2021年ノーベル化学賞は不斉有機分子触媒の開発でベンジャミン・リスト博士とデイビッド・マクミラン博士の両氏に

2021年ノーベル化学賞は不斉有機分子触媒の開発でベンジャミン・リスト博士とデイビッド・マクミラン博士の両氏に授けられました。

  1. Press release: The Nobel Prize in Chemistry 2021
  2. ベンジャミン・リスト Benjamin List (ケムステ)
  3. デイヴィッド・マクミラン David W. C. MacMillan (ケムステ)
  4. Princeton’s David MacMillan receives Nobel Prize in chemistry The Office of Communications Oct. 6, 2021, 6:15 a.m. (プリンストン大学)
  5. ノーベル化学賞に米独の2氏 非対称有機触媒を開発 10/6(水) 18:56 朝日新聞デジタル スウェーデン王立科学アカデミーは6日、今年のノーベル化学賞を、非対称有機触媒を開発した独マックス・プランク研究所のベンジャミン・リスト氏と、英国出身で米プリンストン大のデービット・マクミラン氏に贈ると発表した。

 

参考

  1. 不斉有機触媒の最近の進歩 林 雄二郎 Recent Progress in the Asymmetric Organocatalysis Yujiro Hayashi 有機合成化学協会誌 2005年

2020年ノーベル化学賞は誰に?

2020年10月5日にノーベル医学生理学賞、6日にノーベル物理学賞が発表されました。7日にはノーベル化学賞が発表されます。

2020年ノーベル化学賞受賞者予想サイト

ケムステさんが化学の各領域ごとに候補者を挙げています。かなり網羅的で、自分は化学のことはまったくわからないのですが、CRISPR/Cas9に関して化学でノーベル賞が出てもおかしくないかなと思いました。しかし3人に絞るのはかなり難しそう。どの3人を選んでも批判を浴びそうです。

ゲノム編集技術CRISPR/Cas9の開発: Jennifer A. Doudna(ジェニファー・ダウドナ)、 Emmanuel Charpentier(エマニュエル・シャルパンティエ)、Feng Zhang(フェン・チャン)、Yoshizumi Ishino(石野 良純)、George M. Church (ジョージ・チャーチ)、Virginijus Šikšnys(ヴィルジニュス・シクシュニス)

ケムステ版・ノーベル化学賞候補者リスト【2020年版】2020/9/30 より

特許論争の行方はともかくとして、ノーベル賞はやはり最初の発見者が栄誉に浴すべきだと思います。

関連記事:ゲノム編集技術CRISPR/Cas9の原理とその発見から応用までの歴史

  1. クラリベイトがノーベル賞有力候補24名を発表、日本からは2名が選出 2020/09/23 18:08 著者:小林行雄 マイナビニュース 藤田誠氏 自然界に学ぶ自己組織化物質創成と超分子化学への貢献に対して

メンデレーエフの周期表と元素の歌

ロシアの化学者メンデレーエフ(1834年1月27日(グレゴリオ暦2月8日) -1907年1月20日(グレゴリオ暦2月2日))は元素の周期律表を作成し、性質を同じくした元素が周期的に現れることを示しました(ウィキペディア)。

トム・レーラーが「元素の歌」(The Elements)を歌っています。
Tom Lehrer’s “The Elements” animated

トム・レーラーの弾き語りの映像。
Tom Lehrer – The Elements – LIVE FILM From Copenhagen in 1967

周期表の順に沿った、新しい元素の歌。
The NEW Periodic Table Song Lyrics (In Order)

ちなみに原子番号113の元素は、日本の理研が合成に成功し、初めて日本が命名権を獲得した元素となりました。
原子番号113が合成される様子/An isotope of 113th element is formed by fusion reaction

参考

  1. 水兵リーベ僕の船、七曲がりシップス クラークか(元素記号の覚え方一覧)