羽生善治名人と人工知能との夢の対決が実現する可能性が出てきました。第2期叡王戦の優勝者は2017年開催の第2期電王戦で人工知能と一騎打ちを演じることになりますが、その叡王戦に、羽生善治名人がエントリーしたことが明らかになりました。
【段位別予選】 出場を希望する現役プロ棋士のエントリーを受け付け、段位別の予選を実施、本戦の出場者を決定。本戦出場者数:16名(内訳:四段 1名/五段 2名/六段 2名/七段 2名/八段 3名/九段 5名)
【決勝本戦】 決勝本戦出場16名で抽選を行い、組み合わせを決定す。
【優勝決勝戦】 三番勝負(3日間)を行う。
(参考:叡王戦の概要)
もし羽生善治名人がこの第2期叡王戦で優勝すると、第4回将棋電王トーナメントの優勝ソフトと第2期電王戦で対戦することになります。
参考
- 第2期叡王戦
- 電王戦
- PONANZAが連勝で第1電王戦終了。第2期叡王戦に羽生名人がエントリーで、いよいよコンピューターとの対決なるのか!?(engadget日本版 BY いーじま(Norihisa Iijima) 2016年05月22日)
- 天才・羽生がAIと対戦する日 第一人者を揺さぶる実力 (style.nikkei.com 2016/5/22):”2017年春、将棋界のスーパースターがコンピューター将棋ソフトと対戦するかもしれない――。将棋ソフトとプロ棋士が対戦する第1期電王戦二番勝負がソフト側の2連勝で終わった22日、主催のドワンゴは来年春の電王戦に出場する棋士を決める第2期叡王戦に、羽生善治王座(名人・王位・棋聖)が参加すると発表した。羽生王座が優勝すれば、公の場で初めて将棋ソフトと対戦することになる。”