学会で婚活?分子生物学会2013年12月3日~6日於神戸ポートアイランド

今年の分子生物学会年会の実行委員長は近藤滋氏。熱帯魚の縞模様を始めとして動物の形態が示すパターンがどのようにして形成されるのかを明らかにしてきた業績で世界的に有名ですが、その「かなり個性的」なパーソナリティもまた広く知れ渡っています。 その近藤滋氏が音頭を取る今年の分子生物学会年回は、従来の「学会」の概念をひっくりかえすくらいに面白いものになりそうです。細胞工学(和文レビュー雑誌)に「こんどうしげるの 生命科学の明日はどっちだ!?」という人気コラムを連載していて、 第十六回:来年の分子生物学会は嵐を呼ぶぜ!では以下のような所信表明を行っていました。 諸君、私は分生が好きだ。 諸君、私は分生が好きだ。 諸君、私は分生が大好きだ。 シンポジウムが好きだ。ワークショップが好きだ。プレナリートークが好きだ。ポスター発表が好きだ。ランチョンセミナーが好きだ。企業展示が好きだ。フォーラムが好きだ。受賞講演が好きだ。 横浜で、札幌で、京都で、博多で、神戸で、この日本で行われるあらゆる分子生物学会が大好きだ。 朝一番の講演のために、聴衆が一斉に会場に入ってくるのが好きだ。 座長の挨拶に続いて会場が暗くなり、最初のスライドが映し出されるとこころが踊る。 極めつけのデータを示したスライドで、会場に軽いため息を上げさせるのが好きだ。 ツッコミを入れてくる質問者を、更に決定的なデータでやり込めた時など、胸がすくような気持ちだった。 ずらりと並んだポスターの前を、そぞろ歩きをしながら眺めるのが好きだ。 紳士服の青木で買った新品スーツを来た大学院生が、一生懸命説明している様など感動すらおぼえる。 展示会場で、企業の係員から手渡される粗品を集める楽しさといったら、もうたまらない。 アンケート用紙を手にしたグライナーのコンパニオン部隊が、引き気味の大学院生に、何度もアタックを繰り返すのも最高だ。 マイナーなテーマのシンポを主催するのが好きだ。 頑張って動員をかけたのに、トークの切れ目ごとに人が立ち上がり去っていくのを見るのは、とてもとても悲しいものだ。 コンピートしているラボに先を越されるのが好きだ。 ひとつ前の演者に自分と同じ実験結果を話されてしまい「偶然同じ結果なのですが」と前置きせざるをえなくなるのは屈辱の極みだ。 諸君。 分子生物学会の会員諸君。 君たちは、2013年神戸年会に一体何を望んでいる? 今までどおりの分生を望むか? もっと刺激的なイベントにあふれた学会を望むか? 熱血議論の限りを尽くし、三千世界の新発見があふれる、嵐の様な学会を望むか? 「分生」「分生」「分生」 よろしい。ならば分生だ。 我々は、手に入れた研究結果を、今まさに発表せんとする若手研究者だ。 だが、世間から隔絶された実験室で、1年間耐え続けてきた我々に、ただの学会ではもう足りない。 大学会を! 一心不乱の大学会を! 分子生物学会を面白くするために様々な企画案があったようでそれらのいくつかは実現するようです。海外ポスドクの学会参加支援、TEDフォーマットのプレゼン、楽器経験者によるJAZZ演奏、出会いがない若手研究者男女出会いの場のプロデュースなど、真面目な学術集会にイベント性が付加されており、こんな学会なら参加してみたいと思わせる内容です。 しかし一番取り上げて欲しかったデータ捏造論文不正問題への取り組みが現時点ではウェブサイト上に見当たらないのが気になります。12月までにはまだ間があります。分子生物学会が研究不正防止に向かって真正面から取り組んでいることを示す企画を上げてきてほしいものです。 捏造論文を出したラボヘッドたちをパネリストとして招待するとか、分子生物学会の重鎮を集めて「非捏宣言」をしてもらうとか、データ捏造の現場を目撃したことのある人たちによる覆面座談会とか、リアルタイム匿名掲示板による論文不正防止の議論とか、とにかくなんでも良いので、分子生物学会はこの問題を風化させるつもりはないという意思表示をしてもらいたいものです。それなくしては、分子生物学会に明日はありません。 第36回日本分子生物学会年会(年会長:近藤滋)ウェブサイト

2013年11月18日(月)―19日(火)第3回URAシンポジウム

2013年11月18日(月)―19日(火)第3回URAシンポジウム 高い実績を有する国内のURAを招き、URAの実務・組織運営について紹介すると共に、大学における研究活動やイノベーション促進に向けてのURAネットワークの機能について議論します。 参加対象:URA及び研究支援業務に携わる職員、教員(研究者) 機能(業務) 業務内容のイメージ (1)研究戦略推進支援業務(リサーチ・ディベロップメント関係等) ① 政策情報等の調査分析 政府の科学技術政策、審議会の答申・提言等や、ファンディング・エージェンシー等の事業について、その策定段階からインターネットや関係者へのヒ アリング等を通じて情報を収集し、政策動向等について分析を行う。また、組織においてこの機能充実のため、施策情報等にかかるデータベースの整備等、情報 分析機能の強化、充実を図る。 ② 研究力の調査分析 研究者の研究分野、外部資金獲得状況や論文投稿状況等を把握し、マッピング等により大学・部局等の研究特性の組織的把握を行う。また、組織においてこの機能充実のため、研究者情報のデータベースの整備等、研究プロジェクトの策定基盤を強化・充実化する ③ 研究戦略策定 組織の研究教育資源を有効に活用することを目指し、組織改編、研究拠点形成、研究支援体制構築に関する立案・支援、関係部局との調整等を行う。研究者相互の認識の拡大と深化、意識醸成、プレゼンス確立のため、例えば新たな課題発見のためのワークショップの開催等を行う。 (2)プレ・アワード業務 ① 研究プロジェクト企画立案支援 外部資金獲得状況等から他大学との比較、採択結果の分析等を行う。また、研究者のマッチング、研究チームの構成員候補のリストアップ等の外部資金に応募する研究プロジェクトの企画案の策定のための支援、調整等を行う。 ② 外部資金情報収集 国、ファンディング・エージェンシーや企業等が募集する補助金・委託事業等の国内外の外部資金及び関連情報について、その策定段階からインター ネットや関係者へのヒアリング等を通じて収集、募集内容、対象や要件等を分析し、背景となる政策動向や外部資金獲得によるメリット・デメリット等を把握 し、適切な研究分野・経験を持つ研究者に情報提供を行う。 ③ 研究プロジェクト企画のための内部折 衝活動 外部資金受入、研究プロジェクトに必要な研究資源の確保や協力機関との契約等締結に関する事務局との調整、学内の研究者・研究科等への研究プロ ジェクトへの参画交渉・調整を行う。また、申請件数が限られている大型外部資金について、学内ヒアリング等を通じて公募条件の合致の確認、申請件数の調整 を行う。 ④ 研究プロジェクト実施のための対外折 衝・調整 学外の研究者・研究機関への研究プロジェクトへの参画交渉や外部資金受入、事業計画・NDA等の契約等締結に関する協力機関との調整を行う。 ⑤ 申請資料作成支援 研究者の発想を整理し、必要なデータ等の収集、外部資金の申請書の研究計画の分筆・ドラフトや予算計画の作成を行う。また、申請書の添削・改善アドバイスや形式・内容が公募条件等に適合しているかどうかの確認を行う。 申請書等を基にヒアリング審査等におけるプレゼンテーション資料等の作成や支援を行う。申請書やプレゼン資料作成指導セミナー等の開催。 (3)ポスト・アワード業務 ① 研究プロジェクト実施のための対外折衝・調整 外部資金採択時に、ファンディングエージェンシー等との研究計画・予算、間接経費の比率等の調整、詳細な研究・予算計画の作成を行う。 ② プロジェクトの進捗管理 研究プロジェクトの運営ミーティング、研究チームミーティング等の運営、各研究チーム等を含む研究プロジェクトの進捗状況の把握・調整を行う。また、研究プロジェクトに関係する論文発表、学会発表、知的財産の取得、その他研究成果の把握・整理を行う。 ③ プロジェクトの予算管理 学内共同研究者、協力機関等への予算配分案の調整・作成を行うと伴に、研究費の執行状況の把握及び研究計画や法令・補助条件等に適合しているかの 確認を行う。また、内部監査、外部資金の額の確定検査等の検査への対応を事務と連携して行う。研究目的・内容に必要なスペックを満たす機器等のリストアッ プ及び調達の際の仕様書等の作成、メーカーや経理担当者との調整を行う。 ④ プロジェクト評価対応関連業務 ファンディング・エージェンシー等による年度評価、中間評価、事後評価等に対して報告書、プレゼンテーション資料等の作成やその支援、ヒアリングへの出席等の対応を行う。また、研究プロジェクト自体で行う評価委員会の開催・運営を行う。 […]

浜松ホトニクスが2013年11月7日(木)~9日(土)フォトンフェアを開催

浜松ホトニクスが2013年11月7日(木)~9日(土)フォトンフェアを開催します。内容は光技術に関連した展示、講演・セミナー。 講演タイトルは、 『次の60年へ、光の未来への新しい挑戦 – HAMAMATSUから世界へ』 『日本の科学技術と新産業』 『電子管技術 -その基盤・現状・将来展望-』 『システム製品の現状と将来展望』 『光半導体製品の現状と将来展望』 『ライフホトニクス -研究・開発の現状と将来展望-』 『量子カスケードレーザの研究開発に携わって』 『質量の起源とヒッグス粒子』 『バイオミメティクス(生物模倣技術)と光生物学-信号としての光が織り成す世界-』 フォトンフェアでは他にも数多くのセミナー、展示があります。 詳細は浜松ホトニクスフォトンフェアウェブサイトをご覧ください。