博士課程の孤独

修士と博士の違い

大学院の修士課程はまだワイワイできる仲間がいるかもしれませんが、博士課程になると進学する人も減るでしょうし、結果を出すために自分一人で頑張るしかないので、孤独感が募るものです。

仲間の存在

それでも孤独な博士課程

博士課程というのは、孤独なものと覚悟しておかないと、辛い気持ちになってしまうかもしれません。

それぞれの人生

修士、博士と進むとそれでもう5年かかります。学部卒で就職した友人たちは社会人5年めで活躍していて、経済的にも恵まれていて、結婚もして家庭を築いていたりして、そういった人たちと比べてしまうと、自分は一体何をしているんだろうという気持ちになってしまっても不思議ではありません。博士課程の研究が順調ならまだ良いのですが、なかなか思うように結果が出ないと、なおさらしんどいものです。自分は、博士過程、そのあとのポスドク時代を経験してい、どんどん自分が浦島太郎になったような気がしてしかたがありませんでした。

孤独な時間をどう捉えるか

ものごとはすべて両面があり、どちら側から見るか、どちらの面を見るかという自分の態度の違いに過ぎないのかもしれません。

博士課程と論文博士の違い

孤独の程度のラボによる違い

人と話す機会がない状態が続いたときの症状

自分の場合、博士課程の頃、あまりにも人と話していなくて、しゃべるための筋肉が落ちてしまったと感じたことがありました。逆に、アメリカにいたときは英語が不自由で全然話せなかったので、たまに日本人と会うと勢いが止まらずに話し続けてしまうということもありました。

自分を大切にすることについて

孤独な博士課程の先にあるもの