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ロボットは東大に入れるか。Todai Robot Projectの社会的影響

  2013/11/27    Uncategorized

ロボットが人間の助けを借りずに東大の入試を解けるくらいに人工知能の研究が進めば、きっといろいろ社会の役に立つ応用があることでしょう。 しかし、なぜ「東大」なのでしょう? 東大は「日本の知性の象徴」であり、この入試問題にロボットが答えることは「クイズに答えることより難しい」。一方では、「京大の入試問題ほどイジワルではない」ことから、チャレンジに適した題材である(公立はこだて未来大学教授の松原仁氏) 東大入試を人工知能に解かせるという設定は、チャレンジングな問題を与えてくれるという点で研究を推し進める原動力になると思われます。その一方で、大学受験をネタにしているために科学技術の問題に止まらず、社会的に影響力を持ってしまうことは免れません。 TWITTERでの反応を見ると、将来人間が知能の高いロボットに職を奪われることを恐れる人々がいます。また、ロボットに対して競争心を抱いて自分はロボットよりも賢いのか劣っているのかを考え始める人もいます。さらに、「ロボットでも入れる程度の大学」、とロボットのレベルを大学の序列化に利用する考え方も見受けられます。 偏差値信仰により日本の大学が輪切り化されているのは非常に由々しき問題ですが、東ロボくんの成績の報道に、この偏差値信仰を助長あるいは容認する姿勢が見られるのが気になるところです。代々木ゼミナール関係者のコメントの引用とはいえ、 「東大の合格は難しいが、私立大学には合格できる水準」だった。(日本経済新聞) 中堅私大よりやや下のレベルであれば十分合格可能(読売新聞) といった表現を大手の新聞社が行うことは、世間における大学の序列化の風潮を容認しているようなものです。大手の新聞社による報道として果たして適切と言えるのでしょうか? 大学合格の難易度が大学ごとに大きく異なるのは紛れのない事実ですが、私立大学が国立大学よりも入りやすいとか、レベルが高い低いとか、「中堅」などといった言葉遣いは、各大学の関係者に対して失礼極まりない物言いでしょう。 そもそも東ロボくんプロジェクトのリーダーとして研究開発チームを率いている当の科学者が、 『うちの子はこんな大学に合格できるんですよ』って近所の人に自慢してみたい心境です。(NHK) という発言をしています。子供は親の虚栄心を満たすために大学受験するわけではありません。 東ロボくんプロジェクトのニュースに感心したり面白がったりする人がいる一方で、不快感を示す声もあります。 参考ウェブサイト 国立情報学研究所ニュースNo.60 June.2013 (PDFリンク) 東大目指す人工知能 模擬試験に挑戦(NHKニュースウェブ11月22日 17時17分):新井教授は「ことしは、どこかの大学について模擬試験でA判定をもらって、来年、再来年はA判定になる大学を増やし、『うちの子はこんな大学に合格できる んですよ』って近所の人に自慢してみたい心境です。でも、今回の模擬試験は、どの科目も難しくて、特に英語が難しかった。きっと東大はE判定だと思う」と 話していました。 「東ロボくん」、センター模試の偏差値は45(読売新聞2013年11月23日21時32分):代ゼミの担当者は「中堅私大よりやや下のレベルであれば十分合格可能」と評価した。 人工知能が東大模試挑戦 「私大合格の水準」(日本経済新聞2013/11/23 20:06):大手予備校の代々木ゼミナールの判定では「東大の合格は難しいが、私立大学には合格できる水準」だった。 【科学朝日】最終回 ロボットは東大に入れるか? 人工知能の挑戦(collaborate with 朝日ニュースター、3月22日放送):やっぱり日本人にとって東大というのは知性の象徴ですから 数学の偏差値が合格者平均上回る! 東大合格目指す「ロボット」が快挙(JCASTニュース2013/11/25 18:17)  

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東ロボくん、センター試験代ゼミ模試、代ゼミ東大模試で「なりふり構わぬ行為」

  2013/11/25    Uncategorized

国立情報学研究所らが開発を進めている「東ロボくん」は、センター試験の模擬試験だけでなく東大模試の数学も受験していたそうです。文系の問題は4問中2問で完答、理系の問題は6問中2問で完答という結果で、文系理系とも受験者中、偏差値は「約60」だったとのこと。 東ロボくんの解答例を見ると、 求める実数をxgen12と置くと、問いの条件は次の一階論理式と同値になる: … この式は実閉体の体系RCFの式であることから、Tarski-Seidenbergの定理により、この式と同値で量化子を含まないような式を求めることができる。Tarskiの量化子除去アルゴリズムに従って上記の式を書きかえた結果が以下の式である(変形の過程が長いため、計算紙で別途提出する。): … のようなことが書いてあります。TWITTERで、 FB で「この解答はやばすぎ(専門的すぎ)じゃ無いですか?誰が採点できるんだ!w」と書いた方いたので見てみたら,確かに「やばすぎ」! という声も上がっていますが、高校生離れした解法です。一体東ロボくんがどうやって数学の問題を解いているのかに関しては、「数式処理による入試数学問題の解法と言語処理との接合における課題」という論文に解説があります。高校数学の内容を逸脱した解法を使う一方で、数学の問題文の読み取りでは、「問題テキストの言語処理の一部で人間の介入を必要とした」(PCWatch 2013/11/25 13:42)そうで、こうなると「東大の入試」という縛りが人工知能の研究を進める上でどれだけ意味があるのか疑問に思えてきます。実際に東ロボくんが苦労しているのは、簡単な日本語を理解することに過ぎないのかもしれません。 日本語の理解に限らず、世界史の問題で出てくる地図の読み取りもまだできないようで、センター試験の模試では地図上の地点aの町の名前を人間が教えてあげたりしたそうです(ブログnix in desertisの記事)。 東ロボくんの現時点での受験戦略に関しては、「ロボットは東大に入れるか」発表会(11/23)レポート(nix in desertis 2013年11月25日)の記事で紹介されており、興味深いものがあります。今回の模擬試験へのチャレンジでは、 最終的に欲しい能力を目指す本質的な研究ではなく,今回は,小手先の,現状可能なアプローチだけで,どれだけセンター試験で得点できるかに挑戦した そうで、例えば社会科対策としては、山川出版社と東京書籍から世界史B・日本史Bの電子データをもらって丸暗記したのだそうです。そして正誤文判定の問題では、教科書の文章と照らし合わせて歴史用語がどれくらい同一の章やパラグラフに登場しているかで正誤の判断を下したとのこと。問題文の意味すら考えておらず、単語をただ拾ってくらべているだけで、ほとんど頭を使っていません。まるで、勉強が間に合わなかった受験生みたいです。それでもそこそこの成績を挙げられたというのが面白いところです。国語や英語も同じような戦略だったそう。 この結果は、選択肢を選ぶ際にサイコロを振るよりも高確率で正解を得るためのヒントになるかもしれません。 参考ウェブサイト 人工頭脳「東ロボくん」、代ゼミ東大模試に挑戦 結果は“偏差値60”(ITmediaニュース2013年11月25日 18時43分 更新) twitter ツイッター検索 東ロボ 東大模試 数式処理による入試数学問題の解法と言語処理との接合における課題 The 27th Annual Conference of the Japanese Society for Arti cial Intelligence, 2013 …

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現在偏差値45の「東ロボ君」が東大に合格できる日は来るのか?

ロボットを東大に合格させるための研究を日本の研究者らが大真面目にしているそうです。 人工知能はどこまで人間の能力に近づけるのかという取り組みで、単に問題が解けるだけでなく日本語もちゃんと理解できるロボットを作ることが研究の目的。数学の問題で微分方程式をロボットに与えて解きなさい言えば一瞬で解けるのでしょうが、数学の問題を文章題として与えられた場合には日本語の意味するところを正しく理解するところから始めないといけません。数学は得意なのに問題文を読み間違えて点が取れない子供がいるのと同じで、現在のロボットには相当ハードルが高そうです。 「東ロボくん」は今のところ人間の形をしているロボットというわけではなくて、コンピューターの中のプログラム。その頭脳の大きさはUSBメモリにも入る程度で、4ギガバイト。この東ロボくんの現在の実力を試すために、代々木ゼミナールのセンター試験の模試を受けたんだそうです。その結果、900点満点中387点を獲得。中でも日本史B(100点満点)では56点で偏差値は56.1という好成績。総合成績では偏差値が45と判定されました。 2022年春の東大合格を目指して、日本の頭脳集団が東ロボくんに問題の解き方を教えているんだそうです。さて、この東ロボくんが晴れて東大生になる日は来るのでしょうか? ロボットが東大に合格することにどんな社会的意義があるのか不明ですが、東大に入れるくらいの知能があれば、人間と気の利いた会話もでき、状況判断にも優れた、魅力的なロボットに育っているはずです。 現在の東ロボくんにに関する世間での評判はどうなんでしょう。TWITTERから声を拾ってみました。まずは、賞賛の声。 東ロボ君すげぇ 今で東ロボくん偏差値45ってすげえ 東ロボくん凄いじゃん\(^o^)/ 人工知能な日々進化してるぞー! 東ロボ,がんばった. 387 点か. 387/900か…まだまだだな、東ロボくんよ 今の東ロボ君の成績で簡単に入れてしまう大学が多いことへの驚きの声。 約400の大学でA判定 →すごい‼︎! ・387/900点 (偏差値45) →んっ??? それだけの点を上げられるのもすごいけど、偏差値45で私大の7割弱に受かるってどういうことなの・・・? 人工知能が387点取れたことより387点でA判定出る大学が404校もあることに驚いた 偏差値45でA判定が400大学!っていうところに日本の将来が本気で心配になってきた(–;) センター387点の東ロボくんがA判定とれる大学、なんなんだ 偏差値45しかないのに、私大579校のうち403校でA判定とかワロタww大学全入時代。 東ロボくんをうらやましく思う気持ち。 どうでもいいので私の頭に埋め込んでください…otz 東ロボくんください 東ロボくんへの愛と励ましの声。 東ロボ君頑張っとるなー 東ロボくんも分かんなかったら頭抱えるんかなぁ ロボットって天才的なイメージだったけど、意外とそうでもなくてかわいい。 得意・不得意の部分がロボットらしくて良いですね。けれど不思議なことに、その「ロボットらしさ」に何故か「人間味」を感じてしましました。頑張ってほしいです!(・∀・)ノ でも実際、AIに望まれることは多々あるが、今の段階では全然話にならないが相当頑張ればクリアできそうなラインとして、東大入試を選んだのは(アウト リーチ対策も含め)本当に優れてると思うし、実際チャレンジングで夢のある企画だと思う。東ロボくんもっとがんばれ。超がんばれ。 人口知能ロボットの東大入学って国立情報学研究所もカッチョイイことしてますねー 東ロボくんを心配する声。 東ロボ君、あと何年で東大合格するのだろうか。 東ロボくんが最後まで東大受からなかったら、なにやら切ない境界線が現れてしまうなw ロボットと張り合う人々の声。 …

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辻本豪三(つじもとごうぞう)京都大学大学院薬学研究科元教授に懲役3年を求刑

⇒ 業者と癒着した辻本豪三(つじもとごうぞう)京都大学大学院薬学研究科元教授に対して東京地裁が懲役2年の実刑判決 2014年2月17日 高額研究機器の納入業者を選定する慣行上の職務権限があることを認識した上で業者側に購入予定を告げるなどして便宜供与し、収賄罪に問われていた辻本豪三(つじもとごうぞう)京都大学大学院薬学研究科元教授に対して、検察側は懲役3年を求刑しました。 辻本豪三元教授は、京都大学が物品を調達する際に業者選定で医療機器販売会社「メド城取」に有利な取り計らいをし、謝礼として約943万円相当の賄賂を受けたとされています。 判決は来年2014年2月17日に予定されています。 辻本豪三元京大教授は、脂肪センサーとして働くたんぱく質GPR120の欠損が、肥満の原因になるという発見などで知られており、ゲノム創薬の第一人者でした。 以下の動画は、東京地方裁判所で初公判が開かれた当時のニュース。検察側は冒頭陳述で「辻本被告は京大教授になる前から飲食接待などを受けていて、その結果メド城取は独占的に研究機器などを受注していた」と指摘。辻本被告は「金を受け取っていたことは間違いないが賄賂という認識も、便宜を図ったという認識もなかった」と起訴事実を否認。 京都大学 元教授 贈収賄事件 元教授ら、起訴事実を否認(YOUTUBE) ⇒ 業者と癒着した辻本豪三(つじもとごうぞう)京都大学大学院薬学研究科元教授に対して東京地裁が懲役2年の実刑判決 2014年2月17日 参考 元京大教授に3年求刑 物品購入汚職事件で地検(日本経済新聞 2013/11/15 21:26) Ichimura et al. Dysfunction of lipid sensor GPR120 leads to obesity in both mouse and human. Nature 483, 350–354 (15 March 2012) | doi:10.1038/nature10798 脂肪センサーGPR120が食事性肥満の原因遺伝子であることの発見(京都大学 2012年2月20日) 辻本豪三(ウィキペディア)

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北大が4億8千万円の研究費を不正使用、20人の教授が停職処分

⇒ 北海道大学が最終報告:公的研究費の不正使用5億3500万円 平成25 年11月13日の北海道大学の発表「公的研究費等の不適切な経理処理について」によると、研究費等の不適切な経理処理があり、教授20人を含む教員44名が関与していたことが明らかになりました。不正の内容は、いわゆる「預け金」と呼ばれるものです。また教員1名に関しては私的流用も発覚しました。 預け金の経理不正を成り立たせるためには、研究者と業者が結託し、大学事務がそれを見逃すという3者の協同が不可欠であり、各々の責任が問われるべきです。 北大は改善策として管理体制等の強化等の取り組みを示しています。 納品物品の事後抽出確認(平成23年10月から実施) 納品先までの職員の同行(平成23年10月から実施) 宅配便など、納品受付センター未経由納品物等の第三者確認(平成25年3月から実施) 反復使用を防止するため、納品受付センター経由物品のマーキング対応(平成25年3月から実施) 資産管理対象納品物品のシリアル番号の届出義務化(平成25年3月から実施) 納品後の随時確認(平成25年4月から実施) 教員と業者との直接接触を極力回避するための電子購買システムの導入(平成26年度から実施予定) 不正経理の手口 「預け金」とは、業者と架空取引を行い、契約した物品が納入されていないの に納入されたなどとして代金を支払い、その支払金を当該業者に管理させるも の。業者に対して、適時の支払いができないことを知りながら物品を納入させ るなどした後に、業者に架空取引を指示して代金を支払い、先に納入させた物 品などに対する代金の支払いに充てることを含むものである。 「品名替え」とは、業者から実際に納品を受ける物品に対する支払いのために、 業者に指示してその物品とは別の物品が納入されたなどとして代金の請求をさ せて、その支払いをなしているものである。 参考ウェブサイト 公的研究費等の不適切な経理処理について(PDF) 平成25年11月13日 国立大学法人北海道大学総長 山口 佳三 平成24年12月21日 国立大学法人北海道大学 公的研究費等の不適切な経理処理にかかる調査結果について(中間報告)(PDF) 2013年7月22日改訂 国立大学法人北海道大学 研究費不正使用防止計画 (PDF) 2007-04-27 北海道大学研究戦略室コラム「不正経理の徹底排除を」:誠に残念ながら、本学においても教員による不正経理事件が発生してしまった。新聞各紙などですでに報じられており詳細は控えるものの、カラ発注によるキックバックや、カラ出張、カラ謝金といった、非常に稚拙だが、関係者間で口裏を合わせ書類を整備すれば発見しにくくなる、悪質な手法である。

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講談社ブルーバックス50年の歩み

  2013/11/16    Uncategorized

講談社ブルーバックスのシリーズは1963年創刊で、今年2013年は50周年に当たります。この50年間になんと1800点を超える本が出版され たそうです。累計7000万部ということなので、平均すると一つの書籍は4万部弱。サイエンスを一般市民にというコンセプトで、その貢献度は計り知れない ものがあります。 人工頭脳時代 : 頭脳労働の革命が始まっている1963年 菊池誠 著 科学の手帖 : 現代人の科学コンサルタント1963年 崎川範行 著 胃袋 : 現代人の不安のシンボル1963年 飯島登 著 世界を変える現代物理 : 人間は今ここまできている1963年 古田昭作, 牧野賢治 著 季節病カレンダー : 文明と死の奇妙な関係1963年 籾山政子 著 新数学勉強法 : 時代が数学を要求している1963年 遠山啓 著 労働科学入門 : 労働条件と環境についての新しい考え方1963年 三浦豊彦 著 新住居入門 …

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「科学をあなたのポケットに」の講談社ブルーバックスが創刊50周年!

  2013/11/16    出版

ブルーバックスは講談社が出版している新書シリーズで、「科学をあなたのポケットに」をキャッチフ レーズとして1963年に創刊されました。今年2013年は50周年にあたります。 記念すべきブルーバックスの第1冊目「人工頭脳時代― 頭 脳労働の革命が始まっている」 (1963年)の後、「相対性理論の世界」(1966年)、「量子力学の世界」(1967年)、「マックスウェルの悪魔」(1970年)、「ブラック・ ホール」(1975年)、「クォーク」(1981年)、「フェルマーの大定理が解けた!」(1995年)、「消えた反物質」(1997年)、「記憶力を強 くする」(2001年)、「iPS細胞とはなにか」(2010年)など、50年間のブルーバックスの発行点数は1800を超えるそうです(累計部数は7千 万)。後にノーベル賞を受賞した日本人研究者が執筆していた本もいくつもあり、かなり本格的なサイエンス入門書シリーズと言えます。 50年間の歴代ベスト10は、 「子どもにウケる科学手品77」後藤道夫(著)1998年 75万部 「ブラックホール」ジョン・テイラー(著)、渡辺正(訳)1975年 63万部 「相対性理論の世界」J・A・コールマン(著)、中村誠太郎(訳)1966年 63万部 「四次元の世界」都筑卓司(著)1969年 57万部 「パズル・物理入門」都筑卓司(著)1968年 36万部 「量子力学の世界」片山泰久(著)1967年 33万部 「マックスウェルの悪魔」都筑卓司(著)1970年 32万部 「計画の科学」加藤昭吉(著)1965年 32万部 「統計でウソをつく法」ダレル・ハフ(著)、高木秀玄(訳)1968年 31万部 「電 気に強くなる」橋本尚(著)1969年 30万部 となっており、1960年代はブルーバックスの黄金時代であったようです。このころは物理学やパズルの人気が高いことがわかります。ちなみに21世紀(2001年~)の売上ベスト3を見てみると、 「記憶力を強くする」池谷裕二(著)2001年 24万部 「『分かりやすい説明』の技術 」藤沢晃治(著)2002年 20万部 「進化しすぎた脳」池谷裕二(著)2007年 17万部 となっており、現代の人々が脳科学や生きるためのスキルに興味を持っている様子が窺えます。 参考 講談社ブルーバックス ブルーバックス創刊50周年記念 『ブルーバックス物語』ダウンロード(PDF:6.7MB)

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出版社の新書に見るサイエンス啓蒙~相対性理論を例に

  2013/11/16    出版

難解な科学をわかりやすく一般の人に伝える。これはとても難しいことですが、さまざまな出版社が工夫を凝らしてサイエンス関連の新書を出版しています。サイエンスのトピックとして外せないのが、子供から大人まで全ての人を魅了するアインシュタインの相対性理論。 相対性理論をわかりやすく解説した本がこれほど数多く出版されているということは、裏を返せばそれだけ難解なのでしょうか。 【講談社ブルーバックス(新書)】 「科学をあなたのポケットへ」の理念のもと、難解になりがちな科学の内容をやさしく噛み砕いて解説。 ブルーバックス 高校数学でわかる相対性理論 特殊相対論の完全理解を目指して 竹内淳(著) 2013年 ブルーバックス アメリカ最優秀教師が教える 相対論&量子論―はじめて学ぶ二大理論 スティーヴン.L・マンリー、スティーヴン・フォーニア(著)、 吉田 三知世(訳) 2011年 ブルーバックス新装版 相対論のABC―たった二つの原理ですべてがわかる 福島 肇 (著) 2007年 ブルーバックス 新装版 相対論的宇宙論―ブラックホール・宇宙・超宇宙 佐藤 文隆 (著), 松田 卓也 (著) 2003年 ブルーバックス新装版 四次元の世界―超空間から相対性理論へ 都筑 卓司 (著) 2002年(初版1969年) ブルーバックス 20世紀物理はアインシュタインとともに―同時代の物理学者との交流と論争 中村 誠太郎 (著) 2000年 ブルーバックス 図解・わかる相対性理論 数式なしできちんと理解できる 池田和義(著) 1999年 ブルーバックス 相対論対量子論―徹底討論・根本的な世界観の違い メンデル・サックス (著), 原田 稔 (訳) 1999年 ブルーバックス らくらく相対論入門―常識を捨てれば相対論が見える エリック …

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東大病院の研究グループがアディポネクチン受容体アゴニストを発見

  2013/11/01    Uncategorized

A small-molecule AdipoR agonist for type 2 diabetes and short life in obesity (Nature doi:10.1038/nature12656 Published online 30 October 2013) アディポネクチン受容体を活性化して健康長寿を実現する内服薬の種を発見(東京大学プレスリリース 2013 年10 月29 日 東京大学医学部附属病院) 東大、運動/食事制限なしでメタボ/糖尿病の治療ができる薬の候補物質を発見(マイナビニュース2013/11/01) 東京大学は10月29日、脂肪細胞から分泌される抗糖尿病、抗メタボリックシンドローム作用を有する善玉ホルモンの「アディポネクチン」の代わりに「アディポネクチン受容体」を活性化することができる内服薬(低分子化合物)の種を、マウスを用いた実験により発見することに成功したと発表した。 善玉ホルモンの代替物質=糖尿病、メタボ新薬期待-マウスで効果・東大(時事ドットコム2013/10/31-03:12) 肥満になると減ってしまう善玉ホルモンと同じ働きをする化合物を発見し、糖尿病のマウスに飲ませると血糖値が下がったと、東京大医学部付属病院の門脇孝教授や山内敏正講師らが30日付の英科学誌ネイチャー電子版に発表した。 東大グループがAdipoRonを同定,アディポネクチン薬開発へ 5年以内に臨床第Ⅰ相試験目指す(MT PRO 2013年10月31日) 10月29日,東京大学病院糖尿病・代謝内科教授の門脇孝氏,同科講師の山内敏正氏らは記者会見を開き,同氏らの研究グループが発見した,アディポネクチン受容体を活性化させる低分子化合物に関する研究成果について発表した。 東大、生活習慣病防ぐ薬剤開発 肥満マウスの寿命を延ばす(共同通信2013/10/31 03:00) 糖尿病やメタボリック症候群などの生活習慣病を防ぐ薬剤を開発し、短命な肥満マウスの寿命を延ばすことに成功したと、東京大などのチームが30日付の英科学誌ネイチャー電子版に発表した。 肥満での生活習慣病防ぐ飲み薬の候補物質、東大が発見(日本経済新聞2013/10/31 3:00) 東京大学の門脇孝教授と山内敏正講師らは、肥満が原因となる糖尿病やメタボリック(内臓脂肪)症候群などの生活習慣病を防ぐ飲み薬の候補物質を発見した。 糖尿病・メタボ改善物質を発見 東大など、治療薬に期待(朝日新聞デジタル2013年10月31日03時02分) メタボリックシンドロームや糖尿病を防ぐホルモンの働きを活発にする物質を、東京大の門脇孝教授(糖尿病・代謝内科)らの研究チームがマウスの実験で発見した。 食事制限・運動なしでメタボ治療…マウスで効果(読売新聞2013年10月31日03時03分) 肥満が原因で発症する糖尿病やメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)を治療する薬の候補物質を見つけたと、東京大の門脇孝教授(糖尿病・代謝内科学)らの研究チームが発表した。