は話し方が9割』などのベストセラーを出しつづけている、すばる舎が、2022年にはついに科研費業界に乱入!『狙って獲りにいく! 科研費 採択される申請書のまとめ方』という本を、2022年の科研費応募シーズンのギリギリに出してきました。発売は2022年8月20日。著者は、海洋研究開発機構の中嶋 亮太氏。海洋研究開発機構の仲間たちの協力を得て誕生した本のようです。

私も、すぐにアマゾンで注文して買って読みました。さすがヒットメーカーの「すばる舎」が出しただけあって、ツボ(壺ではない)を心得た内容でした。これまで出版されている定番の科研費の教科書とはまた違った切り口で、採択される可能性を高める(=不採択に振り分けられる可能性をできるだけ減らす)方法を教えてくれます。この本の一番の特色は、審査委員がどんな気持ちで審査しているのかをかなり詳細に解説しているところ。どういうプロセスで当落線上の応募書類を「不採択」に振り分けているのか。どう書けば、ボーダーライン当たりに引っ掛かった場合に、不採択ではなく採択のほうに振り分けてもらえるのか。

ネタバレさせるわけにもいかないので、これ以上は詳しく書きません。

ヒントは、審査委員の審査の実際をイメージできて、審査委員にストレスを与えない優しさ、思いやり、リスペクトを示せるかどうかが大事ということ。もうひとつの特色は、実例をふんだんに掲載しているところです。採択された調書や、不採択調書がなぜ不採択になったのかの分析などは、なかなかお目にかかることができないので、非常に役にたつことでしょう。ある程度応募歴があるが採択率がいまいちという人は、この一冊で開眼するはず。

狙って獲りにいく! 科研費 採択される申請書のまとめ方  2022/8/20 中嶋 亮太 著(アマゾンへ飛びます)

 

科研費獲得の方法とコツ

研究者でこの本を知らない人はいないというくらいのベストセラー&ロングセラー。科研費獲得の方法とコツ 改訂第8版〜実例とポイントでわかる申請書の書き方と応募戦略 なんと第8版まで、版を重ねています。それというのも、科研費の制度(様式や審査制度)がちょこちょこ変わるからなんですね、しっかりとそれに対応しているのはさすが、生命科学と医学の専門出版社の羊土社。出版社の科研費応募応援サイトも充実しています。出版が追い付かないときでも、ここで速報を出して、新しい変化をいち早く研究者に伝えています。

児島先生は大学を定年退官されて科研費支援の会社をつくられたそうです。もちろん素晴らしい研究業績をお持ちの方ですが、科研費獲得の方法とコツはライフワークですね。

科研費獲得の方法とコツ 改訂第8版〜実例とポイントでわかる申請書の書き方と応募戦略 2022/7/14 児島将康(アマゾンへとびます)

 

できる研究者の科研費・学振申請書

ネットで科研費ノウハウを検索すると常にトップにくる科研費.comを知らない人はいないでしょう。ネットの記事を読むだけでも非常にためになりますが、本としてまとまった形のものを手に取って読みたい人もいるわけで、そんな人たちにはありがたい出版です。自分も即買いしました。

できる研究者の科研費・学振申請書 採択される技術とコツ』刊行2019年7月10 日(アマゾンにとびます)

 

科研費 採択される3要素

書籍のタイトルだけですでに科研費に採択される極意を伝えきっている素晴らしい本。この本の特徴はなんといっても、臨床医学の先生が書いているところ。医学系の研究者にとっては参考になることが多いと思います。惜しいのは、科研費の様式の変化に追従できていないところですが、申請書の書き方という普遍的なことに関しては、古くなることはないので、一読の価値があります。

科研費 採択される3要素 第2版: アイデア・業績・見栄え 科研費 採択される3要素 第2版: アイデア・業績・見栄え 郡 健二郎 2017/7/3 医学書院(アマゾンへのリンク)

 

科研費改革と研究計画書の深化

『科研費改革と研究計画書の深化』 (高等教育ハンドブック) 2018/10/15 この本は、研究支援部署の事務系の人が著者で、支援する立場で書かれています。この本の内容も普遍性が高くて、読み応えがあります。たまに読み返しても、読むたびに、なるほどと納得すること多し。惜しむらくは、この本の入手が困難なこと。

科研費改革と研究計画書の深化: 新審査の要点と留意点/研究PDCA/新調書のチェックと進化策 (高等教育ハンドブック)  2018/10/16 牛尾則文, 長澤公洋, 大澤清二 著 地域科学研究会(アマゾンへとびます)

 

どれを読めばいいのか?全部読むといいです。一冊だけ読むなら、不採択が続いている人や採択が安定しない人には「狙って獲りにいく! 科研費」ですね。初めて応募する人には、「科研費獲得の方法とコツ」が安心して勧められます。

オープンアクセス雑誌への論文掲載の費用(APC)の高騰

いいジャーナルに論文がアクセプトされると嬉しいわけですが、アクセプトされたらされたで、論文掲載料をどうやって支払おうかという悩みが生じます。昔と比べると、近の科学出版のビジネスモデルは、論文を掲載してもらう著者が費用(Article Processing Charge;APC)を負担して、読者はオープンアクセス、つまり無料で読めるというものが主流になっています。

APCが150万円を超える雑誌

Nature Neuroscience 155万9千円(The APC for Nature Neuroscience in 2022 is €9,500/US $11,390/£8,290)

この金額をネットで知り、何かの間違いかと思って、ジャーナルのウェブサイトを何回も読み直してしまいましたが、やはり間違いないようで、ネイチャーニューロサイエンスの論文掲載料(APC)が150万円を超えています。

このようなバカ高い雑誌掲載料を要求する雑誌の査読は引き受けないと宣言した研究者もいます。

APCが100万円を超える雑誌

Cell 135万5千円$9,900

APCが50万円を超える雑誌

Current Biology 91万7千円$6,700

EMBO Journal 83万5千円(Open Access fee of $6,100Impact Factor: 14

Nature Communicatinos 80万6千円$58902 year Impact Factor (2021) – 17.694

Cell Reports 71万2千 円$5,200

ネイチャーコミュニケーションズは、ネイチャーネイチャー、ネイチャー何とか(専門分野名)に次いで高いブランド力を誇るネイチャー姉妹紙ですが、やはりAPCがバカ高いです。セルリポーツも同様。本来ならこのあたりのジャーナルに自分の論文がアクセプトされたら喜ぶべきなのでしょうが、この価格を見るとあまり喜べないような気がします。

APCが30万円以上する雑誌

メジャーなオープンアクセスジャーナルはいずれもAPCが30万円を下らないようです。科研費の申請書を書くときに、論文出版費用として「30万円x論文数」を計上しても、落としたりしないよね、審査委員さん!

Frontiers in Neuroscience  44万2千円US$ 3,225

iScience  41万円$3,000

International Journal of Molecular Science (IJMS) 32万8千円2300 スイスフラン)(*after 31 December 2022)Impact Factor: 6.208 (2021)

Molecules (MDPI) 32万8千円2300 CHF

Scientific Reports 30万円$21902-year impact factor (2021): 4.996

MDPIジャーナルもAPCはそこそこ高いんですね。サイエンティフィックリポーツとほぼ同じ価格帯です。しかし、MDPIのIJMSのインパクトファクターはなんとサイレポよりも上。さて、どっちに自分の論文を投稿すればいいのでしょうか。

フロンティアズもオープンアクセスジャーナルなのでAPCはそれなりにかかります。

なるほど、MDPIからの査読依頼は自分はだんだん鬱陶しいと感じるようになったのですが、 ポイントを貯めて使うという賢明な選択があったのですね。MDPIのこのきめ細やかなサービスは、他の”権威のある”出版社のバカ高いAPCの中にあっては、MDPIの評判を今後押し上げていく可能性があると思いました。

参考

  1. 妥当な APC を求めて 佐藤 翔 連載:オープンサイエンスのいま 情報の科学と技術 70 巻 1 号(2020)
  2. 論文の掲載、時に1本50万円必要 研究者「高すぎる」  2020年4月5日 18時00分 野中良祐 朝日新聞デジタル 有料会員記事

オープンイノベーション機構の整備事業 文部科学省

オープンイノベーション機構の整備事業とは

オープンイノベーション機構の整備事業とは、大学企業と「組織」対「組織」での本格的な共同研究を進めるため、産業界や専門家等の経験豊富な人材を招聘し、大学の組織・制度を強化しながら、企業の事業戦略に深く関わる大型共同研究の集中的マネジメント体制「オープンイノベーション機構」を、自立的に運営していくための体制整備に対して支援を行う事業だそうです(参照:(オープンイノベーション機構の整備事業中間評価結果について 文部科学省)。

支援期間は5年間で、支援金額は1~1.7億円程度/年、ただし開始後4年目で開始時の75%、5年目(最終年度)で50%(参照:オープンイノベーション機構の整備事業PDF 文部科学省)

日本政府の目標として、2025年度までに大学に対する企業の投資額を3倍(2014年度比)にするというものがあり、この目標を実現するために、平成30年度からオープンイノベーション機構の整備事業が始まっています。

  1. 大学・国研の出資機能の拡大による産学官連携の活性化について 令和元年9月30日 政策統括官(科学技術・イノベーション担当) 内閣府 34ページPDF資料

オープンイノベーション機構の整備事業の応募件数と採択件数、採択大学

平成30年度 申請件数:19件 採択:8件 審査委員名簿

平成30年度 採択校(分野の例)

  1. 東北大学(創薬)
  2. 山形大学(有機材料)
  3. 東京大学(医療機器)
  4. 東京医科歯科大学(創薬)
  5. 名古屋大学(自動運転)
  6. 京都大学(半導体)
  7. 慶應義塾大学(創薬)
  8. 早稲田大学(情報通信)

 

平成31年度(2019年度)オープンイノベーション機構の整備事業公募

募集要領 オープンイノベーション機構の整備事業公募要領  (PDF) 

公募説明会 東京会場 平成31年(2019年)4月4日(木曜日) 大阪会場 平成31年(2019年)4月5日(金曜日)

公募期間 平成31年(2019年)3月27日(水曜日)~平成31年(2019年)5月20日(月曜日)17時00分まで

提出書類

  1. 平成31年度(2019年度)「オープンイノベーション機構の整備事業」公募について

平成30年度(2018年度)オープンイノベーション機構の整備事業公募

公募説明会 大阪会場 平成30年4月16日(月曜日) 東京会場 平成30年4月17日(火曜日) (JST『産学共創プラットフォーム共同研究推進プログラム(OPERA)』との合同説明会)

公募要領 成30年度オープンイノベーション機構の整備事業公募要領  (PDF) 

公募期間 平成30年4月3日(火曜日)~平成30年5月31日(木曜日)17時00分まで

提出書類

  1. 平成30年度オープンイノベーション機構の整備事業の公募について(文部科学省)

参考(オープンイノベーション機構の 整備 文部科学省)

  1. オープンイノベーション機構の整備 文部科学省
  2. 平成28年度経済産業省産業技術関係予算 概算要求 経済産業省における科学技術関係予算の充実・確保に向けた取組 経済産業省産業
  3. オープンイノベーション機構の整備 令和3年度予算額(案) 1,785百万円 (前年度予算額 1,921百万円3.科学技術イノベーション・システムの構築 令和3年度予算額(案) 291億円 (前年度予算額 306億円

参考(文科省の概算要求)

  1. 平成30年度文部科学関係概算要求のポイント オープンイノベーション促進システムの整備大学) 31億円新 規 ) 競争領域中心の大型共同研究に係る大学等の集中的なマネジメント体制(オープンイノベーション機構)整備や非競争領域の研究コンソーシアム(産学共創プラットフォーム)形成を支援。
  2. 平成30年度予算概算要求において新規に要求する事業に係る行政事業レビューシート 文科省
  3. 平成30年度概算要求の状況について MEXT

参考(内閣府の事業)

  1. 令和3年度 国立大学イノベーション創出環境強化事業 内閣府
  2. 令和2年度 国立大学イノベーション創出環境強化事業 内閣府

その他

  1. 地域の中核となる大学の振興 令和4年度要求・要望額 227億円

令和5年度 学術変革領域研究(A)(公募研究)を募集する領域一覧

2022年8月1日に令和5年度(2023年度)科研費のうち、若手研究、基盤研究(C)その他の研究種目の公募が開始となりました。科研費の季節が到来し、応募書類作成に取り掛かっている人が多いことと思います。基盤研究等はいわゆるボトムアップ型の研究助成で、研究者個人の自由な発想に委ねられていますが、それに対して、テーマがある程度絞られたトップダウン型助成もあります。科研費の場合は、学術変革領域研究(旧、新学術領域研究)がまさにトップダウンの助成になります。

さて、その学術変革領域研究(A)(公募研究)も公募が始まっています。

  1. 令和5(2023)年度 科学研究費助成事業 公募要領 学術変革領域研究(A)(公募研究)、新学術領域研究(終了研究領域)令和4(2022)年8月1日文部科学省(総ページ数178ページのPDF)

どんな研究領域で公募があるのでしょうか、公募要領を覗いてみたいと思います。

学術変革領域研究の公募スケジュール

学術変革領域研究(A)(公募研究)の公募期間は、令和4年8月1日~令和4年10月5日です。この締切日は大学が文科省に送信する送信期限なので、大学内の締切りはそれより何日も早いはずです。審査結果通知時期は、令和5年2月下旬。(参照PDF page 4)

学術変革領域研究(A)(公募研究)の対象となる領域

令和2(2020)年度及び令和4(2022)年度に開始された33研究領域の公募研究が、応募できる対象になります。(参照 PDF page 23)

学術変革領域研究(A)のうち「公募研究」を募集する研究領域一覧(33研究領域)

  1. 生涯学の創出-超高齢社会における発達・加齢観の刷新 生涯学 https://www.lifelong-sci.jinkan.kyoto-u.ac.jp/ 
  2. 土器を掘る:22世紀型考古資料学の構築と社会実装をめざした技術開発型研究 土器を掘る http://www.fhss.kumamoto-u.ac.jp/archaeology/earthenware/
  3. 中国文明起源解明の新・考古学イニシアティブ 中国文明起源 http://www.chugokubunmei.jp/
  4. イスラーム的コネクティビティにみる信頼構築:世界の分断をのりこえる戦略知の創造 イスラーム信頼学 https://connectivity.aa-ken.jp/
  5. 貧困学の確立:分断を超えて 子どもの貧困学 https://poverty-research.jp/
  6. 動的エキシトンの学理構築と機能開拓 動的エキシトン https://dynamic-exciton.jp
  7. 次世代アストロケミストリー:素過程理解に基づく学理の再構築 次世代星間化学 https://www.next-astrochem.com/
  8. ダークマターの正体は何か?- 広大なディスカバリースペースの網羅的研究 ダークマター https://member.ipmu.jp/DarkMatter/
  9. 高密度共役の科学:電子共役概念の変革と電子物性をつなぐ 高密度共役 https://x-con.jp/
  10. マテリアルシンバイオシスための生命物理化学 物質共生 https://material-symbiosis.jp
  11. 超秩序構造が創造する物性科学 超秩序構造科学 http:// www.hyperordered.org
  12. 散乱・揺らぎ場の包括的理解と透視の科学 散乱透視学 https://www.org.kobe-u.ac.jp/scattering_clairvoyance/
  13. データ記述科学の創出と諸分野への横断的展開 データ記述科学 https://data-descriptive-science.org/
  14. 「学習物理学」の創成-機械学習と物理学の融合新領域による基礎物理学の変革 学習物理 https://mlphys.scphys.kyoto-u.ac.jp/
  15. 3 生体反応の集積・予知・創出を基盤としたシステム生物合成科学 予知生合成科学 https://bio-4cast.skr.jp/
  16. 光の螺旋性が拓くキラル物質科学の変革 キラル光物質科学 http://light-chiral-materials-science.jp/
  17. 超セラミックス:分子が拓く無機材料のフロンティア 超セラミックス https://supraceramics.jp/
  18. CO環境の生命惑星化学 CO world https://co-world.jp/
  19. グリアデコーディング:脳-身体連関を規定するグリア情報の読み出しと理解 グリアデコード https://gliadecode.com/
  20. 2 不均一環境変動に対する植物のレジリエンスを支える多層的情報統御の分子機構 不均一環境と植物 https://plant-resilience.jp/
  21. 脳の若返りによる生涯可塑性誘導-iPlasticity-臨界期機構の解明と操作 臨界期生物学 http://iplasticity.umin.jp/
  22. マルチファセット・プロテインズ:拡大し変容するタンパク質の世界 多面的蛋白質世界 http://proteins.jp/
  23. DNAの物性から理解するゲノムモダリティ ゲノムモダリティ https://www.genome-modality.com/
  24. 素材によって変わる、『体』の建築工法 からだ工務店 https://www.architect-bio.info/
  25. 行動変容を創発する脳ダイナミクスの解読と操作が拓く多元生物学 行動変容生物学 https://braidyn-bc.jp/
  26. 力が制御する生体秩序の創発 生体秩序力学 https://multicellular-mechanics.org/
  27. 植物の挑戦的な繁殖適応戦略を駆動する両性花とその可塑性を支えるゲノム動態 挑戦的両性花原理 http://www.ige.tohoku.ac.jp/prg/flower/
  28. 生体防御における自己認識の「功」と「罪」 自己指向性免疫学 https://self-ref-imm-percept.biken.osaka-u.ac.jp/
  29. 実世界の奥深い質感情報の分析と生成 深奥質感 https://shitsukan.jp/deep/
  30. 社会変革の源泉となる革新的アルゴリズム基盤の創出と体系化 アルゴリズム基盤 https://afsa.jp/
  31. 分子サイバネティクス -化学の力によるミニマル人工脳の構築 分子サイバネ https://molcyber.org/
  32. 光の極限性能を生かすフォトニックコンピューティングの創成 極限光システム https://sites.google.com/view/photoniccomputing/
  33. マクロ沿岸海洋学:陸域から外洋におよぶ物質動態の統合的シミュレーション マクロ沿岸海洋学 https://macrocoast.jp/

学術変革領域研究(A)公募研究の研究期間

公募研究の研究期間は2年間です。