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コンピューター将棋ソフトPonanzaの実力

2015年4月4日(土)の電王戦FINAL第4局において村山慈明 七段と対戦するコンピューター将棋ソフトは「Ponanza(ポナンザ)」。 Ponanzaは2013年に行われた第2回電王戦に出場し、佐藤慎一四段と対戦して勝利しました。これにより、現役プロ棋士を破った初めてのコンピュータ将棋ソフトとして、歴史にその名を刻んでいます。 棋譜: プロが負けた歴史的な1局 電王戦 棋譜 [第2回電王戦] 第2局 佐藤慎一 四段 vs ponanza / 電王戦 – ニコニコ静画 (マンガ)(ニコニコ静止画の棋譜。視聴にはアカウントが必要) 2013年第2回電王戦の結果(日本将棋連盟) 局数 プロ棋士 コンピュータ/開発者 第1局 ○ 阿部光瑠四段 習甦/竹内章 ● 第2局 ● 佐藤慎一四段 ponanza/山本一成 ○ 第3局 ● 船江恒平五段 ツツカナ/一丸貴則 ○ 第4局 持 塚田泰明九段 Puella …

将棋電王戦を戦う棋士たちへ、米長 永世棋聖

2012年1月に第1回電王戦を戦った米長邦雄 永世棋聖(1943-2012)がコンピュータとの対戦に関してどのような考え方を持っていたのかがわかる非常に興味深いインタビューです。 【ニコニコ動画】米長邦雄永世棋聖インタビュー 第2回将棋電王戦 電王戦に出たいきさつ 00:09 僕が棋士の中じゃ一番コンピュータというものをいろいろ研究していたので、僕が出るよりないと思って出たんですけどね。まさか、負けるとは思わなかった。 コンピュータに敗れた理由 00:34 当日の対局でやり損なったことが悔やまれます。コンピュータ相手には、気合とか、一手違いの読み比べとか、そういうものを出したときは人間がだいたい負けるんですね。コンピュータ相手に戦っているということを最初から最後まで意識してやらないとダメなんです。すごく根気が要るんです。自分を殺しながらずーっと一手一手やっていきますのでね。そのまま続ければよかったんですけど、やっぱり、暴発というんですかね、やっぱり人間らしい手を指しちゃったというところが。まあ、人間同士だったら魅力ある手だったんですけど、コンピュータにはそれは通用しなかったということですね。 1:46 僕の作戦はコンピュータの弱点を突いていくということで、途中まではうまく行ったんですけどね。やっぱりイライラしてくるもんでね。「やっちまえ!」というのが裏目に出たということです。 電王戦の企画について 02:00 (電王戦の企画について)ドワンゴの川上会長が1対1で毎年やっていくよりも、いっぺんに五局でやろうと言っていただいたので、それじゃやりましょうということで。やっぱりファンが喜んでもらえるかどうかとうことが一番大きいですね。 コンピュータに勝つための戦略 03:18 コンピュータの素晴らしさは素晴らしさで、これは人間がかなわないんだということを人間のほうが悟って、その上で、コンピュータには人間に及ばない欠陥があると、その欠陥は何であろうかということを、プロ棋士が真剣に考えて対応すれば、人間が負けることはない。コンピュータの研究成果は一部に特化していると思うんですね。人間同士で戦うということでなくて、コンピュータというものがどういうものかということを知って対局に臨めば、プロ側が勝つのだろう。5人ともプロ棋士相手に指すつもりで練習している場合は、五戦全敗だと思う。コンピュータと戦っているんだと切り替えさえすれば、プロがいけると思っている。 コンピュータに勝つために必要な態度 04:45 今年の1月14日に指した将棋で2手目に6二玉と指したんですけど、人間には非常に評判悪かった。人間同士の戦いの中ではあれは悪手(あくしゅ)なんですね。しかしコンピュータの弱点を知って指した手としては、あの時点では最善だったと思うんですね。しかし、コンピュータのほうも研究を積み重ねて、その6二玉はもう古い手だと、プログラムをいろいろ変えてやってくると思う。だけど、どこまで変えていってもコンピュータにはコンピュータの限界があるのであって。人間はあまりにもコンピュータを知らなさ過ぎる。人間相手ではなくてコンピュータと戦うということに切り替えられるかどうか、そこが見所ですね。 コンピュータ対プロ棋士の対局内容の未来 06:59 つまらん将棋だなと思ってもらえればプロが勝つという、不思議な内容になると思う。プロが自分を殺して、コンピュータの長所、弱点を知り尽くした上で指せるかどうかっていうことで。格好いいとこ見せようとか、こういうふうにやろうとプロが考えたときには、プロが負けるときだと思うんですね。 07:54 コンピュータがあまりにも強すぎる。人間同士の戦いにいきなり持ち込んでると、コンピュータにひどい目に会いますので。意外な弱点をプロが的確に突けるかどうか。 電王戦出場棋士の人選 9:18 来年、再来年どういうふうになっていくかということですけれども、この形態を続けていくとすれば、コンピュータが強くなって人間を引き離すというよりも、コンピュータを研究するプロ棋士が頑張って、逆に人間のほうが有利になってくるんだろうという気がしますね。四段でも、羽生でも渡辺でも、プロ側の人選をどうしたから、タイトルを持っているから強いとか、四段だからダメとか、引退したから弱いとか、そういうレベルでなくてですね。コンピュータをどこまで研究しているかどうかにかかっているのであって。強い棋士が出たからプロが勝つというとうことではないのだろうと思うんですね。 電王戦の意義とは? 10:28 一番大事なことは共存共栄でね。コンピュータ将棋に我々プロの棋士がどれだけ貢献できたかということが一つ。それと、人間と違う異次元のものが出てきたということでプロも頑張ると。ファンが喜ぶかどうかということが大きいと思うんですね。 11:28 おい、みんな頑張れよ! 参考 第2回電王戦(ニコニコ大百科):第2回電王戦とは、2013年に5人のプロ棋士と5組のコンピュータ将棋プログラムによって行われた将棋棋戦である。当初の予定では、第1回から1年に1戦ずつ5年間で計5回戦行われる予定だった。しかし、2012年1月14日に行われた第1回戦米長邦雄永世棋聖 VS ボンクラーズ終了後の記者会見で、急遽その話は白紙となり、2013年はプロ棋士5人VSコンピュータ5ソフトの一斉対局が行われることになった。  

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将棋電王戦FINAL第三局:稲葉 陽 七段、やねうら王に敗れる

2015年3月28日(土)に函館の五稜郭で行われた将棋電王戦FINAL第三局は、稲葉 陽 七段が「やねうら王」に敗れました。これで、人類2勝コンピュータ1勝になり、人類悲願の勝ち越しは来週行われる第四局の村山慈明 七段に託されることになりました。 棋譜再生 ⇒ 電王戦FINAL 第3局 ▲稲葉陽七段 – △やねうら王(ロックショウギ) 開始日時:2015/03/28 10:00 終了日時:2015/03/28 20:02:06 棋戦:電王戦FINAL第3局 先手:稲葉陽 七段 後手:やねうら王 ▲2六歩 △8四歩 ▲7六歩 △8五歩 ▲2五歩 △3四歩 ▲7八金 △8六歩 ▲同 歩 △同 飛 ▲2四歩 △同 歩 ▲同 飛 △3二金 ▲3四飛 △3三桂 ▲3六飛 △4二銀 ▲9六歩 △4四歩 ▲5八玉 △6二玉 ▲3八金 △1四歩 …

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加藤研の博士号取得者3人の学位を取り消し

東京大学は2015年(平成27年)3月27日に記者会見を行い、研究不正を認定した学位取得者6人のうち、不正行為が学位研究の結論に重大な影響を及ぼす3人に関して学位を取り消すと発表しました。 参考 「東京大学分子細胞生物学研究所・旧加藤研究室における論文不正に関する学位請求論文の調査報告」(平成27年3月27日 東京大学):学位授与取消しの措置の概要(PDFリンク) 東大、3人の博士号取り消し 論文の捏造や改ざん認定(朝日新聞DIGITAL 2015年3月27日):” 取り消されたのは、加藤元教授の研究室で2005~07年に博士号を取得した元大学院生の金美善、藤木亮次の両氏と、企業研究者の古谷崇氏。…博士論文に不正が認定された元大学院生らはほかに3人いたが、不正の程度や分量、論旨への影響などを踏まえ、取り消し基準に該当しないと判断した。。” 東大不正論文:3人の博士号を取り消し(毎日新聞 2015年03月27日):”東大によると、大学から博士号を取り消されたのは、当時大学院生だった藤木亮次元助教ら3人で、「捏造や改ざんをしたと認定された図が博士論文の結論に重要な影響を与える」と判断し、取り消しを決めた。…残り3人は「不正の程度が軽く、論文の結論に影響しない」などとして取り消さないという。” 3人の博士号取り消し=東大の論文不正で(アメーバニュース/時事通信  2015年03月27日):”東大は、3人は自ら改ざんを行っており、論文で画像が果たした役割も大きかったと認定し、学位を取り消した。他の3人については不正の程度が軽いなどと判断した。”

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ついに人類がコンピューターに勝ち越すのか? 電王戦FINAL 第3局 稲葉陽 七段 vs 「やねうら王」 3月28日(土)午前10時開始

  2015/03/23    Uncategorized

電王戦FINALは2回の対局を終えた時点で、予想外の人類2勝コンピュータ0勝。今週末3月28日(土) の第3局で稲葉陽 七段が 「やねうら王」 に勝てば、なんと人類が勝ち越しという快挙になります。何しろこれまでの人類の成績は、 2012年 第1回将棋電王戦 米長邦雄 永世棋聖がボンクラーズに敗れる 2013年 第2回将棋電王戦 プロ棋士の1勝3敗1引き分け 2014年 第3回将棋電王戦 プロ棋士の1勝4敗 と勝率で見る限り惨敗しています。近年はコンピュータ将棋ソフトが強くなりすぎて、もはや人間はコンピュータに勝てないのではという悲壮な空気が漂っていました。今年の電王戦での人類の二連勝は誰にも予想できなかったのではないでしょうか? 電王戦という舞台で繰り広げられるのは、人間対コンピューターの戦いだけではありません。価値観もプライドの持ち方も全く異なっていて、本来ならば相まみえることが決してなかったであろう棋士とプログラマーの異文化が激しく衝突する場でもあります。 第3局はコンピュータ将棋ソフト開発者の中でももっとも過激な発言で知られるやねうらお(磯崎元洋)氏。 【ニコニコ動画】将棋電王戦FINAL 第3局 稲葉陽 七段 vs やねうら王 第3局 稲葉陽 七段 vs 「やねうら王」 3月28日(土) 午前9時半よりニコニコ動画にて生中継 ⇒ 将棋電王戦FINAL公式ウェブサイト 参考 電王戦3局用のPVの撮影終わりました【中編】(やねうら王 2015年3月14日):”— おもてなし定跡を入れた理由というのは? 私「Ponanzaなんかはプロ棋士の定跡を早い段階で抜けるんですよね。中盤が長いほうが勝負どころが増えるので、棋力差がある場合、勝率が上が るからですね。しかし対局するプロ棋士の先生からすると『Ponanzaとやっていると(普段指さない戦型なので、普段のプロ棋戦で指す将棋での大局観 が)おかしくなりそう』という声があります。そこで、プロの棋譜にある指し手からだけの定跡を作成したのがおもてなし定跡です。」 — それは対局するプロ棋士側からすると舐められてると感じるのでは? 私「私にはその感覚はわかりませんね。」” 電王戦3局用のPVの撮影終わりました【後編その1】(やねうら王 2015年3月18日):”私「まあ、棋士に敬意を払うのであれば、もう少し開発者のほうにも敬意を払うべきだとは思いますね。」 — でも将棋ソフトの開発ってそんな年月かかってないじゃないですか。あちらは子供のころから将棋一筋ですよ? 私「いやいや。私とか、プログラミング歴37年ですよ?彼ら(今回の電王戦の出場棋士たち)が生まれる前からプログラムしているわけですよ?どっちが長いと思ってるんですか?」” 電王戦3局用のPVの撮影終わりました【後編その2】(やねうら王 2015年3月21日):”— いまのソフトでも研究すれば穴は見つかるものですか? 私「見つかりますね。私がこの八百長ルール(事前貸出ルール)で研究していいなら、100%ソフトに勝てますね。私にプロ並の棋力があればの話ですが。」”