佐藤名人がPONANZAに2連敗し電王戦に幕

第2期電王戦のプレビュー(12:54)

 

将棋のプロ棋士(第2期叡王戦の優勝者)とコンピューターソフト(第4回将棋電王トーナメント優勝ソフト)が対戦する第2期電王戦二番勝負の第2局が2017年5月20日に、兵庫県姫路市の姫路城で行われました。佐藤天彦名人(29)は将棋ソフトのポナンザに破れ、電王戦は人工知能ポナンザが覇者となりました。

2017年5月20日 第2期電王戦二番勝負第二局 佐藤天彦 叡王 対 Ponanza 棋譜

なお、電王戦はこれで幕を閉じることになるそうです。人工知能が人間の頭脳を凌駕してしまった結果、将棋ソフトx棋士の戦いが互角には成立しない時代になってしまったのでしょう。

 

佐藤名人がソフトに完敗 将棋電王戦が終了 KYODO NEWS 【共同通信社】2017/05/20 に公開

 

記者会見での山本一成氏のコメントの一部、および佐藤天彦名人の電王戦6年間を包括するコメント (出典:YOUTUBE動画 PONANZA、佐藤名人に完勝! 山本一成のコメント「将棋ソフトは暴力的に強くなったので、もう羽生さんとは対局しなくても・・」 )

 

報道(第二期電王戦第2局の結果)

  1. 速報:電王戦第2局もPonanzaが勝利。序盤は佐藤叡王が優勢で進んだものの、受けきれず惨敗 コンピューターはもうプロ棋士レベルを優に超えてしまったってこと (japanese.engadget.com 2017/05/20):佐藤叡王の先手で始まった本局は、☗2六歩と飛先を突き、これに対しPonanzaは☖2四玉と第1局のような玉が上る展開。これには解説陣や会場もどよめきましたが、☗2六歩に対しPonanzaが指す9手の中の1つだそうです。
  2. 電王戦 佐藤名人が人工知能に敗れ人間大きく負け越し(NHK NEWS WEB 5月20日 20時27分):現役のタイトル保持者と人工知能が初めて対戦した将棋の電王戦二番勝負は、20日に行われた第2局で、佐藤天彦名人が、人工知能のPONANZAに再び敗れました。
  3. 将棋電王戦 ソフト連勝で幕 佐藤名人「思いつかない手」(毎日新聞 2017年5月20日 19時37分(最終更新 5月21日 00時48分)):コンピューター将棋ソフトと棋士が戦う第2期電王戦二番勝負第2局は20日、兵庫県姫路市の姫路城で行われ、ソフトのPONANZA(ポナンザ、開発者・山本一成氏と下山晃氏)が佐藤天彦(あまひこ)名人(29)に94手で勝って2連勝を飾った。
  4. 佐藤天彦名人、人工知能に敗北決定 将棋・電王戦(朝日新聞DIGITAL 2017年5月20日21時21分):将棋の棋士と人工知能(AI)が戦う第2期電王戦二番勝負(ドワンゴ主催)の第2局が20日、兵庫県姫路市の姫路城で行われ、佐藤天彦(あまひこ)名人(29)がPONANZA(ポナンザ)に敗れた。これでポナンザの2連勝となり、将棋界の頂点に立つ名人の敗北が決まった。
  5. 最後の電王戦 将棋ソフトが名人に連勝(日本経済新聞 2017/5/20 19:36 (2017/5/20 23:49更新)):将棋の第2期電王戦二番勝負第2局が20日、兵庫県姫路市の姫路城で指され、後手のコンピューターソフト「PONANZA(ポナンザ)」が第1局に続き佐藤天彦名人(29)を破った。
  6. 佐藤天彦名人、ポナンザに2連敗…将棋の電王戦(@niftyニュース/読売新聞 2017年05月20日 20時22分)将棋のプロ棋士とコンピューターソフトが戦う第2期電王戦二番勝負第2局が20日、兵庫県姫路市の姫路城で行われ、ソフトのポナンザが佐藤天彦名人(29)を94手で破った。
  7. 佐藤天彦名人が将棋ソフト「PONANZA」に連敗(日刊スポーツ 2017年5月20日19時48分):将棋のプロ棋士、佐藤天彦(あまひこ)名人(29)とコンピューターソフト「PONANZA(ポナンザ)」の2番勝負、第2期電王戦最終第2局が20日、兵庫県姫路市の姫路城で行われ、先手の佐藤名人が94手で敗れた。
  8. 最後の電王戦 佐藤名人がソフトに完敗「期待に応えられなかったのは残念」/将棋(サンスポ SANSPO.COM 2017.5.20 21:49)将棋プロ棋士の佐藤天彦名人(29)とコンピューターソフト「PONANZA」の2番勝負、第2期電王戦の第2局は20日、兵庫県姫路市の姫路城で行われ、94手で佐藤名人が敗れた。

 

 

また、叡王戦は、タイトル戦に昇格して続けられることになるそうです。

【ニコニコ動画】第3期叡王戦 タイトル戦として開幕決定!

 

報道(叡王戦がタイトル戦に昇格)

  1. 将棋に八つ目のタイトル戦「叡王戦」 新設は34年ぶり(朝日新聞デジタル 2017年5月20日21時35分):日本将棋連盟と「ニコニコ生放送」を運営するドワンゴ社は20日、両者が主催する叡王戦をタイトル戦に昇格させると発表した。タイトル戦の新設は34年ぶりで、八つ目となる。

 

参考

  1. 現役棋士タイトル保持者(日本将棋連盟 棋士データベース)
  2. 「将棋のプロ棋士ってどうやってお金を稼いでいるの?」(日本将棋連盟 将棋コラム):プロ公式戦は2016年8月現在17個ありますが、このうち「竜王戦」「名人戦」「王位戦」「王座戦」「棋王戦」「王将戦」「棋聖戦」が七大タイトルと呼ばれています。
  3. 叡王戦(日本将棋連盟 棋戦一覧)
  4. 第2期 叡王戦
  5. 第3期 叡王戦
  6. 現役名人がコンピューターに負けた。将棋電王戦が、人間同士と違う部分。(Number Web 2017/04/08 茂野聡士):コンピューター将棋ソフトの中でも最強と言われる電王「PONANZA」と佐藤天彦名人の対局。現役のタイトルホルダー、それも順位戦を経て決まる名人がコンピューターと相まみえるということもあり、大きな注目が集まった一戦は71手で先手・PONANZAの勝利に終わった。
  7. 「人智を超えし者」佐藤天彦 叡王―将棋ソフト PONANZA:第2期電王戦 二番勝負 第1局 観戦記(ニコニコニュースORIGINAL 2017年4月7日 (金) 16:00 佐藤慎一):しかし、図から▲7四歩という一撃で、その全てが崩れ去る。△同飛は▲8八金があるので△同銀と取るが、そこで▲7七桂と逃げられた局面は驚いたことに後手に指す手がないのである。
  8. 多くのコンピューター将棋の開発者が願い祈ってきた未来 Ponanza完勝、第2期電王戦第1局の佐藤名人が敗れた顛末と電王手一二さんの独占秘話(ASCII.jp x ゲーム・ホビー 2017年04月05日 13時50分更新 文● 飯島範久 編集●ジサトライッペイ)
  9. プロ棋士と将棋ソフト、最後の決戦。佐藤天彦叡王 VS Ponanza、第2期電王戦二番勝負の展望は? (日本将棋連盟 将棋コラム 2017年03月31日):第2期電王戦の記者発表会で、将棋電王戦は今期限りで終了することが発表されている。そこで、まずはこれまでの電王戦及び、電王戦以前のプロ棋士とコンピュータ将棋ソフトとの戦いの歴史を簡単に振り返ってみよう。
  10. 棋士の一分 将棋界が変わるには 問題は起こるべくして起こった。「物言う棋士」が明かす将棋界の危機。角川新書 著者 橋本 崇載 発売日:2016年12月10日: 内容紹介ブログ:橋本崇載八段著「棋士の一分 将棋界が変わるには」の読書感想文(将棋ワンストップ・ニュース 2016/12/10)、橋本崇載「棋士の一分」は内部から将棋界を痛烈批判した衝撃の問題作だった! (あいむあらいぶ 2016-12-14)、[書評] 橋本崇載「棋士の一分 将棋界が変わるには」(グローバル引きこもりブログ 2016-12-15)
  11.  叡王戦史上屈指の好カード 佐藤天彦九段―羽生善治九段:第2期 叡王戦本戦観戦記(ニコニコニュースORIGINAL 2016年11月21日 観戦記者 内田晶) 17:01):名人の佐藤と三冠の羽生が準決勝で激突した。
  12. 不屈の棋士 大川慎太郎著 講談社現代新書 2016年07月19日発売 羽生善治は将棋ソフトより強いのか。渡辺明はなぜ叡王戦に出ないのか。最強集団・将棋連盟を揺るがせた「衝撃」の出来事、電王戦でポナンザに屈した棋士の「告白」とは。気鋭の観戦記者が、「将棋指し」11人にロングインタビューを敢行。ここまで棋士たちが本音を明かしたことはなかった!由緒ある誇り高き天才集団は、はたしてこのまま、将棋ソフトという新参者に屈してしまうのか。劣勢に立たされ、窮地に追い込まれた彼らはいま、何を考え、どう対処し、どんな未来を描いているのか。プロとしての覚悟と意地、将来の不安と葛藤……。現状に強い危機感を抱き、未来を真剣に模索する棋士たちの「実像」に迫った、渾身の証言集。
  13. 将棋連盟の理事に立候補するハッシーこと橋本崇載八段が電王戦のハメ手に「ガッカリした人がいないか心配」(将棋ワンストップ・ニュース 2015/4/12 更新2015/4/13)
  14. 電王戦FINAL、AWAKE開発者・巨瀬亮一さん「ハメ手を使うプロ棋士の存在意義」を問う(将棋ワンストップ・ニュース 2015/4/11 更新2015/6/26)
  15. いつまでも震えが止められない。ponannzaを開発した「対局者」の山本さん、コンピューター将棋に携わっている方々を自分は尊敬して止まない。将棋に新しいプロセス、スポットライトを当ててくれて、日々努力と精進している方々。それでも、自分は勝ちたかったし、勝たなきゃいけなかった。(申し訳ない サトシンの将棋と私生活50-50日記 2013-03-31
  16. Ponanzaとは、山本一成が開発したコンピュータ将棋ソフトウェアである。2013年3月30日、第2回電王戦第2局で佐藤慎一四段と対戦して勝利し、現役のプロ棋士に公の場で勝った史上初の将棋ソフトとなった。Bonanzaへのリスペクトを表した名前だが、現在はBonanzaライブラリ不使用である。POnanza is Not bonANZA でPonanzaとのこと。(ponanza ニコニコ大百科)
  17. 清水市代女流王将との対局 次にプロ棋士との公式対局が行われたのは3年後の2010年10月11日であり、激指、GPS将棋、Bonanza、YSSによる合議制で作られた「あから2010」が清水市代女流王将と対戦し、あから2010が勝利した。(Bonanza ウィキペディア
  18. 2007年3月21日、大和証券杯ネット将棋・最強戦の創設を記念して、渡辺明竜王との平手一番特別対局が組まれた。結果は渡辺が勝利した。対局は品川プリンスホテルでの公開対局となりBonanzaの先手、持ち時間はそれぞれ2時間とされた。(Bonanza ウィキペディア

 

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第2期叡王戦 羽生九段が稲葉八段を下す

2016年10月21日に第2期叡王戦本戦トーナメントの羽生三冠vs稲葉八段の対局が行われ、羽生 善治 九段(先手)が稲葉 陽 八段を破り準決勝進出を決めました。

羽生 善治 九段(先手) 対 稲葉 陽 八段(後手) の棋譜 113☗3 六金打まで先手の勝ち(下の写真をクリックすると、叡王戦のウェブサイトに移動し、棋譜の再生やダウンロードができます)
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第2期叡王戦の優勝者は、第4回将棋電王トーナメントの優勝ソフトと戦うことになります。羽生善治九段と人工知能との対局を見たいという人は多く、夢の対局へ一歩近づきました。

20161022eiousentournament

参考

  1. 第2期叡王戦本戦トーナメント 2016年10月21日 羽生三冠vs稲葉八段の対局 棋譜
  2. 【将棋】第二期叡王戦 羽生九段 vs 稲葉八段 終盤ハイライト(将棋総合チャンネル)
  3. 藤井銀河が初手から解説!!『羽生善治九段 vs 稲葉陽八段』

報道

  1. 羽生、叡王戦4強入り ソフトとの対戦者決める棋戦(スポニチ Sponichi Annex 2016年10月21日 21:56):”将棋のプロ棋士とコンピューターソフトが戦う第2期電王戦(来春開催)への出場者を決める第2期叡王戦本戦準々決勝は21日、東京都渋谷区の将棋会館で指され、羽生善治3冠(46)が稲葉陽八段(28)を破り、ベスト4に進出した。”

ネットの反応(http://i2chmeijin.blog.fc2.com/blog-entry-4647.html より一部を紹介)

  1. 2016/10/22 (土) 13:35:33 藤井がポナンザの59角見てこんな手は人間には読めない、ソフト使わないと無理からの感想戦で羽生が59角までしっかり読んでて羽生ソフト指し疑惑がヤバイ 当然調査チームを立ちあげて調査するんだよな
  2. 2016/10/21 (金) 21:46:33 羽生さん脳内にアヒル将棋ソフト埋め込み疑惑
  3. 2016/10/21 (金) 21:53:12 脳内にハブンザを搭載してるなんてズルすぎるぞ!
  4. 2016/10/21 (金) 22:08:10 羽生九段のアンテナ立ってる時の勝率と  指が震えた時からの勝率が異常過ぎて怪しい。 アンテナと指の震えは明らかに不自然な行為。  チダショー分析はよ
  5. 2016/10/21 (金) 21:52:22 羽生さんは将棋星人から電波を受信する不正をしていると思うんだ  終盤になるとたまに公然とアンテナを立てたりしてるし
  6. 2016/10/21 (金) 22:15:34 あっ!!羽生先生の寝癖は将棋星との交信の為のアンテナだったんですね
  7. 2016/10/21 (金) 22:39:24 ナベ千田「ソフト一致率を検証した結果、三浦の棋譜はソフト指し濃厚です!人間には指せません!」  羽生「どれどれ・・・」  羽生「・・・普通の手じゃね?」
  8. 2016/10/21 (金) 22:40:58 解析:技巧0606 1手20秒 4core8thread i7-6700K(10手目△9四歩より)  結果  先手:52%(28/53)  後手:58%(31/52)  スクショ:imgur.com/a/wWg0B  早々に前例を離れる力戦系では、最高峰の人間が快勝しても、 人間である以上一致率は高くならないという良き見本としてポストしておく  個人的には、一桁手で前例を離れるレベルの力戦系で一致率が90%を超えたら1局であってもソフト指しだと確信できる (もちろんそれを証明できるかどうかはまったく別の話)
  9. 2016/10/21 (金) 23:19:23 羽生‐Ponanzaの世紀の一戦に一歩ずつ着実に近づいている 羽生には期待してしまう
  10. 2016/10/22 (土) 00:36:55 羽生がポナに勝ってもそれは人類の勝利ではない気がしてきた。あれはただの神だ。

関連記事

  1. 対局中にコンピュータ将棋ソフトを使用した疑惑で将棋連盟から処分を受けた三浦弘行九段が無実を訴える声明を発表

将棋ソフト使用疑惑の三浦九段が無実を訴える

対局中にコンピュータ将棋ソフトを使用した疑惑で将棋連盟から処分を受けた三浦弘行九段が無実を訴える声明を発表

追記 2017年1月31日 羽生善治氏の奥様、羽生理恵さんがツイッターでこれまで誤解を解くための説明をしていたので、紹介します。私も、羽生善治氏が三浦九段の将棋ソフト疑惑に関して「グレー」と言ったのは、疑わしいという意味の、つまり黒を匂わせる意味でのグレーという言葉だと週刊誌報道などから理解していました。しかし、羽生理恵さんのツイッターでの説明によれば、実は、まったく正反対でした。将棋連盟が「黒だよね」という振り方をしてきたのに対して、証拠無しに黒と断定することはできない、という意味で「グレー」という言葉を使ったようです。文脈を削って、意味が正反対になるようにした作為的な週刊誌報道を鵜呑みにしてしまったことを反省いたしました。

当時、三浦九段は完全にクロという報道一色でしたが、結局、完全にシロという結論で落ち着いたようです。東洋経済にわかりやすい解説記事がありました。

*疑惑をかけられた三浦弘行九段と家族のスマートフォンやパソコンからは、不正の証拠は何一つ出てこなかった。

*対局料(挑戦が決まっていた竜王戦でタイトルを奪取すれば4320万円、奪取しなくても1590万円)をフイにした三浦九段

*「疑惑の発端となった『30分の離席』はそもそも存在しない」という驚愕のものだった。久保九段との対局では計2時間40分の離席があったが、重要な局面での離席は6分、3分、3分といずれも短かった。

*「一致率」について、第三者委員会は「同一ソフト・同一局面・同一棋譜でも指し手の一致率には約20%の違いがある」

*「三浦九段よりも一致率が高い棋士も存在するが何ら問題視されていない」

*「検証の対象とした4局で、対局相手やトップ棋士に聞き取り調査をしたが、三浦九段の指し手に不自然さはない」

将棋界が直面する未曾有の危機とは何か? 将棋ソフトに右往左往、三浦九段は完全シロ 東洋経済 2017年01月04日 山田 雄一

追記 2016年12月29日 日本将棋連盟の最終的な判断が出たので一部を転載します。

連盟が設置した第三者調査委員会が調査したところ、夕食休憩後に30分ほど離席したという指摘には根拠がなかったという。「三浦九段の指し手が、将棋ソフトの指し手と一致している」という指摘も、計測ごとにばらつく指標だったため、証拠価値はないとしている。さらに、三浦九段が提出したスマートフォン、PCなどを外部企業が解析しても、不正行為の痕跡は見当たらず、十分な証拠がないと判断したという。(三浦九段の将棋ソフト“不正使用疑惑”は「証拠なし」 ただし出場停止処分は「妥当」 ITmedia ニュース 2016年12月26日 19時47分 更新)

 

第三者委員会調査結果を受けて 日本将棋連盟 更新:2016年12月27日 18:55

12月26日(月)、日本将棋連盟は第三者調査委員会の調査結果に関する答申を受けました。
本日それを踏まえ、記者会見を東京・将棋会館で行いました。
以下に谷川浩司会長の会見要旨を記載いたします。
谷川浩司会長 会見要旨

昨日午前、第三者調査委員会より報告書を頂きました。
委員長の但木先生をはじめ、永井先生、奈良先生には、二ヶ月近くに及ぶ綿密な調査をして頂き、本当に有難うございました。
また、昨日午後に会見を開いていただきました事も重ねて御礼申し上げます。

今回の報告書では、三浦九段は不正を行っていないこと、常務会が出場停止処分を取ったのは妥当であること、この二つの結論を頂きました。
常務会の判断が妥当だったとは言え、結果的に三浦九段につらい思いをさせてしまいましたことは本当に申し訳なく思っております。

…  (http://www.shogi.or.jp/news/2016/12/post_1492.html?mi=cu_news

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

三浦九段の2回目の反論文書全文(毎日新聞 2016年10月21日 より

対局中の将棋ソフト使用疑惑について(2)

一部マスコミにて事実と異なる内容が報道されているため、重要な点についてのみ誤りを指摘しておきたいと思います。

まず、平成28年10月10日、連盟理事からソフト使用疑惑があるという理由により、翌日に理事などが集まるので将棋会館に来るよう伝えられました。私は、「渡辺さん(明・竜王)はこれから戦う相手なので呼ばないでください」と伝えました。数日後に竜王戦が控えていたため、私が疑われ、身の潔白を証明する場に渡辺さんが同席していると、対局に差し障りがあると考えたからです。しかし、私の要望に反して翌日の会議の場に渡辺さんは出席していました。

次に、平成28年8月頃、三枚堂さん(達也・四段)と将棋の研究を行っていた際に、三枚堂さんがスマートフォンを用いて自宅のパソコンを操作しているのを目にしました。私は、そんなことができるのかと驚き「どうやっているの」と聞きました。彼は、私がパソコンに疎いことを知っていたため、詳しい説明はしませんでした。もちろん、私のスマートフォンに遠隔操作アプリをインストールしたことはありません。

また、対局中に控え室などでスマートフォンの操作をしたことなどはありません。

ちなみに、私はスマートフォンの提出を拒否した訳ではありません。そもそも、連盟はスマートフォンのみならずパソコンの提出すら望んでいませんでした。スマートフォンは、私が日常使用しますし、私の保有するパソコンを調べてもらえば、遠隔操作ソフトなどが導入されていないことは分かってもらえると思っていました。

もっとも、現段階に至っては、自らの潔白を証明するため、私のスマートフォンと4台のパソコンを信頼のおける調査会社等に提出し、過去にインストール及びアンインストールされたソフトの内容や、電源のオンオフの日時などの解析を行ってもらおうと考えています。調査会社等の選定については、連盟が協議に応じてくれるのであれば、連盟と共に選定したいと思います。また、私は上記スマートフォンとパソコンしか持っていませんが、家族などのスマートフォンやパソコンなども調査対象に加えて欲しいと連盟が望むのであれば、進んでそれらも調査対象に加えたいと思います。後から別のパソコンなどが怪しいと言われても困るからです。そのうえで、解析結果を私や連盟が入手する前に、調査会社等から直接世間に発表してもらおうと考えています。

本来これらの作業は、疑いをかけた連盟が実施すべきだと思います。なぜ、私が自らこのようなことを行わざるを得ないのかと思うと悲しくなります。私は単に今までどおり将棋を指したいだけなのです。

一日でも早く連盟が不当な処分を撤回してくれるよう願ってやみません。

平成28年10月21日

三浦弘行

 

将棋「スマホ不正」問題を渡辺明竜王が独占告白 (週刊文春WEB 2016.10.19 16:02)の要点

  • 「将棋ソフトでのカンニング疑惑」対局4局のうちの1局は10月3日に行われたA級順位戦の「三浦九段対渡辺竜王」。この対局を一部の棋士がネット中継をもとにリアルタイムでソフトで検証していたところ驚くほど三浦九段の指し手がソフトと一致。
  • 渡辺竜王は過去の三浦九段の対局も含めて調べ、指し手の一致、離席のタイミング、感想戦での読み筋などから「間違いなく“クロ”だ」と確信。
  • 10月7日、渡辺竜王が日本将棋連盟理事の島朗九段(53)に事情説明。
  • 10月10日に羽生善治三冠(46)、佐藤天彦名人(28)、将棋連盟会長の谷川浩司九段(54)らトップ棋士7人が集まり“極秘会合”。出席者たちからは「99.9%やってますね」という意見も。“シロ”を主張する棋士はなし。

週刊文春(2016.10.27)の記事の中の二人の棋士の証言によれば、三浦九段の不正行為には直接的な証拠はなく、状況およびプロ棋士による感覚的なものだと言います。

7月26日竜王戦挑戦者を決めるトーナメント準決勝 久保利明九段(41)対 三浦九段(三浦九段の勝利) 「三浦さんとは何十局も指していますが、従来とは違って、離席の回数が非常に多かったんです。証拠は何もないんです。でも指していて”やられたな”という感覚がありました。」

10月3日A級順位戦三浦九段 対 渡辺明竜王  「ソフトとの指し手の一致率が90%だとカンニングしているとか、そういうことではありません。…一致率や離席のタイミングなどを見ればプロなら分かるんです。」

 

気になる棋譜を見ようその847(三浦九段 対 渡辺竜王)
2016年10月3日  第75期順位戦A級4回戦 三浦弘行 九段 対 渡辺明 竜王

* * *

三浦九段疑惑の離席

連盟によりますと、この中で三浦九段が、挑戦者として出場が決まっていた竜王戦について、「疑念を持たれた状況では対局できない」と辞退を申し出たとして、休場届の提出を求めましたが、期日までに提出されなかったため年内の公式戦の出場停止処分を決めました。(将棋 三浦九段「不正していない」 NHKが単独インタビュー 10月18日 19時13分

以下、毎日新聞の記事「三浦九段がソフト使用疑惑否定 反論文書全文」の写真からの書き起こしです。

対局中の将棋ソフト使用疑惑について
公益社団法人日本将棋連盟が発表しているとおり、私三浦弘行は、第29期竜王戦七番勝負に出場で
きないことになり、平成28年10月12日付で出場停止処分となりました。
このことは、私が対局中の離席が多く、私の指し手がコンピュータと一致する確率が高いことなどか
ら、私が対局中に将棋ソフトを使用していたのではないかという疑惑を持たれたことに由来しています。
しかしながら、私がこれまで対局中に将棋ソフトを使用していたことは一切ありません。連盟が私に求
めた、第29期竜王戦七番勝負に出場できないこと及び休場届の提出は、全くの濡れ衣である将棋ソフ
ト使用疑惑によるものであり、適正な手続による処分とは到底言い難いものです。
私は、連盟から上記疑惑を持たれたので、平成28年10月11日及び12日において、連盟からの
要望がなかったにもかかわらず、自ら保有するノートパソコン2台、デスクトップパソコン2台、スマ
ートフォンの全アプリを撮影した画像を提出しています。これらの資料を精査してもらえれば、私の身
の潔白が晴れることだと信じていましたが、連盟はこれらの資料を精査することなく、一方的に私に出
場停止処分を下しました。本当に残念でなりません。
また、私は連盟に対し、離席が多いことやコンピュータとの一致率が高いことを示す証拠を書面によ
り提出して欲しいことを求めています。これらの資料を分析すれば、離席と私の指し手との関連性がな
いことなどを示すことができると考えています。しかし、連盟からはこれらの資料の開示はなされてい
ません。これでは、私としましては、私のどの指し手がどのコンピュータと一致しているのか、満足に
知ることすらできません。
私が離席していた際に行っていたことは、将棋会館内の休憩室である「桂の間」などで横になるなど
して体を休めつつ次の指し手を考えていたり、会館内のトイレに赴いていただけです。対局中の食事に
ついても、ほとんどが出前を注文しており、疑惑を持たれている対局では、対局中に会館の外に出るこ
とはありませんでした。
また、現在多くのプロ棋士が対局前の研究において、将棋ソフトを用いていることは周知の事実だと
思われます。私も将棋ソフトを用いて対極前に研究を行っていました。将棋の序盤中盤は、盤面の状況
をある程度想定できるため、コンピュータと一致率が高くなることは当然のことだと思います。また、
終盤については、最善手を指せばコンピュータと一致することは不思議なことではありません。そのた
め、私の指し手がコンピュータと一致率が高い部分があったとしても、何も不思議なことではないと考
えています。おそらく、他のプロ棋士の指し手とコンピュータの一致率も、一直線の変化では特に高く
なるのではないかと思われます。
私は、今後も連盟の調査に最大限協力するつもりです。そのことにより、私にかかった疑惑が晴れる
と信じています。
なお、本来記者会見などを開催すべきなのかもしれませんが、書面による方が、私の意見を表明しや
すいという事情から、このような形によって私の意見をのべさせていただく次第です。
平成28年10月18日
三浦 弘行

同連盟広報課は処分について「(三浦九段に)不自然な点が多く、合理的な説明はなかった」としている。
三浦九段、不正を否定 将棋ソフト利用疑惑で声明 日本経済新聞 2016/10/18 20:44

 

「決して不正はしていないので、処分を受けるいわれはない。対局中に絶対にソフトを使っていませんし、そもそもスマートフォンに分析ができる将棋ソフトが入っていません」
「竜王戦は将棋界最高峰の棋戦で挑戦するだけで大変な名誉だ。辞退するわけがない」
「私はもともと離席は多いほうだと思う」
(7月26日の対局について)「体調がすぐれなかったので、休んでいた時間が長かった」
将棋 三浦九段「不正していない」 NHKが単独インタビュー 10月18日 19時13分 【動画あり】

 

スマホでコンピューターで調べるなんてありえないと、思うけどなぁ。三浦くんって、もともと強いんだから誰かが嫌がらせで言いふらしたんじゃないかしらん。対局中に、なんども行ってたらしいですからーーと、コメンテーターの方いってたけど自分の持ち時間があったら何回、トイレに行こうがジュースを買いに行こうが構わないんですよっ。だいたいコンピューターに手伝ってもらって勝っても面白くもなんともないじゃない。勝負師ってそんなもんですよねぇーー(将棋でスマホ 林葉直子オフィシャルブログ「最後の食卓」2016-10-15 23:00:55

参考

  1. 【将棋ソフト不正疑惑】将棋連盟、来週中に調査委発足 強く対応求めていた渡辺竜王「タイトル剥奪されても構わない」(産経ニュース 2016.10.21 20:39更新):”日本将棋連盟の谷川浩司会長(54)は21日、来週中に顧問弁護士を中心とした調査委員会を発足させ、本格的な調査に乗り出す方針を発表した。…これに先立ち、同日午前、東京と大阪の将棋会館で棋士への臨時説明会が開かれ、羽生善治棋聖(46)や佐藤天彦名人(28)ら約140人の棋士が参加。約2時間におよんだ非公開の説明会で島朗常務理事(53)は、7月末の対局で三浦九段に不自然な離席があるとの指摘が発端だったことを報告。さらに今月3日の対局でたびたびの離席と不自然な指し手に疑惑を抱いた渡辺明竜王(32)が、「疑念がある棋士と指すつもりはない。タイトルを剥奪(はくだつ)されても構わない」と、連盟幹部に強く対応を求めていたことを明らかにした。”
  2. 三浦九段がソフト使用疑惑否定 反論文書全文
  3. 「対局中ソフト使用、一切ない」三浦九段が反論文書(毎日新聞2016年10月18日 17時42分(最終更新 10月18日 18時28分)):”将棋棋士の三浦弘行九段(42)が対局中に将棋ソフトを使用した疑惑が浮上し、日本将棋連盟が出場停止処分とした問題で、三浦九段は18日、自らの潔白を主張する文章を、弁護士を通じて報道各社に公表した。”
  4. 追加調査せず 三浦九段不正疑い(毎日新聞2016年10月13日 19時53分(最終更新 10月13日 19時53分)):”将棋棋士の三浦弘行九段(42)が対局中に将棋ソフトを使用した疑惑が浮上し、出場停止処分になった問題で、日本将棋連盟は13日、三浦九段に対する追加調査の考えはないことを明らかにした。 ”
  5. 三浦九段の不正調査…対局中ソフト利用か(毎日新聞2016年10月12日 20時07分(最終更新 10月13日 10時07分)):”日本将棋連盟は12日、三浦弘行九段(42)を年内の公式戦出場停止処分にしたと発表した。直接の処分理由は、提出を求めた休場届が期限までに届かなかったため。三浦九段は対局中に不自然な形で離席することが多いと対戦した棋士から指摘があり、将棋ソフトを不正利用しているという疑惑が浮上。連盟側は三浦九段から聞き取り調査を始めていた。”
  6. スマホだめ、外出ダメ…対局中「べからず」二つ追加(毎日新聞2016年10月5日 19時13分(最終更新 10月5日 19時45分)):”コンピューターの将棋ソフトがトップ棋士と変わらぬ実力を持つようになった現状を受け、日本将棋連盟(会長・谷川浩司九段)は5日、対局中の棋士がソフトで“カンニング”などの不正行為に及ぶのを防ぐため、規則を追加すると発表した。”

第57期王位戦七番勝負第5局、羽生善治王位が木村一基八段に敗れる

2016年8月30、31日に徳島県徳島市で行われた第57期王位戦七番勝負第5局は、20時6分に終局し、羽生善治王位が木村一基八段に敗れました。

201608312006Kifu

棋譜 http://live.shogi.or.jp/oui/kifu/57/oui201608300101.html

参考

  1. 第57期王位戦をリアルタイムで解説!王位戦中継 第57期王位戦七番勝負 対局日程
  2. 王位戦第5局 木村が激戦制しタイトル王手(神戸新聞NEXT016/8/31 21:42):”将棋の羽生善治王位(45)=王座、棋聖=に木村一基八段(43)が挑戦している第57期王位戦7番勝負(神戸新聞社主催)第5局は31日午前9時から徳島市の渭水苑(いすいえん)で指し継がれ、午後8時6分、172手までで後手番の木村が勝ち、対戦成績3勝2敗で初のタイトル獲得に王手をかけた。”

将棋電王戦を戦う棋士たちへ、米長 永世棋聖

2012年1月に第1回電王戦を戦った米長邦雄 永世棋聖(1943-2012)がコンピュータとの対戦に関してどのような考え方を持っていたのかがわかる非常に興味深いインタビューです。

電王戦に出たいきさつ
00:09 僕が棋士の中じゃ一番コンピュータというものをいろいろ研究していたので、僕が出るよりないと思って出たんですけどね。まさか、負けるとは思わなかった。

コンピュータに敗れた理由
00:34 当日の対局でやり損なったことが悔やまれます。コンピュータ相手には、気合とか、一手違いの読み比べとか、そういうものを出したときは人間がだいたい負けるんですね。コンピュータ相手に戦っているということを最初から最後まで意識してやらないとダメなんです。すごく根気が要るんです。自分を殺しながらずーっと一手一手やっていきますのでね。そのまま続ければよかったんですけど、やっぱり、暴発というんですかね、やっぱり人間らしい手を指しちゃったというところが。まあ、人間同士だったら魅力ある手だったんですけど、コンピュータにはそれは通用しなかったということですね。
1:46 僕の作戦はコンピュータの弱点を突いていくということで、途中まではうまく行ったんですけどね。やっぱりイライラしてくるもんでね。「やっちまえ!」というのが裏目に出たということです。

電王戦の企画について
02:00 (電王戦の企画について)ドワンゴの川上会長が1対1で毎年やっていくよりも、いっぺんに五局でやろうと言っていただいたので、それじゃやりましょうということで。やっぱりファンが喜んでもらえるかどうかとうことが一番大きいですね。

コンピュータに勝つための戦略
03:18 コンピュータの素晴らしさは素晴らしさで、これは人間がかなわないんだということを人間のほうが悟って、その上で、コンピュータには人間に及ばない欠陥があると、その欠陥は何であろうかということを、プロ棋士が真剣に考えて対応すれば、人間が負けることはない。コンピュータの研究成果は一部に特化していると思うんですね。人間同士で戦うということでなくて、コンピュータというものがどういうものかということを知って対局に臨めば、プロ側が勝つのだろう。5人ともプロ棋士相手に指すつもりで練習している場合は、五戦全敗だと思う。コンピュータと戦っているんだと切り替えさえすれば、プロがいけると思っている。

コンピュータに勝つために必要な態度
04:45 今年の1月14日に指した将棋で2手目に6二玉と指したんですけど、人間には非常に評判悪かった。人間同士の戦いの中ではあれは悪手(あくしゅ)なんですね。しかしコンピュータの弱点を知って指した手としては、あの時点では最善だったと思うんですね。しかし、コンピュータのほうも研究を積み重ねて、その6二玉はもう古い手だと、プログラムをいろいろ変えてやってくると思う。だけど、どこまで変えていってもコンピュータにはコンピュータの限界があるのであって。人間はあまりにもコンピュータを知らなさ過ぎる。人間相手ではなくてコンピュータと戦うということに切り替えられるかどうか、そこが見所ですね。

コンピュータ対プロ棋士の対局内容の未来
06:59 つまらん将棋だなと思ってもらえればプロが勝つという、不思議な内容になると思う。プロが自分を殺して、コンピュータの長所、弱点を知り尽くした上で指せるかどうかっていうことで。格好いいとこ見せようとか、こういうふうにやろうとプロが考えたときには、プロが負けるときだと思うんですね。
07:54 コンピュータがあまりにも強すぎる。人間同士の戦いにいきなり持ち込んでると、コンピュータにひどい目に会いますので。意外な弱点をプロが的確に突けるかどうか。

電王戦出場棋士の人選
9:18 来年、再来年どういうふうになっていくかということですけれども、この形態を続けていくとすれば、コンピュータが強くなって人間を引き離すというよりも、コンピュータを研究するプロ棋士が頑張って、逆に人間のほうが有利になってくるんだろうという気がしますね。四段でも、羽生でも渡辺でも、プロ側の人選をどうしたから、タイトルを持っているから強いとか、四段だからダメとか、引退したから弱いとか、そういうレベルでなくてですね。コンピュータをどこまで研究しているかどうかにかかっているのであって。強い棋士が出たからプロが勝つというとうことではないのだろうと思うんですね。

電王戦の意義とは?
10:28 一番大事なことは共存共栄でね。コンピュータ将棋に我々プロの棋士がどれだけ貢献できたかということが一つ。それと、人間と違う異次元のものが出てきたということでプロも頑張ると。ファンが喜ぶかどうかということが大きいと思うんですね。
11:28 おい、みんな頑張れよ!

参考

  1. 第2回電王戦(ニコニコ大百科):第2回電王戦とは、2013年に5人のプロ棋士と5組のコンピュータ将棋プログラムによって行われた将棋棋戦である。当初の予定では、第1回から1年に1戦ずつ5年間で計5回戦行われる予定だった。しかし、2012年1月14日に行われた第1回戦米長邦雄永世棋聖 VS ボンクラーズ終了後の記者会見で、急遽その話は白紙となり、2013年はプロ棋士5人VSコンピュータ5ソフトの一斉対局が行われることになった。