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「生チョコ」の発明者ショコラティエ小林 正和氏が語る生チョコの科学

生チョコ〝生みの親〟が故郷で再出発! / スイーツの巨匠が信州にやってきた!②(いいね!信州スゴヂカラ 2022年3月5日) abn5ch

【緊急参戦】冷徹な虎南原竜樹が16年ぶりに蘇る…!齢70歳○○生みの親が伝説の虎へと挑む…![68人目]【小林 正和】 令和の虎CHANNEL

過去最大の感動が… この結果に至った真相とは?!【令和のウラ#068[小林 正和]】 令和の虎CHANNEL

明治メルティーキッス 2022年広告 音声CMメイキングムービー 株式会社 明治

参考

  1. 2017年は「生チョコ」誕生30周年! “生みの親”小林 正和シェフが手掛ける 『バレンタインチョコ』のご紹介 2017.01.17 09:30

ニュータウンの今と昔

ニュータウンという名前を与えられて誕生した街も数十年も経てばもはやニューではなくなります。老齢化や過疎化が進んで限界ニュータウンなる言葉も聞かれるようになりました。ニュータウンをいかに再生して繁栄させるか、それを継続させるかは地域社会の大きな課題です。

千里ニュータウン

  1. 日本初の大規模ニュータウン
  2. 所在地:大阪府吹田市・豊中市
  3. 面積:1160ha
  4. 計画人口:15万人
  5. 計画戸数:37330戸
  6. 1962年 入居開始
  7. 2007年 千里ニュータウン再生指針

自分が小学生のときの社会科の教科書には千里ニュータウンが紹介されていました。

「千里ニュータウン -生きている人工都市-」(1968年)

科研費申請書の書き方の教科書 厳選5冊を解説【書籍レビュー】

科研費の研究計画調書(申請書)の書き方のコツを教える教科書的な書籍が最近は増えてきました。どれを買えばいいのか、独断と偏見でレビューしてみたいと思います。

狙って獲りにいく! 科研費

『人は話し方が9割』などのベストセラーを出しつづけている、すばる舎が、2022年にはついに科研費業界に乱入!『狙って獲りにいく! 科研費 採択される申請書のまとめ方』という本を、2022年の科研費応募シーズンのギリギリに出してきました。発売は2022年8月20日。著者は、海洋研究開発機構の中嶋 亮太氏。海洋研究開発機構の仲間たちの協力を得て誕生した本のようです。

私も、すぐにアマゾンで注文して買って読みました。さすがヒットメーカーの「すばる舎」が出しただけあって、ツボ(壺ではない)を心得た内容でした。これまで出版されている定番の科研費の教科書とはまた違った切り口で、採択される可能性を高める(=不採択に振り分けられる可能性をできるだけ減らす)方法を教えてくれます。この本の一番の特色は、審査委員がどんな気持ちで審査しているのかをかなり詳細に解説しているところ。どういうプロセスで当落線上の応募書類を「不採択」に振り分けているのか。どう書けば、ボーダーライン当たりに引っ掛かった場合に、不採択ではなく採択のほうに振り分けてもらえるのか。

ネタバレさせるわけにもいかないので、これ以上は詳しく書きません。

ヒントは、審査委員の審査の実際をイメージできて、審査委員にストレスを与えない優しさ、思いやり、リスペクトを示せるかどうかが大事ということ。もうひとつの特色は、実例をふんだんに掲載しているところです。採択された調書や、不採択調書がなぜ不採択になったのかの分析などは、なかなかお目にかかることができないので、非常に役にたつことでしょう。ある程度応募歴があるが採択率がいまいちという人は、この一冊で開眼するはず。

狙って獲りにいく! 科研費 採択される申請書のまとめ方  2022/8/20 中嶋 亮太 著(アマゾンへ飛びます)

 

科研費獲得の方法とコツ

研究者でこの本を知らない人はいないというくらいのベストセラー&ロングセラー。科研費獲得の方法とコツ 改訂第8版〜実例とポイントでわかる申請書の書き方と応募戦略 なんと第8版まで、版を重ねています。それというのも、科研費の制度(様式や審査制度)がちょこちょこ変わるからなんですね、しっかりとそれに対応しているのはさすが、生命科学と医学の専門出版社の羊土社。出版社の科研費応募応援サイトも充実しています。出版が追い付かないときでも、ここで速報を出して、新しい変化をいち早く研究者に伝えています。

児島先生は大学を定年退官されて科研費支援の会社をつくられたそうです。もちろん素晴らしい研究業績をお持ちの方ですが、科研費獲得の方法とコツはライフワークですね。

科研費獲得の方法とコツ 改訂第8版〜実例とポイントでわかる申請書の書き方と応募戦略 2022/7/14 児島将康(アマゾンへとびます)

 

できる研究者の科研費・学振申請書

ネットで科研費ノウハウを検索すると常にトップにくる科研費.comを知らない人はいないでしょう。ネットの記事を読むだけでも非常にためになりますが、本としてまとまった形のものを手に取って読みたい人もいるわけで、そんな人たちにはありがたい出版です。自分も即買いしました。

できる研究者の科研費・学振申請書 採択される技術とコツ』刊行2019年7月10 日(アマゾンにとびます)

 

科研費 採択される3要素

書籍のタイトルだけですでに科研費に採択される極意を伝えきっている素晴らしい本。この本の特徴はなんといっても、臨床医学の先生が書いているところ。医学系の研究者にとっては参考になることが多いと思います。惜しいのは、科研費の様式の変化に追従できていないところですが、申請書の書き方という普遍的なことに関しては、古くなることはないので、一読の価値があります。

科研費 採択される3要素 第2版: アイデア・業績・見栄え 科研費 採択される3要素 第2版: アイデア・業績・見栄え 郡 健二郎 2017/7/3 医学書院(アマゾンへのリンク)

 

科研費改革と研究計画書の深化

『科研費改革と研究計画書の深化』 (高等教育ハンドブック) 2018/10/15 この本は、研究支援部署の事務系の人が著者で、支援する立場で書かれています。この本の内容も普遍性が高くて、読み応えがあります。たまに読み返しても、読むたびに、なるほどと納得すること多し。惜しむらくは、この本の入手が困難なこと。

科研費改革と研究計画書の深化: 新審査の要点と留意点/研究PDCA/新調書のチェックと進化策 (高等教育ハンドブック)  2018/10/16 牛尾則文, 長澤公洋, 大澤清二 著 地域科学研究会(アマゾンへとびます)

 

どれを読めばいいのか?全部読むといいです。一冊だけ読むなら、不採択が続いている人や採択が安定しない人には「狙って獲りにいく! 科研費」ですね。初めて応募する人には、「科研費獲得の方法とコツ」が安心して勧められます。

オープンアクセス雑誌への論文掲載の費用(APC)の高騰

いいジャーナルに論文がアクセプトされると嬉しいわけですが、アクセプトされたらされたで、論文掲載料をどうやって支払おうかという悩みが生じます。昔と比べると、近の科学出版のビジネスモデルは、論文を掲載してもらう著者が費用(Article Processing Charge;APC)を負担して、読者はオープンアクセス、つまり無料で読めるというものが主流になっています。

APCが150万円を超える雑誌

Nature Neuroscience 155万9千円(The APC for Nature Neuroscience in 2022 is €9,500/US $11,390/£8,290)

この金額をネットで知り、何かの間違いかと思って、ジャーナルのウェブサイトを何回も読み直してしまいましたが、やはり間違いないようで、ネイチャーニューロサイエンスの論文掲載料(APC)が150万円を超えています。

このようなバカ高い雑誌掲載料を要求する雑誌の査読は引き受けないと宣言した研究者もいます。

APCが100万円を超える雑誌

Cell 135万5千円$9,900

APCが50万円を超える雑誌

Current Biology 91万7千円$6,700

EMBO Journal 83万5千円(Open Access fee of $6,100Impact Factor: 14

Nature Communicatinos 80万6千円$58902 year Impact Factor (2021) – 17.694

Cell Reports 71万2千 円$5,200

ネイチャーコミュニケーションズは、ネイチャーネイチャー、ネイチャー何とか(専門分野名)に次いで高いブランド力を誇るネイチャー姉妹紙ですが、やはりAPCがバカ高いです。セルリポーツも同様。本来ならこのあたりのジャーナルに自分の論文がアクセプトされたら喜ぶべきなのでしょうが、この価格を見るとあまり喜べないような気がします。

APCが30万円以上する雑誌

メジャーなオープンアクセスジャーナルはいずれもAPCが30万円を下らないようです。科研費の申請書を書くときに、論文出版費用として「30万円x論文数」を計上しても、落としたりしないよね、審査委員さん!

Frontiers in Neuroscience  44万2千円US$ 3,225

iScience  41万円$3,000

International Journal of Molecular Science (IJMS) 32万8千円2300 スイスフラン)(*after 31 December 2022)Impact Factor: 6.208 (2021)

Molecules (MDPI) 32万8千円2300 CHF

Scientific Reports 30万円$21902-year impact factor (2021): 4.996

MDPIジャーナルもAPCはそこそこ高いんですね。サイエンティフィックリポーツとほぼ同じ価格帯です。しかし、MDPIのIJMSのインパクトファクターはなんとサイレポよりも上。さて、どっちに自分の論文を投稿すればいいのでしょうか。

フロンティアズもオープンアクセスジャーナルなのでAPCはそれなりにかかります。

なるほど、MDPIからの査読依頼は自分はだんだん鬱陶しいと感じるようになったのですが、 ポイントを貯めて使うという賢明な選択があったのですね。MDPIのこのきめ細やかなサービスは、他の”権威のある”出版社のバカ高いAPCの中にあっては、MDPIの評判を今後押し上げていく可能性があると思いました。

参考

  1. 妥当な APC を求めて 佐藤 翔 連載:オープンサイエンスのいま 情報の科学と技術 70 巻 1 号(2020)
  2. 論文の掲載、時に1本50万円必要 研究者「高すぎる」  2020年4月5日 18時00分 野中良祐 朝日新聞デジタル 有料会員記事

オープンイノベーション機構の整備事業 文部科学省

オープンイノベーション機構の整備事業とは

オープンイノベーション機構の整備事業とは、大学企業と「組織」対「組織」での本格的な共同研究を進めるため、産業界や専門家等の経験豊富な人材を招聘し、大学の組織・制度を強化しながら、企業の事業戦略に深く関わる大型共同研究の集中的マネジメント体制「オープンイノベーション機構」を、自立的に運営していくための体制整備に対して支援を行う事業だそうです(参照:(オープンイノベーション機構の整備事業中間評価結果について 文部科学省)。

支援期間は5年間で、支援金額は1~1.7億円程度/年、ただし開始後4年目で開始時の75%、5年目(最終年度)で50%(参照:オープンイノベーション機構の整備事業PDF 文部科学省)

日本政府の目標として、2025年度までに大学に対する企業の投資額を3倍(2014年度比)にするというものがあり、この目標を実現するために、平成30年度からオープンイノベーション機構の整備事業が始まっています。

  1. 大学・国研の出資機能の拡大による産学官連携の活性化について 令和元年9月30日 政策統括官(科学技術・イノベーション担当) 内閣府 34ページPDF資料

オープンイノベーション機構の整備事業の応募件数と採択件数、採択大学

平成30年度 申請件数:19件 採択:8件 審査委員名簿

平成30年度 採択校(分野の例)

  1. 東北大学(創薬)
  2. 山形大学(有機材料)
  3. 東京大学(医療機器)
  4. 東京医科歯科大学(創薬)
  5. 名古屋大学(自動運転)
  6. 京都大学(半導体)
  7. 慶應義塾大学(創薬)
  8. 早稲田大学(情報通信)

 

平成31年度(2019年度)オープンイノベーション機構の整備事業公募

募集要領 オープンイノベーション機構の整備事業公募要領  (PDF) 

公募説明会 東京会場 平成31年(2019年)4月4日(木曜日) 大阪会場 平成31年(2019年)4月5日(金曜日)

公募期間 平成31年(2019年)3月27日(水曜日)~平成31年(2019年)5月20日(月曜日)17時00分まで

提出書類

  1. 平成31年度(2019年度)「オープンイノベーション機構の整備事業」公募について

平成30年度(2018年度)オープンイノベーション機構の整備事業公募

公募説明会 大阪会場 平成30年4月16日(月曜日) 東京会場 平成30年4月17日(火曜日) (JST『産学共創プラットフォーム共同研究推進プログラム(OPERA)』との合同説明会)

公募要領 成30年度オープンイノベーション機構の整備事業公募要領  (PDF) 

公募期間 平成30年4月3日(火曜日)~平成30年5月31日(木曜日)17時00分まで

提出書類

  1. 平成30年度オープンイノベーション機構の整備事業の公募について(文部科学省)

参考(オープンイノベーション機構の 整備 文部科学省)

  1. オープンイノベーション機構の整備 文部科学省
  2. 平成28年度経済産業省産業技術関係予算 概算要求 経済産業省における科学技術関係予算の充実・確保に向けた取組 経済産業省産業
  3. オープンイノベーション機構の整備 令和3年度予算額(案) 1,785百万円 (前年度予算額 1,921百万円3.科学技術イノベーション・システムの構築 令和3年度予算額(案) 291億円 (前年度予算額 306億円

参考(文科省の概算要求)

  1. 平成30年度文部科学関係概算要求のポイント オープンイノベーション促進システムの整備大学) 31億円新 規 ) 競争領域中心の大型共同研究に係る大学等の集中的なマネジメント体制(オープンイノベーション機構)整備や非競争領域の研究コンソーシアム(産学共創プラットフォーム)形成を支援。
  2. 平成30年度予算概算要求において新規に要求する事業に係る行政事業レビューシート 文科省
  3. 平成30年度概算要求の状況について MEXT

参考(内閣府の事業)

  1. 令和3年度 国立大学イノベーション創出環境強化事業 内閣府
  2. 令和2年度 国立大学イノベーション創出環境強化事業 内閣府

その他

  1. 地域の中核となる大学の振興 令和4年度要求・要望額 227億円

雇止めは違法、理研チームリーダーが理研を提訴

日本の研究における雇止め問題

雇止めは研究者業界で大きな問題になっています。有期雇用の場合、研究室の事務系職員であれば5年、研究者は10年、研究補助職の人は研究職と解釈した場合にやはり10年の上限が課せられており、その年数を過ぎて雇用されると無期転換を要求する権利が発生します。雇用側の大学や研究所は、無期雇用を阻止するために無期転換を要求する権利が発生する前に契約を終了させてしまうわけです。本来は雇用を安定化させる目的で制定された法律が裏目にでて、雇用を不安定にさせるだけになってしまっています。

厚生労働相の労働政策審議会は10日、派遣社員やパートなど有期契約を結ぶ労働者の雇用安定を狙った改正労働契約法の施行日を2013年4月1日と決めた。(改正労働契約法2013年4月に施行 5年超えで無期雇用契約に転換 2012/10/11 企業法務ナビ

研究者に無期転換の権利が発生するのは10年となったため、2013年4月1日から労働契約を結んでいた研究者(1年契約で更新を続けてきた研究者など)は10年後の2023年4月を迎えるにあたって、無期転換の権利が果たして発生するのかが大きな関心事となります。法律を素直に解釈すれば、2023年4月1日にめでたく無期転換できそうですが、実際には、多くの大学や研究機関において、無期転換を阻止するための方策がとられているようです。つまり、10年を超えないように、契約を終了させてしまう、いわゆる雇止めの強行です。

 

雇止めの法的根拠

個々のケースで雇止めが合法なのか違法なのかを判断するためには、法律を知っている必要があります。

有期労働契約が反復して更新されて期限の定めのない労働契約と同視される状態に至った場合や、契約更新の期待を持つことに合理的な理由がある場合、雇止めを行うには客観的合理的理由・社会通念上の相当性が必要になります(労働契約法19条)。

不更新条項合理的期待の喪失 契約更新の期待を持つことの合理性を失わせるためのテクニックとして、不更新条項というものがあります。これは、契約の更新をするのは今回限りで、次回の更新はしないということを内容とする契約条件をいいます。(雇止めを争いにくい職業類型-大学助教 2020-06-30 弁護士 師子角允彬のブログ)

研究者が任期付きの職を得る場合に、雇用は最長10年を超えることはないと募集要項に書いてあれば、契約更新の期待を持つ合理的な理由がないので、雇止めをされても文句を言えないということだと思います。

今回、理研を提訴した理研グループリーダーのケースは、有期契約を反復してきており、契約更新の合理的期待もあり、しかも、雇止めされる特段の理由もないという主張なのだろうと思います。

 

理研グループリーダーが理研を提訴

理化学研究所のチームリーダーが、雇止めは違法であるとして、2022年7月28日付けで理研を提訴しました。

  1. 理研雇い止め通告撤回を 無期転換逃れ研究壊すもの 研究リーダーが提訴 さいたま地裁 2022年7月29日(金)  しんぶん赤旗 日本共産党
  2. 現職研究者が理研提訴 来年3月の雇い止め撤回求め さいたま地裁 7/28(木) 17:54配信 JIJI.COM YAHOO!JAPANニュース
  3. 理化学研究所の研究者 “雇用契約の打ち切りは不当”と提訴 2022年7月28日 21時28分 NHK

大学特任教授などを歴任したのち、2011年4月から理研で1年更新の有期労働契約を結び、関西にある理研の研究所で研究チームのリーダーを務めています。当初、契約期間の上限がなかったにもかかわらず、理研が2016年年4月に研究系職員を10年上限で雇い止めできるように就業規則を変更し、雇用開始の起算日を13年4月以降としました。このような就業規則の変更は「不利益変更」に当たるという主張だそうです。このチームリーダーの男性記者会見で、

「雇用が不安定では、研究が職業として成り立たず、若い人材を登用できない」

と訴えています。

200人が対象「研究者の大量雇い止めを阻止したい」理化学研究所の任期付き職員が提訴(2022年7月28日)2022/07/28 MBS NEWS

  1. 「10年で雇い止めは違法」理研の研究者が提訴 「職業として成り立たなくなる」と訴え 7/28(木) 17:07 コメント782件  弁護士ドットコムニュース

世間の反応と論点

上のヤフー記事には780件余のコメントが寄せられておりますが、この記事が研究者の職位などの詳細を書いていないため、個人的な憶測に基づくコメントがほとんどになってしまっています。特に、この提訴した人はグループリーダー(PI)であることを知らずに、一研究員として批判しているコメントが非常に多いのですが、冒頭に紹介した記事のほうがもっと詳しく書いてあって、実情がわかります。提訴されたこの方は、雇用期間の上限が無い条件で2011年4月から1年契約で更新を続けてきているので、最初からわかっていたことだろという批判も当たりません。

以下、論点となりそうなコメントをいくつか紹介します。

多くの研究者が裁判を起こせない理由

30代40代でこの訴えを起こすならまだしも、さすがに60代は若手研究者のために引退しろと言いたい。 自分が博士課程途中で辞めた理由の一部としては上が詰まりすぎてることもあったし。https://news.yahoo.co.jp/profile/comments/16590771150513.29a1.26315

年配の研究者は若手研究者に早く職を譲れという意見はよく目にするものです。しかし、雇止めが違法だといって自分の雇用主である大学を30代、40代の研究者が訴えて、仮に勝ったとしても、その間、研究がストップしますし、次の雇用先の研究機関から煙たがられるでしょうから、研究者としてのキャリアは絶えることになるでしょう。なので、本当であれば一番訴えたいであろう働き盛りの年代の研究者は沈黙せざるをえないのだと思います。

研究者を使い捨てる国、研究者を大事にする国

結局はその場限りの使い捨てを認めているだけ。雇用側を保護するだけの法律だ。最悪の法律だと思う。こんな小さな国に派遣と正社員の壁を作った。不幸な人が多く生み出されていると思う。この法律は廃止すべき。https://news.yahoo.co.jp/profile/comments/16590675930561.29a1.26339

自分も、今の日本の研究業界において、研究者が人として大事にされていないと感じます。中国の千人計画が批判の対象になっていますが、千人計画で雇用された日本人研究者のコメントなどを読むと、中国のほうが業績を挙げた研究者にちゃんとキャリアがつながるようなチャンスを与える制度を用意してくれていると思います。

関連記事 ⇒ 中国の千人計画(千人计划)とは?

中国への研究人材流出に関しては、科学ジャーナリストの榎木英介氏による分析的な記事が理解を助けます。

中国への人材流出の背景として、高給により研究者が次々と中国に引き抜かれているといった理由より、日本側がむしろ積極的に追い出しているというのが実情だ。(理研600名リストラ危機が示す研究現場の疲弊 榎木英介 病理専門医&科学・医療ジャーナリスト 2022/4/2(土) 7:01 YAHOO!JAPANニュース

中国に渡る日本人研究者は、中国のほうが日本より給与が良いからといったような理由で異動している訳ではないということだ。若手からベテランの研究者に至るまで、日本に安定した職がないという切実な実態が背景にある。(「10兆円大学ファンド」~「選択と集中」「毒まんじゅう」で日本の大学は再生できるか? 榎木英介病理専門医&科学・医療ジャーナリスト 2022/1/31(月) 7:32 YAHOO!JAPANニュース

「中国に千人計画で技術を狙われている!」と日本が警戒する中、実際には中国は天文学のような基礎研究にも力を入れている。そして、日本自身が「役に立つ研究」ばかりを重視する一方、実際に中国に流出する人材の多くが、日本では「役に立たない研究」として見捨てられつつある分野の研究者というのは、この上なく皮肉な状況である。(「日本からの応募が増えました」読売「千人計画」バッシングが加速させる「人財」の中国流出 榎木英介病理専門医&科学・医療ジャーナリスト 2021/7/5(月) 7:16 YAHOO!JAPANニュース)

無期雇用を進める研究機関

大量の雇止めを行う理研のような研究組織がある一方で、産総研のように無期雇用を行う研究組織もあるようです。

募集職種 研究職員(任期の定めなし:定年60歳)基本給月額 大学院博士課程修了者 基本給月額276,100円をベースとして研究経験年数等を考慮して加算 ※所内規程の改正により変更となる場合があります。 ○参考:モデル年収 約500万円 (大学院博士課程修了者(採用年度末年齢が28歳)であって、勤務形態が裁量労働制の場合 ) (産総研 採用情報  研究職員募集 パーマネント型研究員)

この件に関しては、まとめて雇い止めを行う機関と、まとめて任期なしに踏み切る機関に別れているように思うが違いはなんだろう?https://news.yahoo.co.jp/profile/comments/16590594763875.d93d.01456

研究職で無期転換になった例を自分はまだ知らないのですが、大学によっては研究関連の事務員に対して雇止めを行わず、ちゃんと無期転換している例があることは聞いたことがあります。機関によっては、事務員を雇止めした例ももちろん知っています。

2023年3月末で10年間の任期が満了となる研究者が相次ぐ見通し。この事態への対処は大学や研究機関が個別に進めており、一律で無期契約への転換を認める動きがある一方、無期転換を認めないために雇止めしようとする動きも見られる。‥ 日本学術会議幹事会はこの問題の解決に雇用維持制度の確立や財源の確保などが欠かせず、個別機関の対応で解決するのが困難だと指摘した。そのうえで、最悪の事態を回避するために、政府と大学、研究機関、日本学術会議が状況の深刻さを共有し、抜本的な解決策を打ち出す必要があると強調している。(研究者雇止め、学術会議が問題解決へ関係機関の協力提唱 2022年7月26日 大学ジャーナルONLINE

雇止めは日本の研究者・教職員・事務職員みんなの問題

PIの雇止め・任期付き雇用問題

理研職員です。ただの研究者ではなく、研究室をもっているPIですら容赦なく首を切られます。10年目に無期雇用に挑戦する制度がありますが、今年も有能なPIが多数失敗し、研究室そのものがなくなっていきました。そうなると、研究室所属の他の研究員も全員やめることになります。 また、お給料もアカデミアは低いです。 研究者のおかれている環境は本当に厳しいです。https://news.yahoo.co.jp/profile/comments/16590559261195.ddff.09725

上は、理研の中の人の声。

任期付き助教の雇止め問題

任期付き助教の場合は、XX年契約、更新はY回までなどと最初の契約書や公募要項に明示してあって、トータル10年を超えることながいようになっている場合が多いと思います。10年を超えて継続して雇用される期待が最初からゼロなので、雇止めという概念がそもそも当てはまらないとも言えます。

不更新条項付きで労働契約を更新した場合、次回更新時に不更新条項を根拠に雇止めをすることができるのか否かに関して、裁判例は分かれており、事件の見通しを正確に立てることは、非常に困難になっています。

裁判所が言っていることは少し分かりにくいですが、意訳すると、 ① 助教はキャリアパスであって、ずっといる職位ではない、 ② 若手を登用するために、ポストの空きを作る必要がある、 ③ ポストに空きを作ることと任期制は馴染みやすい、 ④ 業績が挙がらず昇任できなければ去るという厳格なルールも仕方ない、 ということなのだと思います。(雇止めを争いにくい職業類型-大学助教 2020-06-30 弁護士 師子角允彬のブログ)

関連記事 ⇒ 任期付き大学教員の任期について

事務員・ラボテクニシャンの雇止め・任期付き雇用問題

理研に限らず国立大学などでも同じ状況ですね。教員、研究者に限らず事務職員も同じです。https://news.yahoo.co.jp/profile/comments/16590160996371.f623.15485

上のコメントにある通り、この提訴は、この研究者一人の問題でもなければ、来年3月で雇止めされる予定の200人の理研職員の問題でもなく、日本全国の研究および教育に携わる全ての人の問題だと思います。すでにパーマネントの職を得ている研究者(PI)は無関係かというと、全くそんなことはありません。PIは自分が雇うラボテクニシャンや研究員に対して安定した雇用を提供する必要があります。いなくなってはこまる優秀なラボテクニシャンを切らざるを得なくなったり、ラボに多大な貢献をした部下のプロモーションに力及ばず部下が研究を断念せざるをえなくなると、研究の継続性が失われて、大きな損失だと思います。

雇止めがいかに矛盾に満ちた制度かということは、雇止めされた技術補佐員(ラボテクニシャン)が6か月後に再度雇用されたり、異なる研究所・大学のラボヘッド同士が結託して技術補佐員を6か月間交換して、雇用を維持しようとしている例からも明らかです。

ラボテクニシャンの場合には、このような裏技が使われて雇用をなんとか維持しようという動きがあるのですが、研究者の場合には、雇止めされると次を探すしかありません。しかしパーマネント職が非常に限られている現在の研究業界では、タイミングよくパーマネント職に就くのは至難の業です。「特任」研究員、「特任」大学教員といった、有期職を繰り返す例が多くみられます。

  1. 東京大学で起こった、非常勤職員の「雇い止め争議」その内幕 最大10万人に影響が及ぶ可能性も 田中 圭太郎 2017.08.17 現代ビジネス

非常勤講師の雇止め・任期付き雇用問題

私立大学だってそうですよ。非常勤の講師等10年目は「一旦契約解除して半年後に再契約」だって。バカにしてるとしか思えない。文句言おうものなら「なら再契約しなくて結構」だそうで。https://news.yahoo.co.jp/profile/comments/16590130710748.f50f.29641

非常勤講師の問題はまたこれはこれで根が深いです。正規大学教員と同じように講義を担当しているのに、待遇に天と地ほどの差があるのは、本当にあってはならないことだと思います。

  1. 専修大の非常勤講師、「5年で無期転換」高裁も認める 特例「10年ルール」の適用否定 7/20(水) 18:32 弁護士ドットコムニュース YAHOO!JAPANニュース 大学の研究者などについては、イノベ法(科学技術・イノベーション創出の活性化に関する法律)などで「10年ルール」の特例があり、裁判では5年と10年のどちらが適用されるかが争われていた。この点について、地裁、高裁はともに、小野さんが担当していたドイツ語の授業が初級から中級レベルまでだったことなどの実態から、イノベ法が規定する「研究者」の定義には該当しないとして、10年ルールの適用を否定した。
  2. 大学非常勤講師も含めて、 「通算5年超で無期転換」の動き広がる ―労働契約法第 18 条(無期転換ルール)に対する各大学の対応状況について― 東京私大教連中央執行委員会 2018.01.31 第 56 回単組代表者会議

任期付き職と成果主義の弊害

成果主義ってほんとにいい方式なのか謎。去っていった人たちの方が優秀だった気がしなくもない今日このごろ。https://news.yahoo.co.jp/profile/comments/16590050128549.28a0.12423

上のコメントに通じることですが、優秀が大学生(学部学生)が大学院に進学せずに民間企業に就職したりするのも同じ傾向なのでしょう。

 

雇止め問題は個々の研究機関・大学の問題なのか

以前、記事にしたのですが、文部科学省の大臣の考えを紹介。

末松文部科学大臣:先生から今 国立大学の雇止めの話が出ましたんですけれども、平成31年2月でも独立行政法人、特殊法人、国立大学法人におけ るう無期転換ルールの円滑な運用についてということで細かく指示はしております。 どういう結果で、なっておるかということについては定かで はありませんけれど。まあ先生から今日、理化学研究所の話をよく伺いました。そういうことでございます。答えとしましては国立大学の法人の教職員の雇用形態というのは労働 関係法令に基づきまして各法人が経営方針等に基づいて適切に定めた運用にすべきものであると考えております。 文科省としては国立大学法人の学長が参加する会議において労働契約法の趣旨を 踏まえて適切に対応いただくよう繰り返しお願いしてきたところでございます。研究者の雇用問題に対する末松文科大臣の考え

この国会の議論は多くの人に是非見ていただきたいと思います。

物価高騰 年金減らすな/国立大の運営費交付金減額の抜本的転換を 2022.3.28 2022/03/28 にライブ配信 日本共産党

各大学・研究機関のの無期転換ルールへの対応状況

  1. 各国立大学法人及び大学共同利用機関法人における 無期転換ルールへの対応状況に関する調査 結果概要(平成30年度) 文部科学省大臣官房人事課 調査内容 ○ 全国立大学法人(86法人)及び大学共同利用機関法人(4法人)に対し、平成31年 3月31日時点における無期転換ルールへの対応方針について調査を実施。

雇止め問題は国を挙げて対処すべき問題

今回、理研を提訴したグループリーダーは、研究が職業として成り立っていないことを問題視しています。これはまさにその通りで、今回の裁判はこの提訴した研究者一人の問題では全くありません。日本の研究者コミュニティ全体の問題であることは明らかです。

日本学術会議幹事会はこの問題の解決に雇用維持制度の確立や財源の確保などが欠かせず、個別機関の対応で解決するのが困難だと指摘した。そのうえで、最悪の事態を回避するために、政府と大学、研究機関、日本学術会議が状況の深刻さを共有し、抜本的な解決策を打ち出す必要があると強調している。(研究者雇止め、学術会議が問題解決へ関係機関の協力提唱 2022年7月26日 大学ジャーナルONLINE

  1. 有期雇用研究者・大学教員等のいわゆる「雇止め」問題の解決を目指して 日本学術会議幹事会声明 令和 4 年 7 月 12 日 日本学術会議幹事会 会長 梶田 隆章 ほか(PDF)

参考

  1. 理化学研究所労働組合(理研労)@riken_union 理化学研究所労働組合の正式アカウント
  2. 理化学研究所は約600人の研究系職員の雇止めをやめてください! 研究の発展のために雇用上限の撤廃を求めます。 change.org
  3. 理研600人雇い止め問題の本質は何なのか 寛和久満夫の深読み科学技術政策 第335回 2022.06.02 日経バイオテク
  4. 雇い止めと隣り合わせ、冷遇されるポスドク 国政策が翻弄、若手研究者「綱渡り生活いつまで…」2022/4/21 20:00 神戸新聞NEXT
  5. 「理化学研究所における大量雇止め問題」金井保之 2021年7月3日
  6. 理研で365人が雇い止め 改正労働契約法の“抜け道”が生んだ悲劇 2018/02/25 16:00 AERA

 

 

東京大学医学部医学研究科の研究倫理 論文図作成は写生大会なの?

日本の生命科学の研究力が低下している要因の一つは、日本で一番研究費をたくさんもらっている東京大学が、でっちあげ論文(註.東大自ら認めたように 実験値≠論文の図表の値 の意味において)の著者らを庇護している(なんの根拠も示さずに、教授らに不正はないと断定。個々の論文の図表を精査した結果を報告書に掲載せず、しかもそんな調査報告書すら非公開)からだと思います。文科省やAMEDもこんな非常識な報告に異を唱えることもなく、今まで通り巨額の研究費をこれらの論文著者たちに配分し続けている。こんなんじゃ、日本の研究倫理が破壊され、真面目に研究をしようとする人間が減っていく。

東大自ら、ほとんどの図で再現データとオリジナルデータは一致していないという事実が確認されたと述べているわけですから、これは、ほとんどの図は捏造されているという事実が確認されたと言っているようなものだと自分は思います。それなのに、不正はなかったので調査内容は公開しないというのですから、東大総長や理事たちが研究不正を公認し、隠蔽しているとしか思えません。手作業で図をいじくるのは生命科学の研究では通常だと?!正気か!?よくもまあ、こんなみっともないコメントを公式に発表できたものです。ヤフーニュース記事中の資料にはソフト間で図をコピーした時のズレどころか、(エクセルの図を見ながら?アドビイラストレーターで)「最初から手作業で描画」されていた図があったと書かれている。東大医のラボでの論文作成は、写生大会かよ?これをデータ捏造と呼ばないのなら、一体何がデータ捏造になるんでしょうか?東大の、手作業が通常だという説明は、自分には、捏造が通常だと自ら言っているようにしか聞こえません。本当に気違い沙汰。また、記者会見ではごく一部の図に関してはソフト間のグラフのコピー&ペーストの際に生じたものだとして不正が全くなかったかのように説明したみたいだが、例えば、エラーバーを棒グラフ中に押し込んだ図に関する説明もありませんし、捏造と見なさずにすみそうなものをちょっとだけ紹介してあたかも全部に関して不正がなかったかのような印象付けをして新聞記者らを欺いたに過ぎない。東大の首脳陣が、こんな欺瞞に満ちた説明をすることによって、東大のResearch Integrityを著しく貶めています。エラーバーを手で押し下げてバラつきを小さくみせて有意差があったかのように見せることが通常の図表作成プロセスだというのなら、東大医学部から出た論文を誰が信用するでしょうか?研究大学の日本のトップがこれですから、こんな風土でまともな研究が育つわけがありません。捏造しないと論文が出せない輩にどんだけお金を出しても、全部が無駄。東大(医)では捏造する輩ほど出世するのかと勘違いしちゃいそうです。捏造ラボだと、真面目に研究しようとしている大学院生らが虐げられているはず。まともな人間ほど、心を病むことでしょう。

東大は平成18年3月に下記のような声明を出して、研究を行う大前提としての高い研究倫理を掲げたわけで、この「社会との約束」を守るべきです。教授に不正があったかどうかなんて誰も聞いちゃいなくて、論文データに捏造や改竄があるかどうかをOrdinary_researchersは問いただしたわけです。

  1. はじめに~ 2016年8月14日 12ページPDFコピー
  2. 研究資金リスト 2016年8月14日 5ページPDFコピー
  3. 不自然なデータの指摘 2016年8月14日 52ページPDFコピー
  4. 追加の告発文 2016年8月29日 38ページPDFコピー

これらのOrdinary_researchersの指摘を見る限り、捏造がなかったというのは信じられない。図表の不自然さは自分でも一部を確かめてみました(画像編集フリーソフトで確認)。

実際に、同じような「手法」を使って図表を作成していた理学系の論文は、不正があったと認定されたわけです。理学系では不正になることが医学系では「通常」なので不正ではないとか、意味わからん。ネイチャーはべつに医学系研究者専用の研究不正の基準を設けているわけではありません。総合誌であれば理学系の研究者も医学系の研究者も同じように論文を投稿して掲載されているわけです。医学部には「異常」が「通常」とみなされるような特殊事情が仮にあるのだとしても、それは医学部の外に一歩でたら通用しませんので、不正を認めない理由にならないし、調査報告書を公開しない理由にもなりません。医学部のデタラメな図表の論文をなぜ研究不正にあたらないと判断したのか、Ordinary_researchersが告発した個々の論文、個々の図に関して、他の研究者が納得できるようにきちんと説明する責任が、東大にはあります。不正はなかったので説明はしないという東大のやり方は、不正のあった人間を匿う行為とまったく区別がつきません。個々の論文図表が捏造ではないという証拠を一刻も早く国民に公開すべきです。

研究倫理 Research Integrity

行動規範及び規則制定にあたっての総長声明

科学研究は、人類が未踏の領域に挑戦して知の拡大をはかり、その成果を人類全体が共有して社会に還元することを目的とする活動である。科学研究において研究者は、科学的手法を用いた研究によって得られた知識を学術論文として公知のものとし、人類共有の資産として蓄積していく。それらの知識は、客観性や実証性に裏付けられたものであり、同時代もしくは後代の研究者による追試や評価を可能とするものであるがゆえに、その科学的根拠を科学者コミュニティが自ら保証するものである。近代科学の歴史の中で人類が築いて来たこの科学研究の作法にしたがって行動することは、研究者の活動の自明の前提であり、現代においても研究者の基本的な行動規準である。また、今日のように、科学研究が細分化し専門化する状況の中においては、研究者がこうした行動規準を確実に遵守していることを、より積極的に社会に説明することが求められる。東京大学は大学憲章において研究の説明責任の重要さを掲げており、東京大学において科学研究に携わる者はそれを当然の原理としてきている。しかしながら近時、この自明のはずの研究作法が遵守されていないのではないかという疑いをよぶ事態が生じていることは、まことに遺憾であると言わなければならない。大学は、科学研究を行うとともにそれを次世代に伝えるという教育機関としての責務を負っており、研究にあたっての行動規準は学問の自由と一体のものとして、きわめて厳格に遵守されなければならない。この規準に対する違反は大学の存立の根幹を脅かす重大な行為であり、大学がそうした違反を防止するための自律的な取組みを責任をもって行うことは、大学の自治の一部である。そこで、このたび、東京大学として、科学研究の基本的な作法を行動規範として再確認するとともに、この行動規範を大学が自ら担保するための委員会制度を規則として定めることとした。こうした行動規範は、東京大学で科学研究に携わる者すべてが当然に血肉化しているはずのものであるが、万一の違反行為に対していっそう厳正かつ確実な対応が行われるようにすることが、あえてここに明文化することの目的である。今後、研究費の獲得をめぐる競争が激しくなる中でも、科学研究の原点に対する意識をたえず喚起し、研究者が相互に忌憚なく論じ合える風通しのよい研究環境を整えることによって、東京大学における科学研究の質をさらに高めていくことに努めたいと考えている。

(引用元:PDF 東京大学)*太字強調は当サイト

東京大学の科学研究における行動規範

1 科学研究は、人類の幸福と社会の発展のために欠くべからざる活動である。科学研究の成果は公開されることにより研究者相互の厳密な評価と批判にさらされ、それに耐え抜いた知識が人類共有の財産として蓄積され活用される。
科学研究に携わる者は、この仕組みのもとで人類社会に貢献する責務を負っており、またそれを誇りとしている。この科学者コミュニティの一員として、研究活動について透明性と説明性を自律的に保証することに、高い倫理観をもって努めることは当然である。

科学研究における不正行為は、こうした研究者の基本的な行動規準に真っ向から反するものである。のみならず、研究者の活動の場である大学に対する社会の信頼をいちじるしく損ない、ひいては科学の発展を阻害する危険をもたらす。それは、科学研究の本質そのものを否定し、その基盤を脅かす、人類に対する重大な背信行為である。
それゆえ、科学研究を行うにあたっては、捏造、改ざん、盗用を行わないことはもとより、広く社会や科学者コミュニティによる評価と批判を可能とするために、その科学的根拠を透明にしなければならない。科学研究に携わる者は、実験・観測等の実施者、共同研究者、研究グループの責任者など立場のいかんを問わず、説明責任を果たすための具体的な措置をとらなければならない。

3 科学研究に携わる者の責任は、負託された研究費の適正使用の観点からも重要である。大学における科学研究を有形無形に支える無数の人々に思いをいたし、十分な説明責任を果たすことにより研究成果の客観性や実証性を保証していくことは、研究活動の当然の前提であり、それなしには研究の自由はあり得ない。その責任を果たすことによってこそ、東京大学において科学研究に携わる者としての基本的な資格を備えることができる。

平成18年3月10日 教育研究評議会 了承
平成18年3月17日 役 員 会 議決

https://www.u-tokyo.ac.jp/content/400006408.pdf

(太字強調は当サイト)

エンタメ物理

物理はエンタメになるということを示してくれたのが、Walter Lewin氏のMITレクチャー。

下の動画では、運動エネルギーと位置エネルギーが相互に移り変わるけど、一定だということを体を張って説明している。重い球を勢いをつけて離したら、離した高さ以上に上がるが、ある高さから静かに手を離すと戻ってきたときに最初の高さまでしかこないということを教えてくれるデモンストレーション。

8.01x-レク11-仕事、運動エネルギーと位置エネルギー、重力、保存力 2015/02/08 Lectures by Walter Lewin. They will make you ♥ Physics.

下の動画の宇宙人の存在可能性に関する話も面白かった。

東京大学理学部ホームカミングデイ2021 講演「宇宙人はいるのだろうか?」須藤靖教授 東京大学大学院理学系研究科・理学部 School of Science, The University of Tokyo チャンネル

 

ビッグバンの話も興味深い。爆発というから何か小さな部分でしかなかった宇宙が爆発によって大きくなったのかと、よくあるイラストのイメージで誤解していたことがわかった。ビッグバンが起こる前でも宇宙は無限に広かったらしい。自分の想像力を超えてしまっているが。

須藤 靖「科学の役割と物理学的世界観」(2017年度学術俯瞰講義「物質のはじまりとはたらき ―フェムト、ナノ、エクサの世界」第1回) 18,859 回視聴2020/04/14 241 低評価 共有 オフライン クリップ 保存 OCW UTokyo

 

素粒子物理学のひも理論(ストリングセオリー)の説明もミチオ・カク氏の説明はとてもシンプル。なんだ、そうだったのかって思えた。

天才物理学者ミチオ・カクだけど質問ある? | Tech Support | WIRED.jp 602,374 回視聴2022/02/24 1.8万 低評価 共有 オフライン クリップ 保存 WIRED.jp

参考

  1. ブラックホールの最新の研究 2012年12月26日@北海道大学 高橋 労太(苫小牧高専)
  2. 宇宙に「ブラックホール」は存在するのか? 愛知教育大学 理科教育講座 高橋真聡 日本学術振興会 ひらめき☆ときめき サイエンス 2010 ~ ようこそ大学の研究室へ ~

 

中国の千人計画(千人计划)とは? 

中国の千人計画で中国に活躍の場を移した日本人研究者を、中国の軍事研究開発に協力しているとして批判しているSNS上の意見があるようです。アメリカが千人計画に参加した科学者を逮捕したりして技術流出を懸念していることを受けて、日本政府も歩調を合わせており、中国から援助されている日本人研究者を把握するように大学に指示を出しています。

文部科学省から、大学・所管研究機関等に対して、研究インテグリティの確保に関する取組を進めていただくよう周知・依頼をしております。(政府の対応方針(令和3年4月27日 統合イノベーション戦略推進会議決定) 文部科学省

表向きの通知には中国という国名は露骨には出てきませんが、参考資料を読んでいくと、アメリカが中国の千人計画に懸念を持っていることが紹介されていて、日本も同調することなどが説明されています。

しかしながら、千人計画=軍事研究と考えるのはかなり的外れだと思います。科学技術における研究成果が軍事目的に転用される可能性があることは当たり前のことですし、軍事目的で研究している研究者も当然いるわけで、軍事目的の転用を懸念する声が生じるのも理解できます。しかしながら、千人計画というのは、そのように目的を絞ったものでは全くなくて、中国を科学技術の力で繁栄させようという非常に大きなビジョンに基づいています。千人計画で外国人研究者をリクルートする場合には、メジャーな大学の業績のある教授に限定しており、中国の研究力を底上げするのに協力してほしいという気持ちが伝わってきます。

任期制により研究者を使い捨てにしている日本と違って、中国では研究者を育てて、持続可能な科学研究の基盤を構築しているように見えます。今の日本の研究者社会の惨状を見れば、業績のある研究者だけでなく若手日本人研究者が中国に機会を求めるのは自然なことでしょう。

千人計画は決して秘密裡に行われていたわけではなく、採択者情報が公開されるなどオープンだったようです。

千人計画」は発足以来、国内外で大きな注目を集めており、国際的に有名な学術誌「ネイチャー」や「サイエンス」が、海外からも温かく迎えられている「千人計画」を特集しました。高レベルの才能と積極的な参加。中央政府の「千人の才能プログラム」に後押しされて、北京、上海、天津、遼寧、山東、浙江、江蘇、福建、広東および他の州および都市、ならびに無錫、深センおよび他の都市もまた「自国の州や都市での「千人の才能プログラム」。海外の才能が中国に戻る(中国で働く)ための幅広いステージを構築するために協力します。

“千人计划”启动以来受到国内外广泛关注,国际知名学术期刊《自然》、《科学》等都对“千人计划”作了专题报道,这一计划更得到了海外高层次人才的热烈欢迎和积极参与。在中央“千人计划”的带动下,北京、上海、天津、辽宁、山东、浙江、江苏、福建、广东等省市和无锡、深圳等城市也都纷纷启动本省市“千人计划”,共同为广大海外人才回国(来华)工作搭建广阔舞台。(転載元:https://www.global-sci.org/intro/article_detail/cam/16511.html)

しかし、アメリカによる批判の対象になったことから、あまりおおっぴらにはしなくなりました。

海外ハイレベル人材紹介計画(通称「千人人材計画」)は、共産党中央委員会組織部を担当するCPCの人材育成調整グループが2008年12月から組織・実施している計画です。中国共産党中央委員会と中国共産党中央委員会の計画は、中国の開発戦略を中心に展開しています。目標は、海外で勉強し、働く高レベルの才能を紹介することに焦点を当てることです。 [1] 2018年9月29日、千人計画青年プログラムの評価ワーキンググループは、海外の人材の安全と安心のために、「千人計画」という言葉を公に言及しないように関連ユニットに要請しました。 [2] [3] [4] 2020年4月18日、中国本土のBaiduやSogouなどの検索エンジンとWeiboやWeChatなどのソーシャルネットワークでの「ThousandTalentsProgram」の検索結果がブロックされました。

海外高层次人才引进计划(俗称“千人计划”)是中共中央委员会组织部中共人力资源和社会保障部主管,中共人才工作协调小组2008年12月起组织实施的计划,计划围绕中國发展战略目标,重点引进在海外学习工作的高层次人才。[1]2018年9月29日,千人計划青年項目評審工作小組因考量到海外人才的安全保障,而要求有關單位不得对外公开提及「千人计划」字眼。[2][3][4]2020年4月18日,「千人计划」在中国大陆的百度搜狗等搜索引擎以及微博微信等社交网络的搜索结果已被屏蔽。[5](引用元:维基百科 ウィキペディア)

以下、千人計画に関する記事(日本、中国など)を忘備録的に紹介。原文が中国語の場合は、グーグル翻訳またはディープLによる翻訳。網羅的にまとめてはいませんが、中国が毎年毎年非常に多くの研究者を千人計画によってリクルートしていることがわかります。

2022年

  1. 「中国の資金援助は助かる」と日本人研究者…破格の待遇で世界の人材を集める「千人計画」の恐ろしい目的 日米欧による”科学技術の競争”とは狙いがまったく違う 2022/06/21 12:00 PRESIDENT Online 北村 滋 北村 滋 前国家安全保障局長
  2. 2022年、海外の優秀な人材の紹介が進んでいる 2022年5月5日海外の優秀な人材を主体とし、海外のハイレベルな人材を中心に、経済・社会開発の主要な戦略計画に焦点を当て、国際的に先進的かつ国内をリードするハイレベルな起業家的で革新的な人材とチームの紹介に注力します。 2022年海外高层次 人才引进进行时 5月 05 2022 围绕经济社会发展的重大战略规划,以海外优秀留学人才为主体、以海外高层次人才为重点,着力引进具有国际先进、国内领先水平的高层次创业创新人才及团队。
  3. 2022年の才能の紹介、どの大学が高い待遇を受けていますか? 2022-01-26 09:00 浙江大学を含む39の大学が海外人材紹介に参加しています 2008年、当時清華大学の党委員会書記長だった陳西氏は、まだ米国にいる志義公に、「清華大学は緊急に才能を必要としている。清華大学が中国に戻ることを望んでいる」と述べた。その日、Shi Yigongは中国に戻り、清華大学での生涯にわたる教職を辞任することを決定しました。あるインタビューで、「戻ってきたらもっとできると感じており、この達成感は私にとって非常に重要だ」と語った。 海外の学者にとって、中国に戻ることは、彼らの気持ちだけでなく、今、彼らを興奮させる多くの開発の機会が中国にあります。 2022人才引进,哪些高校待遇高? 2022-01-26 09:00 浙江大学等39所高校正在参与海外引才 2008年,时任清华大学党委书记的陈希对还在美国的施一公说:“清华急需人才,希望一公回国。”第二天,施一公决定回国、辞去普林斯顿大学终身执教的职务。在接受采访时,他曾说:“我觉得我回来以后可以有更大的作为,这种成就感对我来说很重要。” 回国,对于海外学者而言,不止因为情怀,如今,国内还有许多的发展机遇令他们心动。
  4. 海外のハイレベルタレントプロジェクトの応募に関するよくある質問のまとめ 海外高层次人才项目申报常见问题汇总 特定の応募資格要件(どのタイプの人材プログラムが応募に適していますか)?アカデミックチャネルまたはインダストリアルチャネルを利用しますか?申請が成功した場合、どのような義務が果たされますか?宣言を手伝ってくれるプロのインストラクターはいますか?サポートユニットを見つけるのを手伝ってもらえますか?選択後に単位を切り替えることはできますか?具体的な資金額(州、市町村、地区によって大きく異なります)、支払い条件、支払い期間は?情報の非対称性による誤解を避けるために、海外の学者への質問には喜んでお答えします。プロのタレント紹介エージェンシーとして、私たちが提供するサービスはタレントに料金を請求しません。Didiへようこそ〜

2021年

  1. 2021年に海外の高レベルの人材を導入するための補助金プロジェクトの申請を整理することに関する通知 关于组织2021年市海外高层次人才引进补贴项目申报的通知

2020年

下は、血液学研究所が千人計画により人材を募集している例です。

北京協和医学院血液病院(血液学研究所) 世界中から人材を採用する  中国医学科学院血液病医院(血液学研究所) 面向全球广纳贤才

IX. 採用プロジェクト
(I) 卓越した才能
国家「千人計画」長期プロジェクト
必要条件
一般的に、海外で博士号を取得した方で、55歳以下の方が対象となります。
海外の有名大学や研究機関で教授職にある専門家および学者。
導入後少なくとも3年間、中国でフルタイムで勤務し、年間9ヶ月以上勤務していることが必要です。 申告書の合計枚数は2枚までとします。
注目のタレント待遇。
年俸70万元〜100万元、任用期間に応じて支給、設置費200万元研究支援金2〜4千万元

九、招聘项目
(一)杰出人才
国家“千人计划”长期项目
要求:
一般应在海外取得博士学位,不超过 55 岁;在国外著名高校、科研院所担任相当于
教授职务的专家学者;一般应未全职在国内工作,已在国内工作的,时间应在一年以内。
引进后应全职在国内工作不少于 3 年,每年不少于 9 个月。累计申报次数不超过 2 次。
杰出人才待遇:
年薪 70-100 万元,按聘期发放;安家费 200 万;科研支持经费 2000-4000 万。

千人計画は、とにかく優秀な人間を中国に集めて研究力を向上させ豊かな国を作ろうという趣旨であって、軍事研究に特化したプロジェクトというわけではないということは、募集要項や、実際に採用された人の記事を読めば明らかです。

  1. 正しく恐れよ「千人計画」 榎木英介 2020/10/19(月) 6:30 YAHOO!JAPAN 流出すべきものを持ち合わせていない若手基礎科学研究者を、軍事研究に結び付けてバッシングすること、明らかに筋違いと言えるだろう。‥ 真に恐れ、憂うべきは、千人計画そのものではなく、自国にいる本来活躍できるはずの人材に活躍の場を与えられなかったことにあるのではないか。
  2. 中国の研究者招致「千人計画」当事者の思い 「学術会議が協力」情報拡散の背景は 木許はるみ 毎日新聞 2020/10/15 12:00(最終更新 10/15 12:50) 有料記事 「日本学術会議が中国の軍事研究『千人計画』に積極的に参加している」という情報は、ネット上の複数のまとめサイトが掲載し、拡散された。サイトは、8月6日に公表された甘利明衆院議員のブログ「国会リポート第410号」‥ 千人計画とは、「科学技術強国」を目指す中国政府が2008年に始めたハイレベル人材招致計画だ。‥ 10年以降は、40歳以下の若手に向けた「青年千人計画」もスタート。

2018年

下の日本語はグーグル翻訳なので訳がどれだけ正確かわかりませんが、元東北大学総長の井上明久教授も千人計画で天津大学に在籍していると紹介されています。

井上明久教授は、本学の材料科学工学部の非常勤教授に就任 河北工業大学風連ネットワーク/2018-04-27 井上明久教授受聘我校材料科学与工程学院兼职教授_河北工业大学 河北工业大学 辅仁网/2018-04-27

井上明久教授は、世界的に有名な材料科学者であり、米国国立工学アカデミーの学者であり、日本科学アカデミーの学者であり、東北大学の前学長であり、金属分野の創設者の一人です。 -アモルファス材料科学。2007年にノーベル物理学賞にノミネートされました。彼は、アモルファス金属、ナノ結晶金属、ナノ準結晶金属などの材料科学の研究分野で最も影響力のある人物の1人です。とバルク金属ガラス。彼は2,000以上のSCI科学論文を発表し、200以上の特許を申請しました。彼は、材料科学と工学で11年連続で発表された論文の世界で最も高い引用数を持つ科学者です。 2017年5月1日現在、論文の総引用数は105,000、H-index 134、i10-index1588です。現在、井上教授は、東京大学の教授であり、東京にある城西国際大学のグリーンマテリアルグローバルセンターの所長であり、天津大学の「全国千人外国人専門家」プログラムの常勤教授です。 、Ningbo Institute of Materials Science、Chinese Academy of Sciences、Shanghai Jiaotong University、Moscow State University of Science and Technology、Russiaの客員教授、King Abdulaziz University、Jeddah、SaudiArabiaの上級研究員。

井上明久教授是世界著名材料学家,美国国家工程院院士,日本学士院院士,日本东北大学前校长,金属非晶材料科学领域的创始人之一,2007年获诺贝尔物理学奖提名,长期从事非晶态金属、纳米晶体金属、纳米准晶体金属、块体金属玻璃等材料科学的研究,是该研究领域国际最有影响力人物之一。发表SCI科研论文2000余篇,申请专利200余项,是连续11年蝉联材料科学与工程发表论文全球引文最高的科学家。截至2017年5月1日,论文总引用数为105000,H-index134,i10-index 1588。目前,井上教授为日本东京大学教授,日本东京城西国际大学绿色材料全球中心主任,天津大学“国家外专千人”计划全职教授,中科院宁波材料所和上海交通大学客座教授,俄罗斯莫斯科国立科技大学和沙特阿拉伯吉达阿卜杜勒阿齐兹国王大学高级研究员。

関連記事⇒東北大学元総長らに「研究不正は無かった」調査委員会報告の懐疑点

 

  • 北京交通大学の楊慶山教授から熱心な依頼があり、国家特聘専家(千人計画)のプログラムのもと、2014年9月から3年間、北京交通大学・土木建築工程学院・教授として赴任しました。
  • 中国に来てすぐに「永住権」も頂戴しました。
  • 科学技術の研究や高等教育は、国の将来にとって極めて重大な意味を持ちますが、先を見据えた教育、研究への国の方針、国の情熱に、日本と中国では大きな差があり、彼我の将来の違いも歴然のようで、ぞっとするものが有ります。

北京交通大学と重慶大学で風工学の教育、研究に従事して 2018年12月11日 田村幸雄: 重慶大学土木工程学院・教授東京工芸大学名誉教授

 

  • 世界中の研究所や大学の公募に出したらどうなるのだろう?」という素朴な興味から、海外の研究所にも応募を始めました。
  • 中国科学院は、日本の理化学研究所のような組織で、中国各地に約100カ所約6万人が働いており、上海センターは、良くオーガナイズされており、ファカルティーミーティングは基本的に英語で行われます。
  • 手に入れることができない試薬や入手に時間のかかる機器なども若干ありますが、サイエンスの部分ではほぼ日本と同等な環境を作ることができました。
  • 日本人研究者のキャリアパスとして、中国で研究を行うという選択肢をもっと考慮しても良いと思っています。著名な中国人研究者が千人計画で、欧米から中国に帰国していることからもわかるように、中国で研究を行う土壌が整ってきています
  • Nature Publishing GroupCold Spring Harbor Laboratoryなどの大きな支所が中国に置かれるなど、アジアの中で中国の存在感が増しています。

上海から見た中国のサイエンスの現状2018年12月6日 河野 洋治中国科学院 Shanghai Center for Plant Stress Biology・ジュニアグループリ-ダー

 

  • 2014学年度に入って、まわりから「先生も来年3月には東工大を「ご卒業」(定年退職)ですね、卒業後はどうされますか?」などと質問がくるようになり、自分でもどうしたものかと考え始めた頃、以前に研究室滞在のお世話をしたことのある北京理工大学(BIT)の先生から「中国政府の千人計画教授に応募して中国に来ませんか?」という誘いがあった。
  • BITの千人計画教授の方は、通常の大学人事の応募書類の何倍もの資料を用意させられて2014年の9月頃に応募を完了したのであるが、何段階もの厳しい審査を経て、内定に至ったのは2015年の6月
  • BITの研究室は、現在、私の他、PostDoc研究員1,(日本語が堪能な)秘書1,Dr学生3,Ms学生9の計15名で構成されている。
  • 鄧小平氏のお声がけで、俗に海亀政策と呼ばれるプログラムが始まり、頭脳流出した中国人研究者総勢100名を、21世紀になるまでに自国に呼び戻そうというものであった。
  • 今世紀に入ってから、その延長とも言える、千人計画http://www.1000plan.org/en/がスタートした。中央政府によるもの地方政府によるもの、また、頭脳流出している中国人(一部外国人も可)が対象である創新創業青年の3種類、および外国人専門家(外專)などの各種プログラムがあり、それぞれが毎年数十名から百名強を10年程度で千人を目指すということで公募選抜し、現在、全世界から合わせて7000名ほどの高度人材が、これらのプログラムで中国に滞在していると言われている。
  • 基本的には5年間のプログラムで、各当選者には、立ち上げ一時金から研究資金など総額1億円ほどが供与される。好条件の上、中国での経済や生活水準の向上などもあり、年々競争が激しくなってきており、私が関与した一昨年のあるプログラムでは、全世界から5千名ほどの応募者に対して最終的に採択されたのは86名というような狭き門である。

東工大から北京へ―躍進する中国の研究環境 2018年11月20日 Science Portal China  廣田 薫日本学術振興会北京連絡センター センター長、北京理工大学 外専千人特聘教授東京工業大学 名誉教授 

  1. 黄鶴杯・2018 中国光谷3551 グローバルビジネスプランコンテスト November 18, 2018 – by Mao Wei 中国の国家政策である「大衆起業、万人革新」に呼応するために、大武漢建設の「現代化、国際化、生態化」のサポート、「百万大学生留漢起業就職プロジェクト」、「百万卒業生資智回漢プロジェクト」、「大学科研成果転化対接プロジェクト」、「海外科学技術革新人材来漢発展プロジェクト」、東湖高新区人材特区建設の促進、多くのハイレベル人材の受け入れと養成、光谷の特色ある起業文化の創造、国際的影響力のある起業ブランドの構築を積極的に実施するために、2018年9月12日に武漢市人材局と武漢東湖新技術開発区管委会による第三回「黄鶴杯・2018中国光谷3551国際ビジネスプランコンテスト」を共同開催します。また、12月8日には本コンテストの日本開催を東京大学にて行う予定です。
  2. 高水準の海外人材を紹介するための暫定措置 リリース時間:2018-09-04出典:人事部(教員養成センター) 引进海外高层次人才暂行办法 发布时间:2018-09-04 来源:人事处(教师发展中心)HUBEI UNIVERSITY OF ECONOMICS
  3. 全国的な「千人計画」の青年プロジェクトと起業家の才能プロジェクトの第14バッチが発表された候補者を選択しました(リストを添付)2018-02-10 第十四批国家“千人计划”青年项目、 创业人才项目入选人员名单公布(附名单)2018-02-10 全国「千人計画」の関連規定によると、北京大学のTianZhiyuを含む609人とBeijingYishuTechnology Co.、Ltd.のZhang Ximengを含む41人が、正式な審査、コミュニケーションのレビュー、面接のレビュー、宣伝を通じて選ばれました。 、レビュー、および承認手順。全国的な「千人計画」の青年プロジェクトおよび起業家の才能プロジェクトの第14バッチがここに発表されます。 海外の優秀な人材紹介のための特別事務所 2018年2月8日

2017年

国の才能プロジェクト/計画についてどのくらい知っていますか? 国家级人才项目/计划,你知多少?

(2017-06-23)

中央委員会組織部のタレントプログラム 中组部人才计划由中组部作

CPC中央委員会の組織部門が主導する人材プログラムには、主に千人計画海外の高レベルの人材紹介プログラム)、若い人材プログラム若い海外の高レベルの人材)、1万人の人材プログラム全国特別支援プログラム)が含まれます。 「千人計画」「千人計画」は、主に海外の人材を紹介することを目的としており、中国の飛躍的な発展を支援する可能性のある優秀な若手人材のグループを積極的に紹介することを目的としています。科学技術と産業;「千人計画」は、国内の才能のために、自然科学と人類と社会科学の2つの主要分野、および2つのタイプの革新と起業家精神における一流の才能の育成への投資を強化することを目的としています。

为牵头单位的人才计划主要有:千人计划(海外高层次人才引进计划)、青年人才计划(青年海外高层次人才)、万人计划(国家高层次人才特殊支持计划),“千人计划”、“青年人才计划”主要是针对引进海外人才的,旨在大力引进一批有潜力的优秀青年人才,为中国科技、产业的跨越式发展提供支撑;“万人计划”是针对国内人才的,加强对自然科学和人文社科两大领域、创新和创业两大类型一流人才的培养投入。

 

 

天津市:天津市外专千人计划 (Tianjin Municipality:”1000 Foreign Experts Introduction Plan”)

上海市:上海市千人计划 (Shanghai Municipality:”1000 TalentPlan” of Shanghai)

浙江省:浙江省千人计划 (Zhejiang Province:”1000 Talents Plan” of Zhejiang Province)

四川省:四川省千人计划 (Sichuan Province:”1000 Talent Plan” of Sichuan Province)

青海省:青海省高端创新人才千人计划 (Qinghai Province:Qinghai Provincial High-end and Innovative1000 Talents Plan)

2017年3月28日 国家外国専門家局

2016年

  1. 2016年全国「千人計画」外国人専門家プロジェクト(「千人計画」)の申請に関するお知らせ 关于2016年国家“千人计划”外专项目(“外专千人计划”)申报工作的通知
  2. 2016年の州の「千人計画」の結果は、205人の高レベルの紹介された才能と、20の革新的で起業家精神にあふれたチームが最終選考に残ったことを発表しました 2017年1月4日07:39出典:四川日報 2016年省“千人计划”结果揭晓 205名高层次引进人才和20个创新创业团队入围 2017年01月04日 07时39分来源: 四川日报
  3. 2016年の第12回全国「千人計画」 2016年第十二批国家“千人计划” 「千人計画」の関連規則によると、北京大学の劉毅を含む558人と北京島大華技術有限公司の王暁平を含む57人が正式なレビュー、コミュニケーションのレビュー、インタビューのレビュー、宣伝の後に選ばれました「千人計画」の若い才能と起業家の才能の第12バッチのリストは、ここに発表されます。 海外の優秀な人材紹介のための特別事務所 2016年3月3日

2015年

  1. 「千人計画」選考資格リスト第11弾発表千人計画」の第11バッチの発表に関する発表 若い才能と起業家の才能資格リスト 「千人計画」の関連規則によると、北京大学の胡陽ファンを含む661人、北京パーセント情報技術株式会社の蘇孟を含む64人が正式なレビュー、コミュニケーションのレビュー、インタビューのレビュー、宣伝、レビュー、承認の手順。「千人計画」の若い才能と起業家の才能のバッチのリストがここに発表されます。 海外の優秀な人材紹介のための特別事務所 2015年4月21日 第十一批“千人计划”入选资格名单公布 关于公布第十一批“千人计划”青年人才、 创业人才入选资格名单的公告 根据“千人计划”有关规定,经形式审查、通信评审、面试评审、公示及复核、审批等程序,北京大学胡又凡等661人、北京百分点信息科技有限公司苏萌等64人,分别入选第十一批“千人计划”青年人才、创业人才名单,特此公布。 海外高层次人才引进工作专项办公室 2015年4月21日
  2. 「千人計画」の第11バッチの発表に関する発表若い才能と起業家の才能資格リスト リリース日:2015-05-14 关于公布第十一批“千人计划”青年人才、 创业人才入选资格名单的公告 发布日期:2015-05-14 「千人計画」の第11バッチの発表に関する発表 若い才能と起業家の才能。、「千人計画」の関連規則によると、正式なレビュー、コミュニケーションのレビュー、インタビューの後、起業家の才能の資格リストの発表 レビュー、宣伝、レビュー、承認、その他の手続き、北京大学胡洋ファン、北京パーセント情報技術株式会社を含む661人。SuMeng64人が「千人計画」の若い才能と起業家の才能の11番目のバッチに選ばれましたこれにより発表されるリスト。海外高等人材紹介特別事務局 2015年4月21日「千人計画」第11回若手人材選抜リスト名 応募ユニット

2014年

  1. 「千人計画」、これまでに計242人の外国人専門家が入選 2014年06月09日 Science Portal China 外国人のハイレベル人材を誘致することを目的とした「千人計画」ハイレベル外国専門家プロジェクト(外専千人計画)が2011年8月に開始されてから、中国国家外国専門家局(以下、同局)は政策の研究、プロジェクトの申請、専門家の審査、連絡サービスなどを推進し、海外人材導入事業の新たな局面を切り開いた。人民日報が伝えた。これまでの4期に渡り、29カ国・196人の外国人専門家が同計画に入選した。また、外専千人計画の実施が始まる前に、千人計画のプロジェクトに入選した外国人専門家を含めると、計242人が同局の連絡・サービスの範囲内に収められた。情報科学、数理科学、環境・地球科学など、外国人専門家はさまざまな研究に従事している。外国人専門家のうち、米国、ドイツ、日本の専門家数が1−3位を占めた。

2012年

  1. 千人計画で招致した人材が上海で研究機関建設 2012年05月03日 Science Portal China 中国科学院上海植物逆境生物学研究センターがこのほど上海辰山植物園に設立された。海外のハイレベル人材およびイノベーションチームを招致する「千人計画」を通じて中国科学院と上海市が共同で招致した朱健康教授およびそのチームが筆頭となり、同研究センターの建設を進めていく。人民日報が3日に報じた。
  2. 2012年には、「数千人の若い才能プログラム」178人の候補者の3番目のバッチがレビューに合格しました 2012-06-30「若手海外高等人材紹介規則詳細規則」に基づき、海外高等人材紹介特別事務局は、「数千人の若手人材プログラム」の申請と審査作業の第3バッチを組織し、実施しました。予備審査、コミュニケーション審査、面接審査を経て、合計178名の候補者が審査に合格し、7日間公開されました。候補者の資格に異議がある場合は、2012年7月4日までに、関連する意見を特別事務局のメールボックスzhuanxiangban@1000plan.orgに送信してください。 「千人計画」広報候補者リスト第3弾(178名) 2012年第三批“青年千人计划”178名人选通过评审 点击:45338 次 添加日期:2012-06-30 [ 打印 ] [ 收藏 ] [ 关闭 ] 根据《青年海外高层次人才引进工作细则》的规定,海外高层次人才引进工作专项办公室组织实施了第三批“青年千人计划”申报评审工作。经初审、通信评审、面试评审,共有178名人选通过评审,现予以公示,公示期7天。如对人选的资格条件等有异议,请于2012年7月4日之前将有关意见发至专项办邮箱zhuanxiangban@1000plan.org。   第三批“青年千人计划”公示人选名单(178人)
  3. 「千人の若き才能プログラム」の第2バッチに、218人の海外のハイレベルな才能が選ばれました。 218名海外高层次人才入选第二批“青年千人计划” 海外高等人材紹介専門室(以下、特別事務局)は、「千人計画」で紹介された人材の第2弾のリストを最近発表しました。「千人計画」の第2弾若者のためのプログラム」。 「若手海外高等人材紹介細則」に基づき、海外高等人材紹介特別事務局は、2011年9月に「数千人の若手人材プログラム」の第2回募集を実施しました。 。専門室担当者によると、「千人青年人材育成プログラム」に選ばれた者に必要な科学研究条件を提供し、科学研究に専念できるようにするため、中央財政が各自に支給する。 「千人の才能プログラム」に1回限りの50万元の生活手当、100万から300万の3年間の科学研究助成金、その他の労働条件と生活上の利益については、「千人の才能計画」の既存の方針を参照してください。 “。 2010年12月、セントラルタレントワークコーディネーショングループが「海外の若手ハイレベルタレントの紹介に関する詳細規則」を承認・可決し、「数千人の若手タレントプログラム」が正式に発足しました。 2011年から毎年約400名の優秀な海外若手人材を紹介する予定であり、2015年までに合計2,000名を紹介する予定です。

2011年

千人計画で採用された研究者の氏名、性別、生年月日、専門分野、卒業した機関、現在所属する機関、現在の職位が公開されていました。千人計画のウェブサイト1000plan.orgは、現在(2022年7月)非公開になっているようです。

  1. 千人計画の152人の候補者の最初のバッチがレビューに合格しました 2011-08-23千人計画ネットワーク 第一批青年千人计划人选名单152名人选通过评审 2011-08-23 千人计划网 「海外若手人材紹介細則」に基づき、海外高等人材紹介特別室では、「千人若手人材プログラム」の申請・評価作業の第1弾を実施しました。予備審査、コミュニケーション審査、面接審査を経て、合計152名の候補者が審査に合格し、現在14日間公開されています。広報期間中、候補者の資格に異議がある場合は、9月2日までに特別事務局のメールボックスzhuanxiangban@1000plan.orgに関連する意見を送ってください。 元のテキストへのリンク:「千人計画」の候補者の最初のバッチの発表に関する発表 原文链接:关于公示第一批“青年千人计划”人选的公告 http://www.1000plan.org/qrjh/article/17112
  2. 第5期「千人計画」に海外留学組318人が選抜 2011年05月31日 Science Portal China 中央人材工作調整チーム弁公室は、昨年末までに第5期「千人計画」に海外留学組318人が選抜されたと発表した。内訳は「イノベーション人材」260人、「起業人材」58人

2010年

  1. 2010年海外ハイレベル人材紹介計画一覧 2010年海外高层次人才引进计划名单 (ウィキペディア)

2009年

  1. 海外のハイレベル人材204人、千人計画に入選 2009年09月28日 Science Portal China 海外ハイレベル人材招致計画「千人計画」の第2陣候補者がこのほど決定した。人材部門への申告、担当部門の審査、専門家顧問グループの審査などの難関を経て、正式に204人が「千人計画」に入選した。新華網が26日に伝えた。 これら204人はそれぞれ、米国、英国、日本、ドイツ、フランスなど各国から招致された。うち、イノベーション人材が145人創業人材が59人。137人が海外国籍を取得しており、非中国系の外国人は4人、女性は6人。

1994年

  1. 海外人材呼び戻し政策 中国科学院「百人計画」Science Portal China  開始時期:1994年 「百人計画」は、1997年より「海外傑出人材導入計画」と「国内百人計画」とに分けられ、2 001年には「海外有名学者計画」が追加された。

2020年(令和2年)最後のセンター試験をみんなのツイートで振り返る

 

 

関連記事 ⇒ 大学入試センター試験2020年 問題と解答速報・集計ツールサイトまとめ

 

最後のセンター試験が終わりました。来年の試験制度の変更を前にして、どのような出題傾向だったのでしょうか?SNS(ツイッター)でのセンター試験への反響を纏めます。

 

大学受験の厳しさ

 

 

2次試験の配点が高い大学を受験する人は、センター試験が終わったのでまた2次試験の勉強に戻れるというだけのことだと思います。多くの人は一分一秒を惜しんで勉強している時期のはず。余裕をもって合格できる人がいたらうらやましい限りですが。

 

総括

どうせ最後だからと自由奔放な出題になったのか、あるいは来年の変革を先取りした問題を出したのか?センター最後の試験では、どのような問題が出されたのでしょうか。

 

数学

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

物理

 

 

化学

 

 

生物基礎

 

 

 

 

 

 

地学基礎

 

国語

 

 

 

 

 

 

 


 

英語リスニング

 

 

 

 

 

英語

 

 

 

 

 

 

 

 

現代社会

 

 

日本史B

 

世界史B

 

世界史

 

 

地理

 

 

 

倫理、政治・経済

 

 

最後のセンター試験

大学入試センター試験も今年が最後となりました。来年からは名称が「大学入学共通テスト」に変わります。

1990年に始まったセンター試験は今回が最後で、2020年度からは大学入学共通テストに衣替えされる。(最後のセンター試験始まる 55万人が志願 大学 社会・くらし 2020/1/18 10:02 日本経済新聞

 

来年からはより思考力を重視した大学入学共通テストに衣替えすることもあり、受験生の間には志望校の難易度を下げて現役合格を目指す「安全志向」が広がっている。(最後の「センター試験」始まる…受験生は「安全志向」 2020/01/18 10:35 読売新聞

 

 

 

センター試験廃止に関する議論

 

 

カルノーが書いた生涯唯一の論文『熱の動力についての考察』

カルノー(1796 – 1832)は、高校の物理で習うあのカルノー・サイクルを考案した人で、熱力学に関する理論的な考察を始めたパイオニアと位置付けられます。36歳の若さで亡くなっていますが、生涯で唯一となる論文(本)を28歳のときに出版し(1824年)、この論文によってその功績が後世に残りました。

熱力学第二法則の確立に最も貢献した 3 人を挙げるとカルノートムソ ン (ケルヴィン卿)、クラウジュウスになる。(熱力学基礎 PDF)

カルノー28歳、わずか1篇の論文『火の動力』で、熱力学の基礎を確立した。イギリスに誕生した蒸気機関は、フランスで効率改良の理論研究が進められ、彼は熱の生む動力の絶対的な制約を見いだす。(熱学思想の史的展開2 ─熱とエントロピー 山本 義隆 著 この本の内容 筑摩書房

 

カルノーの論文

フランス語原題 Réflexions sur la puissance motrice du feu et sur les machines
propres à développer cette puissance.

本文(フランス語) http://www.numdam.org/article/ASENS_1872_2_1__393_0.pdf

英語タイトル Reflections on the Motive Power of Heat.

本文(英語 翻訳)https://en.wikisource.org/wiki/Reflections_on_the_Motive_Power_of_Heat

カルノーの時代は、まだ「熱」の正体が何かわかっておらず、科学者の間では熱が「物質」であるとする熱素説(カロリック説)が有力な仮説でした。そのため、この論文でも、カルノーは「熱素説」の立場で議論をしており、熱素(the caloric)という言葉を使っています。

 

論文発表後

だがその理論は巨視的自然の究極の真理に触れるラディカルなもので、技術者にも物理学者にも受け入れられることなく長く埋もれる運命となる。(熱学思想の史的展開2 ─熱とエントロピー 山本 義隆 著 この本の内容 筑摩書房

今でこそ高校の物理で習うカルノーの業績ですが、不思議なことにカルノーの論文の意義は誰にも理解されず、長い間誰も関心を示さなかったようです。

 

病死

1832年6月、病に倒れ、同年8月24日、コレラにより36歳の生涯を終えた。死後、遺品はコレラの感染防止のためほとんどが焼却処分された。(ウィキペディア

 

カルノーの後世の評価

  1. THERMODYNAMICS AS LEGACY OF SADI CARNOT (National Conference on Futuristics in Mechanical Engineering) 
  2. Sadi Carnot and the Second Law of Thermodynamics 

 

参考

  1. カルノー・熱機関の研究 (みすず書房)
  2. 『熱力学』講義ノート 冨田博之 (総合人間学部基礎科学科情報科学論講座)  tomita@phys.h.kyoto-u.ac.jp 2003 年 9 月5版
  3. 熱力学講義ノート第8版 埼玉工業大学 小西克享

『B型肝炎ワクチン追加接種プログラム』へのご協力のお願い

日本赤十字社から、『B型肝炎ワクチン追加接種プログラム』へのご協力のお願い というものが郵送されてきました。何かと思って中身を読むと、B型肝炎の予防や治療に使われる「免疫グロブリン製剤」の原料確保が目的でした。現在は原料となる血液の96%が輸入に頼ったものだそうです。国内で自給できるようにという趣旨でした。

B型肝炎ワクチン追加接種プログラム

このお手紙を読むと、もともとB型肝炎の抗体を持っている人がこのプログラムの対象として選ばれています。献血ルームでB型肝炎ワクチンの接種を受けたあと、2~4週間後(~12週間以内なら可)に抗体産生が増加量が最も大きくなるのでそのタイミングで採血(献血)するというスケジュールになっています。

(図.追加接種後の抗体価の変化。5人のうち一人だけ突出して抗体産生量が高い(Fさん)。個人差が大きいことがわかります。出典:血液事業 第39巻第1号2016.5)

せっかく追加接種と献血を行っても、参加者みんなの血液が血液製剤製造に使われるわけではありません。HBs抗体価が20,000mlIU以上あった人のみ採用されるようです。

(図の引用元:特殊製剤国内自給向上対策事業とB型肝炎ワクチン追加接種プ グロ ラムの推進について 日本赤十字社 PDF

B型肝炎ワクチンの接種は、2016年10月からすべての0歳児が対象とされましたので、今の成人はみながみなB型肝炎ワクチンの接種を受けてはいないということなのでしょう。B型肝炎ワクチン追加接種プログラムの対象になる人は、過去にB型肝炎ワクチンを接種した人だけです。B型肝炎に感染したせいで抗体ができている人は、もちろん対象外です。ウイルスそのものがあったら大変ですから、当然です。しかし、自分がB型肝炎ワクチンの接種を過去に受けたかどうか覚えていない場合はどうなるのでしょうか?その場合はB型肝炎ウイルスに感染したこととの区別がつかないのではないかと思いました。それに関しては、資料を読んだところ、抗原の種類で判別していました。ワクチンに用いられる抗原はHBsというタンパク質だけでなので(=HBc抗原は含まない)、HBc抗体が陽性になったということはワクチンのせいではなくウイルス感染だといえるわけです。HBc抗体が陰性でHBs抗体が陽性ならば、それはワクチンを打ったためと判断するようです。

(画像の出典:HBc抗体「陽性」、HBs抗原「陰性」とは?)

B型肝炎の検査結果に関しては、下の表がわかりやすいです。

検査項目 検査結果
HBs抗原 陽性であればB型肝炎ウイルス(HBV)に感染している。
HBs抗体 陽性であれば過去に感染し、その後、治癒やしたことを示す。HBVワクチンを接種した場合にも陽性となる。
HBc抗体 陽性であればHBVに感染したことを示す。(HBVワクチン接種の場合は陽性にはならない。)
HBc-IgM抗体 最近HBVに感染したことを示す。
HBe抗原 陽性であれば一般にHBVの増殖力が強いことを示す。
HBe抗体 陽性であれば一般にHBVの増殖力が低下していることを示す。
HBV-DNA 血液中のHBVのウイルス量を測定する。

(転載元:B型肝炎ウイルス検査について 肝炎情報センター

近年、その人自身の健康に影響を及ぼすことはないものの、血液中にHBs抗原が検出されない場合(HBs抗原陰性)でも、HBc抗体陽性の人では肝臓の中にごく微量のHBVが存在し続けており、まれに血液中にもごく微量のHBVが検出される場合があることが分かってきました。

日本赤十字社は、患者さんへの万が一の感染を防ぐために、献血血液の検査基準を変更することとし、HBc抗体陽性の方にはこれからの献血をお願いできなくなりました。(平成24年8月より献血血液の検査基準が変更されました 日本赤十字社

  1. 抗HBs人免疫グロブリン製剤(HBIG)の国内自給に向けた方策(18ページPDF)
  2. HBワクチン追加接種後のHBs抗原量とHBs抗体価の推移 東京都赤十字センター 血液事業 第39巻第1号2016.5 (PDF)
  3. 抗HBsヒト免疫グロブリン原料血漿確保の試み 血液事業 第36巻 第3号 2013.11 (PDF)
  4. 抗HBs人免疫グロブリン製剤の国内自給に係る原料決勝収集のためのB型肝炎ワクチン接種プログラムに関するガイドライン案(資料6 厚生労働科学研究H23年度 八幡班 PDF)
  5. 特殊製剤国内自給向上対策事業とB型肝炎ワクチン追加接種プログラムの推進について(中四国いんふぉめーしょん 2017年10月第17号 日本赤十字社 中四国ブロック血液センター学術情報課)

B型肝炎ワクチンの種類

日本では酵母由来の組換え沈降B型肝炎ワクチン2種類(化学及血清療法研究所「ビームゲン」、万有製薬(製造元;米国メルク社)「ヘプタバックスⅡ」)が販売されている。(NIID国立感染症研究所

 

ワクチン接種と抗体産生の時間経過

ワクチンを打つと抗体の産生量は時間とともにどのような経過をたどるのでしょうか?そもそもワクチン接種の効果は一生続くものなのでしょうか?

ワクチン接種者の90~95%に抗体産生がみられますが、抗体産生は時間の経過とともに減弱し、8年以上経過すると約60%の人で抗体が検出されなくなります。しかし、ウイルスに対する抵抗性は保たれるため、再度ワクチンを接種する必要はありません。実際、4~23年前にワクチンが接種されてHBs抗体を獲得したにも拘わらず、時間の経過によって10 mIU/mL未満まで低下してしまった人にワクチンをブースター接種すると僅か2~4週間後に74~100%の人で抗体が増加するとの報告もあります。(Q.医療従事者におけるHBVワクチンのブースター接種について ASP感染管理のQ&A)

 

HBワクチン抗体陽性率

ワクチン接種経験があって成人で抗体が陽性の人は何人くらいいるのでしょうか?古いデータですが下の記事がありました。

 HBワクチンを全国民が接種する米国は、一般国民の抗体陽性率が60.5%に達するが、任意接種の日本は1.7%にとどまり、年間約500万人の献血者のうち、高力価血漿の基準を満たすのは約1000人程度で、… (【厚労省】免疫グロブリン、自給率向上へ‐HBワクチンプログラム 2011年10月03日 薬事日報

 

B型肝炎ワクチン接種の対象となる人

 

医療関係者

B型肝炎ウイルス(hepatitis B virus ; HBV)は血液媒介感染をする病原体としては最も感染力が強く、医療関連施設では比較的よくみられる針刺しや患者に使用した鋭利物による切創、血液・体液の粘膜への曝露、小さな外傷や皮膚炎など傷害された皮膚への曝露でも感染が成立する可能性がある。… 接種の対象となる患者や患者の体液に触れる可能性のある医療関係者とは、下記のとおりである。すなわち、直接患者の医療・ケアに携わる職種としては、医師、看護師、薬剤師、理学療法士、作業療法士、言語療法士、歯科衛生士、視能訓練士、放射線技師およびこれらの業務補助者や教育トレーニングを受ける者などがあげられ、患者の血液・体液に接触する可能性のある職種としては、臨床検査技師、臨床工学技士およびこれらの業務補助者、清掃業務従事者、洗濯・クリーニング業務従事者、給食業務従事者、患者の誘導や窓口業務に当たる事務職員、病院警備従事者、病院設備業務従事者、病院ボランティアなどがあげられる。おおよそ医療関連施設に勤務するすべての関係者にあたる。(特集:医療関係者に対するワクチン接種の考え方2014年8月 BD)*太字強調は当サイト

日本国民 一般

今までは任意予防接種だったB型肝炎ワクチンが、今年10月から定期予防接種になります。対象者は2016(平成28)年の4月以降に生まれたお子さんで、… (B型肝炎ワクチンが定期予防接種に アピタル・森戸やすみ 2016年9月5日06時00分 朝日新聞DIGITAL

2016年10月からB型肝炎ワクチンが定期接種化されました。0歳児に限り公費で接種を受けられ、生後2カ月から接種可能です。接種回数は3回で、1回目の接種から4週過ぎてから2回目接種、20~24週後に3回目接種となります。(B型肝炎 出産・乳幼児期の感染、持続しやすく 弘前大学大学院医学研究科消化器血液内科学講座講師 遠藤哲 2018年3月24日06時00分 朝日新聞DIGITAL

海外への留学生

日本ではワクチン接種が「義務」化されていない場合でも、海外の大学に留学するときには「必須」の条件とされている国や州(米国)があります。B型肝炎ワクチン接種はアメリカでは全員受けるものであり、アメリカの大学への留学生も、マサチューセッツ州など州によっては接種が義務付けられています。

米国留学ビザ(F1ビザ)の申請を行うためには、入学許可証(I-20)を大学から発行してもらう必要があります。健康診断書はこのI-20を申請するために必要となる書類のひとつです。… B型肝炎ワクチンの接種が要求(Require)されている場合は、3回の接種を完了するために半年間以上かかるので注意が必要です。(海外法人医療基金ニュースレター

HBVワクチン接種の場合、3回目までの間が長いため渡航前に済ませることが出来ない人もいるかと思います。学校がどう対処するかについて事前に確認しておくことが非常に大切です。以下はハーバード大学のサマースクールの例。

WHAT IF I DON’T HAVE ENOUGH TIME TO COMPLETE THE FULL SERIES OF THE MMR, HEPATITIS B, OR VARICELLA VACCINATIONS?

For immunizations requiring more than one inoculation (such as measles, rubella, mumps, hepatitis B, and varicella), you must submit proof that you have begun the series and had as many of the inoculations (shots) as possible within the time frame/schedule specified on the Summer School immunization form. In this case, you are considered to be in compliance with the requirements for the current summer term. (Questions about the Immunization Requirements Harvard Summer School)

参考

  1. B型肝炎について (一般的なQ&A) 平成18年3月改訂 (改訂第2版) <作 成> 厚生労働省 概要版
  2. B型肝炎ウイルス再活生化(2017年2月2日高松赤十字病院 21ページPDF)
  3. ヘプタバックスーII (MSD) 有効成分の名称 組換えHBs抗原たん白質(酵母由来) 容 量 0.5mL 含 量 10μg (組換えHBs抗原たん白質(酵母由来)として) 添加物 アルミニウムヒドロキシホスフェイト硫 酸塩(アルミニウムとして)0.25mg、塩 化ナトリウム4.5mg、ホウ砂35μg

HPV (human papillomavirus) と子宮頸がんとHPVワクチン接種の副作用の危険性について

子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)接種の有効性と危険性に関する議論が白熱しており、様々な相対立する情報が飛び交っているため、できるだけいろいろな意見を纏めておきたいと思います。

HPV (human papillomavirus ヒトパピローマウイルス) とは

ヒトパピローマウイルス(Human papillomavirus:HPV)は、ヒト乳頭腫(にゅうとうしゅ)ウイルスとも呼ばれ、乳頭腫(パピローマ)と呼ばれる疣(いぼ)を形成することからこの名がある。環状構造の二本鎖DNAウイルス。100種類以上のHPVが知られている。HPVの種類によって、感染により引き起こされる症状やがんになるリスクは異なる。

HPVは非常にありふれたウイルスであり多くの人が感染しているが、症状が出ないことが多いため感染に気付かず、免疫系の働きのおかげで気づかないうちにウイルスが除去されていることも多い。

米国では、約140万人に尖圭コンジローマがみられ、そのすべてがHPVによるものです。およそ7900万人がHPVに感染しており、毎年約1400万人が新たに感染しています。女性の約80%が50歳までに少なくとも1回感染しています。(尖圭コンジローマMSDマニュアル家庭版)

HPVの中のいくつかのタイプは、子宮頸部がんやその他のがんの原因となりうることが知られている。

  1. ヒトパピローマウイルス(ウィキペディア
  2. Human papillomavirus (HPV) and cervical cancer (Key facts 24 January 2019 World Health Organization)
  3. 尖圭コンジローマ(ヒトパピローマウイルス感染症[HPV感染症])MSDマニュアル家庭版

 

HPV感染と感染経路

主要な感染経路はセックス(膣性交や口内性交など)。HPVは非常にありふれたウイルスであり、多くの場合、感染しても気づかないうちに自然に除去されている。しかし一部の人では、性器にイボができるなどの症状が現れる。また、HPVの種類によっては、発がんのリスクがある。

  1. 尖圭コンジローマ(ヒトパピローマウイルス感染症[HPV感染症])MSDマニュアル家庭版
  2. HPVとは(BD 医療関係者向け)

 

HPVと子宮頸がん

子宮頸癌は性交頻度の多い人ほど罹患しやすい傾向がある事は古くから知られていました。詳しい研究の結果、1980年代半ばにその理由が解明されました。子宮頸癌(の80%以上を占める扁平上皮癌)は、子宮頸部へのウィルスの持続感染により形成される病気だったのです。そしてそのウィルスというのがHPVです。HPVは主として性行為を媒介として子宮頸部に感染するので、その頻度が高い人ほど感染のリスクが高まるわけです。(各種ワクチンについてのご紹介 みやたけクリニック 東京都江東区東砂

子宮がんには、がんができる場所によって、「子宮頸がん」と「子宮体がん」がありますが、原因も発祥のメカニズムも全く異なるがんです。子宮頸がんが多く発生するのは、子宮頸部の入り口である外子宮口のあたりです。がん細胞の増殖はゆっくりで、正常な細胞が浸潤がんになるのに5〜10年以上かかるといわれています。(子宮の構造と子宮がん 日本対がん協会

 

子宮頸がん

子宮頸がんは、若い女性の中で、乳がんに次いで2番目に多いがんであり、年間約1万人がり患し、約2,700人が死亡するという重大な疾患です。(子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)の接種について 2019年11月15日神奈川県

 

子宮頸がんを罹患した著名人

ZARD坂井泉水さん

  1. ZARD坂井泉水の死の真相(3)「現場は病院内のスロープ」が意味することとは? (アサ芸プラス2019年11月3日 09:58 excite news)子宮頸癌の肺転移で、厳しい闘病生活中であった坂井泉水さん。だが、直接の死因は、非常階段代わりのスロープの2階部分からの転落による脳挫傷だった。

古村比呂さん

子宮頸がん 再発
発症からちょうど5年目の3月13日
4カ所 再発
トットちゃんに出演するためにも
あるがまま~がんを受け入れ、がんと歩む~
その気持ちで
3月末から1ヶ月チョッと
抗がん剤・放射線治療を受けました
その後多くの方々に助けられ
7月下旬には 腫瘍マーカーが正常値となり
今はとても元気になりました (ご報告 2017-09-25  艶やかに ひろやかに 古村比呂オフィシャルブログ by Ameba

森昌子さん

  1. 森昌子 4時間に及ぶ子宮摘出手術語る(2010年5月27日10時28分 紙面から 日刊スポーツ)09年3月に複数の子宮筋腫と子宮頸(けい)がんが見つかり、同年5月に切除手術を受けた。しかし、10年に入って再び筋腫が見つかり、悩んだ末に「今の私には最良の決断」と、卵巣を残して子宮を摘出する約4時間の手術を受けた。

 

HPVワクチン

HPVワクチンの種類

HPVには100種類以上の型がありますが「~価」というのは、そのうち何種類の型を防ぐかという意味。2価なら2種類、9価なら9種類のHPV感染を防ぎます。(子宮頸がんワクチン打ちました。村中璃子 2018/06/22 07:00 note.com

 

HPVワクチンの副作用

HPVワクチン接種後に起こりうる重い副反応として、

  1. アナフィラキシー・ショック:全身のじんましんや、嘔吐、呼吸困難、血圧低下などの激しい全身アレルギー症状
  2. ギラン・バレー症候群:急速に悪化する手足などの筋力低下、感覚鈍麻などの全身症状
  3. 血小板減少性紫斑病:発熱、倦怠感など不定な症状に始まり、急に現れる出血傾向、神経症状など
  4. 急性散在性脳脊髄炎(ADEM):発熱、頭痛、目が見えにくい、手足の筋力低下、感覚鈍麻などの全身症状)

が挙げられています。(参考:リスク(副反応)について 埼玉県)

 

ワクチン副作用、63人提訴 子宮頸がん、15~22歳女性 2016/07/27 KyodoNews

 

  1. 【ニュースの深層】子宮頸がんワクチン「勧奨中止」から5年、接種率1%未満に激減 方針明確化求められる国 (2018.7.6 08:00 産経新聞)接種後の健康被害を訴え、国などに賠償を求める訴訟を起こしている人は現在4地裁で計123人にのぼる。
  2. 「学校へ行きたい」子宮頸がんワクチンと少女たち (26:00 NHK関西 熱視線 DAILY MOTION) 
  3. 子宮頸がんワクチン-NHKクローズアップ現代-2016-1-27 (26:01 DAILY MOTION)
  4. 薬害オンブズパースン会議 & 全国子宮頸がんワクチン被害者連絡会 共同記者会見 (DAILY MOTION) 

 

HPVワクチン接種のリスク・危険性に関する議論

  1. 医療に0リスクを求めてはいけない そして正しい医療をしても結果が伴わないことも そういう広報が必要 特に心の病(中村ゆきつぐ2019年11月25日 07:01 BLOGOS

日本医師会・日本医学会合同シンポジウム

日本医師会・日本医学会合同シンポジウム「子宮頸がんワクチンについて考える」日 時 :平成26年12月10日(水) 座長 :高久 史麿(日本医学会長)

HPVワクチンについて、様々な立場の研究者が参加し、シンポジウムが開催された。各発表の概要は以下のとおり。

  • 小西郁生氏は、産婦人科の立場から、HPVワクチンの有効性について発表した。
  • 倉根一郎氏は、副反応検討部会委員として、これまでの副反応検討部会・安全対策調査会における議論を説明した。
  • 西岡久寿樹氏は、HPVワクチン接種によって亜急性に重層化する臨床スペクトルを呈する新たな病態としてHANS症候群を提示し、シナプスの障害による病態の可能性を唱えた。
  • 横田俊平氏は、HANS症候群を改めて説明するとともに、HPVワクチンに含まれるタンパク質及びアジュバント等が原因である可能性を唱えた。
  • 宮本信也氏は、HPVワクチン接種後に生じた症状の治療法の1つの考え方として、解釈モデル等に基づく治療について説明した。
  • 奥山信彦氏は、HPVワクチン接種後に痛み等を呈した症例について、外傷後に類似の症状を呈した症例と併せて、軽快症例も含め、治療経過を説明した。
  • 池田修一氏は、HPVワクチン接種後の症例では、HPVワクチン接種により、自律神経障害、関節炎、高次脳機能障害が起こっているとした。
  • 牛田享宏氏は、慢性痛の生物心理社会モデルの考え方に基づいた、HPVワクチン接種後の症状に対する治療法、及びその治療による改善率等について説明した。

最後に座長から、「今回の専門家の先生方の意見を聞くと、副反応について解決した上で、HPVワクチン接種をすすめていくべきと考える」とした上で、とりまとめ事項として以下の発言があった。

  1. HPVワクチン接種後に発生した症状とワクチンとの因果関係の有無および病態については、本日のシンポジウムでも示されたように、専門家の間でもいくつかの異なる見解がある。今後も専門家による究明の努力が重要であると考える。
  2. これらの症状を呈した被接種者に対しては、HPVワクチン接種との因果関係の有無や病態にかかわらず、その回復にむけて、日本医師会・医学会が行政とともに、治療・支援体制を強化することが大切である。
  3. ワクチンには接種をすることによるリスクとしないことによるリスクの両面があることを踏まえ、国においては、引き続きワクチン接種のあり方について、現時点で得られている科学的根拠に基づいた検証を行い、結論を得るべく努められたい。

転載元PDF mhlw.go.jp)*太字強調は当サイト

  1. 子宮頸がんワクチンについて考える(平成26年12月10日 日本医師会・日本医学会合同シンポジウム mhlw.go.jp 238ページPDF)

全国疫学調査(祖父江友孝)

『青少年における「疼痛又は運動障害を中心とする多様な症状」の受療状況に関する全国疫学調査』(21ページPDFより)

本調査結果には、本要望書添付の2016年12月30日付弁護団コメント「全国疫学調査の結果報告(2016年12月26日)について」に記載したとおり、①副反応症状と同様の症状の患者を適切に把握することができるデザインとなっていないため、非接種者にも同様の症状の患者が真に存在しているのか確認できない、②本調査に言う「HPVワクチン接種後に報告されている症状と同様の『多様な症状』を呈する」患者には、副反応症状とは異なる症状の患者が含まれることとなり、その推計患者数は明らかに過大である、③個別の症状の有症率を見ると、接種歴あり群と接種歴なし群との間に症状とワクチンとの因果関係を示唆する重要な差異が認められるにもかかわらず、これを無視し、両群に差がないかのような印象操作を行っている、といった問題点があります。(要望の理由 4 要望事項1(調査結果の再検討)について 全国疫学調査に関する要望書 HPVワクチン薬害訴訟全国原告団 代表 酒井七海 HPVワクチン薬害訴訟全国弁護団 共同代表 水口真寿美 同 山西美明)

 

追加分析結果44ページPDFより)

 

HPVワクチン接種の再勧奨を求める動き

  1. HPV(ヒトパピローマウイルス)ワクチンの定期接種について(令和元年11月26日 厚生労働大 臣 加 藤 勝 信 様 九都県市首脳会議 座 長 東京都知 事 小池百合 子 埼玉県知 事 大野元 裕 千葉県知 事 森田健 作 神奈川県知 事 黒岩祐 治 横浜市 長 林 文 子 川崎市 長 福田紀 彦 千葉市 長 熊谷俊 人 さいたま市 長 清水勇 人 相模原市 長 本村賢太 郎)平成27年に始まった厚生労働省研究班による全国疫学調査では、HPVワクチン接種歴のない者においても、HPVワクチン接種後に報告されている症状と同様の「多様な症状」を呈する者が一定数存在するとされており、更に本調査によってHPVワクチン接種と接種後に生じた症状との因果関係は言及できないと報告されている。
  2.  

  3. HPVワクチン(子宮頸がん予防ワクチン)接種の早期の勧奨再開を強く求める声明 (平成29年12月9日 公益社団法人 日本産科婦人科学会 理事長 藤井 知行)ワクチン接種を国のプログラムに早期に導入した国々では、接種世代におけるHPV感染率の劇的な減少と前がん病変の有意な減少が示され、さらに子宮頸がんの原因となるHPV型の90%以上をブロックし得る9価ワクチンの導入や15歳未満に対する2回接種の推奨などが進んでおり、我が国は子宮頸がんの一次予防の観点で世界に大きく遅れをとっております。

 

HPVワクチンを勧奨せず

平成25年4月より、子宮頸(しきゅうけい)がん発症に予防効果がある「HPVワクチン(子宮頸がん予防ワクチン)」は、法定の予防接種となりました。この予防接種の対象者は、12~16歳(小学校6年生相当~高校1年生相当)の女子の方です。現在、平成25年6月14日付け厚生労働省の勧告に基づき、区では積極的な勧奨を中止しております。(江東区

ヒトパピローマウイルス感染症の定期接種の対応について(勧告)

平成25年6月14日  健 発 0 6 1 4 第 1 号

各都道府県知事 殿                    厚生労働省健康局長 (公 印 省 略) 

ヒトパピローマウイルス感染症については、本年4月1日から、予防接種法(昭和23年法律第68号)第5条第1項の規定による予防接種(以下「定期接種」という。)が市町村長(特別区の区長を含む。以下同じ。)により行われているところであるが、平成25年度第2回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、平成25年度第2回薬事・食品衛生審議会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(以下「合同会議」という。)において、ワクチンとの因果関係を否定できない持続的な疼痛がヒトパピローマウイルス様粒子ワクチン接種後に特異的に見られたことから、同副反応の発生頻度等がより明らかになり、国民に適切な情報提供ができるまでの間、定期接種を積極的に勧奨すべきではないとされたところである。

 

成人女性がHPVワクチン接種する意味?

HPVワクチンはHPV感染を防ぐのが目的なので、すでに感染している可能性がある年代の女性が接種を受けることに意味があるのか?という疑問がわきます。

子宮頸がん罹患のピークは20代後半から40代前半です。つまり、子宮頸がんは働き盛りで子どもを産み育てる世代の命と健康を脅かす病気ですが、ワクチンはHPVの感染を防いでも、一度感染したHPVを排除する効果は持ちません。(子宮頸がんワクチン打ちました。今まで接種表明しなかった理由と大人のHPVワクチン【接種できる施設のリスト付】 182 村中璃子 Riko Muranaka 2018/06/22 07:00 note.com(有料ノート)

 

HPV感染と男性のがん

HPVワクチン接種は女性の子宮頸がんの予防目的で語られることが多いのですが、男性もHPVが原因でがんになる例があります。

 

参考

  1. 子宮頸がんワクチンについて考える(平成26年12月10日 日本医師会・日本医学会合同シンポジウム mhlw.go.jp 238ページPDF)
  2. 子宮頸がん予防ワクチンQ&A(厚生労働省)
  3. 厚生科学審議会 (予防接種・ワクチン分科会 副反応検討部会) (厚生労働省)

私立大学医学部の令和2年度入学試験情報サイト(出願期間、出願方法など)一覧

主な私立大学医学部の入学試験サイトをまとめました。入学者選抜の方法は多様で、前期、後期、一般入試、センター利用、推薦、付属校推薦、AO入試、地域枠など大学によって実に様々なものがあります。出願期間、試験日などは学部によっても異なります。また、出願方法もウェブを利用するもの、ウェブで出願後に出願書類を郵送するものなど、様々なので、受験にあたっては当記事に固定された情報を利用するのではなく、必ず各大学のウェブサイトで最新の情報をご確認ください

 

慶應義塾大学医学部医学科

  1. 2020年度 一般入学試験要項

自治医科大学

  1. 学生募集要項 出願期間 令和2年1月6日(月)~1月22日(水) 17:00 必着 ※消印有効期限 1月21日(火) 第1次試験日 【学力試験】令和2年1月27日(月) ※学力試験及第者の発表は、1月28日 9:00までに行います。 【面接試験】令和2年1月28日(火) ※学力試験及第者のみ実施 第1次試験合格発表日 令和2年1月31日(金) 13:00 第2次試験日 令和2年2月6日(木) 第2次試験合格発表日 令和2年2月14日(金) 17:00 入学手続日 【第1回目】令和2年2月25日(火) 【第2回目】令和2年3月12日(木) ※両日に、出願地の都道府県庁の入試担当課において、必ず本人が所定の入学手続きを行ってください。

順天堂大学医学部

  1. 2020年度(令和2年度)の学生募集要項等 試験日程 一般入学試験A方式 日程 出願期間 2019年12月16日(月) ~ 2020年1月16日(木) 必着 一次試験日 学力試験 小論文試験 2020年2月4日(火) 試験会場:幕張メッセ イベントホール等 一次試験 合格発表日 2020年2月11日(火) 12:00 二次試験日 (一次試験合格者のみ) 面接試験 2020年2月13日(木) ~ 2月15日(土) (3日間のうちいずれか1日) 試験会場:本郷・お茶の水キャンパス 二次試験 合格発表日 2020年2月21日(金) 12:00 入学手続期間 2020年2月21日(金) 12:00 ~ 2月27日(木) 12:00 試験科目 一次試験 教科 科目・試験範囲 配点 理科 3科目中 2科目選択 物理 物理基礎,物理 200点 (各100点) 化学 化学基礎,化学 生物 生物基礎,生物 英語 コミュニケーション英語I,英語表現I, コミュニケーション英語II,英語表現II 200点 数学 数学I,数学II,数学III,数学A,数学B(「数列」,「ベクトル」 ) 100点 小論文 小論文の評価は一次試験合格者選抜では使用せず、二次試験合格者選抜のときに使用します。 二次試験 面接試験 3日間のうちいずれか1日 約20~30分(予定であり、変更される場合があります。入学試験の詳細は、医学部ホームページに掲載予定の学生募集要項を必ずご確認ください。)

東京慈恵会医科大学

  1. 2020年度 医学科 入学試験概要 募集定員 110名(東京都地域枠入試5名(予定)を含む) 受験料 60,000円 出願期間 2020年1月4日(土) ~ 2020年1月24日(金)必着

日本医科大学

  1. 令和2年度入試要項について 募集人員 121 名 ① 一般入試(前期)、(地域枠) 88 名 (内 地域枠 7) ② 一般入試(後期)、(地域枠) 21 名 (内 地域枠 4) ③ 一般入試(後期)「大学入試センター試験(国語)併用」 10 名 ④ AO(アドミッション・オフィス)入試 2 名 (令和 2 年度 (2020年度)入 学 試 験 要 項 PDF)

東京医科大学

  1. 医学科学生募集要項

昭和大学医学部

  1. 2020年度入試日程医学部 出願期間 一般選抜入試Ⅰ期75名 12月18日(水)~ 01月14日(火)

北里大学医学部

  1. 受験生サイト

埼玉医科大学医学部

  1. 2020年度(令和2年度)一般入学試験の概要 出願期間 2019年12月9日(月) ~ 2020年1月17日(金)

聖マリアンナ医科大学

  1. 一般入学試験 一般入試 出願期間 令和元年12月12日(木)~令和2年1月22日(水)※※郵送書類は出願締切日までに必着 2020年度入学試験Web出願ガイド(PDF)

杏林大学医学部医学科

  1. 入試ガイド 医学部医学科 一般入試 募集人員 一般枠88名 (※東京都地域枠10名申請予定) 出願期間 〈WEB〉 2019年12月9日(月) ~ 2020年1月15日(水) WEB出願登録・検定料支払:出願開始日9時~出願締切日17時 出願書類郵送:出願締切日必着 試験日 〔1次試験〕2020年2月3日(月) 〔2次試験〕2020年2月12日(水) ※1次試験合格者のみ 合格発表 〔1次試験〕2020年2月10日(月)14時~ 〔2次試験〕2020年2月15日(土)14時~ 入学手続期間 2020年2月21日(金)まで(締切日必着)

東京女子医科大学

  1. 令和2年度 医学部一般入試 募集人数(女子に限る)約75名 出願期間 令和元年12月24日(火)から令和2年1月17日(金)16時 必着。 出願書類はすべて郵送とします。本学医学部学務課窓口に直接持参されても受付致しません。

東邦大学

  1. 2020年度医学部医学科入試情報 募集人員 約 85 名(付属校推薦入試の結果、入学予定者が募集人員に満たない場合は一般入試の募集人員に充てます。) 出願期間 郵送受付:2019年12月16日(月)~ 2020年1月21日(火)必着 窓口受付:2020年1月20日(月)・21日(火)9:00~17:00 試験日 一次試験:2020年1月29日(水)試験場:五反田TOCビル 二次試験:2020年2月6日(木)・7日(金)のいずれか1日 試験場:大森キャンパス(一次試験合格者のみ) 合格発表 一次試験:2020年2月3日(月)正午 二次試験:2020年2月10日(月)正午

獨協医科大学医学部

  1. 令和2年度入学試験概要 一般 58名 60,000円 令和元年12月16日(月) ~令和2年1月20日(月) ※インターネット出願 インフォメーション

帝京大学

  1. 入試情報サイト 一般入試Ⅰ期 医学部 出願期間 (締切日必着)  2019年12月18日(水) ~ 2020年1月21日(火)

東海大学医学部医学科

  1. 入試情報

日本大学医学部

  1. 入学試験案内 一般入学試験(A方式)要項 募集人員 97名※注1.注2 出願期間 2020年1月5日(日) ~ 1月31日(金) 入学検定料 60,000円

川崎医科大学

  1. 入試情報 2020年度入学試験概要 一般入試出願期間 2019年12月1日(日)~2020年1月15日(水)必着

藤田医科大学医学部

  1. 藤田保健衛生大学は、大学創設から50年となる2018年に、次の半世紀の医学・医療のイノベーションの実現をめざし、大学名称を「藤田保健衛生大学」から「藤田医科大学」に変更いたしました。名称変更時期:2018年10月10日(水曜日)(お知らせ
  2. 受験生サイト 2020年度 医学部 学生募集要項

近畿大学医学部

  1. 2020年度(令和2年度) 入学試験要項 行くぞ!近大 近畿大学入試情報サイト 入試日程一覧

関西医科大学医学部

  1. 受験生入試サイト

大阪医科大学

  1. オフィシャル受験生サイト

兵庫医科大学

  1. 入試カレンダー  募集要項 2020年度一般入学試験A 4科目型 募集人員 一般枠 約78名(予定) 兵庫県推薦枠 3名(予定) ※募集人員については現在4名追加(内、地域枠の臨時定員2名)で認可申請予定のため変更になる場合があります。 出願期間 2019年12月9日(月) ~ 2020年 1月20日(月) 消印有効

愛知医科大学医学部

  1. 医学部 学生募集要項・入学試験一覧 一般入学 募集人員 約65名 入学検定料 60,000円 出願期間 2019年12月9日(月)~2020年1月9日(木)

久留米大学

  1. 2020年度入試日程 医学部(医学科) 入試制度:一般入試 (前期) 出願期間:12月16日(月)▼1月15日(水)

福岡大学

  1. 福岡大学入試情報サイト

産業医科大学

  1. 令和2年度医学部一般入試

金沢医科大学

  1. 令和2年度入試日程 医学部 入試種別:一般入学試験(前期)ネット出願登録期間:令和元年 12月16日(月)9:00~ 令和2年 1月25日(土)15:00 出願書類提出期限【消印有効】 1月25日(土)

国際医療福祉大学

  1. 受験生応援ナビ

岩手医科大学

  1. 令和2年度入試概要 医学部 区分:一般 出願期間:12月9日(月)~1月10日(金)

東北医科薬科大学

  1. 入試情報

防衛医科大学校

私立大ではありませんが、参考まで。防衛医大は受験の時期が他よりも数か月も早いので要注意です。

  1. 防衛医科大学校医学科学生 受験要項 応募資格 18歳以上21歳未満の者 高卒者(見込含)又は高専3年次修了者(見込含) 受付期間 2019年9月5日(木)~30日(月) 試験科目 1次:学力試験 2次:口述試験、小論文試験及び身体検査 試験日程 1次:2019年10月26日(土)・10月27日(日) 2次:平成2019年12月11日(水)~13日(金)の間の指定された日 合格発表 1次:2019年11月28日(木) 最終:2020年2月14日(金) 入隊時期 2020年4月上旬

     

参考

  1. 医学部入試の変遷と今後の方向

頸動脈エコー(超音波)検査について

頸動脈エコー検査とは

(出典:jsum0515◇GUIDELINE◇ 超音波による頸動脈病変の標準的評価法 2017 日本超音波医学会用語・診断基準委員会 PDF

  1. 超音波による頸動脈病変の標準的評価法 2016(案) 頸動脈超音波診断ガイドライン小委員会
  2. 超音波による頸動脈病変の標準的評価法の公示に際して 

頸動脈エコー検査とは、頸部(首)の動脈に超音波を当てて、血管壁の厚さや詰まり(いわゆる動脈硬化)を調べる検査です。(北千里 前田クリニック

頚部(首)を流れる「頚動脈」をエコー(超音波)で観察する検査です。(渓仁会円山クリニック PDF

頸動脈エコー検査の目的

頸動脈を観察することで、全身の動脈硬化の程度を表す指標を評価できる(東大阪病院

頸動脈エコーで検出されるプラーク

  1. 動脈硬化をチェックする検査の種類【健康診断・最新検査方法】(NHK健康Ch 2019年10月24日) 1枚目の画像は正常です。血液が通る血管の内腔が広くなっています。2枚目の画像では血管の壁に動脈硬化でできたプラーク(コレステロールによってできた塊)と呼ばれる隆起があり、血管が狭くなっています。こうなると危険です。心臓を取り巻く冠動脈や脳の動脈でも同じように動脈硬化が進行し、心筋梗塞や脳梗塞を起こしやすいと推測されるからです。

頸動脈エコー検査(Carotid Artery Ultrasound)の実際:血管の画像の出し方

【頸動脈エコー】基本的な出し方と血管の走行 2019/05/25 臨床検査

Carotid Duplex Exam 2017/01/26 Practical Sonography

  1. How to perform basic ultrasound carotid examination 2017/02/15 Easy Radiology
  2. Carotid Artery Ultrasound 2012/02/24 ConemaughHealthSyst
     

臨床研究 英語論文 最速最短 実践対談編【内容紹介&書籍レビュー】

原 正彦 日本臨床研究学会代表理事 著『すべての臨床医そして指導医いも捧ぐ超現場型の臨床研究体験書 実線対談編 臨床研究立ち上げから英語論文発表まで最速最短で行うための極意』(金芳堂2018年)がなかなか面白いです。臨床医が頑張って論文のアクセプトに漕ぎ着けるまでの苦労話が9話あります。『臨床研究 英語論文 最速最短』の続編として書かれたもので、この続編では先輩方の”疑似体験”ができるようにという狙いだそうです。

研究テーマの選び方:FINERを満たすか?

これらの本で何度も出てくる、研究の教えがFINERというもので、Feasible(実行可能)、Interesting(興味深い)、New(新規性)、Ethical(倫理性)、Relevant(社会的な意義)の頭文字をとったものです。Relevantというのは日本語にしにくい英語らしい英語だと思いますが、Clinical Implication(臨床的な意義の高さ)と考えるとよいのだそう。

データのとり方が大事

データのとり方として、どういう解析をするために必要なデータなのかをわかったうえでデータを取らないと、使えないデータを無駄に集めてしまう恐れがあると警告しています。

論文投稿はまだ折り返し地点

また、論文を出すまでの労力を考えたときに、Revisionはまだ「折り返し地点」に過ぎないと言います。論文を書き上げて投稿すると終わった気になりがちなのですが、実は投稿してエディターの返事をもらうのはゴール間近かところか長いコースの折り返し地点にすぎないという感覚は大事です。そうでないと、リジェクトを食らったときに心が折れて、力尽きてしまいます。リジェクトされても戦うだけのエネルギーが絶対に必要なのです。

論文で大事なのはイントロダクション

この本では、論文で一番大切なところはイントロダクションだと言います。エビデンスのパズルの中で抜けているピースが何かを読者に意識させて、そのクリニカルクエスチョンの重要性をアピールするための場所だからです。よく、サクセスフルなグラントプロポーザルの書き方でも、何が既知で何が未知なのかという知識のギャップを示して、それを埋める形で書けと言いますが、それと同じだと思いました。

レビューアーの心理を読み解く

査読者の心理を読む解くところも面白いと思いました。注文が10個書いてあっても、絶対譲れないのが1つあって、もっといえば、その譲れないポイントが10個のコメントにちりばめられているということです。そういう査読者の気持ちを汲み取れないと頓珍漢なレスポンスをしてしまうでしょう。

自分の論文がイメージできるか?

インタビュー形式で面白いと思った回答が、論文を出すという経験をしてみて、思っていたことと違っていたことが何かあれば?と聞かれた論文著者が、現実に論文が完成したことがそうですと答えていたところ。確かに、初めての論文を作成しているときは、それが出版されて印刷物になるということを想像しにくいかもしれません(オンラインジャーナルだと紙にはなりませんが)。実験で苦労した量と、それが論文の図になっている部分の大きさとはたいてい比例していなくて、出来上がった論文を見ると不思議な気持ちになることが自分は多いです。苦労して得たデータが妙にあっさりと小さな図にしかならない一方で、論文のために最後につくった実験を示す模式図がやたら大きかったりして。

査読コメントへの対応の仕方

本書ではリバイス(Revision)のときの査読者への返答の仕方に関してもアドバイスがあり、とにかく査読者の要求に従って修正をする一方で、どうしても譲れないポイントは丁寧に説明しましょうと述べています。

再現性を保証するデータ管理の重要性

この著書では統計ソフトとしてRを勧めています。スクリプトで記述するので、データを読み込むところから結果を吐き出すまでが、誰がやっても同じになるので確かにお勧めです。生データから論文の図に至るまでの再現性が問題になることがありますが、Rですべての処理をしていればそういった問題も回避できるはず。

多施設研究においては、データマネジメントの重要性を説いています。解析にかけるためのデータのクリーニングが必要なのだそうで、誰がやっても同じ結果になるようにクリーニング作業の過程は一つ一つ作業記録を残すことが重要だとのこと。そうしないとデータから論文の図に至るまでの再現性が保証されなくなります。この作業記録がないと、最悪の場合研究不正を疑われて、その疑義が晴らせないという事態になります。

この書籍の最後は論文デビューしたばかりの人ではなく、NEJMなどのトップジャーナルに論文を出している研究者へのインタビューになっていて非常に読み応えがありました。

消防庁が2005年からウツタイン研究で院外心停止のデータを毎年10万件収集しており、2008年には30万件のデータが集まっていたが、有効利用されていなかった。データクリーニングもされていなかった。論文化の発想がそもそも誰にもなかった。それを論文化してNEJMに掲載されたそうです。この場合は、国家規模のレジストリ-を用いた論文としてNEJMに掲載させることが最初から要請されていたとのこと。

学術誌の嗜好に合わせて投稿先を選ぶ

雑誌によって掲載する論文の好みがあるという話も興味深かったです。NEJMやJournal of the American Medical Association (JAMA)は学会誌。LancetはNatureと同じく商業誌なので面白い論文、つまり購読者が増えるような、雑誌が売れるテーマを好む傾向が恐らくあるのだそう。JAMAはアメリカ人にとって利益があるかを考えている印象。それに対して、NEJMは普遍的な価値と社会的なHealth Policyに影響するかを最も重要視している印象があるとのこと。こういった好みが論文の採否にどう影響してくるかというと、例えば、日本では胃がんが多いが胃がんの疫学研究をJAMANに載せるのは難しい。アメリカ人には胃がんが少ないので。乳癌や肺癌のほうが多い。論文を書くときは相手(ジャーナル)が何を求めているかを見極めてそれを提供するというマインドが必要で、それが論文を書くためのセンスなのではないかというお話。

臨床研究に新規性は必要か?

研究テーマの選び方の話もまた斬新でした。新規性は全く重要視しない。アメリカで研究でたから日本でもという後追いもやる。最終的に自分の論文がメタアナリシスやシステマティックレビューに使ってもらえればよいという考え。

論文のイントロダクションの重要性:知識のギャップを埋める

イントロの重要性も説明されていました。イントロの書き方として、過去のデータを並べつつも、ここの部分の「この時代」や「この集団」におけるエビデンスはまだ報告されていないといったもっていきかたがよいのだそうです。ガイドラインにエビデンスがないと書いてあるところを埋めるという発想だそうです。Introductionでは「こういうエビデンスがなく、ここがKonwledge Gapです」と主張するのが効果的。

論文を出す労力

論文を出す労力は、インパクトファクターの大小は関係ないそうです。インパクトファクターが1点でも、NEJMのReviseをするときと労力はなにもかわらず、同じエネルギーを割くとのこと。

時代の潮流に合わせることの重要性

トレンドを追うことも重要だと述べています。日ごろから、NEJMやLANCET、JAMAの論文タイトルだけでもみておく。m3でもいいし、メディカルトリビューンもトレンドを見るには役立つそうです。そうして、今のトレンドとKnowledge Gapを把握する。自分が持っているデータからそのGapを埋めることができる、トレンドになっているテーマの解析を行うことができる、そんなテーマがみつかればすぐに論文を書くというスタイルなのだそう。

この辺りは、基礎研究と臨床研究で異なるかもしれません。基礎系の研究者はトレンドを気にせず自分の興味のあることにこだわる人のほうが多いのではないかと思います。

査読者への対応もまた興味深い内容でした。査読コメントへの答えはクドく書くそう。徹底的に相手に応える姿勢が大事なのでしょう。

 

この本について

周りに臨床研究論文を出している先輩がいればその人から体験談を聞けますが、この本はそういう環境にいない臨床医のための貴重な「体験談」集になっています。9人x数年間の苦労話ですから、論文化に関する数十年分のノウハウが詰まった本だということになります。論文を出した経験がある人にとっては、「あるある」が満載でしょうし、未経験の人は興味津々の内容でしょう。自分はこの本を読んでいて、ワクワク、ゾクゾクしました。

IPILIMUMABの臨床試験(NIH ClinicalTrials.govデータベースの検索結果)

IPILIMUMAB(MDX-010)で臨床試験のデータベースNIH ClinicalTrials.govを検索した結果です(2019年11月3日検索)

  1. Monoclonal Antibody and Vaccine Therapy in Treating Patients With Stage III or Stage IV Melanoma That Has Been Removed During Surgery (Phase 1) NCT00025181
  2. Novel Adjuvants for Peptide-Based Melanoma Vaccines (Phase 1) NCT00028431
  3. Vaccine Therapy and Monoclonal Antibody Therapy in Treating Patients With Stage IV Melanoma (Phase 2) NCT00032045
  4. Monoclonal Antibody Therapy in Treating Patients With Ovarian Epithelial Cancer, Melanoma, Acute Myeloid Leukemia, Myelodysplastic Syndrome, or Non-Small Cell Lung Cancer (Phase 1) NCT00039091
  5. Monoclonal Antibody Therapy in Treating Patients With Lymphoma or Colon Cancer That Has Not Responded to Vaccine Therapy (Phase 1) NCT00047164
  6. Comparison Study of MDX-010 (CTLA-4) Alone and Combined With DTIC in the Treatment of Metastatic Melanoma (Phase 2) NCT00050102
  7. Comparison Study of MDX-010 (CTLA-4) Alone and Combined With Docetaxel in the Treatment of Patients With Hormone Refractory Prostate Cancer (Phase 2) NCT00050596
  8. Monoclonal Antibody Therapy in Treating Patients With Metastatic Renal Cell Cancer (Phase 2) NCT00057889
  9. Monoclonal Antibody Therapy and Interleukin-2 in Treating Patients With Metastatic Melanoma (Phase 1|Phase 2) NCT00058279
  10. Ipilimumab After Allogeneic Stem Cell Transplant in Treating Patients With Persistent or Progressive Cancer (Phase 1) NCT00060372
  11. Ipilimumab and Sargramostim in Treating Patients With Metastatic Prostate Cancer (Phase 1) NCT00064129
  12. CP-675,206 With Neoadjuvant Hormone Therapy in Patients With High Risk Prostate Cancer (Phase 1|Phase 2) NCT00075192
  13. Monoclonal Antibody With or Without gp100 Peptides Plus Montanide ISA-51 in Treating Patients With Stage IV Melanoma (Phase 2) NCT00077532
  14. Study of MDX-010 in Stage IV Breast Cancer (Phase 2) NCT00083278
  15. Monoclonal Antibody Therapy and Vaccine Therapy in Treating Patients With Resected Stage III or Stage IV Melanoma (Phase 2) NCT00084656
  16. CP-675,206 In Patients With Advanced Melanoma (Phase 2) NCT00086489
  17. MDX-010 in Treating Patients With Recurrent or Refractory Lymphoma (Phase 1|Phase 2) NCT00089076
  18. CP-675,206 (CTLA4-Blocking Monoclonal Antibody) Combined With Dendritic Cell Vaccine Therapy in Treating Patients With Stage III or Stage IV Melanoma That Cannot Be Removed With Surgery (Phase 1) NCT00090896
  19. MDX-010 Antibody, MDX-1379 Melanoma Vaccine, or MDX-010/MDX-1379 Combination Treatment for Patients With Unresectable or Metastatic Melanoma (Phase 3) NCT00094653
  20. MDX-010 in Treating Patients With Stage IV Pancreatic Cancer That Cannot Be Removed By Surgery (Phase 2) NCT00112580
  21. Vaccine and Antibody Treatment of Prostate Cancer (Phase 1) NCT00113984
  22. A Study of MDX-010 (BMS-734016) Administered With or Without Prophylactic Oral Budesonide (Phase 2) NCT00135408
  23. A Study of Anti-CTLA4 Antibody in People With Advanced Synovial Sarcoma (Phase 2) NCT00140855
  24. A Companion Study for Patients Enrolled in Prior/Parent Ipilimumab Studies (Phase 2) NCT00162123
  25. Hormone Therapy and Ipilimumab in Treating Patients With Advanced Prostate Cancer (Phase 2) NCT00170157
  26. Study of CP-675,206 in Refractory Melanoma (Phase 2) NCT00254579
  27. CP-675,206 Versus Either Dacarbazine Or Temozolomide In Patients Without Prior Therapy (Phase 3) NCT00257205
  28. Phase II Study to Determine Predictive Markers of Response to BMS-734016 (MDX-010) (Phase 1|Phase 2) NCT00261365
  29. A Single Arm Study of Ipilimumab Monotherapy in Patients With Previously Treated Unresectable Stage III or IV Melanoma (Phase 2) NCT00289627
  30. Study of Ipilimumab (MDX-010) Monotherapy in Patients With Previously Treated Unresectable Stage III or IV Melanoma (Phase 2) NCT00289640
  31. Randomized Study Of CP-675,206 or Best Supportive Care Immediately After Platinum-Based Therapy For Non-Small Cell Lung Cancer (NSCLC) (Phase 2) NCT00312975
  32. Study of MDX-010 in Patients With Metastatic Hormone-Refractory Prostate Cancer (Phase 1|Phase 2) NCT00323882
  33. Dacarbazine and Ipilimumab vs. Dacarbazine With Placebo in Untreated Unresectable Stage III or IV Melanoma (Phase 3) NCT00324155
  34. Ipilimumab With or Without Vaccine Therapy in Treating Patients With Previously Treated Stage IV Melanoma (Phase 2) NCT00357461
  35. Study of Neoadjuvant Ipilimumab in Patients With Urothelial Carcinoma Undergoing Surgical Resection (Phase 1) NCT00362713
  36. Dose-Finding Study Of CP-675,206 And SU011248 In Patients With Metastatic Renal Cell Carcinoma (Phase 1) NCT00372853
  37. A Rollover Study for Patients Who Received CP-675,206 in Other Protocols, to Allow the Patients Access to CP-675,206 Until This Agent Becomes Commercially Available or Development is Discontinued. (Phase 2) NCT00378482
  38. Study to Compare Two Formulations of CP-675,206 Monoclonal Antibody (Phase 1) NCT00431275
  39. Ticilimumab (CP-675,206) in Treating Patients With Stage IIIC or Stage IV Melanoma (Phase 2) NCT00471887
  40. Safety And Efficacy Study Of CP-675,206 In HIV-Infected Patients (Phase 2) NCT00488995
  41. Compassionate Use Trial for Unresectable Melanoma With Ipilimumab () NCT00495066
  42. Phase II Study for Previously Untreated Subjects With Non Small Cell Lung Cancer (NSCLC) or Small Cell Lung Cancer (SCLC) (Phase 2) NCT00527735
  43. A Phase 1 Study Testing CP-675,206 In Combination With Gemcitabine In Patients With Previously Untreated, Advanced Pancreatic Cancer (Phase 1) NCT00556023
  44. Treatment Use Study for Advanced Melanoma. () NCT00584493
  45. A Study To Assess The Safety Of Administering CP-675,206 As A One Hour Infusion In Patients With Surgically Incurable Advanced Melanoma (Phase 1) NCT00585000
  46. CD19 Chimeric Receptor Expressing T Lymphocytes In B-Cell Non Hodgkin’s Lymphoma, ALL & CLL (Phase 1) NCT00586391
  47. Evaluation of Tumor Response to Ipilimumab in the Treatment of Melanoma With Brain Metastases (Phase 2) NCT00623766
  48. Efficacy Study of Ipilimumab Versus Placebo to Prevent Recurrence After Complete Resection of High Risk Stage III Melanoma (Phase 3) NCT00636168
  49. Expression Analysis of Specific Markers in Non-small Cell Lung Cancer or Melanoma (Not Applicable) NCT00685750
  50. CP-675,206 in Combination With Short Term Androgen Deprivation in Patients With Stage D0 Prostate Cancer (Phase 1) NCT00702923
  51. Study of MDX-010 in Subjects With Unresectable Stage III or Stage IV Malignant Melanoma (Phase 1) NCT00729950
  52. Study of Ipilimumab and Dasatinib Combination Therapy in Patients With Chronic or Accelerated Chronic Myeloid Leukemia (Phase 1) NCT00732186
  53. Bevacizumab Plus Ipilimumab in Patients With Unresectable Stage III or IV Melanoma (Phase 1) NCT00790010
  54. Drug-Drug Interaction – 3 Arm – Carboplatin/Paclitaxel, Dacarbazine (Phase 1) NCT00796991
  55. Combination of Anti-CD137 & Ipilimumab in Patients With Melanoma (Phase 1) NCT00803374
  56. Ipilimumab +/- Vaccine Therapy in Treating Patients With Locally Advanced, Unresectable or Metastatic Pancreatic Cancer (Phase 1) NCT00836407
  57. Study of Immunotherapy to Treat Advanced Prostate Cancer (Phase 3) NCT00861614
  58. Laboratory-Treated T Cells and Ipilimumab in Treating Patients With Metastatic Melanoma (Phase 1|Phase 2) NCT00871481
  59. Study of CP-675,206 in Bacillus Calmette-Guerin (BCG)-Resistant Bladder Cancer (Phase 1) NCT00880854
  60. Comparison of Ipilimumab Manufactured by 2 Different Processes in Participants With Advanced Melanoma (Phase 1) NCT00920907
  61. Long-term Data Collection for Subjects in MDX-010 Studies () NCT00928031
  62. Immunogenicity and Biomarker Analysis of Neoadjuvant Ipilimumab for Melanoma (Early Phase 1) NCT00972933
  63. Anti-CTLA-4 Human Monoclonal Antibody CP-675,206 in Patients With Advanced Hepatocellular Carcinoma (Phase 2) NCT01008358
  64. Dose-escalation Study of Combination BMS-936558 (MDX-1106) and Ipilimumab in Subjects With Unresectable Stage III or Stage IV Malignant Melanoma (Phase 1) NCT01024231
  65. Study of AntiCTLA4 in Patients With Unresectable or Metastatic Uveal Melanoma (Phase 2) NCT01034787
  66. Phase 3 Study of Immunotherapy to Treat Advanced Prostate Cancer (Phase 3) NCT01057810
  67. Tremelimumab and CP-870,893 in Patients With Metastatic Melanoma (Phase 1) NCT01103635
  68. Ipilimumab + Temozolomide in Metastatic Melanoma (Phase 2) NCT01119508
  69. Ipilimumab With or Without Sargramostim in Treating Patients With Stage III or Stage IV Melanoma That Cannot Be Removed by Surgery (Phase 2) NCT01134614
  70. Japanese Study of Ipilimumab Administered in Combination With Paclitaxel/Carboplatin in Patients With Nonsmall-cell Lung Cancer (Phase 1) NCT01165216
  71. Vaccine Combining Multiple Class I Peptides and Montanide ISA 51VG With Escalating Doses of Anti-PD-1 Antibody Nivolumab or Ipilimumab With Nivolumab For Patients With Resected Stages IIIC/ IV Melanoma (Phase 1) NCT01176474
  72. Neoadjuvant Ipilimumab in Prostate Cancer (Phase 2) NCT01194271
  73. Ipilimumab in Patients With Advanced Melanoma and Spontaneous Preexisting Immune Response to NY-ESO-1 (Phase 2) NCT01216696
  74. Safety and Efficacy Study of BMS-908662 in Combination With Ipilimumab in Subjects With Advanced Melanoma (Phase 1) NCT01245556
  75. Pilot Study of Cetuximab and the Hedgehog Inhibitor IPI-926 in Recurrent Head and Neck Cancer (Phase 1) NCT01255800
  76. Ipilimumab or High-Dose Interferon Alfa-2b in Treating Patients With High-Risk Stage III-IV Melanoma That Has Been Removed by Surgery (Phase 3) NCT01274338
  77. Phase 3 Trial in Squamous Non Small Cell Lung Cancer Subjects Comparing Ipilimumab Versus Placebo in Addition to Paclitaxel and Carboplatin (Phase 3) NCT01285609
  78. Study of Pembrolizumab (MK-3475) in Participants With Progressive Locally Advanced or Metastatic Carcinoma, Melanoma, or Non-small Cell Lung Carcinoma (P07990/MK-3475-001/KEYNOTE-001) (Phase 1) NCT01295827
  79. Autologous TriMix-DC Therapeutic Vaccine in Combination With Ipilimumab in Patients With Previously Treated Unresectable Stage III or IV Melanoma (Phase 2) NCT01302496
  80. Addition of Ipilimumab (MDX-010) To Isolated Limb Infusion (ILI) With Standard Melphalan and Dactinomycin In The Treatment of Advanced Unresectable Melanoma of The Extremity (Phase 2) NCT01323517
  81. The Addition of Ipilimumab to Carboplatin and Etoposide Chemotherapy for Extensive Stage Small Cell Lung Cancer (Phase 2) NCT01331525
  82. Safety Study of Radiation and CP-675,206 Infusion for Breast Cancer Patients (Phase 1) NCT01334099
  83. THE IPI – Trial in Advanced Melanoma: Melanoma Patients With Advanced Disease (Phase 2) NCT01355120
  84. Granulocyte Macrophage-Colony Stimulating Factor and Ipilimumab as Therapy in Melanoma (Phase 2) NCT01363206
  85. Ipilimumab + Androgen Depravation Therapy in Prostate Cancer (Phase 2) NCT01377389
  86. Ph I Ipilimumab Vemurafenib Combo in Patients With v-Raf Murine Sarcoma Viral Oncogene Homolog B1 (BRAF) (Phase 1) NCT01400451
  87. IPI Biochemotherapy for Chemonaive Patients With Metastatic Melanoma (Phase 1) NCT01409174
  88. IPI-Biotherapy for Patients Previously Treated With Cytotoxic Drugs With Metastatic Melanoma (Phase 1|Phase 2) NCT01409187
  89. Phase I Study of Ipilimumab (Anti-CTLA-4) in Children and Adolescents With Treatment-Resistant Cancer (Phase 1) NCT01445379
  90. Pilot Ipilimumab in Stage IV Melanoma Receiving Palliative Radiation Therapy (Phase 2) NCT01449279
  91. Trial in Extensive-Disease Small Cell Lung Cancer (ED-SCLC) Subjects Comparing Ipilimumab Plus Etoposide and Platinum Therapy to Etoposide and Platinum Therapy Alone (Phase 3) NCT01450761
  92. Study of Nivolumab (BMS-936558) in Combination With Gemcitabine/Cisplatin, Pemetrexed/Cisplatin, Carboplatin/Paclitaxel, Bevacizumab Maintenance, Erlotinib, Ipilimumab or as Monotherapy in Subjects With Stage IIIB/IV Non-small Cell Lung Cancer (NSCLC) (CheckMate 012) (Phase 1) NCT01454102
  93. Safety and Efficacy Trial of Ipilimumab Versus Pemetrexed in Non-Squamous Non-Small Cell Lung Cancer (Phase 2) NCT01471197
  94. Nivolumab (BMS-936558; MDX-1106) in Combination With Sunitinib, Pazopanib, or Ipilimumab in Subjects With Metastatic Renal Cell Carcinoma (RCC) (CheckMate 016) (Phase 1) NCT01472081
  95. Ipilimumab and Gemcitabine Hydrochloride in Treating Patients With Stage III-IV or Recurrent Pancreatic Cancer That Cannot Be Removed by Surgery (Phase 1) NCT01473940
  96. A Phase II Study to Evaluate Safety and Efficacy of Combined Treatment With Ipilimumab and Intratumoral Interleukin-2 (Phase 2) NCT01480323
  97. Safety Study of IL-21/Ipilimumab Combination in the Treatment of Melanoma (Phase 1) NCT01489059
  98. Tissue and Blood Biomarkers From Patients With Stage III or Stage IV Melanoma Treated With Ipilimumab With or Without Sargramostim () NCT01489423
  99. Trial of Vemurafenib/Cobimetinib With or Without Bevacizumab in Patients With Stage IV BRAFV600 Mutant Melanoma (Phase 2) NCT01495988
  100. Yervoy With Sylatron Unresectable Stage 3 or 4 Melanoma (Phase 1) NCT01496807
  101. RADVAX邃「: A STRATIFIED PHASE I/II DOSE ESCALATION TRIAL OF HYPOFRACTIONATED RADIOTHERAPY FOLLOWED BY IPILIMUMAB IN METASTATIC MELANOMA (Phase 1|Phase 2) NCT01497808
  102. Ipilimumab in Combination With Androgen Suppression Therapy in Treating Patients With Metastatic Hormone-Resistant Prostate Cancer (Phase 2) NCT01498978
  103. Pre-Operative, Single-Dose Ipilimumab and/or Cryoablation in Early Stage/Resectable Breast Cancer (Phase 1) NCT01502592
  104. Phase 1 Trial of Ipilimumab and GVAX in Patients With Metastatic Castration-resistant Prostate Cancer (Phase 1) NCT01510288
  105. A Multi-National, Prospective, Observational Study in Patients With Unresectable or Metastatic Melanoma () NCT01511913
  106. Phase 3 Trial in Subjects With Metastatic Melanoma Comparing 3 mg/kg Ipilimumab Versus 10 mg/kg Ipilimumab (Phase 3) NCT01515189
  107. First-Line Gemcitabine, Cisplatin + Ipilimumab for Metastatic Urothelial Carcinoma (Phase 2) NCT01524991
  108. Ipilimumab and GMCSF Immunotherapy for Prostate Cancer (Phase 2) NCT01530984
  109. Study of Radiotherapy Administered in Combination With Ipilimumab in Patients With Unresectable Stage III or Stage IV Advanced Malignant Melanoma (Phase 1) NCT01557114
  110. Concurrent Ipilimumab and Stereotactic Ablative Radiation Therapy (SART) for Oligometastatic But Unresectable Melanoma (Phase 2) NCT01565837
  111. Nivolumab and Ipilimumab in Treating Patients With Metastatic Uveal Melanoma (Phase 2) NCT01585194
  112. An Efficacy Study in Gastric and Gastroesophageal Junction Cancer Comparing Ipilimumab Versus Standard of Care Immediately Following First Line Chemotherapy (Phase 2) NCT01585987
  113. Doxycycline, Temozolomide and Ipilimumab in Melanoma (Phase 1|Phase 2) NCT01590082
  114. An Investigational Immuno-Therapy Study to Determine the Safety and Effectiveness of Nivolumab and Daratumumab in Patients With Multiple Myeloma (Phase 1|Phase 2) NCT01592370
  115. A Phase 1/2 Randomized, Blinded, Placebo Controlled Study of Ipilimumab in Combination With Epacadostat or Placebo in Subjects With Unresectable or Metastatic Melanoma (Phase 1|Phase 2) NCT01604889
  116. Neoadjuvant Combination Therapy With Ipilimumab and HighDose IFN-ホア2b for Melanoma (Phase 1) NCT01608594
  117. Phase II Study of Ipilimumab Monotherapy in Recurrent Platinum-sensitive Ovarian Cancer (Phase 2) NCT01611558
  118. PH 1 Biomarker Study of Nivolumab and Ipilimumab and Nivolumab in Combination With Ipilimumab in Advanced Melanoma (Phase 1) NCT01621490
  119. Dasatinib and Ipilimumab in Treating Patients With Gastrointestinal Stromal Tumors or Other Sarcomas That Cannot Be Removed by Surgery or Are Metastatic (Phase 1) NCT01643278
  120. A Combination of Ipilimumab and Fotemustine for Treat Unresectable Locally Advanced or Metastatic Melanoma (Phase 2) NCT01654692
  121. An Immuno-therapy Study to Evaluate the Effectiveness, Safety and Tolerability of Nivolumab or Nivolumab in Combination With Other Agents in Patients With Advanced Liver Cancer (Phase 1|Phase 2) NCT01658878
  122. A Study of Intratumoral Injection of Interleukin-2 and Ipilimumab in Patients With Unresectable Stages III-IV Melanoma (Phase 1) NCT01672450
  123. Phase II Safety Study of Vemurafenib Followed by Ipilimumab in Subjects With V600 BRAF Mutated Advanced Melanoma (Phase 2) NCT01673854
  124. Ipilimumab With Carboplatin and Paclitaxel in Patients With Unresectable Stage III and Stage IV Melanoma (Phase 2) NCT01676649
  125. Phase 2 Study of Ipilimumab Plus Dacarbazine in Japanese Patients With Advanced Melanoma (Phase 2) NCT01681212
  126. Combining Ipilimumab With Abiraterone Acetate Plus Prednisone in Chemotherapy and Immunotherapy-naテッve Patients With Progressive Metastatic Castration-resistant Prostate Cancer (Phase 1|Phase 2) NCT01688492
  127. Study of the Combination of Anti-OX40 and Ipilimumab in Patients With Metastatic Melanoma (Phase 1|Phase 2) NCT01689870
  128. Phase II Randomized Trial of Ipilimumab Versus Ipilimumab and Radiotherapy in Metastatic Melanoma (Phase 2) NCT01689974
  129. Ipilimumab in Treating Patients With Metastatic or Recurrent Human Papilloma Virus-Related Cervical Cancer (Phase 2) NCT01693783
  130. Phase 2 Study of Ipilimumab in Children and Adolescents (12 to < 18 Years) With Previously Treated or Untreated, Unresectable Stage III or Stage lV Malignant Melanoma (Phase 2) NCT01696045
  131. Ipilimumab With Lymphodepletion Plus Adoptive Cell Transfer and High Dose IL-2 in Melanoma Mets Pts (Not Applicable) NCT01701674
  132. Phase I Study of Ipilimumab Combined With Whole Brain Radiation Therapy or Radiosurgery for Melanoma (Phase 1) NCT01703507
  133. Ipilimumab With or Without High-Dose Recombinant Interferon Alfa-2b in Treating Patients With Stage III-IV Melanoma That Cannot Be Removed by Surgery (Phase 2) NCT01708941
  134. Study to Compare the Effect of Ipilimumab Retreatment With That of Chemotherapy in Advanced Melanoma (Phase 2) NCT01709162
  135. Chemoradiation Therapy and Ipilimumab in Treating Patients With Stages IB2-IIB or IIIB-IVA Cervical Cancer (Phase 1) NCT01711515
  136. A Study of an Anti-KIR Antibody Lirilumab in Combination With an Anti-PD1 Antibody Nivolumab and Nivolumab Plus an Anti-CTLA-4 Ipilimumab Antibody in Patients With Advanced Solid Tumors (Phase 1|Phase 2) NCT01714739
  137. Study of Ipilimumab in the Immune System (Not Applicable) NCT01715077
  138. Ipilimumab and Rituximab in Treating Patients With Relapsed or Refractory B-cell Lymphoma (Phase 1) NCT01729806
  139. Radioembolization and Ipilimumab in Treating Patients With Uveal Melanoma With Liver Metastases (Early Phase 1) NCT01730157
  140. Ipilimumab and Imatinib Mesylate in Advanced Cancer (Phase 1) NCT01738139
  141. Ipilimumab With or Without Talimogene Laherparepvec in Unresected Melanoma (Phase 1|Phase 2) NCT01740297
  142. CTLA-4 Blockade and Low Dose Cyclophosphamide in Patients With Advanced Malignant Melanoma (Phase 2) NCT01740401
  143. Biochemotherapy and Bevacizumab Followed by Consolidation Therapy With Ipilimumab for Metastatic Melanoma (Phase 1|Phase 2) NCT01743157
  144. Safety Study of BMS-986015 (Anti-KIR) in Combination With Ipilimumab in Subjects With Selected Advanced Tumor (Phase 1) NCT01750580
  145. Ipilimumab and Lenalidomide in Advanced Cancer (Phase 1) NCT01750983
  146. Ipilimumab in Treating Patients With Relapsed or Refractory High-Risk Myelodysplastic Syndrome or Acute Myeloid Leukemia (Phase 1) NCT01757639
  147. Clinical Evaluation of the Underlying Mechanisms of Targeted Therapy Related Toxicities () NCT01758575
  148. Study of Dabrafenib +/- Trametinib in Combination With Ipilimumab for V600E/K Mutation Positive Metastatic or Unresectable Melanoma (Phase 1) NCT01767454
  149. Ipilimumab and Local Radiation Therapy in Treating Patients With Recurrent Melanoma, Non-Hodgkin Lymphoma, Colon, or Rectal Cancer (Phase 1|Phase 2) NCT01769222
  150. Study of Nivolumab Given Sequentially With Ipilimumab in Subjects With Advanced or Metastatic Melanoma (CheckMate 064) (Phase 2) NCT01783938
  151. Aldesleukin Imaging in Viewing Tumor Growth in Patients With Stage IV Melanoma Receiving Ipilimumab or Pembrolizumab Therapy (Early Phase 1) NCT01789827
  152. Sipuleucel-T With Immediate vs. Delayed Cytotoxic T-Lymphocyte-Associated Protein 4 (CTLA-4) Blockade for Prostate Cancer (Phase 2) NCT01804465
  153. NY-ESO-1 Vaccine in Combination With Ipilimumab in Patients With Unresectable or Metastatic Melanoma (Phase 1) NCT01810016
  154. Evaluation of Circulating T Cells and Tumor Infiltrating Lymphocytes (TILs) During / After Pre-Surgery Chemotherapy in Non-Small Cell Lung Cancer (NSCLC) (Phase 2) NCT01820754
  155. Ipilimumab or Nivolumab in Treating Patients With Relapsed Hematologic Malignancies After Donor Stem Cell Transplant (Phase 1) NCT01822509
  156. Phase II Study of Abraxane Plus Ipilimumab in Patients With Metastatic Melanoma (Phase 2) NCT01827111
  157. Sipuleucel-T and Ipilimumab for Advanced Prostate Cancer (Phase 1) NCT01832870
  158. Phase I Study of Intralesional Bacillus Calmette-Guerin (BCG) Followed by Ipilimumab in Advanced Metastatic Melanoma (Phase 1) NCT01838200
  159. Pilot Study Evaluating the Efficacy and Safety of Metformin in Melanoma (Phase 2) NCT01840007
  160. Study of Pembrolizumab (MK-3475) Monotherapy in Advanced Solid Tumors and Pembrolizumab Combination Therapy in Advanced Non-small Cell Lung Cancer/ Extensive-disease Small Cell Lung Cancer (MK-3475-011/KEYNOTE-011) (Phase 1) NCT01840579
  161. Phase 3 Study of Nivolumab or Nivolumab Plus Ipilimumab Versus Ipilimumab Alone in Previously Untreated Advanced Melanoma (CheckMate 067) (Phase 3) NCT01844505
  162. HD IL-2 + Ipilimumab in Patients With Metastatic Melanoma (Phase 4) NCT01856023
  163. Study to Evaluate the Safety and Efficacy of Two Different Dosing Schedules of Pembrolizumab (MK-3475) Compared to Ipilimumab in Participants With Advanced Melanoma (MK-3475-006/KEYNOTE-006) (Phase 3) NCT01866319
  164. A Phase 2, Multicenter Study of FOLFIRINOX Followed by Ipilimumab With Allogenic GM-CSF Transfected Pancreatic Tumor Vaccine in the Treatment of Metastatic Pancreatic Cancer (Phase 2) NCT01896869
  165. Brentuximab Vedotin and Nivolumab With or Without Ipilimumab in Treating Patients With Relapsed or Refractory Hodgkin Lymphoma (Phase 1|Phase 2) NCT01896999
  166. Study of the Drug Ipilimumab for Metastatic Merkel Cell Carcinoma (Phase 2) NCT01913691
  167. Lenalidomide and Ipilimumab After Stem Cell Transplant in Treating Patients With Hematologic or Lymphoid Malignancies (Phase 2) NCT01919619
  168. Study of Nivolumab (BMS-936558) Plus Ipilimumab Compared With Ipilimumab Alone in the Treatment of Previously Untreated, Unresectable, or Metastatic Melanoma (Phase 2) NCT01927419
  169. A Study of Nivolumab by Itself or Nivolumab Combined With Ipilimumab in Patients With Advanced or Metastatic Solid Tumors (Phase 1|Phase 2) NCT01928394
  170. Ipilimumab, Cetuximab, and Intensity-Modulated Radiation Therapy in Treating Patients With Previously Untreated Stage III-IVB Head and Neck Cancer (Phase 1) NCT01935921
  171. Ipilimumab With or Without Dabrafenib, Trametinib, and/or Nivolumab in Treating Patients With Melanoma That Is Metastatic or Cannot Be Removed by Surgery (Phase 1) NCT01940809
  172. SRS (Stereotactic Radiosurgery) Plus Ipilimumab (Phase 1) NCT01950195
  173. Ipilimumab With or Without Bevacizumab in Treating Patients With Stage III-IV Melanoma That Cannot Be Removed by Surgery (Phase 2) NCT01950390
  174. Phase II Trial of Stereotactic Body Radiotherapy Followed by Ipilimumab in Treating Patients With Stage IV Melanoma (Phase 2) NCT01970527
  175. Vaccination With Autologous Dendritic Cells Loaded With Autologous Tumor Lysate or Homogenate Combined With Immunomodulating Radiotherapy and/or Preleukapheresis IFN-alfa in Patients With Metastatic Melanoma: a Randomized “Proof-of-principle” Phase II Study (Phase 2) NCT01973322
  176. MSB0010445 and Stereotactic Body Radiation Therapy in Advanced Melanoma (Phase 2) NCT01973608
  177. A Two-arm, Single Center Phase 1b Trial of Bavituximab Plus Ipilimumab in Advanced Melanoma Patients (Phase 1) NCT01984255
  178. LTX-315 in Patients With Transdermally Accessible Tumours as Monotherapy or Combination With Ipilimumab or Pembrolizumab (Phase 1) NCT01986426
  179. Clinical Evaluation of Yervoy in Combination With Adoptive T Cell Transfer for Metastatic Melanoma Patients (Phase 2) NCT01988077
  180. Phase 2 Study of Ipilimumab in Japanese Advanced Melanoma Patients (Phase 2) NCT01990859
  181. A Pilot Study of Ipilumimab and Radiation in Poor Prognosis Melanoma (Phase 1) NCT01996202
  182. Combination Checkpoint Inhibitor Plus Erlotinib or Crizotinib for EGFR or ALK Mutated Stage IV Non-small Cell Lung Cancer (Phase 1) NCT01998126
  183. Ipilimumab Administered to Stage IIIC Stage IV Melanoma After Reg. T Cell Depletion With Denileukin Diftitox (Phase 2) NCT02009384
  184. A Phase I/II Open-Label Study of Ipilimumab and GM-CSF Administered to Unresectable Stage IIIC and Stage IV Melanoma Patients (Phase 1|Phase 2) NCT02009397
  185. A Study of the Effectiveness and Safety of Nivolumab Compared to Bevacizumab and of Nivolumab With or Without Ipilimumab in Glioblastoma Patients (Phase 3) NCT02017717
  186. Combining Ipilimumab, Degarelix, and Radical Prostatectomy in Men With Newly Diagnosed Metastatic Castration Sensitive Prostate Cancer or Ipilimumab and Degarelix in Men With Biochemically Recurrent Castration Sensitive Prostate Cancer After Radical Prostatectomy (Phase 2) NCT02020070
  187. Cellular Adoptive Immunotherapy Using Autologous CD8+ Antigen-Specific T Cells and Anti-CTLA4 (Phase 2) NCT02027935
  188. Phase I of Histone Deacetylase (HDAC) Inhibitor Panobinostat With Ipilimumab With Unresectable III/IV Melanoma (Phase 1) NCT02032810
  189. A Study of Pembrolizumab (MK-3475) in Combination With Chemotherapy or Immunotherapy in Participants With Non-small Cell Lung Cancer (MK-3475-021/KEYNOTE-021) (Phase 1|Phase 2) NCT02039674
  190. Small Cell Lung Carcinoma Trial With Nivolumab and IpiliMUmab in LImited Disease (Phase 2) NCT02046733
  191. Ipilimumab 12-month Intensive Pharmacovigilance Protocol () NCT02050594
  192. Immunotherapy Study for Patients With Stage IV Melanoma (Phase 2) NCT02054520
  193. An Investigational Immuno-therapy Study of Nivolumab, and Nivolumab in Combination With Other Anti-cancer Drugs, in Colon Cancer That Has Come Back or Has Spread (Phase 2) NCT02060188
  194. A National Phase IV Study With Ipilimumab for Patients With Advanced Malignant Melanoma. (Phase 4) NCT02068196
  195. Gene-Modified T Cells, Vaccine Therapy, and Ipilimumab in Treating Patients With Locally Advanced or Metastatic Malignancies (Phase 1) NCT02070406
  196. Study of IDO Inhibitor in Combination With Checkpoint Inhibitors for Adult Patients With Metastatic Melanoma (Phase 1|Phase 2) NCT02073123
  197. Vaccination With Peptides in Combination With Either Ipilimumab or Vemurafenib for the Treatment of Unresectable Stage III or IV Malignant Melanoma (Phase 1) NCT02077114
  198. Program for Pembrolizumab (MK-3475) in Participants With Metastatic Melanoma Who Have Failed Standard of Care Therapy Including Ipilimumab (MK-3475-030) () NCT02083484
  199. Safety and Tolerability of Pembrolizumab (MK-3475) + Pegylated Interferon Alfa-2b and Pembrolizumab+ Ipilimumab in Participants With Advanced Melanoma or Renal Cell Carcinoma (MK-3475-029/KEYNOTE-29) (Phase 1|Phase 2) NCT02089685
  200. Trial of Ipilimumab After Isolated Limb Perfusion, in Patients With Metastases Melanoma (Phase 2) NCT02094391
  201. Ipilimumab Induction in Patients With Melanoma Brain Metastases Receiving Stereotactic Radiosurgery (Phase 2) NCT02097732
  202. Stereotactic Radiation Therapy and Ipilimumab in Treating Patients With Metastatic Melanoma (Phase 2) NCT02107755
  203. T-Cell Responses to Neoantigens Post Treatment With Ipilimumab in Men With Metastatic Castration-Resistant Prostate Cancer (Early Phase 1) NCT02113657
  204. GEM STUDY: Radiation And Yervoy in Patients With Melanoma and Brain Metastases (Phase 2) NCT02115139
  205. Trial of Neoadjuvant Ipilimumab Followed by Melphalan Via Isolated Limb Infusion for Patients With Unresectable In-transit Extremity Melanoma (Phase 1) NCT02115243
  206. Galectin Inhibitor (GR-MD-02) and Ipilimumab in Patients With Metastatic Melanoma (Phase 1) NCT02117362
  207. Lung-MAP: Biomarker-Targeted Second-Line Therapy in Treating Patients With Recurrent Stage IV Squamous Cell Lung Cancer (Phase 2|Phase 3) NCT02154490
  208. Nab-Paclitaxel and Bevacizumab or Ipilimumab as First-Line Therapy in Treating Patients With Stage IV Melanoma That Cannot Be Removed by Surgery (Phase 2) NCT02158520
  209. A Study to Assess the Safety and Tolerability of Atezolizumab in Combination With Other Immune-Modulating Therapies in Participants With Locally Advanced or Metastatic Solid Tumors (Phase 1) NCT02174172
  210. Expanded Access Program With Nivolumab in Combination With Ipilimumab in Patients With Tumors Unable to be Removed by Surgery or Metastatic Melanoma () NCT02186249
  211. Adjuvant Therapy of Completely Resected Merkel Cell Carcinoma With Immune Checkpoint Blocking Antibodies vs Observation (Phase 2) NCT02196961
  212. Ipilimumab and Dabrafenib in the 1st Line Tx of Unresectable Stage III/IV Melanoma (Phase 1) NCT02200562
  213. High-Dose Aldesleukin and Ipilimumab in Treating Patients With Stage III-IV Melanoma That Cannot Be Removed By Surgery (Phase 2) NCT02203604
  214. Adoptive Therapy Using Antigen-Specific CD4 T-Cells (Phase 1) NCT02210104
  215. Nivolumab With or Without Bevacizumab or Ipilimumab Before Surgery in Treating Patients With Metastatic Kidney Cancer That Can Be Removed by Surgery (Early Phase 1) NCT02210117
  216. Study of Combined Ionizing Radiation and Ipilimumab in Metastatic Non-small Cell Lung Cancer (NSCLC) (Phase 2) NCT02221739
  217. YERVOYツョ Risk Minimization Tool Effectiveness Evaluation Survey () NCT02224768
  218. Dabrafenib and Trametinib Followed by Ipilimumab and Nivolumab or Ipilimumab and Nivolumab Followed by Dabrafenib and Trametinib in Treating Patients With Stage III-IV BRAFV600 Melanoma (Phase 3) NCT02224781
  219. Nivolumab Combined With Ipilimumab Versus Sunitinib in Previously Untreated Advanced or Metastatic Renal Cell Carcinoma (CheckMate 214) (Phase 3) NCT02231749
  220. Ipilimumab and Stereotactic Body Radiation Therapy (SBRT) in Advanced Solid Tumors (Phase 1|Phase 2) NCT02239900
  221. A Phase I/II Study of Intratumoral Injection of SD-101 (Phase 1|Phase 2) NCT02254772
  222. RTA 408 Capsules in Patients With Melanoma – REVEAL (Phase 1|Phase 2) NCT02259231
  223. Neoadjuvant Nivolumab, or Nivolumab in Combination With Ipilimumab, in Resectable NSCLC (Phase 2) NCT02259621
  224. A Study of Combination Treatment With HF10 and Ipilimumab in Patients With Unresectable or Metastatic Melanoma (Phase 2) NCT02272855
  225. Safety of UV1 Vaccination in Combination With Ipilimumab in Patients With Unresectable or Metastatic Malignant Melanoma (Phase 1|Phase 2) NCT02275416
  226. Study Comparing TIL to Standard Ipilimumab in Patients With Metastatic Melanoma (Phase 3) NCT02278887
  227. Phase 3 Trial in Squamous Non Small Cell Lung Cancer Subjects Comparing Ipilimumab Plus Paclitaxel and Carboplatin Versus Placebo Plus Paclitaxel and Carboplatin (Phase 3) NCT02279732
  228. Safety and Efficacy Study of Ipilimumab 3 mg/kg Versus Ipilimumab 10 mg/kg in Subjects With Metastatic Castration Resistant Prostate Cancer Who Are Chemotherapy Naive (Phase 2) NCT02279862
  229. Nivolumab With or Without Ipilimumab in Treating Younger Patients With Recurrent or Refractory Solid Tumors or Sarcomas (Phase 1|Phase 2) NCT02304458
  230. Neoadjuvant Pembrolizumab for Unresectable Stage III and Unresectable Stage IV Melanoma (Phase 2) NCT02306850
  231. Intratumoral CAVATAK (CVA21) and Ipilimumab in Patients With Advanced Melanoma (VLA-013 MITCI) (Phase 1) NCT02307149
  232. Ipilimumab and/or Nivolumab in Combination With Temozolomide in Treating Patients With Newly Diagnosed Glioblastoma or Gliosarcoma (Phase 1) NCT02311920
  233. Nivolumab With or Without Ipilimumab in Treating Patients With Refractory Metastatic Anal Canal Cancer (Phase 2) NCT02314169
  234. An Investigational Immuno-therapy Study to Evaluate Safety and Effectiveness in Patients With Melanoma That Has Spread to the Brain, Treated With Nivolumab in Combination With Ipilimumab, Followed by Nivolumab by Itself (Phase 2) NCT02320058
  235. Nivolumab and Ipilimumab With or Without Sargramostim in Treating Patients With Stage III-IV Melanoma That Cannot Be Removed by Surgery (Phase 2|Phase 3) NCT02339571
  236. Evaluate the Mediators of Sensitivity and Resistance to Nivolumab Plus Ipilimumab in Patients With Advanced NSCLCs (Phase 2) NCT02350764
  237. Anti窶娠D 1 Brain Collaboration for Patients With Melanoma Brain Metastases (Phase 2) NCT02374242
  238. Safety Study of Enoblituzumab (MGA271) in Combination With Ipilimumab in Refractory Cancer (Phase 1) NCT02381314
  239. A Phase I/II Trial to Evaluate a Peptide Vaccine Plus Ipilimumab in Patients With Melanoma (Phase 1|Phase 2) NCT02385669
  240. Efficacy Study of Nivolumab Compared to Ipilimumab in Prevention of Recurrence of Melanoma After Complete Resection of Stage IIIb/c or Stage IV Melanoma (CheckMate 238) (Phase 3) NCT02388906
  241. Nivolumab and Azacitidine With or Without Ipilimumab in Treating Patients With Refractory/Relapsed or Newly Diagnosed Acute Myeloid Leukemia (Phase 2) NCT02397720
  242. Ipilimumab 60-month Pharmacovigilance Protocol for Advanced Melanoma Patients Who Are Hepatitis B and/or Hepatitis C Virus Positive in Taiwan () NCT02402699
  243. Ipilimumab and All-Trans Retinoic Acid Combination Treatment of Advanced Melanoma (Phase 2) NCT02403778
  244. Trial of SBRT With Concurrent Ipilimumab in Metastatic Melanoma (Phase 1) NCT02406183
  245. Nivolumab and Ipilimumab in Treating Patients With HIV Associated Relapsed or Refractory Classical Hodgkin Lymphoma or Solid Tumors That Are Metastatic or Cannot Be Removed by Surgery (Phase 1) NCT02408861
  246. A Study of Varlilumab (Anti-CD27) and Ipilimumab and CDX-1401 in Patients With Unresectable Stage III or IV Melanoma (Phase 1|Phase 2) NCT02413827
  247. Phase I Clinical Trial of Cryoimmunotherapy Against Prostate Cancer (Phase 1) NCT02423928
  248. Nivolumab Alone or in Combination With Ipilimumab in Treating Patients With Advanced Uterine Leiomyosarcoma (Phase 2) NCT02428192
  249. Study to Identify the Optimal Adjuvant Combination Scheme of Ipilimumab and Nivolumab in Melanoma Patients (Phase 1) NCT02437279
  250. Investigation of Circulating Tumor Cells From Cancer Patients Undergoing Radiation Therapy () NCT02449837
  251. Pilot Study to Evaluate the Effects of a Vaccine (HSPPC-96) Combined With Ipilimumab in Patients With Advanced Melanoma (Phase 1|Phase 2) NCT02452281
  252. Buparlisib in Melanoma Patients Suffering From Brain Metastases (BUMPER) (Phase 2) NCT02452294
  253. Entinostat, Nivolumab, and Ipilimumab in Treating Patients With Solid Tumors That Are Metastatic or Cannot Be Removed by Surgery or Locally Advanced or Metastatic HER2-Negative Breast Cancer (Phase 1) NCT02453620
  254. A Study of Fotemustine(FTM) Vs FTM and Ipilimumab (IPI) or IPI and Nivolumab in Melanoma Brain Metastasis (Phase 3) NCT02460068
  255. A Study of BBI608 Administered in Combination With Immune Checkpoint Inhibitors in Adult Patients With Advanced Cancers (Phase 1|Phase 2) NCT02467361
  256. Safety Study of Enoblituzumab (MGA271) in Combination With Pembrolizumab or MGA012 in Refractory Cancer (Phase 1) NCT02475213
  257. An Investigational Immuno-therapy Trial of Nivolumab, or Nivolumab Plus Ipilimumab, or Nivolumab Plus Platinum-doublet Chemotherapy, Compared to Platinum Doublet Chemotherapy in Patients With Stage IV Non-Small Cell Lung Cancer (NSCLC) (Phase 3) NCT02477826
  258. An Investigational Immuno-therapy Study to Investigate the Safety and Effectiveness of Nivolumab, and Nivolumab Combination Therapy in Virus-associated Tumors (Phase 1|Phase 2) NCT02488759
  259. PAN-EU Utilization, Effectiveness and Safety of Ipilimumab Administered in EAP Patients With Advanced Melanoma () NCT02492815
  260. Cabozantinib S-malate and Nivolumab With or Without Ipilimumab in Treating Patients With Metastatic Genitourinary Tumors (Phase 1) NCT02496208
  261. Nivolumab With or Without Ipilimumab in Treating Patients With Persistent or Recurrent Epithelial Ovarian, Primary Peritoneal, or Fallopian Tube Cancer (Phase 2) NCT02498600
  262. Cytokine-induced Killer Study for Patients With Stage II Melanoma (Phase 2) NCT02498756
  263. Nivolumab With or Without Ipilimumab in Treating Patients With Metastatic Sarcoma That Cannot Be Removed by Surgery (Phase 2) NCT02500797
  264. Neoadjuvant PROSTVAC-VF With or Without Ipilimumab for Prostate Cancer (Phase 2) NCT02506114
  265. High-Dose Recombinant Interferon Alfa-2B, Ipilimumab, or Pembrolizumab in Treating Patients With Stage III-IV High Risk Melanoma That Has Been Removed by Surgery (Phase 3) NCT02506153
  266. A Phase 1 Dose Escalation Study of the Safety, Tolerability, and Pharmacokinetics of Ipilimumab in Chinese Subjects With Select Advanced Solid Tumors (Phase 1) NCT02516527
  267. Nivolumab With or Without Ipilimumab or Relatlimab Before Surgery in Treating Patients With Stage IIIB-IV Melanoma That Can Be Removed by Surgery (Phase 2) NCT02519322
  268. Immunotherapy With Nivolumab or Nivolumab Plus Ipilimumab vs. Double Placebo for Stage IV Melanoma w. NED (Phase 2) NCT02523313
  269. Nivolumab and Ipilimumab With 5-azacitidine in Patients With Myelodysplastic Syndromes (MDS) (Phase 2) NCT02530463
  270. MEDI4736 and Tremelimumab in Treating Patients With Metastatic HER2 Negative Breast Cancer (Phase 2) NCT02536794
  271. An Investigational Immuno-therapy Study of Nivolumab, or Nivolumab in Combination With Ipilimumab, or Placebo in Patients With Extensive-Stage Disease Small Cell Lung Cancer (ED-SCLC) After Completion of Platinum-based Chemotherapy (Phase 3) NCT02538666
  272. A Comparative Study in Chinese Subjects With Chemotherapy Naテッve Stage IV Melanoma Receiving Ipilimumab (3 mg/kg) vs. Dacarbazine (Phase 3) NCT02545075
  273. Relationship Between Tumor Mutation Burden and Predicted Neo-antigen Burden in Patients With Advanced Melanoma or Bladder Cancer Treated With Nivolumab or Nivolumab Plus Ipilimumab (CA209-260) (Phase 2) NCT02553642
  274. Multi-Centre, Retrospective, Open Label Study, to Validate ML-PrediCare by Patients With Melanoma Under 1st and 2nd Lines of Immunotherapy () NCT02581228
  275. Nivolumab Combined With Ipilimumab Followed by Nivolumab Monotherapy as First-Line Treatment for Patients With Advanced Melanoma (Phase 3) NCT02599402
  276. Identification of Predictive Parameters for Colitis in Melanoma Patients Treated With Immunotherapy. () NCT02600143
  277. Biomarker-Driven Therapy With Nivolumab and Ipilimumab in Treating Patients With Metastatic Hormone-Resistant Prostate Cancer Expressing AR-V7 (Phase 2) NCT02601014
  278. A Study Investigating SGI-110 in Combination With Ipilimumab in Unresectable or Metastatic Melanoma Patients (Phase 1) NCT02608437
  279. Nivo/Ipi Combination Therapy in Symptomatic Brain Metastases (Phase 2) NCT02621515
  280. Tremelimumab With or Without Cryoablation in Treating Patients With Metastatic Kidney Cancer (Not Applicable) NCT02626130
  281. Trial of Nivolumab in Combination With Ipilimumab in Subjects With Previously Untreated Metastatic Uveal Melanoma (Phase 2) NCT02626962
  282. Sequential Combo Immuno and Target Therapy (SECOMBIT) Study (Phase 2) NCT02631447
  283. A Study to Assess the Safety and Efficacy of Intratumoral IMO-2125 in Combination With Ipilimumab or Pembrolizumab in Patients With Metastatic Melanoma (Phase 1|Phase 2) NCT02644967
  284. An Open-Label Phase II Study of Nivolumab in Adult Participants With Recurrent High-Grade Meningioma (Phase 2) NCT02648997
  285. BrUOG 324: Adjuvant Nivolumab and Low Dose Ipilimumab for Stage III and Resected Stage IV Melanoma: A Phase II Brown University Oncology Research Group Trial (Phase 2) NCT02656706
  286. An Investigational Immuno-therapy Study of BMS-986205 Given in Combination With Nivolumab and in Combination With Both Nivolumab and Ipilimumab in Cancers That Are Advanced or Have Spread (Phase 1|Phase 2) NCT02658890
  287. Nivolumab in Combination With Ipilimumab (Part 1); Nivolumab Plus Ipilimumab in Combination With Chemotherapy (Part 2) as First Line Therapy in Stage IV Non-Small Cell Lung Cancer (Phase 2) NCT02659059
  288. A Pilot Study to Evaluate the Safety and Efficacy of Combination Checkpoint Blockade Plus External Beam Radiotherapy in Subjects With Stage IV Melanoma (Phase 1) NCT02659540
  289. Ipilimumab Combined With a Stereotactic Radiosurgery in Melanoma Patients With Brain Metastases (Phase 2) NCT02662725
  290. Ipilimumab (Immunotherapy) and MGN1703 (TLR Agonist) in Patients With Advanced Solid Malignancies (Phase 1) NCT02668770
  291. Safety and Efficacy of MIW815 (ADU-S100) +/- Ipilimumab in Patients With Advanced/Metastatic Solid Tumors or Lymphomas (Phase 1) NCT02675439
  292. Check Point Inhibition After Autologous Stem Cell Transplantation in Patients at High Risk of Post Transplant Recurrence (Phase 1|Phase 2) NCT02681302
  293. TAPUR: Testing the Use of Food and Drug Administration (FDA) Approved Drugs That Target a Specific Abnormality in a Tumor Gene in People With Advanced Stage Cancer (Phase 2) NCT02693535
  294. Nivolumab and Radiation Therapy With or Without Ipilimumab in Treating Patients With Brain Metastases From Non-small Cell Lung Cancer (Phase 1|Phase 2) NCT02696993
  295. RATIO: Rational Approach To Immuno-Oncology (Not Applicable) NCT02700971
  296. Tremelimumab and Durvalumab With or Without Radiation Therapy in Patients With Relapsed Small Cell Lung Cancer (Phase 2) NCT02701400
  297. Abiraterone Acetate, Prednisone, and Apalutamide With or Without Ipilimumab or Cabazitaxel and Carboplatin in Treating Patients With Metastatic Castration-Resistant Prostate Cancer (Phase 2) NCT02703623
  298. A Study of Two Different Dose Combinations of Nivolumab in Combination With Ipilimumab in Subjects With Previously Untreated, Unresectable or Metastatic Melanoma (Phase 3) NCT02714218
  299. Nivolumab Monotherapy or Nivolumab Plus Ipilimumab, for Unresectable Malignant Pleural Mesothelioma (MPM) Patients (Phase 2) NCT02716272
  300. Yervoyツョ Postmarketing Surveillance for Patients in Japan With Unresectable, Malignant Melanoma () NCT02717364
  301. Study to Evaluate the Safety, Tolerability, and Pharmacodynamics of Investigational Treatments in Combination With Standard of Care Immune Checkpoint Inhibitors in Participants With Advanced Melanoma (Phase 1) NCT02723006
  302. Ipilimumab vs Ipilimumab Plus Nivolumab in Patients With Stage III-IV Melanoma Who Have Progressed or Relapsed on PD-1 Inhibitor Therapy (Phase 2) NCT02731729
  303. Neoadjuvant Combination Biotherapy With Ipilimumab and Nivolumab or Nivolumab Alone (Phase 1|Phase 2) NCT02736123
  304. An Investigational Immuno-therapy Study of Experimental Medication BMS-986178 by Itself or in Combination With Nivolumab and/or Ipilimumab in Patients With Solid Cancers That Are Advanced or Have Spread (Phase 1|Phase 2) NCT02737475
  305. Study of Autoimmune Disease Complications Following Ipilimumab Treatment Among Melanoma Patients With Underlying Autoimmune Diseases () NCT02739386
  306. Study of Nivolumab in Combination With Ipilimumab Compared to the Standard of Care (Extreme Regimen) as First Line Treatment in Patients With Recurrent or Metastatic Squamous Cell Carcinoma of the Head and Neck (Phase 3) NCT02741570
  307. Pembrolizumab and Ipilimumab After Prior Immunotherapy for Melanoma (Phase 2) NCT02743819
  308. An Investigational Immuno-therapy Study to Test Combination Treatments in Patients With Advanced Non-Small Cell Lung Cancer (Phase 2) NCT02750514
  309. Tremelimumab and Durvalumab in Treating Patients With Colorectal Cancer With Liver Metastases That Can Be Removed by Surgery (Phase 1) NCT02754856
  310. Ipilimumab-induced Lung Toxicity: Observational Study () NCT02755233
  311. An Investigational Study of Infliximab With Prednisone or Methylprednisolone Versus Prednisone Combination Treatment in Immune Related or Severe Diarrhea in Patients Treated With Yervoy and/or Opdivo (Phase 2) NCT02763761
  312. Study in Patients With Unresectable And Metastatic Melanoma: The Optimize Study () NCT02780089
  313. GI Complications in Cancer Immunotherapy Patients () NCT02784366
  314. Lung-MAP: Nivolumab With or Without Ipilimumab as Second-Line Therapy in Treating Patients With Recurrent Stage IV Squamous Cell Lung Cancer and No Matching Biomarkers (Phase 3) NCT02785952
  315. Tremelimumab and Durvalumab in Combination or Alone in Treating Patients With Recurrent Malignant Glioma (Phase 2) NCT02794883
  316. Durvalumab and Tremelimumab in Treating Patients With Muscle-Invasive, High-Risk Urothelial Cancer That Cannot Be Treated With Cisplatin-Based Therapy Before Surgery (Phase 1) NCT02812420
  317. Ipilimumab for Head and Neck Cancer Patients (Phase 1) NCT02812524
  318. Study of Nivolumab in Combination With Ipilimumab Versus Nivolumab in Combination With Ipilimumab Placebo in Patients With Recurrent or Metastatic Squamous Cell Carcinoma of the Head and Neck (Phase 2) NCT02823574
  319. Hypofractionated Stereotactic Irradiation With Nivolumab, Ipilimumab and Bevacizumab in Patients With Recurrent High Grade Gliomas (Phase 1) NCT02829931
  320. A Study of Pre-Operative Treatment With Cryoablation and Immune Therapy in Early Stage Breast Cancer (Not Applicable) NCT02833233
  321. Nivolumab and Ipilimumab in Treating Patients With Rare Tumors (Phase 2) NCT02834013
  322. Single Agent and Combined Inhibition After Allogeneic Stem Cell Transplant (Phase 1) NCT02846376
  323. Yervoy Pregnancy Surveillance Study () NCT02854488
  324. A Trial Evaluating the Safety & Efficacy of Intra-Tumoral Ipilimumab in Combination With Intra-venous Nivolumab in Patients With Metastatic Melanoma (Phase 1|Phase 2) NCT02857569
  325. A Study of Nivolumab + Chemotherapy or Nivolumab + Ipilimumab Versus Chemotherapy in NSCLC Patients With EGFR Mutation Who Failed 1L or 2L EGFR TKI Therapy (Phase 3) NCT02864251
  326. Immune Checkpoint Inhibition in Combination With Radiation Therapy in Pancreatic Cancer or Biliary Tract Cancer Patients (Phase 2) NCT02866383
  327. An Investigational Immuno-therapy Study for Safety of Nivolumab in Combination With Ipilimumab to Treat Advanced Cancers (Phase 4) NCT02869789
  328. Efficacy Study of Nivolumab Plus Ipilimumab or Nivolumab Plus Chemotherapy Against Chemotherapy in Stomach Cancer or Stomach/Esophagus Junction Cancer (Phase 3) NCT02872116
  329. Blinatumomab and Nivolumab With or Without Ipilimumab in Treating Patients With Poor-Risk Relapsed or Refractory CD19+ Precursor B-Lymphoblastic Leukemia (Phase 1) NCT02879695
  330. Nivolumab With or Without Ipilimumab in Treating Patients With Gastrointestinal Stromal Tumor That Is Metastatic or Cannot Be Removed by Surgery (Phase 2) NCT02880020
  331. Durvalumab and Tremelimumab With or Without High or Low-Dose Radiation Therapy in Treating Patients With Metastatic Colorectal or Non-small Cell Lung Cancer (Phase 2) NCT02888743
  332. Ipilimumab and Decitabine in Treating Patients With Relapsed or Refractory Myelodysplastic Syndrome or Acute Myeloid Leukemia (Phase 1) NCT02890329
  333. Ipilimumab and Nivolumab in Treating Patients With Recurrent Stage IV HER2 Negative Inflammatory Breast Cancer (Phase 2) NCT02892734
  334. Study of Nivolumab Combined With Ipilimumab Versus Pemetrexed and Cisplatin or Carboplatin as First Line Therapy in Unresectable Pleural Mesothelioma Patients (Phase 3) NCT02899299
  335. JTX-2011 Alone and in Combination With Anti-PD-1 or Anti-CTLA-4 in Subjects With Advanced and/or Refractory Solid Tumors (Phase 1|Phase 2) NCT02904226
  336. A Safety and Efficacy Study of Multiple Administration Regimens for Nivolumab Plus Ipilimumab in Subjects With Melanoma (Phase 3) NCT02905266
  337. Yttrium90, Ipilimumab, & Nivolumab for Uveal Melanoma With Liver Metastases (Phase 1|Phase 2) NCT02913417
  338. Tailored ImmunoTherapy Approach With Nivolumab in Subjects With Metastatic or Advanced Renal Cell Carcinoma (Phase 2) NCT02917772
  339. Window Study of Nivolumab With or Without Ipilimumab in Squamous Cell Carcinoma of the Oral Cavity (Phase 2) NCT02919683
  340. IL2 Imaging in Metastatic Melanoma (Not Applicable) NCT02922283
  341. A Study of RGX-104 in Patients With Advanced Solid Malignancies and Lymphoma (Phase 1) NCT02922764
  342. A Phase II Trial of Ipilimumab and Nivolumab for the Treatment of Rare Cancers (Phase 2) NCT02923934
  343. A Study to Test Combination Treatments in Patients With Advanced Gastric Cancer (Phase 2) NCT02935634
  344. Selective HDAC6 Inhibitor ACY-241 in Combination With Ipilimumab and Nivolumab (Phase 1) NCT02935790
  345. Definition of an Immune Signature Predictive of Anti-PD1 (Programmed Death-1) Antibody in the Treatment of Advanced Melanoma () NCT02938728
  346. Ipilimumab and Nivolumab in Leptomeningeal Metastases (Phase 2) NCT02939300
  347. Real-Life Efficacy and Safety of Nivolumab in Patients With Advanced/Metastatic Renal Cell Carcinoma After Prior Therapy () NCT02940639
  348. A Clinical Trial: Adjuvant Low-dose Ipilimumab + Nivolumab After Resection of Melanoma Macrometastases (Phase 1|Phase 2) NCT02941744
  349. A Study Combining NeoVax, a Personalized NeoAntigen Cancer Vaccine, With Ipilimumab to Treat High-risk Renal Cell Carcinoma (Phase 1) NCT02950766
  350. Olaparib, Durvalumab, and Tremelimumab in Treating Patients With Recurrent or Refractory Ovarian, Fallopian Tube or Primary Peritoneal Cancer With BRCA1 or BRCA2 Mutation (Phase 2) NCT02953457
  351. A BIOmarker Driven Trial With Nivolumab and Ipilimumab or VEGFR tKi in Naテッve Metastatic Kidney Cancer (Phase 2) NCT02960906
  352. Induction Therapy With Vemurafenib and Cobimetinib to Optimize Nivolumab and Ipilimumab Therapy (Phase 2) NCT02968303
  353. Study of Combination of Ipilimumab and Nivolumab in Patients With Melanoma (Phase 2) NCT02970981
  354. Optimal Neo-adjuvant Combination Scheme of Ipilimumab and Nivolumab (Phase 2) NCT02977052
  355. Immunization Strategy With Intra-tumoral Injections of Pexa-Vec With Ipilimumab in Metastatic / Advanced Solid Tumors. (Phase 1) NCT02977156
  356. A Biomarker Study in Advanced Mucosal or Acral Lentiginous Melanoma Receiving Nivolumab in Combination With Ipilimumab (Phase 2) NCT02978443
  357. A Phase II of Nivolumab Plus Ipilimumab in Non-resectable Sarcoma and Endometrial Carcinoma (Phase 2) NCT02982486
  358. A Study to Evaluate the Safety of Nivolumab and Ipilimumab in Subjects With Previously Untreated Advanced or Metastatic Renal Cell Cancer (Phase 4) NCT02982954
  359. A Dose Escalation and Cohort Expansion Study of CD122-Biased Cytokine (NKTR-214) in Combination With Anti-PD-1 Antibody (Nivolumab) or in Combination With Nivolumab and Anti-CTLA4 Antibody (Ipilimumab) in Patients With Select Advanced or Metastatic Solid Tumors (Phase 1|Phase 2) NCT02983045
  360. Study of Nivolumab Plus Ipilimumab, Ipilimumab or Cabazitaxel in Men With Metastatic Castration-Resistant Prostate Cancer (Phase 2) NCT02985957
  361. Real-Life Efficacy and Safety of Nivolumab Monotherapy or in Combination With Ipilimumab in Patients With Advanced (Unresectable or Metastatic) Melanoma and in Patients With Adjuvant Nivolumab Therapy () NCT02990611
  362. Atezolizumab With Stereotactic Ablative Radiotherapy in Patients With Metastatic Tumours (Phase 2) NCT02992912
  363. A Study to Test Combination Treatments in People With Advanced Renal Cell Carcinoma (Phase 2) NCT02996110
  364. A Neoadjuvant Study of Nivolumab Plus Ipilimumab or Nivolumab Plus Chemotherapy Versus Chemotherapy Alone in Early Stage Non-Small Cell Lung Cancer (NSCLC) (Phase 3) NCT02998528
  365. An Exploratory Study of the Effects of Nivolumab Combined With Ipilimumab in Patients With Treatment-Naive Stage IV or Recurrent Non-Small Cell Lung Cancer (NSCLC) (Phase 2) NCT03001882
  366. ImmunoModulation by the Combination of Ipilimumab and Nivolumab Neoadjuvant to Surgery In Advanced or Recurrent Head and Neck Carcinoma (Phase 1|Phase 2) NCT03003637
  367. Durvalumab and Tremelimumab in Treating Patients With Microsatellite Stable Metastatic Colorectal Cancer to the Liver (Phase 1) NCT03005002
  368. Study of IMM 101 in Combination With Standard of Care in Patients With Metastatic or Unresectable Cancer (Phase 1|Phase 2) NCT03009058
  369. PROCLAIM-CX-072: A Trial to Find Safe and Active Doses of an Investigational Drug CX-072 for Patients With Solid Tumors or Lymphomas (Phase 1|Phase 2) NCT03013491
  370. Durvalumab and Tremelimumab in Treating Participants With Recurrent or Refractory Ovarian, Primary Peritoneal, or Fallopian Tube Cancer (Phase 2) NCT03026062
  371. Nivolumab, Ipilimumab and COX2-inhibition in Early Stage Colon Cancer: an Unbiased Approach for Signals of Sensitivity (Phase 2) NCT03026140
  372. A Study of Rovalpituzumab Tesirine Administered in Combination With Nivolumab and With or Without Ipilimumab for Adults With Extensive-Stage Small Cell Lung Cancer (Phase 1|Phase 2) NCT03026166
  373. An Investigational Immuno-Therapy Safety and Efficacy Study of Multiple Administration Regimens for Nivolumab Plus Ipilimumab in Subjects With Renal Cell Carcinoma (Phase 2) NCT03029780
  374. Ipilimumab With or Without Nivolumab in Treating Patients With Melanoma That Is Stage IV or Stage III and Cannot Be Removed by Surgery (Phase 2) NCT03033576
  375. Study of Nivolumab in Combination With Ipilimumab or Standard of Care Chemotherapy Compared to the Standard of Care Chemotherapy Alone in Treatment of Patients With Untreated Inoperable or Metastatic Urothelial Cancer (Phase 3) NCT03036098
  376. Ipilimumab + Nivolumab w/Thoracic Radiotherapy for Extensive-Stage Small Cell Lung Cancer (Phase 1|Phase 2) NCT03043599
  377. A Safety Study of Nivolumab in Combination With Ipilimumab in Participants With Advanced Non-small Cell Lung Cancer (Phase 3) NCT03048136
  378. Ipilimumab and Nivolumab in the Treatment of Malignant Pleural Mesothelioma (Phase 2) NCT03048474
  379. Precise Local Injection of Anti-cancer Drugs Using Presage’s CIVO邃「 Device in Soft Tissue Sarcoma (Phase 1) NCT03056599
  380. Nivolumab and Ipilimumab Treatment in Prostate Cancer With an Immunogenic Signature (Phase 2) NCT03061539
  381. Trial of SBRT in Combination With Nivolumab/Ipilimumab in RCC / Kidney Cancer Patients (Phase 2) NCT03065179
  382. An Investigational Immuno-therapy Study of Nivolumab Combined With Ipilimumab Compared to Nivolumab by Itself After Complete Surgical Removal of Stage IIIb/c/d or Stage IV Melanoma (Phase 3) NCT03068455
  383. Autologous CD8+ SLC45A2-Specific T Lymphocytes With Cyclophosphamide, Aldesleukin, and Ipilimumab in Treating Participants With Metastatic Uveal Melanoma (Phase 1) NCT03068624
  384. Safety and Efficacy of IMCgp100 Versus Investigator Choice in Advanced Uveal Melanoma (Phase 2) NCT03070392
  385. Randomized Study of Nivolumab+Ipilimumab+/- SBRT for Metastatic Merkel Cell Carcinoma (Phase 2) NCT03071406
  386. Randomized Phase-II Study of Nivolumab Plus Ipilimumab vs. Standard of Care in Untreated and Advanced Non-clear Cell RCC (Phase 2) NCT03075423
  387. BIOLUMA: Biomarkers for Nivolumab and Ipilimumab and Evaluation of the Combination in Lung Cancer (Phase 2) NCT03083691
  388. Study of Nivolumab Verses Nivolumab and Ipilimumab Combination in EGFR Mutant Non-small Cell Lung Cancer (Phase 2) NCT03091491
  389. Phase 2 Trial of Ipilimumab and Nivolumab in Nasopharyngeal Carcinoma (Phase 2) NCT03097939
  390. Immunotherapy Study of Evofosfamide in Combination With Ipilimumab (Phase 1) NCT03098160
  391. Study of Nivolumab in Combination With Gemcitabine/Cisplatin or Ipilimumab for Patients With Advanced Unresectable Biliary Tract Cancer (Phase 2) NCT03101566
  392. Nivolumab and Ipilimumab and Radiation Therapy in MSS and MSI High Colorectal and Pancreatic Cancer (Phase 2) NCT03104439
  393. First-In-Human Study of Monoclonal Antibody BMS-986218 by Itself and in Combination With Nivolumab in Patients With Advanced Solid Tumors (Phase 1|Phase 2) NCT03110107
  394. Study of Front Line Therapy With Nivolumab and Salvage Nivolumab + Ipilimumab in Patients With Advanced Renal Cell Carcinoma (Phase 2) NCT03117309
  395. A Study to Evaluate Adaptive Dosing of Ipilimumab and Nivolumab Combination Immunotherapy (Phase 2) NCT03122522
  396. Phase 1/2 Study Exploring the Safety, Tolerability, and Efficacy of INCAGN01876 Combined With Immune Therapies in Advanced or Metastatic Malignancies (Phase 1|Phase 2) NCT03126110
  397. SAbR Plus Ipilimumab Plus Nivolumab in Metastatic Melanoma Patients (Phase 2) NCT03126461
  398. An Investigational Immuno-therapy Study of Nivolumab Monotherapy and Nivolumab in Combination With Ipilimumab in Pediatric Patients With High Grade Primary CNS Malignancies (Phase 2) NCT03130959
  399. Durvalumab and Tremelimumab Before Surgery in Treating Patients With Hormone Receptor Positive, HER2 Negative Stage II-III Breast Cancer (Early Phase 1) NCT03132467
  400. SAINT:Trabectedin, Ipilimumab and Nivolumab as First Line Treatment for Advanced Soft Tissue Sarcoma (Phase 1|Phase 2) NCT03138161
  401. A Study Comparing the Combination of Nivolumab and Ipilimumab Versus Placebo in Participants With Localized Renal Cell Carcinoma (Phase 3) NCT03138512
  402. Immune Checkpoint Inhibitors and Pre-existing Autoimmune Diseases () NCT03140137
  403. A Study of Nivolumab Combined With Cabozantinib Compared to Sunitinib in Previously Untreated Advanced or Metastatic Renal Cell Carcinoma (Phase 3) NCT03141177
  404. A Study to Evaluate Efficacy in Subjects With Esophageal Cancer Treated With Nivolumab and Ipilimumab or Nivolumab Combined With Fluorouracil Plus Cisplatin Versus Fluorouracil Plus Cisplatin (Phase 3) NCT03143153
  405. Durvalumab With or Without Tremelimumab in Treating Participants With Stage II-IVA Oropharyngeal Squamous Cell Cancer (Phase 1) NCT03144778
  406. Nivolumab and Ipilimumab in Treating Patients With Metastatic/Recurrent ACC of All Sites and Non-ACC Salivary Gland Cancer (Phase 2) NCT03146650
  407. Investigator-Initiated Trial of Combined Ipilimumab, Nivolumab and Stereotactic Radiation in Patients With Metastatic Clear-Cell RCC (ccRCC) Who Have Failed Treatment With Single-Agent Nivolumab (Phase 2) NCT03149159
  408. A Study of Combination With TBI-1401(HF10) and Ipilimumab in Japanese Patients With Unresectable or Metastatic Melanoma (Phase 2) NCT03153085
  409. Nivolumab With or Without Ipilimumab or Chemotherapy in Treating Patients With Previously Untreated Stage I-IIIA Non-small Cell Lung Cancer (Phase 2) NCT03158129
  410. Evaluation of Denosumab in Combination With Immune Checkpoint Inhibitors in Patients With Unresectable or Metastatic Melanoma (Phase 1|Phase 2) NCT03161756
  411. Nivolumab, Ipilimumab, and Radiation Therapy in Treating Patients With Stage III-IVB Head and Neck Cancer (Early Phase 1) NCT03162731
  412. Cost of Adverse Events Related to How Often Follow-Up Occurs Among Patients With Cancer That Has Spread () NCT03165409
  413. A Real-World Study of Ipilimumab Treatment After Nivolumab Treatment in Melanoma in Japan () NCT03165422
  414. Radiation and Immune Checkpoints Blockade in Metastatic NSCLC (BMS # CA209-632) (Phase 1|Phase 2) NCT03168464
  415. Exercise as a Supportive Measure for Patients Undergoing Checkpoint-inhibitor Treatment (Phase 2) NCT03171064
  416. Study of Nivolumab Plus Ipilimumab in Patients With Salivary Gland Cancer (Phase 2) NCT03172624
  417. Phase II Sequential Treatment Trial of Single Agent Nivolumab, Then Combination Ipilimumab + Nivolumab in Metastatic or Unresectable Non-Clear Cell Renal Cell Carcinoma (ANZUP1602) (Phase 2) NCT03177239
  418. Study of CRS-207, Nivolumab, and Ipilimumab With or Without GVAX Pancreas Vaccine (With Cy) in Patients With Pancreatic Cancer (Phase 2) NCT03190265
  419. Study of Nivolumab in Combination With Ipilimumab in Chinese Subjects With Previously Treated Advanced or Recurrent Solid Tumors (Phase 1|Phase 2) NCT03195478
  420. Stereotactic Body Radiotherapy (SBRT) Followed by Immunotherapy in Liver Cancer (Phase 1) NCT03203304
  421. Study of Optimized Management of Nivolumab Based on Response in Patients With Advanced RCC (OMNIVORE Study) (Phase 2) NCT03203473
  422. A Safety Study of Lirilumab in Combination With Nivolumab or in Combination With Nivolumab and Ipilimumab in Advanced and/or Metastatic Solid Tumors (Phase 1) NCT03203876
  423. Durvalumab and Tremelimumab in Treating Chemotherapy Naive Patients With Metastatic Castration-Resistant Prostate Cancer (Phase 2) NCT03204812
  424. A Study of Nivolumab and Ipilimumab Combined With Chemotherapy Compared to Chemotherapy Alone in First Line NSCLC (Phase 3) NCT03215706
  425. Nivolumab and Ipilimumab in Classical Kaposi Sarcoma (CKS) (Phase 2) NCT03219671
  426. Tailored ImmunoTherapy Approach With Nivolumab in Subjects With Metastatic or Advanced Transitional Cell Carcinoma (Phase 2) NCT03219775
  427. Nivolumab or Expectant Observation Following Ipilimumab, Nivolumab, and Surgery in Treating Patients With High Risk Localized, Locoregionally Advanced, or Recurrent Mucosal Melanoma (Phase 2) NCT03220009
  428. Nivolumab With or Without Ipilimumab in Treating Patients With Resectable Liver Cancer (Phase 2) NCT03222076
  429. Concurrent or Sequential Immunotherapy and Radiation Therapy in Patients With Metastatic Lung Cancer (Phase 1) NCT03223155
  430. Nivolumab +/- Ipilimumab Immunomonitoring in Metastatic Melanoma (Not Applicable) NCT03225365
  431. Safety and Pharmacokinetics of REGN2810 (Anti-PD-1) in Japanese Patients With Advanced Malignancies (Phase 1) NCT03233139
  432. Intra-tumoral Ipilimumab Plus Intravenous Nivolumab Following the Resection of Recurrent Glioblastoma (Phase 1) NCT03233152
  433. Immunotherapy With Ipilimumab and Nivolumab Preceded or Not by a Targeted Therapy With Encorafenib and Binimetinib (Phase 2) NCT03235245
  434. A Study Exploring the Safety and Efficacy of INCAGN01949 in Combination With Immune Therapies in Advanced or Metastatic Malignancies (Phase 1|Phase 2) NCT03241173
  435. Ipilimumab and Nivolumab as Adjuvant Treatment of Mucosal Melanoma (Phase 2) NCT03241186
  436. Nivolumab Plus Ipilimumab in Thyroid Cancer (Phase 2) NCT03246958
  437. A Dose Escalation and Combination Immunotherapy Study to Evaluate BMS-986226 Alone or in Combination With Nivolumab or Ipilimumab in Patients With Advanced Solid Tumors (Phase 1|Phase 2) NCT03251924
  438. Nivolumab in Combination With Chemotherapy, or Nivolumab in Combination With Ipilimumab, in Advanced EGFR-Mutant or ALK-Rearranged NSCLC (Phase 2) NCT03256136
  439. Ipilimumab and Nivolumab in Patients With Anti-PD-1-axis Therapy-resistant Advanced Non-small Cell Lung Cancer. (Phase 2) NCT03262779
  440. Study of Binimetinib + Nivolumab Plus or Minus Ipilimumab in Patients With Previously Treated Microsatellite-stable (MSS) Metastatic Colorectal Cancer With RAS Mutation (Phase 1|Phase 2) NCT03271047
  441. Phase II Trial of Nivolumab Plus Ipilimumab in Patients With Renal Medullary Carcinoma (Phase 2) NCT03274258
  442. Study of Lenalidomide/Dexamethasone With Nivolumab and Ipilimumab in Patients With Newly Diagnosed Multiple Myeloma (Phase 1) NCT03283046
  443. Unresectable Stage IIIA/IIIB Non-small Cell Lung Cancer (NSCLC) (Phase 2) NCT03285321
  444. TIL Therapy in Combination With Checkpoint Inhibitors for Metastatic Ovarian Cancer (Phase 1|Phase 2) NCT03287674
  445. TNF-Inhibitor as Immune Checkpoint Inhibitor for Advanced MELanoma (Phase 1) NCT03293784
  446. Adoptive Cell Therapy Across Cancer Diagnoses (Phase 1|Phase 2) NCT03296137
  447. Radiation Therapy With Combination Immunotherapy for Relapsed/Refractory Metastatic Melanoma (Phase 1|Phase 2) NCT03297463
  448. Nivolumab in Combination With Ipilimumab in Patients With Metastatic Renal Cell Carcinoma (Phase 2) NCT03297593
  449. Canadian Profiling and Targeted Agent Utilization Trial (CAPTUR) (Phase 2) NCT03297606
  450. Study of Pembrolizumab Given With Ipilimumab or Placebo in Participants With Untreated Metastatic Non-small Cell Lung Cancer (MK-3475-598/KEYNOTE-598) (Phase 3) NCT03302234
  451. Nivolumab/Ipilimumab-Primed Immunotransplant for DLBCL (Phase 1|Phase 2) NCT03305445
  452. Nivolumab With and Without Ipilimumab and Radiation Therapy in Treating Patients With Recurrent or Resectable Undifferentiated Pleomorphic Sarcoma or Dedifferentiated Liposarcoma Before Surgery (Phase 2) NCT03307616
  453. Expanded Access for Pembrolizumab (MK-3475) () NCT03311542
  454. Uptake and Biodistribution of 89Zirconium-labeled Ipilimumab in Ipilimumab Treated Patients With Metastatic Melanoma (Phase 2) NCT03313323
  455. Study of Adverse Renal Effects of Immune Checkpoints Inhibitors () NCT03316417
  456. Glembatumumab Vedotin, Nivolumab, and Ipilimumab in Treating Patients With Advanced Metastatic Solid Tumors That Cannot Be Removed by Surgery (Phase 1|Phase 2) NCT03326258
  457. Nivolumab Combined With Ipilimumab for Patients With Advanced Rare Genitourinary Tumors (Phase 2) NCT03333616
  458. An Adaptive Study to Match Patients With Solid Tumors to Various Immunotherapy Combinations Based Upon a Broad Biomarker Assessment (Phase 1) NCT03335540
  459. Anti-PD 1 Brain Collaboration + Radiotherapy Extension (ABC-X Study) (Phase 2) NCT03340129
  460. Combination of Nivolumab and Ipilimumab in Breast, Ovarian and Gastric Cancer Patients (Phase 2) NCT03342417
  461. A Study of Epacadostat and Nivolumab in Combination With Immune Therapies in Subjects With Advanced or Metastatic Malignancies (ECHO-208) (Phase 1|Phase 2) NCT03347123
  462. TNF in Melanoma Patients Treated With Immunotherapy (Not Applicable) NCT03348891
  463. Interest of iRECIST Evaluation for DCR for Evaluation of Patients With Deficient MMR and /or MSI Metastatic Colorectal Cancer Treated With Nivolumab and Ipilimumab (Phase 2) NCT03350126
  464. Randomized Phase III Study Testing Nivolumab and Ipilimumab Versus a Carboplatin Based Doublet in First Line Treatment of PS 2 or Elderly Patients With Advanced Non-small Cell Lung Cancer (Phase 3) NCT03351361
  465. ANRS CO24 OncoVIHAC (Onco VIH Anti Checkpoint) () NCT03354936
  466. Induction of Immune-mediated aBscOpal Effect thrOugh STEreotactic Radiation Therapy in Metastatic Melanoma Patients Treated by PD-1 + CTLA-4 Inhibitors (BOOSTER MELANOMA) (Phase 1|Phase 2) NCT03354962
  467. BrUOG 354 Nivolumab +/- Ipilimumab for Ovarian and Extra-renal Clear Cell Carcinomas (Phase 2) NCT03355976
  468. Nivolumab, Ipilimumab, and Short-course Radiotherapy in Adults With Newly Diagnosed, MGMT Unmethylated Glioblastoma (Phase 2) NCT03367715
  469. An Investigational Immunotherapy Study of BMS-986249 Alone and in Combination With Nivolumab in Solid Cancers That Are Advanced or Have Spread (Phase 1|Phase 2) NCT03369223
  470. VX15/2503 and Immunotherapy in Resectable Pancreatic and Colorectal Cancer (Phase 1) NCT03373188
  471. Durvalumab and Tremelimumab in Treating Patients With Recurrent Stage IV Lung Cancer (Phase 2) NCT03373760
  472. Phase I/II Study of Nivolumab and Ipilimumab Combined With Nintedanib in Non Small Cell Lung Cancer (Phase 1|Phase 2) NCT03377023
  473. An Investigational Immuno-therapy Study Of Nivolumab In Combination With Trametinib With Or Without Ipilimumab In Patients With Previously Treated Cancer of the Colon or Rectum That Has Spread (Phase 1|Phase 2) NCT03377361
  474. Evaluation of Reporting of Immune Checkpoint Inhibitor Associated Cardio-vascular Adverse Reactions () NCT03387540
  475. Neo-Adjuvant Bladder Urothelial Carcinoma COmbination-immunotherapy (Phase 1) NCT03387761
  476. Recombinant Interleukin-15 in Combination With Checkpoint Inhibitors Nivolumab and Ipilimumab in People With Refractory Cancers (Phase 1) NCT03388632
  477. Phase III Trial of (LCT) After Nivolumab and Ipilimumab (Phase 3) NCT03391869
  478. Prostaglandin Inhibition and Immune Checkpoint Blockade in Melanoma (Phase 2) NCT03396952
  479. Niraparib + Ipilimumab or Nivolumab in Progression Free Pancreatic Adenocarcinoma After Platinum-Based Chemotherapy (Phase 1|Phase 2) NCT03404960
  480. Immunotherapy in Head and Neck Squamous Cell Carcinoma : Phase 2 Trial Evaluating the Efficacy and the Toxicity of Nivolumab Alone, and of the Combination Nivolumab and Ipilimumab (Phase 2) NCT03406247
  481. Combination Immunotherapy-Ipilimumab-Nivolumab-Dendritic Cell p53 Vac – Patients With Small Cell Lung Cancer (SCLC) (Phase 2) NCT03406715
  482. A Dose-Escalation Study of MDX-010 Administered Monthly as Immunotherapy in Subjects Infected With Human Immunodeficiency Virus (HIV) (Phase 1) NCT03407105
  483. CAVATAKツョ and Ipilimumab in Uveal Melanoma Metastatic to the Liver (VLA-024 CLEVER) (Phase 1) NCT03408587
  484. Biomarkers of Immune-Related Toxicity () NCT03409016
  485. Phase IIb Study Evaluating Immunogenic Chemotherapy Combined With Ipilimumab and Nivolumab in Breast Cancer (Phase 2) NCT03409198
  486. Combinations of Cemiplimab (Anti-PD-1 Antibody) and Platinum-based Doublet Chemotherapy in Patients With Lung Cancer (Phase 3) NCT03409614
  487. Ipilimumab or FOLFOX in Combination With Nivolumab and Trastuzumab in HER2 Positive EsophagoGastric Adenocarcinoma (Phase 2) NCT03409848
  488. A Multicenter Open-label Phase II Trial to Evaluate Nivolumab and Ipilimumab for 2nd Line Therapy in Elderly Patients With Advanced Esophageal Squamous Cell Cancer (Phase 2) NCT03416244
  489. Nivolumab With Ipilimumab in Subjects With Neuroendocrine Tumors (Phase 2) NCT03420521
  490. Neoantigen-based Personalized Vaccine Combined With Immune Checkpoint Blockade Therapy in Patients With Newly Diagnosed, Unmethylated Glioblastoma (Phase 1) NCT03422094
  491. A Longitudinal Assessment of Tumor Evolution in Patients With Brain Cancer (Phase 1) NCT03425292
  492. Biomarkers of Response to Ipilimumab and Nivolumab in First-line NSCLC (Phase 2) NCT03425331
  493. Anti-SEMA4D Monoclonal Antibody VX15/2503 With Nivolumab or Ipilimumab in Treating Patients With Stage III or IV Melanoma (Phase 1) NCT03425461
  494. A Study of REGN2810 and Ipilimumab in Patients With Lung Cancer (Phase 2) NCT03430063
  495. Trial of Combination TTF(Optune), Nivolumab Plus/Minus Ipilimumab for Bevacizumab-naテッve, Recurrent Glioblastoma (Phase 2) NCT03430791
  496. Combination of Chemoradiation With Immunotherapy in Inoperable ナ都ophageal Cancer (Phase 2) NCT03437200
  497. Survival Study for Participants Treated With Ipilimumab-Nivolumab Combination Therapy () NCT03438279
  498. PhII Trial Panitumumab, Nivolumab, Ipilimumab in Kras/Nras/BRAF Wild-type MSS Refractory mCRC (Phase 2) NCT03442569
  499. Postoperative Immunotherapy vs Standard Chemotherapy for Gastric Cancer With High Risk for Recurrence (Phase 2) NCT03443856
  500. An Investigational Immunotherapy Study of BMS-986299 Alone and in Combination With Nivolumab and Ipilimumab in Participants With Solid Cancers That Have Spread or Cannot be Removed (Phase 1) NCT03444753
  501. A Study of IMO-2125 in Combination With Ipilimumab Versus Ipilimumab Alone in Subjects With Anti-PD-1 Refractory Melanoma (ILLUMINATE-301) (Phase 3) NCT03445533
  502. Study of First-line Treatment Patterns and Clinical Outcomes in Patients With Advanced Melanoma in the United Kingdom () NCT03448497
  503. Long Term Quality of Life in Melanoma Patients in Netherlands () NCT03450876
  504. Stereotactic Body Radiation Therapy, Tremelimumab and Durvalumab in Treating Participants With Recurrent or Metastatic Cervical, Vaginal, or Vulvar Cancers (Phase 1) NCT03452332
  505. Investigation of the Timely-coordinated Therapy of Patients With Metastatic Cancer by Radiotherapy Together With Immune Checkpoint Inhibition () NCT03453892
  506. Improved Therapy Response Assessment in Metastatic Brain Tumors () NCT03458455
  507. An Investigational Study of Immunotherapy Combinations in Participants With Solid Cancers That Are Advanced or Have Spread (Phase 1|Phase 2) NCT03459222
  508. An Expanded Access Program of Ipilimumab for Patients With Glioblastomas and Gliomas () NCT03460782
  509. Nivolumab Ipilimumab in Patients With hyperMutated Cancers Detected in Blood (NIMBLe) (Phase 2) NCT03461952
  510. Immunotherapy + Radiation in Resectable Soft Tissue Sarcoma (Early Phase 1) NCT03463408
  511. Nivolumab, Cabozantinib S-Malate, and Ipilimumab in Treating Patients With Recurrent Stage IV Non-small Cell Lung Cancer (Phase 2) NCT03468985
  512. Double Immune Checkpoint Inhibitors in PD-L1-positive Stage IV Non-small Lung CancEr (Phase 3) NCT03469960
  513. Ipilimumab and Nivolumab With Immunoembolization in Treating Participants With Metastatic Uveal Melanoma in the Liver (Phase 2) NCT03472586
  514. Stereotactic Body Radiation Therapy With REGN2810 and/or Ipilimumab Before Surgery in Treating Participants With Progressive Advanced or Oligometastatic Prostate Cancer (Phase 1) NCT03477864
  515. Immune CHeckpoint Inhibitors Monitoring of Adverse Drug ReAction () NCT03492242
  516. Cytokine Microdialysis for Real-Time Immune Monitoring in Glioblastoma Patients Undergoing Checkpoint Blockade (Phase 1) NCT03493932
  517. Combined Immunotherapy and Radiosurgery for Metastatic Colorectal Cancer (Phase 1) NCT03507699
  518. Nivolumab With or Without Ipilimumab in Treating Patients With Recurrent or High Grade Gynecologic Cancer With Metastatic Peritoneal Carcinomatosis (Phase 1) NCT03508570
  519. Phase I Multicenter Trial Combining Nivolumab, Ipilimumab and Hypo-fractionated Radiotherapy for Pretreated Advanced Stage Non-small Cell Lung Cancer Patients (Phase 1) NCT03509584
  520. Nivolumab Plus Ipilimumab as Neoadjuvant Therapy for Hepatocellular Carcinoma (HCC) (Phase 2) NCT03510871
  521. REGN2810 (Anti-PD-1 Antibody), Platinum-based Doublet Chemotherapy, and Ipilimumab (Anti-CTLA-4 Antibody) Versus Pembrolizumab Monotherapy in Patients With Lung Cancer (Phase 3) NCT03515629
  522. A Study to Test the Safety of Immunotherapy With Nivolumab Alone or With Ipilimumab Before Surgery for Bladder Cancer Patients Who Are Not Suitable for Chemotherapy (Phase 2) NCT03520491
  523. Nivolumab Alone or Plus Ipilimumab for Patients With Locally-Advanced Unresectable or Metastatic Basal Cell Carcinoma (Phase 2) NCT03521830
  524. Durvalumab, Tremelimumab and Hypofractionated Radiation Therapy in Treating Patients With Recurrent or Metastatic Head and Neck Squamous Cell Carcinoma (Phase 1|Phase 2) NCT03522584
  525. ORIOn-E: A Study Evaluating CPI-1205 in Patients With Advanced Solid Tumors (Phase 1|Phase 2) NCT03525795
  526. A Pilot Study Using Short-Term Cultured Anti-Tumor Autologous Lymphocytes (Early Phase 1) NCT03526185
  527. Anti-CTLA-4 Antibody Followed by Anti-PD-1 Antibody in Recurrent or Metastatic NSCLC (Phase 1) NCT03527251
  528. Study of Adjuvant Ipilimumab and Nivolumab in Subjects With High-risk Ocular Melanoma (Phase 2) NCT03528408
  529. Neoantigen DNA Vaccine in Combination With Nivolumab/Ipilimumab and PROSTVAC in Metastatic Hormone-Sensitive Prostate Cancer (Phase 1) NCT03532217
  530. UV1 Vaccine With Pembrolizumab for Patients With Unresectable or Metastatic Melanoma (Phase 1) NCT03538314
  531. Peri-Operative Ipilimumab+Nivolumab and Cryoablation Versus Standard Care in Women With Triple-negative Breast Cancer (Phase 2) NCT03546686
  532. Stereotaxic Body Irradiation of Oligometastase in Sarcoma (Stereosarc) (Phase 2) NCT03548428
  533. Study of Entinostat With Nivolumab Plus Ipilimumab in Previously Treated Renal Cell Carcinoma (Phase 2) NCT03552380
  534. Melanoma Metastasized to the Brain and Steroids (Phase 2) NCT03563729
  535. A Phase 1b Study of the Selective HDAC Inhibitor Mocetinostat in Combination With Ipilimumab and Nivolumab in Patients With Unresectable Stage III or Stage IV Melanoma (Phase 1) NCT03565406
  536. Immunotherapy in Patients With Metastatic Cancers and CDK12 Mutations (Phase 2) NCT03570619
  537. Phase II Clinical Trial of NIVO-IPI-TAXANE in Untreated Metastatic NSCLC (Phase 2) NCT03573947
  538. A Phase I/II Study of Nivolumab, Ipilimumab and Plinabulin in Patients With Recurrent Small Cell Lung Cancer (Phase 1|Phase 2) NCT03575793
  539. Durvalumab, Tremelimumab, and Selumetinib in Treating Participants With Recurrent or Stage IV Non-small Cell Lung Cancer (Phase 1|Phase 2) NCT03581487
  540. Nivolumab +/- Ipilimumab in Patients With Advanced, Refractory Pulmonary or Gastroenteropancreatic Poorly Differentiated Neuroendocrine Tumors (NECs) (Phase 2) NCT03591731
  541. A Personal Cancer Vaccine (NEO-PV-01) and APX005M or Ipilimumab With Nivolumab in Patients With Advanced Melanoma (Phase 1) NCT03597282
  542. PolyImmune {Durvalumab (MEDI4736) and Tremelimumab} & Vaccine Orchestrated Treatment for Patients With Advanced/Metastatic Renal Cell Carcinoma (Phase 2) NCT03598816
  543. Nivolumab and Ipilimumab After Donor Stem Cell Transplant in Treating Patients With High Risk Refractory or Relapsed Acute Myeloid Leukemia or Myelodysplastic Syndrome (Phase 1) NCT03600155
  544. Radiation Therapy and Durvalumab With or Without Tremelimumab in Treating Participants With Unresectable, Locally Advanced, or Metastatic Bladder Cancer (Phase 2) NCT03601455
  545. Nivolumab and Multi-fraction Stereotactic Radiosurgery With or Without Ipilimumab in Treating Patients With Recurrent Grade II-III Meningioma (Phase 1|Phase 2) NCT03604978
  546. Nivolumab and Ipilimumab in Treating Patients With Esophageal and Gastroesophageal Junction Adenocarcinoma Undergoing Surgery (Phase 2|Phase 3) NCT03604991
  547. Stereotactic Body Radiation Therapy and Durvalumab With or Without Tremelimumab Before Surgery in Treating Participants With Human Papillomavirus Positive Oropharyngeal Squamous Cell Caner (Phase 1|Phase 2) NCT03618134
  548. CMP-001 in Combo With Nivolumab in Stage IIIB/C/D Melanoma Patients With Clinically Apparent Lymph Node Disease (Phase 2) NCT03618641
  549. A Randomized Phase II Study on the Optimization of Immunotherapy in Squamous Carcinoma of the Head and Neck (Phase 2) NCT03620123
  550. Evaluation of Sphingolipids as Predictive Biomarkers of Immune Checkpoint Inhibitor Response in Melanoma Patients (Not Applicable) NCT03627026
  551. CTLA-4 /PD-L1 Blockade Following Transarterial Chemoembolization (DEB-TACE) in Patients With Intermediate Stage of HCC (Hepatocellular Carcinoma) Using Durvalumab and Tremelimumab (Phase 2) NCT03638141
  552. A Study of a Personalized Neoantigen Cancer Vaccine (Phase 1|Phase 2) NCT03639714
  553. Ipilumumab and Nivolumab With or Without Hypofractionated Radiotherapy in Patients With Metastatic Melanoma (Phase 2) NCT03646617
  554. Modified FOLFOX Plus/Minus Nivolumab and Ipilimumab in Patients With Previously Untreated Advanced or Metastatic Gastric Cancer (Phase 2) NCT03647969
  555. Nivolumab, Ipilimumab, and Bicalutamide in Human Epidermal Growth Factor (HER) 2 Negative Breast Cancer Patients (Phase 2) NCT03650894
  556. Treatment With Nivolumab and Ipilimumab or Nivolumab Alone According to the Percentage of Tumoral CD8 Cells in Advanced Metastatic Cancer (Phase 2) NCT03651271
  557. Radiation and Chemotherapy With Ipilimumab Followed by Nivolumab for Patients With Stage III Unresectable Non-Small Cell Lung Cancer (NSCLC) (Phase 1|Phase 2) NCT03663166
  558. A Study to Observe the Onset of Immune-related Adverse Reactions in Patients With Non-surgical or Renal Cell Carcinoma (RCC) That Has Spread () NCT03663946
  559. A Study of Nivolumab Combined With Ipilimumab and Nivolumab Alone in Patients With Advanced or Metastatic Solid Tumors of High Tumor Mutational Burden (TMB-H) (Phase 2) NCT03668119
  560. A Pilot Study of Combination Immunotherapy With Ipilimumab and Nivolumab in Patients With Recurrent Extensive Stage Small Cell Lung Cancer (SCLC) Who Have Previously Received Platinum-based Chemotherapy (Phase 2) NCT03670056
  561. Safety and Bioactivity of Ipilimumab and Nivolumab Combination Prior to Liver Resection in Hepatocellular Carcinoma (Phase 1|Phase 2) NCT03682276
  562. VX15/2503 in Combination With Ipilimumab or Nivolumab in Patients With Head and Neck Cancer (Phase 1) NCT03690986
  563. INTERVAL: Ipilimumab and Nivolumab Combination Therapy: A Study of a Supervised or Semi-Supervised Exercise InteRVention or Usual Care With Functional Capacity and Quality of Life Evaluations in Subjects With Advanced or Metastatic RenAL Cell Carcinoma (Not Applicable) NCT03692338
  564. A Study of Several Radiation Doses for Patients With Progression on Immunotherapy/Checkpoint Inhibitors (Phase 2) NCT03693014
  565. Nivolumab and Ipilimumab in Mucinous Colorectal and Appendiceal Tumors (Phase 2) NCT03693846
  566. A Data Collection Study for Patients With Adenocarcinoma Treated With the MyVaccx Immunotherapy Regimen. () NCT03695835
  567. Study of Nivolumab Alone or in Combination With Ipilimumab as Immunotherapy vs Standard Follow-up in Surgical Resectable HNSCC After Adjuvant Therapy (Phase 3) NCT03700905
  568. Biomarker-Driven Therapy Using Immune Activators With Nivolumab in Patients With First Recurrence of Glioblastoma (Phase 1) NCT03707457
  569. Intratumoral Injection of Autologous CD1c (BDCA-1)+ myDC, Avelumab, and Ipilimumab Plus Systemic Nivolumab (Phase 1) NCT03707808
  570. A Study of IMM-101 in Combination With Checkpoint Inhibitor Therapy in Advanced Melanoma (Phase 2) NCT03711188
  571. Rituximab and Hyaluronidase Human in Patients With Advanced Melanoma Undergoing Nivolumab and Ipilimumab Therapy (Phase 2) NCT03719131
  572. Nivolumab Plus Relatlimab or Ipilimumab in Metastatic Melanoma Stratified by MHC-II Expression (Phase 2) NCT03724968
  573. RACIN in Patients With Advanced TIL-negative Solid Tumors (Phase 1) NCT03728179
  574. Evaluation of Safety and Efficacy of Patients With Four and More Symptomatic Brain Metastases of Melanoma (Phase 2) NCT03728465
  575. A Comparison of Nivolumab-based Treatments in a Real-world PD-L1 Positive Metastatic Melanoma Population in the US () NCT03732560
  576. Nivolumab and Ipilimumab and Stereotactic Body Radiation Therapy in Treating Patients With Salivary Gland Cancers (Phase 1|Phase 2) NCT03749460
  577. Nivolumab With Vismodegib in Patients With Basal Cell Nevus Syndrome (Phase 2) NCT03767439
  578. VX15/2503 With or Without Ipilimumab and/or Nivolumab in Patients With Resectable Stage IIIB-D Melanoma (Phase 1) NCT03769155
  579. Nivolumab, Ipilimumab and Chemoradiation in Treating Patients With Resectable Gastric Cancer (Phase 1|Phase 2) NCT03776487
  580. Nivolumab, Ipilimumab and OTSGC-A24 Therapeutic Peptide Vaccine in Gastric Cancer – a Combination Immunotherapy Phase Ib Study. (Phase 1) NCT03784040
  581. NIMBUS: Nivolumab Plus Ipilimumab in Metastatic Hypermutated HER2-negative Breast Cancer (Phase 2) NCT03789110
  582. Immunotherapy With Nivolumab and Ipilimumab Followed by Nivolumab or Nivolumab With Cabozantinib for Patients With Advanced Kidney Cancer, The PDIGREE Study (Phase 3) NCT03793166
  583. Nivolumab and Radiation Therapy or Ipilimumab as Adjuvant Therapy in Treating Patients With Merkel Cell Cancer (Phase 1) NCT03798639
  584. Ipilimumab, Nivolumab, and Radiation Therapy in Treating Patients With HPV Positive Advanced Oropharyngeal Squamous Cell Carcinoma (Phase 2) NCT03799445
  585. CAcTUS – Circulating Tumour DNA Guided Switch (Phase 2) NCT03808441
  586. Tacrolimus, Nivolumab, and Ipilimumab in Treating Kidney Transplant Recipients With Selected Unresectable or Metastatic Cancers (Phase 1) NCT03816332
  587. Anetumab Ravtansine With Nivolumab, Ipilimumab and Gemcitabine Hydrochloride in Treating Patients With Mesothelin Positive Advanced Pancreatic Cancer (Phase 1) NCT03816358
  588. Evaluate the Clinical Benefit of a Post-operative Treatment Associating Radiotherapy + Nivolumab + Ipilimumab Versus Radiotherapy + Capecitabine for Triple Negative Breast Cancer Patients With Residual Disease (Phase 2) NCT03818685
  589. An Open-label, Randomized, Parallel, Non Comparative, Phase II Trial of Nivolumab Plus Ipilimumab Versus Platinum-based Chemotherapy Plus Nivolumab in Chemonaive Metastatic or Recurrent Squamous-Cell Lung Cancer (SqLC) (Phase 2) NCT03823625
  590. CBM588, Nivolumab, and Ipilimumab in Treating Patients With Stage IV or Advanced Kidney Cancer (Phase 1) NCT03829111
  591. NIVOLUMAB Plus IPILIMUMAB and TEMOZOLOMIDE in Microsatellite Stable, MGMT Silenced Metastatic Colorectal Cancer (Phase 2) NCT03832621
  592. A Study of Mitomycin-c/ Capecitabine ChemoRadiotherapy Combined With Nivolumab Monotherapy or Ipilumimab and Nivolumab, as Bladder Sparing Curative Treatment for Muscle Invasive Bladder Cancer: the CRIMI Study (Phase 1|Phase 2) NCT03844256
  593. Radiation and Combination Immunotherapy for Melanoma (Phase 2) NCT03850691
  594. Study of Tilsotolimod in Combination With Nivolumab and Ipilimumab for the Treatment of Solid Tumors (ILLUMINATE-206) (Phase 2) NCT03865082
  595. Testing the Effectiveness of Two Immunotherapy Drugs (Nivolumab and Ipilimumab) With One Anti-cancer Targeted Drug (Cabozantinib) for Rare Genitourinary Tumors (Phase 2) NCT03866382
  596. Autoantibodies in Treatment With Immune Checkpoint Inhibitors (AUTENTIC) () NCT03868046
  597. An Immunotherapy Study of Nivolumab Plus Ipilimumab Versus Nivolumab Alone in Participants With Advanced Kidney Cancer (Phase 3) NCT03873402
  598. Low Dose Ipilimumab With Pembrolizumab in Treating Patients With Melanoma That Has Spread to the Brain (Phase 2) NCT03873818
  599. A Personalized Medicine Study for Patients With Advanced Cancer of the Breast, Prostate, Pancreas or Those With Refractory Acute Myelogenous Leukemia (Phase 1) NCT03878524
  600. A Trial of Immunotherapy Strategies in Metastatic Hormone-sensitive Prostate Cancer (Phase 2|Phase 3) NCT03879122
  601. Optune Device – TT Field Plus Nivolumab and Ipilimumab for Melanoma With Brain Metastasis (Phase 2) NCT03903640
  602. A Phase 1 Trial of CD25/Treg-depleted DLI Plus Ipilimumab for Myeloid Disease Relapse After Matched-HCT (Phase 1) NCT03912064
  603. Testing the Combination of Cabozantinib, Nivolumab, and Ipilimumab (CaboNivoIpi) for Advanced Differentiated Thyroid Cancer (Phase 2) NCT03914300
  604. Neoadjuvant Immune Checkpoint Blockade in Resectable Malignant Pleural Mesothelioma (Phase 1|Phase 2) NCT03918252
  605. Study of Immunotherapy Plus ADI-PEG 20 for the Treatment of Advanced Uveal Melanoma (Phase 1) NCT03922880
  606. Neoantigen Vaccine Plus Locally Administered Ipilimumab and Systemic Nivolumab in Advanced Melanoma (Phase 1) NCT03929029
  607. Study of Cabozantinib in Combination With Nivolumab and Ipilimumab in Patients With Previously Untreated Advanced or Metastatic Renal Cell Carcinoma (Phase 3) NCT03937219
  608. Study of Cabozantinib as 2nd Line Treatment in Subjects With Locally Advanced or Metastatic Renal Cell Carcinoma (RCC) With a Clear-Cell Component Who Progressed After 1st Line Treatment With Checkpoint Inhibitors (Phase 2) NCT03945773
  609. Cryotherapy With in Situ Immunotherapy in Melanoma Metastasis (Phase 1|Phase 2) NCT03949153
  610. A Study of a Personalized Cancer Vaccine Targeting Shared Neoantigens (Phase 1|Phase 2) NCT03953235
  611. An Investigational Immunotherapy Study of BMS-986301 Alone or in Combination With Nivolumab, and Ipilimumab in Participants With Advanced Solid Cancers (Phase 1) NCT03956680
  612. IT-hu14.18-IL2 With Radiation, Nivolumab and Ipilimumab for Melanoma (Phase 1|Phase 2) NCT03958383
  613. Clinical Trial Evaluating FOLFIRI + Durvalumab vs FOLFIRI + Durvalumab and Tremelimumab in Second-line Treatment of Patients With Advanced Gastric or Gastro-oesophageal Junction Adenocarcinoma (Phase 2) NCT03959293
  614. Deferred Cytoreductive Nephrectomy in Synchronous Metastatic Renal Cell Carcinoma: The NORDIC-SUN-Trial (Phase 3) NCT03977571
  615. A Study to Assess Safety and Efficacy of Relatlimab With Ipilimumab in Participants With Advanced Melanoma Who Progressed on Anti-PD-1 Treatment (Phase 1) NCT03978611
  616. Study of Intratumoral Ipilimumab and TLR4 Agonist GLA-SE in Combination With Systemic Nivolumab and Chemotherapy (Phase 1) NCT03982121
  617. Vopratelimab and a CTLA-4 Inhibitor in PD-1/PD-L1 Inhibitor Experienced Subjects With NSCLC or Urothelial Cancer (Phase 2) NCT03989362
  618. PROCLAIM: CX-072-002: Study of PD-L1 Probody Therapeutic CX-072 in Combination With Other Anticancer Therapy in Adults With Solid Tumors (Phase 2) NCT03993379
  619. A Phase II Study of the Interleukin-6 Receptor Inhibitor Tocilizumab in Combination With Ipilimumab and Nivolumab in Patients With Unresectable Stage III or Stage IV Melanoma (Phase 2) NCT03999749
  620. IL13Ralpha2-Targeted Chimeric Antigen Receptor (CAR) T Cells With or Without Nivolumab and Ipilimumab in Treating Patients With Recurrent or Refractory Glioblastoma (Phase 1) NCT04003649
  621. Peri-operative Association of Immunotherapy (Pre-operative Association of Nivolumab and Ipilimumab, Post-operative Nivolumab Alone) in Localized Microsatellite Instability (MSI) and/or Deficient Mismatch Repair (dMMR) Oeso-gastric Adenocarcinoma (Phase 2) NCT04006262
  622. A Phase II Trial of Neoadjuvant Treatment With PD-1 Inhibition (Nivolumab) With or Without IDO Inhibition (BMS-986205) and With or Without CTLA-4 Inhibition (Ipilimumab) in Resectable Stage III or IV Melanoma (Phase 2) NCT04007588
  623. A Study of Nivolumab, Nivolumab Plus Ipilimumab, or Investigator’s Choice Chemotherapy for the Treatment of Patients With Deficient Mismatch Repair (dMMR)/Microsatellite Instability High (MSI-H) Metastatic Colorectal Cancer (mCRC) (Phase 3) NCT04008030
  624. Ipilimumab and Nivolumab in Combination With Radiation Therapy in Treating Patients With Stage II-III Non-small Cell Lung Cancer (Phase 1) NCT04013542
  625. Adjuvant Treatment Determined By Pathological Response To Neoadjvuant Nivolumab (Phase 2) NCT04013854
  626. BMS-986156, Ipilimumab, and Nivolumab With or Without Stereotactic Body Radiation Therapy in Treating Patients With Advanced or Metastatic Lung/Chest or Liver Cancers (Phase 1|Phase 2) NCT04021043
  627. Safety and Efficacy of Sonocloud Device Combined With Nivolumab in Brain Metastases From Patients With Melanoma (Phase 1|Phase 2) NCT04021420
  628. A Study of Nivolumab and Ipilimumab in Untreated Patients With Stage 3 NSCLC That is Unable or Not Planned to be Removed by Surgery (Phase 3) NCT04026412
  629. ImmunoPET With an Anti-CD8 Imaging Agent (Phase 1|Phase 2) NCT04029181
  630. Testing the Addition of an Immunotherapy Drug, Tremelimumab, to the PARP Inhibition Drug, Olaparib, for Recurrent Ovarian, Fallopian Tube or Peritoneal Cancer (Phase 2) NCT04034927
  631. A Study of Nivolumab in Combination With Ipilimumab in Participants With Advanced Hepatocellular Carcinoma (Phase 3) NCT04039607
  632. Nivolumab and Ipilimumab in People With Aggressive Pituitary Tumors (Phase 2) NCT04042753
  633. Nivolumab and Ipilimumab in Combination With Immunogenic Chemotherapy for Patients With Advanced NSCLC (Phase 1|Phase 2) NCT04043195
  634. A Prospective Observational Study of Renal Cell Cancer Patients Treated With Nivolumab Plus Ipilimumab in the Real World Setting in Japan () NCT04043975
  635. CD24Fc With Ipilimumab and Nivolumab to Decrease irAE (CINDI) (Phase 1|Phase 2) NCT04060407
  636. Perioperative Chemotherapy vs Immunotherapy vs. Chemo-immunotherapy in Patients With Advanced GC and AEG (Phase 2) NCT04062656
  637. Study of ARRY-614 Plus Either Nivolumab or Ipilimumab (Phase 1|Phase 2) NCT04074967
  638. Testing the Combination of XL184 (Cabozantinib), Nivolumab, and Ipilimumab for Poorly Differentiated Neuroendocrine Tumors (Phase 2) NCT04079712
  639. Study of Safety and Tolerability of Nivolumab Treatment Alone or in Combination With Relatlimab or Ipilimumab in Head and Neck Cancer (Phase 2) NCT04080804
  640. A Study of Combination Nivolumab and Ipilimumab Retreatment in Patients With Advanced Renal Cell Carcinoma (Phase 2) NCT04088500
  641. SBRT With Combination Ipilimumab/Nivolumab for Metastatic Kidney Cancer (Phase 2) NCT04090710
  642. A Phase 2 Trial for Men With Metastatic Prostatic Adenocarcinoma (Phase 2) NCT04090775
  643. Nivolumab/Ipilimumab Plus Cabozantinib in Patients With Unresectable Advanced Melanoma (Phase 2) NCT04091750
  644. Polarized Dendritic Cell (aDC1) Vaccine, Interferon Alpha-2, Rintalolimid, and Celecoxib for the Treatment of HLA-A2+ Refractory Melanoma (Phase 2) NCT04093323
  645. Microbiome Immunotherapy Toxicity and Response Evaluation () NCT04107168
  646. Phase IB/II Study of Nivolumab in Combination w Radium-223 in Men w Metastatic Castration Resistant Prostate Cancer (Phase 1|Phase 2) NCT04109729
  647. Pooled Mutant KRAS-Targeted Long Peptide Vaccine Combined With Nivolumab and Ipilimumab for Patients With Resected MMR-p Colorectal and Pancreatic Cancer (Phase 1) NCT04117087
  648. Ipilimumab +Nivolumab + Cryotherapy in Metastatic or Locally Advanced Soft Tissue Sarcoma (Phase 2) NCT04118166
  649. Neoadjuvant Chemoradiotherapy With Sequential Ipilimumab and Nivolumab in Rectal Cancer (Phase 2) NCT04124601
  650. Nivolumab/Ipilimumab in Second Line CUP-syndrome (Phase 2) NCT04131621
  651. A Study of Multiple Immune and Disease Treatment Combinations in Participants With ER+HER2-Breast Cancer That Has Spread (Phase 1) NCT04132817
  652. Multicenter Phase 1b Trial Testing the Neoadjuvant Combination of Domatinostat, Nivolumab and Ipilimumab in IFN-gamma Signature-low and IFN-gamma Signature-high RECIST 1.1-measurable Stage III Cutaneous or Unknown Primary Melanoma (Phase 1|Phase 2) NCT04133948
  653. Nivolumab and Ipilimumab in T1aN0M0 Renal Cell Carcinoma Patients Ineligible for Surgical Treatment. (Phase 2) NCT04134182
  654. BioForte Technology for in Silico Identification of Candidates for a New Microbiome-based Therapeutics and Diagnostics () NCT04136470
  655. PhIb Study Evaluating Safety and Efficacy of Combination Osimertinib and Ipilimumab in Patients w EGFR Mutated NSCLC (Phase 1) NCT04141644
  656. A Study Testing the Effect of Immunotherapy (Ipilimumab and Nivolumab) for People With Recurrent Glioblastoma With Elevated Mutational Burden (Phase 2) NCT04145115
  657. AImmune – Artificial Intelligence Algorithm for Identification of Immunogenic Neoepitopes of Cancer to Predict and Boost Patient’s Response to Immunotherapies. () NCT04145232
  658. Breathomics as Predictive Biomarker for Checkpoint Inhibitor Response () NCT04146064
  659. CaboCHECK – Cabozantinib in Adult Patients With Advanced Renal Cell Carcinoma Following Prior Systemic Check Point Inhibition Therapy: a Retrospective, Non-interventional Study () NCT04147143

皮膚は怪我の後、どうやって治癒していくのか?メカニズムの解説

怪我をして皮膚を切ったりしたときに、人間の体はどのようにして傷を修復するのでしょうか?下の動画が非常にわかりやすく説明してくれます。

創傷が治癒する過程
ケガはどのように治るのか? - サルタック・シンハ 2014/11/11 TED-Ed

Stages of Wound Healing Process 2014/09/28 usmlesteps123

 

傷の修復過程で線維芽細胞(Fibroblasts)が傷のところに集まってきますが、その過程を模倣した実験観察の動画(下)。

Wound Repair and Fibroblast Migration 2016/09/19 Zar

2019年度ノーベル化学賞はリチウムイオン電池の発明者 吉野彰、ジョン・グッドイナフ、スタンリー・ウィッティンガムの3氏に

2019年度ノーベル化学賞受賞者の発表

 吉野彰氏の記者会見

ノーベル化学賞の旭化成・吉野彰氏「リチウムイオン電池が受賞してうれしい」(2019年10月9日 THE PAGE ザ・ページ)

吉野彰氏の略歴:
1966年 – 大阪府立北野高等学校卒業
1970年 – 京都大学工学部石油化学科卒業
1972年 – 京都大学大学院工学研究科石油化学専攻修士課程修了
1972年 – 旭化成工業株式会社(現旭化成株式会社)入社
(参照:ウィキペディア

リチウムイオン電池の誕生

2018 Japan Prize Commemorative Lecture: Dr. Akira Yoshino  2018/04/23  JapanPrize 

16S rRNAのシーケンシングによる細菌の種類の同定

Detection and identification of bacteria in clinical samples by 16S rRNA gene sequencing:comparison of two different approaches in clinical practice
https://www.microbiologyresearch.org/docserver/fulltext/jmm/61/4/483_jmm030387.pdf?expires=1570540556&id=id&accname=guest&checksum=5420BE74E3BA950EA45B92F013CBE211

Efficient Nucleic Acid Extraction and 16S rRNA Gene Sequencing for Bacterial Community Characterization
https://www.jove.com/video/53939/efficient-nucleic-acid-extraction-16s-rrna-gene-sequencing-for

Using a 16S rRNA Sequence to Identify a Bacterial Isolate (2017/10/03 Oxford Academic (Oxford University Press))

What Is 16s rRNA sequencing? (2018/08/01 CD Genomics)
https://www.youtube.com/watch?v=3UHiveJ1jzM