「 理研STAP細胞NATURE論文捏造事件 」 一覧

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STAP細胞検証について日本学術会議が提言

STAP細胞捏造論文に関する理化学研究所の中間報告の記者会見が2014年3月14日に行われましたが、これを受けて日本学術会議はこの調査委員会の中立性に疑問を呈し、調査委員会のメンバーを明らかにすること、調査委員長は外部の人間にすること、また、STAP細胞作製の真偽にまで踏み込んだ調査を行うことなどを提言しました。 日本学術会議会長談話 STAP 細胞をめぐる調査・検証の在り方について 平成26 年3 月19 日 日本学術会議会長 大西 隆 (PDFリンク) この談話の中で、「調査委員会の構成が明らかにされておらず、委員長も内部の方が務めるなど、その的確性や透明性において必ずしも十分とは言い難い」と理研の対応を厳しく批判しています。そして (1) 今後の調査スケジュールを示すこと、 (2) 調査メンバーを明らかにし、委員長は外部の人にすること、 (3) STAP細胞作製という主張の科学的妥当性を検証すること、 (4)研究実施及び論文作成・発表の過程における理化学研究所の組織ガバナンスの問題を検証すること、 の4点を要望しています。 参考 日本学術会議とは:日本学術会議は、科学が文化国家の基礎であるという確信の下、行政、産業及び国民生活に科学を反映、浸透させることを目的として、昭和24年(1949年)1月、内閣総理大臣の所轄の下、政府から独立して職務を行う「特別の機関」として設立されました。 科学者の社会的責任と科学の発展(2014年1月 第22期日本学術会議会長大西隆):研究論文のねつ造、改ざん、盗用をはじめとする不正行為や研究費の不正使用等は、科学者や科学が社会にもたらす損失であり、科学の信頼を失墜させます。日本学術会議は、高度に発達した科学の内包する危険を自覚し、その回避のために叡智を結集するとともに、不正行為や不正使用の撲滅のために、大学、研究機関、学協会等とともに具体的な取組を進めることにしました。

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理化学研究所の体質

毎日新聞の報道によれば、2014年3月18日に自民党本部で開かれた科学技術・イノベーション戦略調査会などの合同会議で、理研の野依良治理事長らは「今の段階で捏造があったとは認められない。」と説明したそうです。 データ捏造や研究不正が明らかな事項を「調査継続中」として結論を先延ばしにしておき、「現段階では捏造があったとはみとめられない」というのは詭弁です。今回のデータ捏造の事実関係を把握していない人に対してこのような言葉を伝えるのは、その人を騙す行為です。日本の科学技術政策の決定に関わる場面で、このような詭弁を用いることが許されていいのでしょうか?真面目に研究している多くの科学者や納税者を愚弄しています。 参考 STAP細胞:理研「再現実験に3カ月、まとめに1年」(毎日新聞 2014年03月18日 19時48分 最終更新 03月18日 20時21分):会議終了後、塩谷立同調査会長は「(理研によると)今の段階で捏造(ねつぞう)があったとは認められないとのことだった。再発を防ぐため、研究体制がどうあるべきか、できるだけ早い時期に提示してほしいと要望した」と述べた。 理化学研究所人員・予算(理化学研究所ウェブサイト):理化学研究所平成25年度予算844億4300万円 理研・野依理事長が研究・出版倫理と不正行為についてAdv. Synth. Catal.誌に寄稿(ワイリーサイエンスカフェ):すべての科学者は、不正行為が科学に対する裏切りだということを肝に銘じるべきである 野依良治(ウィキペディア):キラル触媒による不斉反応の研究で2001年ノーベル化学賞を受賞。

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ハーバード大学ヴァカンティ教授らがヒトSTAP細胞の作製に成功か!?

⇒ 小保方博士のSTAP細胞ネイチャー論文に疑義 先日マウスを用いてSTAP細胞の作製を発表した小保方晴子博士の留学先であり共同研究者であるハーバード大学ヴァカンティ教授らのグループはヒトの細胞を用いてSTAP細胞を作製することに成功した可能性があるということでSTAP細胞の写真を公開しました。 (Image from newscientist.com: Charles Vacanti and Koji Kojima, Harvard Medical School)

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信じられないくらい簡単に体細胞を万能細胞に転換させる方法を日本人女性研究者(30)が発見!

⇒ 2014年4月1日STAP細胞NATURE論文調査委員会最終報告で小保方氏のデータ捏造・改竄の研究不正を認定 ⇒ 小保方博士のSTAP細胞ネイチャー論文に疑義 理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(神戸市)の研究ユニットリーダー小保方晴子博士(30)らは、非常に簡便な方法で体細胞を万能細胞に転換させることができることを発見し、それを報告する2つの論文が英国科学誌ネイチャーの今週号に掲載されました。 今回小保方晴子博士らが発表した方法は、「分離した体細胞を弱酸性の溶液に30分間浸すだけ」で多能性を持つ細胞が作れてしまったという画期的ものであり、iPS細胞作製では必須の遺伝子操作が全く不要になります。遺伝子操作により細胞に導入された外来性の遺伝子が将来予測のつかないような不都合な働きをしてしまうかもしれない、という不安を抱えなく済むのです。今回発表された方法があまりにも単純なため、これはアーチファクト(人工的な操作に由来する見かけ上の産物)ではないかと周りの研究者やネイチャーの査読者らに思われたようです。アーチファクトなどではなく、確かに体細胞が全能性を持つ細胞に変化したのだということみなに納得させるためには確固たる実験的証拠を積み上げる必要があり、論文掲載に至る道のりは非常に険しいものでした。 今回の発見は生物学的に大きな意義があるだけでなく、再生医療における応用面でも画期的な新規技術です。再生医療のための多能性細胞作製という目的を達成するための手段として現在主流なのが山中伸弥教授が開発したiPS細胞作製技術ですが、今後は小保方博士らが発見したこの簡便な「STAP細胞」作製法がそれに取って代わる可能性が大いにあります。生物学上の常識を覆しただけでなく、日本だけでなく世界の再生医療の研究のあり方を一変させてしまうほどのインパクトを持った大きな研究成果です。 iPS細胞を開発した山中伸弥京都大教授の話 「重要な研究成果が日本人研究者 によって発信されたことを誇りに思う。今後、人間の細胞からも同様の手法で多能性幹細胞が作られることを期待している。マウスの血液細胞に強いストレスを 加えると多能性が誘導されることを示した興味深い研究であり、細胞の初期化を理解する上で重要な成果だ。医学応用の観点からは、iPS細胞のような細胞の 新しい樹立法ともとらえることができ、人間でも同様の方法で体細胞において多能性が誘導された場合、従来の方法とさまざまな観点から比較検討する必要があ る」(http://sankei.jp.msn.com/science/news/140129/scn14012921170001-n1.htm)  岡野栄之慶応義塾大学教授の話「クローン技術やiPS細胞に続く、細胞を初期化して多能性を持たせる技術として発展する可能性がある。遺伝子を導入せずに、血液の細胞を初期化した点が興味深い。」(http://www.nikkei.com/article/DGXNASGG2901R_Z20C14A1EA2000/) 英ユニバーシティ・カレッジ・ロンドンのクリス・メイソン教授の話「また日本人が万能細胞の作製法を書き換えた。山中伸弥氏は4つの遺伝子で人工多能性幹細胞(iPS細胞)を作ったが、STAP細胞は一時的に酸性溶液に浸して培養するだけ。どれだけ簡単になるんだ!」(http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG3000P_Q4A130C1CR0000/) 小保方晴子博士の言葉(http://sankei.jp.msn.com/science/news/140129/scn14012921250003-n1.htm) 「誰も信じてくれなかったことが、何よりも大変だった。」 「周りの研究者からは『きっと間違いだ』と言われ、当時の実験データだけでは証明することができず、くやしくて、泣き明かした夜は数知れない。」 「お風呂のときもデートでも四六時中、研究のことを考えていた。」 「(昨年春、ネイチャーに投稿した際)過去何百年の細胞生物学の歴史を愚弄していると酷評され、掲載を却下されました。」 「(実験室で白衣でなく祖母からもらったかっぽう着を着るのは)おばあちゃんに応援されているような気がするから。」 参考 Obokata et al., Stimulus-triggered fate conversion of somatic cells into pluripotency. Nature 505, 641–647 (30 January 2014) doi:10.1038/nature12968 Obokata et al. …