日本のボールペンはどこまで進化するのか?ジェットストリーム、アクロボール、エナージェルNeedle Tip

誰かが自分の机に置き忘れていったボールペンを手にしたのが、ぺんてるのエナージェルNeedle Tipとの出会いでした。最初、その細いペン先を見てこれはシャープ・ペンシルなの?と思いました。書いてみると、滑らかな滑りでありながら、細くしっかりと濃い線が描かれるのに驚きました。

たかがボールペン、されどボールペン。ジェットストリームの滑らかさに驚嘆し、ボールペンはずっとジェットストリームを使い続けてきたおり、たまたま店頭で手にしたアクロボールに憑りつかれ、その後はアクロボールで仕事をしてきました。

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ところが、なんと、そのアクロボールの印象を薄めてしまうボールペンに出会ってしまったのでした。

三者はまあ、路線が違うといえば違います。ジェットストリームは滑らかにペン先が滑るかんじ。アクロボールは滑らかに転がる感じ。エナージェルはインクがさらさらと出てくるかんじです。エナージェルのボールペンは、水性インク?と思うような書き味です。エナージェルNeedle Tipは筆圧をほとんど必要としないため、複写式の伝票などを記入するのには向かないかもと思いましたが、試しに使ってみたら全然OKでした。履歴書を手書きするとか(したことないけど)、何か様式に記入するときにはエナージェルNeedle Tipが使いやすい印象です。実験ノートを几帳面に書きたい人もエナージェルNeedle Tipがお勧め。実験ノートをのびのびと書きたい人はジェットストリームやアクロボールと相性が良いかもしれません。

ENERGEL(エナージェル)シリーズ  ぺんてる公式チャンネル

しかし日本のボールペンの書き味競争は熾烈を極めています。こんな書きやすいボールペンが100円台で買えるというのは、驚異としかいいいようがありません。

 

エナージェル 0.7mm

自分が使ているのはNeedle Tip 0.4 mmですが、同じエナージェルと言っても、太くなるとまた書き味が違うようです。

 

エナージェル 0.3 mm 

 

 

ぺんてるエナージェルの使用例

 

 

 

参考

  1. ぺんてる ゲルインキボールペン エナージェル
  2. PILOT アクロボール
  3. 三菱鉛筆 ジェットストリーム

 

ぺんてるエナージェル (amazon.co.jp)

限定猫柄 0.3mm 6柄

0.3 mm 3色セット 

 

シャンパンゴールド BLN2005XAMZ

 

ゴールド BL407X-A

 

エナージェルユーロ BLN23-A 0.35 mm

 

 

エナージェルの替え芯はどこで買える?くまざわ書店で見つけたのだ

エナージェルは書き心地はいいし、コンビニでも売っているところには売っていて入手しやすいのが良いところです。近所のローソンかセブンイレブンかどっちか忘れましたがどっちかにありました。しかし、欠点としては、インクの減りが早いこと。えっ!もう終わり?というくらいにほどなくしてインクが切れてしまいました。まあ安いボールペンなので買いなおしてもいいのですが、貧乏性なので捨てるのはもったいない。で、替え芯を求めてコンビニや近くの文房具屋さんを回ったのですが、どこにもありませんでした。ようやく見つけたのが、くまざわ書店の文房具売り場でした。ここには、ジェットストリームは当然として、アクロボールもエナージェルも全部の替え芯が揃っていて、感動しました。書籍売り場はあまり大きくなくて、専門書などもないのですが、文房具の充実ぶり、というか自分が欲しいボールペンの替え芯が見事に揃っていました。頼れるくまざわ書店です。

 

私の結論:ジェットストリームか、アクロボールか、エナージェルか

ジェットストリームか、アクロボールか、エナージェルNeedle Tipかは、甲乙つけがたく、目的や気分で決まると思います。大きな字でのびのび書きたければジェットストリーム。汎用性が高そうなのがアクロボール。自分は本や論文のコピーを読みながら、思ったことを余白や行間に書き込みたいので、シャープペンシルのように細かい字が書けるエナージェルの極細を愛用しています。

三者三様なので時々ジェットストリームやアクロボールに浮気しながら、本妻はエナージェルNeedle Tipという人生を生きています。