Daily Archives: March 19, 2016

卓越研究員制度利用テニュアトラック教員公募

関連記事 ⇒ 文科省のウェブサイトで卓越研究員受け入れ機関全リストが公表される(2016年3月29日)
関連記事 ⇒ 卓越研究員の受け入れ先が募集要項を公開 2016年3月28日 JREC-INに123件が掲載される

卓越研究員事業の推薦制度を利用したテニュアトラック教員公募が始まっています。以下は、インターネット上で公開されている公募情報の例です。

東京農工大学

東京農工大学 テニュアトラック推進機構  卓越研究員(准教授(テニュアトラック)) 4名 締切:2016年05月09日(月曜日)17時00分必着
東京農工大学では文部科学省科学技術人材育成費補助事業「卓越研究員事業」(以下、「卓越研究員事業」という。)に基づき、先進的研究成果の創出と、本学の機能強化を推進する研究特区として創設したグローバルイノベーション研究院において、本学テニュアトラック制度による准教授(テニュアトラック)4名を募集します。… また、本募集は卓越研究員事業による公募であるため、応募時において、以下の要件を全て満たしていることが必要です。 … 本学では卓越研究員全員分のテニュアポストを用意しますので、優れた業績を上げれば全員がテニュアに採用される可能性があります。ただし、テニュア付与審査の結果、テニュアを付与しないこととなった場合は任期満了の退職となります。 … 【卓越研究員の給与について】給与は年俸で約600万円から750万円を予定しています。 …

筑波大学

教員の公募について
このたび筑波大学生命環境系では, 文部科学省「卓越研究員事業」に基づき,  下記の要領により教員を公募いたします。…なお,  本公募は文部科学省「卓越研究員事業」に基づいていることから, 別途, 文部科学省が実施する「卓越研究事業」に応募いただき,  卓越研究員候補者に決定されることが必要となります。1.公募人員 テニュアトラック教員 助教1名 …

卓越研究員 筑波大学では,以下のとおり卓越研究員に係る公募を行う予定です。公募の詳細については,3月下旬に大学ホームページ及びJREC-IN Portalに掲載予定の公募要領によりご確認ください。 …

信州大学

信州大学農学部2016年3月4日 学術研究院農学系助教(食品化学)の公募について【応募締切:平成28年5月9日】
応募資格 … 本公募への応募と並行して、文部科学省が行う「卓越研究員事業」に申請することを、応募要件の一つとします。(平成29年4月11日申請受付開始予定)
その他 本公募で採用された方が卓越研究員として採択された場合、採択後1~2年度目に限り、各年度600万円を上限として、研究費の支援が受けられます。なお、卓越研究員として採択されなかった場合でも本公募は実施いたしますが、研究費の支援はございません。(予定) 書類選考に合格された方について、卓越研究員事業への推薦対象者といたします。

山口大学

以下の通り物理学分野の教員1名を公募します。
公募人員    助教(テニュアトラック) (「卓越研究員」) 1名
所属           山口大学大学院創成科学研究科(平成28年4月設置予定)
理学系学域 物理学分野(理学部物理・情報科学科 担当)
専門分野    観測天文学
担当教育    共通教育科目、物理・情報科学科の専門科目、大学院専門科目等
応募資格
博士の学位を有する方(着任時までに取得見込みを含む)。
山口32m電波望遠鏡、山口干渉計、およびVLBIを積極的に利用する観測天文学の研究者。
平成29年4月1日において40歳未満であること。(テニュアトラック制)
文部科学省の卓越研究員事業の「推薦」の仕組みを利用するポストである。

京都大学

京都大学次世代研究者育成支援事業「白眉プロジェクト」
これまでの白眉プロジェクトを踏襲した【グローバル型】に加え、文部科学省の卓越研究員事業を活用した【部局連携型】による募集を行いますので、各募集の詳細については下記をご確認ください。
【部局連携型】
平成28年度から開始される文部科学省の卓越研究員事業(http://www.mext.go.jp/a_menu/jinzai/takuetsu/)を活用し、当該事業において卓越研究員候補者として決定された若手研究者を対象に募集を行います。詳細につきましては、3月下旬に予定されている国によるポスト一覧化公開においてお知らせいたします。

参考

  1. 卓越研究員募集taketsuflyer
  2. 卓越研究員事業(Leading Initiative for Excellent Young Researchers (LEADER) )のウェブサイト(文部科学省):”卓越研究員事業では、最初に、文部科学省が、卓越研究員の受入れを希望する研究機関からポストを募集し、提示されたポストのうち要件を満たすものを文部科学省のHPを通じて、一覧化し、公開します。それと並行して、若手研究者に対し、卓越研究員の公募を実施します。次に、中立的な公的機関が、若手研究者のピアレビューを実施し、文部科学省が卓越研究員候補者を決定します。”
  3. 平成28年度 卓越研究員事業 公募要領 (51ページPDF)(文部科学省 科学技術・学術政策局 平成28年2月)
  4. 2016年度から新たに始まる「卓越研究員」制度は、博士研究員(ポスドク)や任期付大学教員の雇用不安の改善に貢献できるのか?
  5. 卓越研究員に関するツイート