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東大医学部生からの公開質問状を受けて、東大医学部が非公開説明会を開催

東京大学医学部が関与していた臨床研究で相次いで不正行為が露呈したため、危機感を抱いた東京大学医学部医学科の学生有志が学生に対する説明を求めるための公開質問状(http://fast-uploader.com/file/6964176496451/)を今年の6月に東大総長ら宛に出していました。 公開質問状の中では、不祥事に揺れる大学で学ぶ学生の不安が綴られています。 “… 今年1月から、東大医学部は立て続けに多くの報道で、患者さんの権利を蔑にした臨床研究の不正や、製薬会社との癒着が指摘されております。 ある 教授の先生は、降圧剤の製薬会社が不正に関与した臨床研究疑惑が持ち上げられ、元職場の千葉大学では論文の撤回勧告が出されたようです。別の教授の先生に 於いては、製薬会社がお膳立てした白血病薬の臨床研究で、患者さんの個人情報が流出させられたと報道されています。更に、東大医学部の教授の先生が責任者 を務める、国民の多額の税金が投じられたアルツハイマー病研究の国家プロジェクトでは、データ改ざん疑惑が報じられています。 … し かし、これまでのメディアの報道を聞くにつけ、東大医学部で学んでいることに私達は自信が持てなくなっております。「本当に東大病院では患者第一の医療が 実践されているのか。」先生方にこのような感情を抱きながら指導を受けておりますと、「東大医学部の先生方に御指導頂いている自分達は、患者さんを救う真 摯な医療を、果たして将来国民の信用を得て実践できるのか。」という不安が拭えないのです。…”(http://ameblo.jp/utmed-okazaki/ より一部を転載) これに対しては、通り一遍の回答しかなかったようですが、東京大学医学部は、回答の中で約束していた「臨床研究について考える会」を8月25日に開催しました。内部調査に関わった先生が説明を行い、学生らによる討論も行われたそうです。 参考 東京大学医学部医学科 有志(http://ameblo.jp/utmed-okazaki/):”平成26年6月23日、東大医学部の一連の不祥事について、岡﨑 幸治(代表)・木村 悠哉・齋藤 宏章・洪 碩佑・吉田 礼の5名の連名で公開質問状を提出致しました。” ”提出した公開質問状はPDFファイルでこちらからダウンロードできます。http://fast-uploader.com/file/6959152571874/” 「臨床研究について考える会」について (東京大学医学部医学科 有志 2014-08-26) 「不正疑惑の説明を」東大医学部生が大学総長に送った「公開質問状」に込めた思い(弁護士ドットコム 2014年07月02日) 臨床研究「VART study」についての調査報告(最終)(千葉大学 2014/7/15) 「SIGN研究およびJ-ADNIに関する調査(最終報告)について」(東京大学 平成26年6月24日) 慢性骨髄性白血病治療薬の医師主導臨床研究であるSIGN研究に関する社外調査委員会 調査報告書 公表版 平成26年4月2日 (ノバルティス ファーマ株式会社ウェブサイト上のPDFファイル) 東大病院が初会見 白血病治療薬タシグナの臨床研究SIGN研究へのノバルティス社の不正関与について (huffingtonpost.jp 2014年03月18日) 東大病院の不正は患者情報流出だけではない ノバルティス白血病薬の臨床研究で患者に虚偽の説明(東洋経済オンライン 2014年03月16日16時50分) 東京大学で再び改竄問題が発生 J-ADNIなるアルツハイマー研究プロジェクトで起きていた問題とは(huffingtonpost.jp 2014年01月10日 、更新: …