これがきっかけ!ノーベル賞ずかん (見る・知る・考えるずかん)
ノーベル賞受賞者が教えるノーベル賞をとる方法
湯川 秀樹 旅人 ある物理学者の回想
1年がめぐるのは早いもので、もう2021年のノーベル賞受賞者発表の季節になりました。ノーベル賞発表の日程は以下の通りです。
ノーベル賞につづく可能性が高いとされるラスカー賞ですが、2021年ラスカー賞はCOVID-19のmRNAワクチンの開発者Katalin Kariko博士(BioNTech)とDrew Weissman博士(University of Pennsylvania)に贈られました。新型コロナウイルスがまだ終息していない今の段階でのノーベル賞受賞はないだろうと思いますが、彼らがノーベル賞を取るのは時間の問題ではないかと思います。
彼らが直面した主な障害は、RNAが有害反応として、望ましくない免疫および炎症反応を引き起こすことだった。2005年には、彼らは合成ヌクレオシドを用いてRNAを修飾し、体内から見えなくするという画期的な研究結果を発表した[8]。この画期的な進歩は、RNA治療薬の使用の基礎を築き、最終的には、バイオンテック/ファイザーとモデルナが彼らからCOVID-19ワクチン開発ライセンスを取得した[9]。(ウィキペディア:ドリュー・ワイスマン)
目次
2021年10月4日(月) 医学生理学賞
2021年ノーベル医学生理学賞は熱を感じる受容体の発見でDavid Julius博士、圧力を感じる受容体の発見でArdem Patapoutianの2氏
- 予想で楽しむノーベル賞、日本人受賞者を自分で考える3つのコツ 2021年09月22日(水)16時55分 茜 灯里 Newsweek 前田浩氏(熊本大学名誉教授)、松村保広氏(国立がん研究センター主幹研究員)、森和俊氏(京都大学教授)、満屋裕明氏(国立国際医療研究センター所長)、岸本忠三氏(大阪大学元学長)、平野俊夫氏(量子科学技術研究開発機構理事長)、坂口志文氏(大阪大学特任教授)、竹市雅俊氏(京都大学名誉教授)、審良静男氏(大阪大学特任教授)、遠藤章氏(東京農工大学特別栄誉教授)、柳町隆造氏(ハワイ大学名誉教授)、水島昇氏(東京大学教授)、御子柴克彦氏(東京大学名誉教授)らの名前が頻繁に挙がっています。
2021年10月5日(火) 物理学賞
- 物理学賞は量子コンピューター・量子暗号の背後にある「基礎論」がいよいよか!? 高エネルギー加速器研究機構・筒井泉特別准教授に今年の予想を聴く 勝田敏彦 元朝日新聞記者、高エネルギー加速器研究機構職員 2021年09月30日 論座 RONZA
2021年10月6日(水) 化学賞
- SNS予想で盛り上がれ!2021年ノーベル化学賞は誰の手に!? Chem-Station ハッシュタグ #ケムステ化学賞予想 で、SNS(Twitter・Facebook)でつぶやくと当選者5名にAmazonギフト券10,000円をプレゼント
2021年10月7日(木) 文学賞
2021年10月8日(金) 平和賞
2021年10月11日(月) 経済学賞
参考
- 2021年 ノーベル賞 日程・結果 朝日新聞
- Lasker Award goes to mRNA vaccine researchers Saturday, Sept. 25, 16:10
- 「ノーベル賞」発表迫る!コロナ関連もある、有力候補者と研究成果をまるっと紹介 2021年09月28日 ニュースイッチ