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小中学校エアコンH29年県別設置率 市長もエアコン無しで仕事してみれば?

  2018/07/21    教育行政

猛暑の季節でもエアコンがある家に住みエアコンがある部屋で涼しい環境で仕事をしている市長や市会議員、教育委員会の人たちが、小中学校にはいつまでたってもエアコンを設置せずに、摂氏30度を軽く超える教室で子供たちや先生に授業をさせるのは一体どうしてでしょうか?劣悪な学習環境どころか、熱中症の危険など人命に関わることなのに、なぜ優先的に対応してこなかったのでしょう?首長が小学校に足を運んで夏の暑さを体験し、即断即決したという事例をネット上でいくつか見かけることからすると、単純に予算が足りないというよりも、当事者意識の有無、優先順位の置き方の問題もあるのではないでしょうか? 学校行事で小学1年生児童が熱中症により亡くなる 教室にエアコンなし 校外学習の小1児童が熱中症で死亡 愛知 豊田 2018年7月17日に、愛知県豊田市率梅坪小学校1年生が毎年恒例の虫捕りの校外学習のため、学年全体(1年生合計112人)で午前10時ごろに約1kmは離れた和合公園へ徒歩で20分かけて向かい、30分程度の活動の後、午前11時半頃に学校に戻りましたが、男子児童のうちの1人(6)が午前11時50分頃に意識を失い、病院に運ばれたものの熱中症が原因で亡くなるという大変痛ましい事故がありました。市内の気温は午前11時に33.4度。学校にはエアコンはなく、教室内の室温は37度だったそうです。(参考記事:熱中症で小1死亡、校長「判断甘かった」 遺族に謝罪 朝日新聞DIGITAL 2018年7月19日01時21分) せめて、この学校にエアコンが設置されていれば、涼しい場所で休息できて、このような不幸を防ぐことができたのではないでしょうか?   エアコン設置率の地域格差を作り出している張本人は誰なのか? 東京都では小中学校におけるエアコン設置率がほぼ100%なのに対して、日本全体の平均は約50%、愛知県は35.7%となっています。寒冷地域でのエアコン(冷房)設置率が低いのは当然としても、そうでない県、例えば長崎県、静岡県、奈良県、愛媛県などでは設置率が10%未満しかなく、都道府県によって教育環境の格差が驚くほど大きいことがわかります。 長崎県の平均は8.6%。そのうち長崎市は、小学校が4.0%、中学校では1.7%… 「エアコンの設置については費用の問題ではなく、季節にともなう自然の変化のなかで、暑さや寒さを感じ、体内の環境を一定に保つ適応能力を高めることが必要」(市教育長2月議会答弁より)… 前出の『小学校4.0%、中学校1.7%』という数値にも普通教室は含まれていない。(「設置ゼロ」の長崎市で小中学校エアコン設置論争~「暑さに耐えることも教育」2018年07月25日 15:46 NET IB NEWS) 「子どもたちの環境の変化の中でやはり寒さや暑さを感じて、体内の環境を一定に保つ適応能力を高めるということがやはり必要だということで教育委員会として考えておりまして、原則冷暖房がない環境の中で学校生活を送らせるというところを基本としております。そういった中で、今とにかく普通教室にはそういった理由でエアコンの設置はしておらずに扇風機の設置を進めているんですけれども、」(長崎市:平成30年教育厚生委員会 本文 2018-03-09)(長崎市議会会議録の閲覧と検索) こゆことですね! pic.twitter.com/rZicboRrDd — Koryu (@Koryu_CR) 2018年7月20日 近隣の県同士でも大きな差があるほか、同一県内でも市町村により0%と100%といった非常に大きな違いがあります。さらには、同一市内でも学校による差があります。首長自らが猛暑の時期にエアコンのない小中学校に出向いて、児童生徒を苦しめるその過酷な状況を体験した市や町では、エアコン設置の決断が速やかに下されているようです。 尾木ママのこの言葉の特に赤文字のところほんとにそれな pic.twitter.com/23nzj2UViG — Norn*Sharot/Keidon(❁´ω`❁) (@keidon0709) 2018年7月20日 大阪市では、橋下僕の時代で、市内全小中430校の普通教室にクーラー設置した。要は予算付けの優先順位の問題。一票をもたない子供を優先できるか。だって、予算をつける市長や議員、職員はクーラーの効いた部屋で仕事してる。おかしいやん。四の五の言わずにやれっちゅうの。https://t.co/wAXKVn4Z8T — 吉村洋文(大阪市長) (@hiroyoshimura) 2018年7月19日 小中学校の場合、市町村の財政力や教育予算をどこに重点配分するかという方針の違いなどが、都道府県のエアコン設置率の違いとなって表れているようです。さらに教育関係者の間では、学校のエアコンに対する意識の違いも影響しているという声もあります。子どもには暑さを我慢させることが必要だという考え方が強い地方では、議会などがエアコン設置に消極的なところが多いようです。ただ、小中学校の普通教室のエアコン設置率は、3年半前に比べると約2倍に増えています。(猛暑が後押し? 学校のエアコン 公立小中3割に冷房‐斎藤剛史‐ベネッセ 2014/06/30) どこの自治体も、少子高齢化により、厳しい財政事情は、同じなのです。だから、行政の限られた財源を、保健、医療、福祉、産業・観光、都市整備、生活基盤、教育、文化、スポーツ等のどこに、優先順位として、その財源を充てていくのかという議論に尽きると思います。… なんども言うように、厳しい財政事情はどこの自治体も同じで、しかも既に約49パーセントで設置されている自治体は、所沢市のように自衛隊入間基地による騒音の問題すらなくても、全教室に設置しているのです。こどもの教育、こどもの未来への投資を優先している自治体なのです。… 是非、首長には、6月、7月の蒸し風呂状態になった、熱風を起こす扇風機が回る教室の中で、1日、授業参観してもらいたいものです。(エアコンの設置動向を窺い合っている所沢市と川越市 2015-02-18 17:01:45 川越市 おかやす学(岡安学)) 政令指定都市、千葉県の自治体毎のエアコン設置率。千葉市のサイトにあるのが何とも…。 …