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志望大学合格後の燃え尽き症候群 入学後に伸びる学生と伸びない学生の違い

燃え尽き症候群とは

The idea of burnout was formed by Herbert Freudenberger in 1974 as wearing down or draining out of energy (Freudenberger & North, 1985). In addition, Freudenberger (1974), state that burnout “is not a situation that gets better by being ignored. (Study of Burnout in English Language Teachers ukessays.com)

 

志望大学合格後の燃え尽き症候群

大学って高校までとは違って、勉強しろとは言われません。勉強したい人は、自分で授業を選んで、自分で教科書を買って、自発的に勉強をするわけじゃないですか。自由だけど、誰も面倒はみてくれない。そんな中、受験勉強からは抜け出したけど、じゃ、何すればいいんだろうってなった。これまでの勉強ってやらされていたんだなと気づいた。無気力というか、何もやりたいことがなかった。…  燃え尽き症候群って、目標達成後のビジョンがないことが原因だと思います。高校も大学も、合格後に何をやりたいかというビジョンがなかった。(おれエリートかな…ジョイマン高木さん受験に燃え尽きて 聞き手・佐々木洋輔 朝日新聞DIGITAL 2017年12月22日

自分は小学校の頃から塾に通い、日本で10本の指に入る進学校に合格し、中高一貫男子校で勉強し、一流大学に合格しました。しかし一流大に合格した頃には小学生の頃からの無理がたたって完全に燃え尽きてしまいした。大学に入ったとたん、何もしたくない。勉強もしたくないし、趣味も何もない。友達付き合いも面倒くさい。楽しいと思えることが本当に何一つなくなりました。ただ家と学校を往復して大学では1人で授業を受けて、授業が終わったら1人で即帰宅してサークルもバイトも何もせず適当に単位を取るだけの大学生活。そんな状態が結局4年間続きました。(一流大学の燃え尽き症候群について YAHOO!JAPAN知恵袋 2009/9/18 23:34:34)

 

入学後に伸びる学生と伸びない学生の違い

自律のエンジンのない学生は、ただぼうっと聴いて教師が話すこと、板書することをノートに取っているだけである。… 自律のエンジンを持つ学生は、これまでの知識や経験、考えをつなげながら聴いている。疑問を持ち、ときには驚き感動し、ときには失望したり怒ったりしながら聴いている。事象と事象をつなげて意味づけたり(=有意味学習)、そこから一般化、原理化して理解を深めたりする「深い学習(deep learning)」と呼ばれる学習アプローチをとっている。 (溝上慎一 責任編集『高大接続の本質』 学事出版 2018年2月15日  page 91)

大学側からいえば、受け入れる学生が、大学4年間で大学や学部が立てた目的にしたがって学び成長する「自律のエンジン」を持っているかどうかの診断をしなければならないことになる。家庭学習をはじめとする学習習慣を身につけていること、自らの考えを表現し、他者と積極的に対話・協働するアクティブラーニングができること、それぞれの時点で何のために大学で学ぶのか、将来どのような仕事をし、どのような大人になりたいのかに答えられるキャリア意識をもっていること、この3つは特に重要である。(同 page 4)

 

大学での学び方

どんなに時代が変わろうとも、大学での学びの基本に変わりはないだろう。じっくり時間をかけ、想像力を働かせて本を読み、そして自分の頭で咀嚼すること、それに尽きる。… 大学の講義は、さらなる学びのための動機を与え、断片的な知識に体系や流れを提示してくれることだろう。教養学部報 第593号 大学での学びとは 相関基礎科学/物理)

 

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