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英語で学会発表をするための練習方法

英語で学会発表をするための練習方法について思いついたことを書きます。 一番良い方法は、本番の学会の前に小さな学会やセミナーでリハーサルがてらしゃべることでしょうがなかなかそこまでは機会がないかもしれません。 段階的に書くと、 1.一人で家で練習 2.家族や親友など親しい人に聞いてもらいながらしゃべる練習 3.ラボのメンバーの前で発表練習 4.小さな規模の学会やセミナーで発表 5.海外の学会で発表 という順序になると思います。全部できなくてもいいですが、機会が作れるものは全部試してみるといいと思います。 誰にでもできるのが一人での練習なので、それについてアイデアを書いてみます。 まず、誰にでもできると言いましたが、恥ずかしがり屋さんは自分のアパートや部屋で隣近所や家族に聞かれながら大きな声で発表練習ができないかもしれません。 気持ちはわかります。私もそんな「変な人」になる勇気がありませんでした。 まずそのシャイな心を吹き飛ばしてください。これから大勢の外国人の前で英語で発表しようなどと大それたことを考えているのですから、近所に変な声が聞かれたくらいどうってことないです。自分がやるべきことをやる、と決めてください。 覚悟を決めてください。腹を括ってください。 それで、アイデアですが。 録音、または録画することです。いまどきPCとウェブカメラがあるんですから誰でもできますよね。 自分の発表を。自分が大舞台でしゃべっていることをリアルに想像しながら練習してくださいね。きちんと聴衆を見渡して一人ひとりとアイコンタクトを取りながら。PCの画面を見ながらやると前にスライドが来ますが、自分の背後のスクリーンにスライドがあるイメージでやったほうがいいです。この差は大きいですから。 最近スライドプロジェクターが小型化してかつ値段が安くなってきていて個人で買えなくはないところまで来ています。お金に余裕のある人はプロジェクターを買って部屋の壁に投影しながら練習すると臨場感が出ていいとおもいます。このアイデアは私がやりたくてまだやっていないことなんですが。 自分を撮影するのはかなり恥ずかしいことかもしれませんが、ヘタクソなみっともないしゃべりをしている自分を記録して見直して、どこをどう直すべきか徹底的に考えてください。これを繰り返して、まあまあ悪くないかもと思えるレベルに上げるのが目標です。

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話の流れをつくること

プレゼンをやるということはどういうことかというと、 あなたがバスの運転手として乗客を目的地に運ぶ ということだ。  トークの最初ではお客さんにバスに乗ってもらわなければいけない。トークの途中では、お客さんが「本当にこのバスは目的地に行くんだろうか?」と不安にさせて途中下車させたりしてはいけない。そしてトークの最後では、お客さんが思っていた目的地にきっちり下ろさなければいけない。 ここで言う目的地とは、あなたが45分間なりのトークの中で実験データを並べることにより証明したい「仮説」、もしくは実験結果により答えることができる「クエスチョン」だ。 バスにお客さんを乗せ終わったらまず「このバスの目的地はどこそこです」、とアナウンスしなければならない。 バスに例えるのは私のオリジナルではなくて、アメリカ留学時にプレゼン方法のセミナーで聞いたことだが、なるほどなぁと思った。

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発表でアガらないために

私もかなり緊張しいです。滅茶苦茶アガり症です。ですので、どうすればアガらないで済むのかを常日頃から考えております。 あがってしまうのは、気持ちが自分に向いてしまっているから。 うまくしゃべれなかったらどうしよう?とか質問が聞き取れなかったらどうしよう?答えられなかったらどうしよう?まだストーリーが十分できてないのに恥ずかしい。 わかりますよね、これらの考えは全て意識が自分に向いています。はっきり言って、あなたの発表がどんだけひどかろうが、誰も気にしちゃいないんです。 意識を相手に向けましょう。わざわざ自分の話を聞きにこの会場にきてくれてありがとう。おとなしく座って顔を上げて聞いてくれていてありがとう。ちゃんと私の話の流れについてきてくれてますか?私の声の大きさはちょうどいいですか? などなど。 居眠りしてたり、下向いて勝手なことやってる人も多いですが、そういう人をみたら自分がアガってるのが馬鹿らしくなりますね。 とにかく自分は一体何を伝えたいのかをはっきりとさせ、それを一生懸命伝えようと努力しましょう。そうすれば緊張していても、プレゼン自体は決して悪いものにはならないでしょう。 あとは慣れです。 いきなり英語で学会発表はきついです。研究室内での発表、大学や研究所内での発表、インフォーマルセミナー、いろいろな規模の発表の機会があるはずです。軽く考えずに、大舞台に臨むのと同じ心構えでいきましょう。「伝えよう」という気持ちを強くするための練習だと思って取り組みましょう。 今では日本の国内の学会であっても、私の知る限り発表は全部英語になっています。これは、海外での学会発表のハードルを下げるためにも好ましいことだと思います。 原稿を度忘れしてもつないでいけるようにするためには、日頃からの基礎英語力アップも欠かせません。

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知らない人のために一応説明しておきますと、

聞きに来てくれた人の研究のバックグラウンドが自分と同じとは限らないため、その分野をよく知らない人のために背景の説明をする必要があります。予備知識の説明を切り出す時の表現。 for those of you OK, so, just a little bit of background for those of you that are not familliar with the spinal cord, …(spinal cordの説明)

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一番言いたいことは、

長いトークですと結局何がポイントだったのか曖昧になってしまう恐れがあります。そこでトークの序盤に、一番伝えたいことはこれこれです、という言い方をよくします。要するに結論にあたることを一文で言い切って、残りのトークはその結論を支持するための実験データを示すだけですよ、ということを伝えてあげるわけです。 And what I would like to try to tell you today is … take-home message … But the take-home message is …

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途中でも止めて、質問して下さい

普通はトークが終わってから質疑応答の時間がありますが、「途中であっても質問があればしてください」とはじめ断るスピーカーも多いです。 I would like to be sort of informal, so if you have questions, please feel free to interrupt me.

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練習!練習!また練習!

学会発表は日本語でも大変です。日本語であっても練習を何回もするべきです。慣れていない学生やポスドクは、ラボの人たちに聞いてくれるようにお願いして発表の練習をしましょう。その前にもちろんまず一人で練習です。家で練習するときに家族や親兄弟に聞いてもらうのもいいアイデアです。私はめんどくさがる妻を拝み倒して、聞いてもらったりします。えー、が多すぎるとか声が小さいとか、語尾がはっきりしないとか、そういうフィードバックもありがたいです。 学会会場で偉い先生たちを見ると、直前までスライドを入れ替えたりしていて、練習なんてしていないように思えるかもしれません。彼らはあっちこっちで同じ話を何回も何回も飽きるくらいしゃべってきたのです。あるいは長い経験から、新しい内容であっても頭の中でトークを組み立てる能力を身に着けているのです。 自分の博士発表会を思い出すと、とにかく原稿をきっちりと書き、一字一句を選び抜き練習しました。すると言葉一つ変えただけでもきっちりそれが秒数の増減に反映することに気付きました。もちろん本番で緊張して早口になったり予期せぬことが起こるかもしれません。それでも練習の段階で、決められた時間にぴったり収める練習をするべきだと思います。 英語の場合はなおさらです。とにかく練習しましょう。海外に行ったらわかりますが、アメリカ人でも本番前に何回も練習しています。英語が母国語でない私たちはなおさら練習が必要です。 本番でしどろもどろになるくらいなら原稿を読むほうがましという意見もあるかもしれませんが、私は賛成しません。学会発表は熱気に満ち溢れているものです。以前、アメリカの学会に参加していたとき、講演者の中に日本からの学生がいました。自分の番が来たとき彼は原稿を読み始めました。そのとき、それまでなごやかだった会場がなんとも言えない異様な雰囲気になりました。会場の温度がヒューっと5度くらい下がったみたいでした。彼は聴衆を全く見ずにひたすら下を向いてえんえんと原稿を読み切りました。英語の発音はとてもきれいで流暢でした。その後の質疑応答を英語で無難にこなしていたので、なおさらもったいないことだと思いました。 「学会発表」だと思わないことです。自分が伝えたいことを目の前の複数の相手に「伝える」という非常に人間味溢れる行為なのです。 言葉がスムーズに出てこなくて間があまりに多すぎると、聴衆はどうしても集中力を失います。 どのくらい練習すべきかの目安としては、 練習してしゃべっているとは思えないくらい自然に言葉が口をついて出てくるくらい、 がいいと思います。 実験データが出揃っていなくてもいいんです。話をどう組み立てるかだけ考えるのでも時間がかかります。今からスライドを作り、トークの組み立ての構想を練りましょう。練習期間が長ければ長いほどうまくなります。 初めて覚える英語表現を一生懸命覚えて、それがスラスラと口をついて出てくるようになるにはある程度の期間練習を続けることが必要です。

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それに関しては詳しくは触れませんが

言及したことにそれ以上触れるつもりがないときの言い方です。 go into: 詳しく述べる …, which is an interesting story but I won’t go into. go through: 検討する、討論する So, these are all clones, I’m not going to go through the data that tells you why they are clones. (注)clones: 単一の細胞から分裂して生じた細胞集団のこと] …

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テストすべき仮説

現在の科学は全てhypothesis-drivenで進められます。a testable hypothesisを持つことが研究の出発点です。descriptiveな学問の方法だってあるじゃないか、という声が聞こえてきそうですが、時代の流れに逆らってはこの世界で生き残れません。 … And so there was an idea that there was something here that was outlasting normal RNA. And, this set up a hypothesis to test, which was that …. * set up〔仮説を〕提起する

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どういう意図かというと、

研究の話をしている中で戦略や意図を述べるときに、The idea is …という言い方を非常によく使います。 … And the idea is that these transgenic worms would be a great tool to study developmental biology.