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研究者にのしかかる奨学金返済の重圧

「奨学金 返し切らずに 任期切れ 」(詠み人知らず)  家庭が裕福でないが大学に行きたい、大学院に行きたいという場合に、奨学金は夢を叶えてくれる非常に有効な手段です。しかし、「奨学金」とは名ばかりで実際には借金なので返済の義務があります。自分の場合、大学院の修士課程の2年間、博士課程の3年間、奨学金のお世話になりました。無利息の第1種奨学金ですが、大学院修了時に約650万円もの借金を抱えることになりました。 3.大学院 【修士課程相当(*1)の場合】月額50,000円または88,000円 【博士課程相当(*2)の場合】月額80,000円または122,000円 (*1)修士課程、博士前期課程、専門職学位課程(専門職大学院)、一貫制博士課程前期相当分 (*2)博士課程(博士医・歯・薬(6年制学部卒)・獣医学課程を含む)、博士後期課程、一貫制博士課程後期相当分 (転載元:平成30年度以降入学者の貸与月額 日本学生支援機構) この金額は今もあまり変わらないようです(88,000円x24カ月+122,000円x36カ月=総額6,504,000円)。めでたく博士号を取得しても650万円の借金を背負った状態で薄給のポスドク生活をスタートさせるのは大変です。   月々の返済金額 ポスドクの給料は財源にもよりますが、科研費で雇用される場合、月給は20万円程度で、どんなに歳をとってもやはり20万円台でしょう。パーマネントのアカデミアの職にありつける人はほとんどいないので、もし民間への就職をせずにアカデミアで実績を積んで頑張ろうとすると、毎月の奨学金の返済は非常に大きな重荷になります。修士に借りた分と博士で借りた分の返済が、大学院卒業後すぐに始まるので、月々の返済金額は、「大学院 ・ 返還例(日本学生支援機構)」 を参考にすると、修士の貸与額を14年で、博士の貸与額を20年で返済するプランの場合、月々の支払は12,571+18,300=30871円となります。20万円そこそこの月給から3万円の返済額を出すのは経済的にかなりきついです。 参考 研究者(ポスドク)の平均給料・給与 22万円(給料BANK) 学部学生の時代から借りると奨学金の総額もかなりのものになります。 1000万円を超えることもある奨学金の総額とその返済の大変さ 私は大学を一度中退して再受験しているのですが、奨学金の内訳としては3種類に分かれます。 一つ目の大学で2年間で借りた、JASSO第二種奨学金:2,800,000円 二つ目の大学で6年間で借りた、JASSO第一種奨学金:3,672,000円 二つ目の大学で6年間で借りた、JASSO第二種奨学金:8,640,000円 合計15,112,000円です。… 普通に返していくと、完済にどうやら20年かかるらしいです。JASSOによると、月々7万円くらいを240回(20年)払い。奨学金で学んだ結果、死にそう。(奨学金1500万プレイヤー阪大生のブログ) ちなみに上のブログの方は、奨学金の返済額が1万5千円程度なんだったらブログで賄えば?と奨学生がブログを始めることを提案されています。 28歳女性です。… 私は私学大学・大学院まで卒業しましたが、奨学金を借りていました。… 日本学生支援機構の第一種、第二種ともに満額借りており、当時は毎月約24万借りていました。… 大学院まで卒業した時点で私の返済額は利子込み1310万円。卒業時にまた、日本学生支援機構の成績優秀者の減額制度で110万円減は勝ち取れたので、1200万円の返済を抱えて社会人スタートです。毎月の返済額は約53000円で、数十年先までです。私の月の手取りは約15万円。(奨学金返済と結婚・入籍について 2017/3/2210:47:50 YAHOO!JAPAN知恵袋)   奨学金8436847円 毎月35000円を240回払いで鬱 pic.twitter.com/LwoNqv7WYo — 三葉 (@rounin_mitsuha) 2018年12月21日 僕が返さなければならない奨学金の総額です とても辛いです なぜ大学に行って学ぶのにこれだけの借金をしなければならないのでしょうか pic.twitter.com/X6EjhgefJb …