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TVアニメ「はたらく細胞」期間限定公開中 ボンボンTV YOUTUBEチャンネル

  2018/12/09    科学 x アニメ

はたらく細胞とは 「はたらく細胞」は、体の中の血液・免疫系の細胞を擬人化して、血液の働きや、免疫系の細胞がいかにして外敵の侵入に対処しているのかを描いた漫画です。原作は漫画家の清水茜氏。 アニメ「はたらく細胞」PV 話題の細胞擬人化マンガがアニメ化   擬人化されている可愛い赤血球の前で、頼もしい白血球と外敵である肺炎球菌が”血みどろ”の戦いをしたりして面白いです。お勉強のことは忘れて、純粋にマンガとして見ても非常に楽しめます。   TVアニメ「はたらく細胞」期間限定公開 ボンボンTVによる冬休み直前特別企画、TVアニメ「はたらく細胞」の期間限定公開情報。 2018年12月 1日~10日  「はたらく細胞」第1~4話(YOUTUBE 1:37:50)(hJ9u62Je6I4 配信終了) 2018年12月11日~20日 「はたらく細胞」第5~8話 (YOUTUBE 1:37:50) 2018年12月21日~31日 「はたらく細胞」第9~13話 (YOUTUBE)   ボンボンTV YOUTUBEチャンネル はたらく細胞は、もともと原作者が高校生の妹に免疫の勉強が簡単になるようにマンガで教えてと頼まれて書いたのが元なのだそうです。たしかに、いろいろな種類の細胞が特徴的なアニメのキャラクターになっていて、強く印象付けられます。しかし、それにしても血液の細胞は種類が多くて、分類もややこしいのでかなり混乱させられます。『はたらく細胞』の中の「白血球」は、帽子に「白血球」という名前が書いてありますが、実際には白血球の中でももっとも多い割合を占めていて食細胞である「好中球」のことを指しているようです。それはアニメの中でも言及されているシーンがあります。 (黄色ブドウ球菌)「哀れなもんねぇ、好中球ってのは。毎日毎日ほかの細胞を守るために戦っているのに。自分がピンチの時には、誰からも助けてもらえないなんて。」 (白血球)「ほーぉ、俺たちのことを”白血球”ではなく、”好中球”と呼ぶとは、少しは勉強しているようだな。」(参照:「はたらく細胞」第1~4話 (YOUTUBE)2018年12月1日~10日 期間限定公開 ボンボンTV 39:42~40:08)   血液に存在する細胞のまとめ はたらく細胞を楽しむためにも、登場人物について知っていたほうがよいので、簡単に細胞の名前をまとめておきます。しかし、なぜこんなに血液や免疫の話は難しく感じらるのでしょうか?自分が思うに、 名前を聞いたときにそれが細胞なのか細胞じゃないのかがわかりにくい。白血球は完全な細胞。赤血球は核がなくなっている。血小板は巨核球の細胞質がちぎれたもので形も不定形。これらを”細胞”とまとめて呼ぶわけにもいかないため、これらに対して”細胞成分”という呼び方をするみたい。 細胞なのに「~細胞」と呼ばずに「~球」と呼ばれるものがある。赤血球、白血球、好中球、好酸球、好塩基球、単球、リンパ球など。これは、顕微鏡や染色法が未発達の時代で、そもそも細胞という概念がまだ確立しておらず、血液を観察しても「球」状にしか見えない時代に与えられた名称なので当然なのですが。 名前がその細胞の機能や役割を表していない。好中球、好酸球、好塩基球は、染色による分類。名前の付けられ方は当時の観察技術や方法を反映していて、細胞の働きや機能を表してはいません。 同じ細胞なのに複数の呼び名が存在する。細胞傷害性T細胞=キラーT細胞。複数の研究者がおのおの違う名前をつけて統一性がなくなったり、訳語が複数当てられて統一されなかったりというのはありがちです。 分類の階層が深くて、総称なのか個別の名前なのかがわかりにくい。血液細胞>白血球>リンパ球>T細胞>キラーT細胞 新たな種類の細胞が比較的最近発見されたり、古い仮説が否定されたり、研究の歴史が複雑。”NKT細胞は、1986年に谷口 克らが発見した細胞で、T細胞、B細胞、NK細胞に続く第4のリンパ球”(NKT細胞とは AMBICION) ”サプレッサーT細胞” ”2000年には、「Cell」でこの細胞について詳しく紹介して欲しいと依頼され、改めて「制御性T細胞(Regulatory T cell)」と名前をつけました。”(坂口 志文 JT生命誌研究館サイエンティスト・ライブラリー) 分化の段階によっていろいろな名称で呼ばれる。ナイーブT細胞、エフェクターT細胞、ヘルパーT細胞。 分子マーカー(=特徴的に発現する遺伝子)の数が多くて覚えきれない(CD4,CD8, CD14, CD16,CD25など) 細胞の分化誘導を引き起こすサイトカインの種類が多く、その組み合わせも多彩。 …