報道によれば、経済産業省は2018年から教育現場の生産性を高めるための事業を始めるそうです。
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「教育現場の生産性」という聞きなれない言葉への反応
「教育現場の生産性」って何だろう。再教育キャンプ?
— 名無し整備兵 (@seibihei) 2017年8月22日
「教育現場の生産性」という言葉遣いそのものに絶句する。アホか。 https://t.co/bfA7QPzm2A
— 山根 拓 (@HYamane7) 2017年8月22日
たとえば、さっき教育の現場での「生産性」ってなんだろう?ってつぶやいたけど、たとえば、学習塾みたいな「学力の向上」とかが無くて、本来の「教育の目的」を考えるととても、すごく難しいことなんだよね。「教育の仕事における生産性」ってなんだ?って思うことが何度もあった。
— はなだのぶかずlispフレンズ (@nobkz) 2017年4月2日
文科省の管轄だと思われていた教育に経産省が関わってくることへの驚きの声
教育に経産省?経産省?
— よしよし (@nananjy) 2017年8月21日
何故、経産省がやるの?授業の外部委託支援、教育の生産性向上へ経産省:日本経済新聞 https://t.co/3DOSXGAfCG
— Y.M (@yoshi_567) 2017年8月22日
授業の外部委託支援、教育の生産性向上へ経産省:日本経済新聞 https://t.co/lZiYnwaO91
これって経産省の仕事なの??— 考える(?)葦 (@thinkingreedefl) 2017年8月23日
それ、文科省の本業だけど、経産省がやるんだ。
「経済産業省は2018年から教育現場の生産性を高めるための事業を始める。保育所や幼稚園、小中高などの教育機関、一部の企業が対象になる見通し。」
https://t.co/Pb0HkOiXq6— Kenji Shiraishi (@Knjshiraishi) 2017年8月22日
経産省が文科省無視して動き出したねこれ。
授業の外部委託支援、教育の生産性向上へ経産省:日本経済新聞 https://t.co/TKZcP8tzIi
— 杉山史哲 (@symphonicity) 2017年8月22日
というかそもそもこれ経産省の企画なのか……なんかもう文科省を削りに来ている感じがするな。文科省の現状にだって不満はあるけれど、でも文科省こそが日本の教育・研究の芯を作って支えるべきところなわけで、他があまり口を出すと船頭多くしてなんとやら、となるのではないかなあ。
— EL-CO (@EL_CO4tw) 2017年8月22日
批判の声
教育は商品生産じゃないのに生産性向上させるってなに考えてるんだ?しかも経産省だって?→授業の外部委託支援、教育の生産性向上へ経産省:日本経済新聞 https://t.co/b3ojg0OYMa
— gomusou (@gomusou) 2017年8月23日
首相 教育で生産性向上を 大学改革の具体化を指示 | NHK https://t.co/jpbOWQAlp4
充実した教育を安定・継続できることだけ考えて欲しい。現場をかき乱すだけの”カイカク”なぞいらない。教育にキャッチーなことは必要ない。派手なことなどいらないのだ。— 琳 (@schwartzkatze) 2017年4月26日
生産性向上させるのは企業の仕事ですよね。教育をなんだと思っているんでしょう。
受験もせんと就職までストレート、スポーツカーに乗って大学に通い、ゼミで不可とるような首相にはわからないのでしょう。教育現場にもっとゆとりを!
— Akiko Peace (@akiko_peace) 2017年4月25日
企業との癒着を心配する声
何も考えてない。というか、外部関係者のお金儲けが目的よ、きっと。/授業の外部委託支援、教育の生産性向上へ経産省:日本経済新聞 https://t.co/CW1h3oyPzj
— 高校の先生 (@kkhrpen) 2017年8月22日
経産省ってところが。たぶんこの外部って派遣や非正規で仲介業者が大儲けって仕組みなのではと勘ぐらせる。審議会の委員と業者と担当部局の天下り先が一致してたりして。→授業の外部委託支援、教育の生産性向上へ経産省:日本経済新聞 https://t.co/aEkad5BYfD
— やがわ (@nov_saturday) 2017年8月21日
報道
- 授業の外部委託支援、教育の生産性向上へ経産省(日本経済新聞 電子版 2017/8/21 17:36):”経済産業省は2018年から教育現場の生産性を高めるための事業を始める。生徒一人ひとりのレベルに合わせたインターネット経由の外部の講師による授業を導入したり、部活動の指導を外部へ委託したりする取り組みを資金面で支援する。IT(情報技術)や外部人材の活用で教育内容を改めるとともに、学校に所属する教員の労働を軽くする狙いがある。”
分析・評論記事
- すべては憲法改正のため!?安倍政権「人づくり革命」の真意とは(清談社 DIAMOND online 2017.8.21) :”2012年12月の発足の第二次政権以降、安倍官邸は、「女性活躍」、「地方創生」、「一億総活躍」、そして今回の「人づくり革命」と、目玉となる政策を毎回ころころと変更している。このことの意味について鈴木氏が解説する。「第二次安倍政権は、内閣改造のたびに新しい看板政策を繰り出しています。ですが実は、これらの政策は看板こそ違えど、その中身は大きく変わっていません。ある経産省OBがこうした現状を『船の名前を変えているだけ。中に乗っている積み荷(政策)や、船長(安倍総理)や船員(閣僚)は全然変わっていない』と厳しく評していましたが、まさにその通り。実際は、看板を書き換えることで、何か新しい政策をやっているようなイメージを作り出そうとしていると言ってもいいでしょう」”
- 人間をマシンに…安倍政権「人づくり革命」の露骨な魂胆 (浜矩子 同志社大学教授 日刊ゲンダイ 2017年8月12日):””
- 「人づくり革命」は「文科省廃止」なのかもしれない(YAHOO!JAPANニュース 前屋毅 | フリージャーナリスト 8/10(木) 13:07):”インタビューで茂木大臣は、「人づくり革命では、幼児教育から高等教育まで、家庭の事情に左右されず、希望する教育が受けられる制度を考えたい。全てを無償化にするかどうかは今後の議論だ」(『読売新聞』)と語っている。これって、筋から言えば文科相の台詞ではないだろうか。無償化についても、文科省のなかで長年にわたって議論されている。そもそも「人づくり」は、政府では文科省のテリトリーのはずである。そこに「改革」などではなく「革命」をもたらすというのだから、文科省の否定が前提になっていると言えなくもない。”
- 悪評紛々! 安倍政権の「人づくり革命」ネーミングのルーツは日本会議の設立宣言か、池田勇人のスローガンか(リテラ 2017.08.10)
- 「人づくり革命」って何なの? 「意味不明」「自分で言ってて恥ずかしくないのか」と困惑する人続出(BLOGOS 2017年08月05日 10:07):”安倍晋三首相は8月3日、内閣改造で「人づくり革命」担当相を新設した。自民党の政務調査会長で衆議院議員の茂木敏充氏(61)が経済財政再生担当大臣と兼任するという。人づくり革命という言葉に対し、ネット上では「信じられないセンス」といった声が相次いでいる。「1億総活躍大臣より更に何の担当大臣か意味不明」”
- 内閣に新ポスト「人づくり革命担当大臣」にネットがざわつく クローンやミュータントを想像する人も。(2017/08/2 15:34 籏智 広太 BuzzFeed News Reporter, Japan)
参考
- [WBS]茂木新大臣に単独インタビュー!「人づくり革命」って一体なに!? 2017/8/9