RECIST(レシスト)、mRECIST

   




RECIST

  1. 固形がんの治療効果判定のための新ガイドライン (RECIST ガイドライン) ー 改訂版 version 1.1ー 日本語訳 JCOG 版 ver.1.0
  2. 固形がんの治療効果判定のための 新ガイドライン (RECIST ガイドライン) ―日本語訳 JCOG版―

国際標準の治療効果判定規準である RECIST(Response Evaluation Criteria in Solid Tumors)guidelines がその妥当性ならびに従前のWHO 規準との再現性から、2000年に固形がん治療効果判定の国際標準として認知されている。RECIST は 2009 年
に EORTC(European Organization for Research and Treatment of Cancer)より改定された(E.A. Eisenhauer, et al. Eur J Cancer 2009;45:228-47)。(20-15 画像によるがんの診断、治療法選択、治療効果判定に関する研究)

 

mRECISTとは

2010年に Lencioni らによって提唱された modified RECIST(mRECIST)は,早期濃染 部の径を測定することで肝癌治療効果判定に血流評価を加えた新しい基準である.(肝臓 53 巻 3 号 147―154(2012)

一般的に固形癌の治療効果判定基準として WHO 基準を簡略化した Response Evaluation Criteria in Solid Tumors version1.1(RECIST1.1)が用いられている.しかしながら,肝細胞癌の治療においては,腫瘍壊死を治療効果として考えることが一般的であり,腫瘍壊死を効果判定基準に考慮されていない RECIST1.1 は問題があるとされている.一方,肝細胞癌の治療効果判定基準として腫瘍壊死を考慮に入れた modified(m)RECISTと日本肝癌研究会による肝癌治療直接効果判定基準 Response Evaluation Criteria in Cancer ofthe Liver(RECICL)も使用されている.mRECISTと RECICL でも 1 方向測定と 2 方向測定で明らかな違いがあり,その実用性,有用性については議論が分かれている.(肝臓 53 巻 6 号 344―347(2012)

  1. Lencioni R, Llovet JM. Modified RECIST (mRECIST) assessment for hepatocellular carcinoma. Semin Liver Dis. 2010 Feb;30(1):52-60. doi: 10.1055/s-0030-1247132. Epub 2010 Feb 19.
  2. New Data Supporting Modified RECIST (mRECIST) for Hepatocellular Carcinoma. Riccardo Lencioni. Clinical Cancer Research 2013 

Dr. Lencioni on Assessing Response to HCC Therapy 2018/09/16


 - 腫瘍学