【JRECIN】URA(リサーチアドミニストレーター)の公募情報

      2019/02/09







なぜかこの時期に研究支援職であるURA(リサーチアドミニストレーター)の公募がたくさん(十数件)出ています。ピックアップして順不同で紹介。詳細はリンク先をご覧ください。

大阪市立大学のURA(特任助教)公募

大阪市立大学と大阪府立大学は2019年4月に統合されるそうです。そのため、2019年4月1日採用(予定)者は新設される「公立大学法人大阪」と労働契約を締結ことになるとのこと。

業務内容は、研究活動の調査・分析(研究IR)、競争的資金の情報収集、戦略的研究企画の提案、研究テーマの創出・育成支援、研究プロジェクトの創出及び管理、運営(プロジェクトメイキング、マネジメント)、競争的資金獲得及び契約・運用支援や必要な学内外ネットワークの形成、人材育成、成果の発信等。

雇用は任期付きで、期間は2019年4月1日(予定)~2020年3月31日まで。雇用期間が更新することはあっても10年を超える更新はないと書かれています。

給与は、時間給制で単価 2,036円。就業時間は、実働7時間30分。URAの給与が年俸でなく時給で示されているのは初めて見ました。単純に計算すると、年収は、時給2036円x7.5時間x週5日xつ月4週x12カ月=366万4800円くらいということでしょうか。

募集期間は、2019年02月08日 ~  2019年03月06日 必着。

参考にしたサイト

  1. URA(特任助教)【URAセンター】募集(JREC-IN)
  2. URA特任助教(短時間勤務教職員)(URAセンター)の募集(大阪市立大学)
  3. 大阪市立大学URAセンター・スタッフ紹介

筑波大学

勤務する部局は、「採用後、アイソトープ環境動態研究センターに配置」されるとのこと。

業務内容は、URA研究戦略推進室及び配置部局における①外部研究資金(科研費含む)獲得支援、②共同研究推進に関する業務、③海外の研究拠点との共同研究推進に関する業務、④本部勤務URAと協働した業務、⑤本学国際産学連携本部とのパイプ役(情報収集、研究力分析及びシーズ創出含む)、⑥その他、URA研究戦略推進室長及びアイソトープ環境動態研究センター長が指定する業務 だそうです。

雇用は任期付きで、任期が平成32年(2020年)3月31日ですが、年度ごとの勤務成績、評価及び予算の状況により、平成35年(2023年)3月31日まで更新の可能性があるんだそうです。

募集期間は、2019年02月25日 必着。

給 与は、「本学規則により年俸制(年俸額は、経歴等を考慮し決定)」ということで具体的に何も書いていません。

応募には、推薦状が必要だそうです。「応募者についての所見が記された推薦状(親族を除く)、1通」。

参考

  1. JREC-IN

筑波大学ではもう一つURAの公募が出ていました。こちらは、筑波大学URA研究戦略推進室での勤務です。こちらは任期付きですが、無期転換の可能性に言及しています。

任期:2020年3月31日。毎年度の勤務成績、評価及び予算の状況により、2023年3月31日まで更新の可能性があります。なお、当初雇用開始採用日から原則として3カ年経過後審査を行い、無期雇用へ転換の可能性があります。

参考:JREC-IN

ここに限らずどこもそうですが、URAの公募情報で任期無しというものを自分は見たことがありません。任期が切れるときに無期転換の可能性があるのかどうかが全く不透明で、今の日本においてURAという職業がキャリアパスの見える職業として成立しているのかどうか疑問に感じます。研究者の場合、論文業績でテニュア審査が行われるのが一般的ですが、URAの場合に個人の業績がどのように審査されるのかは、自分には想像がつきません。

URA公募の募集要項は本当に大学によって千差万別で、給与に関して年俸の幅の目安を明示しているところも見受けられます。無期転換の可能性を書いているところもなくはないです。大学ごとにこれほど表現がまちまちなのは、各大学のURA雇用財源の見通しやURAの役割に対する期待などを反映しているのかなと思います。以下、JREC-INで現在出ている公募内容の一部抜粋です。自分の主観で「特徴的」と思わるポイントのみ書き出しています。

  1. JREC-IN 東北大学 特任准教授(上席URA)、特任講師(主任URA)または特任助教(URA))1名の公募 任期:採用日から3年まで。ただし、更新する場合があります。募集期間:2019年02月28日 必着 職種:職種/呼称 特任教授(運営)/首席リサーチ・アドミニストレーター又は首席URA 特任准教授(運営)/上席リサーチ・アドミニストレーター又は上席URA 特任講師(運営)/主任リサーチ・アドミニストレーター又は主任URA 特任助教(運営)/リサーチ・アドミニストレーター又はURA
  2. JREC-IN 静岡大学 URA(リサーチ・アドミニストレーター)の公募 職名:特任教授、特任准教授または特任助教 着任時期:2019年5月1日 雇用期間:2019年5月1日~2020年3月31日 年度ごとの更新として延長の可能性あり。募集期間:2019年02月28日 必着 プレゼンテーションは「大学におけるURAの役割り」と題しての発表をお願いします。
  3. JREC-IN 名古屋大学 学術研究・産学官連携推進本部 業務内容:戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)「脱炭素社会実現のためのエネルギーシステム」事業における①事業の進捗管理や全体方針の調整・決定など、事業全体の取りまとめ ②GaNおよびワイヤレス電力伝送(以下WPTと略)システム基盤技術の研究拠点を構築する上での、研究環境構築マネジメント ③GaNデバイスおよびWPTシステム基盤技術研究開発における研究マネジメント 職名:リサーチ・アドミニストレーター(主幹URA~URA) 着任時期:平成31年4月1日以後のできるだけ早い時期 任期:平成35年3月31日までを予定 任期:平成31年4月1日以後のできるだけ早い時期から平成35年3月31日までを予定 定年は60歳です(なお、知識・経験等を勘案し、65歳を定年とする場合があります)。
  4. JREC-IN 名古屋大学 学術研究・産学官連携推進本部 業務内容:①工学系領域 または、②ライフサイエンス 任期:平成31年4月1日以降のなるべく早い時期から平成32年3月31日まで。なお、最長で採用日より5年を限度に任期更新の可能性あり。任期の更新は更新を含め5年を限度とし、その後は無期雇用ポストへの採用可能性あり。※ただし公募審査あり。定年は60歳です。(なお、知識・経験等を勘案し、65歳を定年とする場合があります) 公募期間:2019年02月28日 必着
  5. JREC-IN 京都大学 学術研究支援室 特定専門業務職員(リサーチ・アドミニストレーター、URA)の募集 採用日:2019年6月1日~10月1日までの間で、出来る限り早い時期 職種:特定専門業務職員 給与:月額目安:40~60万円 募集期間:2019年02月01日 ~  2019年03月04日 必着
  6. JREC-IN 徳島大学 研究支援・産官学連携センター 募集人員:若干名(6名程度を予定)リサーチ・アドミニストレーター(特任准教授、特任講師または特任助教) 任期:常勤(任期あり) 単年度契約。ただし、審査のうえ更新あり。最長:平成35年3月まで
  7. JREC-IN 長崎大学 研究開発推進機構 リサーチ・アドミニストレーター(URA)の募集(生命科学領域)任期:常勤(任期あり) 当初は採用日から平成32年3月31日まで。以後、1年ごとに更新。給与:給与:年俸制〔戦略職員年俸:博士学位取得者の場合,約450万円(固定給+変動給),別途諸手当有り〕
  8. JREC-IN 佐賀大学 学術研究協力部研究協力課、学術研究協力部社会連携課 募集内容:研究者の研究活動の活性化や研究開発マネジメントの強化を支える業務に従事する研究推進系リサーチ・アドミニストレーター(研究推進系URA)及び産学連携支援や知的財産に係る業務に従事する知財戦略系リサーチ・アドミニストレーター(知財戦略系URA)を募集 ※これまでに本学のURA公募(研究推進系URA)に応募し、不採用となった者の応募は認められません。 ※これまでに本学のURA公募(知財戦略系URA)に応募し、不採用となった者の応募は認められません。任期:採用日から2022年3月31日まで(年度毎の契約更新)更新有り(1回)2022年4月1日から2024年3月31日
  9. JREC-IN 順天堂大学 リサーチ・アドミニストレーター募集(私立大学研究ブランディング事業) 求める人材は、「脳の機能と構造を視る:多次元イメージングセンター」プロジェクトの推進と全学的な事業の観点から本学の研究力強化に意欲ある人員 着任時期2019年4月1日(予定) 出来るだけ早い着任を希望しますが、着任日は相談に応じます 1年度更新(最長5回目の年度末迄、※評価により定年制職員(任期無)へ切替制度あり。年俸制〔職務経験を勘案し決定:目安360~900万円程度(諸手当含む)〕 募集期間:2019年01月28日 ~  2019年02月28日 消印有効
  10. JREC-IN 関西大学 研究支援・社会連携グループ リサーチ・コーディネーター(申請書作成支援担当)の募集 業務内容:・科研費や省庁・独法等から公募される外部資金申請書作成に係る実務(申請書類の基本チェック、研究者へのアドバイス、必要な学内外交渉・事務調整等)・外部資金・補助金等に係る国の予算動向と施策の動向の経年的な把握・分析・研究者の専門分野と外部資金公募情報のマッチングに関する業務(外部資金の獲得を希望する研究者への最適な公募情報の案内等) 任期:2019年4月1日~2020年3月31日(契約は1回1年以内とし、4回を限度に更新することができる) 給与:本俸月額300,000円~ 募集期間:2019年02月15日 必着

こうしてみると、一口にURAといっても公募内容には大学ごとに大きな差があります。逆に、募集要項からその大学がURAの役割をどれくらい重視しているのかが読み取れるかもしれません。

  1. 職名(ジョブタイトル)は特任助教(講師、准教授、教授)か、それとも事務系の職員か?
  2. 年収(の範囲)が明示されているか
  3. 個々の部局に配置されるのか、中央の組織(本部)に配置か?
  4. 無期転換の可能性があるのか?ある場合はそれは募集要項に示されているか、言及無しか?
  5. 期間が定まった特定のプロジェクトの業務に従事するのかどうか(雇用の財源もそのプロジェクトの予算から?)
  6. 無期雇用になった場合の定年は何歳か
  7. 推薦状が必要か

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