SONY DIGITAL PAPER DPT-RP1の使い心地と不満な点

   

多数の文献を持ち運んで読みたいときに読めるようしたいと思ったときに目を引いたのが電子ペーパーでした。タブレットで読むという方法もありますが、自分の場合PCの画面がどうも目に悪いみたいで、タブレットを使って論文を読んだらきっと目を傷めるだろうと思い、電子ペーパー一択となりました。電子ペーパーは自分は光らないので目に優しいと思います。同じ理由で自分はアマゾンのキンドルペーパーホワイトも買いました。ペーパーホワイトは本当に紙の本のような質感で、購入当初は非常に気に入っていたのですが、やはり紙に勝るものはないという気持ちに変化して、今では本は紙で読むようになりました。たしかに、何百冊もの本が数百グラムのキンドルに入るというのは素晴らしいのですが、どうせ読むときは一冊なので、別に数百冊を家やラボに置いておいてもいいわけです。

話がズレましたが、ソニーのデジタルペーパーは基本的にPDFを読むためのものです。ペンで書き込めるので論文を読みながら線を弾いたり、自分なりの注釈を手書きで書き込むことができます。論文の場合は、あれこれと複数の論文を同時に調べたりすることも多いので、やはりオールインワンにできるツールは重宝します。また、デジタルペーパーは文字通り紙として、すなわちノートとしても使えます。ただし、自分はセミナーのメモなどをこのデジタルペーパーで書いていたときに、誤動作なのか書いたページが消えてしまうということを何回か経験し、それ以来信頼できなくなって紙のノートに戻りました。

そんなこともあり、デジタルペーパーの使用頻度はかなり減りました。とはいっても、1000ページの本は紙では持ち運べませんが、PDFならこのデジタルペーパーで読めますので、便利は便利です。

ソニーデジタルペーパーの不満な点を書いてみます。

電池の持ちがわるい

まあPCに比べればはるかに長持ちすると思いますが、それでも1日使うと不安が残ります。学会などでメモに使う場合、電池が切れて使えなくなる不安を抱えるくらいなら紙のノートにメモしたくなります。ペンの方も電池式なので、やはり電池切れになると使えなくなって困ります。

反応が遅い

ページをめくるときの反応がとても遅くて、イラっとします。これはかなり宜しくない。

モノクロである

論文はカラフルな図があることが多いのですが、デジタルペーパーで見ると全てモノクロです。これはかなり残念な特徴で、たとえ色調は鮮やかでなくてもいいので、とりあえずカラーにしてほしいものです。そうでないと、論文の図が読み取れません。

ペンの持ち運びが不便

本体とペンを一緒に使うわけですが、できれば本体にぴったりくっついて落ちないような仕掛けが欲しいところです。ペンをどこにやったけ?となるとノートとして使えません。

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高価

PDFしか読めない、PDFファイルでしかノートも書けないのに、10万円近い値段はちょっと普通じゃ買えないでしょう。ポケットマネーで家用に買うのは無理な金額です。研究費がある程度余裕があって初めて買える価格でしょう。

総合評価

総合評価としては、何しろほかにチョイスがないので、自分は買って良かったと思っています。論文もデータを見るというよりも、文章をじっくり読みたいということもあるので、そういうときにはデジタルペーパーで読むことに意味が出てきます。カラー表示できるデジタルペーパーがもし発売されたら、買いなおすことでしょう。先代のデジタルペーパーDPT-S1と現行品DPT-RP1と2つ使ってきての感想でした。先代のは画面がツルツルでしたが、現行品は紙っぽいザラザラ感があって本当にデジタルペーパーだと思いました。

 

 


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