うろ覚えだけど「ほけんの窓口」の電車内の広告で、「保険の相談をしたいのですが何を聞いたらいいですか?(笑)」というのを見かけて、秀逸だと思った。自分の中では、「触れ合うのは心が先か肌が先か」(銀座カラー)に続くヒット。
— 日本の科学と技術@PublishAndPerish (@scitechjp) October 9, 2020
自分にとって「保険」というのはピンとこない商品でした。これまでに大病も大けがもしたことがないし、そもそもポスドクを長年やっていると高い保険料を毎月払えるような収入ではないので、食費すらままならないのに保険料を払うなんて考えられないという状態だったのです。
保険のことを
相談したいんですが
何を聞けば
いいですか(笑)…?…??
【いいですか(笑)】の(笑)意味あるのか? pic.twitter.com/nQut1EZE6I— ラミ&ヤキトリ@リムバ100% (@anime2580rami) October 13, 2020
生命保険は自分が亡くなったときに残された家族など、「自分以外の誰かのための保険」(
「医療保険って、20代で入る必要あるんですか?」前田希美が朝日生命に聞いてきた 保険の選び方 朝日生命)
保険は、愛する家族に残す最後のプレゼントであり、保険証券は最後のラブレターです。最後に皆さんが家族にしてあげられること、それは保険によって家族の未来を守ることなのです。 (生命保険で「家族の未来を守る」ことはできるのか? 杉山 将樹2019.2.4 幻冬舎 )
研究者にとっての保険
教員免許状
自分もいよいよ職がなくなったときに大学のときに教職をとっておけばよかったなあと後悔しました。大学生のときに研究者を目指すことを考えたときに、高校の先生になるかもしれない可能性は微塵も浮かばなかったのです。大学生のときに教職を取っていない博士研究者には、特別免許状制度というものがありますが、この制度を利用してポスドクを高校教員にリクルートする都道府県は非常に限られており、しかも年齢制限などの制約を課すところも多いため、誰もが持てるオプションではありません。また、博士研究者が考える理想の科学教育と、高校教育の現場との乖離が大きすぎて、みんなが適応できるキャリアチェンジとも思えません。
研究者の悲劇を聞くたびに、よく言われる「教職は保険」という言葉の意味がなるほどよくわかるようになる。保険は保険でも「生命保険」であるようだ。
— わ し の ひ と (@jetavana_110) April 10, 2019
医師免許
研究者にならずに医師になった医学部出身者は非常に多いです。そういう人たちを傍目に見ていて、研究者になるのに理学部でも医学部でも農学部でもなんでもよかったのだから、医学部に行っておけばよかったと思ったこともあります。
日本国内では相対的に電子工学より医学生理学の方がいくらかマシなレベルを保ててはいますが、研究者の処遇が根本的に腐り切っているという点ではどの分野も救いようがなく、強いて言えば医師免許を人生の保険にして研究の世界に飛び込んでくれる優秀な人で日本の医学生理学研究が少し助かってますね
— peace_and_happiness (@peace_and_happi) January 30, 2019
生命保険に入る理由
あまりにも稀なため,世界のアリガタバチ研究者の間で「見ると死ぬ」と言われているGalodoxa.標本にする前に急いで生命保険に入った. pic.twitter.com/wnuIYoxVkN
— Toshiharu MITA (@buruninja) December 23, 2016
「見守るということ。」篇 60秒 2018/10/25 日本生命チャンネル
生命保険に入るタイミング
自分の場合、新型コロナの蔓延により、普通の人でも確率的に死に至る現実を見て、焦って生命保険に入りました。
今日は科研の研究会だったが、1歳上の先輩研究者から「生命保険にはきちんと入っておけ。自分は子どもが生まれてすぐに加入した」とアドバイスをされる。
— yuki (@youkey_s) February 17, 2019
貯蓄型か掛け捨てか
貯蓄型の生命保険てまだ存在するのでしょうか?あっても保険料が高すぎて手が出ないように思います。
貯蓄型の生命保険は
掛け捨ての生命保険と
ぼったくり手数料の投資信託の組み合わせ
それなら別々に
掛け捨ての生命保険に入って
手数料割安の投資信託を買えばいい
貯蓄型生命保険は
掛け捨てで損をしたくないという
日本人の性質を抜群に捉えた商品です
— 七宝(シッポウ)@株式投資でセミリタイアを目指す (@ZkVkPGgnzC6lcAB) October 3, 2020
生命保険は誰のため
- 「保険のプロ」が生命保険に入らないもっともな理由 2017/9/1 後田 亨
生命保険がおりない事例
- 被害者続出、だまされた!「生命保険」「医療保険」「がん保険」いざというとき出なかった 今すぐチェック!〈出ないパターン〉がこんなにある 週刊現代
参考
- 生命保険論集(生命保険文化センター)
- そろそろ生命保険を…とお考えのあなたへ(第一生命)