この2つを意識するだけで作文能力が劇的に上がる:cohesion(連結)とcoherence(首尾一貫)

英語で論文を書くときであれ、日本語で科研費の申請書を書くときであれ、文章を書く際に意識するとよいのが、cohesion(連結)とcoherence(首尾一貫)です。

cohesionは、文と文、パラグラフとパラグラフがつながっていて、方向性、流れがあること。coherenceは、内容的な一貫性です。ある文が、前後の文と脈絡がなくて、「浮いて」しまっていてはいけません。一見関連する内容であっても、文章全体の趣旨に合わないもの、文章全体で伝えたいメッセージに関連しないものは、coherentではないので削除すべきです。

どうやって、cohesion(連結)がある文にするかば、どのような語句を使うかの問題であり、誰でも簡単に学ぶことができます。どうやってcoherence(首尾一貫)のある文章にするかについては、自分が主張したいことを明確にしておく必要があります。

ライティングにおけるcohesionとcoherenceを解説した動画をいくつか紹介します。

Cohesion & Coherence | College Writing 2019/10/11  ELLCenter

Cohesion & Coherence in Essay Writing  2017/01/12   Write to Top