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東北大学元総長井上明久氏らに対する研究不正疑義に関して「研究不正は無かった」とする調査結果を東北大学が公表

このたび、本調査委員会における研究不正の有無に関する調査結果を踏まえ「研究不正は無かった」と判断しましたので、調査結果を公表します。 (研究不正疑義の告発に関する調査結果について 東北大学  ニュース 2016年12月16日 14:00) 報道 東北大・井上前総長に対する研究不正疑惑の調査報告書が発表される(exciteニュース / スラド 2016年12月19日 18時46分 (2016年12月21日 22時00分 更新)) 日本の科学研究における倫理問題を考える上で極めて重大な事案であるにもかかわらず、今回の東北大学の調査結果を報道した新聞、テレビは(インターネット上で検索した限り)皆無でした。(2016年12月28日 記)。 参考 研究不正疑義の告発に関する調査結果について 東北大学  ニュース 2016年12月16日 14:00 井上元東北大総長の研究不正疑惑の解消を要望する会 新着情報No.22 ちきゅう座 2016年 12月 11日:”当初、井上明久前東北大学総長の共同原告であった横山嘉彦東北大学金属材料研究所准教授(当時)が、大村泉フォーラム世話人の質問に答える形で、署名押印して仙台高等裁判所に提出した面談記録(乙第173号証)が公表されており、この記録はまさに例外的にPI主導のトップダウン型研究不正の経緯を具体的かつ詳細に明らかにした第一級の資料に相当する。原田氏は、この面談記録(乙第173号証)に詳しく立ち入り、井上氏が自身の疑惑論文(96年論文)を横山氏の疑惑論文(07年論文)によって隠蔽するように仕向けたこと、井上氏がハラスメント行為を繰り返し横山氏にこの隠蔽を強いたこと、さらに当時の東北大学法務課長(現法務部長)が、マスコミの取材攻勢を避けるために、名誉毀損裁判を提訴する必要があるとして、井上氏自身ではなく横山氏を伴って検察庁に向かい、日野氏ら本フォーラム代表らを刑事告訴しようとしたこと、等々を活写する。” 吸引鋳造法によるバルク金属ガラス作製論文の不正疑惑を再現性と実験データで検証 金属Vol.86(2016)No.10 論説 青木 清 (PDF):”研究不正疑惑に関する本件名誉毀損裁判は,直径 30mm の Zr 基バルク金属ガラスが作製できたか否かが焦点であった.再現性と試料のどの位置でガラスであることを確かめるかが問われた.吸引鋳造法(96年論文)とキャップ鋳造法(07 年論文)の鋳造原理は異なるが,それらが同一であるかのように東北大学の追加報告書の説明図面が改ざんされていた.また,試料サイズ,原料金属の純度,論文の撤回申請などより,96 年論文の再現性は 07 年論文によって確認されていないことが明白になった.バルク金属ガラスが作製できたと言えるのは,試料全体がガラスの場合である.しかし,96 年論文は試料の一部を調べただけで,つまりガラス化が困難なインゴットの上部がガラスであることを示すことなく,バルク金属ガラスが作製できたと報告した.ガラスであることを確かめないでそのように結論するのは虚偽であり,同論文の捏造改ざんの疑いは払拭されないままである…. 本誌の 8,9 月号および本号で,本件名誉毀損裁判に関わる 96 年論文と 07 年論文の研究不正疑惑を検証した.裁判では告発者が研究不正であることを立証しないと名誉毀損が成り立つ,つまり科学者コミュニティーと司法では研究不正に対する立証責任が真逆であることに注意が必要である….取り違えを著者自身が証明できなければ,取り違えとは言えない.根拠なしの,‘取り違え’を認めないことが,研究不正防止策の第一歩であると記して本稿を終わりとしたい.” 東北大は東北大学井上前総長の研究不正を許すのか ――同時代の一金属技術者の体験から ちきゅう座 2016年 4月 …