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人間とコンピュータとの戦い 将棋電王戦FINAL 2015年3月14日より開催

5人のプロ将棋棋士と5つのコンピュータ将棋ソフトによる団体戦「将棋電王戦FINAL」が2015年3月14日(土)から始まります。株式会社ドワンゴと日本将棋連盟が主催するもので今年で4回目となりますが、FINALという言葉が示す通り、棋士とコンピュータ将棋ソフトを対戦させる方式は今年度で最後となります。コンピュータ将棋の代指しを担当するのはデンソーの子会社デンソーウェーブが開発したロボットアーム「電王手さん」。

対局は毎週土曜日に行われ、対局開始時刻は全局とも午前10時。ニコニコ動画で生中継されます(番組開始は9:30)。

大盤解説会が全局を通じてニコファーレで開催されるほか、第1局~第4局に関しては各対局会場近くの現地でも同時開催されます。

第1局 斎藤慎太郎 五段 vs 「Apery」 3月14日(土) 対局会場:京都・二条城
大盤解説会場:
京都烏丸コンベンションホール(解説:北浜健介八段、村田顕弘五段/聞き手:香川愛生女流王将、安食総子女流初段)
ニコファーレ(解説:鈴木大介八段、木村一基八段/聞き手:室谷由紀女流初段、貞升南女流初段)

第2局 永瀬拓矢 六段 vs 「Selene」 3月21日(土) 対局会場:高知・高知城
大盤解説会場:
高知城ホール(解説:瀬川晶司五段、佐々木勇気五段/聞き手:熊倉紫野女流初段、伊藤沙恵女流初段)
ニコファーレ(解説:屋敷伸之九段、広瀬章人八段/聞き手:本田小百合女流三段、井道千尋女流初段)

第3局 稲葉陽 七段 vs 「やねうら王」 3月28日(土) 対局会場:北海道・五稜郭
大盤解説会場:
函館金森ホール(解説:千葉幸生六段、遠山雄亮五段/聞き手:竹部さゆり女流三段、室田伊緒女流二段)
ニコファーレ(解説:糸谷哲郎竜王、深浦康市九段/聞き手:山田久美女流四段、安食総子女流初段)

第4局 村山慈明 七段 vs 「ponanza」 4月4日(土) 対局会場:奈良・薬師寺
大盤解説会場:
現地会場未定(解説:豊川孝弘七段、千田翔太五段/聞き手:村田智穂女流二段、室田伊緒女流二段)
ニコファーレ(解説:佐藤康光九段、森下卓九段/聞き手:山口恵梨子女流初段、貞升南女流初段)

第5局 阿久津主税 八段 vs 「AWAKE」 4月11日(土) 対局会場:東京・将棋会館
大盤解説会場:ニコファーレ(解説:森内俊之九段、藤井猛九段/聞き手:香川愛生女流王将、藤田綾女流初段)

参考

  1. 将棋 電王戦FINAL 人類の、けじめの戦い。 (ニコニコ動画)
  2. 『将棋電王戦FINAL』対局会場の発表 二条城、高知城、五稜郭、薬師寺、将棋会館で開催決定 大盤解説会は現地とニコファーレの2か所で同時開催 (日本将棋連盟 2015年3月 5日 更新)
  3. 電王戦最新情報、概要、電王戦過去の結果(日本将棋連盟)
  4. 平岡 拓也@HiraokaTakuya:将棋ソフト「Apery」開発者のTWITTERサイト
  5. 山本 一成@Ponanza@issei_y:将棋プログラムPonanzaの作者のTWITTERサイト
  6. やねうら王ウェブサイト
  7. 進化したロボットアーム”電王手さん”は成駒再現「将棋電王戦」にデンソー再び(マイナビニュース 2015/03/05)
  8. 2015年春「将棋電王戦FINAL」開催(日本将棋連盟2014年8月29日):”将棋のプロ棋士と最強コンピュータ将棋が対戦する 「将棋電王戦」 を2015年の3月から4月にかけて5対5の団体戦形式で開催すると同時に、4回目となる同対局を「将棋電王戦FINAL」と題し、2015年をもって終了することを発表しました。2016年からは、これまでの電王戦に代わる棋戦として、人間とコンピュータ将棋がペアを組んで対戦する「電王戦タッグマッチ」を本格開催することに決定しました。
  9. コンピューター将棋選手権で市大チームが世界一!(HIJICHO 2014-6-5):”2014年5月3日~5日に千葉県で行われた第24回世界コンピューター将棋選手権で大阪市立大学数理工学研究室・Apery (エイプリー) チームが優勝し、世界一という偉業を達成した。本大会は将棋プログラム同士による最強を競う大会である。Aperyチームの平岡拓也さん (工・2008年3月卒) 、杉田歩准教授 (数理工学研究室) 、 山本修平さん (修士1年・数理工学研究室在籍) にお話を伺った。”
  10. 第24回世界コンピュータ将棋選手権 参加チーム:コンピュータ将棋協会(CSA)主催。将棋プログラム同士の対局
  11. 第3回将棋電王戦全5局を総括。「1勝4敗」の意味するものとは?(日刊SPA 2014.04.20):”2014年4月12日、将棋のプロ棋士5人と5つのコンピュータ将棋ソフトが対決する団体戦『第3回 将棋電王戦』が閉幕した。最終結果はプロ棋士側の1勝4敗で、昨年の『第2回』と合わせると2勝7敗1引き分け(持将棋)と大きく負け越し。現在のコンピュータの実力は、プロ棋士の平均どころか、間違いなくトップクラスと言ってよいものであることは明らかだ。”
  12. 「第3回将棋電王戦」屋敷九段が敗北、プロ棋士側が1勝4敗で昨年の成績を下回る(マイナビニュース2014/04/12):”昨年の「第2回将棋電王戦」の1勝3敗1分の成績を下回る結果となった。”