『デジタル細胞生物学』(2021年3月19日発行)を読み始めたら、「科学を変革した10のコンピューターコード」(Ten computer codes that transformed science 20 JANUARY 2021)の一つとしてImgeJが紹介されていました。
- Fortran compiler (1957年)
- Fast Fourier transform (1965年)
- IPython Notebook / Jupyter (2011年)
- arXiv (1991年)
- BLAS (Basic Linear Algebra Subprograms) (1979年)
- BLAST (Basic Local Alignment Search Tool) (1990年)
- Biological databases (1965年)
- NIH Image / ImageJ / Fiji (1987年)
- AlexNet (2012年)
- General circulation model of the climate (1969年)
自分もImageJは結構使いましたが、トップ10にノミネートされていたとは知りませんでした。
関連記事 ⇒ ImageJ / Fiji のダウンロード方法、インストール方法と使い方の一例
しかしコンピューターコードと言っても、10個を見るとカテゴリがずいぶんバラバラな印象です。トップはプログラミング言語のFORTRANでした。古い科学技術の教科書にはFORTRANのプログラムが掲載されているものがよくあります。Jupyterノートブックは自分もPythonを勉強する際に使っています。遠い昔、遺伝子の塩基配列決定の仕事をしていたときはBLASTは毎日使っていました。
Ten computer codes that transformed science
From #Fortran to @arxiv, these advances in programming and platforms sent biology, climate science and physics into warp speed. https://t.co/iXzTQ1iXnK#cpp #linux #Python #rstats #AcademicChatter #AcademicTwitter pic.twitter.com/I0gyrC7Gyt
— Patrick Diehl (@diehlpk) March 5, 2021
参考
- Ten computer codes that transformed science
- Nature誌が選ぶ「科学を変革したコンピューター技術10選」(2021年01月24日 23時30分 GIGAZINE)