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自分が研究に向いているかを知る26の質問

  2016/04/18    研究の進め方

自分が研究に向いているかどうかを知る26の質問 ~プロの研究者になるために必要な素養とは?進路に迷っている人のための条件チェックリスト~ 高校や大学時代の学業成績の良し悪しと、研究者としての向き不向きとはあまり関係がありません。なぜなら、学校のテストでは、必ず正解がある問題が他人から与えられ、数十分間のうちに自分の頭だけを使ってそれを解いて解答用紙に書き記すことができるかどうかが試されるのに対して、研究においては、正解があるかどうかすらわからない問題を自分で考えついて、数か月から数年間にもわたる他の研究者と協同した取り組みによりそれを明らかにし、さらに論文として発表する能力が求められるからです。両者では、頭の使い方が全く違うため、学校の勉強ができた人が研究もできるとは限らないのです。もちろん、ある程度の基礎学力があることは前提となります。専門分野の知識に加えて、論文を書くための英語運用能力も必要です。 「大学時代の成績は本当に悪かった」という。当時、落第点をつけた旧制高校の物理学の教授が「小柴は大学で物理に行かないことだけは確かだろう」と話すのを聞き、発奮した。(引用元:小柴昌俊さん死去 科学発展の名伯楽 会員限定有料記事 2020年11月14日 東京朝刊 毎日新聞) 東大の物理学科はビリに近い成績で出ました。… ただし留学した米ロチェスター大学では研究漬けの生活を送り、1年8カ月で博士号が取れました。(東洋経済) 1944年3月 神奈川県立横須賀中学校(現・横須賀高等学校)卒業 1945年4月 旧制第一高等学校(現・東京大学教養学部)入学 1948年4月 東京大学理学部物理学科入学 1951年3月 同卒業 1951年4月 東京大学大学院理学系研究科入学(修士) 1953年9月 米国ロチェスター大留学1955年6月Ph.D. (参考:小柴昌俊 ウィキペディア) たった11個の「ニュートリノ」で人類は宇宙に近づいた 村山斉 幻冬舎plus    大学院博士課程進学などの進路を決めるにあたって、自分は研究者になれるだろうか?研究者に向いているだろうか?と悩む人は多いと思います。 プロの研究者になるために絶対に必要な素養とは、何でしょうか?どういう人が研究者として生き残るのでしょうか? 進路を迷っている人向けに、参考になりそうなアドバイスをまとめました(ここで想定しているのは、数学や理論物理ではなく実験科学です)。 と、その前に。 今の日本では、研究に向いている人でも研究者として生き残れる人はごくわずかしかいないという現実を直視したほうがよいので、お勧めの関連記事をまず紹介しておきます。 若者は現状を見切り無謀な挑戦の回避を アカデミア研究者雇用状況の過酷な現実 任期が切れた助教はどこへ行くのか? 職を獲れる研究者になるための20のポイント アカデミックポジションの倍率 大学院やポスドク先の研究室の選び方 さて、それでは本題へ。 1.運がいいか? 成功した理由を聞かれたとき、「自分は運が良かった」と多くの人が言います。 松下幸之助氏は社員面接の最後に必ず「あなたは運がいいですか?」と質問したという。 そこで「運が悪いです」と答えた人は、どれだけ学歴や面接結果が良くても不採用にした  (運が良い人、悪い人~松下幸之助が問いかけた「運」の意味  10mtv.jp) 「運」というと、なんともとらえどころがないもののように思えますが、桜井章一 著『ツキの正体 運を引き寄せる技術』という本に、運に関する解説があり、なるほどと思ったので少し紹介します。 …