東大に入れるか 東ロボくんが模擬試験を受験

      2018/04/28




国立情報学研究所などが取り組んでいる人工知能プロジェクト「ロボットは東大に入れるか」の「東ロボくん」が6月に受験していたベネッセコーポレーションのセンター式模試「進研模試総合学力マーク模試・6月」の結果が2015年11月14日に発表され、5教科8科目の合計点は全国平均416点を大きく上回り、511点(偏差値57.8)でした。

今回の結果に関してはさまざまな受け止め方があります。

もうダメだ。人工知能は俺を超えてしまった。

まだ俺のほうが勝ってるな

これじゃ、いずれ東大卒のコンピューターに俺たちの就職先がどんどん奪われるな

たんなるデータベースだから入学はできても、卒論がコピペになって、卒業できないと思うよ。

もうロボットでいいじゃん日本人いらないじゃんw

すげぇな。AIはどんどん進化して人間を超えるだろうな
人間がAIの奴隷になるのももうすぐだな

考えてみれば人が道具を作ったのも、手では持てない物を持ち上げるためだし、手で投げるより 遠くへ飛ばすためだ。道具のおかげで、足で走るより速く、より遠くへ移動もできる。 自分の頭で考えるよりもっと速く、もっと深く考えてくれる道具をこさえるのも自然の成り行きだな。

人工知能がバカのふりし出すのが一番怖いな

> コンピューターが解読できる形に人が書き直した問題文を解析
そこを飛ばしてどうする

俺が解ける形に書き直してくれれば俺も東大入れるよ

問題文をちゃんと解釈できるかどうかというのが人工知能のキモじゃないの?
そこで人間が手伝ったら意味ないやん

問題文をカメラで画像認識して問題文の意味認識・意味解釈からやらせるなら凄いな

結局辞書内蔵レベル?優秀なのかよくわからない
大学受験を目標にしないほうがいいと思う

単に、人間の受験問題に対する理解が深まる、だけだと思うね。

大学入試のクセをつかむ研究になってしまうので応用は効かない。

純粋な学術興味に基づくものでもなければ、特定技術のブレイクスルーを狙ったものでもないのではないかな。 単に、わかりやすくアピールしやすい問題をしたというだけ。 少なくとも、これによって何が出来、どういう技術開発や進歩が可能なのかを説明すべきだろう。

東大合格程度の人工知能で社会が変わるとかアホらしいわ。 地方国立大卒でも大学で真面目に学んできた人間の知性は東大合格の比ではない。

記憶力さえあれば思考力ゼロでも国立大に受かる
こんなんじゃ頭がいいと言えないでしょう

これさ、人工知能で高得点できる科目は受験科目から外すべきだよな。 くだらないから。

答えが分かってる問題をといてるウチは、とてもとても・・知能とは言えない。(http://daily.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1447480239/, http://daily.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1447510455/)

東ロボくんは、センター式模試だけでなく、数学と世界史の2科目で「東大入試実戦模試」にも挑戦しており、受験生平均を上回る偏差値54を獲得したそうです。この結果を受けて、東ロボプロジェトのリーダーである新井紀子・国立情報学研究所教授は、ロボットに追い抜かれるような受験勉強をしてしまっている受験生が多いことに警鐘を鳴らしています(コメントの一部を抜粋して紹介)。

… 東ロボくんに限らず、現在「人工知能」 と呼ばれているものは言葉を解さない。出題意図などみじんも理解できない。ただ、キーワードを頼りに検索をし、関係がありそうな文を選んできて、制限字数 内にはめ込むだけだ。…私は、事前に東大の世界史過去問題集に目を通した。そこには目を見張るような良問が並んでいた。東大生ならば、ぜひとも歴史から学ぶことで、混迷した現代社会の課題を読み解き、解決していけるような洞察力と論理性を身に着けて欲しいという、まさに受験生へのラブレターのような問題であった。…世の人々は、実際の入試問題を見ず、また、採点の実態を知らずに、「一発勝負ではない丁寧な入試を」「暗記や計算ではない創意工夫を求める問題 を」と求める。が、東大の記述式試験は、一発勝負や丸暗記とはまさに対極にある、世界でも類をみない丁寧な入試なのである。世界史だけではない。数学や他の科目も同様である。そのような「丁寧な入試」にもかかわらず、なぜ受験生は機械に後れをとったのか。東ロボくんの答案を採点した予備校の先生は、「世界史を理解しようともせず、ただ教科書を丸暗記して部分点を狙ってくる受験生の答案に似ている」と喝破した。つまり、東ロボくんのような答案を書いて入学している受験生が相当数存在するのである。東大を始めとする難関大学にとって不幸なのは、どれほど丁寧な入試をしても、それに応えることができる受験生が減り続けているということだろう。人が機械より優れているのは、意味を理解して問題解決を図る能力があるからだ。意味を理解することを放棄し、単なる暗記や記号処理に走れば、機械に追い越されるのは時間の問題でしかない。…「東ロボくん」研究の教授コメント 「人間、頑張れ!」 朝日新聞DIGITAL 2015年11月14日)

参考

  1. 「ロボットは東大に入れるか」プロジェクトウェブサイト
  2. 「ロボットは東大に入れるか」東ロボくん、国立大33大学でA判定 早慶にもリーチ (日刊工業新聞ニュースイッチ 昆梓紗 2015年11月15日):”国立情報学研究所などが取り組む人工知能(AI:通称東ロボくん)プロジェクト「ロボットは東大に入れるか」で、AIがセンター試験模試を受け、国立大学 33大学39学部64学科、私立大学441大学1055学部2406学科で合格率80%以上のA判定を獲得した。11万6000人中2万5343位で、早稲田大学や慶応義塾大学のクラスでも合格率60%以上を獲得したもよう。”
  3. ロボットの「東大合格」そう遠くない 偏差値57.8、模試成績に驚きの声 (JCASTニュース 2015/11/16):”東大の合格偏差値(ベネッセの基準でおよそ70)には至っていないものの、30以上の国立大学、400以上の私立大学で合格率80%以上のA判定を獲得したというのだ。”

 

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