データサイエンスが学べる日本の大学 

ビッグデータを活用できるデータサイエンティストの育成が社会的な要請となり、データサイエンスを学べる専門のコースを設置する大学が増えています。 データサイエンスが学べる学部、学科、コースが最近設置された(される予定の)大学   広島大学 広島大学情報科学部データサイエンスコース 平成30年(2018年) 新たに設置(申請中) 統計学をベースとしたデータ解析に重きを置き、高次元かつ大量のデータを的確に分析する能力を持つ情報データアナリストを育成 広島大学が情報科学部 来春新設 解析の専門家育成 (日本経済新聞 2017/3/25 6:01):”工学部の情報工学課程を再編し、情報科学部にする。学部長は他大学から招く。統計学を駆使し、大量のデータを的確に分析する「データサイエンスコース」と、情報学全般を幅広く統合して知識や技術を身につける「インフォマティクスコース」に3年から分かれる。”   京都産業大学 京都産業大学情報理工学科データサイエンスコース 平成30年(2018年)4月情報理工学科新設予定 世界中の人々の行動や発言、株価や気象など、さまざまな情報がデータ化される「ビッグデータ」には、人や社会を理解して変えていくヒントがいっぱい。これらの活用や人工知能技術の進化に挑みます。   横浜市立大学 横浜市立大学 データサイエンス学部 2018年4月開設予定 データサイエンス学部について 3760 (安全・安心の横浜へ!公明党 横浜市会議員(青葉区) 行田朝仁 (ぎょうた ともひと)  2017年 2月 21日):”また、横浜市立大学中期計画案についても報告があり、データサイエンス学部(仮称)の新設についても報告がありました。同学部は、ビッグデータ活用やネットセキュリティ等々の課題解決を目指し、超スマート社会において高度な専門知識と高い職能技能を持ち、医療、経済、情報等分野に展開できる基礎能力を保持したデータサイエンス人材の育成を目標にしています。” 横浜市大、ビッグデータ解析・活用の新学部 18年4月開設へ(日本経済新聞 2016/12/1 7:00):”横浜市立大学は2018年4月にビッグデータの解析・活用を専門的に学ぶ新学部を設立する方針を固めた。名称は「データサイエンス学部」とする方向で調整している。”   滋賀大学 滋賀大学データサイエンス学部 平成29年(2017年)新設 真のデータ・サイエンティスト養成めざす滋賀大学データサイエンス学部の教育内容とは?【番外編】竹村彰通教授(滋賀大学データサイエンス教育研究推進室室長)インタビュー (ダイヤモンド社書籍オンライン 2015年10月1日):”統計学といえば日本では長らく、経済学部や工学部の一部(学科ですらない!)という位置づけにありました。しかし遂に日本で初めて、独立した“統計学部”が登場します。その名も「データサイエンス学部」。… 滋賀大学に2017年度から設置予定です。同学部設立に向けてデータサイエンス教育研究推進室室長として陣頭指揮をとる竹村彰通教授(現在、東京大学大学院情報理工学系研究科と両学に在籍)に、統計学の面白さや従来の統計学教育の問題点、新学部における教育内容のほか目指す人材像などについて聞きました。” 大学は職業訓練校になるべきか?文科省がいう「真の学力」とは何なのかを追求し賀大学がデータサイエンス学部を新設する理由 佐和隆光氏×坪井賢一対談(後編)ダイヤモンド社書籍オンライン 【第10回】 2015年9月18日 坪井賢一 [ダイヤモンド社論説委員]   東京電機大学 東京電機大学システムデザイン工学部 平成29年(2017年)4月新設 情報システム工学科 コンピュータとネットワークに関する先進的な知識と高度なプログラミング技術を修得し、あらゆるものがネットに接続されるIoT (Internet of Things)社会で重要視されるビッグデータの生成、クラウドサービスなどによる伝達・蓄積、分析・解析(マイニング)のための高度情報システムを構築できる人材を養成。   津田塾大学 津田塾大学総合政策学科 平成29年(2017年)4月新設 学習の土台となる基礎科目群として、「英語」「ソーシャル・サイエンス」「データ・サイエンス」の3つを必修とします。   山形大学 山形大学理学部理学科データサイエンスコース 平成29年(2017年)改組   武蔵大学 武蔵大学社会学部グローバル・データサイエンス(GDS)コース 平成29年(2017年度)新設 特に広義のデータサイエンス(多彩な情報を取り扱う多様な社会科学的方法論)としての社会調査の方法論や情報の活用スキルに習熟し、さらに狭義のデータサイエンス(ビックデータの科学的取り扱い)にも対応できる人材を育成します。「グローバル・データサイエンスコース」デジタルパンフレット 週刊東洋経済2016年11月19日号 “ビッグデータが注目される中で、喫緊の課題となっている「データサイエンス・スキル」の習得を目指す。”   […]

日本初のデータサイエンス学部が滋賀大学で始動

平成29年(2017年)4月から、滋賀大学データサイエンス学部が開講します。社会の要請に応じてデータサイエンティストを育成する、日本で初めての専門の学部です。 文部科学省は,「数理及びデータサイエンスに係る教育強化」の拠点校として6大学を選んでおり、滋賀大学はそのうちのひとつに入っています。 数理及びデータサイエンスに係る教育強化」拠点大学選定校一覧(大学名および事業名)(文部科学省 平成28年12月21日 数理及びデータサイエンス教育の強化に関する懇談会) 北海道大学 数理的データ活用能力育成特別教育プログラム ~データサイエンスセンター(仮称)の設置~ 東京大学 数理・情報教育研究センターの設立 滋賀大学 データサイエンス教育の全学・全国への展開 -データリテラシーを備えた人材の育成に向けたカリキュラム・教材の開発- 京都大学 データ科学イノベーション教育研究センター構想 -21世紀のイノベーションを支える人材育成- 大阪大学 数理・データ科学の教育拠点形成 九州大学 九州大学「数理・データサイエンス教育研究センター(仮称)」構想   データサイエンスとは (滋賀大学データサイエンス学部)   滋賀大学データサイエンス学部は、統計学、情報学のスキルを社会の多様なビッグデータに応用し価値創造をできるデータサイエンティストを育成することを目標にしています。データアナリス(統計学)、データエンジニアリング(情報学)、だけでなく、価値創造まで教えるところに特色があります。プログラミング、データベース、AI、モバイル、データマイニング、などの情報学、多変量解析、回帰分析、機械学習などの統計学、コミュニケーション、情報倫理、プレゼンテーション、経営学などの応用がカリキュラムに含まれており、実データを用いた実践的な演習、企業等と共同プロジェクトを行うことで価値創造を学びます。文理融合型の人材を社会に送り出す、日本で初めてのデータサイエンスを専門とする学部です。(参考:YOUTUBE動画 学部紹介(下)) 学部紹介 (滋賀大学データサイエンス学部) 他大学でも相次いで、データサイエンスを学べる学科の設置が予定されています。 参考 滋賀大学データサイエンス学部

ニコニコ動画の(株)ドワンゴが人工知能の研究に乗り出す

ニコニコ動画などを運営する株式会社ドワンゴが、人工知能学会理事の山川宏氏を所長に迎えて、ドワンゴ人工知能研究所を発足させました。山川所長の挨拶文の一部を紹介すると、 … 人と同じかそれ以上に知的な機械、つまり超人的人工知能(AI)を創造し利用できれば、科学技術の進展を大幅に加速することで、環境破壊の臨界点が訪れる以前に何らかの解決を見出すことも可能になるでしょう。 … 機械自身が現実世界から知識表現を獲得できないという長年の問題がありました。… しかし 近年、脳の神経回路を模したニューラルネットワークモデルを深い階層まで積み上げることで、人の脳(大脳新皮質)のように抽象的な概念を学習できるディー プラーニング技術が成功を収めました。 … ドワンゴは、人工知能における本当の技術革新は正にこれから訪れると考え、新たに人工知能研究所を設立します。そして次世代への贈り物 となりうる、日本発での超人的AIの実現を目指します。その実現に向けた最速の道筋として、脳の神経科学的知見を参考にしながら、機械学習の組み合わせと しての脳全体の計算機能の再現を目指す、「全脳アーキテクチャ」という研究アプローチを軸として研究を進めていきます。このために当研究所では主にディー プラーニング技術を拡張・発展による多様な知識を獲得や、記憶の座である海馬体の計算モデル構築を通じた創造性や不変性等の実現を目指す研究、さらに高次 の知能に関わる脳器官に対応する機械学習装置を統合するための認知アーキテクチャ研究を進めます。 … (http://info.dwango.co.jp/pi/ns/2014/1128/index3.html) とのことであり、人間の能力を超えた人工知能の実現を目指す非常に野心的な試みです。一企業内の研究に留めずに産学官連携の環境も作りたいとも述べており、日本の人工知能研究をパワーアップさせる効果があるかもしれません。 近年、メジャーなインターネット関連企業はビッグデータをビジネスに生かすために人工知能の研究に本腰を入れて取り組んでおり、ドワンゴのこの事業も、世界の潮流に沿ったものといえます。 例えば、グーグルでは、「グーグルブレイン」と呼ばれるディープラーニング(深層学習)研究プロジェクトに取り組んでいます。グーグルブレインは、2011年にスタンフォード大学のアンドリュー・ング(Andrew Ng) 教授によって始められたプロジェクトで、2012年にはコンピューター上のニューラルネットワークに膨大な量の画像を見せて学習させたところ、これが猫だよと人間がコンピュータに教えたわけでもないのに、「猫」を認識する「神経細胞」が自然に生じたとして、話題になりました。グーグルはさらに、2013年にディープラーニングのパイオニアであるジェフリー・ヒントン(Geoffrey Hinton)博士を招き入れたほか、人工知能研究の企業を買収するなど非常に積極的に人工知能の研究を推し進めています。(WIKIPEDIA参照)。 アンドリュー・ング教授によるディープ・ラーニングについての講義動画。 Andrew Ng: Deep Learning, Self-Taught Learning and Unsupervised Feature Learning また、フェイスブックはフェイスブック人工知能研究所にディープ・ラーニングの第一人者であるニューヨーク大学教授のヤン・ルカン博士を所長として迎えて、人工知能の研究を行っています。 ヤン・ルカン博士のディープ・ラーニングに関するセミナー動画(本題に入っていくのは16分12秒あたりから)。 Data Science @ ESIEE Paris – Yann LeCun その他、マイクロソフト社は「プロジェクト・アダム」というディープ・ラーニングのアルゴリズムに基づいた人口知能システムを開発しています。 Introducing Project Adam: a new deep-learning system 検索エンジン「百度(バイドゥ)」を運営する中国のBaiduも、Silicon Valley AI Lab、Beijing […]