日本の科学と技術

排卵日検査薬の選び方と排卵が予測できる仕組み

妊娠するためには排卵日を事前に知る必要があります。家庭でできる排卵日予測の検査方法(市販の検査薬)について纏めました。

排卵日検査薬の原理

基礎体温を付けていると排卵直後に低温期から高温期に移行するので、低温期や高温期が明瞭であればいつ排卵が起きたことがわかります。しかし、妊娠するためには排卵のタイミングを後からではなく事前に予測する必要があります。そこで活躍するのが排卵日検査薬で、排卵前に黄体ホルモン(LH, Luteinizing Hormone)が急激に一過的な上昇を示す(LH surge)ことを検出するので、事前に排卵を予測できます。検査結果が陽性になるタイミングはLHが一過的に上昇したときだけなので、陽性が続く期間は長くありません。排卵後には陽性から陰性に戻ります。つまり継続的にモニターしていないといつ排卵したのかを検出しそこなう恐れがあります。

  1. 排卵検査薬が陽性から陰性に変わったら、排卵した後ということでしょうか?(YAHOO!JAPAN知恵袋2013/10/412:51:27)私はそろそろかな?っと思ったら1日2回検査します。例えば朝陰性で夜が陽性だったとしたら、次の日の朝も陽性の事が多いです。そしてその日の夜は陰性になるので、その日に(陽性から陰性に変わったので)排卵があったと思っています。もちろん基礎体温は次の日から高温期になります。

排卵日予測検査薬

ドゥーテストLH排卵日予測検査薬

 

 ハイテスターH

”排卵日が約1日前にわかる!!”

クリアブルー排卵日予測テスト 

 

 

チェックワンLH II

“最も妊娠しやすい時期 排卵日が約1日前にわかるー排卵日予測検査薬”

ウー・マン チェックLH

 

 

精子検査・精液検査

不妊の原因の半分は男性側にあると言われています。妊活は女性だけで行うものではなく、男性の協力が不可欠です。不妊の原因を探ることは正しい方法を選択するために絶対に必要なことです。そうでないと、原理的に妊娠しない方法を選んで無駄な努力をしていたということになりかねません。

 

妊娠・妊活・不妊治療に関連する記事一覧

Exit mobile version