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任期が切れた助教はどこへ行くのか?

ツイッターなどで話題になっている、はてな匿名ダイアリーの記事の一部を抜粋して紹介します。全文は引用元サイトでごらんください。 周囲のパーマネントの職についている人と比べても、むしろかなり研究者としての能力を発揮しているにもかかわらず、任期付き職であるがために、去らざるを得ない人が多いのではないでしょうか?   講義だって持ったし学生の指導だってやった。自分で外部資金取ってきて、論文だって毎年筆頭をひとつは出したさ。 … 公募もずいぶん出した。北から南、東から西。ときには海の向こう。渾身の研究計画を書いて、業績欄には年齢を超える数の論文をならべた。10にひとつは面接に呼ばれた。その都度イチから推敲したプレゼンを準備し、見知らぬ土地で熱く語った。 … だけども、内定の声はかからなかった。 … 多くの先生方に言われたのは「何とかしてやりたい気持ちはあるが…こればかりは」というやつだ。 … 学生は言ってくれたりもする。「先生に見てもらえて良かった」と。 … こうして任期切れ助教は大学を去る。次にどこにいくのかは、僕だって知らない。 (引用元:任期切れた助教はどこにいくの はてな匿名ダイアリー anond:20180326180513) この記事に関するネット上の感想などをいくつか紹介します。 知っている先生の中で、金持っている人に電話しろ。会社にも。そうすれば誰かが誰か知り合いを見つけてくれる。(anond:20180326180513) アラフォー特任助教です。僕もこの年度末で任期満了です。新着論文レビューにも書いたことがあります。留学先でも論文を出しました。グラントもとってます。でもアカデミアからリタイアです。… 日本でも海外でもアカデミアの職が見つかりませんでした。… 現在のアカデミア研究業界はおかしすぎないですかね?(anond:20180326180513)   このアンケートを見ている皆さんは、「任期切れで研究職・大学教員職を失ってその後無職or専業非常勤講師orフリーター」などの不安定なキャリアに陥った人を — TJO (@TJO_datasci) 2018年3月30日 参考 「博士」に未来はあるか—若手研究者が育たない理由 (仲野 徹 nippon.com 2018.03.14) 博士課程を出た先輩がなかなか任期なしポストに就けない事態を目の当たりにする若者が、博士課程への進学をためらうのは当然のことだろう。 無題 研究者の声 (BioMedサーカス.com 2012年6月21日更新) 大学院での研究では同期よりも先輩よりもimpact factorの高い雑誌に論文が掲載された。これまでの研究室の歴史の中で自分の論文が一番高いimpact factorだった。しかし、自分だから当然の結果だと思っていた。そのときは、挫折などは凡人が感じるものだと心の底から信じきっていた。雲行きが怪しくなったのは、某財団から奨学金を獲得して海外に留学してからだった。奨学金も特に苦労せずに獲得できたため、海外のLabで自分が研究すれば2年ほどでCellやNature、Scienceに論文が出るものだと思っていた。

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論文執筆時の注意点:曖昧さの排除

科学論文を書くときに気を付けるべきことは、自分の書いた英文に曖昧さがなく、どんな読者に対しても確実に一通りの意味、解釈しか許さない英語の文にすることです。そんなことは当たり前だと思われるかもしれませんが、いざ書いてみると、これが案外難しいのです。曖昧さがどのようにして生じるのか、その原因をいくつか考えてみたいと思います。   曖昧さが生じるmore Women like chocolate more than men. (http://www.helsinki.fi/kksc/language.services/AcadWrit.pdf) . 「女性は男性よりもチョコレートを好む。」と書いてしまうと、「女性は、男性のことを好むよりももっとチョコレートのほうを好む」という意味にも、「女性と男性とで比較すると、女性のほうがチョコレートをより好む」という意味にとれます。日本語でも英語でも、二通りの解釈が有り得るため、曖昧さが生じます。 論文においては、文脈から明らかだから問題ないと思うかもしれませんが、それまでに書いてきた部分の文脈がすでに読者にとって明らかでなくなっているかもしれません。また、英語が堪能でない読者には不親切な態度です。 moreの使用が、文法的に2つの意味を生じさせる文例をもうひとつ、および意味を一意に確定させる書き方を紹介します。 ‘… the starch yielded more glucose than maltose‘   say either ‘… than did maltose‘ or ‘… starch produced a greater yield of glucose than of …

大阪大学が物理入試出題ミスの検証結果を公表

追記20180411 問1について 物理の問題では問4,5が話題になっていましたが、問1についても正答が選択肢に無いという指摘がありますので紹介しておきます。 2017年物理の出題ミスで話題になった問題〔3〕Aの問4について解 説を書きました。 なお,この問題には,問1も出題ミスではないかという疑惑があります。問1については,大阪大学へ問い合わせをし回答を得ていて,それを掲載しています。問1の大阪大学による検証結果は,まさかこんな回答をするとはというびっくりする内容でした。(引用元:記事 大阪大学2017年物理出題ミス問題の解説と,さらなる出題ミスの疑惑  乱数と暗号の部屋(暗号工房)) 弁明「問1は選択肢に正解がない」 に対する抗議にお答えします 。2018/3/11 脱帽 これは 苦しい! 問1は、いったい何を試したかったのでしょうか? (引用元:冨田 博之 京都大学名誉教授のウェブサイト)   2017年2月25日に実施された大阪大学入学試験前期「物理」の問題で出題ミスがあり、1年近くも経った2018年1月6日に30名もの追加合格者が出ました(⇒記事)。ところが、ある意味、それ以上に世間を驚かせたのは、阪大が2018年1月12日に公表した言い訳でした。阪大は、はじめに正答とした解答が誤答だったとは決して認めず、それを本来の答えとした上で別の解も正答として認めるというのです。(⇒記事)。物理を捻じ曲げ、大学入試の出題のルールをも投げ捨てたこの説明は、物理の専門家や教育者をはじめとして世の中の多くの人を憤激させました。当然、検証委員会がこれを正すのだろうと思っていたのですが、期待は見事に裏切られました。また、出題ミスに組織として対応する体制が作られていなかったわけですから、組織としての責任が厳しく問われるべきです。しかしながら、2018年3月23日公開の報告書において、検証委員会は責任を全て問題作成者と通報を受けた現場の人間に押し付け、阪大執行部には高評価を与えました。 ○ 被処分者等 ① 大学院理学研究科教授(50歳代)平成29年度大阪大学一般入試(前期日程)等の理科(物理)における科目責任者…訓告 ② 大学院理学研究科教授(50歳代)平成29年度大阪大学一般入試(前期日程)等の理科(物理)における副責任者…訓告 ③ 教育・学生支援部長(50歳代) …厳重注意 ④ 教育・学生支援部入試課長(40歳代) …厳重注意 ⑤ 教育・学生支援部入試課課長補佐(50歳代) …厳重注意 ⑥ 教育・学生支援部入試課係長(40歳代) …訓告 (引用元:処分の公表について) 入試問題に関する誤り判明後の対応について 入試担当理事に第一報が入って以降、総長のリーダーシップのもと、大学としての対応は迅速であると同時に、合否判定に必要な手続きを慎重に踏んでおり、特段の問題点や課題はなかった。(引用元:検証報告書) 阪大のこのような体質に対する批判的なコメントがいくつか目に留まったので紹介します。 3月23日付で大阪大学の「事案検証委員会」の検証結果が公表されました。いったい何を検証されたのか、すでに報じられている事実経過を羅列しただけで、1月12日のふざけた 「 …

東大医学部 異常な論文図表作成でも不正なし

年間何百億円もの研究費(=税金)を使っている東京大学なのですから、論文不正疑惑に関する調査報告書を納税者に対して全て公開すべきです。しかし、東京大学のウェブサイト上では22報論文に関する調査報告の骨子のみしか公開されておらず、医学研究科関係の記述は、「申立のあった5名について不正行為はない」の1行のみでした。Ordinary_Researchersによるデータ捏造疑惑の指摘は詳細かつ膨大で、説得力のあるものであり、それに対する東京大学の回答が「不正行為はない」の7文字だけというのは、あまりにも人を馬鹿にしすぎで、納税者に対しても、研究コミュニティに対しても説明責任をまったく果たしていません。   22報論文に関する調査報告書の本文はほとんどが墨消しされており、 22報論文に関する調査報告書 研究不正が本当にないのであれば一体何を隠す必要があるのか首を傾げたくなります。真っ黒に塗られた報告書なんて怪しさ満載ですが、墨消しされていない部分だけに限ってみても、見逃すことのできない異常な説明が目に付きます。たとえば、指摘事項が生じた原因として、 ④ Microsoft Excelその他のソフトでグラフ化したものをもとに、図をMicrosoft Power PointやAdobe Illustrator等の作画ソフトで描く過程で生じたもの(作画ソフトにコピーしたものを貼り付けずに、最初から手作業で描画したもの)(引用元:22報論文に関する調査報告書 太字強調は当サイト) ソフト間のコピーの際にグラフがずれたというだけでなく、コピーすらしていなくて手作業でグラフを描いていたものもあるというのですから驚愕させられます。小学生じゃあるまいし、研究者としてトレーニングを受けてきた人間が、いや、普通の高校生や大学生であっても、こんな馬鹿げたことはやらないでしょう。これは「研究者としてわきまえるべき注意義務を著しく怠った」ものであり、これが研究不正に認定されないというのは、信じがたいことです。PCを用いて実験データをグラフ化することが研究者の常識である以上、「手作業でグラフ作成=データでっちあげ」以外の解釈が自分には思い浮かびません。夏休みの宿題は全部やったけど、登校途中に全部ドブに落としてなくしたと言い出した小学生の言い訳をやさしく認めてあげた先生みたいで、大人が思いつかない言い訳を繰り出す小さな子供相手なら良いのかもしれませんが、プロの研究者相手に何やってんの?という話です。 ちなみに、ソフト間のコピーの際にグラフがずれたという言い訳にしても、グラフがずれるとわかっているのならそのような操作自体が不適切だというだけで、まったく正当化されません。グラフ作成と論文用の最終の図作成までを一つの統計ソフトを用いて行なえば済むだけの話です。エクセルとパワーポイント以外のソフトが買えない貧乏ラボならまだしも、何億円もの研究費を得ている東大医学部のラボで、こんな言い訳は通用しないでしょう。 オリジナルデータの数値に基づきエラーバーをひくと、エラーバーがグラフのY軸の上限値を超えてしまうという場面で、エラーバーの上端をY軸の上限値にとどめてしまった (引用元:22報論文に関する調査報告書 太字強調は当サイト) また、エラーバーがグラフのY軸の上限より大きくなったら、単純にY軸の上限を上げればいいだけの話で、勝手にエラーバーを短くする(=実験データの改竄)など有り得ません。これも、「研究者としてわきまえるべき注意義務を著しく怠った」とみなすべきでしょう。 数値の入力ミスという説明に関しても、 (6)⑥ グラフ作成の前提作業として、オリジナルデータの数値をグラフ作成ソフトに入力する過程において、誤った数値が入力されたもの 正しいデータに基づき作成された図と誤ったデータが入力されて作成された図とを比較したところ、論文の結論に影響を与えるような大きな「ずれ」ではないことが確認された。したがって、著者らの行為に、不正行為としての改ざんはない。(引用元:22報論文に関する調査報告書 太字強調は当サイト) ”大きな「ずれ」はない”という曖昧な表現をしており、正しいデータで再計算したときに、有意差があったのかなかったのかという疑問にきちんと答えていません。逃げ道を探したような日本語になっています。「論文の結論に影響を与える」かどうかと、「研究不正の有無」とはまったく別の次元の話であり、「著者らの行為に、不正行為としての改ざんはない」という結論を導く根拠には全くなりません。この説明はゴマカシもいいところです。誤った数値を入力することと、数値をでっち上げることとの区別は第三者にはつきませんから、万人が納得できるような具体的で詳細な説明があってしかるべきです。 そもそも、これらの説明がどの論文のどの図に該当するのかすら公表されておらず、「不正行為」と「不正とまではいえない行為」とをごちゃまぜにして誤魔化している可能性があります。東大の発表のやり方に関しては、なんといってもこれが一番深刻な問題です。なぜなら、記者会見での説明や配布する報道資料には程度の軽い事例の詳細だけ代表例として示しておけば、いくらでも不正の程度を印象操作できてしまい、もはや第三者には判断のしようがないからです。全ての指摘箇所に関する個別の説明がない限り、報告の責任を果たしたとはいえません。もっと強く言うなら、「個別の説明がない=隠蔽している」ということです。 部局調査においては、実験ノート、オリジナルデータが全部又は一部失われた場合であっても、関連する実験の実験ノートその他のデータ・記録の存在から論文の内容に近い実験が行なわれていることが確認された。部局調査の結果をふまえ、調査委員会は、全ての論文について、実験は実施されたものと認められ、本件においては捏造はないと判断した。(引用元:22報論文に関する調査報告書 太字強調は当サイト) 実験ノートやオリジナルデータが確認できていないものがあるにもかかわらず、「全ての」論文について実験は実施されたものと認められるというのは、論理的に破綻していて呆れてものも言えません。「実験ノートが存在しない」=「捏造の可能性が生じている」と考えるべきです。「論文の内容に近い実験が行なわれていること」など、捏造でない根拠にはまったくなりません。「論文の図と同一の条件で行なわれて同一の結果が得られた実験だが論文の図には使われていないもの」なら、捏造の疑いを晴らすことになりますが、近い実験という言葉も曖昧で意味不明ですし、その実験結果と疑惑のある論文の図の示す内容との関連性が説明されていない以上、この報告書の文面はまったく意味をなしません。論文では有意差が出たという結論だが、実験ノートに残っていた「関連する」実験結果では有意差は出ていないという場合も、この報告書のこの説明に該当してしまうわけですから、大きなゴマカシがあります。捏造の疑いを晴らす根拠がまったく示されていないにもかかわらず、捏造はないと判断しましたとムチャなことを言っています。   論文の図に示された数値が真正なものかどうかに関して言えば、著者らは、 指摘事項のうち論文のグラフに関する指摘については、著者らに対し、まずは申立者の指摘する、「グラフやそこから再現される数値が不自然である」という点についての意見を求めた。また、オリジナルデータの有無と、これが存在する場合には再現データとオリジナルデータとが一致しているか否かの確認を求めた。その結果、著者らの回答のほとんどが、「雑誌に掲載された論文の図及び再現データ値を確認したところ、申立者の指摘する事象がみられた」というもので、また「再現データとオリジナルデータは一致していない」というものであった。 (引用元:22報論文に関する調査報告書 太字強調は当サイト) 真正ではないと認めています。論文の図の示すものが、実験で得られた数値ではない(=つまりデタラメ)と論文著者ら自らが認めているのなら、論文の修正や撤回が直ちに行われるべきであり、1年以上も放置というのは誠実さに欠けます。これらの論文がいまだに「生きている」ということは、彼らはこれらの出鱈目な図表の論文業績に基づいて今後さらに何億円もの巨額の研究費を獲得していくことができるわけで、放置などもってのほかです。 報告書の大部分を墨消しして隠すなど、とんでもない話ですが、読める部分をざっと見ただけでもこれまで述べたように矛盾に満ちた報告書になっています。科学者である調査委員が作成した報告書にもかかわらず、非科学的で、論理もへったくれもない、国語的にも意味不明な、読んでいて痛々しくなる言葉の羅列にしかなっていないのは、一体どういうことでしょうか?私の個人的な仮説ですが、外部調査委員らは東大執行部からの要請により、不正があるにもかかわらず不正なしという結論ありきで無理やり報告書を作成させられたから、こんな恥ずかしい報告書になったのではないかと想像します。 調査報告書は、本来、指摘された論文の図ひとつひとつに関して、オリジナルデータの有無や論文データとの一致・不一致、有意差の有無の計算などを報告すべきであり、その情報がないと研究不正の有無の判断が研究者コミュニティにはできません。調査報告書の本文をウェブ上で公開しなかったり、調査報告書の本文のほとんどを黒塗りにしてしまう行為は、「隠蔽工作」にしか見えませんが、東京大学執行部の人たちはいったい何を隠蔽したいのでしょうか? 22報論文に関する調査では、東京大学分子細胞生物学研究所(分生研)の不正疑惑と、東京大学医学部の不正疑惑に関して、別々の調査委員会が立ち上げられて、それぞれ理学系の先生と医学系の先生が調査委員長を務めました。分生研の調査が極めて厳格、公正に行なわれたことは報道などからわかります。それに比べると、医学系の調査は「不正ではないから報告書は公開しない」という屁理屈で逃げ切ろうとしているようにしか見えません。黒塗りになっていないわずかな部分を見るだけでも、医学系論文の杜撰さ、でたらめぶりがわかります。理学系研究者も医学系研究者も同じサイエンスという土俵で生きており同じ学術誌に投稿する以上、同じモラルスタンダードが適用されるべきです。医学部に所属する研究者だけは、実験データと無関係なグラフを手作業で作っても研究不正とみなされないなど、絶対にあってはなりません。分生研の調査委員会が行なった調査と同じ厳格さをもって、医学系疑惑論文の全ての調査をやり直すことが望まれますが、まずは、東京大学は報告書の全文を包み隠さず直ちに公開し、研究者コミュニティによる判断を仰ぐべきです。   以下、「22報論文に関する調査報告書」(スキャンされた画像)の一部を手入力で写したもの。ただし、■■■■は墨消しの部分があること示す 第3.調査結果(医学系研究科関係) 1.はじめに(調査の概要) 医学系研究科関係の調査について、調査委員会は、部局調査で認められた事実を前提に、不正行為の有無の判断を行なった。その調査結果は次のとおりである。 2.指摘事項の概要 まず、申立者のしてきする事項については、大きく次のように整理できる。 A)グラフのエラーバーの長さや位置、点の配置等の不自然さ ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ B)「再現データ」(数値)の不自然さ …

科学的とはどういうことか

  2018/03/17    科学教育

科学の本質 ミステリーボックスを生徒に見せると、「中身を見せて」と言われますが、絶対に見せません。科学と同じく、ミステリーボックスは「答え」が問題ではないのです。普遍的な真理を得ることは不可能です。疑問を持つことしかできないのです。生徒には、家に帰ったら自分でミステリーボックスを作ってごらん、もし同じように動作をするものが作れたら、成功ということだよ、と言います。しかし、自分のミステリーボックスの中身を見せてあげることは決してしません。これこそが科学のデモンストレーションですよね。 (7:15-) Now, when I show my students the mystery box, they say now show us what’s inside. But, I will never do that. Of course, it’s sealed. Just like science, the mystery box isn’t about the answer. We …