2017年阪大&京大入試 音波の問題の解説

   

出題ミスへの対応が遅れて、実に1年近くも経ってから大阪大学京都大学がそれぞれ追加合格者が出すことになった、いわくつきの音波のの問題を、出題ミスを指摘していた予備校物理講師の吉田弘幸氏が解説。

吉田弘幸先生の物理① 2017年度大学入試考察 音波の反射

吉田弘幸先生の物理② 2017年度大阪大学入試考察

10:11~ 問5でnが整数から遠い値になってしまうことについて
12:58~ 大阪大学の追加説明に関して

吉田弘幸先生の物理③ 2017年度京都大学入試考察

 

参考

  1. 音波の干渉と反射について 2017年度大阪大学および京都大学入試出題内容の検討 吉田弘幸氏による解説 (PDF)
  2. 高校物理における音波の解説 2018年1月12日 京大理 佐々真一 (PDF)
  3. 2017年度 京都大学入試問題「物理」 出題ミスとの指摘あり (四谷学院大学受験予備校 公開日:2018/01/23 最終更新日:2018/02/01)指摘のポイントは何か?大阪大学、そして京都大学、いずれも大きなポイントが2点あります。POINT1 1つの音源から異なる方向に出される音波の位相はどう考えればよいか POINT2 壁で反射された音波の位相はどう変わるか 京都大学の出題を解説 京都大学の出題の問題点(1)四方八方に出る音は、同位相で送り出されると見てよいのか?(2)壁で音波が固定端反射するとはどういうことか?
  4. 京大入試ミス 「もっと早く気付けた」6月外部会合で疑問 (鳥井真平、飼手勇介、池田知広 毎日新聞2018年2月1日 22時06分 最終更新 2月1日 22時06分) 京大がミスの可能性について、外部から初めて指摘を受けたのは1月15日。‥ 1月15日に文科省にメールで指摘した予備校「四谷学院」の教務部長、栗山潔さん(47)は「阪大も京大も条件設定の不備だったが、阪大は複数の解答を正解にして、根本的なミスを認めていない。それと比べると、京大は全面的にミスを認め、良心的だと思う」と話す。阪大のミスを指摘し、同19日に京大のミスも直接指摘した予備校講師の吉田弘幸さん(54)は「京大も文科省も早く対応したのは、阪大のケースがあったからではないか」と語った。

 

大学が公開した解説

  1. 理科問題(物理) 〔3〕Aの解説(1月12日追記)PDF 大阪大学)注意:阪大が1月12日に出したこの解説に関しては多くの批判があります。
  2. 平成29年度京都大学一般入試における物理問題 III (4)の解説 (PDF 京都大学)

 

大学入学試験問題

  1. 大学受験パスナビ過去問ライブラリー  (要登録)大学入試過去問一覧(解答・解説付き)大学入試過去問は、旺文社が刊行する「全国大学入試問題正解」に掲載している大学の過去問、解答・解説を転載しています。

 

二次試験の解答の公開を求める声

京大は入試の解答例を公表していない。記述式の問題をふまえて、「知識だけを問うのではなく、解答へのプロセスを見たい」と説明する。 様々な角度から受験生を評価しようとする姿勢は否定しない。しかし今回のように選択式の問題の解答まで非公表とする理由にはならない。専門的な問題であるほど、多数の目にさらして早期発見することのメリットも考えるべきだ。(社説 京大出題ミス 解答を公表し再発防げ 朝日新聞DIGITAL 2018年2月4日05時00分)

2017年春に実施した入試の後、全国立大学の4割を超える36校が正解や解答例を公表していなかったことが、読売新聞の調査でわかった。 ‥ 文部科学省は、各大学に解答例の開示に努めるよう求めている。国立大学協会も指針で正解や解答例の開示を努力目標としており、出題意図の公表も例示している。(東大も京大も…国立大4割、入試解答全て非公表 読売新聞2/4(日) 8:51)

京大は解答例を示していなかった。「解答の経緯や思考力をみることを重視しており、これが答えだと示せない問題もある」と説明した。 だが、採点に幅があるとしてもミスが起きることを前提に、早く回答例を公開すべきだ。それでミスが速やかに見つかれば、早めに受験生の軌道修正も期待できる。試験後1年近く経過しての対応では遅すぎる。 (社説 相次ぐ大学入試の出題ミス まず解答例の早期提示を 毎日新聞2018年2月3日 東京朝刊)

1月19日に京大にメールを送り、出題ミスの可能性を指摘した東京都杉並区の予備校講師吉田弘幸さん(54)は、「ミスの可能性に気づいたのがこの時期になってしまい、今更指摘すべきか迷った。解答が公表されていれば、もっと早くに気づけた可能性がある」と話した。 (京大ミス指摘の講師「解答公表ならもっと早く」(読売新聞YOMIURI ONLINE 2018年02月02日 12時06分)

京都大学や大阪大学で入試ミスが相次いだ問題を受けて、林文部科学大臣は、来年度の入試から解答例の開示を強く求めるなど、入試情報の開示について新たなルール作りに着手する考えを示しました。 「大阪大学に続き、京都大学においても1年近くも経過して入試ミスが発覚したことは大変遺憾です。今後ルール作りをやってまいりますが、解答例の公開をやっていただくことも、ミスがなくなることにつながる」(林芳正文科相)(TBS NEWS 2月2日(金)12時36分)

 

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