PI職を獲るのにセル、ネイチャー、サイエンス(CNS)の論文業績が必要かについて

一生に一度でもセル、ネイチャー、サイエンスに論文を出してみたいという研究者がいる一方で、コンスタントにセル、ネイチャー、サイエンスを出し続けるラボもあります。大学院生が自分の博士論文を当然セル、ネイチャー、サイエンスのいずれかに出すつもりで頑張っているような研究室もあります。セル、ネイチャー、サイエンスは生命科学の基礎研究においてトップジャーナルと言われるもので、まとめてCNSと呼ばれることもあるようです。このCNSの威力はどれほどのものでしょうか。

自分の過去の話ですが、面接まで行って不採用になり後から誰が採用されたのか確認してみたらCNS持ちだったということが何回もありました。それも知ると、ファーストでCNSに出していない自分は最初から勝ち目がなかったのかなと暗澹たる気持ちになりました。

CNS信仰は存在すると自分は思っていますが、それは自分の経験や自分の周りを見ていてそう思うだけで、アカデミックの世界は広いので分野が異なればまた違う状況かもしれません。CNSの価値ってどうなの?という観点でネット情報を纏めてみたいと思います。

CNS神話について

海外のトップラボで出したCNS業績の価値について

CNSが必要条件ではないことについて

CNSが十分条件ではないことについて

CNSよりもコネが大事なことについて

CNSの必要性について

CNSの普及について

テニュアの条件としてのCNS

CNSの威力