ここが変だよ日本人の英語

研究力を強化するためには、研究者は英語で科学論文を執筆する能力を向上させる必要があります。しかし英語の作文能力はどうやって鍛えれば良いのでしょうか?英語力アップに役立つ、非常に教育的で興味深い記事を紹介します。

”日本から論文が通りにくい原因に英語のまずさがある”
金谷健一のここが変だよ日本人の英語(第1回) 情報・システムステムソサイエティ誌 第7巻第3号(通算28号)(PDFリンク)

”日本人はtheを「つけるか、つけないか」に悩むが、そうではなく「何を指すか」が課題である。”
金谷健一のここが変だよ日本人の英語(第2回) 情報・システムステムソサイエティ誌 第7巻第4号(通算29号)(PDFリンク)

”一語ごと,一文ごとに英文に置き換えると,指すものと指されるものの関係が不自然になる.”
金谷健一のここが変だよ日本人の英語(第3回) 第8巻第1号(通算30号)(PDFリンク)

”高度な作文技術にチャレンジして論文の採択率を上げよう”
金谷健一のここが変だよ日本人の英語(最終回)第8巻第2号(通算31号)(PDFリンク)

”論文発表でも最後にThank you (for your attention)という.これは聴衆に感謝しているのではなく,「これで私の発表は終わりです」という合図である.”
続・金谷健一のここが変だよ日本人の英語(第1回)第8巻第3号(通算32号)(PDFリンク)

”日本人は英語にあり得ない音声パタンで話しながら,自分は流暢に話していると思い込んでいる.”
続・金谷健一のここが変だよ日本人の英語(第2回)第8巻第4号(通算33号)(PDFリンク)

”(l とr の区別)私が日本人の英語発表を聞いた限りでは,l のほうが問題が多いようである.”
続・金谷健一のここが変だよ日本人の英語(第3回)第9巻第1号(通算34号)(PDFリンク)

”他の単語と聞き違えられないように異なる母音や子音を「区別する」ことが個々の音をどう発音するかよりも重要である.”
続・金谷健一のここが変だよ日本人の英語(第最終回)第9巻第2号(通算35号)(PDFリンク)

参考

  1. 金谷健一のホームページその他の論文・解説記事等(和文)
  2. 金谷 健一 理数系のための技術英語練習帳 さらなる上達を目指して(共立出版 2012年)

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