相澤慎一氏がSTAP現象検証計画を説明

【STAP現象】11検証計画 小保方晴子氏の参画や計画の詳細に関する会見【2014/7/2】

小保方氏の実験参画についてや今後の検証実験の詳しい進め方について説明となります。15分19秒のところで、動画が数分飛んでいます。
【出席者】
●相澤慎一 実験総括責任者(理研 発生・再生科学総合研究センター 特別顧問)
●齋藤茂和 理研 神戸事業所 所長

小保方氏の現在の状態について

24:28 (記者)小保方さんに今日お会いになった方(音声不明瞭)でいいんですけど、今日の様子どうだったのかということと、皆さんに、検証実験に参加する上での挨拶ですとか意気込みを語るようなことはあったんでしょうか?
(相沢氏)小保方さんは、まだそのへん、使い物になるような状態じゃ、あっ、すいません。星野監督が松井に言うように、使い物にならないなんて、30を越した女性のユニットリーダーに使う言葉としては全く不適当な言葉なんで、取り消させて下さい。要するにまだそんなに、彼女に納得がいくような条件よりもはるかに遠く、物事はできないような状態なんです、精神状態が。少しそれが落ち着いて彼女なりに実験ができるという状態にいつなってくれるのかという、生活環境も含めたですね、配慮が、当面私としては最大のテーマで、今の時点で彼女にすぐ実験をやってどこまで行くのよ?とか、そういうことは、正直言ってとてもできる状態ではありません。というのは、なぜそういうことを申し上げられるのかと言うと、一ヶ月前ほどから主治医の許可のあるとき時々こちらに来られるようになって、その時助言を求めるというふうな時間があったときの彼女とのコンタクトの中での私の判断はそういうことで、少し生活的にある程度きちっとした生活が送れるようにすることが今まず第一という状態です。

小保方氏が検証実験中にも不正を行いかねないという危惧について

23:11 (記者)そもそもなぜモニタリングをするということなんでしょうか?
(相沢氏)なぜモニタリングをするかというのはですね、そのようにしなさいという改革推進本部からの指示なので、それは推測をするしかできないんですけれども。推測をすると、「多く世の中には、そこまでやらないと彼女は何か魔術を使って不正を持ち込むのではなかろうかという危惧があるためにそれを求めてる」と、これは私の推測です。

23:56(記者)小保方氏と丹羽氏との実験を分ける理由は何でしょうか?
(相沢氏)それも基本的に改革推進本部から、2つに分けて基本的に行いなさいということで、「同じところでやっていると、丹羽さんの、(丹羽)責任者の行なう実験の中に、彼女がこそっと細胞とか何とかを混ぜてしまうかもしれない」とか、そういうことを危惧されてのことであろうと、これも私の推測です。

検証実験の意義について

34:14 (記者)そもそもこの検証実験の目的というか意義は何なのでしょうか?論文が撤回されて、科学的根拠がないということだと、あるかどうかを示すんだったらもう一回論文を出し直せばいいと大多数の人は考えると思うんですけど。これをやる意味っていうのは何なんでしょうかね?

34:29 (相沢氏)そういうご意見のあることは重々承っています。もう無いものなんだから検証実験をわざわざ国民の税金を使ってまでやる必要はないんではなかろうかというご意見を承っております。そういうご意見の強いことも重々承知しておりますが、しかし、科学的に見たときに全て、一点の曇りも無く(STAP細胞が)無いよというわけではなくて、やっぱり最終的な決着は本人が参加して、「しかし、やっぱり、どうしても再現できませんでしたね。」というのがですね、STAP現象・細胞は無いよということには、できるならばそこまでやることが、最善の、科学研究をやるものとしては、そこまでなんとかやらせていただきたいと、そういうふうに思っています。

実験の練習の必要性について

54:00 日経サイエンスの古田です。準備段階と、その後の実際の実験に入る段階というところの違いを教えていただきたいんですが。…
55:30(古田氏)準備って何ですか?マウスを渡して練習するってことですか?
(相沢氏)そうですね。
(古田氏)実験手技の練習をする?
(相沢氏)はい。酸浴の練習もすることになると思いますね。そういうふうにして再現できたとしても、それは再現できたとは認めない。あくまで再現は管理された新たな実験室で第三者の立会いのもとでやった実験だけを再現されたとみなす。…

 


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