京都大学iPS細胞研究所(山中伸弥所長)で遺伝子組み換えマウスが管理区域外に

遺伝子組み換え動物を扱う研究所は、組み換え動物が外へ逃げ出して生態系に影響を与えないように厳重に管理する必要があります。新聞報道によると京都大学iPS細胞研究所で組み替えマウスが管理区域外である洗浄室で見つかる例が何回もあったとして文部科学省が厳重注意していたことが明らかになりました。飼育ケースを洗浄するために飼育室から運び出す際に、飼育ケース内の床敷(とこじき)の中に紛れているマウスを見逃してしまっていた可能性が考えられています。

 

参考記事&参考サイト

  1. 京大iPS研:組み換えマウス、飼育室外に 文科省、厳重注意  (毎日新聞 東京夕刊 2014年03月01日):京都大によると、マウスは研究所2階にある飼育室と実験を行う処置室で管理されるが、2011年以降で10回以上、1階の洗浄室で見つかった。正確な数は不明だが、死骸を含めて20匹前後とみられ、生きた遺伝子組み換えマウスもいたという。
  2. 日本エスエルシーの実験動物用床敷(チップ)
  3. 道央理化産業 とこじき:マウス・ラット飼育用床敷です。全国の大学動物実験施設、衛生研究所、製薬メーカーに納入実績があります。特殊なフレーク状カットにより吸水性が非常によく、3段階のふるいに掛けており微粉末が少なくなっています。

 

 


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