進化したアルファ碁(Alpha Go)が日中韓のトップ棋士らを相手に60戦60勝

2016年12月29日から31日にかけて韓国のインターネット囲碁サイト「Tygem(東洋囲碁)」にMagisterというIDの”棋士”が突如現れ、中国の柯潔九段や韓国ランキング1位の朴廷桓(パク・ジョンファン)九段ら世界トップ級棋士と対局し30戦全勝しました。その後、中国の囲碁サイト「野狐囲碁」にMasterというIDで出現し、トップ棋士らとさらに30戦を戦い、合わせて60戦60勝としました。 Masterという怪物が世界チャンピオンを始めとするトップ棋士達に40連勝!! 日本最強がMasterに挑む。頑張れ! 野狐で中継中 https://t.co/xti1rBcUEN — 野狐囲碁 (@webigojp) 2017年1月2日 中央日報日本語版や人民網日本語版が報じた、MagisterやMasterと対戦したとされる棋士 中国 柯潔(ケ・ジェ) 九段 3回対戦 「『アルファ碁』最新版が囲碁界を震撼させるほどの実力を見せてくれたことに感謝する!最初から正体を知っていた者としてはこのテスト戦で一局だけでもいいから人類が勝つことを切望した。入院してなかったら、一週間かけて用意した最終手段を繰り出すつもりだったのに」(人民網日本語版 2017年01月05日15:43) 韓国 朴廷桓(パク・ジョンファン)九段 5回対戦 日本 井山裕太 九段 韓国 安成浚(アン・ソンジュン)九段 「昨年3月のアルファ碁より今のアルファ碁が強くなっているのを感じる。プロ棋士より一つ上だという感じがした」(中央日報日本語版 2017年01月05日15時25分) 韓国 朴永訓(パク・ヨンフン)九段 韓国 金志錫(キム・ジソク)九段 「アルファ碁はとてつもなく強い。私では相手にならないようだ」(中央日報日本語版 2017年01月05日15時25分) 中国 柁嘉熹(トゥオ・ジャシ)九段  中国 時越 九段 中国 古力 九段 「以前から私たちが考えていた永遠に変わらない囲碁の定石と真理がマスターの出現で完全に破壊されるという変化が生じた。それでも美しい明日を迎えに行こう」(中央日報日本語版 2017年01月05日15時25分) 中国 范廷鈺 中国 常昊 中国 芈昱廷 中国 唐韋星 中国 江維傑 中国 周睿羊 韓国 元晟溱(ウォン・ソンジン) 韓国 姜東潤(カン・トンユン) 中国 陳耀燁 MagisterとMasterの正体は実は進化したアルファ碁(Alpha Go)だったことを、ハサビス氏がツイッターで明らかにしました。今後の公式戦に備えて、インターネット上でテストを行っていたそうです。 Excited to share an update on #AlphaGo! pic.twitter.com/IT5HGBmYDr — Demis Hassabis (@demishassabis) 2017年1月4日 棋士らの反応: 本因坊文裕(井山裕太九段):「強いの一言。中央のとらえ方で、人間との感覚の違いを感じた」 (世界トップ連破、実は「アルファ碁」の改良版 毎日新聞2017年1月5日) 大橋拓文六段 「人間では理解できない手が30手以内に出てくる。しかし、後にそれが良い場所になってくる不思議、マジックのようだった」 (プロ棋士はもはや囲碁AIに勝てない 進化型アルファ碁「Master」の衝撃 J-CASTニュース1月6日(金)17時20分) […]

ディープラーニング(Deep Learning 深層学習)とは?人工知能研究における革命的な技術

〔サイエンスZERO〕人工知能の大革命!ディープラーニング〔Science Zero〕 【SoftBank World 2016】 人工知能は人間を超えるか 松尾 豊 氏   Demis Hassabis: Artificial Intelligence and the Future 参考 韓国人プロ棋士イ・セドル(Lee Sedol)九段と人工知能「アルファ碁」(AlphaGo )との戦い:グーグルディープマインドチャレンジマッチ2016年3月9日ー15日 Silver et al., Mastering the game of Go with deep neural networks and tree search. Nature 529,484–489(28 January 2016)   Deep Learning for Computer Vision (Andrej Karpathy, OpenAI) Foundations and Challenges of Deep Learning […]

東ロボくん、東大合格をあきらめる

報道によれば、2022年春までに東京大学に合格することを目指してきた人工知能「東ロボ」君が、東大合格を諦めたことがわかりました。 報道 人工知能「東ロボくん」 東大を断念(NHK NEWS WEB 11月8日 18時09分):”これまで順調に成績を伸ばしてきた東ロボくんですが、教科書などの情報と検索技術によって正解にたどりつく世界史などは得意な一方、文章の意味を理解して、問題文を読み解く「読解力」がなかなか向上しませんでした。このため国語や英語などの科目では、今後の成績向上に限界があり東大合格の水準にあたる偏差値70以上にまで成績を上げることは現在の技術では難しいと判断したということで、ことしで東大合格は諦め、“進路変更”を決めました。” 人工知能「東ロボくん」が東大合格を断念(産経ニュース2016.11.8 22:02更新):”国立情報学研究所の新井紀子教授は「東ロボくんは高校生の8割より良い成績になったが、読解力に問題があり(東大合格に必要とされる)上位1%以上にはなれない。今後は記述式試験を解くための研究などに集中したい」としている。” 関連記事 「ロボットは東大に入れるか」の東ロボくんが模擬試験を受験~人間がロボットに追い抜かれる日 November 16, 2015 ロボットは東大に入れるか。Todai Robot Projectの社会的影響 November 27, 2013 東ロボくん、センター試験代ゼミ模試、代ゼミ東大模試で「なりふり構わぬ行為」November 25, 2013  現在偏差値45の「東ロボ君」が東大に合格できる日は来るのか? November 23, 2013 参考 ロボットは東大に入れるか。Todai Robot Project ”「ロボットは東大に入れるか」は、2011年より大学共同利用機関 情報・システム研究機構 国立情報学研究所のグランドチャレンジプロジェクトとして始まりました。その予算は、国立情報学研究所の研究資金によって運営されています。” 参考(予備校) 「第一志望は、ゆずれない。」駿台予備学校 「志望校が母校になる。」代々木ゼミナール 「自分のトップ校へ行こう。」栄光ゼミナール 「自分の可能性と勝負する。」河合塾 「何を学ぶか。誰に学ぶか。」東進ハイスクール 「本気になれば、世界だって変えられる。」早稲田アカデミー 「なんで、私が東大に!?」四谷学院 「現役合格を保証します。」城南予備校 「応募資格 東京大学進学を志望する生徒」N塾 東大合格シェアハウス 東京大学合格に絶対必要なこと「志望校はゆずらない。東京大学に合格を目指す人は、まず第一に志望校を東京大学に決めなければなりません。」東京大学受験専門 家庭教師センター 「勉強ができる、できないはひとえに文章を読む力と、理解力にかかっていると言っても過言ではありません。」予備校 みすず学苑

第2期叡王戦 羽生九段が稲葉八段を下し、準決勝進出

2016年10月21日に第2期叡王戦本戦トーナメントの羽生三冠vs稲葉八段の対局が行われ、羽生 善治 九段(先手)が稲葉 陽 八段を破り準決勝進出を決めました。 羽生 善治 九段(先手) 対 稲葉 陽 八段(後手) の棋譜 113☗3 六金打まで先手の勝ち(下の写真をクリックすると、叡王戦のウェブサイトに移動し、棋譜の再生やダウンロードができます) 第2期叡王戦の優勝者は、第4回将棋電王トーナメントの優勝ソフトと戦うことになります。羽生善治九段と人工知能との対局を見たいという人は多く、夢の対局へ一歩近づきました。 参考 第2期叡王戦本戦トーナメント 2016年10月21日 羽生三冠vs稲葉八段の対局 棋譜 【将棋】第二期叡王戦 羽生九段 vs 稲葉八段 終盤ハイライト(将棋総合チャンネル) 藤井銀河が初手から解説!!『羽生善治九段 vs 稲葉陽八段』 報道 羽生、叡王戦4強入り ソフトとの対戦者決める棋戦(スポニチ Sponichi Annex 2016年10月21日 21:56):”将棋のプロ棋士とコンピューターソフトが戦う第2期電王戦(来春開催)への出場者を決める第2期叡王戦本戦準々決勝は21日、東京都渋谷区の将棋会館で指され、羽生善治3冠(46)が稲葉陽八段(28)を破り、ベスト4に進出した。” ネットの反応(http://i2chmeijin.blog.fc2.com/blog-entry-4647.html より一部を紹介) 2016/10/22 (土) 13:35:33 藤井がポナンザの59角見てこんな手は人間には読めない、ソフト使わないと無理からの感想戦で羽生が59角までしっかり読んでて羽生ソフト指し疑惑がヤバイ 当然調査チームを立ちあげて調査するんだよな 2016/10/21 (金) 21:46:33 羽生さん脳内にアヒル将棋ソフト埋め込み疑惑 2016/10/21 (金) 21:53:12 脳内にハブンザを搭載してるなんてズルすぎるぞ! 2016/10/21 (金) 22:08:10 羽生九段のアンテナ立ってる時の勝率と  指が震えた時からの勝率が異常過ぎて怪しい。 アンテナと指の震えは明らかに不自然な行為。  チダショー分析はよ 2016/10/21 (金) 21:52:22 羽生さんは将棋星人から電波を受信する不正をしていると思うんだ  終盤になるとたまに公然とアンテナを立てたりしてるし 2016/10/21 (金) 22:15:34 あっ!!羽生先生の寝癖は将棋星との交信の為のアンテナだったんですね […]

対局中にコンピュータ将棋ソフトを使用した疑惑で将棋連盟から処分を受けた三浦弘行九段が無実を訴える声明を発表

追記 2017年1月31日 羽生善治氏の奥様、羽生理恵さんがツイッターでこれまで誤解を解くための説明をしていたので、紹介します。私も、羽生善治氏が三浦九段の将棋ソフト疑惑に関して「グレー」と言ったのは、疑わしいという意味の、つまり黒を匂わせる意味でのグレーという言葉だと週刊誌報道などから理解していました。しかし、羽生理恵さんのツイッターでの説明によれば、実は、まったく正反対でした。将棋連盟が「黒だよね」という振り方をしてきたのに対して、証拠無しに黒と断定することはできない、という意味で「グレー」という言葉を使ったようです。文脈を削って、意味が正反対になるようにした作為的な週刊誌報道を鵜呑みにしてしまったことを反省いたしました。 (13)先ず、秘密会合で主人が処分相談など真っ赤な嘘です。島理事から主人に電話があり、渡辺竜王からどうしても羽生にお話がある。谷川会長、佐藤名人、他にタイトルホルダーも同席だからどうしても来て欲しいと要請があり渋々出掛けた事。そこでは、説明を一方的に受けるに終始した事。 — うさぎ🐰あひる🐣羽生理恵 (@mau28310351) 2017年1月29日 (14)島理事からメールで、証言云々これならどうですか?の返信としての『その経緯が本当に事実でもグレー』発言。しかし、証拠もないのに処分は全く不当!として伝え、疑わしきは罰せずが鉄則ですと明言。疑わしきは〜と書くと法律解釈とかへ理屈が出ますが、要するに証拠無し処分はダメの意味。 — うさぎ🐰あひる🐣羽生理恵 (@mau28310351) 2017年1月29日 (15)その後、理事会での決定と渡辺竜王の週刊文春告発へと続くのです。許せないのはメール前後の文脈は省いた【グレー羽生善治】の所だけに焦点を当てたご都合切取り主義と、主人をあたかも三浦先生告発の一員と誤解を受ける様に名前を利用された事。文春の中吊りや新聞の見出し用に。 — うさぎ🐰あひる🐣羽生理恵 (@mau28310351) 2017年1月29日 当時、三浦九段は完全にクロという報道一色でしたが、結局、完全にシロという結論で落ち着いたようです。東洋経済にわかりやすい解説記事がありました。 *疑惑をかけられた三浦弘行九段と家族のスマートフォンやパソコンからは、不正の証拠は何一つ出てこなかった。 *対局料(挑戦が決まっていた竜王戦でタイトルを奪取すれば4320万円、奪取しなくても1590万円)をフイにした三浦九段 *「疑惑の発端となった『30分の離席』はそもそも存在しない」という驚愕のものだった。久保九段との対局では計2時間40分の離席があったが、重要な局面での離席は6分、3分、3分といずれも短かった。 *「一致率」について、第三者委員会は「同一ソフト・同一局面・同一棋譜でも指し手の一致率には約20%の違いがある」 *「三浦九段よりも一致率が高い棋士も存在するが何ら問題視されていない」 *「検証の対象とした4局で、対局相手やトップ棋士に聞き取り調査をしたが、三浦九段の指し手に不自然さはない」 (将棋界が直面する未曾有の危機とは何か? 将棋ソフトに右往左往、三浦九段は完全シロ 東洋経済 2017年01月04日 山田 雄一) 追記 2016年12月29日 日本将棋連盟の最終的な判断が出たので一部を転載します。 連盟が設置した第三者調査委員会が調査したところ、夕食休憩後に30分ほど離席したという指摘には根拠がなかったという。「三浦九段の指し手が、将棋ソフトの指し手と一致している」という指摘も、計測ごとにばらつく指標だったため、証拠価値はないとしている。さらに、三浦九段が提出したスマートフォン、PCなどを外部企業が解析しても、不正行為の痕跡は見当たらず、十分な証拠がないと判断したという。(三浦九段の将棋ソフト“不正使用疑惑”は「証拠なし」 ただし出場停止処分は「妥当」 ITmedia ニュース 2016年12月26日 19時47分 更新)   第三者委員会調査結果を受けて 日本将棋連盟 更新:2016年12月27日 18:55 12月26日(月)、日本将棋連盟は第三者調査委員会の調査結果に関する答申を受けました。 本日それを踏まえ、記者会見を東京・将棋会館で行いました。 以下に谷川浩司会長の会見要旨を記載いたします。 谷川浩司会長 会見要旨 昨日午前、第三者調査委員会より報告書を頂きました。 委員長の但木先生をはじめ、永井先生、奈良先生には、二ヶ月近くに及ぶ綿密な調査をして頂き、本当に有難うございました。 また、昨日午後に会見を開いていただきました事も重ねて御礼申し上げます。 今回の報告書では、三浦九段は不正を行っていないこと、常務会が出場停止処分を取ったのは妥当であること、この二つの結論を頂きました。 常務会の判断が妥当だったとは言え、結果的に三浦九段につらい思いをさせてしまいましたことは本当に申し訳なく思っております。 …  (http://www.shogi.or.jp/news/2016/12/post_1492.html?mi=cu_news)   ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 三浦九段の2回目の反論文書全文(毎日新聞 2016年10月21日 より) 対局中の将棋ソフト使用疑惑について(2) 一部マスコミにて事実と異なる内容が報道されているため、重要な点についてのみ誤りを指摘しておきたいと思います。 まず、平成28年10月10日、連盟理事からソフト使用疑惑があるという理由により、翌日に理事などが集まるので将棋会館に来るよう伝えられました。私は、「渡辺さん(明・竜王)はこれから戦う相手なので呼ばないでください」と伝えました。数日後に竜王戦が控えていたため、私が疑われ、身の潔白を証明する場に渡辺さんが同席していると、対局に差し障りがあると考えたからです。しかし、私の要望に反して翌日の会議の場に渡辺さんは出席していました。 次に、平成28年8月頃、三枚堂さん(達也・四段)と将棋の研究を行っていた際に、三枚堂さんがスマートフォンを用いて自宅のパソコンを操作しているのを目にしました。私は、そんなことができるのかと驚き「どうやっているの」と聞きました。彼は、私がパソコンに疎いことを知っていたため、詳しい説明はしませんでした。もちろん、私のスマートフォンに遠隔操作アプリをインストールしたことはありません。 また、対局中に控え室などでスマートフォンの操作をしたことなどはありません。 ちなみに、私はスマートフォンの提出を拒否した訳ではありません。そもそも、連盟はスマートフォンのみならずパソコンの提出すら望んでいませんでした。スマートフォンは、私が日常使用しますし、私の保有するパソコンを調べてもらえば、遠隔操作ソフトなどが導入されていないことは分かってもらえると思っていました。 もっとも、現段階に至っては、自らの潔白を証明するため、私のスマートフォンと4台のパソコンを信頼のおける調査会社等に提出し、過去にインストール及びアンインストールされたソフトの内容や、電源のオンオフの日時などの解析を行ってもらおうと考えています。調査会社等の選定については、連盟が協議に応じてくれるのであれば、連盟と共に選定したいと思います。また、私は上記スマートフォンとパソコンしか持っていませんが、家族などのスマートフォンやパソコンなども調査対象に加えて欲しいと連盟が望むのであれば、進んでそれらも調査対象に加えたいと思います。後から別のパソコンなどが怪しいと言われても困るからです。そのうえで、解析結果を私や連盟が入手する前に、調査会社等から直接世間に発表してもらおうと考えています。 本来これらの作業は、疑いをかけた連盟が実施すべきだと思います。なぜ、私が自らこのようなことを行わざるを得ないのかと思うと悲しくなります。私は単に今までどおり将棋を指したいだけなのです。 […]